JP2007215735A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業時において体重を容易に移動させることができるとともに、作業中における筋肉の疲労度を軽減することが可能な椅子を提供する。
【解決手段】椅子100は、脚部材121〜124と、脚部材121〜124の上に配置され、脚部材121〜124によって支持された座部を構成する可動部材と、可動部材の下部と脚部材121〜124の上部との間に介在するように配置され、複数の弾性部材131〜134からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材121〜124に対して傾斜させる傾斜手段とを備える。可動部材は、複数の弾性部材131〜134の各々に接続された複数の板状部111、112と、複数の板状部111、112の間に介在するように配置され、複数の板状部111、112を連動させるために複数の板状部111、112の側部を連結する弾性体140からなる連結部とを含む。。
【選択図】図1
【解決手段】椅子100は、脚部材121〜124と、脚部材121〜124の上に配置され、脚部材121〜124によって支持された座部を構成する可動部材と、可動部材の下部と脚部材121〜124の上部との間に介在するように配置され、複数の弾性部材131〜134からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材121〜124に対して傾斜させる傾斜手段とを備える。可動部材は、複数の弾性部材131〜134の各々に接続された複数の板状部111、112と、複数の板状部111、112の間に介在するように配置され、複数の板状部111、112を連動させるために複数の板状部111、112の側部を連結する弾性体140からなる連結部とを含む。。
【選択図】図1
Description
この発明は、一般的には椅子に関し、特定的には座部の位置を移動させることが可能な椅子に関するものである。
従来から、この種の椅子としては、座部と脚部との間に弾性体を介在させて、使用者の動きに合わせて座部を傾斜させて移動させるものが知られている。
特許第2686529号公報(特開平1−104203号公報)(特許文献1)においては、それぞれ伸長、圧縮および曲げの弾性変形が可能な複数個のゴム体からなる傾斜手段を座部の下部と脚部上端の支持部との間に介在させることによって、座部の傾斜角度が自由自在の椅子が提案されている。
特許第2686529号公報
しかしながら、上記の公報で提案された椅子では、使用者が左右どちらか一方に体重を移動させて座部を傾斜させた場合、体重の負担が身体の傾けた側に集中する。このとき、身体はバランスを取ろうとして力を入れることになる。具体的には、身体の傾けた側における脚部から腹筋、腰背筋等に力を入れて、身体はバランスを取ろうとする。特に、身体の傾いた側の大腿部の裏側において圧迫感が増すことになる。
このため、使用者が上記の公報で提案された椅子に座り、左右どちらか一方に体重を移動させて座部を傾斜させた状態で、作業を行うと、作業中において筋肉の疲労度が増すという問題がある。
そこで、この発明の目的は、作業時において体重を容易に移動させることができるとともに、作業中における筋肉の疲労度を軽減することが可能な椅子を提供することである。
この発明に従った椅子は、脚部材と、この脚部材の上に配置され、脚部材によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材の上部との間に介在するように配置され、複数の弾性部材からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材に対して傾斜させる傾斜手段とを備える。可動部材は、複数の弾性部材の各々に接続された複数の板状部と、この複数の板状部の間に介在するように配置され、複数の板状部を連動させるために複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部とを含む。
このように構成された本発明の椅子においては、座部を構成する可動部材が、複数の弾性部材の各々に接続された複数の板状部を含んでいるので、使用者が座部の上で体重を移動させる際、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、複数の板状部の各々が弾性部材の弾性変形によって個別に傾斜する。このため、身体の傾けた側における脚部から腹筋、腰背筋等に力を入れることなく、身体はバランスを取ることができる。特に、体重を移動させた際に体重が身体を傾けた側に集中することがないので、身体の傾いた側の大腿部の裏側において圧迫感を増すことなく、身体はバランスを取ることができる。これにより、体重を移動させる際に身体を容易に動かせることができる。
また、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、複数の板状部の各々が弾性部材の弾性変形に応じて個別に傾斜するので、臀部と座部との間の密着感を得ることができる。このため、作業姿勢が変化しても、局部的に身体に力を入れる必要がなく、身体のすべての部分で緊張を緩和することができ、作業を継続することができる。
以上のことから、この発明の椅子の上に座って作業を長時間行っても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
ところで、この発明の椅子においては、可動部材は、複数の板状部の間に介在するように配置され、複数の板状部を連動させるために複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部を含む。このような連結部が複数の板状部の間に配置されていないと、体重を移動させた場合に複数の板状部の各々が弾性部材の弾性変形に応じて、必要以上に個別に傾斜する。このため、椅子の座部の上に座った状態で体重を移動させる場合に、必要以上の力が身体に要求されることになる。その結果、この必要以上の力が疲労の原因となる。
