JP2007189491A - 圧電基板の製造方法、圧電基板、圧電振動子、及び圧電発振器 - Google Patents

圧電基板の製造方法、圧電基板、圧電振動子、及び圧電発振器 Download PDF

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Akinori Ishita
明徳 井下
Kazutoshi Fujita
和俊 藤田
Noriyuki Watanabe
紀之 渡辺
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淳 西出
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Abstract

【課題】小型のメサ型圧電基板を多量に生産する手段を得る。
【解決手段】水晶基板1の両主面にマスク2a、2bを装着し、エピタキシャル成長を行うための装置の中に載置すると共に、マスク2a、2bの上下にノズル3を配設する。そして、ノズル3から水晶薄膜の原料ガスを吐出させる。水晶基板1は高温に保持され、原料ガスも高温にし、それぞれ所定の流量で供給することにより、ノズル3より吐出した原料ガスは、開口部4内に露出する水晶基板1上にエピタキシャル成長し、水晶基板1の両主面のほぼ中央部に水晶膜が凸状に形成できる。また、水晶基板1上に凸状に形成される水晶膜(エピタキシャル成長膜)は、水晶基板1の厚さに対して十分薄いため、より周波数精度の良いメサ型基板が得られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、気相成長法を用いて圧電基板上に圧電膜を形成したメサ型の圧電基板と、そ
の製造方法、及びその圧電基板を用いた圧電振動子と圧電発振器に関するものである。
水晶振動子は、小型、経年変化が小さい、高精度、高安定な周波数が容易に得られる等
の利点を有するため、産業用機器、民生用機器の基準周波数源として広く用いられている
。近年、機器が小型化、軽量化されると共に水晶振動子の小型化への要求が強くなり、ま
た電子部品の組み立て自動化に適した表面実装型水晶振動子の需要が大きい。
水晶は物理的、化学的に安定な物質であるが、天然水晶は品質的、量的に問題があるた
め、現在では品質の安定性、供給量の安定確保という点で優れた人工水晶を用いて水晶振
動子を製造している。中でも周波数−温度特性が3次曲線を呈するATカット水晶振動子
は、携帯電話等の通信機器に多量に用いられている。周知のように、ATカット水晶振動
子は、水晶の結晶軸Yに垂直な水晶板(Y板)を結晶軸Xの周りに約35度15分回転し
て得られる水晶板(ATカット水晶板)の両主面に、真空蒸着、あるいはスパッタ装置等
を用いて金属膜を付着し、パッケージに気密封止して構成される。ATカット水晶振動子
の振動モードは厚みすべり振動であり、その共振周波数fは厚さtの逆数に比例し、比例
常数kは水晶の密度ρと切断角度に依存する弾性定数c’とから決まり、約1.65MH
z・mmである。
図6は従来のATカット水晶振動子の構成を示す図であって、同図(a)は平面図、同
図(b)はP−Pにおける断面図、同図(c)はQ−Qにおける断面図、同図(d)、(
e)はそれぞれX軸方向(長手方向)、Z’軸方向(短手方向)から見た厚みすべり振動
の変位分布を示す図である。図6の左側に座標軸を示すように、矩形状ATカット水晶板
11は長手方向(長さL)をX軸方向、短手方向(幅W)をZ’軸方向とするのが一般的
である。このATカット水晶板11の表裏面に真空蒸着、あるいはスパッタ装置の中でマ
スクを介して電極12a、12bを形成して水晶振動素子を構成し、この水晶振動素子を
図示しないパッケージの内底部に収容し、パッケージ側の端子電極(図示しない)と、各
電極12a、12bからATカット水晶板11の端縁に伸びるリード電極とを導電性接着
