JP2007217773A - ユニット水処理方法およびユニット水処理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ボイラユニットの停止操作条件に対応して適切な薬品濃度管理を実現することができるユニット水処理方法およびユニット水処理システムを提供する。
【解決手段】 ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプ91の駆動量との関係を格納した薬品濃度データベース201と、ボイラユニットの停止操作条件を入力する停止操作条件入力手段202と、薬品濃度データベース201を参照し、停止操作条件入力手段202により入力された停止操作条件に応じて、薬品注入ポンプ91の駆動量を制御する薬品注入ポンプ駆動制御手段203とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプ91の駆動量との関係を格納した薬品濃度データベース201と、ボイラユニットの停止操作条件を入力する停止操作条件入力手段202と、薬品濃度データベース201を参照し、停止操作条件入力手段202により入力された停止操作条件に応じて、薬品注入ポンプ91の駆動量を制御する薬品注入ポンプ駆動制御手段203とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入するヒドラジンやアンモニア等の薬品濃度を管理するユニット水処理方法およびユニット水処理システムに関するものである。
従来より、ボイラユニットを停止している間は、給水系統における溶存酸素を除去して腐食を防止するため、給水系統中にヒドラジンやアンモニア等の薬品を注入したり、窒素封入を行ったりしている。薬品注入を行う際には、ボイラの停止操作条件に応じて適切な薬品濃度とする必要がある。すなわち、薬品濃度が低すぎた場合には、溶存酸素を除去することができずに給水系統の腐食を招くおそれがあり、反対に薬品濃度が高すぎた場合には、ボイラユニットの再起動に時間を要するとともに排水処理費用が嵩む等の問題がある。
そこで、ボイラユニットの停止期間中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1(特開平8−105605号公報)「給水中の電気伝導度を利用したボイラーの連動薬注システム」に、給水に薬注を行っているボイラにおいて、給水の水質変動に追随して常に最適な薬注を行うための技術が開示されている。
この特許文献1に記載されている「給水中の電気伝導度を利用したボイラーの連動薬注システム」は、給水系統の途中に給水の電気伝導度を検出するための電気伝導度計を設け、検出された電気伝導度を薬注装置の駆動を制御するための薬注制御装置に入力し、この薬注制御装置に予め入力されている計算式に基づいて薬注率を計算し、算出した薬注率となるように薬注制御を行うようにしたものである。
ところで、ボイラユニットの停止操作中における給水系統の薬品注入では、ボイラユニットの起動時間を短縮するとともに、給水系統の腐食を確実に防止するために、ボイラユニットの停止操作条件に応じて適切な薬品濃度となるような制御を行う必要がある。このため、従来は、熟練した作業者がその経験に基づいて薬品注入ポンプの駆動を制御することにより、適切な薬品濃度を維持するように努めていた。
この点に関して、上述した特許文献1に記載されている「給水中の電気伝導度を利用したボイラーの連動薬注システム」では、ボイラユニットの停止操作条件と給水系統における薬品濃度との関係を考慮しておらず、ボイラユニットの停止操作条件に応じて適切な薬品注入を行うことができるとは言い難かった。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、ボイラユニットの停止操作条件に対応して適切な薬品濃度管理を実現することができるユニット水処理方法およびユニット水処理システムを提供することを目的とする。
本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
すなわち、本発明のユニット水処理方法は、ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理するユニット水処理方法であって、前記ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を取得して保存するステップと、前記ボイラユニットの停止操作条件に対応して、保存されている前記薬品注入ポンプの駆動量となるように前記薬品注入ポンプを駆動制御するステップと、を含むことを特徴とするものである。
すなわち、本発明のユニット水処理方法は、ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理するユニット水処理方法であって、前記ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を取得して保存するステップと、前記ボイラユニットの停止操作条件に対応して、保存されている前記薬品注入ポンプの駆動量となるように前記薬品注入ポンプを駆動制御するステップと、を含むことを特徴とするものである。