また、連結部が複数の板状部の間に配置されていないと、座部の中央部に臀部を置いて座った場合に、その周囲に配置された複数の板状部が臀部を締め付けるように中央側に傾斜してしまう。さらに、座部の中央部の位置から、少しだけ体重を移動しようとする場合にも、連結部が複数の板状部の間に配置されていないと、その周囲に配置された複数の板状部が敏感に反応して、弾性部材の弾性変形によって個別に傾斜しようとする。これらの場合にも、無意識のうちに身体はバランスを保とうとして、脚部から腹筋、腰背筋等は絶えず緊張した状態になり、疲労度が増すことになる。
以上のような場合における疲労度を軽減するために、可動部材は、複数の板状部の間に介在するように配置され、複数の板状部を連動させるために複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部を含む。
この発明の椅子においては、複数の板状部は、当該椅子の左右方向に並ぶように配置されているのが好ましい。
この場合、複数の板状部は、人間の左脚部を支持するための左側板状部と、人間の右脚部を支持するための右側板状部とを含むのが好ましい。
このように構成することによって、人間の左脚部と右脚部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
また、この発明の椅子においては、複数の板状部は、当該椅子の前後方向に並ぶように配置されているのが好ましい。
この場合、複数の板状部は、人間の大腿部を支持するための前側板状部と、人間の臀部を支持するための後側板状部とを含むのが好ましい。
このように構成することによって、人間の大腿部と臀部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
さらに、複数の板状部を当該椅子の前後左右方向に並ぶように配置することによって、複数の板状部をより細かく連動させることができるので、臀部と座部との間の密着感を増すことができる。このため、作業中における筋肉の疲労度をより軽減することができる。
この場合、複数の板状部は、当該椅子の左右方向および前後方向において対称に配置されているのが好ましい。
この発明の椅子においては、連結部の長さは板状部の側部の長さとほぼ同じであるのが好ましい。
また、この発明の椅子においては、連結部は板状部の側部のほぼ中央に配置され、連結部の長さは板状部の側部の長さよりも短いのが好ましい。
さらに、この発明の椅子においては、連結部は板状部の側部に沿って間隔をあけて配置された複数の弾性体を含むのが好ましい。
このように使用者の臀部または大腿部の大きさ、使用者の体重に応じて、連結部の長さ、または取り付け位置を変更することができる。
この発明の椅子においては、座部は、可動部材の上に配置された座部材を含むのが好ましい。このようにすることによって、上から見た状態の椅子の外観をデザインに応じて形成することができる。
また、この発明の椅子においては、座部材は、可動部材に連動して移動する複数の座部構成部材を含むように構成してもよい。
さらに、この発明の椅子においては、座部は、可動部材を覆うように配置された座部材を含むのが好ましい。このようにすることによっても、椅子の外観をデザインに応じて形成することができる。
この発明の椅子は、脚部材の上端部に取り付けられた座部支持部材をさらに備えてもよい。この場合、複数の弾性部材は、可動部材の下部と座部支持部材の上部との間に介在するように配置されている。
この発明の椅子は、脚部材の上に配置された背もたれ部を構成する第2の可動部材と、背もたれ部を支持する背もたれ部支持部材と、第2の可動部材の後部と背もたれ部支持部材との間に介在するように配置され、複数の弾性部材からなり、第2の可動部材の前部に加えられる力に応じて第2の可動部材を背もたれ部支持部材に対して傾斜させる第2の傾斜手段とを備えてもよい。この場合、第2の可動部材は、複数の弾性部材の各々に接続された複数の板状部と、複数の板状部の間に介在するように配置され、複数の板状部を連動させるために複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部とを含む。
このように構成することによって、使用者の身体の背部においても、上述した臀部または大腿部における疲労度の軽減と同様の作用効果を得ることができる。
以上のようにこの発明の椅子を用いることにより、作業時において体重を容易に移動させることができるとともに、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
この発明の実施の形態を図面に基づいて以下に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に従った椅子を示す平面図(A)と正面図(B)である。
図1に示すように、椅子100は、4本の脚部材121、122、123、124と、脚部材121〜124の上に配置され、脚部材121〜124によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材121〜124の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材131、132、133、134からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材121〜124に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材131〜134の各2個にそれぞれ接続された二つの板状部111、112と、二つの板状部111と112の間に介在するように配置され、二つの板状部111と112を連動させるために二つの板状部111と112の側部を連結する一つの弾性体140からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、二つの板状部111と112は、椅子100の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部111と112は、人間の左脚部を支持するための左側板状部112と、人間の右脚部を支持するための右側板状部111とから構成される。