剤13a、13bを用いて導通固定して水晶振動子を構成する。
上記のように構成された水晶振動素子の電気的等価回路は、一般的にインダクタンスL
1、容量C1、抵抗R1の直列回路に、静電容量C0を並列接続した回路で表される。こ
こで、インダクタンスL1、容量C1、静電容量C0は水晶板の厚さと電極の面積に依存
し、抵抗R1は振動エネルギーの損失を表している。
図6(d)、(e)に厚みすべりモードの振動変位分布を示すように、ATカット水晶
板11の辺比(水晶板の長さLあるいは幅Wと厚さtとの比、L/tあるいはW/t)が
小さくなると、電極12a、12bとATカット水晶板11の端部との間隔が狭まり、エ
ネルギー閉じ込め理論を用いて設計しても振動エネルギーは電極下に閉じ込めきれずに支
持部に漏洩して、直列共振抵抗R1が大きくなる。また、辺比を最適値に選んでもATカ
ット水晶板11の端部で主振動の振動エネルギーの一部が輪郭モードに変換して、水晶振
動素子の直列共振抵抗R1を劣化させると共に、共振周波数近傍に不要モードが励起され
る。
直列共振抵抗を改善する手段として、ATカット水晶板11の端部にベベル加工を施す
ベベル型基板や、図7に示すようにATカット水晶基板の中央部を凸状にした所謂メサ型
基板がある。
図7(a)は従来のメサ型水晶基板の平面図、同図(b)は(a)に示すP−Pにおけ
る断面図である。この図7(a)(b)に示すメサ型基板はATカット水晶板14の両面
中央部に凸状部15が形成された水晶板である。このメサ型基板を用いて厚みすべり振動
の振動エネルギーを水晶板の中央部に閉じ込めることにより、支持部の影響や、端部での
他のモードへの変換を極力低減し、水晶振動素子の抵抗R1を改良し、不要モードを抑圧
した水晶振動素子が得られるとされている。しかし、凸状部15の側壁面16を水晶板1
4の平板部と直角に形成することは困難である。例えば、フォトリソ技術とエッチング手
法を用いて凸状部を形成すると、特許文献1に開示されているように、側壁面16の方向
と、+X軸の方向とのなす角αにより、図7(c)、(d)に示すような側壁面16とな
り、ATカット水晶基板上に垂直の側壁面を有する小型で高周波のメサ型基板を形成する
ことは至難であった。
近年、携帯電話機等の小型化、高機能化に伴い、水晶振動子の小型化、薄型化が強く求
められている。例えば、水晶振動子の外形寸法が3.2mm×2.5mm×1.0mmか
ら、更に小型化した2.5mm×2.0mm×0.7mmが求められている。このような
要求に対し、水熱合成法で育成した人工水晶を所定の方位に切断し、所定の厚さに研磨し
て水晶板を得る従来の方法と異なり、サファイヤ、シリコン、GaAs等の基板上に水晶
膜をエピタキシャル成長させる気相成長法が特許文献2に開示されている。図8は特許文
献2に開示されたエピタキシャル成長を行うための装置の概略図であり、この装置を用い
て成長させた水晶膜について、X線回折、走査型電子顕微鏡及び赤外線分光装置を用いて
評価したところ結晶性の優れた水晶薄膜であると開示されている。
特許文献3には、シリコン(Si)基板上に図8に示した装置を用いて水晶膜をエピタ
キシャル成長させた後、水晶膜を残して基板を凹陥状にエッチング加工すると共に、前記
水晶膜をくり抜き加工して振動部を形成し、該振動部の両面に電極を付着して水晶振動子
を構成する方法が開示されている。また、特許文献4には、図9に示すように水晶膜のエ
ピタキシャル成長を行うための装置内の基板台20上に基板21を配置し、この基板21
上にマスク22を載置する。そしてマスク22を介して水晶膜をエピタキシャル成長させ
て、マスク22の開口部の大きさに相当する形状の水晶薄膜を得る方法が開示されている
。また、特許文献5には、図10に示すように、サファイヤ基台30上にSiO2膜を処
理したマスク31を載置する。そして、マスク31の上部に設けたノズル32から気相状
