JP2007218084A - 低層用柵構造体と接続用ブラケット並びに防音パネルの取り付け方法 - Google Patents

低層用柵構造体と接続用ブラケット並びに防音パネルの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】防音パネル併用の低層用柵構造体と、防護柵の支柱へ防音パネルを取り付けるのに好適な接続用ブラケット、及び既設の防護柵へ防音パネルを取り付ける方法を提供する。
【解決手段】道路に沿って複数の支柱1が間隔をあけて立てられ、支柱1の車輌通行側にビーム材2が取り付けられて成り、支柱1と支柱1の間に、防音パネル3が、支柱1に取り付けたブラケット11を介して接合し設置されている。ブラケット11は、平面視が円弧状部11bと、円弧状部11bの先端部を防音パネル3の配置と同じ方向へ外向きに屈曲した平坦部11cとから成る長い樋状に形成されて成り、円弧状部11bにボルト挿入部11aを備え、ボルト挿入部11aへ取り付けたボルト4にて支柱1とビーム材2及びブラケット11が接合され、ブラケット11の平坦部11cと防音パネル3とが接合されている。
【選択図】図6

Description

この発明は、ガードレール、ガードパイプ、ガードケーブルなど、道路に沿って設置される道路用(路側用)防護柵に防音パネルを取り付けて成る低層用(市街地用)の柵構造体の技術分野に属し、更に云えば、新設の防護柵はもとより、既設の防護柵についても同様に実施できる防音パネル併用の低層用柵構造体と、防護柵の支柱へ防音パネルを取り付けるのに好適な接続用ブラケット、及び既設の防護柵へ防音パネルを取り付ける方法に関する。
従来、道路用(路側用)防護柵は広く実施されているが、最近では環境の改善、保全の見地から、車輌防護柵機能に防音性能を併せ持つように、防護柵に防音パネルを併用することが要請されている。
そうした目的で開発されたものとして、従来、下記特許文献1に開示された「防音機能を有する防護柵」が公知である。この防護柵は、道路(路側)に沿い間隔をあけて立てられた支柱の上部の車輌通行側にガードレールのような車輌防護部材が水平方向に架設され、その下側であって防護部材と同じ車輌通行側の支柱間に防音パネルが取り付けられ、支柱の車輌通行側は防音パネルによって隠されていることが特徴である。車輌防護部材及び防音パネルはそれぞれ独立した手段によって支柱に取り付けられている。
特開平10−338913号公報
上述のように、車輌の防護柵機能と道路騒音の防音機能を合せ持つ低層用(市街地用)柵構造体は既に公知である。
しかし、従来公知の柵構造体は、車輌防護部材及び防音パネルがそれぞれ独立した手段によって支柱に取り付けられた構成であるから、支柱との取り合い構造が複雑で部品点数も多く、防音パネルの設置作業に時間とコストがかかる欠点が認められる。
また、車輌防護部材と防音パネルが同じ車輌通行側に設置されるため、支柱の地上高さが800mmでも、防音パネルの高さは500mm程度に制限され、その分防音効果が低い欠点がある。しかも、車輌防護部材と防音パネルが同じ車輌通行側に設置されているが故に、車輌の衝突時には防護部材と防音パネルの双方が等しく破損されることになり易い。にもかかわらず防音パネルの使用に際して必須と考えられている飛散防止策(飛散防止ワイヤーの使用)については何ら顧慮されていないことが問題である。
本発明の目的は、防音パネルの設置を、特別に工夫した簡単で軽便な構造の接続用ブラケットを使用することにより、新設時はもとよりのこと、既設の防護柵への併設も容易に行え、既製の防音パネルの使用も可能な、低層用柵構造体を提供することである。
本発明の次の目的は、車輌防護材の背後側(歩道側)であって道路に沿って並ぶ支柱と支柱の間の部分に防音パネルが設置され、したがって、防音パネルは支柱の地上高さと同じ高さに設置でき、防音効果に優れるほか、車輌防護材が相当程度破損した上でないと防音パネルへの事故波及がなく、よって保守に有利である、低層用柵構造体を提供することである。
本発明の目的は更に、防音パネルに必須の飛散防止ワイヤーの設置についても十分考慮した構成の低層用柵構造体を提供することである。
本発明の異なる目的は、上記した低層用柵構造体を構築するのに至便であり、使用も容易な接続用ブラケットを提供することである。
本発明の更なる目的は、既設の防護柵へ、上述した接続用ブラケットを使用して防音パネルを取り付ける方法を提供することである。
上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1記載の発明に係る低層用柵構造体は、
防護柵に防音パネルを取り付けて成る低層用柵構造体であって、
