JP2007218026A - 柵および柵用パネル - Google Patents

柵および柵用パネル Download PDF

Info

Publication number
JP2007218026A
JP2007218026A JP2006042179A JP2006042179A JP2007218026A JP 2007218026 A JP2007218026 A JP 2007218026A JP 2006042179 A JP2006042179 A JP 2006042179A JP 2006042179 A JP2006042179 A JP 2006042179A JP 2007218026 A JP2007218026 A JP 2007218026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical lattice
fence
vertical
support member
support material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006042179A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuji Hashino
隆二 橋野
Hiroshi Yonemori
博史 米森
Ryuzo Fujiwara
龍三 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK
JFE Metal Products and Engineering Inc
Original Assignee
SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK
JFE Metal Products and Engineering Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK, JFE Metal Products and Engineering Inc filed Critical SANWA KINZOKU KOGYOSHO KK
Priority to JP2006042179A priority Critical patent/JP2007218026A/ja
Publication of JP2007218026A publication Critical patent/JP2007218026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構成によって製造コストを抑えると共に、傾斜地への設置を容易にし、さらに、組立後のガタを最少にする柵を提供する。
【解決手段】柵は、一対の支柱と、上下に配置される一対の胴縁10と、両端がそれぞれ胴縁10に連結される縦格子30と、胴縁10内に挿入されて縦格子30の端部を把持する支持材20と、を有する。胴縁10に縦格子30が挿入自在な挿入孔11が形成され、縦格子30の両端部に正面視で片側略V字状の凹部38と先端に面取り部35が形成され、支持材20が狭搾部と狭搾部につながって拡大する懐部26とを具備する正面視で略Ω(オメガ)状であって、挿入孔11を挿入した縦格子30の先端が懐部26に挿入すると共に、縦格子30の凹部が支持材20の狭搾部に把持される。
【選択図】図5

Description

本発明は柵および柵用パネル、特に、パイプ製の柵および柵用パネルに関する。
従来、車道と歩道との分離する柵(パイプフェンス)、道路の中央分離帯等に設置される柵(ガードフェンス)、公園などの境界柵や案内柵等は、上下に配置される一対の胴縁と、両端がそれぞれ前記胴縁に溶接される縦格子とから構成されていた。ところが、かかる溶接による接続では、柵を傾斜地に設置する際、傾斜の程度に応じて、それぞれの角度になるよう胴縁に縦格子を斜めに溶接する必要が生じ、製造管理および在庫管理が煩雑になるという問題があった。
このため、溶接に替えて、機械的に胴縁に縦格子を連結し、設置現場において両者の傾斜角度を調整自在にする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−360372(第3−4頁、図5)
しかしながら、特許文献1に開示された技術には以下の問題があった。すなわち、該技術は、縦格子の両端部に角パイプが溶接または両端部が角パイプ状に絞り加工され、該角パイプ部に貫通孔が形成されている。また、胴縁には角パイプが挿入可能な角穴が形成されている。そして、縦格子の角パイプ部が胴縁の角穴に挿入された状態で、胴縁内に係止棒を挿入し、該係止棒を前記貫通孔に挿通させることによって、縦格子と胴縁との連結するものである。
(あ)このため、角パイプの溶接または角パイプ状の絞り加工が高価であるため、コスト競争力が劣るという問題があった。
(い)また、長尺の係止棒が撓む(弾性変形する)ため、係止棒を前記貫通孔に挿通させる作業が困難であって、作業性が悪いという問題があった。
