JP2007208771A - 圧電振動素子、圧電振動子及び圧電発振器 - Google Patents

圧電振動素子、圧電振動子及び圧電発振器 Download PDF

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Akinori Ishita
明徳 井下
Kazutoshi Fujita
和俊 藤田
Atsushi Nishide
淳 西出
Takeshi Yamashita
剛 山下
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Abstract

【課題】容量比を改善した小型水晶振動子と、周波数可変範囲の広い電圧制御型発振器を
提供する。
【解決手段】矩形平板状のATカット水晶基板1の両面に蒸着法、スパッタリング等を用
い、マスクを介して励振電極2a、2bを形成すと共に、励振電極2a、2bそれぞれの
周縁部の一部に複数の切欠2cを設けた水晶振動素子であって、励振電極2aの面の切欠
2cと、励振電極2b面の切欠2dとが互いにほぼ対向しないように水晶振動素子を構成
する。
【選択図】図1

Description

本発明は、周辺部の一部を切り欠いた電極を備えた圧電振動素子と、これを用いた圧電
振動子及び圧電発振器に関するものである。
水晶振動子は小型であること、経年変化が小さいこと、高精度、高安定な周波数が容易
に得られること等から、産業用機器、民生用機器の基準周波数源として広く用いられてい
る。近年、機器が小型化、軽量化されると共に水晶振動子の小型化への要求が強く、また
電子部品の組み立て自動化に適した表面実装型水晶振動の需要が大きい。
周波数−温度特性が3次曲線を呈するATカット水晶振動子は、携帯電話等の通信機器
に広くに用いられている。周知のように、ATカット水晶振動子は、水晶の結晶軸Yに垂
直な水晶基板(Y板)を結晶軸Xの周りに約35度15分回転して得られる水晶基板(A
Tカット水晶基板)の両主面に、真空蒸着法、あるいはスッパッタリング法で金属膜を形
成し、パッケージに気密封止して構成される。ATカット水晶振動子の振動モードは厚み
すべり振動であり、その共振周波数fは厚さtの逆数に比例し、比例常数kは水晶の密度
ρと切断角度に依存する弾性定数c’とから決まり、約1.65MHz・mmである。
近年のATカット水晶振動子(以下、単に「水晶振動子」と称す)は、小型化、低コス
ト化への強い要求から、ATカット水晶基板(以下、単に「水晶基板」と称す)は量産に
適した矩形状となり、その水晶基板の両主面に矩形状の電極を形成し、矩形状のセラミッ
クパッケージに収容した上で、セラミックパッケージの上部周縁部に形成したメタライズ
部に金属蓋を接合して構成される。
図8は従来のATカット水晶振動素子(以下、単に「水晶振動素子」と称す)の構成を
示す図であって、同図(a)は平面図、同図(b)はP−Pにおける断面図、同図(c)
はQ−Qにおける断面図である。また、図8(d)、(e)は長手方向、短手方向から見
た厚みすべり振動の変位分布を示す図である。図8の左側に座標軸を示すように、矩形状
ATカット水晶基板31は長手方向(長さL)をX軸方向、短手方向(幅W)をZ’軸方
向とするのが一般的である。このATカット水晶基板31の表裏面に、真空蒸着法、ある
いはスッパッタリング法でマスクを介して電極32a、32bを形成して、水晶振動素子
を構成する。そして、水晶振動素子を図示しないパッケージの内底部に収容し、パッケー
ジの端子電極(図示しない)と水晶振動素子のリード電極32c、32dとを導電性接着
剤33a、33bを用いて導通固定して水晶振動子を構成する。
上記のように構成された水晶振動子の電気的等価回路は、一般的に図9に示すように、
インダクタンスL1、容量(モーショナル・キャパシタンス)C1、抵抗(直列共振抵抗
)R1の直列回路に、静電容量C0を並列接続した電気的等価回路で表される。ここで、
インダクタンスL1、容量C1、静電容量C0は水晶基板の厚さと電極の面積に依存し、
抵抗R1は振動エネルギーの損失を表している。水晶振動子が共振状態、即ち2端子から
