JP2007214719A - 記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
従来の技術では、記録再生装置の特長をユーザに強く印象付けるアニメーション表示機能を持つ記録再生装置を実現できなかった。
【解決手段】
前記課題を解決するため、本発明では、記録再生装置に画像データを表示する機能を搭載する。前記画像データ表示機能により、記録再生装置の特長をアニメーション表示することができ、それをユーザに強く知らしめることができる。また、そのアニメーションの表示選定及び優先度を可変にする。
【選択図】 図2

Description

技術分野は、記録再生装置に関する。
本技術分野の背景技術としては、例えば特許文献1がある。特許文献1には、店頭での展示に有効なデモ機能を有する電子カメラが開示されている。
特開2001−352479号公報
近年、据え置き型のレコーダやビデオカメラに代表される記録再生装置の記録媒体としてDVD(Digital Versatile Disc)などのディスクメディアが登場してきている。それらの記録媒体は、記録済みデータを上書きする心配がない点、さらには記録したAVデータの再生や検索の容易さの点で、テープメディアに比べて有利である。従って、据え置き型のレコーダやビデオカメラの主記録媒体は、従来のテープから光ディスクへと移行しつつある。
このようなメディアチェンジには、過去に音楽用の記録媒体が、テープからCD(Compact Disc)やMD(MiniDisc)などのディスクメディアへと移行した例がある。近年、据え置き型のレコーダやビデオカメラなど、映像と音声を同時に記録し、それらを再生して楽しむ機器においても、音楽用機器と同様の現象が起きている。
しかしながら、据え置き型のレコーダやビデオカメラにおいては、依然としてユーザのテープ媒体への信仰が根強く、音楽用の記録媒体ほどの速度ではメディアチェンジが進んでいない。この理由としては、テープを記録媒体とする据え置き型のレコーダやビデオカメラなどを持つユーザに対し、ディスクを記録媒体とするレコーダやビデオカメラの長所を十分に訴えることができておらず、購買意欲をかき立てていないことが考えられる。
特許文献1のような技術もあるが、その効果は十分なものとは言えない。
そこで、
記録再生装置の特長をユーザに知らしめる効果を高める技術を検討した。
上記課題を解決するために、例えば、店頭でのデモンストレーションに限らず、実際に据え置き型のレコーダやビデオカメラなどの機器を手に取った人に対して、その製品の特長を知らしめるよう、電源起動時など所定の機会に製品の特長を表す画像やアニメーションを表示する技術を提供する。
上記手段によれば、例えば、装置の特長をユーザに伝える効果を高めることができる。
上記以外の課題・手段・効果は、後述する実施例によって明らかにされる。
以下、本発明の実施例をDVD-RAMを記録媒体とするビデオカメラを例に、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は本実施例に限定されない。
まず、図1は、本実施例の記録再生装置の構成例を示すブロック図である。図1において、システム制御部101はCPU(Central Processing Unit)やメモリを持ち、システム全体を制御する。
また、ユーザからのボタン操作などの入力情報はユーザインターフェース部102から入力され、入力された情報はシステム制御部101において処理される。103のレンズを通して得られた光信号を104のCCD(Charge Coupled Diode)において電気信号に変換する。A/D(Analog Digital)変換器105は、アナログ電気信号をデジタル信号に変換した後、CODEC(COmpression/DECompression)107へデータを渡す。また、ビデオカメラには、据え置き型のレコーダの様にテレビ映像のような外部信号を記録する機能があり、信号入力部106から画像音声情報を取得し、CODEC107へデータを渡す。107のCODECは、MPEG(Moving Picture Experts Group)やJPEG(Joint Photographic coding Experts Group)などの形式で符号化する処理を行う。CODEC107にて符号化された画像音声情報は、ドライブ制御部108にて、記録媒体109のDVD-RAMに記録される。
なお、本実施例において、符号化した画像音声情報を記録するための記録媒体は、DVD-RAMであるものとして説明するが、本発明はこれに限らず、HDD(Hard Disk Drive)、MD、CD、磁気ディスク、半導体メモリなど、情報を記録するあらゆる記録媒体に適応することができる。