さらに、前記薬品注入ポンプの駆動中に、前記給水系統中の薬品濃度を検出するステップと、検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度であるか否かを判定するステップと、検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではない場合に、適切な薬品濃度となるように前記薬品注入ポンプを駆動制御するステップと、を含むことが好ましい。
また、前記薬品注入ポンプは、ヒドラジン注入ポンプまたはアンモニア注入ポンプの少なくとも1つとすることが可能である。また、前記薬品注入ポンプの駆動制御は、前記薬品注入ポンプのストローク量または回転数を制御して実現することが可能である。
本発明のユニット水処理システムは、ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理するユニット水処理システムであって、前記ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を格納した薬品濃度データベースと、前記ボイラユニットの停止操作条件を入力する停止操作条件入力手段と、前記薬品濃度データベースを参照し、前記停止操作条件入力手段により入力された停止操作条件に応じて、前記薬品注入ポンプの駆動量を制御する薬品注入ポンプ駆動制御手段と、を備えたことを特徴とするものである。
さらに、前記給水系統中の薬品濃度を検出する薬品濃度検出手段と、前記薬品濃度検出手段により検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度であるか否かを判定する薬品濃度判定手段と、前記薬品濃度判定手段により薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではないと判定された場合に、前記薬品注入ポンプ駆動制御手段に対して修正指示を行う修正指示手段と、を備えることが好ましい。
また、前記薬品注入ポンプは、ヒドラジン注入ポンプまたはアンモニア注入ポンプの少なくとも1つとすることが可能である。また、前記薬品注入ポンプ駆動制御手段は、前記薬品注入ポンプのストローク量または回転数を制御することにより、薬品濃度の調整を行うことが可能である。
なお、本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムにおいて、ボイラユニットとは、ボイラおよびその付属機器のことをいう。
本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムによれば、ボイラユニットの停止操作条件に応じて適切な薬品濃度となるように、薬品注入ポンプの駆動制御を行うことができるので、給水系統の腐食を確実に防止するとともに、ボイラユニットの起動時間を短縮することが可能となる。
また、給水系統に注入された薬品の濃度を監視し、最適な薬品濃度となるように薬品注入ポンプの駆動制御を行うことにより、さらに一層、適切な薬品濃度管理を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムの実施形態を説明する。
本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムは、予め、ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を取得しておき、ボイラユニットの停止操作条件に対応して薬品注入ポンプを駆動制御することにより、給水系統に注入される薬品濃度を常に最適なものとしている。また、薬品注入ポンプの駆動中に、給水系統中の薬品濃度を検出して、薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではないと判定した場合に、適切な薬品濃度となるように薬品注入ポンプを駆動制御することにより、給水系統に注入される薬品濃度管理をより一層確実なものとしている。
本発明のユニット水処理方法およびユニット水処理システムは、予め、ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を取得しておき、ボイラユニットの停止操作条件に対応して薬品注入ポンプを駆動制御することにより、給水系統に注入される薬品濃度を常に最適なものとしている。また、薬品注入ポンプの駆動中に、給水系統中の薬品濃度を検出して、薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではないと判定した場合に、適切な薬品濃度となるように薬品注入ポンプを駆動制御することにより、給水系統に注入される薬品濃度管理をより一層確実なものとしている。
以下、本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを説明する。