みて位相が零となる周波数での抵抗を実効抵抗Re(≒直列共振抵抗R1)という。また
、容量C1に対する静電容量C0の比を容量比と称し、共振周波数と反共振周波数との周
波数差を決める。即ち、容量比が小さい程、共振周波数−反共振周波数の差が広く、容量
比が大きいと狭くなる。容量比が小さい水晶振動子を電圧制御形発振器(VCXO)に用
いた場合、可変範囲を広くすることができる。
水晶振動子を基準周波数源として用いるには、水晶振動子と増幅回路とを接続して水晶
発振器を構成する必要がある。水晶発振器としては、例えば回路が簡単なコルピッツ型水
晶発振器があり、水晶振動子の二端子から回路側をみた際の回路側の増幅度(負性抵抗と
いう)は、水晶振動子の実効抵抗Reの数倍程度が必要とされる。
図8(d)、(e)に水晶振動素子の振動変位分布を示すように、水晶基板31が小さ
く、即ち、辺比(水晶基板の長さLあるいは幅Wと厚さtとの比、L/tあるいはW/t
)が小さくなると、電極32a、32bと水晶基板31の端部との間隔が狭まり、エネル
ギー閉じ込め理論を用いて設計しても、振動エネルギーは電極下に閉じ込めきれずに支持
部に漏洩して、直列共振抵抗R1が大きくなる。また、辺比を最適値に選んでも主振動で
ある厚みすべり振動の振動エネルギーの一部が水晶基板31の端部に達し、他のモード、
例えば輪郭モードに変換して、水晶振動子の直列共振抵抗R1を劣化させると共に、不要
な副振動を引き起こす。
この問題を解決する水晶振動子として、特許文献1には、図10に示すような水晶振動
素子が開示されている。なお、図8と同一部位には同一符号を付して説明を省略する。図
10(a)は平面図、同図(b)、(c)はそれぞれP−P、Q−Qにおける断面図であ
る。図10(a)、(b)、(c)に示すように水晶基板51の四辺の各々に対応する縁
部の表裏を曲率Rで変化させ、水晶基板51の四辺に対応する縁部に、その厚さが水晶基
板の端面部に向かって徐々に薄くなるように漸減した漸減部52を形成する。このように
加工した水晶基板51の両主面に電極32a、32bを付着して、水晶振動子を構成する
と、厚みすべり振動の振動エネルギーは水晶基板51の中央部に閉じ込められ、直列共振
抵抗R1が改良される。
また、特許文献2には、低い周波数でCI(実効抵抗Re)値を改善した、図11に示
すような水晶振動素子が開示されている。図11(a)は水晶振動子の平面図、同図(b
)は断面図であって、振動片(水晶基板)61の両面に励振電極62a、62bをスパッ
タリングで付着する。一般的に、セラミックパッケージ3.2mm×2.5mmに搭載す
る振動片の大きさとしては、長さ(X軸方向)が2.0mm程度、幅(Z’軸方向)が1
.0mm〜1.3mm程度が適当であるとされる。特許文献2の特徴は、振動片61の四
隅にコーナーRを設け、それぞれのRの大きさを0.3mmから0.6mmとし、さらに
、振動片61の先端と基部の表面と裏面にC面取りを施し、そのC面の大きさは振動片の
厚みの0.3から0.5とすることにより、周波数26.0MHzという低周波のATカ
ット振動をコンベックス形状でなく、主面が平坦の形状で製造できる。
特開2003−174353公報 特開2003−318697公報
最近の小型化、低背化へ要求は強く、パッケージ本体の外形寸法が3.2mm×2.5
mm×0.7mmから2.5mm×2.0mm×0.5mmへ、更に2.0mm×1.6
mm×0.5mmへと小型化が図られている。しかしながら、上記で説明したように、小
型水晶振動子の電極形状は大半が矩形である。小型パッケージに収容する水晶基板や、水
晶基板に形成する電極も小さくなり、パッケージのストレイ容量の影響を受け易く、水晶
振動子の容量比が悪化、即ち大きくなるという問題があった。
本発明は、容量比を改良した小型水晶振動子を提供し、また水晶発振器に用いれば周波
数可変範囲の広い電圧制御型水晶発振器を提供することにある。
本発明に係る圧電振動子は、圧電振動子の容量比を改善するため、圧電基板と、この圧
電基板の両面にそれぞれ形成されて周縁部の少なくとも一部に凹部を有した電極と、を備
