JP2007211704A - 可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置 - Google Patents

可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置 Download PDF

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太田  雅樹
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Abstract

【課題】磁石を取り付ける設置スペースの確保と周辺部品との干渉を防止することができ、斜板角度の検出を精度良く行うことのできる可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置の提供にある。
【解決手段】ハウジング11内に設けられ、駆動軸17の回転に伴い該駆動軸17の軸線方向に揺動運動を行う斜板22の傾斜角を制御して、ピストン28のストロークを変化させるように構成した可変容量型斜板式圧縮機において、駆動軸17に固定された回転体としてのラグプレート21とリンク連結され、斜板22の傾斜角に応じて移動するリンク可動部としてのガイドピン22dの球部22eに磁石35を取り付け、ハウジング11の磁石35に対向する位置に磁気センサ36を取り付ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、例えば、車両空調設備等に用いられる可変容量型斜板式圧縮機の容量検出に関する。
一般的に、車両空調設備等に用いられる圧縮機として、吐出容量を可変制御することができる可変容量型圧縮機(以下、単に「圧縮機」と呼ぶ)が知られている。
特許文献1で開示された従来技術では、ワッブル式の圧縮機が開示されクランク室6内に駆動軸7が回転可能に支持されており、駆動軸7には回転保持部材28が嵌着され、該回転保持部材28には揺動板取付部材27がリンク連結されている。この揺動板取付部材27には、軸受を介して揺動板41が相対回転可能に支持されており、シリンダブロック2内の駆動軸7の周辺に設けられたシリンダ8内のピストン9と揺動板41とは、ピストンロッド49によって回動自在に連結されている。従って、駆動軸7の回転運動が揺動板取付部材27を介して揺動板41の軸線方向の往復揺動運動に変換され、ピストン9がシリンダ8内を往復摺動し、冷媒ガスの吸入、圧縮作用を行うようになっている。
そして、揺動板41の外周部の上死点位置に被検出体としてのピン45(磁石)が外周方向に突出するように固着されており、ハウジング1の外周面の揺動板41の揺動に伴うピン45の通過位置には、電磁誘導型検出器48がその検出部48aを対向させて配設されている。電磁誘導型検出器48は、前記ピン45が検出部48aを通過する毎に磁束変化を検出し信号パルスを発生する。コントロールユニット19は入力された信号パルスより、ピン45が電磁誘導型検出器48の左側に存在する時間と、右側に存在する時間とを検出し、その検出信号を基に揺動板41の傾斜角、従って圧縮機の吐出容量が算出される。
特開昭62−218670号公報(第2〜5頁、図1)
しかし、特許文献1で開示された技術においては、ピン(磁石)が斜板の外周方向に突出するように固着されているが、検出器にてピンの磁束密度を検出可能とするためには、ピンの磁力の大きい、即ち寸法サイズの大きい磁石を用いねばならない。しかし、斜板の外周面は肉厚が薄く、このような寸法サイズの大きい磁石を取り付けるには設置スペースに限界がある。又、斜板の肉厚内に収まる細長の棒状の磁石を斜板に埋め込み一部を外周面より突出させて用いる方策が考えられるが、磁石による磁力線が周辺の鉄系金属で形成された斜板の方に流れてしまうことにより、検出面にて充分な磁束密度を得ることができない問題がある。
又、ピストンと斜板とをシューを介して連結し、シューと摺接する斜板の摺動部が駆動軸と同期回転するタイプの斜板式圧縮機においては、駆動軸の一回転につき信号パルスの発生は一回となるため、上記特許文献1で開示された技術を採用することはできない。仮にこのタイプの斜板式圧縮機において容量を検出しようとすれば、被検出体を斜板の外周に設け、更に検出器をハウジングに複数設けるか、若しくはハウジングに検出器を1つ設ける方法が考えられる。その場合に、特許文献1で開示されているように、磁石を斜板の外周方向に突出させて取り付けると、磁石がピストンの凹部と接触する恐れが生じてしまう。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたもので、本発明の目的は、磁石を取り付ける設置スペースの確保と周辺部品との干渉を防止することができ、斜板角度の検出を精度良く行うことのできる可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置の提供にある。
