JP2007211524A5 - - Google Patents

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複層ガラス用のグレージングチャンネルおよびグレージングチャンネル付き複層ガラス等
本発明は保形性のある硬質樹脂部とシール性が得られる軟質樹脂部とを一体としてなる複層ガラス用のグレージングチャンネルおよびグレージングチャンネル付き複層ガラスに関する。
複層ガラスは、断熱性や防音性に優れた効果を発揮するほか、日射遮断性や安全性などの付加的機能も有しているため、省エネルギーや安全性が重視される今日的なニーズによく適合し、業務用としてのみならず、一般家庭用としても大きな需要が見込まれている。
このような機能を備える複層ガラスは、装着対象部材であるサッシ枠のガラス溝に嵌め込むことで取り付けられており、通常、水密性を保持させつつ確実に固定するためにグレージングチャンネルを介装させる必要がある。
図5は、この場合に用いられるグレージングチャンネルの従来例を示す説明図、図6は、図5に示すグレージングチャンネルを複層ガラスに止着した縦断面構造を示す説明図、および図7は図5に示すグレージングチャンネルを介装して複層ガラスをサッシ枠に装着した際の縦断面構造説明図である。
これらの図によれば、グレージングチャンネル1の全体は、断面略コ字状を呈して複層ガラスGの端面を含む周縁部位に止着される硬質樹脂部2と、硬質樹脂部2の側壁部の上端部は硬質樹脂部2と一体化された軟質樹脂部3を有し、サッシ枠11のガラス溝12内に複層ガラスGを装着した際に側壁部11a,11aと各別に対面する硬質樹脂2の外側面の側に一体となって設けられた軟質樹脂部3および軟質係止爪6と、硬質樹脂部2の内側面の側に一体となって設けられた軟質リップ4とを備えて形成されている。
このため、グレージングチャンネル1に複層ガラスGを止着させた際には、図6に示すようにグレージングチャンネル1における軟質樹脂部3の第2の折曲部である内端軟質樹脂部3aにより、硬質樹脂部2と複層ガラスGとの間に形成される空隙8を覆って緩衝作用と封止作用とを同時に発揮できるので、グレージングチャンネル1と複層ガラスGとの間の気密性と水密性とを高めることができる。また、硬質樹脂部2と複層ガラスGとの間に介在させた軟質リップ4により圧接力を生成することができるので、グレージングチャンネル1と複層ガラスGとの間の嵌合性を高めることができる。
また、複層ガラスGをサッシ枠11内に装着する際には、図7に示すように介装させたグレージングチャンネル1における軟質樹脂部3の第1の折曲部である外端軟質樹脂部3bにより、サッシ枠11と複層ガラスGとの間に形成される空隙12を覆って緩衝作用と封止作用とを同時に発揮させることができるので、サッシ枠11と複層ガラスGとの間の気密性と水密性とを高めることができる(特開平11−173016号公報参照)。
ところで、複層ガラスはグレージングチャンネルを周囲に止着させた状態で出荷されるが、この複層ガラスを工場出荷する際、荷崩れ防止のためグレージングチャンネルを止着させた複層ガラスはPPバンド等で固定される。このように固定することにより、グレージングチャンネル同士が接触し、硬質樹脂部2の側壁部の上端部が潰れて、サッシ枠に装着する際、嵌合部が緩む場合がある。複層ガラスとサッシ枠との嵌合部が緩んでしまうと、本来必要とされている気密性と水密性が得られないだけでなく、サッシ開閉時に複層ガラスががたついて、複層ガラスを損傷する恐れがある。
特開平11−173016号公報
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、グレージングチャンネルを止着させた複層ガラスを工場出荷等搬送する際に、潰れることのないグレージングチャンネルおよびグレージングチャンネル付き複層ガラスを提供する。
前記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、底壁部と、前記底壁部の長さ方向に沿わせた両側縁に立設させた側壁部と、前記底壁部と両側壁部との間に形成された複層ガラスの周辺部を収容する受部と、を有する断面略コ字状のグレージングチャンネルであって、前記底壁部は硬質樹脂からなり、前記側壁部はその少なくとも下端側が硬質樹脂からなる硬質樹脂部と前記側壁部の上端側が前記硬質樹脂部と一体化された軟質樹脂からなる軟質樹脂部とを有し、複層ガラスをサッシ枠へ装着した際に前記側壁部とサッシ枠の両者間に形成される空隙をシールする前記受部と反対側に延出する第1の折曲部と、サッシ枠を係止する前記受部と反対側に配設される係止爪と、複層ガラスのガラス面に密接して硬質樹脂部と複層ガラスとの間の空隙をシールする第2の折曲部と、を備えてサッシ枠と複層ガラスとの間に介装されるグレージングチャンネルにおいて、複層ガラスをサッシ枠へ装着した際に、両者間に形成される空隙をシールする前記受部の前記第2の折曲部の下方に少なくとも2つのリップを配設し、これらリップの一方は硬質リップであり、他方が軟質リップであることを特徴とする複層ガラス用のグレージングチャンネルを提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1における前記硬質リップが、前記軟質リップの上方かつ前記係止爪の上方であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2における前記硬質リップがショアAコード100度以上の硬質樹脂からなり、また、前記軟質リップがショアAコード60度から70度の軟質樹脂からなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、グレージングチャンネルを介してサッシ枠に取り付けられるグレージングチャンネル付き複層ガラスにおいて、請求項1から3のいずれか1項に記載のグレージングチャンネルの受け部に複層ガラスの周辺部を装入してなることを特徴とするグレージングチャンネル付き複層ガラスを提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のグレージングチャンネル付き複層ガラスをサッシ枠に装着したサッシを提供する。
本発明によれば、グレージングチャンネルを止着させた複層ガラスを工場出荷等搬送する際に、グレージングチャンネルが潰れることないので、複層ガラスはサッシ枠に装着する際、嵌合部が緩むことがなく、十分な気密性と水密性が得られる。また、本発明の複層ガラスは、サッシ枠内でがたつくことがなく、サッシの開閉時に戸当たりに衝接するなどして激しい衝撃を受けても、複層ガラスが破損したりする危険がない。
以下添付図面に従って、本発明のグレージングチャンネルの好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、本発明に係るグレージングチャンネル1の1例について示す説明図であり、図2は図1に示すグレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着した際の縦断面構造を示す説明図であり、また図3は図1に示すグレージングチャンネルを介装して複層ガラスをサッシ枠に装着した際の縦断面構造説明図である。
これらの図によれば、グレージングチャンネル1の全体は、保形性を有して複層ガラスGの端面を含む周縁部位に止着される硬質樹脂からなる硬質樹脂部2と、前記硬質樹脂部2に一体化させた柔軟性に富んだ封止効果を発揮させる例えば軟質樹脂からなる軟質樹脂部3とで形成されている。
図1に示すように、グレージングチャンネル1における硬質樹脂部2は、適宜の幅と長さとを備えてなる底壁部2aと、前記底壁部2aの長さ方向での両側縁に沿わせて立設された一対の側壁部2b,2bと、これら側壁部2b,2bの開放端部をそれぞれ内方と外方へと向けて折曲させた軟質樹脂からなる軟質樹脂部3,3とで一体形成されている。そして、底壁部2aと側壁部2b,2bとで複層ガラスGを収容する受部2cを形成し、軟質樹脂部3,3は受部2c側と受部2cの反対側との両方それぞれに向かって延出するものである。また、前記底壁部2aの両側壁部2a,2a側のすくなくとも一部には、軟質樹脂底板7,7が前記底壁部2aの長さ方向に一体形成されている。
グレージングチャンネル1は、硬質樹脂部2のそれぞれの側壁部2b、2bの外側面に配置される軟質樹脂からなる軟質係止爪6,6と、内側面に配置される軟質リップ4,4と、内側面であって軟質リップ4,4と軟質係止爪6,6よりも上方であって、軟質樹脂部3,3と同等の位置か下方に配置された硬質リップ5,5とを少なくとも備えて形成されている。
このうち、軟質樹脂部3,3は、図2に示すようにグレージングチャンネル1に複層ガラスGを止着させた際には、グレージングチャンネル1における軟質樹脂部3の第2の折曲部である内端軟質樹脂部3a,3aにより、硬質樹脂部2と複層ガラスGとの間に形成される空隙8を覆って緩衝作用と封止作用とを同時に発揮できる。また、図3に示すように複層ガラスGをサッシ枠11内に装着する際には、介装させたグレージングチャンネル1における軟質樹脂部3の第1の折曲部である外端軟質樹脂部3b、3bにより、サッシ枠11と複層ガラスGとの間に形成される空隙12を覆って緩衝作用と封止作用とを同時に発揮させることができる。
このため、軟質樹脂部3,3は、複層ガラスGをサッシ枠11に装着した際にサッシ枠11の側壁部11a,11aと複層ガラスGとの間に形成される空隙12を確実に覆って封止することができる長さと厚さとを備えるように適宜形成されている。なお、本発明における軟質樹脂部3は、複層ガラスGを受ける硬質樹脂部2の略コ字状の凹部と複層ガラスGとの緩衝作用を有し、サッシ枠11と硬質樹脂部2との間、硬質樹脂部2と複層ガラスGとの間を封止する機能を有しているほか、複層ガラスGの硬質樹脂部2からの抜け、硬質樹脂部2のサッシ枠11からの抜けを防止する機能を有するものであれば、その具体的な形状に特に制限はない。
