JP2007207481A - リレースイッチ引き抜き具及びリレースイッチ引き抜き装置 - Google Patents

リレースイッチ引き抜き具及びリレースイッチ引き抜き装置 Download PDF

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Abstract

【課題】縦横に間隔をおいて配設されたリレースイッチをまっすぐ引き抜くためのリレースイッチ引き抜き具及びリレースイッチ引き抜き装置を提供すること。
【解決手段】弾性を有する略矩形形状の板材を略U字形に折り曲げて形成されたリレースイッチ引き抜き具1であって、リレースイッチ4の上下の面を、リレースイッチ引き抜き具1の両挟み部5で挟む。このリレースイッチ引き抜き具1の挟持部6を親指9と中指10で挟み、U字状連結部7に人差し指11をひっかける。まず、親指9と中指10で、両挟み部2を狭める矢印Aの方向に力を入れて、リレースイッチ4を挟み、その矢印A方向への力を保持したまま、次に人差し指11にリレースイッチ4を引き抜く矢印Bの方向に力を入れて、リレースイッチ4を引き抜く。
【選択図】図3

Description

本発明は、縦横に間隔をおいて配設されたリレースイッチを抜き取るための引き抜き具および引き抜き装置に関するものである。
従来、火力発電所におけるポンプや電動機のモーターを起動させる起動条件や、停止させる停止条件といった条件作成を、人の手で、制御盤に配設されている多数のリレースイッチを抜き差しすることによって、模擬的に行っている。
リレースイッチとは、電気の流れをつなげたり遮断したりするスイッチで、電磁石にわずかな電流を流すことによって、スイッチのオン・オフができるものである。オンとなって流れた電流を、他のリレースイッチの電磁石に流すと、そのリレースイッチのオン・オフを制御できることになり、これを組み合わせることにより、入力と出力の関係が意図通りになる回路ができることになる。
しかしながら、制御盤には多数のリレースイッチが比較的狭い間隔で縦横に配設されているため、指がリレースイッチとリレースイッチとの隙間に入りにくく、リレースイッチを指で掴むことが難しい。そのため、引き抜きに時間がかかる、引き抜き作業中に指、手等を痛める、まっすぐ引き抜くのが困難となる等の問題が生じる。また、まっすぐ引き抜くのが困難であるため、自然と、上下左右に動かしながら引き抜いたり、無理に斜め方向に引き抜いたりしてしまう。しかし、このような抜き方をしてしまうと、リレースイッチ本体の端子が曲がってしまったり、ソケット孔に傷がついてしまう。そうなると、リレースイッチの再利用ができなくなったり、リレースイッチを再利用したときに、接触不良等が起こる可能性がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、縦横に間隔をおいて配設されたリレースイッチをまっすぐ引き抜くためのリレースイッチ引き抜き具及びリレースイッチ引き抜き装置を提供することにある。
本発明は、縦横に間隔をおいて配設されたリレースイッチを容易に引き抜くことができるようにしたものである。
第1の発明は、多数のリレースイッチが、縦横に間隔をおいて配設された制御盤から、リレースイッチを抜き取るためのリレースイッチ引き抜き具であって、各々がリレースイッチの両側のリレースイッチ間に差し込まれ、このリレースイッチを両側から挟み込む一対の向き合った挟み部と、前記両挟み部に続いてその基端側に設けられ、両挟み部の間隔を狭めるための一対の向き合った挟持部と、前記両挟持部を連結する連結部とを備え、前記挟持部の把持を解除したときに、前記両挟み部の間隔が元に戻る復元力を有することとした。
この構成によれば、一対の向き合った挟み部各々を、リレースイッチの両側のリレースイッチ間に差し込み、両挟み部の間隔を狭めるように両挟持部に力を加えることによってリレースイッチを挟み、そして、リレースイッチを引き抜く。また、挟持部の把持を解除したときに、前記両挟み部の間隔は復元力によって元に戻る。これらのことによって、リレースイッチを直接指で掴むことなく引き抜くことができるため、手、指等を痛めることなく引き抜き作業を行うことができると共に、簡単に素早く引き抜くことができる。
第2の発明は、請求項1より、前記両挟み部の前記リレースイッチに接する面側に、滑り止め部材が設けられていることとした。
この構成によれば、両挟み部の、リレースイッチに接する面側に滑り止め部材を設けることで、リレースイッチを引き抜くときに、両挟み部がリレースイッチを滑るのを防ぐことができる。
第3の発明は、請求項2より、前記滑り止め部材は、ゴム板によって形成されていることとした。
この構成によれば、滑り止め部材にゴム板が用いられることで、リレースイッチを引き抜くときに両挟み部がリレースイッチを滑りにくくなり、リレースイッチを抜き易くすることができる。また、ゴム材は電気を通さないので、リレースイッチが漏電していたとしても、作業者は感電することなく作業をすることができる。