上記課題を達成するため、請求項1記載の発明は、ハウジング内に設けられ、駆動軸の回転に伴い該駆動軸の軸線方向に揺動運動を行う斜板の傾斜角を制御して、ピストンのストロークを変化させるように構成した可変容量型斜板式圧縮機において、前記駆動軸に固定された回転体とリンク連結され、前記斜板の傾斜角に応じて移動するリンク可動部に磁石を取り付け、前記ハウジングの前記磁石に対向する位置に磁気センサを取り付けたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、斜板の傾斜角に応じて移動するリンク可動部に磁石が取り付けられているので、斜板の傾斜角の変化に応じて磁石と磁気センサの間の距離が変化し、この距離変化に伴う磁束密度の変化を磁気センサにて読み取ることにより、斜板角度即ち容量を精度良く検出することが可能となる。
又、ピストンと連結された斜板部に磁石を取り付ける場合に比べて、リンク可動部であれば磁石を取り付ける設置スペースを確保でき、周辺部品との干渉を防止できる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設されたガイドピンであることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設された斜板アーム部であることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設された斜板アームと前記回転体の前記斜板側に突設された支持アームとの間に架設されたリンクアーム部であることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記磁石を非磁性部材を介して取り付けることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、磁石が非磁性部材を介して取り付けられているので、磁石より発する磁力線は磁性体材料より形成されているリンク可動部の方へ流れる量が減少し、磁気センサの検出位置における磁石による磁束密度を上昇させることができる。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記磁石が前記リンク可動部より外部に突出させて取り付けられたことを特徴とする。
請求項6記載の発明によれば、磁石がリンク可動部より外部に突出させて取り付けられているので、磁石より発する磁力線は磁性体材料より形成されているリンク可動部の方へ流れる量が減少し、磁気センサの検出位置における磁石による磁束密度を上昇させることができる。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の可変容量型回転斜板式圧縮機の容量検出装置において、前記磁気センサが、前記ハウジングを連結固定する通しボルトに近接する、ハウジング外周面上の位置に設置されたことを特徴とする。
請求項7記載の発明によれば、磁性体材料よりなる通しボルトがリンク可動部の磁石及び電磁クラッチの漏洩磁束の影響を受けて磁化されるので、通しボルトに近接するハウジングの外周面上の位置に配置された磁気センサでその磁束を検出することにより、磁石の位置を検出可能となる。
この発明によれば、リンク可動部に磁石を取り付けることにより、磁石を取り付ける設置スペースの確保と周辺部品との干渉を防止することができ、斜板角度の検出を精度良く行うことができる。
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態に係る可変容量型斜板式圧縮機(以下、単に「圧縮機」と呼ぶ)の容量検出装置を図1〜図3に基づいて説明する。
図1に示す圧縮機10には、圧縮機10の外殻であるハウジング11が形成されているが、このハウジング11は、複数のシリンダボア12aが形成されたシリンダブロック12と、そのシリンダブロック12の前部側に接合されるフロントハウジング13と、シリンダブロック12の後部側に接合されるリヤハウジング14とから構成されている。
そして、フロントハウジング13からリヤハウジング14まで通される通しボルト15の前後方向の締め付けにより、フロントハウジング13、シリンダブロック12及びリヤハウジング14が一体的に固定され、ハウジング11が形成される。