防護柵は、道路に沿って複数の支柱1が間隔をあけて立てられ、同支柱1の車輌通行側に車輌防護用のビーム材2が取り付けられて成り、前記支柱1と支柱1の間に、防音パネル3が、支柱1に取り付けたブラケット11を介して接合し設置されていること、
前記ビーム材2は、ビーム材取付け用継手部材5を介して支柱1に取り付けられ、該ビーム材取付け用継手部材5はボルト4により前記支柱1に取り付けられ、該ボルト4は、支柱1をビーム材2と直交方向に貫通されており、同ボルト4によりビーム材2とは反対側の支柱側面に前記ブラケット11が取り付けられ、同ブラケット11と防音パネル3とが接合されていること、
前記ブラケット11は、平面視が湾曲された円弧状部11bと、同円弧状部11bの端部を前記防音パネル3の配置と同じ方向へ外向きに屈曲した平坦部11cとから成る長い樋状に形成されて成り、円弧状部11bのほぼ中央部位にビーム材取付け用継手部材5のボルト4を通すボルト挿入部11aを備え、前記ボルト挿入部11aへ取り付けた前記ボルト4にて支柱1とビーム材2及びブラケット11が接合され、該ブラケット11の前記平坦部11cと防音パネル3とが接合されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る接続用ブラケットは、
請求項1に記載した低層用柵構造体に使用するブラケット11であって、
平面視が湾曲された円弧状部11bと、同円弧状部11bの先端部を外向きに屈曲した平坦部11cとから成る長い樋状に形成されて成り、円弧状部11bのほぼ中央部位にビーム材取付け用継手部材5のボルト4へ通すボルト挿入部11aを備え、前記平坦部11cに複数のボルト孔11dを備えていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載した接続用ブラケットにおいて、
ブラケット11のボルト挿入部11aは、ボルト4が通る口径の孔、若しくは前記孔の垂直上方にボルト軸部外径よりも少し広幅の切り欠き部を一連に形成した倒立鍵孔形状の孔が、1個又は複数個設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3に記載した接続用ブラケットにおいて、
ブラケット11の平坦部11cに、車輌衝突時の防音パネル3の散乱防止ワイヤー8を結合する孔11eを備えていることを特徴とする。
請求項5記載の発明に係る既設の防護柵に防音パネルを取り付ける方法は、
道路に沿って複数の支柱1が間隔をあけて立てられ、各支柱1の車輌通行側に車輌防護用のビーム材2が取り付けられて成る既設の防護柵に防音パネル3を取り付ける方法であって、各支柱1に、前記請求項2ないし4のいずれかに記載したブラケット11をビーム材取付け継手部材5のボルト4で取り付け、防音パネル3は前記ブラケット11を介して支柱1と接合し設置することを特徴とする。
請求項1に記載した発明に係る低層用柵構造体は、防音パネル3の設置を、特別に工夫した簡単で軽便な構造の接続用ブラケット11を使用することにより、新設時はもとよりのこと、既設の防護柵への設置も容易に行え、道路騒音の低減に寄与する。
また、車輌防護材の背後側(歩道側)であって道路に沿って並ぶ支柱1と支柱1の間の部分に防音パネル3を設置するので、防音パネル3は少なくとも支柱1の地上高さと同じ高さに設置でき、防音効果に優れる。しかも車輌防護材が相当程度破損した上でないと防音パネル3への事故波及がなく、保守に有利である。
請求項2および3記載の発明に係る接続用ブラケットによれば、上記した低層用柵構造体を構築するのに至便であり、使用も容易である。
請求項4の記載の発明に係る接続用ブラケットによれば、防音パネル3に必須の飛散防止ワイヤー8の設置についても十分考慮しており、二次災害の発生防止の効果が大きい。
請求項5記載の発明によれば、既設の防護柵へ、上述した接続用ブラケット11を使用して防音パネル3を取り付ける方法が提供される。
防護柵に防音パネルを取り付けて成る低層用柵構造体は、道路に沿って複数の支柱1が間隔をあけて立てられ、同支柱1の車輌通行側に車輌防護用のビーム材2が取り付け、前記支柱1と支柱1の間に、防音パネル3を、支柱1に取り付けたブラケット11を介して接合して設置した構成とする。
図1〜図3に示した低層用柵構造体は、道路に沿って例えば2m程度の間隔をあけて列状に立てられた複数の支柱1の上部の車輌通行側に、一例として車輌防護用の3本のビーム材2(又はビームパイプともいう)が上下方向に15cm程度の間隔をあけて水平方向に長く取付けられた防護柵において、前記ビーム材2の背後側(歩道側)であって前記隣接する支柱1、1の間の部位に1枚ずつの防音パネル3を、支柱1に取り付けた後述の接続用ブラケットを介して接合し設置した構成である。特に、前記防音パネル3は支柱1とほぼ同じ高さであり(図2)、また、支柱2の太さ(又は支柱1の車輌通行方向と直交する方向の幅、以下同じ)と略同じかそれよりも小さい厚さ寸法(図1)である。
