JP2007212238A - 水位検出装置、それを用いた水位検出方法 - Google Patents

水位検出装置、それを用いた水位検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラから得られた画像を処理することにより、河川の水位検出する場合、従来は量水板のような特別なマーカーが必要であった。また、マーカーを用いずに橋脚などの構造物と水面との交差である喫水線を画像処理によって抽出する場合、影など喫水線以外の影響を受けるという問題があった。
【解決手段】取り込んだ河川の画像からエッジ画像生成し、喫水線の探索範囲限定するために範囲指定を行い、探索範囲内のエッジ強度の分布から喫水線以外のエッジを除去し、エッジ画像から射影計算によって喫水線候補を抽出し、喫水線候補から水位を求める水位検出方法であり、特に、偽エッジ除去処理においては、探索範囲の輝度値を用いることで、水面に差し込んだ影の影響をなくして安定に喫水線を検出し、水位を検出するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、カメラから取り込んだ河川の映像を処理することにより、喫水線の位置を検出するシステムに係わる技術に関するものである。
従来、液面の高さは、基準の水平面から液体の表面までの距離を測定するもので、フックゲージ、ポイントゲージ等で直接液位を測定するものやフローと浮かべてその変位を測定する方法があった。
また、液面の位置をカメラ画像で決定する方法としては、被測定液体の収容されるタンクなどの内壁(側壁)に設置されたマーカーの直線と、反射影の直線を検出することにより水位を検出する技術に関するものがあり、カメラなどから取り込まれた映像内で側壁上の斜めに配置された直線と、反射影の直線を検出することにより、水と空気の屈折率の違いによって生じる、直線がくの字に折れ曲がった点を見つけることにより、水面位置を求め、量水板上の数値あるいは目盛りを読み取ることによって水位を検出することができる(例えば特許文献1)。
特許第2964872号公報
上述の従来技術では、斜めに直線をマーキングした量水板が必要となり、通常の河川などで用いる場合その設置工事が必要となる。
また、例えばダムのように通常は水位が高く、稀に水位が極端に低下するような場所では、普段水中に沈んでいる部分に量水板を設置することができないため、水位低下時の検出ができないという問題がある。
このため特別な量水板のようなマーカーを不要とし、一般的に存在する橋脚などの構造物と水面との交差によって生じる喫水線を画像処理によって抽出し、水位を検出したい。しかし影など喫水線以外の偽のエッジの影響を取り除いて誤検出を防ぐ必要がある。
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、特別な量水板のようなマーカーを不要とし、一般的に存在する橋脚などの構造物と水面との交差によって生じる喫水線を画像処理によって抽出し、水位を検出する方法を提供することを目的とする。
本発明の水位検出装置は、喫水線を含む撮影画像を取り込む画像入力手段と、取り込まれた画像に対してエッジ抽出処理を行いエッジ画像を作成するエッジ抽出手段と、前記エッジ画像上に設定された探索範囲内のエッジ情報のみを取り出す範囲指定手段と、前記探索範囲内のエッジ画像を一次元射影処理し、射影累積値パターンのピーク値に基づいて、前記エッジ画像上の直線部を検出する直線検出手段と、前記検出された直線部の候補から前記喫水線を抽出する水位検出手段とを備えたものである。
本発明の水位検出方法は、喫水線を含む撮影画像を取り込み、前記取り込まれた画像に対してエッジ抽出処理を行いエッジ画像を作成し、前記エッジ画像上に設定された探索範囲内のエッジ情報のみを取り出し、前記探索範囲内のエッジ画像を一次元射影処理し、射影累積値パターンのピーク値に基づいて、前記エッジ画像上の直線部を検出し、前記検出された直線部の候補と、前記探索範囲内の一次元射影処理の方向の軸に沿った画像の輝度分布とから前記喫水線を抽出し、水位を検出するものである。
この発明によれば、量水板のようなマーカーを不要とし、一般的に存在する橋脚などの構造物と水面との交差により生じる喫水線を、影など喫水線以外の偽のエッジの影響を取り除いて、安定に抽出することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による水位検出装置の構成を説明する図である。図において、例えば撮像装置であるカメラ1から撮影された画像は画像情報入力手段2に取り込まれ、必要に応じて表示装置である画像モニター等に表示され監視対象となる。監視対象は検出する水位を示す水面を含む画像である。また画像入力手段2の画像情報は画像処理手段4で、所望の処理がなされ、画像情報から得られた水位が出力情報として、出力手段に出力される。出力された水位情報は必要に応じて表示装置3上に表示される。なお、画像処理手段4においては必要に応じて記憶手段6から前画像情報等を読み出して処理に使用する。