フロントハウジング13には、クランク室16が後部側をシリンダブロック12により閉鎖した状態にて形成されている。
そして、回転自在の駆動軸17がそのクランク室16の中央付近を貫通するように備えられており、この駆動軸17はフロントハウジング13に設けられるラジアル軸受18と、シリンダブロック12に設けられる別のラジアル軸受19により支持されている。
この駆動軸17の前部を支持するラジアル軸受18の前方に、駆動軸17の周面に渡って摺接する軸封機構20が備えられている。又、この実施形態における駆動軸17の前端は、図示しない動力伝達機構を介して外部駆動源に連結されている。
前記クランク室16における駆動軸17には、回転体としてのラグプレート21が一体回転可能に固着されている。
ラグプレート21の後方における駆動軸17には、容量変更機構を構成し鉄系金属等の磁性体材料で形成された斜板22が駆動軸17の軸線方向へスライド可能及び傾動可能に支持されている。
斜板22とラグプレート21との間には後で詳述するヒンジ機構23が介在され、このヒンジ機構23を介して斜板22がラグプレート21及び駆動軸17に対して、同期回転可能及び傾動可能に連結されている。
駆動軸17におけるラグプレート21と斜板22との間にはコイルスプリング24が巻装されているほか、コイルスプリング24の押圧により後方へ付勢される摺動自在の筒状体25が駆動軸17に嵌挿されている。
斜板22は、コイルスプリング24の付勢力を受けた筒状体25により常に後方、すなわち、斜板22の傾斜角度が減少する方向へ向けて押圧される。尚、斜板22の傾斜角度とは、ここでは駆動軸17と直交する面と斜板22の面により成す角度を意味している。
斜板22の前部にはストッパ部22aが突設されており、このストッパ部22aがラグプレート21に当接することにより、斜板22の最大傾斜角位置が規制されるようになっている。斜板22の後方における駆動軸17には止め輪26が取り付けられ、この止め輪26の前方においてコイルスプリング27が駆動軸17に巻装されている。このコイルスプリング27の前部に当接することにより斜板22の最小傾斜角位置が規制されるようになっている。図1において、実線で示す斜板22は最大傾斜角位置にあり、仮想線で示す
斜板22は最小傾斜角位置にある。
前記シリンダブロック12の各シリンダボア12a(本実施例では5個)には、片頭型のピストン28がそれぞれ往復移動可能に収容され、これらのピストン28の首部には凹部28aが形成されている。このピストン28の凹部28aには、一対のシュー29が収容され、一対のシュー29の間に斜板22の外周部22bが摺接可能に係留されている。斜板22のシュー29と摺接する摺動部は、駆動軸17の回転に同期して回転可能に設けられている。
そして、駆動軸17の回転に伴い斜板22が駆動軸17と同期回転しつつ、駆動軸17の軸線方向に揺動運動される時、シュー29を介して各ピストン28が前後方向に往復移動される。
一方、図1に示されるように、リヤハウジング14の前部側とシリンダブロック12の後部側は、バルブプレート31を介在させて接合されている。
リヤハウジング14内の中心側には吸入室32が形成されており、リヤハウジング14内の外周側には吐出室33が形成されている。吸入室32及び吐出室33は、バルブプレート31に設けられている吸入ポート31a及び吐出ポート31bによりシリンダボア12a内の圧縮室30とそれぞれ連通されている。
ところで、各ピストン28が上死点位置より下死点位置へ移動する時に、吸入室32内の冷媒ガスは吸入ポート31aを介してシリンダボア12a内の圧縮室30に吸入される。圧縮室30内に吸入された冷媒ガスは、ピストン28の下死点位置より上死点位置への移動により所定の圧力にまで圧縮され、吐出ポート31bを介して吐出室33へ吐出される。
尚、この圧縮機10では、斜板22の傾斜角度を変更させてピストン28のストローク即ち圧縮機10の吐出容量を調整するために、リヤハウジング14に容量制御弁34が配設されている。
そして、この容量制御弁34は、吐出室33とクランク室16とを連通する給気通路(図示せず)の途中に配置されている。
この容量制御弁34の弁開度の調整を介して吐出室33からクランク室16に導入される高圧の冷媒ガスの導入量と、クランク室16と吸入室32とを連通させる抽気通路(図示せず)を通じてクランク室16から吸入室32へ導出させる冷媒ガスの導出量とのバランスにより、クランク室16内の圧力が決定される。
これにより、ピストン28を挟んだクランク室16内と圧縮室30内の圧力の差が変更されて、斜板22の傾斜角度が変更される。