図面には支柱1は丸パイプ支柱として示しているが、この限りではない。
上記ビーム材2を支柱1へ取付ける手段は既に種々公知である。図示例の場合は、各支柱1の車輌通行側へ当てがった略コ字形状のビーム材取付け用継手部材5(通例、ブラケットともいう)を、同支柱1の直径方向に貫通させた通しボルト4にて固定している(図3)。
具体的には、図6A、Bに詳示したように、前記ビーム材取付け用継手部材5で中間点を支持されたインナースリーブ7の両端部へそれぞれ対応するビーム材2の端部をはめ込み、ネジ止めする構造でそれぞれ強固に取付けられている。従って、同じ通しボルト4を使用する手法で支柱1へ取付けるガードレールやガードケーブル等も同様に本発明の車輌防護材として適用可能である。
上記のビーム材取付け用継手部材5により、ビーム材2は、支柱1の外面よりも更に数cm程度を車輌通行側へ突き出して取付けられている(図1、図3を参照)。したがって、図1で明らかなように、隣接する支柱1、1の間の部位は上下方向に広々と空いているから、ここには高さ制限を受けることなく、防音パネル3を設置可能である。
もっとも、図1〜図3に示した実施例の場合、防音パネル3の長手方向寸法は隣接する支柱1と1の間の間隔に略等しく、高さも支柱1の地上高さ(約80cm)とほぼ等しく、厚さは支柱1の外径と等しい大きさ(約100mm)で構成している。
防音パネル3の両端は、支柱1に取り付けた、以下に説明する接続用ブラケット11を介して支柱と接合し設置されている。
ちなみに防音パネル3の構造について概説すると、図4、図5に例示したとおり、車輌通行側面のみ吸音孔を有する多孔板3bで形成し、反対側面(歩道側面)は吸音孔の無い無孔板3aで形成した薄型の箱内に吸音材3cを充填した構成である。
防音パネル3の両側端(両側面)には、平面視が略コ字形状(溝型鋼状)のリブ9がその溝開口をパネル面と同方向の外向き(図1、図6参照)に配置して取り付けられている。前記リブ9の上下方向に、上述したブラケット11の使用に必要なボルト孔9bが必要数だけ水平方向に長い長孔として設けられている(図4を参照)。
各防音パネル3には車輌衝突時の散乱防止ワイヤー8が設置され、予想外の二次災害の発生を防ぐ対策がとられている。散乱防止ワイヤー8は、防音パネル3の上部を長手方向に貫通する配置で設置され、その両端は上記接続用ブラケット11に結合されるが、その詳細は後述する。
要するに、上記のように両側端に平面視がコ字形のリブ9がその開口をパネル面と同方向の外向きに配置された防音パネル3は、支柱1に取り付けたビーム材取付け用継手部材5のボルト4が支柱1をビーム材2と直交方向に貫通されており、同ボルト4においてビーム材2とは反対側(歩道側)の部位に上記の接続用ブラケットが取り付けられ、同ブラケットの端部と防音パネル3の前記リブ9とがボルト接合されている。
上記防音パネル3を防護柵の各支柱1へ取り付ける接続用ブラケット11の実施例を図6〜図8に示した。
この接続用ブラケット11は、防護柵の中間支柱1へ防音パネル3の側端を取り付けるためのものであり、平面視が支柱1を大きく取り囲む半円形状に湾曲された円弧状部11bと、同円弧状部11bの両端部を上記防音パネル3の側端に配置したリブ9のフランジ9aと同じ方向へ外向きに屈曲した平坦部11cとが、共に均等断面の長い樋状に形成された構成である。前記円弧状部11bのほぼ中央部位にビーム材取付け用継手部材5のボルト4へ通すためのボルト挿入部11aを備えている。このボルト挿入部11aは、図8に示すように、前記貫通ボルト4の頭を通すことが可能な口径の円孔の中央から垂直上方に、同ボルト4の軸部を通すことが可能な幅寸のスリットを倒立U字形状に一連に形成した倒立鍵孔形状、又は図7に示すように単純に貫通ボルト4の頭を通すことが可能な口径の円孔が1個又は複数個設けられている。また、前記平坦部11cには、防音パネル3のリブ9のフランジ9aとボルト接合するボルト孔11dが上下に2箇所設けられている。
この接続用ブラケット11は、図6A、Bに示すように、前記ボルト挿入部11aが、防護柵の支柱1を貫通したビーム材取付け用継手部材5のボルト4によりビーム材2とは反対側(歩道側)の部位へ支柱側面と接する状態に取り付けられる。そして、図6Bに示すように、前記平坦部11cと防音パネル3のリブ9におけるフランジ9aとがボルト15とナット16とで接合され、もって前記貫通ボルト4にて支柱1とビーム材2およびブラケット11とが接合された上に、該ブラケット11の前記平坦部11cと防音パネル3のリブ9とがボルト接合されている。