図1〜図4は本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを示すもので、図1はユニット水処理システムの概略構成を示すブロック図、図2はボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度を示す説明図、図3はユニット水処理方法の手順を示すフローチャートである。また、図4は本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラントの概略構成図である。
図1〜図4は本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを示すもので、図1はユニット水処理システムの概略構成を示すブロック図、図2はボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度を示す説明図、図3はユニット水処理方法の手順を示すフローチャートである。また、図4は本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラントの概略構成図である。
<発電プラント>
まず、本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラントの概略構成について説明する。
図4に示すように、本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラント100は、ボイラ11内で燃料を燃焼させて水を加熱することにより蒸気を発生させ、発生した蒸気をタービン関係配管21,22,23,24,25を介してタービンケーシング内に送り、タービン(高圧タービン31、中圧タービン32、および低圧タービン33a,33b)を回転させることにより、1次発電機41および2次発電機42を駆動して発電を行うようになっている。
まず、本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラントの概略構成について説明する。
図4に示すように、本発明の実施例1に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを適用する発電プラント100は、ボイラ11内で燃料を燃焼させて水を加熱することにより蒸気を発生させ、発生した蒸気をタービン関係配管21,22,23,24,25を介してタービンケーシング内に送り、タービン(高圧タービン31、中圧タービン32、および低圧タービン33a,33b)を回転させることにより、1次発電機41および2次発電機42を駆動して発電を行うようになっている。
この発電プラント100は、ボイラ11内で燃料を燃焼させるための燃焼系統110と、水を加熱することにより蒸気を発生させ、発生した蒸気によりタービン31,32,33a,33bを回転させるための復水・蒸気系統120と、両系統110,120の設備に冷却水を供給する冷却系統(図示せず)とに大別することができる。
以下、各系統について詳細に説明する。
燃焼系統110は、図4に示すように、ボイラ11および排ガス処理設備51を備えている。
ボイラ11は、燃料を燃焼させるための火炉11aと、火炉11a内の下部に設けられた燃焼バーナ12とを備えている。燃焼バーナ12には、微粉炭機13から微粉炭が供給されるとともに、押込送風機14から燃焼空気が供給され、微粉炭と燃焼空気とが混合されて火炉11a内で燃焼するようになっている。
燃焼系統110は、図4に示すように、ボイラ11および排ガス処理設備51を備えている。
ボイラ11は、燃料を燃焼させるための火炉11aと、火炉11a内の下部に設けられた燃焼バーナ12とを備えている。燃焼バーナ12には、微粉炭機13から微粉炭が供給されるとともに、押込送風機14から燃焼空気が供給され、微粉炭と燃焼空気とが混合されて火炉11a内で燃焼するようになっている。
火炉11aには、復水器61から供給される水を加熱して蒸気を発生させるための火炉水壁(図示せず)、過熱器15および再熱器16などが配設されている。
また、火炉11aの下流側には、微粉炭の燃焼によって発生した排ガスを処理するための排ガス処理設備51が設けられている。この排ガス処理設備51は、排ガス中の窒素酸化物を除去するための脱硝装置51a、排ガス中のダストを除去するための集塵装置51b、排ガス中の硫黄酸化物を除去するための脱硫装置51c、および煙突51dからなる。脱硝装置51a、集塵装置51b、および脱硫装置51cを通過した排ガスは、煙突51dから大気中に放散される。
また、火炉11aの下流側には、微粉炭の燃焼によって発生した排ガスを処理するための排ガス処理設備51が設けられている。この排ガス処理設備51は、排ガス中の窒素酸化物を除去するための脱硝装置51a、排ガス中のダストを除去するための集塵装置51b、排ガス中の硫黄酸化物を除去するための脱硫装置51c、および煙突51dからなる。脱硝装置51a、集塵装置51b、および脱硫装置51cを通過した排ガスは、煙突51dから大気中に放散される。
なお、集塵装置51bと脱硫装置51cとの間には誘引通風機(図示せず)が配設されるとともに、脱硫装置51cと煙突51dとの間には脱硫通風機(図示せず)が配設されており、誘引通風機および脱硫通風機の作用により排ガスが吸引されて煙突51dへ至るようになっている。