図1及び図2に示されるように、斜板22とラグプレート21とをリンク連結するヒンジ機構23は、斜板22の外周部22bより前部の軸心線mの近傍に、一対のブラケット22cがラグプレート21側に突設して設けられ、各ブラケット22cにはリンク可動部としてのガイドピン22dの一端が固着され、ガイドピン22dの他端には球部22eがそれぞれ固着されている。ブラケット22c、ガイドピン22d及び球部22eにより斜板アーム部が形成されている。
又、ラグプレート21の上部には、一対の支持アーム21aがガイドピン22dに対向するように後方に突出して設けられている。各支持アーム21aの先端部には、駆動軸17の軸心線mと斜板22の上死点位置Pとで決定される面と平行にガイド孔21bが直線状に貫設されている。このガイド孔21b内には、ガイドピン22dの球部22eがそれぞれ回動かつ摺動可能に挿入されている。斜板22の傾斜角の変更に伴い、球部22eはガイド孔21b内を上下方向に摺動する。
この片方の球部22eの上端中央部分には、軸心線mに向けて有底丸孔22fが形成されており、この有底丸孔22fには永久磁石よりなる磁石35が、磁石35の一部を外周方向へ突出させた状態で、且つ磁極N極を外周方向に向け、それとは逆極性の磁極S極を軸心線mの方向に向けて取り付けられている。
この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aには、貫通孔13bが軸心線mに対し放射方向に形成されており、この貫通孔13bには磁石35の磁束を検出するための磁気センサ36が取り付けられている。磁気センサ36は、図2に示されるように、ピストン28と通しボルト15の間の障害物のない領域に設けられている。
磁気センサ36としてはホール素子を使用しており、磁気センサ36は、感知した磁束密度を、磁気センサ36と接続された図示しない制御ユニットに送信する。磁石35、磁気センサ36及び制御ユニットにより圧縮機の容量検出装置が構成されている。制御ユニットは、磁気センサ36の感知した磁束密度の大きさより、上記斜板22のガイドピン22dの球部22eに取り付けられた磁石35がどの位置にあるのかを検出する。
制御ユニットには、予め磁気センサ36の検出出力(磁束密度)と斜板22の傾斜角の対応データ等が保管されており、制御ユニットは所定のプログラムに基づいて演算処理を行うことによって、検出対象の斜板22の傾斜角を算出し、圧縮機の吐出容量を得ることが可能となっている。
次に、この実施形態に係る圧縮機10の動作について説明する。
駆動軸17の回転に伴い、斜板22は揺動回転運動を行い、斜板22と連結されたピストン28は、前後方向へ往復運動を行い、冷媒ガスの吸入、圧縮、吐出を行う。
斜板22の傾斜角は、容量制御弁34によりピストン28を挟んだクランク室16内と圧縮室30内の圧力の差が変更されることにより制御されている。
ここで、斜板22がある傾斜角で回転運動を行っている場合を考える。斜板22の球部22eに取り付けられている磁石35が、斜板22の回転に伴い、ハウジング周壁13aに取り付けられている磁気センサ36の近傍を通過する時、磁気センサ36は磁石35による磁束密度を検出する。
例えば、図3(a)には、斜板22が最大傾斜角位置にある時の状態を示している。容量制御弁34の圧力調整でクランク室16の圧力が低下すれば、ピストン28に作用する背圧が下がることにより、斜板22の傾斜角が大きくなる。この時、斜板22の球部22eがヒンジ機構23のガイド孔21b内をガイド孔21bの中心線に沿って内方から軸心線mに対し離れる方向に摺動する。
又、図3(b)には、斜板22が最小傾斜角位置にある時の状態を示している。容量制御弁34の圧力調整でクランク室16の圧力が上昇すれば、ピストン28に作用する背圧が上がることにより、斜板22の傾斜角が小さくなる。この時、斜板22の球部22eがヒンジ機構23のガイド孔21b内をガイド孔21bの中心線に沿って外方から軸心線m側に近づく方向に摺動する。
磁石35と磁気センサ36の距離をhとし、最大傾斜角位置における距離をh1、最小傾斜角位置における距離をh2とすれば、h1≦h≦h2の関係があり、この距離hと磁気センサ36にて検出される磁束密度とは反比例の関係にある。この距離hが最も小さい時、即ち斜板22が最大傾斜角位置にある時、検出磁束密度は最も大きくなる。逆に、この距離hが最も大きい時、即ち斜板22が最小傾斜角位置にある時、検出磁束密度は最も小さくなる。