また、再生時には、ドライブ制御部108によって記録媒体109に記録された画像音声情報を読み出し、CODEC107にて所定の複合化を行い、信号出力部110から出力する。また、111はRAM(Random Access Memory)であり、各種制御プログラムや画像音声情報等の大容量データの一時的な格納場所として使用する。特に、本実施例では、画像処理の際にワークメモリとして機能したり、製品の特長を表す画像の記録用メモリとしても機能する。112はグラフィック処理部であり、GUI(Graphical User Interface)を実現するために各種の画像情報や文字情報を描画する。113は電源部であり、装置を駆動するための電池や交流電源といった記録再生装置を駆動する電源を供給する。
次に、図1から図3を用いて、本実施例のビデオカメラの電源を投入したときの動作を説明する。
図1では、特に電源投入の方法に関しては明記していないが、ユーザインターフェース部102からユーザの指示により電源OFF状態から動画記録や静止画記録を開始する状態に遷移することが可能であり、遷移の際、電源部112から必要な電源の供給を受ける機構が搭載されているものとする。
電源が投入されると、図2のステップS201においてビデオカメラへの記録媒体の装填状況の調査を行う。ステップS201の結果、DVD−RAMなどの記録媒体が装填されていた場合には、ステップS202に進み、ビデオカメラ起動時に表示するアニメーションの表示処理を開始する。このアニメーション表示処理の詳細については、後述する。
次に、システム制御部101がドライブ制御部108を制御し、ステップS203において記録媒体認識処理を開始する。記録媒体認識処理とは、記録媒体の状態を調査する為の処理である。次に、ステップS204において、記録媒体情報取得処理を行う。記録媒体情報とは、DVD−RAMなどの記録媒体に関連する情報であり、例えば、記録媒体の種別、書き込み禁止の有無、空き容量などの情報である。なお、ステップS203からステップS204の処理には、数秒から数十秒かかる場合がある。
次に、ステップS205において、ステップS204で取得した記録媒体情報を元に、各種情報を算出する。具体的には、ステップS204で取得した記録媒体の種別や空き容量などの情報から、動画を記録可能な時間や静止画を記録可能な枚数を算出する処理を行う。
次に、ステップS206において、これまでのステップで取得、算出した各種情報を元に、動画モードであれば動画記録が開始できるように、静止画モードであれば静止画記録が開始できるように、起動準備を行う。また、ユーザに対して起動準備が終了したことを知らせるために、起動音を鳴らしたり、OSD(On Screen Display)による設定情報の表示を行う。
次に、ステップS207において、ステップS202で開始した起動アニメーション表示処理を終了する。この処理の詳細については、後述する。
なお、ステップS203〜ステップS206のビデオカメラ起動準備処理と、ステップS202及びステップS207の起動アニメーション表示処理とは、並行に処理されるものとする。
一方、ステップS201の結果、記録媒体が装填されていなかった場合は、ステップS209に進み、ユーザに対して「記録媒体を入れて下さい」などの情報表示を行い、ステップS208で処理を終了する。
ここで、ステップS202及びステップS207の処理内容の詳細について説明する。
ステップS202においてビデオカメラ起動時のアニメーション表示処理を開始すると、図3のステップS301でビデオカメラの起動準備が完了しているか否かを調査する。ここで、起動準備の完了とは、図2のステップS206の完了と同意である。調査の結果、起動準備が完了していなかった場合、ステップS302に進み、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示に使用する所定数の画像をすべて表示し終えたか否かを調査する。アニメーション表示方法の詳細は後述するが、ここでは、説明を容易にするため、簡単に概念を説明する。本発明で表示するアニメーションとは、複数枚の画像を所定の順序で、短時間に連続的に表示することにより、あたかも画像が動いているかのように見せる効果を得るものである。ここでは、3枚の画像を所定の順序で連続的に表示することで一つのアニメーションを表現する場合を例に説明する。
ステップS302の調査の結果、3枚の画像を表示し終えていない場合、ステップS303に進む。ステップS303では、次に表示すべき画像データを検索し、読み出す処理を行う。ここで、次に表示すべき画像データは、アニメーションに使用する3枚の画像の表示順に基づき決定する。例えば、3枚の画像のうち、1番目の画像を表示し終えていた場合は、次に表示すべきは2番目の画像データとなる。
次に、ステップS304では、読み出した画像データを所定のワークメモリに展開する。該ワークメモリは、RAM111の所定位置に確保した領域であり、システム制御部101により、予め決められたRAM111上の画像展開用ワークメモリにデータが配置される。