次に、復水・蒸気系統120について説明する。
復水・蒸気系統120は、タービン31,32,33a,33bと、タービン31,32,33a,33bから排出された蒸気を凝縮して水に戻す復水器61と、復水器61から供給された水を加熱して蒸気とする火炉水壁(図示せず)、過熱器15および再熱器16などを備えている。過熱器15および再熱器16で発生した蒸気は、タービン関係配管21,22,23,24,25を介してタービン31,32,33a,33bへ供給される。このように、復水・蒸気系統120は循環系となっている。
復水・蒸気系統120は、タービン31,32,33a,33bと、タービン31,32,33a,33bから排出された蒸気を凝縮して水に戻す復水器61と、復水器61から供給された水を加熱して蒸気とする火炉水壁(図示せず)、過熱器15および再熱器16などを備えている。過熱器15および再熱器16で発生した蒸気は、タービン関係配管21,22,23,24,25を介してタービン31,32,33a,33bへ供給される。このように、復水・蒸気系統120は循環系となっている。
タービン31,32,33a,33bは、過熱器15で発生した蒸気により回転する高圧タービン31と、高圧タービン31から排出された蒸気を再熱器16で加熱して得られた再加熱蒸気により回転する中圧タービン32と、中圧タービン32から排出された蒸気により回転する低圧タービン33a,33bとからなる。上述したように、復水・蒸気系統120は循環系となっており、低圧タービン33a,33bを回転させた排出蒸気は復水器61に戻される。
低圧タービン33a,33bは一対設けられており、各低圧タービン33a,33bに対して、中圧タービン32から排出された蒸気が供給される。また、過熱器15と高圧タービン31のケーシングとを繋ぐタービン関係配管21、高圧タービン31のケーシングと再熱器16とを繋ぐタービン関係配管22、再熱器16と中圧タービン32のケーシングとを繋ぐタービン関係配管23、中圧タービン32のケーシングと低圧タービン33a,33bのケーシングとを繋ぐタービン関係配管24、および低圧タービン33a,33bのケーシングと復水器61とを繋ぐタービン関係配管25が連通接続されており、上述したように蒸気が循環するようになっている。
高圧タービン31と中圧タービン32とは互いに同軸となるように連結されている。高圧タービン31および中圧タービン32の回転は、高圧タービン31および中圧タービン32に同軸に連結された1次発電機41に伝達され、1次発電機41が駆動されて発電が行われる。また、2台の低圧タービン33a,33b同士も互いに同軸に連結されており、低圧タービン33a,33bの回転は、低圧タービン33a,33bに同軸に連結された2次発電機42に伝達され、2次発電機42が駆動されて発電が行われる。
高圧タービン31、中圧タービン32、および低圧タービン33a,33bは、それぞれ、スラスト軸受けやメタル軸受け等の軸受け(図示せず)によって支持されて、各タービンケーシング内に収容されている。そして、タービン関係配管21,22,23,24,25を介して各タービンケーシングに蒸気が供給されることにより、高圧タービン31、中圧タービン32、および低圧タービン33a,33bが回転するようになっている。
復水器61は、気密容器となっており、復水器61の上部には、低圧タービン33a,33bから排出される排出蒸気を取り込むための蒸気取込口62が設けられている。この蒸気取込口62にはタービン関係配管25が連通接続されている。また、復水器61の略中央には、排出蒸気を冷却凝縮して復水するための管巣63が設けられており、復水器61内の下部には、冷却凝縮された水を貯留するためのホットウエル64が設けられている。
管巣63は、複数の伝熱管から構成され、伝熱管内には海水循環ポンプ65によって汲み上げられた海水が循環して流され、排出された蒸気を冷却凝縮して水に戻すようになっている。また、冷却に供された海水は海中へ放流される。なお、この海水循環ポンプ65は、冷却系統(図示せず)の一部を構成している。
ホットウエル64には、管巣63において冷却凝縮された水が貯留される。このホットウエル64の底部は、送水管26を介して過熱器15に連通接続しており、送水管26に設けられた復水ポンプ81および給水ポンプ86を用いて、貯留された水を過熱器15へ供給するようになっている。また、復水ポンプ81の下流側には、復水脱塩器82、復水ブースタポンプ83、給水加熱器84、脱気器85、給水ポンプ86、高圧給水加熱器(図示せず)が設けられている。
また、復水器61は、その内部を真空脱気するための排気管71および真空ポンプ72を備えており、真空脱気を行うことにより、復水器61内の水の溶存酸素量を減少させるようになっている。すなわち、水中の溶存酸素量が多い場合には、ボイラ11等の腐食を促進するため、発電プラント100が稼働している間は、復水器61内を高度の真空状態に維持している。ただし、発電プラント100を停止している間は、復水器61内の真空状態が解除(真空破壊)される。この真空破壊は、復水器61の内外を連通する空気導入管73に設けられた真空破壊弁74を開くことにより実現される。