この斜板22の磁石35に対向し、ハウジング周壁13aに磁気センサ36が配置されているので、磁気センサ36は磁石35と磁気センサ36の距離変化に伴う磁束密度を検出する。又、磁石35が球部22eより外周方向に突出させて取り付けられていることにより、磁石35より発する磁力線は磁性体材料より形成されているリンク部としての球部22eの方へ流れる量が減少し、磁気センサ36の検出位置における磁石35による磁束密度を上昇させることができるので、磁気センサ36での検出を可能としている。
制御ユニットは、この検出信号(磁束密度)を基に所定のプログラムで演算処理を行い、斜板22の傾斜角を算出し出力を行う。
この実施形態に係る圧縮機によれば以下の効果を奏する。
(1)斜板22の傾斜角に応じて移動する斜板アーム部を構成するガイドピン22dの球部22eに磁石35が取り付けられ、この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aに磁気センサ36が取り付けられているので、斜板22の傾斜角の変化に応じて磁石35と磁気センサ36の間の距離hが変化し、この距離変化に伴う磁束密度の変化を磁気センサ36にて読み取ることにより、斜板角度即ち容量を精度良く検出することが可能となる。
(2)ピストン28と連結された斜板22の外周部22bに磁石を取り付ける場合に比べて、斜板アーム部を構成するガイドピン22dの球部22eに磁石35を取り付ける場合には、設置スペースを充分確保可能であり、寸法サイズが大きく磁力の大きい磁石を使用可能である。又、球部22eの上方空間は空いているので、斜板22の傾斜角が変化し球部22eに取り付けられた磁石35が上下方向に摺動しても、磁石35が周辺部品と干渉することはない。
(3)磁石35が斜板アーム部を構成するガイドピン22dの球部22eより外部に突出させて取り付けられているので、磁石35より発する磁力線は磁性体材料より形成されている球部22eの方へ流れる量が減少し、磁気センサ36の検出位置における磁石35による磁束密度を上昇させることができる。従って、磁石35の磁力を極端に大きくしたり、磁気センサ36の検出感度を上げることなく、磁気センサ36による検出精度を高めることができ、斜板22の傾斜角を精度良く検出可能となる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る可変容量型圧縮機を図4に基づいて説明する。
この実施形態の圧縮機は、第1の実施形態におけるヒンジ機構の形態を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図4に示されるように、この実施形態におけるヒンジ機構40は、斜板22の外周部22bより前部に、一対の鉄系金属よりなるリンク可動部としての斜板アーム41がラグプレート21側に突設して設けられており、斜板アーム41の先端部には円形孔41aが貫通形成されている。又、ラグプレート21の上部には、一対の支持アーム42が斜板22側に突出して設けられている。各支持アーム42には、傾斜した長丸状のガイド孔42aが形成されており、ガイド孔42aは駆動軸17の軸心線mと斜板22の上死点位置Pとで決定される面と平行に貫通形成されている。上記一対の斜板アーム41は上記一対の支持アーム42を挟んで配設されている。そして、棒状のピン43が2個の円形孔41aに挿通固定され、2個の長丸状のガイド孔42aに摺動可能に挿通されている。
この斜板アーム41には、L字状の非磁性ホルダ44が取り付けられており、非磁性ホルダ44には軸心線mに向けて有底丸孔44aが形成されている。この有底丸孔44aには磁石35が磁極N極を外周方向に向け、それとは逆極性の磁極S極を軸心線mの方向に向けて取り付けられている。
この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aには、磁石35の磁束を検出するための磁気センサ36が取り付けられている。
容量制御弁34の圧力調整により斜板22の傾斜角が変更される時、斜板アーム41に固定されたピン43と支持アーム42のガイド孔42aとの係合位置が変化し、斜板アーム41に取り付けられた磁石35の位置が変化する。
例えば、図4(a)は、斜板22が最大傾斜角位置にある時の状態を示し、図4(b)は、斜板22が最小傾斜角位置にある時の状態を示している。磁石35と磁気センサ36の距離をiとし、最大傾斜各位置における距離をi1、最小傾斜角位置における距離をi2とすれば、i1≦h≦i2の関係があり、この距離iと磁気センサ36にて検出される磁束密度とは反比例の関係にある。この距離iが最も小さい時、即ち斜板22が最大傾斜角位置にある時、検出磁束密度は最も大きくなる。逆に、この距離iが最も大きい時、即ち斜板22が最小傾斜角位置にある時、検出磁束密度は最も小さくなる。