また、この実施の形態では、連結部を構成する弾性体140の長さは板状部111と112の側部の長さとほぼ同じである。弾性体140は、ゴム、蛇腹等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材131〜134も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材121〜124の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材126をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材131〜134は、可動部材を構成する二つの板状部111と112の下部と座部支持部材126の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材131〜134の一方端部は二つの板状部111と112の下部に固着され、他方端部は座部支持部材126の上部に固着されている。また、4本の脚部材121〜124の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材125が4本の脚部材121〜124の内側面に取り付けられている。
図2は、この発明の実施の形態1に従った椅子の使用状況を示す正面図(A)と(B)である。
このように構成された本発明の椅子100においては、座部を構成する可動部材が、4個の弾性部材131〜134の各々に接続された二つの板状部111と112を含んでいるので、使用者が座部の上で体重を移動させる際、図2の矢印PまたはQに示すように、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、二つの板状部111と112の各々が弾性部材131〜134の弾性変形によって個別に傾斜する。このため、身体の傾けた側における脚部から腹筋、腰背筋等に力を入れることなく、身体はバランスを取ることができる。特に、体重を移動させた際に体重が身体を傾けた側に集中することがないので、身体の傾いた側の大腿部の裏側において圧迫感を増すことなく、身体はバランスを取ることができる。これにより、体重を移動させる際に身体を容易に動かせることができる。
また、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、二つの板状部111と112の各々が弾性部材131〜134の弾性変形に応じて個別に傾斜するので、臀部と座部との間の密着感を得ることができる。このため、作業姿勢が変化しても、局部的に身体に力を入れる必要がなく、身体のすべての部分で緊張を緩和することができ、作業を継続することができる。
以上のことから、この発明の椅子100の上に座って作業を長時間行っても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
ところで、この発明の椅子100においては、可動部材は、二つの板状部111と112の間に介在するように配置され、二つの板状部111と112を連動させるために二つの板状部111と112の側部を連結する弾性体140からなる連結部を含む。このような連結部が二つの板状部111と112の間に配置されていないと、体重を移動させた場合に二つの板状部111と112の各々が弾性部材131〜134の弾性変形に応じて、必要以上に個別に傾斜する。このため、椅子100の座部の上に座った状態で体重を移動させる場合に、必要以上の力が身体に要求されることになる。その結果、この必要以上の力が疲労の原因となる。
また、連結部が二つの板状部111と112の間に配置されていないと、座部の中央部に臀部を置いて座った場合に、図2の(A)で示すように、その周囲に配置された二つの板状部111と112が臀部を締め付けるように中央側に傾斜してしまう。さらに、座部の中央部の位置から、少しだけ体重を移動しようとする場合にも、連結部が二つの板状部111と112の間に配置されていないと、その周囲に配置された二つの板状部111と112が敏感に反応して、弾性部材131〜134の弾性変形によって個別に傾斜しようとする。これらの場合にも、無意識のうちに身体はバランスを保とうとして、脚部から腹筋、腰背筋等は絶えず緊張した状態になり、疲労度が増すことになる。
以上のような場合における疲労度を軽減するために、可動部材は、二つの板状部111と112の間に介在するように配置され、二つの板状部111と112を連動させるために二つの板状部111と112の側部を連結する弾性体140からなる連結部を含む。
この発明の椅子100においては、二つの板状部111と112は、椅子100の左右方向に並ぶように配置され、二つの板状部111と112は、人間の左脚部を支持するための左側板状部112と、人間の右脚部を支持するための右側板状部111とからなるので、人間の左脚部と右脚部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
また、この発明の椅子100において、二つの板状部111と112は、椅子100の前後方向に並ぶように配置され、二つの板状部111と112は、人間の大腿部を支持するための前側板状部と、人間の臀部を支持するための後側板状部とからなるように構成してもよい。この場合、人間の大腿部と臀部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
図3は、この発明の実施の形態2に従った椅子を示す平面図である。