火炉水壁(図示せず)、過熱器15および再熱器16は、復水器61等から供給される水を蒸気にするための装置であり、ボイラ11の火炉11a内に配設されている。火炉水壁(図示せず)および過熱器15には復水器61から水が供給され、火炉11aの燃焼熱との間で熱交換が行われて蒸気となる。この蒸気は、タービン関係配管21を介して高圧タービン31に供給される。一方、再熱器16では、高圧タービン31からタービン関係配管22を介して排出された蒸気が再加熱され、発生した再加熱蒸気を、タービン関係配管23を介して中圧タービン32に供給する。
<ユニット水処理システム>
ボイラおよびその付属機器であるボイラユニットは、定期点検等により所定期間停止させることがある。この際、給水系統の内部に残存する酸素により給水系統の配管が腐食することを防止するため、給水系統にヒドラジンやアンモニア等の薬品を注入する必要がある。このため、復水ブースタポンプ83の入口に、ヒドラジン注入ポンプおよびアンモニア注入ポンプ等の薬品注入ポンプ91が連通接続されている(図4参照)。
ボイラおよびその付属機器であるボイラユニットは、定期点検等により所定期間停止させることがある。この際、給水系統の内部に残存する酸素により給水系統の配管が腐食することを防止するため、給水系統にヒドラジンやアンモニア等の薬品を注入する必要がある。このため、復水ブースタポンプ83の入口に、ヒドラジン注入ポンプおよびアンモニア注入ポンプ等の薬品注入ポンプ91が連通接続されている(図4参照)。
給水系統に注入する薬品の濃度は、ボイラユニットの停止操作条件に応じて適切な値となるよう調整しなければならない。実施例1のユニット水処理方法およびユニット水処理システム200は、このようなボイラユニットの停止操作条件に応じて給水系統に注入する薬品濃度が適切な値となるように制御するものである。
実施例1のユニット水処理システム200は、図1に示すように、薬品濃度データベース201、停止操作条件入力手段202、および薬品注入ポンプ駆動制御手段203を主な構成要素としている。
なお、実施例1のユニット水処理システムを構成する各手段は、コンピュータおよびその周辺機器からなり、コンピュータを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより、各手段としての機能を発揮するようになっている(実施例2において同様)。
なお、実施例1のユニット水処理システムを構成する各手段は、コンピュータおよびその周辺機器からなり、コンピュータを構成するCPU等がアプリケーションプログラムに従って動作することにより、各手段としての機能を発揮するようになっている(実施例2において同様)。
薬品濃度データベース201は、ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプ91の駆動量との関係を格納したデータベースである。
以下、図2を参照して、データベースに格納されるデータについて具体的に説明する。
ボイラユニットの停止操作条件と、適切な薬品濃度との関係は、図2に示すようになっている。実施例1のユニット水処理システム200では、図2に示す条件を満足するように、薬品注入ポンプ91の駆動量を制御する。なお、実施例1のユニット水処理装置で使用する薬品注入ポンプ91は、ヒドラジン注入ポンプおよびアンモニア注入ポンプであり、これらのポンプを用いてヒドラジンおよびアンモニアの注入を行っている。
ボイラユニットの停止操作条件と、適切な薬品濃度との関係は、図2に示すようになっている。実施例1のユニット水処理システム200では、図2に示す条件を満足するように、薬品注入ポンプ91の駆動量を制御する。なお、実施例1のユニット水処理装置で使用する薬品注入ポンプ91は、ヒドラジン注入ポンプおよびアンモニア注入ポンプであり、これらのポンプを用いてヒドラジンおよびアンモニアの注入を行っている。
具体的には、ボイラユニットの停止操作条件に応じて、ヒドラジン濃度が200ppb〜200ppmの範囲となるように、薬品注入ポンプ91の駆動制御が行われる。なお、実施例1のユニット水処理システム200では、ボイラユニットが停止している際の薬品注入濃度を、停止操作の進行とともに変化させている。
停止操作条件入力手段202は、ボイラユニットの停止操作条件を入力するための手段であり、コンピュータに接続されたキーボード等の入力手段により入力されたボイラユニットの停止操作条件を薬品注入ポンプ駆動制御手段203に受け渡す機能を有している。
この際、キーボード等の入力手段により、ボイラユニットの停止操作条件を直接入力することも可能であるが、予め設定されたテンプレートを液晶表示装置等の画面に表示し、このテンプレートを用いてボイラユニットの停止操作条件を入力するような構成とすることが好ましい。具体的には、例えば図2に示す水処理条件に対応して、ホットバンキング停止(3日以内)、3〜7日以内の停止、1週間以上の停止等の項目をテンプレート表示し、各項目に対応するチェック欄に、マウス等のポインティングデバイスを用いてチェック入力を行うことにより、ポンプユニットの停止操作条件の入力を行うことができる。