(う)さらに、前記作業性を改善するため、貫通孔を大きくすると、組立後のガタ(遊び)が大きくなるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡素な構成によって製造コストを抑えると共に、設置現場における施工を容易にし、さらに、組立後のガタを最少にする柵および柵用パネルを提供することを目的とする。
(1)本発明に係る柵は、上下に配置される一対の胴縁と、両端がそれぞれ前記胴縁に連結される縦格子と、前記胴縁内に挿入されて前記縦格子の端部を把持する支持材と、柱とを有するものであって、
前記胴縁に前記縦格子が挿入自在な挿入孔が形成され、
前記縦格子の両端部に凹部が形成され、
前記支持材の断面が、狭搾部と該狭搾部につながって拡大する懐部とを具備し、前記挿入孔を挿入した前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入すると共に、前記縦格子の凹部が前記支持材の狭搾部に把持されることを特徴とする柵。
(2)また、前記縦格子の先端の角部が面取られていることを特徴とする。
(3)また、前記縦格子が断面円形の管であって、前記凹部が断面略楕円状であることを特徴とする。
(4)また、前記支持材の断面が、前記懐部から狭搾部に向かって略ハ字状に狭まると共に、前記狭搾部から外部に向かって略ハ字状に広がる略Ω(オメガ)状であることを特徴とする。
(5)また、前記支持材がばね鋼板によって形成され、前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入される際、前記支持材の狭搾部が押し広げられることを特徴とする。
(6)さらに、本発明に係る柵用パネルは、上下に配置される一対の胴縁と、両端がそれぞれ前記胴縁に連結される縦格子と、前記胴縁内に挿入されて前記縦格子の端部を把持する支持材とを有するものであって、
前記胴縁に前記縦格子が挿入自在な挿入孔が形成され、
前記縦格子の両端部に凹部が形成され、
前記支持材の断面が、狭搾部と該狭搾部につながって拡大する懐部とを具備し、前記挿入孔を挿入した前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入すると共に、前記縦格子の凹部が前記支持材の狭搾部に把持されることを特徴とする。
本発明に係る柵は以上の構成であるから、以下の効果を奏する。
(i)本発明に係る柵体は、胴縁に縦格子が挿入自在な挿入孔が形成され、縦格子の両端部に凹部が形成され、支持材の断面が、狭搾部と該狭搾部につながって拡大する懐部とを具備し、挿入孔を挿入した縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入すると共に、該縦格子の凹部が前記支持材の狭搾部に把持されるから、部材構成が簡素であって、施工が容易である。
特に、挿入孔を丸孔にすれば、加工が迅速かつ安価になる。また、凹部が狭搾部に挟まれたまま縦格子が傾動するため、設置場所の傾斜に応じた角度に縦格子を倒すことができると共に、組立後のガタが最少に抑えられる。
(ii)また、縦格子の先端の角部が面取られているから、縦格子の先端が支持材の狭搾部をさらに容易に通過することができる。
(iii)また、断面円形の管からなる縦格子の一部を断面略楕円状に加工して凹部を形成しているから、加工が容易かつ安価である。
(iv)また、支持材の断面が、懐部から狭搾部に向かって略ハ字状に狭まると共に、前記狭搾部から外部に向かって略ハ字状に広がる略Ω(オメガ)状であるから、懐部への縦格子の挿入が容易である。また、挿入した縦格子の凹部が支持材の狭搾部に確実に把持されると共に、確実に把持された状態で、縦格子を傾動することができる。
(v)さらに、前記支持材がばね鋼板によって形成されているから、縦格子の先端が支持材の懐部に挿入される際に押し広げられた支持材の狭搾部は、該挿入後に再度弾性復元して縦格子の凹部を確実に把持する。また、縦格子を倒した状態であっても、長期間にわたって確実に把持を継続することができる。
(vi)さらに、本発明に係る柵用パネルは以上の構成であるから、部材構成が簡素であって、施工が容易である。特に、挿入孔を丸孔にすれば、加工が迅速かつ安価になる。また、凹部が狭搾部に挟まれたまま縦格子が傾動するため、設置場所の傾斜に応じた角度に縦格子を倒すことができると共に、組立後のガタが最少に抑えられる。
[実施形態1:柵]
(全体構成)
図1は本発明の実施形態1に係る柵を示す正面図である。図1において、柵1は、一対の胴縁10a、10bと、両端がそれぞれ胴縁10a、10bに連結された縦格子30a、30b・・・・と、胴縁10a内に挿入されて縦格子30a、30b、30c・・・・の一方の端部を把持する支持材20a、20b(破線にて示す)と、胴縁10b内に挿入されて縦格子30a、30b、30c・・・・の他方の端部を把持する支持材20c、20d(破線にて示す)と、地面2に立設された一対の支柱3a、3bとを有する。