態の圧電材料を吐出して水晶膜を形成する方法が開示されている。このときマスク31の
内径よりノズル32の内径を小さくすることにより、形成された薄膜結晶がベベリング加
工を施した形状(半楕円体)と同様になると開示されている。
特開2003−60480公報 特開2002−80296公報 特許第3703773号 特開2005−213080公報 特開2005−295229公報
しかしながら、特許文献3の構成では、基板をエッチング手法により凹陥状に加工する
と共に、水晶膜をエッチング手法でくり抜いて形成した振動部両面に電極膜を付着して水
晶振動子を構成するので、工程の工数が増大し、高コストになるという問題があった。ま
た、特許文献4の構成では、水晶薄膜の切断は必要ないものの、水晶薄膜の取り扱いが難
しいという問題があった。また、特許文献5の構成では、ベベリング加工を施した形状(
半楕円体)の水晶薄膜が得られるものの、水晶薄膜の取り扱いが難しいという問題があっ
た。
本発明は上記したような点を鑑みてなされたものであり、高精度のメサ型の圧電基板と
、その圧電基板を低コストで製造する製造方法、及びその圧電基板を用いた圧電振動子と
圧電発振器を提供することを目的とする。
本発明に係る圧電基板の製造方法は、圧電基板の両主面に複数の開口部を有するマスク
を密着させ、前記開口部内に露出した前記圧電基板面に、大気圧下で圧電膜をエピタキシ
ャル成長させる圧電基板の製造方法であって、前記マスクの複数の開口部内に形成される
前記圧電膜が前記圧電基板の両主面に複数の凸状突起部を形成し、該凸状突起部の周囲に
沿って圧電基板を切断してメサ型圧電基板個片を得る製造方法である。この製造方法を用
いて水晶基板を製造することにより、多数のメサ型圧電基板が精度よく、低コストで製造
することができる。
本発明に係るメサ型圧電基板は、圧電基板の両主面のほぼ中央部に凸状突起部を備え、
該凸状突起部がエピタキシャル成長法により形成した圧電膜である。このように圧電基板
を構成することにより、メサ型部の外形とその厚さとを微細に制御できるので、ほぼ設計
通りの圧電基板を得ることができる。
上記のようにして得た圧電基板の両面に電極を付着した圧電振動素子と、表面実装用の
パッケージと、該パッケージの開口を封止する蓋と、を備え、前記圧電振動素子を前記パ
ッケージ内に収容し、前記蓋により前記パッケージを気密封止して圧電振動を構成する。
このように構成した圧電振動子は、直列共振抵抗R1が小さく、且つ共振周波数近傍に不
要モードの少ない圧電振動子が得られるという利点がある。
上記のように構成した本発明の圧電振動子と、発振回路とで圧電発振器を構成すること
により、小型、且つ高周波で周波数ジャンプ現象の少ない圧電発振器を得ることができる
前記圧電基板をATカット水晶基板であることと、その製造法、及び前記圧電基板をA
Tカット水晶基板として水晶振動子を構成する。このように構成した水晶振動子は、温度
特性、周波数エージングの良好な特性となる。
前記水晶振動子と、発振回路と、を備えた水晶発振器を構成する。このように構成した
水晶発振器は、温度特性、周波数エージングの良好な水晶発振器となる。
前記圧電基板がPZT(チタン酸ジルコニウム酸鉛)基板であることと、その製造法で
ある。また、前記圧電基板をPZTとして圧電振動子を構成する。このように構成したP
ZT振動子は、電気機械結合係数が大きいため、共振子−反共振子周波数の間隔が広いP
ZT振動子を得ることができる。
PZT振動子と、発振回路と、を備えた圧電発振器を構成する。このように構成したP
ZT発振器は、PZT振動子の共振子−反共振子周波数の間隔が広いため、周波数可変範
囲の広いPZT発振器を得ることができる。
本発明に係る水晶基板とその製造方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は図8に示したエピタキシャル成長を行うための装置内に配置した水晶基板とマス