図2は、主に画像処理手段4における処理内容を示すフロー図である。まず、画像入力手段2から取り込まれた(ST 101)画像情報は、画像処理手段4内のエッジ抽出手段により処理がなされ、画像内の輝度分布からエッジ画像に変換される(ST 102)。次に、画像処理手段において、範囲指定手段により、エッジ画像のうち、予めユーザが設定した水位検出対象の水面を含む範囲内にあるエッジ情報のみを取り出し、記憶手段に格納される(ST 103)。次に、画像処理手段4内の偽エッジ除去手段により、設定された範囲内のエッジ情報のうち喫水線のエッジとは別の、例えば影などによって生じたエッジ、すなわち偽エッジ情報が取り除かれる(ST 104)。その後、ユーザが設定した範囲の内部にあるエッジ情報で、偽エッジを取り除いたものを用いて、画像処理手段4内の射影計算手段、直線検出手段により、二次元情報を一次元情報に射影計算を行い、直線を検出する(ST 105)。水位検知手段6では抽出された直線候補のうち、喫水線は最も下方にある、あるいは前フレームからの連続性を考慮する、といった条件に基づいて最終的に喫水線を検出してその位置を出力する(ST 106)。なお、判断条件や前フレームの画像情報、エッジ画像情報及び以下で説明する射影累積値、輝度分布等画像処理情報は記憶手段6に格納してもよい。検出された水位(喫水線)は出力手段5を介して、例えば表示装置3の画像上喫水線位置に表示される等所望の出力がなされる。
以下に、画像を用いた具体的な処理について説明する。図3は本発明の実施の形態1の水位検出方法に使用される対象画像の概要図で、写真を線画としたものである。図において、撮像画像10は川11の水位を検出するために、例えば橋脚12及び水面13のうち喫水線15を含む範囲が探索範囲14として設定されている。なお、撮像画像10に示されるように、橋、橋脚12の影による日陰部16も水面13には存在する。
図4は図3の画像のさらに一部を模式的に示したもので、本図においては日陰部を無視している。図中(a)は撮像画像10a、(b)は撮像画像10aをエッジ抽出処理したエッジ画像10b、(c)はエッジ画像10bから縦軸方向への射影計算の結果(射影累積値20)の強度分布(パターン)図である。上述の図2のフローに基づき、撮像画像10aからエッジ画像処理を行い、エッジ画像10bのうち探索範囲14の中で喫水線15の候補を見つける。この画像では容易に喫水線15が検出できる。すなわち、エッジ抽出手段によって抽出されたエッジ画像10bから単純な射影計算による直線検出手段によって直線を見つける場合、射影計算によって射影累積値20が得られ、その中のピーク21の位置を検出することにより喫水線位置を求めることが出来る。
図5は撮像画像中探索範囲14内に日陰部16を有する場合の模式図であるが、図4と同様図5中(a)は撮像画像10c、(b)は撮像画像10cをエッジ抽出処理したエッジ画像10d、(c)はエッジ画像10dから縦軸方向への射影計算の結果(射影累積値20)の強度分布図である。水面に影がさしこんで、橋脚12と日陰の水面13b以外にも、日陰の水面と日向の水面13aとの間にも輝度差が生じてしまった場合、探索範囲14の中で喫水線を見つけることは容易ではない。このとき図中(b)のエッジ画像10dから単純な射影計算による直線検出を行うと、射影累積値20からはエッジ累積のピーク21Aとピーク21Bの2つのピークが生じる。
本発明の偽エッジ除去手段では、水面に影が差し込んだ場合に得られるエッジ画像10dにおいて、喫水線のエッジは残して、影の境界部分に生じたエッジのみを取り除き、結果として水面に影の差し込んでいない場合に得られるエッジ画像10と同じエッジ画像に変換する処理を行う。すなわち、2つのピークから喫水線のエッジによるピークを判断する。
次に偽エッジ除去手段の動作の説明を行う。図6、図7、図8、図9は偽エッジ除去手段の動作を説明する図である。
図6は図4と同じ条件(水面に影が差し込んでいない)で撮影された入力画像の、喫水線の上下周辺部分における輝度分布を説明するための図で、図中(a)は図4中(a)に相当し、図6中(b)は(a)中の探索範囲14内の一部縦断面(例えば横方向の中央部分)14Aにおける画素値から得られた輝度分布22を示している。このとき喫水線15部分の輝度分布には両側からVの字型に落ち込んだ輝度値の低い(極小値)部分23が観測できる。この輝度値の極小値位置23は図4のエッジ累積のピーク21と同じ場所に現れる。