え、電極の一方面の凹部と他方面の凹部とが対向しないように構成した。
また本発明は、圧電基板と、この圧電基板の両面にそれぞれ周縁部の少なくとも一部に
凹部を有した電極と、を備え、電極の一方面の凹部と他方面の凹部とが対向するように構
成した。
上記いずれの構成においても容量比を改善することができ、且つ電極による周波数低下
量を抑えることができるので、高周波用圧電振動子に適したものとなる。
また本発明は電極の凹部を電極の中心線に対して対称となるように圧電振動素子を構成
した。また本発明は圧電基板の長辺方向の電極端部を半楕円状になるように圧電振動素子
を構成した。いずれの構成においても容量比を改善することができる。
また本発明は、圧電基板がメサ型圧電基板、或いは圧電基板が逆メサ型圧電基板により
構成した。このように構成した場合も容量比を改善することができる。
また本発明は、圧電基板をATカット水晶基板により構成した。このようにすると容量
比を改善すると共に、周波数温度特性、周波数エージング特性の優れた圧電振動素子が得
られるようになる。
また本発明は、圧電振動素子と、表面実装用のパッケージと、このパッケージの開口を
封止する蓋と、を備え、圧電振動素子をパッケージ内に収容し、蓋によりパッケージを気
密封止して圧電振動子を構成するようにした。これにより、容量比を改善した圧電振動子
が得られるようになる。
また本発明は、圧電振動子と、発振回路と、を備えた圧電発振器を構成するようにした
。これにより、周波数可変範囲の広い電圧制御型圧電発振器が得られるようになる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る小型ATカット水晶振動素子(水晶振動素子)の実施形態を示す概
略図であって、同図(a)は平面図、同図(b)はP−Pにおける断面図、同図(c)は
底面図、同図(d)はQ−Qにおける断面図である。水晶の結晶軸Yに垂直な水晶基板を
結晶軸Xの周りに約35度15分回転して切り出した矩形水晶基板の長手方向をX軸方向
、短手方向をZ’軸方向とする。図1(a)に示すように、水晶基板1の両主面に真空蒸
着法、あるいはスパッタリング法を用い、マスクを介して電極2a、2bを形成して水晶
振動素子を得る。そして、この水晶振動素子を図示しないパッケージの内底部に載置し、
パッケージの内部電極端子と水晶振動素子のリード電極2e、2fとを導電性接着剤で導
通固定した後、パッケージ本体(図示しない)の上部周縁部に形成したメタライズ部と金
属蓋(図示しない)とを接合して気密封止し、水晶振動子を構成する。
本発明の水晶振動素子の特徴は水晶基板1の両主面に形成した電極2a、2bの形状に
ある。即ち、図1(a)、(c)に示すように、周縁部の少なくとも一部に凹状の切欠(
凹部)2c、2dを有する電極2a、2bを水晶基板1の両面に形成し、図1(a)に示
す上面側の電極2aの切欠2cと、図1(c)に示す下面側の電極2bの切欠(凹部)2
dとが互いに対向しないように水晶振動素子を構成した点にある。
主振動の変位分布は、水晶基板1の厚みhと、電極2a、2bのそれぞれ長手方向の寸
法leと、短手方向の寸法wと、電極2a、2bの周波数低下量Δとによって決まり、水
晶基板1の主面垂直方向からみて楕円状に分布する。また、水晶基板1の主面に沿った方
向からみると、電極2a、2bの中心部の変位が一番大きく、電極2a、2bの周縁部へ
は正弦波的に減少し、無電極部では指数関数的に減衰する。つまり、電極2a、2bの周
縁部の振動変位は、中心部のそれに比べて小さく、電極2a、2bの周縁部の面積変化は
電気的等価回路の容量C1への影響は少ない。
一方、静電容量C0は水晶基板1の厚みhと、電極2a、2bの面積のみで決まる。つ
まり、電極2a、2bの面積変化の静電容量C0への影響は、電極2a、2b上の位置に
関係しない。容量比はC0/C1で表されるので、電極2a、2bの周縁部に切欠2c、
2dを設けた場合の影響は、静電容量C0に対しては相対的に大きく、容量C1(モーシ
ョナル・キャパシタンス)に対しては相対的に小さく寄与することになり、電極2a、2