図3に示すように、椅子200は、4本の脚部材221、222、223、224と、脚部材221〜224の上に配置され、脚部材221〜224によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材221〜224の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材231、232、233、234からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材221〜224に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材231〜234の各1個にそれぞれ接続された四つの板状部211、212、213、214と、四つの板状部211〜214の間に介在するように配置され、四つの板状部211〜214を連動させるために四つの板状部211〜214の側部を連結する四つの弾性体241、242、243、244からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、四つの板状部211〜214は、椅子200の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、四つの板状部211〜214は、人間の左脚部を支持するための左側板状部212、214と、人間の右脚部を支持するための右側板状部211、213とから構成される。
また、この実施の形態では、四つの板状部211〜214は、椅子200の前後方向に並ぶように配置され、四つの板状部211〜214は、人間の大腿部を支持するための前側板状部211、212と、人間の臀部を支持するための後側板状部213、214とから構成される。
この実施の形態では、連結部を構成する弾性体241〜244の各長さは四つの板状部211〜214の各側部の長さとほぼ同じである。弾性体241〜244は、ゴム、蛇腹等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材231〜234も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材221〜224の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材226をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材131〜134は、可動部材を構成する四つの板状部211〜214の下部と座部支持部材226の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材231〜234の一方端部は四つの板状部211〜214の下部に固着され、他方端部は座部支持部材226の上部に固着されている。また、4本の脚部材221〜224の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材225が4本の脚部材221〜224の内側面に取り付けられている。
以上のように構成された実施の形態2の椅子200においても、上述した実施の形態1の椅子100と同様の作用効果を達成することができる。
さらに、実施の形態2の椅子200においては、四つの板状部211〜214を椅子200の前後左右方向に並ぶように配置することによって、四つの板状部211〜214をより細かく連動させることができるので、臀部と座部との間の密着感を増すことができる。このため、作業中における筋肉の疲労度をより軽減することができる。
この場合、四つの板状部211〜214は、椅子200の左右方向および前後方向において対称に配置されているのが好ましい。
図4は、この発明の実施の形態3に従った椅子を示す平面図である。
図4に示すように、椅子300は、4本の脚部材321、322、323、324と、脚部材321〜324の上に配置され、脚部材321〜324によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材321〜324の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材331、332、333、334からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材321〜324に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材331〜334の各2個にそれぞれ接続された二つの板状部311、312と、二つの板状部311と312の間に介在するように配置され、二つの板状部311と312を連動させるために二つの板状部311と312の側部を連結する一つの弾性体340からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、二つの板状部311と312は、椅子300の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部311と312は、人間の左脚部を支持するための左側板状部312と、人間の右脚部を支持するための右側板状部311とから構成される。
また、この実施の形態では、連結部は板状部311と312の側部のほぼ中央に配置され、連結部を構成する弾性体340の長さdは板状部311と312の側部の長さDよりも短い。弾性体340は、ゴム、蛇腹等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材331〜334も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材321〜324の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材326をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材331〜334は、可動部材を構成する二つの板状部311と312の下部と座部支持部材326の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材331〜334の一方端部は二つの板状部311と312の下部に固着され、他方端部は座部支持部材326の上部に固着されている。また、4本の脚部材321〜324の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材325が4本の脚部材321〜324の内側面に取り付けられている。