ワークメモリへの画像データの展開が完了すると、ステップS305において、画像データの表示を開始する。このとき、システム制御部101は、RAM111に展開された画像データをグラフィック処理部112を介して信号出力部110から出力する。画像データを表示する時間は、アニメーションとして表現したい効果によって調整が必要であり、最適な時間は一意には定まらない。しかし、設計意図通りのアニメーションを実現するためには、予め一画像データの表示時間を設定しておき、該時間が経過するまで画像を表示し続けるように制御する必要がある。この処理を行うのが、ステップS306である。
ステップS306において、所定時間の画像表示が完了したら、ステップS301に戻る。ここでは、前述の通り、ビデオカメラの起動準備が完了しているか否かを調査する。調査の結果、起動準備が完了していた場合、ステップS207に進み、図3に示した起動アニメーション表示のための一連の処理を終了する。この処理を終了したビデオカメラは、動画記録や静止画記録、記録済みデータの再生など、ユーザからのあらゆる指示に対して、即座に処理を実行できる状態となる。
起動準備が完了していなかった場合は、ステップS302に進む。ここでの処理は、既に述べた通りであり、例えば、3枚の画像のうち2枚しか表示し終えていなければ、3枚目の画像を表示するため、ステップS303からステップS306までの一連の処理を実行する。一方、ステップS302において所定枚数の画像の表示が完了していた場合、例えば3枚の画像から成るアニメーションを表示する場合、3枚の画像を所定の順序で、所定時間表示し終えていた場合は、一つのアニメーション表示が完了したことになる。そのため、再度初めからアニメーション表示を行うために、ステップS307で表示済み画像の積算枚数をクリアする。これにより、一つのアニメーション表示が完了してもビデオカメラの起動準備が完了していなかった場合には、起動準備が完了するまで、繰り返しアニメーションを表示することができる。
次に、アニメーションの表示方法について詳細に述べる。本実施例では、ビデオカメラに代表される記録再生装置の特長をユーザに知らしめる効果をアニメーションとして表示することが一つの目的である。したがって、ビデオカメラの機能として搭載する場合には、その特長を端的に表す画像パターンを用意し、それらを用いたアニメーションを表示することが望ましい。例えば、ビデオカメラの特長が、従来のテープ媒体ではなく、DVDなどのディスクを記録媒体として用いることが特長である場合、ディスクを想起させるようなアニメーションを表示すると良い。それは、例えば、ディスクが回転している様子を表すものであったり、ディスクがビデオカメラに装填される様子を表すものであったりと、その特長を強調するものであれば良く、特に限定されない。または、前述のメディアチェンジを表現するために、テープからディスクへと移行する様をイメージさせるようなアニメーションを表示しても良い。また、ディスクやテープ、ビデオカメラなどを模式的に描いた画像パターンだけでなく、例えば、"DVD−Camera"などの文字列を描いた画像パターンを表示しても良い。もちろん、模式図のみ描いた画像パターン、文字列のみ描いた画像パターン、模式図と文字列の両方が描かれた画像パターンなど、表示する画像パターンは、特に限定されない。もちろん、それらの画像パターンを組合わせて一つのアニメーションを構成するにあたり、模式図の画像パターンだけ、あるいは文字列の画像パターンだけでアニメーションを表現しても良いし、それらを組合わせて一つのアニメーションを構成するようにしても良い。
また、製品の特長を表現する画像パターンを表示するだけでなく、例えば、メーカのロゴを表示したり、メーカのキャッチフレーズなどを表示しても良い。もちろん、これらを前述の製品の特長を表現する画像パターンと組合わせて表示しても良い。
ただし、ここでは、アニメーションについて分かり易く説明するため、図4を用い、複数の画像を用いて飛行機が飛んでいる様子をアニメーション表示する例について述べる。
まず、アニメーションとして使用する画像を数パターン用意する。それらは、アニメーションとして表現する際に、連続して動作しているように見えることを考慮して作成されたものと仮定する。例えば、飛行機が画面左から右に直線状に飛ぶ様子を3パターンの画像で表現するためには、図4-aのように飛行機が画面左端にある画像と、
図4-bのように飛行機が画面中央にある画像と、
図4-cのように飛行機が画面右端にある画像とを用意する。
この3つの画像は表示順序も決まっており、図4-a→図4-b→図4-cの順に表示する。
これらの画像は、個別に見ると空に飛行機が浮かんでいるようにしか見えないが、上記の順序で短時間に画像を表示することで、あたかも飛行機が左から右に飛んで行くかのように見せることができる。これが、アニメーション表示の原理である。