なお、上記接続用ブラケット11は、上記貫通ボルト4を締め付けるナット4aを一旦緩めて、ビーム材2とは反対側(歩道側)へボルト挿入部11aを挿入し、その後再び前記ナット4aを締め付けて強く固定する。
上記接続用ブラケット11には更に、防音パネル3の上部を長手方向に貫通する配置で設置された散乱防止ワイヤー8の端部を止める位置(図6A参照)に、同散乱防止ワイヤー8の端部を結合する円孔または鍵孔形状の孔11eを必要数備えている(図7又は図8を参照)。散乱防止ワイヤー8は、防音パネル3の上記取付け作業と前後して、その端部を各ブラケット11の前記孔11eへ通し、内側からナット17をネジ込んで止める手段などが実施される。
上述したように、各支柱1に、上記接続用ブラケット11をビーム材取付け継手部材5のボルト4で取り付けると、防音パネル3は、接続用ブラケット11を介して支柱1と接合し設置できるから、既設の防護柵にも防音パネル3を容易に取り付けることができる。
本発明に係る低層用柵構造体の一部を実施例として示した平面図である。 本発明に係る低層用柵構造体の一部を実施例として示した正面図である。 本発明に係る低層用柵構造体の側面図である。 防音パネルの実施例を示した正面図である。 防音パネルの拡大した断面図である。 Aは支柱と防音パネル及び散乱防止ワイヤーの取合い詳細を示す平面図、Bは図3のVI-VI線で切断してブラケットと支柱及び防音パネルの取合い詳細を示す断面図である。 倒立鍵孔形状のボルト挿入部を有する接続用ブラケットを示した斜視図である。 円孔形状のボルト挿入部を有する接続用ブラケットを示した斜視図である。
符号の説明
1 支柱
2 ビーム材(車輌防護材)
3 防音パネル
8 散乱防止ワイヤー
11 ブラケット
4 貫通ボルト
11a ボルト挿入部
9 リブ
9a フランジ

Claims (5)

  1. 防護柵に防音パネルを取り付けて成る低層用柵構造体であって、
    防護柵は、道路に沿って複数の支柱が間隔をあけて立てられ、同支柱の車輌通行側に車輌防護用のビーム材が取り付けられて成り、前記支柱と支柱の間に、防音パネルが、支柱に取り付けたブラケットを介して接合し設置されていること、
    前記ビーム材は、ビーム材取付け用継手部材を介して支柱に取り付けられ、該ビーム材取付け用継手部材はボルトにより前記支柱に取り付けられており、該ボルトは、支柱をビーム材と直交方向に貫通されており、同ボルトによりビーム材とは反対側の支柱側面に前記ブラケットが取り付けられ、同ブラケットと防音パネルとが接合されていること、
    前記ブラケットは、平面視が湾曲された円弧状部と、同円弧状部の先端部を前記防音パネルの配置と同じ方向へ外向きに屈曲した平坦部とから成る長い樋状に形成されて成り、円弧状部のほぼ中央部位にビーム材取付け用継手部材のボルトを通すボルト挿入部を備え、前記ボルト挿入部へ取り付けた前記ボルトにて支柱とビーム材及びブラケットが接合され、該ブラケットの前記平坦部と防音パネルとが接合されていることを特徴とする、低層用柵構造体。
  2. 請求項1に記載した低層用柵構造体に使用するブラケットであって、
    平面視が湾曲された円弧状部と、同円弧状部の先端部を外向きに屈曲した平坦部とから成る長い樋状に形成されて成り、円弧状部のほぼ中央部位にビーム材取付け用継手部材のボルトを通すボルト挿入部を備え、前記平坦部に複数のボルト孔を備えていることを特徴とする、接続用ブラケット。
  3. ブラケットのボルト挿入部は、ボルトが通る口径の孔、若しくは前記孔の垂直上方にボルト軸部外径よりも少し広幅の切り欠き部を一連に形成した倒立鍵孔形状の孔が、1個又は複数個設けられていることを特徴とする、請求項2に記載した接続用ブラケット。
  4. ブラケットの平坦部に、車輌衝突時の防音パネルの散乱防止ワイヤーを結合する孔を備えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載した接続用ブラケット。
  5. 道路に沿って複数の支柱が間隔をあけて立てられ、各支柱の車輌通行側に車輌防護用のビーム材が取り付けられて成る既設の防護柵に防音パネルを取り付ける方法であって、各支柱に、前記請求項2ないし4のいずれかに記載したブラケットをビーム材取付け用継手部材のボルトで取り付け、防音パネルは前記ブラケットを介して支柱と接合し設置することを特徴とする、既設の防護柵に防音パネルを取り付ける方法。
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