以上のように構成された実施の形態3の椅子300においても、上述した実施の形態1の椅子100と同様の作用効果を達成することができる。
図1に示される椅子100と図3に示される椅子200においては、連結部の長さは板状部111と112、211〜214の側部の長さとほぼ同じであるが、この実施の形態の椅子300においては、連結部は板状部311と312の側部のほぼ中央に配置され、連結部の長さは板状部311と312の側部の長さよりも短い。このようにすることによって座部の傾斜範囲を拡大することができる。また、椅子300は椅子100に比べて体重の軽い使用者に適している。
図5は、この発明の実施の形態4に従った椅子を示す平面図(A)と正面図(B)である。
図5に示すように、椅子400は、4本の脚部材421、422、423、424と、脚部材421〜424の上に配置され、脚部材421〜424によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材421〜424の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材431、432、433、434からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材421〜424に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材431〜434の各2個にそれぞれ接続された二つの板状部411、412と、二つの板状部411と412の間に介在するように配置され、二つの板状部411と412を連動させるために二つの板状部411と412の側部を連結する二つの弾性体441と442からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、二つの板状部411と412は、椅子400の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部411と412は、人間の左脚部を支持するための左側板状部412と、人間の右脚部を支持するための右側板状部411とから構成される。
また、この実施の形態では、連結部は板状部411と412の側部に沿って間隔をあけて配置された二つの弾性体441と442を含む。連結部を構成する二つの弾性体441と442の間隔dは板状部411と412の側部の長さDよりも短い。弾性体441と442は、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材431〜434も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材421〜424の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材426をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材431〜434は、可動部材を構成する二つの板状部411と412の下部と座部支持部材426の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材431〜434の一方端部は二つの板状部411と412の下部に固着され、他方端部は座部支持部材426の上部に固着されている。また、4本の脚部材421〜424の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材425が4本の脚部材421〜424の内側面に取り付けられている。
以上のように構成された実施の形態4の椅子400においても、上述した実施の形態1の椅子100と同様の作用効果を達成することができる。
図4に示される椅子300においては、連結部は板状部311と312の側部のほぼ中央に配置され、連結部の長さは板状部311と312の側部の長さよりも短いが、この実施の形態の椅子400においては、連結部は板状部411と412の側部に沿って間隔をあけて配置された二つの弾性体441と442を含み、連結部を構成する二つの弾性体441と442の間隔dは板状部411と412の側部の長さDよりも短い。このようにすることによって板状部411と412を交差させるように相互に逆方向に傾斜させることができ、それに応じて座部の傾斜範囲を拡大することができる。また、椅子400は椅子100に比べて体重の軽い使用者に適している。
なお、椅子300、400においては、使用者の臀部または大腿部の大きさ、使用者の体重に応じて、連結部の長さ、または取り付け位置を変更することができる。
図6は、この発明の実施の形態5に従った椅子を示す平面図(A)と正面図(B)である。
図6に示すように、椅子500は、4本の脚部材521、522、523、524と、脚部材521〜524の上に配置され、脚部材521〜524によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材521〜524の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材531、532、533、534からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材521〜524に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材531〜534の各2個にそれぞれ接続された二つの板状部551、552と、二つの板状部551と552の間に介在するように配置され、二つの板状部551と552を連動させるために二つの板状部551と552の側部を連結する二つの弾性体541と542からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、二つの板状部551と552は、椅子500の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部551と552は、人間の左脚部を支持するための左側板状部552と、人間の右脚部を支持するための右側板状部551とから構成される。