また、アニメーションでより細かな動きを表現するためには、より多くの画像パターンを用意し、それらを連続的に表示するように制御すれば良い。例えば、図4において、図4-aと図4-bの間に図4-dの画像を表示し、さらには、図4-bと図4-cの間に図4-eの画像を表示することで、飛行機が図4-fで示すような軌道で、波状に飛行する様子を表現することができる。すなわち、図4-dと図4-eという2つの画像を追加し、計5枚の画像で一つのアニメーションを構成することで、3枚の画像では表現し得なかった動きを表現することが可能になる。このように、アニメーションを構成する画像パターン数を増やせば増やすほど、より細かな動きを表現することができる。
また、個々の画像パターンが美麗であるほど、それらを連続的に表示して得られるアニメーションも美麗なものになる。
しかし、一つのアニメーションに使用する画像パターン数を増やしたり、美麗な画像パターンを持つためには、それらを蓄えるのに十分なバッファ容量が必要になる。つまり、本実施例のRAM111に十分な容量が必要になるが、RAM111の容量は有限であり、また、システムごとに容量は異なる。また、RAM111には、画像パターン以外にも各種制御プログラムを格納したり、展開した画像や画像音声情報等の大容量データの一時的な格納場所としても使われる。したがって、アニメーションを表示する場合は、使用可能なRAM容量を考慮し、その範囲内で効果的な表現ができるように設計する必要がある。
次に、アニメーションに使用する画像パターンの表示時間と表示処理時間について述べる。
アニメーションに使用する各画像パターンの表示時間は、完成したアニメーションの見た目に大きな影響を与える重要な要素である。図4-fの飛行機が飛んでいる様子を5つの画像パターンで構成されるアニメーションで表現する場合、例えば、各画像パターンを0.2秒ずつ表示するのと0.4秒ずつ表示するのとでは、飛行機の飛行速度が倍半分違うように見えることになる。最適な表示時間は、アニメーションが狙う効果、使用する画像パターンの枚数、表示処理に要する時間などによって異なるため、一意には定まらない。したがって、アニメーションごと、システムごとに最適な表示時間を決める必要がある。
ここで、表示処理に要する時間について述べる。アニメーションに使用する画像パターンを表示するのに要する時間は、主にグラフィック処理部112の性能に左右される。グラフィック処理部112が高性能であれば、美麗な画像パターン、言い換えればデータ量の多い画像パターンであっても、短時間で表示することができるが、逆に低性能であれば、データ量の少ない画像パターンの表示に長い時間を要する場合もある。例えば、図4-fの飛行機が飛んでいる様子を5つの画像パターンで構成されるアニメーションで表現する場合、各画像を0.2秒ずつ表示することを考える。このとき、画像表示処理に要する時間が、0.2秒以下であれば設計意図通りのアニメーションを実現することができる。しかし、グラフィック処理部112の性能が低く、画像表示処理に要する時間が0.2秒より長くかかる場合、設計意図通りのアニメーションを実現することはできない。したがって、アニメーションを設計する際には、システムが搭載するグラフィック処理部112の性能を十分に考慮した上で、各画像パターンの表示時間や使用する画像パターンの枚数などを決める必要がある。
なお、これまでの説明では、図3のステップS303〜ステップS306の一連の画像表示処理が完了した後、ステップS301でビデオカメラの起動準備が完了したか否かを調査するようにしていた。しかし、ステップS303〜ステップS306の処理中に、ビデオカメラの起動準備が完了したならば、画像表示処理を中断し、すぐにユーザが撮影を開始できる状態に移行すると使い勝手が良い。言い換えれば、ステップS303〜ステップS306の画像表示処理よりも、起動準備処理を優先して実行するようにすると使い勝手が良い。特に、ビデオカメラの場合には、ユーザが決定的なシーンを取り逃がさないことを最優先に考慮すべきであり、起動準備が完了し、撮影を開始できる状態になったら、すぐに画像表示処理を中断することが望ましい。また、画像表示処理と起動準備処理のどちらを優先するかを、ビデオカメラの備えるメニュー画面などでユーザが選択できるようにしても良い。例えば、ユーザが画像表示処理を優先することを選択したならば、画像表示処理中に起動準備が完了しても、一連の画像表示処理が終了するまでは、撮影を開始することはできない。一方、起動準備処理を優先することを選択したならば、起動準備が完了した時点で、すぐに撮影を開始できるようにする。もちろん、ビデオカメラの出荷時には、起動準備処理を優先するような設定にしておく方がユーザにとって親切である。