磁気センサ36は磁石35と磁気センサ36の距離変化に伴う磁束密度を検出し、この検出信号を基に斜板22の傾斜角が算出され出力される。
この実施形態に係る圧縮機によれば以下の効果を奏する。
(1)斜板22の傾斜角に応じて移動する斜板アーム41に非磁性ホルダ44を介して磁石35が取り付けられ、この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aに磁気センサ36が取り付けられているので、斜板22の傾斜角の変化に応じて磁石35と磁気センサ36の間の距離iが変化し、この距離変化に伴う磁束密度の変化を磁気センサ36にて読み取ることにより、斜板角度即ち容量を精度良く検出することが可能となる。
(2)ピストン28と連結された斜板22の外周部22bに磁石を取り付ける場合に比べて、斜板アーム41に非磁性ホルダ44を介して磁石35を取り付ける場合には、設置スペースを充分確保可能であり、寸法サイズが大きく磁力の大きい磁石を使用可能である。又、非磁性ホルダ44の上方空間は空いているので、斜板22の傾斜角が変化し非磁性ホルダ44に取り付けられた磁石35が上下方向に摺動しても、磁石35が周辺部品と干渉することはない。
(3)磁石35が非磁性ホルダ44を介して斜板アーム41に取り付けられているので、磁石35より発する磁力線は磁性体材料より形成されている斜板アーム41の方へ流れる量が減少し、磁気センサ36の検出位置における磁石35による磁束密度を上昇させることができる。従って、磁石35の磁力を極端に大きくしたり、磁気センサ36の検出感度を上げることなく、磁気センサ36による検出精度を高めることができ、斜板22の傾斜角を精度良く検出可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る可変容量型圧縮機を図5に基づいて説明する。
この実施形態の圧縮機は、第1、第2の実施形態におけるヒンジ機構の形態を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図5に示されるように、この実施形態におけるヒンジ機構50は、斜板22の外周部22bより前部に、一対の鉄系金属よりなる斜板アーム51がラグプレート21側に突設して設けられており、斜板アーム51の先端部には円形孔51aが貫通形成されている。又、ラグプレート21の上部には、支持アーム52が斜板22側に突出して設けられており、支持アーム52には、円形孔52aが貫通形成されている。円形孔51a及び円形孔52aは駆動軸17の軸心線mと斜板22の上死点位置Pとで決定される面に直交して延在している。両端部に円形孔53a、53bが貫通形成されたリンク可動部としてのリンクアーム53が斜板アーム51と支持アーム52の間に架設されており、ピン54が円形孔51a、53aに摺動可能に嵌合設置され、ピン55が円形孔52a、53bに摺動可能に嵌合設置されている。斜板アーム51と支持アーム52はリンクアーム53を介してリンク連結されている。
このリンクアーム53には、磁石35が磁石35の一部を外周方向へ突出させた状態で、且つ磁極N極を外周方向に向け、それとは逆極性の磁極S極を軸心線mの方向に向けて取り付けられている。
この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aには、磁石35の磁束を検出するための磁気センサ36が取り付けられている。
容量制御弁34の圧力調整により斜板22の傾斜角が変更される時、斜板アーム51と支持アーム52をリンク連結するリンクアーム53の係合位置が変化し、リンクアーム53に取り付けられた磁石35の位置が変化する。
例えば、図5(a)は、斜板22が最大傾斜角位置にある時の状態を示し、図5(b)は、斜板22が最小傾斜角位置にある時の状態を示している。磁石35と磁気センサ36の距離をjとし、最大傾斜角位置における距離をj1、最小傾斜角位置における距離をj2とすれば、j1≦h≦j2の関係があり、この距離jと磁気センサ36にて検出される磁束密度とは反比例の関係にある。
磁気センサ36は磁石35と磁気センサ36の距離変化に伴う磁束密度を検出し、この検出信号を基に斜板22の傾斜角が算出され出力される。
この実施形態に係る圧縮機によれば以下の効果を奏する。