また、この実施の形態では、連結部は板状部551と552の側部に沿って間隔をあけて配置された二つの弾性体541と542を含む。連結部を構成する二つの弾性体541と542の間隔は板状部551と552の側部の長さよりも短い。弾性体541と542は、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材531〜534も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材521〜524の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材526をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材531〜534は、可動部材を構成する二つの板状部551と552の下部と座部支持部材526の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材531〜534の一方端部は二つの板状部551と552の下部に固着され、他方端部は座部支持部材526の上部に固着されている。また、4本の脚部材521〜524の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材525が4本の脚部材521〜524の内側面に取り付けられている。
さらに、この実施の形態では、座部は、可動部材の上に配置されて取り付けられた座部材510を含む。このようにすることによって、上から見た状態の椅子500の外観をデザインに応じて形成することができる。
また、椅子500においては、座部材510は、可動部材に連動して移動する二つの座部構成部材511と512を含む。
図7は、この発明の実施の形態5に従った椅子の使用状況を示す正面図(A)と(B)である。
このように構成された本発明の椅子500においては、座部を構成する可動部材が、4個の弾性部材531〜534の各々に接続された二つの板状部551と552を含んでいるので、使用者が座部の上で体重を移動させる際、図7の矢印PまたはQに示すように、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、二つの板状部551と552の各々が弾性部材531〜534の弾性変形によって個別に傾斜する。このとき、二つの座部構成部材511と512も、座部材510の内部で可動部材、すなわち、二つの板状部551と552に連動して移動する。このため、身体の傾けた側における脚部から腹筋、腰背筋等に力を入れることなく、身体はバランスを取ることができる。特に、体重を移動させた際に体重が身体を傾けた側に集中することがないので、身体の傾いた側の大腿部の裏側において圧迫感を増すことなく、身体はバランスを取ることができる。これにより、体重を移動させる際に身体を容易に動かせることができる。
また、臀部または大腿部の各部分から座部の各部分に加えられる力に応じて、二つの板状部551と552の各々と二つの座部構成部材511と512の各々とが弾性部材531〜534の弾性変形に応じて個別に傾斜するので、臀部と座部との間の密着感を得ることができる。このため、作業姿勢が変化しても、局部的に身体に力を入れる必要がなく、身体のすべての部分で緊張を緩和することができ、作業を継続することができる。
以上のことから、この発明の椅子500の上に座って作業を長時間行っても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
ところで、この発明の椅子500においては、可動部材は、二つの板状部551と552の間に介在するように配置され、二つの板状部551と552を連動させるために二つの板状部551と552の側部を連結する弾性体540からなる連結部を含む。このような連結部が二つの板状部551と552の間に配置されていないと、体重を移動させた場合に二つの板状部551と552の各々が弾性部材531〜534の弾性変形に応じて、必要以上に個別に傾斜する。このため、椅子500の座部の上に座った状態で体重を移動させる場合に、必要以上の力が身体に要求されることになる。その結果、この必要以上の力が疲労の原因となる。
また、連結部が二つの板状部551と552の間に配置されていないと、座部の中央部に臀部を置いて座った場合に、図7の(A)で示すように、その周囲に配置された二つの板状部551と552、または二つの座部構成部材511と512が臀部を締め付けるように中央側に傾斜してしまう。さらに、座部の中央部の位置から、少しだけ体重を移動しようとする場合にも、連結部が二つの板状部551と552の間に配置されていないと、その周囲に配置された二つの板状部551と552が敏感に反応して、弾性部材531〜534の弾性変形によって個別に傾斜しようとする。これらの場合にも、無意識のうちに身体はバランスを保とうとして、脚部から腹筋、腰背筋等は絶えず緊張した状態になり、疲労度が増すことになる。
以上のような場合における疲労度を軽減するために、可動部材は、二つの板状部551と552の間に介在するように配置され、二つの板状部551と552を連動させるために二つの板状部551と552の側部を連結する弾性体541と542からなる連結部を含む。