薬品注入ポンプ駆動制御手段203は、薬品濃度データベース201を参照し、停止操作条件入力手段202により入力された停止操作条件に応じて、薬品注入ポンプ91の駆動量を制御するための手段である。具体的には、例えば、ホットバンキング停止(3日以内)というボイラユニットの停止操作条件が入力されると、ヒドラジン濃度が200〜300ppbの範囲となるように、薬品注入ポンプ91のストローク量や回転数を制御して薬品注入を行う。
<ユニット水処理方法>
次に、図3を参照して、実施例1のユニット水処理システム200を用いて薬品濃度の制御を行う手順を説明する。
実施例1のユニット水処理システム200を用いて薬品濃度の制御を行うには、図3に示すように、制御の前提として、ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプ91の駆動量との関係を保存した薬品濃度データベース201を構築する(S1)。
次に、図3を参照して、実施例1のユニット水処理システム200を用いて薬品濃度の制御を行う手順を説明する。
実施例1のユニット水処理システム200を用いて薬品濃度の制御を行うには、図3に示すように、制御の前提として、ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプ91の駆動量との関係を保存した薬品濃度データベース201を構築する(S1)。
続いて、停止操作条件入力手段202により、ボイラユニットの停止操作条件が入力されると(S2)、薬品注入ポンプ駆動制御手段203により、薬品濃度データベース201を参照し、停止操作条件に応じて薬品注入ポンプ91の駆動量が制御され(S3)、適切な薬品濃度が実現される。
なお、一旦、薬品濃度データベース201を構築した後は、ボイラユニットの停止条件等が変更されない限り、再度、薬品濃度データベース201を構築し直す必要はなく、ボイラユニットの停止操作条件を入力すれば(S2)、薬品ポンプの駆動量が制御され(S3)、適切な薬品濃度を実現することができる。
実施例1のユニット水処理方法およびユニット水処理システム200によれば、ボイラユニットの停止操作条件に応じて適切な薬品濃度が確保され、給水系統の腐食を確実に防止するとともに、ボイラユニットの起動時間を短縮することができる。
<ユニット水処理システム>
図5および図6は、本発明の実施例2に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを示すもので、図5はユニット水処理システムの概略構成を示すブロック図、図6はユニット水処理方法の手順を示すフローチャートである。
図5および図6は、本発明の実施例2に係るユニット水処理方法およびユニット水処理システムを示すもので、図5はユニット水処理システムの概略構成を示すブロック図、図6はユニット水処理方法の手順を示すフローチャートである。
実施例2のユニット水処理システム210は、図5に示すように、上述した実施例1のユニット水処理システム200の構成要素に加えて、薬品濃度検出手段204、薬品濃度判定手段205、および修正指示手段206を備えている。
以下、実施例1と同様の機能を有する手段等には同一の符号を付して詳細な説明を省略し、実施例1と異なる構成要素についてのみ説明を行う。
薬品濃度検出手段204は、給水系統中の薬品濃度を検出するための手段であり、例えば測定方法としてポーラロ式酸化還元電極法を利用したヒドラジン計等により構成される。
薬品濃度検出手段204は、給水系統中の薬品濃度を検出するための手段であり、例えば測定方法としてポーラロ式酸化還元電極法を利用したヒドラジン計等により構成される。
薬品濃度判定手段205は、薬品濃度検出手段204により検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度であるか否かを判定するための手段である。この薬品濃度判定手段205は、検出された薬品濃度と、薬品濃度データベース201を参照して決定した薬品濃度とを比較することにより、薬品濃度が適切な濃度となっているか否かの判定を行う。
修正指示手段206は、薬品濃度判定手段205により薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではないと判定された場合に、薬品注入ポンプ駆動制御手段203に対して修正指示を行うための手段である。
修正指示を受けた薬品注入ポンプ駆動制御手段203は、修正指示に従って薬品注入ポンプ91の駆動を制御し、注入する薬品量を増加させたり、あるいは減少させたりする。
修正指示を受けた薬品注入ポンプ駆動制御手段203は、修正指示に従って薬品注入ポンプ91の駆動を制御し、注入する薬品量を増加させたり、あるいは減少させたりする。
<ユニット水処理方法>
次に、図6を参照して、実施例2のユニット水処理システム210を用いて薬品濃度の制御を行う手順を説明する。
実施例2のユニット水処理システム210を用いて薬品濃度の制御を行うには、図6に示すように、薬品濃度データベース201を構築し(S11)、ボイラユニットの停止操作条件が入力されると(S12)、停止操作条件に応じて薬品注入ポンプ91の駆動量が制御される(S13)。