なお、支柱3a、3bについて、胴縁10a、10bについて、支持材20a、20b、20c、20dについて、および縦格子30a、30b、30c・・・・について、それぞれに共通する内容を説明する際は、添え字「a、b・・・・」を省略して、それぞれ「胴縁10」、「支持材20」および「縦格子30」と称する。また、以下の各部材を説明する図は、全体構成を説明する図1に組み立てられた状態を基準にして、正面図、側面図および平面図を規定する。
柵1は「梯子」状であって、胴縁10の両端が地面2に立設された一対の柱3a、3bにそれぞれ取り付けられている。なお、図1において、縦格子30は胴縁10の軸方向にに対して直角に連結されているが、傾斜して連結することができるものである(すなわち、平行四辺形状になる。図示しない)また、胴縁10の一対の柱3a、3bへの取り付け要領は限定するものではない。なお、柱3a、3bのそれぞれに共通する内容を説明する際は、添え字「a、b」を省略して、それぞれ「柱3」と称する場合がある。また、地面2とは、文字通りの陸上の地面に限定するものではなく、海底や河床、あるいは道路、建建築物ないし機械等の構造物を含むものを指している。
(胴縁)
図2は本発明の実施形態1に係る柵における胴縁を示す、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。図2において、胴縁10は丸鋼管(断面円形)であって、上面(図2の(c)において12時の位置)に、縦格子30が挿入自在(正確には、縦格子30の凸部39が通過自在、これについては別途詳細に説明する)な挿入孔11が複数形成されている。
なお、挿入孔11は縦格子30(正確には、縦格子30の凸部39)が通過自在な形状である限り円形に限定するものではなく、楕円であっても、矩形(縦格子30が角鋼管等の断面矩形状の場合)であってもよい。また、柵1が傾斜地に設置される場合には、挿入孔11を軸方向に長い長孔や、丸孔であっても縦格子30の外径よりも大きな孔(いわゆるバカ孔)にしておけば、縦格子30を胴縁10の軸方向に対して容易に傾斜させることができる。
また、両端部の側面(図2の(c)において3時の位置および9時の位置)には通し孔12が形成されている。そして、柱3a、3bには柵1を取り付けるための取り付け用金具(図示しない)が設置され、取り付け用金具には取り付け用孔が形成されているから、該取り付け用孔と通し孔12とを同時に貫通する通しボルト(図示しない)によって、柱3a、3bに柵1(胴縁10に同じ)を取り付けることが可能になる。
また、通し孔12は胴縁10の軸方向に長い長孔になっているから、柱3aと柱3bとの施工がバラついても(間隔や平行度がズレても)、取り付けが容易になっている。
(縦格子)
図3は本発明の実施形態1に係る柵における縦格子を示す、(a)正面図、(b)は側面図、(c)は凹部を平面視の断面図、(d)は端部の拡大側面図である。
図3において、縦格子30は丸鋼管(断面円形)であって、両端面から所定の距離を扁平に加工し、さらに凹部38および凸部39が形成されている。
すなわち、凹部38は側面の一部(図3の(c)において3時の位置および9時の位置)を平面視で扁平に加工することにより形成されたものであるため、これに伴ってその直角方向(図3の(c)において12時の位置および6時の位置)には拡大した凸部39が形成されている。
凹部38の片側は側面視(図3の(d)参照)において、最奥部32(位置b1、b2)が所定の曲率半径に形成された略V字状(位置a1−b1−c1、位置a2−b2−c2)を呈している。すなわち、凹部38は、中央範囲の本体部37から最奥部に向かって略ハ字状に縮小する本体寄り縮小部31(位置a1−b1、位置a2−b2)と、最奥部32から先端に向かって略ハ字状に拡大する先端寄り拡大部33(位置b1−c1、位置b2−c2)と、から形成されている。
さらに、縦格子30の先端部は、先端寄り拡大部33に連なって扁平加工したことにより本体部37よりやや小さな寸法の先端平行部34(位置c1−d1、位置c2−d2)と、先端平行部34と先端面36との角に形成された面取り部35(位置d1−e1、位置d2−e2)と、を具備している。
なお、凹部38は後記する支持材20の狭搾部28(これについては、別途詳細に説明する)が係止自在な限り、その形状は図示するものに限定するものではない。さらに、凹部38の形成要領も限定するものではない。たとえば、スピニング加工等によって、円環状のくびれを形成してもよい(このとき、凸部39は形成されない)。
また、縦格子30の先端の対向する側面(図3の(c)において3時の位置および9時の位置)は面取り部35によってテーパ面が形成されていが、面取り部35は対向する側面に限定するものではなく、全円周に施してもよい。
なお、後記する柵の組立から明らかなように、支持材20に上縮小部21が設けられている場合には、縦格子30の面取り部35を省略することが可能である。
(支持材)