第4の発明は、多数のリレースイッチが、縦横に間隔をおいて配設された制御盤から、リレースイッチを抜き取るためのリレースイッチ引き抜き装置であって、リレースイッチを挟む一対の向かい合うクランパを有する把持手段と、前記両クランパ各々の外側に該クランパとの間に隙間を存して設けられ、前記クランパと共に前記リレースイッチの両側のリレースイッチ間に各々差し込まれる一対のサポーターを有する支持手段と、前記各クランパと前記サポータとの隙間を進退可能に設けられ、前記制御盤に向かって前進することによって、前記両クランパが前記リレースイッチを挟むように前記隙間を拡大させる一対のスペーサを有する作動手段と、前記スペーサを後退方向に付勢するリターンスプリングと、前記リターンスプリングの付勢に抗して前記スペーサを前進させる操作レバーとを有する操作手段とを備えることとした。
この構成によれば、まず、一対の向かい合うクランパとサポータとが、リレースイッチの両側のリレースイッチ間に差し込まれる。次に、操作レバーを操作することにより、両クランパとサポータとの隙間を、一対のスペーサが前進し、両クランパとサポータとの隙間を拡大することによって、両クランパがリレースイッチを挟むように作動する。そして、操作レバーの操作を保持したまま、リレースイッチ引き抜き装置を手前に引くことで、リレースイッチを引き抜くことができる。このことによって、リレースイッチを直接指で掴むことなく引き抜くことができるため、手、指等を痛めることなく引き抜き作業を行うことができると共に、簡単に素早く引き抜くことができる。さらに、操作レバーを用いることで、引き抜き操作をより容易にすることができる。
第5の発明は、請求項4より、前記クランパの前記リレースイッチに接する面側に、滑り止め部材が設けられていることとした。
この構成によれば、両クランパのリレースイッチに接する面側に滑り止め部材を設けることで、リレースイッチを引き抜くときに、両クランパがリレースイッチを滑るのを防ぐことができる。
第6の発明は、請求項5より、前記滑り止め部材は、ゴム板によって形成されていることとした。
この構成によれば、滑り止め部材にゴム板が用いられることで、リレースイッチを引き抜くときに、両クランパがリレースイッチを滑りにくくなり、リレースイッチを抜きやすくすることができる。また、ゴム材は電気を通さないので、リレースイッチが漏電していたとしても、作業者は感電することなく作業をすることができる。
上記第1の発明によれば、指で直接リレースイッチを掴まなくても良いため、簡単に素早く、かつ指や手を痛めることなくリレースイッチを引き抜くことができる。また、この引き抜き具を使用することで、リレースイッチをまっすぐ引き抜くことができるため、リレースイッチ本体の端子を曲げてしまったり、ソケット孔に傷をつけてしまうということがなくなり、リレースイッチを繰り返し使用することができる。さらに、この引き抜き具は、リレースイッチとリレースイッチとの間の隙間を、この引き抜き具が差し込める幅にまで抑えることができるため、省スペースが可能となる。
上記第2の発明によれば、滑り止め部材を設けることで、リレースイッチを引き抜くときに、両挟み部とリレースイッチとが滑るのを防止することができ、リレースイッチが引き抜きやすくなる。さらに、滑り止めが設けられているので、誤ってリレースイッチを落下させるのを防止することができる。また、滑り止め部材を設けることで、挟持部を挟む力を軽減させることができる。
上記第3の発明によれば、滑り止め部材にゴム板を用いることで、リレースイッチを引き抜き易くすることができる。また、ゴム板は安価で、加工しやすいので、滑り止め部材の交換が容易にできる。さらにゴムは電気を通さないので、リレースイッチが漏電していたとしても、作業者は感電することがない。
上記第4の発明によれば、リレースイッチをクランパが挟んで抜き取る装置であるので、直接指でリレースイッチを掴む必要がない。また、操作レバーを操作することにより、クランパを通じてリレースイッチは把持されるため、クランパ自体を指で挟持してリレースイッチを引き抜く必要もない。これらのことによって、簡単に素早く、かつ指や手を痛めることなくリレースイッチを引き抜くことができる。また、この引き抜き装置を使用することで、リレースイッチをまっすぐ引き抜くことができるため、リレースイッチ本体の端子を曲げてしまったり、ソケット孔に傷をつけてしまうということがないので、リレースイッチを繰り返し使用することができる。
上記第5の発明によれば、滑り止め部材を設けることで、リレースイッチを引き抜くときに、両クランパとリレースイッチとが滑るのを防ぐことができ、リレースイッチが引き抜き易くなり、ほぼ確実にリレースイッチを引き抜くことができる。さらに、滑り止めが設けられているので、誤ってリレースイッチを落下させるのを防止することができる。