なお、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示を一切行わないように、ユーザが選択できるようにすることも可能である。前述の例では、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示と起動準備処理の優先度を選択できるようにしたが、ここで述べるのは、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示処理そのもののON/OFFをユーザが選択できるようにするものである。これを実現するためには、図2のビデオカメラ起動時の処理フローに、図5に示す処理を追加して実行すれば良い。具体的には、図2のステップS201とステップS202の間に、図5の処理を実行すれば良い。
ここで、図5について説明する。まず、ステップS501において、起動時のアニメーションを表示するか否かを判断する。ここで、起動時のアニメーションを表示する場合には、ステップS202に進み、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示処理を実行する。この処理内容については、前述の通りである。
一方、ステップS501の判断の結果、起動時のアニメーションを表示しない場合には、ステップS202を実行せず、ステップS502において処理を終了する。すなわち、起動時のアニメーション表示処理を実行せず、図2のステップS203〜S206のビデオカメラ起動準備処理を実行する。なお、起動時のアニメーションを表示しない場合には、図2のステップS207の処理は実行する必要がないので、ここでも図5と同様の判別処理を追加し、起動時のアニメーション表示をする場合にはステップS207を実行し、表示しない場合にはステップS207を実行しないようにすれば良い。
ここで、ステップS501において、起動時のアニメーションを表示する、表示しないを判別するためには、何らかの判別情報が必要になる。この判別情報は、1ビットの情報量があれば十分であり、例えば、起動時のアニメーションを表示する場合には前記判別情報を1とし、表示しない場合には前記判別情報を0とすれば良い。また、前記判別情報は、容易に情報の読み出しと書き込みができるように、RAM111などに記憶しておく。なお、前記判別情報は、前述のビデオカメラ起動時のアニメーション表示処理のON/OFFをユーザが選択した結果を端的に表す情報である。すなわち、ビデオカメラの備えるメニュー画面などで、ユーザがビデオカメラ起動時のアニメーションを表示する、表示しないを選択できるように構成し、ここでユーザが選択した結果を前記判別情報として記憶しておく。システム制御部101は、ステップ501において、前記記憶した判別情報を読み出し、情報の内容を調査し、その情報に応じて処理内容を変更するように制御する。また、メニュー画面における前記判別情報の設定は、例えば、図6のような画面で行えば良い。図6の例では、ビデオカメラ起動時のアニメーション表示は行うが、その優先度は低いため、ビデオカメラの起動準備処理を優先するという設定になっている。
以上のような構成により、ビデオカメラ起動時のアニメーションを表示する、表示しないをユーザが選択し、その選択した結果に応じてアニメーション表示処理の制御内容を変更することができる。
なお、これまでは、ビデオカメラの起動時、起動準備が完了するまでの間にアニメーション表示する例について、説明した。しかしながら、このようなアニメーションを表示するタイミングは、これに限定されるものではない。例えば、電源をOFFにする時の終了処理中にアニメーション表示しても良いし、ビデオカメラの記録モードを例えば動画モードと静止画モードとに切り替えた場合などに表示しても良い。その他にも、記録モードと再生モードとの遷移時などに表示しても良い。もちろん、前述のメニュー画面におけるアニメーション表示設定画面において、どのタイミングで表示するようにするかを、ユーザが選択できるようにすることもできる。
記録再生装置の構成例を示すブロック図 ビデオカメラ起動時の処理フロー例を示す図 起動アニメーション表示処理フロー例を示す図 アニメーション構成用画像パターンの一例を示す図 起動アニメーションを表示しない場合の処理フロー例を示す図 起動アニメーションの情報設定を行うメニュー画面の一例を示す図
符号の説明
101…システム制御部、102…ユーザインターフェース部、103…レンズ、104…CCD、105…A/D変換器、106…信号入力部、107…CODEC、108…ドライブ制御部、109…記録媒体、110…信号出力部、111…RAM、112…グラフィック処理部、113…電源部、S200〜S209…図2の処理フロー内容、S301〜S307…図3の処理フロー内容、S500〜S502…図5の処理フロー内容

Claims (8)