図4は本発明の実施形態1に係る柵における支持材を示す正面図である。図4において、支持材20は、ばね鋼の薄板(たとえば、厚さ0.6〜1.5mm)を曲げ加工したものであって、正面視において略Ω(オメガ)状の面対称形を呈している。図中、該面対称形は、最狭部22を形成する位置B1、B2と、最狭部22の上側で最狭部22に向かって略ハ字状に縮小する上縮小部21(位置A1−B1、位置A2−B2)と、最狭部22から下方に向かって略ハ字状に拡大する下拡大部23(位置B1−C1、位置B2−C2)と、下拡大部23に連なって略鉛直(略平行)な平行部24(位置C1−D1、位置C2−D2)と、平行部24に連なる円弧状の底面部25(位置D1−E、位置D2−E)と、を具備している。
すなわち、位置B1と位置B2との間隔が、位置C1と位置C2との間隔よりも狭くなっているため、上縮小部21と最狭部22と下拡大部23から形成すれる範囲を、便宜上「狭搾部28」と称す。なお、最狭部22は、上縮小部21から下拡大部23に面の傾きが変わる位置に相当し、所定の曲率半径(たとえば、半径3mm)を具備している。また、支持材20は、上側の胴縁10a内に設置される場合には、上縮小部21は上方向に向かって縮小することになる。
そして、下拡大部23と平行部24と底面部25とによって囲まれた範囲を「懐部26」と称している。
(柵の組立)
図5は本発明の実施形態1に係る柵の組立要領を工程を追って説明する部分正面図である。なお、上側の胴縁10aへの組立と下側の胴縁10bへの組立とは、上下を反転すれば同一であるため、添え字「a、b」を省略して下側の胴縁10bについて説明する。
図5の(a)において、胴縁10の内部に支持材20が配置されている。すなわち、支持材20の底面部25は胴縁10の内面に当接し、その上縮小部21は胴縁10の挿入孔11に向かって拡大している。そして、縦格子30は胴縁10の挿入孔11に挿入し、その面取り部35の先端(下端、位置e1、e2)が支持材20の上縮小部21に当接している。
このとき、支持材20の上縮小部21と縦格子30の面取り部35とは、何れも下に向かって間隔が狭くなるように傾斜しているから、押し下げ方向の摩擦抵抗は小さくなり、縦格子30は比較的小さな力でもって最狭部22を押し広げながら容易に押し下げられる。そして、縦格子30をさらに押し下げれば、今度は、縦格子35が最狭部22に摺動して最狭部22を押し広げることになる。
図5の(b)において、縦格子30はさらに挿入し、その先端平行部34が最狭部22を最大幅に押し広げている。
図5の(c)において、縦格子30はさらに挿入し、今度は、その先端平行部34と先端寄り拡大部33との交差位置(位置c1、c2)が支持材20の下拡大部23に摺動している。このとき、支持材20は弾性復元(スプリングバック)によって最狭部22の間隔を狭めようとするため、縦格子30には下方向の力、すなわち、懐部26に引き込む力が作用する。
図5の(d)において、縦格子30の凹部38が支持材20の狭搾部28に把持されている。すなわち、縦格子30の本体寄り縮小部31の軸方向に対する角度(傾き)と支持材20の上縮小部21の対称面に対する角度(傾き)とが略同じであって、縦格子30の最奥部32の曲率半径と支持材20の最狭部22の曲率半径とが略同じであって、さらに、縦格子30の先端寄り拡大部33の軸方向に対する角度(傾き)と支持材20の下拡大部23の対称面に対する角度(傾き)とが略同じであるから、支持材20の狭搾部28は略前面において縦格子30の凹部38に当接している。
よって、支持材20は縦格子30によって確実に把持されているため、胴縁10から抜け出すことがない、また、当該把持部には間隙(ガタ)がないため、縦格子30がガタつくことがない。
また、支持材20の最狭部22の間隔を縦格子30が挿入する前の間隔よりも大きくなるようにしておけば、支持材20は縦格子30によって常に一定の力で把持されることになるから、抜け出しやガタが一層確実に防止される。
そして、胴縁10の両端部が、それぞれ支柱3に設置されることにより、柵1が完成する。
なお、以上は、縦格子30が胴縁10に直角に設置される場合を示しているが、図5の(d)の工程の後で、縦格子30を胴縁10の軸心に対して軸心を含む面内で傾斜させることができる(図示しない)。すなわち、支持材20の狭搾部28は、縦格子30を傾斜させる角度に応じて押し拡げられるものの、縦格子30の凹部38が狭搾部28から外れることがないから、所望の角度に傾斜することができる。
なお、以上は胴縁10や縦格子が丸鋼管によって形成された場合を示しているが本発明はこれに限定するものではなく、ステンレス管、アルミニウム管、その他金属(合金を含む)管、または樹脂管であっても、あるいは、断面角形状や断面異形状であってもよい。また、胴縁10aと胴縁10bとが同一形状である場合を示しているが本発明はこれに限定するものではなく、胴縁10aと胴縁10bとが異なった形状(外径、断面形状)であってもよい。