次に、図6を参照して、実施例2のユニット水処理システム210を用いて薬品濃度の制御を行う手順を説明する。
実施例2のユニット水処理システム210を用いて薬品濃度の制御を行うには、図6に示すように、薬品濃度データベース201を構築し(S11)、ボイラユニットの停止操作条件が入力されると(S12)、停止操作条件に応じて薬品注入ポンプ91の駆動量が制御される(S13)。
続いて、薬品濃度検出手段204により、給水系統中の薬品濃度を検出し(S14)、薬品濃度判定手段205により、薬品濃度が適切な値であるか否かを判定する(S15)。ここで、薬品濃度が適切な値でない場合には、修正指示手段206により、適切な薬品濃度と検出した薬品濃度との差を修正濃度として,薬品注入ポンプ駆動制御手段203に対して修正指示(修正濃度)を送出する(S16)。
修正指示(修正濃度)を受けた薬品注入ポンプ駆動制御手段203は、修正指示に従って薬品注入ポンプ91の駆動を制御し、注入する薬品量を増加させたり、あるいは減少させたりすることにより、薬品濃度を適切な値に修正する(S13)。一方、薬品濃度が適切な値である場合には、そのまま薬品の注入を続行する。
なお、一旦、薬品濃度データベース201を構築した後は、ボイラユニットの停止条件等が変更されない限り、再度、薬品濃度データベース201を構築し直す必要はなく、ボイラユニットの停止操作条件を入力すれば(S12)、薬品ポンプの駆動量が制御され(S13)、適切な薬品濃度を実現することができる。
次に、図7を参照して修正指示(修正濃度)を受けた薬品注入ポンプ91の駆動量と修正薬品濃度との関係を説明する。図7はヒドラジンもしくはアンモニア注入ポンプを用いてヒドラジンもしくはアンモニアを注入する際のストローク量と修正薬品濃度との関係を示すグラフの一例である。
図7に示す注入ポンプストローク表は、ポンプ容量が一定である注入ポンプを用いてヒドラジンもしくはアンモニアを注入する場合に、修正薬品濃度に対する適切なポンプストローク(%)および回転数(%)と復水流量(t/h)との関係を示すものである。図7に示す例では、ヒドラジンの修正薬品濃度が50ppmで復水流量が550t/hの時に縦軸の値は25%となるため,ポンプストロークが50%で回転数が50%となる。
データベースに格納される薬品濃度や薬品注入ポンプ91の駆動量等に関するデータは、上述した値に限定されるものではなく、ボイラユニットの構造、大きさ、用途等に応じて適宜変更して実施することができる。
実施例2のユニット水処理方法およびユニット水処理システム210によれば、常に適切な薬品濃度となるように薬品注入ポンプ91を駆動制御することにより、給水系統に注入される薬品濃度管理をより一層確実なものとすることができる。
本発明は、発電プラント100等のボイラユニットを停止する際に、ボイラユニットの停止操作条件に応じて、給水系統に注入する薬品濃度を適切な値に制御するために利用することができるが、停止期間中に給水系統において保管薬注を行う必要があるボイラユニットであれば、どのようなボイラユニットにも適用することができる。
100 発電プラント
110 燃焼系統
120 復水・蒸気系統
11 ボイラ
11a 火炉
12 燃焼バーナ
13 微粉炭機
14 押込送風機
15 過熱器
16 再熱器
21〜25 タービン関係配管
26 送水管
31 高圧タービン
32 中圧タービン
33a,33b 低圧タービン
41 1次発電機
42 2次発電機
51 排ガス処理設備
51a 脱硝装置
51b 集塵装置
51c 脱硫装置
51d 煙突
61 復水器
62 蒸気取込口
63 管巣
64 ホットウエル
65 海水循環ポンプ
71 排気管
72 真空ポンプ
73 空気導入管
74 真空破壊弁
81 復水ポンプ
82 復水脱塩器
83 復水ブースタポンプ
84 給水過熱器
85 脱気器
86 給水ポンプ
91 薬品注入ポンプ
200,210 ユニット水処理システム
201 薬品濃度データベース
202 停止操作条件入力手段
203 薬品注入ポンプ駆動制御手段
204 薬品濃度検出手段
205 薬品濃度判定手段
206 修正指示手段
110 燃焼系統
120 復水・蒸気系統
11 ボイラ
11a 火炉
12 燃焼バーナ
13 微粉炭機
14 押込送風機
15 過熱器
16 再熱器
21〜25 タービン関係配管
26 送水管
31 高圧タービン
32 中圧タービン
33a,33b 低圧タービン
41 1次発電機
42 2次発電機
51 排ガス処理設備
51a 脱硝装置
51b 集塵装置
51c 脱硫装置
51d 煙突
61 復水器
62 蒸気取込口
63 管巣
64 ホットウエル
65 海水循環ポンプ
71 排気管
72 真空ポンプ
73 空気導入管
74 真空破壊弁
81 復水ポンプ
82 復水脱塩器
83 復水ブースタポンプ
84 給水過熱器
85 脱気器
86 給水ポンプ
91 薬品注入ポンプ
200,210 ユニット水処理システム
201 薬品濃度データベース
202 停止操作条件入力手段
203 薬品注入ポンプ駆動制御手段
204 薬品濃度検出手段
205 薬品濃度判定手段
206 修正指示手段