この発明の椅子500においては、二つの板状部551と552は、椅子100の左右方向に並ぶように配置され、二つの板状部551と552は、人間の左脚部を支持するための左側板状部552と、人間の右脚部を支持するための右側板状部551とからなるので、人間の左脚部と右脚部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
また、この発明の椅子500において、二つの板状部551と552は、椅子500の前後方向に並ぶように配置され、二つの板状部551と552は、人間の大腿部を支持するための前側板状部と、人間の臀部を支持するための後側板状部とからなるように構成してもよい。この場合、人間の大腿部と臀部のいずれの側に座部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
さらに、この発明の椅子500において、座部材510が、可動部材を覆うように配置されてもよい。このようにすることによっても、椅子の外観をデザインに応じて形成することができる。
なお、この発明の椅子500においては、実施の形態4の椅子400と同様の作用効果を達成することができる。
図8は、この発明の実施の形態6に従った椅子を示す平面図(A)と正面図(B)と側面図(C)である。
図8に示すように、椅子600は、4本の脚部材621、622、623、624と、脚部材621〜624の上に配置され、脚部材621〜624によって支持された座部を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材621〜624の上部との間に介在するように配置され、4個の弾性部材631、632、633、634からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材621〜624に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、4個の弾性部材631〜634の各2個にそれぞれ接続された二つの板状部611、612と、二つの板状部611と612の間に介在するように配置され、二つの板状部611と612を連動させるために二つの板状部611と612の側部を連結する一つの弾性体640からなる連結部とを含む。
この実施の形態では、二つの板状部611と612は、椅子600の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部611と612は、人間の左脚部を支持するための左側板状部612と、人間の右脚部を支持するための右側板状部611とから構成される。
また、この実施の形態では、連結部を構成する弾性体640の長さは板状部611と612の側部の長さとほぼ同じである。弾性体640は、ゴム、蛇腹等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。また、弾性部材631〜634も、ゴム等の一体物から構成されてもよく、圧縮バネ等の金属の弾性体でもよい。
この実施の形態では、脚部材621〜624の上端部に取り付けられた、たとえば、一枚の矩形状の支持プレートからなる座部支持部材626をさらに備えている。この場合、4個の弾性部材631〜634は、可動部材を構成する二つの板状部611と612の下部と座部支持部材626の上部との間に介在するように配置されている。4個の弾性部材631〜634の一方端部は二つの板状部611と612の下部に固着され、他方端部は座部支持部材626の上部に固着されている。また、4本の脚部材621〜624の下部を支持するためにほぼ円形状に曲げられた間隔部材625が4本の脚部材621〜624の内側面に取り付けられている。
また、この発明の椅子600は、脚部材621〜624の上に配置された背もたれ部を構成する第2の可動部材と、背もたれ部を支持する背もたれ部支持部材651、652と、第2の可動部材の後部と背もたれ部支持部材651、652との間に介在するように配置され、2個の弾性部材671と672からなり、第2の可動部材の前部に加えられる力に応じて第2の可動部材を背もたれ部支持部材651、652に対して傾斜させる第2の傾斜手段とを備えている。この場合、第2の可動部材は、2個の弾性部材671と672の各々に接続された二つの板状部661と662と、二つの板状部661と662の間に介在するように配置され、二つの板状部661と662を連動させるために二つの板状部661と662の側部を連結する弾性体680からなる連結部とを含む。なお、背もたれ支持部651は座部支持部材626に取り付けられ、背もたれ支持部652は背もたれ支持部651に取り付けられている。
このように構成することによって、使用者の身体の背部においても、図1の椅子100に関して上述した臀部または大腿部における疲労度の軽減と同様の作用効果を得ることができる。
なお、この実施の形態では、二つの板状部661と662は、椅子600の左右方向に並ぶように配置されている。この場合、二つの板状部661と662は、人間の左背部を支持するための左側板状部662と、人間の右背部を支持するための右側板状部661とから構成される。このように構成することによって、人間の左背部と右背部のいずれの側に背部を傾斜させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
また、この発明の椅子600において、二つの板状部661と662は、椅子600の上下方向に並ぶように配置され、二つの板状部661と662は、人間の肩部または背中部を支持するための上側板状部と、人間の腰部を支持するための下側板状部とからなるように構成してもよい。この場合、人間の肩部または背中部と腰部のいずれの側に背部を傾斜させても、すなわち、背もたれの傾斜角度を変化させても、作業中における筋肉の疲労度を軽減することができる。
図9は、この発明の実施の形態7に従った椅子を示す概略的な平面図である。