図7は図5と同じ条件(水面に影が差し込んでいる)で撮影された入力画像の、喫水線の上下周辺部分における輝度分布を説明するための図で、図中(a)は図5中(a)に相当し、図7中(b)は(a)中の探索範囲14内の一部縦断面(例えば横方向の中央部分)14Bにおける画素値から得られた輝度分布22を示している。このとき喫水線15部分の輝度分布には両側からVの字型に落ち込んだ輝度値の低い第1の極小値位置23AとV字型ではないが、急激に輝度が変動する第2の極小値位置23Bとが観測できる。この輝度値の低い部分23Aは図5のエッジ累積のピーク21Aと同じ位置に現れる。また、V字型ではないが、急激に輝度が変動する部分23Bは図5のエッジ累積のピーク21Bと同じ位置に現れる。
これらの特性は、水面のように水平な部分と、橋脚のように垂直な構造物とが接する喫水線部分ではその形状がいずれの図からもわかるように三次元的に凹形状となり、光学的に周辺に対する輝度の落ち込みが生じることに起因しており、照明条件や光軸の向きに係わらずほぼ同じ傾向を示すことが確かめられている。また橋脚の下は、その上方の橋の影響によって日陰になりやすく、日陰部があっても喫水線部分の輝度値は探索範囲内ではほとんど全てのケースで最低輝度を示すことを確認した。
このように、撮影された入力画像の輝度分布を調べて比較することにより、図5のように水面に影が差し込んだ条件で撮影された入力画像で、真の喫水線と、影などの偽の喫水線とを区別することが可能であることがわかる。
次に、具体的な偽エッジ除去の方法を示す。
図8は図4と同じ条件(水面に影が差し込んでいない)で撮影された入力画像の、喫水線部分に生じたエッジ画像の射影累積ピーク21と、喫水線とその上下周辺部分における輝度分布とを位置を合わせて示したものである。すなわち、図8中(a)、(b)はそれぞれ図4中(c)、図6中(b)を示し、これらを対比したものである。探索範囲内の輝度の最小値24と最大値25に着目すると、これら最小値と最大値との間の、ある内分比で求められる値26よりも低い輝度値をもつ点の中に喫水線のエッジ点が含まれ、逆にその値26よりも高い輝度値をもつ点の中には喫水線のエッジ点が含まれないことがわかる。
図9は図5と同じ条件(水面に影が差し込んでいる)で撮影された入力画像の、喫水線部分に生じたエッジ画像の射影累積のピーク21A、日陰部との境界部分に生じたエッジ画像の射影累積のピーク21Bと、喫水線、その上下周辺部分における輝度分布の位置とを合わせて示したものである。図9においても、図8と同様に、探索範囲内の輝度の最小値24Aと最大値25Aに着目すると、これら最小値と最大値との間の、ある内分比で求められる値26Aよりも低い輝度値をもつ点の中に喫水線のエッジ点が含まれ、逆にその値26Aよりも高い輝度値をもつ点の中には喫水線のエッジ点が含まれず、影による偽のエッジが含まれていることがわかる。
そこで、探索範囲内の輝度の最小値MINと最大値MAXを求め、ある内分比Xで求められる値THをしきい値として、そのしきい値よりも大きな輝度値をもつ点のエッジ情報をゼロにすることにより、喫水線のエッジのみを安定して取り出すことができる。
ここで、
TH=MIN+(MAX−MIN)*X
Xの値は0.25近傍の値を選択すればよい。たとえば、ディジタル画像では画像上の輝度が0から255までの256段階のディジタル値で表現されるのが一般的である。また通常の監視用カメラでは、撮影対象中の対象の色がたとえ極端に黒い場合でもアナログ−ディジタル変換されて取り込まれた後の輝度値が0となることはほとんどなく、多くの場合は日陰部でもダイナミックレンジ幅の下からおよそ4分の1程度よりも高い値を有することが一般的である。たとえば256段階の輝度諧調であれば、64以上の輝度を有することが多い。このため日陰部と日向部との境界ではこの値以上になる。逆に喫水線の輝度は通常この値より小さくなる。上記式で、かりに輝度0を有する点がある場合は、TH=64となり、喫水線のエッジのみを含むしきい値となる。また、図9で示されるような場合もしきい値TH以下では喫水線に相当する位置で最小値をとる。すなわち、輝度の最小値の近傍のみ処理すれば喫水線の位置が検出できることになる。
以上の判断処理が、画像処理手段4において、偽エッジ除去手段によりなされる。これにより、水面に差し込んだ影による誤った喫水線の抽出を抑制することができる。
偽エッジ除去された残りのエッジ画像の直線を検出すれば、それが喫水線に相当することになる。
ある時間での喫水線位置が検出されると、出力手段により必要に応じて別の機器へ出力される。
なお、河川やダムでの水位監視においては喫水線位置が水位であり、喫水線位置の時間変化データを記憶手段に格納し、監視しておけば、異常上昇など容易に把握できる。