  1. 記録再生装置であって、
    撮像素子を有する映像情報入力手段と、
    該映像情報入力手段からの映像情報を記録媒体に記録する記録手段と、
    前記記録媒体に記録された映像情報を再生する再生手段と、
    各種の設定情報及びグラフィックデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶したグラフィックデータを読み出し、それらを表示するグラフィックス制御手段と、
    ユーザの操作入力を受けるユーザインターフェース手段と、
    前記ユーザインターフェース手段からの入力により上記の各手段を制御する制御手段と
    前記記録再生装置に電源が投入された後、映像情報の記録及び再生処理を開始する準備処理を実行する準備処理実行手段と、
    前記準備処理状況を監視する監視手段とを有し、
    前記準備処理実行手段が準備処理を実行していることを前記監視手段で検知すると、前記グラフィックス制御手段は、当該準備処理を実行している間に、前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示することを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示する処理を実行するか否かをユーザが選択する選択手段を有し、
    前記選択手段によって、ユーザが好みのグラフィックス表示設定を選択可能とすることを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項1に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示し、前記グラフィックス表示処理が終了する前に映像情報の記録及び再生処理を開始するための準備処理が完了した場合には、前記グラフィックス表示処理を中断し、映像情報の記録及び再生処理を開始できる状態に移行することを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示処理と、
    映像情報の記録及び再生処理を開始するための準備処理との処理実行優先度をユーザが選択する選択手段を有し、
    前記選択手段によって、ユーザが前記グラフィックス表示処理と前記準備処理の優先度を選択可能とすることを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項2又は4に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスの表示をユーザが選択する選択手段及び前記グラフィックス表示処理と前記準備処理との処理優先度をユーザが選択する選択手段は、グラフィカルユーザインターフェースによって提供されることを特徴とする記録再生装置。
  6. 請求項2又は4に記載の記録再生装置において、
    前記選択手段を介してユーザが選択した前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスの表示設定情報及び前記選択手段を介してユーザが選択した前記グラフィックス表示処理と前記準備処理との処理優先度設定情報を、前記記憶手段に記憶しておくことを特徴とする記録再生装置。
  7. 請求項6に記載の記録再生装置において、
    前記記録再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示する前には、
    前記記憶手段に記憶したグラフィックスの表示設定情報及び前記記憶手段に記憶した処理優先度設定情報を読み出し、前記読み出した設定情報に応じて、実行するグラフィックス表示処理内容を決定することを特徴とする記録再生装置。
  8. 再生装置であって、
    媒体に記録された映像情報を再生する再生手段と、
    各種の設定情報及びグラフィックデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶したグラフィックデータを読み出し、それらを表示するグラフィックス制御手段と、
    ユーザの操作入力を受けるユーザインターフェース手段と、
    前記ユーザインターフェース手段からの入力により上記の各手段を制御する制御手段と
    前記再生装置に電源が投入された後、映像情報の及び再生処理を開始する準備処理を実行する準備処理実行手段と、
    前記準備処理状況を監視する監視手段とを有し、
    前記準備処理実行手段が準備処理を実行していることを前記監視手段で検知すると、前記グラフィックス制御手段は、当該準備処理を実行している間に、前記再生装置の特長を表現するグラフィックスを表示することを特徴とする再生装置。
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