bに切欠2c、2dを設けることにより、容量比C0/C1は小さい方向へ変化すること
になる。
また、切欠の効果は容量比だけでなく、電極2a、2bの周縁部の厚みを薄くしたこと
に相当する。つまり、電極2a、2bの中央部で厚く、周縁部で薄くなる電極となり、主
振動のエネルギー閉じ込めに効果があり、周波数の高い水晶振動子に適している。
図2は本発明に係る水晶振動素子の第2の実施形態であって、同図(a)は平面図、同
図(b)はP−Pにおける断面図、同図(c)は底面図、同図(d)はQ−Qにおける断
面図である。図1に示した水晶振動素子と異なる点は、水晶基板1の長手方向(X軸方向
)の電極3a、3bの両端部を半楕円としたことである。電極3a、3bの両端部を半楕
円状にすることにより、主振動の振動変位分布に沿った電極形状となり、容量比C0/C
1をより小さくすることができる。
図3は本発明に係る水晶振動素子の第3の実施形態であって、同図(a)は平面図、同
図(b)は底面図である。長手方向、短手方向それぞれの断面図は、図1(b)、(d)
と同様であるので省略する。
第3の実施形態の水晶振動素子は、図3(a)、(b)に示すように、上面側の電極4
aの周縁部と下面側の電極4bの周縁部の少なくとも一部に形成した凹状の切欠(凹部)
4c、4dを、互いに対向するように構成した点にある。このように電極4a、4bを構
成することにより、水晶振動素子の容量比を小さくすることができる。
以上、水晶基板が矩形平面板の例について説明したが、図4に示すメサ型水晶基板5、
図5に示す逆メサ型水晶基板7に、図1から3で説明した電極形状の水晶振動素子を構成
しても容量比を改善することができる。
図4(a)はメサ型水晶振動素子の平面図、同図(b)はP−Pにおける断面図、同図
(c)はQ−Qにおける断面図である。メサ型水晶基板5は、例えば矩形の平面水晶基板
5の周縁部をフォトリソ技術とエッチング手法を用いて薄く加工した水晶基板で、厚みす
べり振動エネルギーを中央部6(メサ部)に閉じ込めることができる。
また、図5(a)は逆メサ型水晶振動素子の平面図、同図(b)はP−Pにおける断面
図、同図(c)はQ−Qにおける断面図である。逆メサ型水晶基板7は、例えば矩形の平
面水晶基板7の中央部をフォトリソ技術とエッチング手法を用いて薄く加工した水晶基板
で、高周波に適した水晶基板である。
メサ型水晶基板5、逆メサ型水晶基板7に本発明に係る切欠を有する電極を形成した水
晶振動素子は、平板状の水晶基板と同様に容量比を改善するという効果を有する。
以上、水晶基板の形状が矩形の場合について説明したが、円形、楕円形、矩形の四隅を
丸く加工した水晶基板等に適用しても、同様な効果がある。
図6は本発明に係る水晶振動子の断面図である。図6に示す水晶振動子は、図1から図
5で説明した水晶振動素子X1のリード電極をセラミックパッケージ本体10の内底部の
電極端子10aに載置し、導電性接着剤11を用いて両者を導通固定する。さらに、セラ
ミックパッケージ本体10の上部周縁部に形成したメタライズ部10bと金属蓋12とを
接合し、気密封止して小型水晶振動子Y1を構成したものである。このような構成の水晶
振動子は、小型であると共に、容量比の小さい水晶振動子となる。
本発明に係る水晶振動子Y1と増幅回路とを接続して水晶発振器を構成することができ
る。図7は、水晶振動子Y1を用いてコルピッツ型水晶発振器を構成した実施例示す回路
図である。周知のように、コルピッツ型発振回路はトランジスタTrのコレクタ−ベース
間に誘導性素子を、ベース−エミッタ間及びコレクターエミッタ間にそれぞれ容量性素子
を接続して構成する発振回路である。トランジスタTrのコレクタ−ベース間の誘導性素
子として、ベース−接地間に水晶振動子Y1を用いる。エミッタ−接地間に抵抗R1を接
続し、ベース−接地間に容量C1とC2との直列接続回路を接続すると共に、容量C1、
C2の接続中点とエミッタとを接続して、コルピッツ型発振回路を構成する。電源Vc−
接地間はバイパスコンデンサによって高周波的には短絡されているため、等価回路的にコ