本発明の水位検出装置の構成を示す概略図である。 本発明の水位検出方法を説明するためのフロー図である。 本発明の水位検出装置の撮像装置で撮像される画像の一例を示す監視対象物を含む概略図である。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、(a)は図3の画像のさらに一部を模式的に示したもので、日陰部を無視した撮像画像、(b)は撮像画像をエッジ抽出処理したエッジ画像、(c)はエッジ画像から縦軸方向への射影計算の結果(射影累積値)の強度分布図である。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、(a)は図3の画像のさらに一部を模式的に示したもので、日陰部を含む撮像画像、(b)は撮像画像をエッジ抽出処理したエッジ画像、(c)はエッジ画像から縦軸方向への射影計算の結果(射影累積値)の強度分布図である。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、(a)は図4と同じ条件(水面に影が差し込んでいない)で撮影された入力画像で図4中(a)に相当し、(b)は (a)中の探索範囲14内の一部縦断面(例えば横方向の中央部分)14Aにおける画素値から得られた輝度分布を示したものである。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、(a)は図5と同じ条件(水面に影が差し込んでいる)で撮影された入力画像で図5中(a)に相当し、(b)は (a)中の探索範囲14内の一部縦断面(例えば横方向の中央部分)14Bにおける画素値から得られた輝度分布を示したものである。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、図4と同じ条件(水面に影が差し込んでいない)で撮影された入力画像の、喫水線部分に生じたエッジ画像の射影累積ピーク21と、喫水線とその上下周辺部分における輝度分布とを位置を合わせて示したもので、(a)、(b)はそれぞれ図4中(c)、図6中(b)を示し、これらを対比したものである。 本発明の水位検出方法を説明するための図で、図5と同じ条件(水面に影を含むが差し込んでいる)で撮影された入力画像の、喫水線部分に生じたエッジ画像の射影累積ピーク21と、喫水線とその上下周辺部分における輝度分布とを位置を合わせて示したもので、(a)、(b)はそれぞれ図5中(c)、図7中(b)を示し、これらを対比したものである。
符号の説明
1 撮像装置(カメラ)、 2 画像情報入力手段、 3 表示装置、
4 画像処理手段、 5 出力手段、 6 記憶手段、
10、10a、10c 撮像画像、 10b、10d エッジ画像、
11 川、 12 橋脚、 13、13a、13b 水面、
14 探索範囲、 14A,14B 探索範囲の一部、 15 喫水線、 16 日陰部、
20 射影累積値、 21、21A、21B ピーク位置、 22 輝度分布、
23 輝度の最小値の位置、 23A 輝度の第1の極小値位置、
23B 輝度の第2の極小値位置、 24、24A 探索範囲の輝度最小値、
25、25A 探索範囲の輝度最大値、
26、26A 輝度最小値−最大値間の所定値。

Claims (4)

  1. 喫水線を含む撮影画像を取り込む画像入力手段と、取り込まれた画像に対してエッジ抽出処理を行いエッジ画像を作成するエッジ抽出手段と、前記エッジ画像上に設定された探索範囲内のエッジ情報のみを取り出す範囲指定手段と、前記探索範囲内のエッジ画像を一次元射影処理し、射影累積値パターンのピーク値に基づいて、前記エッジ画像上の直線部を検出する直線検出手段と、前記検出された直線部の候補から前記喫水線を抽出する水位検出手段とを備えた水位検出装置。
  2. 探索範囲内において、一次元射影処理の方向の軸に沿った画像の輝度分布を求め、前記輝度分布と射影累積値パターンとの対比から偽エッジ情報を除去する偽エッジ除去手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の水位検出装置。
  3. 輝度分布のうち最小値近傍を喫水線位置とすることを特徴する請求項2に記載の水位検出装置。
  4. 喫水線を含む撮影画像を取り込み、前記取り込まれた画像に対してエッジ抽出処理を行いエッジ画像を作成し、前記エッジ画像上に設定された探索範囲内のエッジ情報のみを取り出し、前記探索範囲内のエッジ画像を一次元射影処理し、射影累積値パターンのピーク値に基づいて、前記エッジ画像上の直線部を検出し、前記検出された直線部の候補と、前記探索範囲内の一次元射影処理の方向の軸に沿った画像の輝度分布とから前記喫水線を抽出し、水位を検出する水位検出方法。
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