さらに、縦格子30を複数の部材(たとえば、異なった断面形状)を接合して形成し、一方の端部に形成される凹部と、他方の端部に形成される凹部の形状を相違するものにしてもよい。このとき、上側の胴縁10a内に配置される支持材20の形状と下側の胴縁10b内に配置される支持材20の形状とは、それぞれが把持する凹部の形状に応じて設計されるものである。
[実施形態2:柵用パネル]
(全体構成)
本発明の実施形態2に係る柵用パネルは、実施形態1に係る柵1から支柱3を除いたものに同じであるため、図示および各構成部材の説明を省略する。
すなわち、かかる柵用パネルは、これが設置される支柱を限定するものではないため、たとえば、古い柵用パネルを更新する際の「新しい柵用パネル」として既設の支柱に設置されたり、建築物の外壁等の構造物に設置されたりすることも可能である。
本発明は以上の構成であるから、任意の傾きの傾斜地に設置することが可能であると共に、設置現場における施工が容易で、簡素な構成であるため製造コストが安価で、さらに、組立後のガタが最少に抑えられるから、平坦地や傾斜地に設置される柵および柵用パネルとして広く利用することができる。
本発明の実施形態1に係る柵を示す正面図。 図1示す柵における胴縁を示す、平面図、正面図、側面図。 図1に示す柵における縦格子を示す、正面図、側面図、平面視の断面図。 図1に示す柵における支持材を示す側面図。 図1に示す柵の組立要領を工程を追って説明する部分側面図。
符号の説明
1 柵
2 地面
3 柱
10 胴縁
11 挿入孔
12 孔
20 支持材
21 上縮小部
22 最狭部
23 下拡大部
24 平行部
25 底面部
26 懐部
28 狭搾部
30 縦格子
31 本体寄り縮小部
32 最奥部
33 先端寄り拡大部
34 先端平行部
35 面取り部
36 先端面
37 本体部
38 凹部
39 凸部

Claims (6)

  1. 上下に配置される一対の胴縁と、両端がそれぞれ前記胴縁に連結される縦格子と、前記胴縁内に挿入されて前記縦格子の端部を把持する支持材と、柱とを有する柵であって、
    前記胴縁に前記縦格子が挿入自在な挿入孔が形成され、
    前記縦格子の両端部に凹部が形成され、
    前記支持材の断面が、狭搾部と該狭搾部につながって拡大する懐部とを具備し、前記挿入孔を挿入した前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入すると共に、前記縦格子の凹部が前記支持材の狭搾部に把持されることを特徴とする柵。
  2. 前記縦格子の先端の角部が面取られていることを特徴とする請求項1記載の柵。
  3. 前記縦格子が断面円形の管であって、前記凹部が断面略楕円状であることを特徴とする請求項1または2記載の柵。
  4. 前記支持材の断面が、前記懐部から狭搾部に向かって略ハ字状に狭まると共に、前記狭搾部から外部に向かって略ハ字状に広がる略Ω(オメガ)状であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の柵。
  5. 前記支持材がばね鋼板によって形成され、前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入される際、前記支持材の狭搾部が押し広げられることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の柵。
  6. 上下に配置される一対の胴縁と、両端がそれぞれ前記胴縁に連結される縦格子と、前記胴縁内に挿入されて前記縦格子の端部を把持する支持材とを有する柵用パネルであって、
    前記胴縁に前記縦格子が挿入自在な挿入孔が形成され、
    前記縦格子の両端部に凹部が形成され、
    前記支持材の断面が、狭搾部と該狭搾部につながって拡大する懐部とを具備し、前記挿入孔を挿入した前記縦格子の先端が前記支持材の懐部に挿入すると共に、前記縦格子の凹部が前記支持材の狭搾部に把持されることを特徴とする柵用パネル。
JP2006042179A 2006-02-20 2006-02-20 柵および柵用パネル Pending JP2007218026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042179A JP2007218026A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 柵および柵用パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006042179A JP2007218026A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 柵および柵用パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007218026A true JP2007218026A (ja) 2007-08-30

Family