軟質リップ4は、グレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着させた際の嵌合性を向上させ、かつ、複層ガラスGと硬質樹脂部2との間で緩衝効果を発揮させるべく、硬質樹脂部2の側壁部2b、2bの内側面にその側壁面から横方向に伸びる配置関係で突設されている。また、軟質リップ4は、グレージングチャンネル1に複層ガラスGを止着させる際の作業性、およびグレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着させた際の嵌合性の向上の観点より、硬質樹脂部2の側壁部2b、2bに対して垂直よりも、垂直に対して下方に5°〜30°であることが好ましく、例えば16°で形成される。なお、本実施例では質リップは1本であるが、複数でもよい。
また、軟質リップ4,4の先端の間隔L4は複層ガラスGの厚さより1mm〜4mm狭いことが好ましい。複層ガラスの厚さに比べて間隔L4が1mmよりも寸法の差が少ないとグレージングチャンネル1と複層ガラスGと嵌合性向上の効果がく、4mmを越える寸法の差があるとグレージングチャンネル1と複層ガラスGとの嵌合がきつくなり、グレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着させることが困難になる。
硬質リップ5は、グレージングチャンネル1を複層ガラスに止着させた状態で工場出荷等搬送する際、グレージングチャンネル1同士が接触し、硬質樹脂部2の側壁部2b,2bの上端部が潰れることを防止するため、硬質樹脂部2の側壁部2b、2bの内側面にその側壁面に横方向に伸びる配置関係のもとで突設されている。また、質リップはグレージングチャンネル1に複層ガラスGを止着させる際の作業性の観点より、硬質樹脂部2の側壁部2b、2bに対して垂直よりも、垂直に対して下方に5°〜30°であることが好ましく、例えば12°で形成される。なお、本実施例では質リップは1本であるが、複数でもよい。
また、硬質リップ5,5の先端の間隔L5は複層ガラスGの厚さと略同等か4mm広いことが好ましい。複層ガラスの厚さより4mmを越えてこの間隔L5の方が広いと、複層ガラスGを工場出荷等搬送する際、グレージングチャンネル1同士が接触し、硬質樹脂部2の側壁部2bの上端部である軟質樹脂部3が潰れることがある。また、複層ガラスGよりも前記間隔L5が狭いとグレージングチャンネル1と複層ガラスGとの嵌合がきつくなり、グレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着させることが困難になるからである。
グレージングチャンネル1を形成する硬質樹脂は例えば硬質塩化ビニル樹脂であって、ショアAコード100度以上であり、また、軟質樹脂は例えば軟質塩化ビニル樹脂であって、ショアAコード60度から70度であることが好ましい。また、これら樹脂は塩化ビニル樹脂に限らず、ウレタン樹脂でもよい。
図4は本発明に係る別の例のグレージングチャンネル1について示す説明図である。図4(a)〜(d)に示すグレージングチャンネル1は、図1に示す構造を備えたグレージングチャンネル1ベースとし、底壁部2a、軟質リップ4、硬質リップ5の形状のバリエーションである。
図4(a)〜(d)に示すグレージングチャンネル1は、複層ガラスGのシールSの耐水性向上のため、硬質樹脂部2の底壁部2a両端の一部を嵩上げした形状である。前記嵩上げ部は複層ガラスGのシール部Sと接触しない寸法であることが好ましい。
図4(b)に示すグレージングチャンネル1は、グレージングチャンネル内における複層ガラスの安定性を高めるため、軟質リップの下方に左右それぞれに第2軟質リップ10、10を追加した形状である。このグレージングチャンネル1は複層ガラスのアスペクト比が大きい時により好適である。
図4(c)に示すグレージングチャンネル1は、図4(b)に示す構造を備えたグレージングチャンネル1の硬質リップ5の先端の硬質リップ先端部5aを軟質樹脂で形成し、複層ガラスとグレージングチャンネルの嵌合性と、作業性の向上を図ったものである。なお、第2軟質リップ10,10は無くてもよい。
図4(d)に示すグレージングチャンネル1は、他のタイプのサッシ枠に対応した係止爪6を備えるもので、この係止爪6の位置および寸法の制約により、硬質リップ5を軟質樹脂部3の直下に配置したものである。