クを拡大して示した概略図である。
この図1に示すように、本実施形態ではATカット水晶基板(以下、水晶基板と称す)
1の両主面にマスク2a、2bを装着し、このマスク2a、2bを装着した水晶基板1を
、エピタキシャル成長を行うための装置の中に載置すると共に、マスク2a、2bの上下
にノズル3を配設する。そして、このノズル3から水晶薄膜の原料ガスを吐出させる。水
晶基板1は高温(550度以上)に保持され、原料ガス((テトラエトキシシラン+N2
)、(O2+N2)、(HCl+N2)、N2)も高温にし、それぞれ所定の流量で供給する
図2は水晶基板1にマスク2a、2bを装着した斜視図である。
この図2に示すように、水晶基板1は所定の厚さに研磨し、ポリッシュあるいはエッチ
ング等を施した大型基板を用い、マスク2a、2bはマトリクス状に複数の開口部4を有
するものを用いる。なお、マスク2a、2bの材質は高温に耐えるものを用いる。ノズル
3より吐出した原料ガスは開口部4内に露出する水晶基板1上にエピタキシャル成長し、
水晶膜を形成する。図3(a)は水晶基板1とその上にマトリクス状に析出し、凸状に結
晶した水晶膜(凸状突起部)5である。水晶基板1を破線6に沿って切断することにより
、図3(b)に断面図を示すメサ型水晶基板の個片が得られる。
このような本実施形態の水晶基板の製造方法によれば、水晶基板1を通常のラッピング
、ポリッシング、あるいはエッチングで仕上げるため、水晶基板1の周波数精度を高める
ことができる。また水晶基板1上に凸状に形成されるエピタキシャル成長膜(水晶膜)5
は水晶基板1の厚さに対して十分に薄いため、より周波数精度の良いメサ型基板が得られ
る。また、水晶膜5はマスク2a、2bの開口部に沿って形成されるため、その寸法精度
も良く、且つ水晶膜5の側壁面はエピタキシャル成長であるため、水晶基板1の平面部と
直角な側壁面を形成することができる。
水晶基板1の厚さ、その上に形成する水晶膜5の大きさと厚さは、要求仕様に基づいて
設計により決めればよい。
図4は本実施形態のメサ型の水晶基板1を用いて構成した水晶振動子の断面図である。
この図4に示す水晶振動子は、上記の方法によって得られたメサ型水晶基板に電極を付
着して水晶振動素子X1を形成し、この水晶振動素子X1をセラミックパッケージ7の内
底部に収容して、セラミックパッケージ7の内部電極7aに導電性接着剤8を用いて導通
固定する。さらに、セラミックパッケージ7の上部周縁部に形成したメタライズ部7bと
金属蓋9とを抵抗溶接機、Au−Sn封止機、半田封止機、ガラス封止機、等の封止機に
て気密封止して小型水晶振動子Y1を構成したものである。このよう構成すると、小型で
あると共に、直列共振抵抗R1が小さく、且つ不要モードが抑圧された水晶振動子が得ら
れる。
図5は本発明の水晶振動子Y1を用いたコルピッツ型水晶発振器の回路構成を示す図で
ある。周知のように、コルピッツ型発振回路はトランジスタTrのコレクタ−ベース間に
誘導性素子を、ベース−エミッタ間及びコレクターエミッタ間にそれぞれ容量性素子を接
続して構成する発振回路である。トランジスタTrのコレクタ−ベース間の誘導性素子と
して、ベース−接地間に水晶振動子Y1を用いる。エミッタ−接地間に抵抗R1を接続し
、ベース−接地間に容量C1とC2との直列接続回路を接続すると共に、容量C1、C2
の接続中点とエミッタとを接続して、コルピッツ型発振回路を構成する。電源Vc−接地
間はバイパスコンデンサによって高周波的には短絡されているため、等価回路的にコレク
タ−ベース間に誘導性素子として利用する水晶振動子Y1が挿入されたことになる。また
、容量C1とC2との中点がエミッタに接続されているため、トランジスタTrのベース
−エミッタ間には容量C1が、コレクタ−エミッタ間には容量C2が挿入されることにな