Claims (8)
- ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理するユニット水処理方法であって、
前記ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を取得して保存するステップと、
前記ボイラユニットの停止操作条件に対応して、保存されている前記薬品注入ポンプの駆動量となるように前記薬品注入ポンプを駆動制御するステップと、を含むことを特徴とするユニット水処理方法。 - 前記薬品注入ポンプの駆動中に、前記給水系統中の薬品濃度を検出するステップと、
検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度であるか否かを判定するステップと、
検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではない場合に、適切な薬品濃度となるように前記薬品注入ポンプを駆動制御するステップと、を含むことを特徴とする請求項1に記載のユニット水処理方法。 - 前記薬品注入ポンプは、ヒドラジン注入ポンプまたはアンモニア注入ポンプの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1または2に記載のユニット水処理方法。
- 前記薬品注入ポンプの駆動制御は、前記薬品注入ポンプのストローク量または回転数を制御して実現することを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のユニット水処理方法。
- ボイラユニットの停止操作中に、該ボイラユニットの給水系統に注入する薬品濃度を管理するユニット水処理システムであって、
前記ボイラユニットの停止操作条件に対応した適切な薬品濃度、および該薬品濃度を実現する薬品注入ポンプの駆動量との関係を格納した薬品濃度データベースと、
前記ボイラユニットの停止操作条件を入力する停止操作条件入力手段と、
前記薬品濃度データベースを参照し、前記停止操作条件入力手段により入力された停止操作条件に応じて、前記薬品注入ポンプの駆動量を制御する薬品注入ポンプ駆動制御手段と、を備えたことを特徴とするユニット水処理システム。 - 前記給水系統中の薬品濃度を検出する薬品濃度検出手段と、
前記薬品濃度検出手段により検出した薬品濃度が予め定めた適切な濃度であるか否かを判定する薬品濃度判定手段と、
前記薬品濃度判定手段により薬品濃度が予め定めた適切な濃度ではないと判定された場合に、前記薬品注入ポンプ駆動制御手段に対して修正指示を行う修正指示手段と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載のユニット水処理システム。 - 前記薬品注入ポンプは、ヒドラジン注入ポンプまたはアンモニア注入ポンプの少なくとも1つであることを特徴とする請求項5または6に記載のユニット水処理システム。
- 前記薬品注入ポンプ駆動制御手段は、前記薬品注入ポンプのストローク量または回転数を制御することにより、薬品濃度の調整を行うことを特徴とする請求項5〜7のうちいずれか1項に記載のユニット水処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006041947A JP2007217773A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | ユニット水処理方法およびユニット水処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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JP2006041947A Pending JP2007217773A (ja) | 2006-02-20 | 2006-02-20 | ユニット水処理方法およびユニット水処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007217773A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61268905A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | 株式会社日立製作所 | 薬剤注入制御方法 |
JPH05263277A (ja) * | 1991-10-09 | 1993-10-12 | Nikkiso Co Ltd | ヒドラジン注入異常監視装置 |
JP2000346307A (ja) * | 1999-06-04 | 2000-12-15 | Hitachi Ltd | 火力プラントとその運転管理方法 |
-
2006
- 2006-02-20 JP JP2006041947A patent/JP2007217773A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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