レクタ−ベース間に誘導性素子として利用する水晶振動子Y1が挿入されたことになる。
また、容量C1とC2との中点がエミッタに接続されているため、トランジスタTrのベ
ース−エミッタ間には容量C1が、コレクタ−エミッタ間には容量C2が挿入されること
になり、いずれも容量性として作用することになる。抵抗R2、R3はブリーダ抵抗でベ
ースバイアス電圧を設定する。
本発明に係る水晶振動子Y1を発振回路の用いることにより、例えば図7の負荷容量C
Lを可変容量ダイオードに置換し、該可変容量ダイオードに電圧を印加して、電圧制御型
水晶発振器を構成すれば、周波数可変範囲の広い水晶発振器を得ることができる。
以上ではATカット水晶基板を用いて本発明を説明したが、ランガサイト、セラミック
、タンタル酸リチウム等の圧電基板に本発明の電極形状を適用することもできる。
本発明に係る水晶振動素子の構成を示す図である。 第2発明の水晶振動素子の構成を示す図である。 第3発明の水晶振動素子の構成を示す図である。 本発明をメサ型水晶基板に適用する場合を示す図である。 本発明を逆メサ型水晶基板に適用する場合を示す図である。 本発明に係る水晶振動子の断面図である。 本発明に係る水晶発振器の回路図である。 従来の水晶振動素子の構成を示す図である。 水晶振動素子の電気的等価回路図である。 従来の水晶振動素子の構成を示す図である。 従来の水晶振動素子の構成を示す図である。
符号の説明
1、5、7 水晶基板、2a、2b、3a、3b、4a、4b 電極、2c、2d、3
c、3d、4c、4d 切欠、2e、2f、3e、3f、4e、4f リード電極、6
メサ部、8 逆メサ部、le 電極の長手方向の寸法、w 電極の短手方向の寸法、10
セラミックパッケージ本体、10a 電極端子、10b メタライズ部、11 導電性
接着剤、12 金属蓋、X1 水晶振動素子、Y1 水晶振動子、R1、R2、R3、R
4 抵抗、C0、C1、C2、C4、CL 容量、Tr トランジスタ、Vc 電源、VO
出力

Claims (9)

  1. 圧電基板と、該圧電基板の両面にそれぞれ形成されて周縁部の少なくとも一部に凹部を
    有した電極と、を備え、前記電極の一方面の凹部と他方面の凹部とが対向しないように構
    成したことを特徴とする圧電振動素子。
  2. 圧電基板と、該圧電基板の両面にそれぞれ形成されて周縁部の少なくとも一部に凹部を
    有した電極と、を備え、前記電極の一方面の凹部と他方面の凹部とが対向するように構成
    したことを特徴とする圧電振動素子。
  3. 前記各電極の周縁部に形成された凹部が該電極の中心線に対して対称となるように構成
    したことを特徴とする請求項1または2に記載の圧電振動素子。
  4. 前記圧電基板の長辺方向の電極端部を半楕円状に構成したことを特徴とする請求項1乃
    至3の何れか1項に記載の圧電振動素子。
  5. 前記圧電基板がメサ型圧電基板であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に
    記載の圧電振動素子。
  6. 前記圧電基板が逆メサ型圧電基板であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項
    に記載の圧電振動素子。
  7. 前記圧電基板がATカット水晶基板であることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1
    項に記載の圧電振動素子。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の圧電振動素子と、表面実装用のパッケージと、該
    パッケージの開口を封止する蓋と、を備え、前記圧電振動素子を前記パッケージ内に収容
    し、前記蓋により前記パッケージを気密封止して構成したことを特徴とする圧電振動子。
  9. 請求項8に記載の圧電振動子と、発振回路と、を備えたことを特徴とする圧電発振器。
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