ID=38495599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006042179A Pending JP2007218026A (ja) 2006-02-20 2006-02-20 柵および柵用パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007218026A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224520A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Jfe Metal Products & Engineering Inc 柵および柵用パネル

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52137130A (en) * 1976-05-11 1977-11-16 Rikou Kougiyou Kk Method of fixing member
JPS5612635U (ja) * 1979-07-11 1981-02-03
JPS61168258U (ja) * 1985-04-06 1986-10-18
JP2004084379A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Shinko Kenzai Ltd パイプフェンス
JP2004360372A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Shinko Kenzai Ltd パイプフェンス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52137130A (en) * 1976-05-11 1977-11-16 Rikou Kougiyou Kk Method of fixing member
JPS5612635U (ja) * 1979-07-11 1981-02-03
JPS61168258U (ja) * 1985-04-06 1986-10-18
JP2004084379A (ja) * 2002-08-28 2004-03-18 Shinko Kenzai Ltd パイプフェンス
JP2004360372A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Shinko Kenzai Ltd パイプフェンス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224520A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Jfe Metal Products & Engineering Inc 柵および柵用パネル
JP4647516B2 (ja) * 2006-02-21 2011-03-09 Jfe建材株式会社 柵および柵用パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007218026A (ja) 柵および柵用パネル
JP4647516B2 (ja) 柵および柵用パネル
KR20050039798A (ko) 흙막이 벽의 설치구조
JP4939892B2 (ja) フェンス用継手
JP5953871B2 (ja) 柱梁接合構造
JP4340244B2 (ja) 鋼管柱の下部構造
JP2004257111A (ja) ユニットハウス構造
JP2006063742A (ja) 支柱補強構造
JP4080419B2 (ja) 柱梁接合部における接合金具の取付構造
JP2564772B2 (ja) ガードレール用張り出しブラケット
JP4767617B2 (ja) 構造物の接合構造
JP4183239B2 (ja) 柵の継手構造
JP2007247379A (ja) 傾斜地対応フェンス
JP2001020564A (ja) 防護柵
JP2006045842A (ja) 手摺用支柱構造
KR20150012686A (ko) 시추선용 가로지지부재의 설치구조
JP2016044440A (ja) 防護柵用横ビーム取付金具
JP2005248421A (ja) 支柱支持具
JPH10176443A (ja) メッシュフェンス
JP2008095340A (ja) フェンス用支柱およびこの支柱用傾斜胴縁固定金具
JP6339457B2 (ja) 柱脚用アンカー装置
JP2014180195A (ja) 骨組構造体
KR20190109913A (ko) 관체의 교차부위 고정장치
JP2005105663A (ja) 支保工支持用具及び支保工組立方法
JP2003213966A (ja) 脚柱構造体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101116