(1)斜板22の傾斜角に応じて移動するリンクアーム53に磁石35が取り付けられ、この磁石35に対向する位置にあるフロントハウジング13のハウジング周壁13aに磁気センサ36が取り付けられているので、斜板22の傾斜角の変化に応じて磁石35と磁気センサ36の間の距離jが変化し、この距離変化に伴う磁束密度の変化を磁気センサ36にて読み取ることにより、斜板角度即ち容量を精度良く検出することが可能となる。
(2)ピストン28と連結された斜板22の外周部22bに磁石を取り付ける場合に比べて、リンクアーム53に磁石35を取り付ける場合には、設置スペースを充分確保可能であり、寸法サイズが大きく磁力の大きい磁石を使用可能である。又、リンクアーム53の上方空間は空いているので、斜板22の傾斜角が変化しリンクアーム53に取り付けられた磁石35が上下方向に摺動しても、磁石35が周辺部品と干渉することはない。
(3)磁石35がリンクアーム53より外部に突出させて取り付けられているので、磁石35より発する磁力線は磁性体材料より形成されているリンクアーム53の方へ流れる量が減少し、磁気センサ36の検出位置における磁石35による磁束密度を上昇させることができる。従って、磁石35の磁力を極端に大きくしたり、磁気センサ36の検出感度を上げることなく、磁気センサ36による検出精度を高めることができ、斜板22の傾斜角を精度良く検出可能となる。
(4)磁石35を取り付けるリンクアーム53は別部品なので、取り付け孔等の加工が容易であり、製造工数を削減できる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態に係る可変容量型圧縮機を図6に基づいて説明する。
この実施形態の圧縮機は、第1の実施形態における磁気センサの取り付け位置を変更したものであり、その他の構成は共通である。
従って、ここでは、説明の便宜上、先の説明で用いた符号を一部共通して用い、共通する構成についてはその説明を省略し、変更した個所のみ説明を行う。
図6に示されるように、この実施形態における磁気センサ36は、ハウジング周壁13aの外周面上の、ハウジング11を連結固定する通しボルト15に近接する位置に取り付けられている。
磁性体材料よりなる通しボルト15が、斜板アーム部の球部22eに取り付けられた磁石35及び駆動軸17に取り付けられた図示しない電磁クラッチの漏洩磁束の影響を受けて磁路を形成し磁化する。この通しボルト15に誘導される磁界の強さ(磁束密度)は、磁石35と通しボルト15との距離kに反比例し、この距離kが最も小さい時、即ち斜板22が最大傾斜角位置にある時、誘導磁界の強さは最も大きくなる。逆に、この距離kが最も大きい時、即ち斜板22が最小傾斜角位置にある時、誘導磁界の強さは最も小さくなる。図6は、斜板22が最大傾斜角位置にある時の状態を示している。
従って、通しボルト15に近接する位置に設けられた磁気センサ36で、通しボルト15に誘導される磁束密度を検出することにより、磁石35の位置を検出可能となる。
この実施形態に係る圧縮機によれば以下の効果を奏する。
尚、第1の実施形態における(1)〜(3)の効果は同じであり、それ以外の効果を記載する。
(1)磁石35及び電磁クラッチの漏洩磁束により通しボルト15に誘導される磁界の強さを検出すれば良いので、磁気センサ36の設置場所の自由度が大きくなる。即ち軸線方向については、通しボルト15の長さ方向の任意の位置で検出可能であり、又、円周方向については、円周方向に設けられた複数の通しボルト15の任意のものを選択可能であり、その選択した通しボルト15の近傍に磁気センサ36を設置すれば良い。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨の範囲内で種々の変更が可能であり、例えば、次のように変更してもよい。
○ ワッブル式の圧縮機においては、駆動軸に嵌着された回転保持部材とリンク連結され、駆動軸と同期回転する揺動板取付部材のアーム部に磁石を取り付け、それと対向するハウジングの周壁に磁気センサを取り付けても良い。
○ ヒンジ機構が、一方をガイドピン形式の拘束ヒンジとし、他方をラグプレートに支持アームを設けず斜板アームを非拘束とした非拘束ヒンジのものにおいては、非拘束ヒンジ側のアーム部材の方に磁石を取り付けることにより、磁性体の支持アームが存在しないことで磁束の漏洩が減少し検出精度を向上させることができる。
○ 第1〜第4の実施形態では、斜板アーム部に磁石を取り付けるとして説明したが、図7に示されるように、斜板アーム部に磁気センサ36の方向に突出した長尺の取り付け部材60を設け、その先端に磁石35を取り付けても良い。この場合には、磁石を磁気センサ又は、通しボルトに接近させることができ、検出位置における磁束密度を上昇させることができる。