図9に示すように、椅子700は、脚部材(図示せず)の上に配置され、脚部材によって支持された、ほぼ正方形状の座部(または背もたれ部)を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材の上部との間に介在するように配置され、たとえば、碁盤目状に配置された16個の弾性部材730(770)からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、16個の弾性部材730(770)の各1個にそれぞれ接続された、たとえば、碁盤目状に配置された16枚の板状部710(760)と、16枚の板状部710(760)の間に介在するように配置され、16枚の板状部710(760)を連動させるために16枚の板状部710(760)の側部を連結する24個の弾性体740(780)からなる連結部とを含む。
図10は、この発明の実施の形態8に従った椅子を示す概略的な平面図である。
図10に示すように、椅子800は、脚部材(図示せず)の上に配置され、脚部材によって支持された、ほぼ円形状の座部(または背もたれ部)を構成する可動部材と、この可動部材の下部と脚部材の上部との間に介在するように配置され、たとえば、碁盤目状に配置された16個の弾性部材830(870)からなり、可動部材の上部に加えられる力に応じて可動部材を脚部材に対して傾斜させる傾斜手段とから構成されている。可動部材は、16個の弾性部材830(870)の各1個にそれぞれ接続された、たとえば、碁盤目状に配置された16枚の板状部810(860)と、16枚の板状部810(860)の間に介在するように配置され、16枚の板状部810(860)を連動させるために16枚の板状部810(860)の側部を連結する24個の弾性体840(880)からなる連結部とを含む。
図9または図10に示す椅子700、800では、複数の板状部をより細かく連動させることができるので、臀部と座部との間の密着感、または、背部と背もたれ部との間の密着感を増すことができる。このため、臀部と大腿部のあらゆる箇所において、または、背部のあらゆる箇所において、筋肉の緊張を緩和することができるので、作業中における筋肉の疲労度をより軽減することができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものである。
100:椅子、111,112:板状部、121,122,123,124:脚部材、131,132,133,134:弾性部材、140:弾性体、126:座部支持部材。
Claims (14)
- 脚部材と、
前記脚部材の上に配置され、前記脚部材によって支持された座部を構成する可動部材と、
前記可動部材の下部と前記脚部材の上部との間に介在するように配置され、複数の弾性部材からなり、前記可動部材の上部に加えられる力に応じて前記可動部材を前記脚部材に対して傾斜させる傾斜手段とを備え、
前記可動部材は、前記複数の弾性部材の各々に接続された複数の板状部と、前記複数の板状部の間に介在するように配置され、前記複数の板状部を連動させるために前記複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部とを含む、椅子。 - 前記複数の板状部は、当該椅子の左右方向に並ぶように配置されている、請求項1に記載の椅子。
- 前記複数の板状部は、人間の左脚部を支持するための左側板状部と、人間の右脚部を支持するための右側板状部とを含む、請求項2に記載の椅子。
- 前記複数の板状部は、当該椅子の前後方向に並ぶように配置されている、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記複数の板状部は、人間の大腿部を支持するための前側板状部と、人間の臀部を支持するための後側板状部とを含む、請求項4に記載の椅子。
- 前記複数の板状部は、当該椅子の左右方向および前後方向において対称に配置されている、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記連結部の長さは前記板状部の側部の長さとほぼ同じである、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記連結部は前記板状部の側部のほぼ中央に配置され、前記連結部の長さは前記板状部の側部の長さよりも短い、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記連結部は前記板状部の側部に沿って間隔をあけて配置された複数の弾性体を含む、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記座部は、前記可動部材の上に配置された座部材を含む、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記座部材は、前記可動部材に連動して移動する複数の座部構成部材を含む、請求項10に記載の椅子。
- 前記座部は、前記可動部材を覆うように配置された座部材を含む、請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の椅子。
- 前記脚部材の上端部に取り付けられた座部支持部材をさらに備え、
前記複数の弾性部材は、前記可動部材の下部と前記座部支持部材の上部との間に介在するように配置されている、請求項1から請求項12までのいずれか1項に記載の椅子。 - 前記脚部材の上に配置された背もたれ部を構成する第2の可動部材と、
前記背もたれ部を支持する背もたれ部支持部材と、
前記第2の可動部材の後部と前記背もたれ部支持部材との間に介在するように配置され、複数の弾性部材からなり、前記第2の可動部材の前部に加えられる力に応じて前記第2の可動部材を前記背もたれ部支持部材に対して傾斜させる第2の傾斜手段とを備え、
前記第2の可動部材は、前記複数の弾性部材の各々に接続された複数の板状部と、前記複数の板状部の間に介在するように配置され、前記複数の板状部を連動させるために前記複数の板状部の側部を連結する弾性体からなる連結部とを含む、請求項1から請求項13までのいずれか1項に記載の椅子。
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