なお、本発明における硬質樹脂部2は底壁部2aと側壁部2b,2bとで複層ガラスGを収容する受部2cを有するものであればその具体的な形状に特に制限はない。また、軟質リップ4はグレージングチャンネル1を複層ガラスGに止着させた際の嵌合性を向上させ、かつ、複層ガラスGと硬質樹脂部2との間で緩衝効果を発揮させる機能を有するものであり、硬質リップはグレージングチャンネル1を複層ガラスに止着させた状態で工場出荷等搬送する際、グレージングチャンネル1同士が接触し、硬質樹脂部2の側壁部2b,2bの上端部が潰れることを防止する機能を有するものであれば、その具体的な形状および数量に特に制限はない。
次に、図1に示すグレージングチャンネル1を例に、図2、3に従い本発明の作用を説明する。
複層ガラスGは、図2に示すようにグレージングチャンネル1を止着させて、工場出荷される。その際、荷崩れ防止のため複層ガラスの周囲をPPバンド等で固定されるが、グレージングチャンネルの軟質樹脂部3b部分同士がぶつかり合うことになる。本発明に係るグレージングチャンネル1は、硬質リップ5を硬質樹脂部2の側壁部2bに対して前記軟質樹脂部と反対側面の略同高さ、または下方に有しているので、軟質樹脂部3b部分に力が加わっても軟質樹脂部3および硬質樹脂部2が潰れることがない。なお、このような潰れ防止機能は、図(a)〜(d)に示すグレージングチャンネル1を用いても同様に得ることができる。
このため、複層ガラスGをサッシ枠11内に装着する際には、図に示すように介装させたグレージングチャンネル1における軟質樹脂部3の外端軟質樹脂部3bにより、サッシ枠11と複層ガラスGとの間に形成される空隙12を覆って緩衝作用と封止作用とを同時に発揮させることができ、サッシ枠7と複層ガラスGとの間の気密性と水密性とを高めることができる。
本発明に係るグレージングチャンネルの1例について示す説明図である。 図1に示すグレージングチャンネルを複層ガラスに止着した際の縦断面構造を示す説明図である。 図1に示すグレージングチャンネルを介装して複層ガラスをサッシ枠に装着した際の縦断面構造説明図である。 本発明に係る別の例のグレージングチャンネル1について示す説明図である。 グレージングチャンネルの従来例を示す説明図である。 図5に示すグレージングチャンネルを複層ガラスに止着した縦断面構造を示す説明図である。 図5に示すグレージングチャンネルをガラスに用いて複層ガラスをサッシ枠に装着した際の縦断面構造説明図である。
符号の説明
G:複層ガラス、S:シール部
1:グレージングチャンネル、
2:硬質樹脂部、2a:底壁部、2b:側壁部、2c:受け部、
3:軟質樹脂部、3a:内端軟質樹脂部、3b:外端軟質樹脂部、
4:軟質リップ、
5:硬質リップ、5a:硬質リップ先端部、
6:軟質係止爪、
7:軟質樹脂底板、
8:空隙、
10:第2軟質リップ、11:サッシ枠、12:空隙。

Claims (5)

  1. 底壁部と、前記底壁部の長さ方向に沿わせた両側縁に立設させた側壁部と、前記底壁部と両側壁部との間に形成された複層ガラスの周辺部を収容する受部と、を有する断面略コ字状のグレージングチャンネルであって、
    前記底壁部は硬質樹脂からなり、前記側壁部はその少なくとも下端側が硬質樹脂からなる硬質樹脂部と前記側壁部の上端側が前記硬質樹脂部と一体化された軟質樹脂からなる軟質樹脂部とを有し、
    複層ガラスをサッシ枠へ装着した際に前記側壁部とサッシ枠の両者間に形成される空隙をシールする前記受部と反対側に延出する第1の折曲部と、サッシ枠を係止する前記受部と反対側に配設される係止爪と、複層ガラスのガラス面に密接して硬質樹脂部と複層ガラスとの間の空隙をシールする第2の折曲部と、を備えてサッシ枠と複層ガラスとの間に介装されるグレージングチャンネルにおいて、
    複層ガラスをサッシ枠へ装着した際に、両者間に形成される空隙をシールする前記受部の前記第2の折曲部の下方に少なくとも2つのリップを配設し、これらリップの一方は硬質リップであり、他方が軟質リップであることを特徴とする複層ガラス用のグレージングチャンネル。
  2. 前記硬質リップが、前記軟質リップの上方かつ前記係止爪の上方に位置することを特徴とする請求項1記載のグレージングチャンネル。
  3. 前記硬質リップがショアAコード100度以上の硬質樹脂からなり、また、前記軟質リップがショアAコード60度から70度の軟質樹脂からなることを特徴とする請求項1または2記載の複層ガラス用のグレージングチャンネル。
  4. グレージングチャンネルを介してサッシ枠に取り付けられるグレージングチャンネル付き複層ガラスにおいて、請求項1から3のいずれか1項に記載のグレージングチャンネルの受け部に複層ガラスの周辺部を装入してなることを特徴とするグレージングチャンネル付き複層ガラス。
  5. 請求項4に記載のグレージングチャンネル付き複層ガラスをサッシ枠に装着したサッシ。
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