○ 第1の実施形態では、斜板アーム部を構成する一対の球部22eの片方に磁石を取り付けるとして説明したが、一対の球部22eのどちらに取り付けても良いし、又両方に取り付けても良い。
○ 第2の実施形態では、斜板アームに非磁性ホルダを介して磁石を取り付けるとして説明したが、斜板アームの先端に固定されたピンに非磁性ホルダを介して磁石を取り付けても良いし、又、斜板アーム自体を非磁性材料で形成し、この斜板アームに直接磁石を取り付けても良い。
○ 第2、第3の実施形態では、リンク可動部としての斜板アーム又はリンクアームに磁石を取り付けるとして説明したが、斜板アーム又はリンクアームを挿通するピンに磁石を取り付けても構わない。
○ 第1〜第4の実施形態では、磁石を永久磁石とし、磁気センサをホール素子として説明したが、磁石に変えて磁性体としても良いし、又、磁気センサはホール素子以外の磁気誘導型センサ、MRセンサ及びMIセンサ等を用いても良い。
○ 第1〜第4の実施形態では、斜板を鉄系の磁性体材料として説明したが、ニッケル、コバルト等を含む磁性体材料もこれに該当する。
○ 第1〜第3の実施形態では、磁気センサをハウジング周面に取り付けるとして説明したが、ハウジング周面近傍に設けられている各ハウジングを結合する通しボルトに取り付けても良い。又、別の取り付け部材を設けて、その取り付け部材に磁気センサを固定しても良い。
第1の実施形態に係る圧縮機の縦断面図である。 図1のA−A線断面図である。 第1の実施形態に係る斜板リンク部の要部断面図である。(a)最大傾斜角位置を示す。(b)最小傾斜角位置を示す。 第2の実施形態に係る斜板リンク部の要部断面図である。(a)最大傾斜角位置を示す。(b)最小傾斜角位置を示す。 第3の実施形態に係る斜板リンク部の要部断面図である。(a)最大傾斜角位置を示す。(b)最小傾斜角位置を示す。 第4の実施形態に係る斜板リンク部の要部断面図である。 その他の実施形態に係る斜板リンク部の要部断面図である。
符号の説明
10 圧縮機
11 ハウジング
12a シリンダボア
16 クランク室
17 駆動軸
21 ラグプレート
21a 支持アーム
22 斜板
22b 外周部
22c ブラケット
22d ガイドピン
22e 球部
23 ヒンジ機構
28 ピストン
30 圧縮室
35 磁石
36 磁気センサ

Claims (7)

  1. ハウジング内に設けられ、駆動軸の回転に伴い該駆動軸の軸線方向に揺動運動を行う斜板の傾斜角を制御して、ピストンのストロークを変化させるように構成した可変容量型斜板式圧縮機において、
    前記駆動軸に固定された回転体とリンク連結され、前記斜板の傾斜角に応じて移動するリンク可動部に磁石を取り付け、前記ハウジングの前記磁石に対向する位置に磁気センサを取り付けたことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  2. 前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設されたガイドピンであることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  3. 前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設された斜板アーム部であることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  4. 前記リンク可動部は、前記斜板の前記回転体側に突設された斜板アームと前記回転体の前記斜板側に突設された支持アームとの間に架設されたリンクアーム部であることを特徴とする請求項1に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  5. 前記磁石を非磁性部材を介して取り付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  6. 前記磁石が前記リンク可動部より外部に突出させて取り付けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
  7. 前記磁気センサが、前記ハウジングを連結固定する通しボルトに近接する、ハウジング外周面上の位置に設置されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の可変容量型斜板式圧縮機の容量検出装置。
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