り、いずれも容量性として作用することになる。抵抗R2、R3はブリーダ抵抗でベース
バイアス電圧を設定する。
本願発明はATカット水晶基板を例に説明したが、本願発明はこれに限らず、例えば、
LiTaO3、LiNbO3、LBO(Li247)、ランガサイト(La3Ga5SiO1
4)、PZT(チタン酸ジルコニウム酸鉛)基板等の圧電基板に広く適用できることは言
うまでもない。
装置内に配置した水晶基板とマスクの拡大概略図。 水晶基板とマスクの斜視図。 (a)は水晶基板上に形成された水晶膜の一例を示した図、(b)は個片の台形状メサ型水晶基板の一例を示した図。 本発明の水晶基板を用いて形成した水晶振動子の断面図。 本発明の水晶振動子を用いて構成した水晶発振器の一例を示した図。 (a)〜(e)は従来の水晶振動子の概略図。 (a)〜(d)は従来のメサ型水晶基板の断面図。 エピタキシャル成長を行うための装置の一例を示した図。 水晶薄膜の製造方法を示した図。 半楕円状の水晶薄膜の形成方法を示した図。
符号の説明
1 ATカット水晶基板、2a、2b マスク、3 ノズル、4 開口部、5 水晶膜(
凸状部)、6 切断線、7 セラミックパッケージ、7a 端子電極、7b メタライズ
部、8 導電性接着剤、9 金属蓋、X1 水晶振動素子、Y1 水晶振動子、R1、R
2、R3、R4 抵抗、C0、C1、C2、C4、CL 容量、Tr トランジスタ、V
c 電源、VO 出力

Claims (12)

  1. 圧電基板の両主面に複数の開口部を有するマスクを密着させ、前記開口部内に露出した
    前記圧電基板面に、大気圧下で圧電膜をエピタキシャル成長させる圧電基板の製造方法で
    あって、
    前記マスクの複数の開口部内に形成される前記圧電膜が前記圧電基板の両主面に複数の
    凸状突起部を形成し、該凸状突起部の周囲に沿って圧電基板を切断してメサ型圧電基板個
    片を得ることを特徴とする圧電基板の製造方法。
  2. 圧電基板の両主面のほぼ中央部に凸状突起部を備え、該凸状突起部がエピタキシャル成
    長法により形成した圧電膜であることを特徴とする圧電基板。
  3. 請求項2に記載の圧電基板の両面に電極を付着した圧電振動素子と、表面実装用のパッ
    ケージと、該パッケージの開口を封止する蓋と、を備え、前記圧電振動素子を前記パッケ
    ージ内に収容し、前記蓋により前記パッケージを気密封止して構成したことを特徴とする
    圧電振動子。
  4. 請求項3に記載の圧電振動子と、発振回路と、を備えたことを特徴とする圧電発振器。
  5. 前記圧電基板がATカット水晶基板であることを特徴とする請求項1記載の圧電基板の
    製造方法。
  6. 前記圧電基板がATカット水晶基板であることを特徴とする請求項2記載の圧電基板。
  7. 前記圧電基板がATカット水晶基板であることを特徴とする請求項3記載の圧電振動子
  8. 請求項7に記載の圧電振動子と、発振回路と、を備えたことを特徴とする圧電発振器。
  9. 前記圧電基板がPZT(チタン酸ジルコニウム酸鉛)基板であることを特徴とする請求
    項1記載の圧電基板の製造方法。
  10. 前記圧電基板がPZT(チタン酸ジルコニウム酸鉛)基板であることを特徴とする請求
    項2記載の圧電基板。
  11. 前記圧電基板がPZT(チタン酸ジルコニウム酸鉛)基板であることを特徴とする請求
    項3記載の圧電振動子。
  12. 請求項11に記載の圧電振動子と、発振回路と、を備えたことを特徴とする圧電発振器
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107888157A (zh) * 2017-12-26 2018-04-06 东晶锐康晶体(成都)有限公司 一种双层点焊式电极掩模

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