上記第6の発明によれば、滑り止め部材にゴム板を用いることで、リレースイッチを引き抜き易くすることができる。また、ゴム板は安価で、加工しやすいので、滑り止め部材の交換が容易にできる。さらにゴムは電気を通さないので、リレースイッチが漏電していたとしても、作業者は感電することがない。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
《発明の実施形態1》
図1は、制御盤2にリレースイッチ4が配設されている状態を示している。
制御盤2には、リレースイッチ4を取り付けるためのソケット3が、間隔を空けて設けられている。リレースイッチ4は、このソケット3に差し込まれることで、制御盤に配設されている。リレースイッチ引き抜き具1は、リレースイッチ4とリレースイッチ4との隙間に、リレースイッチ4を挟む位置関係になるように両挟み部5を差し込むことで使用される。
図2は、本発明の実施形態1に係るリレースイッチ引き抜き具1を斜め上から見た斜視図である。
リレースイッチ引き抜き具1は、弾性を有する略矩形形状の板材を略U字形に折り曲げて形成されており、その先端部分には一対の向き合った挟み部5を有し、両挟み部5に続いてその基端側には一対の向き合った挟持部6が設けられている。両挟持部6の基端は、U字状連結部7によって連結されている。また、両挟み部5のリレースイッチ4と接する面側には、両挟み部5がリレースイッチ4と滑るのを防ぐための滑り止め部材として、略矩形形状のゴム板8が各々取り付けてある。
図3は、図1で示したリレースイッチ引き抜き具1を使用している状態を示している。
制御盤2に配設されているリレースイッチ4の上下の面を、リレースイッチ引き抜き具1の両挟み部5で挟む。このとき、リレースイッチ4の上下の面と、ゴム板8とが接しているため、両挟み部5がリレースイッチ4と滑りにくくなっている。このリレースイッチ引き抜き具1の挟持部6を親指9と中指10で挟み、U字状連結部7に人差し指11をひっかける。まず、親指9と中指10で、挟持部6を狭める矢印Aの方向に力を入れて、リレースイッチ4を挟み、その矢印A方向への力を保持したまま、次に人差し指11にリレースイッチ4を引き抜く矢印Bの方向に力を入れて、リレースイッチ4を引き抜く。
以上のことから、リレースイッチ引き抜き具1を使用することで、リレースイッチ4を直接指で掴むことなくリレースイッチ4を引き抜くことができるため、指、手等を痛めることがない。また、リレースイッチ4を上下左右に動かしたり、無理に斜め方向に引き抜かなくても、簡単にまっすぐ引き抜くことができる。このことにより、リレースイッチ4本体の端子を曲げてしまったり、ソケット孔に傷をつけてしまうということがなくなり、リレースイッチ4を繰り返し使用することができる。
また、このリレースイッチ引き抜き具1を使用すれば、リレースイッチ4の両側のリレースイッチ4間には、両挟み部5を挟み込むだけのスペースがあればよいので、リレースイッチ4間の間隔をリレースイッチ引き抜き具1が差し込める幅にまで抑えることができるため、省スペースが可能となる。
さらに、滑り止め部材としてゴム板8を取り付けることで、リレースイッチ4を引き抜くときに、両挟み部5とリレースイッチ4とが滑るのを防止することができ、リレースイッチ4が引き抜きやすくなる。また、ゴム板8が設けられているので、誤ってリレースイッチ4を落下させるのを防止することができると共に、挟持部6を挟む力を軽減させることができる。また、ゴム板は安価で、加工しやすいので、滑り止め部材の交換が容易にできるだけでなく、電気を通さないという性質から、リレースイッチ4が漏電していたとしても、作業者は感電することがない。
《発明の実施形態2》
図4は、本発明の実施形態2に係るリレースイッチ引き抜き装置12の断面図及びこの装置12をリレースイッチ4に装着し、なおかつ操作レバー24を操作している時の図である。なお、本実施形態では、リレースイッチを挟む側を前側としている。
まず、リレースイッチ引き抜き装置12の構成について詳細に説明する。
リレースイッチ引き抜き装置12は、ハウジング(支持手段)と、リレースイッチ4を挟むための把持手段と、把持手段を作動させるための作動手段と、作動手段を操作するための操作手段とを有する。
ハウジング(支持手段は)、先端が開口している筒状部13と、グリップ14と、引き金ガード15とを備えたピストル形をしている。筒状部13の上壁先端側と下壁先端側は、一対の向き合ったサポータ17となっている。
把持手段は、弾性を有する略矩形形状の板材より形成された一対の向き合ったクランパ16と、それらを両クランパ16の後端で支持する基端部材18とを備えている。各クランパ16とサポータ17との間には、隙間が形成されている。リレースイッチ4は、両クランパ16によって把持される。また、両クランパ16のリレースイッチ4に接する面側には、各々略矩形形状のゴム板19が取り付けられている。
作動手段は、一対のスペーサ20とローラー21とを備えている。各スペーサ20は、サポータ17と、クランパ16との間に設けられた隙間に、各々前後に進退可能に設けられている。各スペーサ20の後端部は、連結部22によって連結されている。また、スペーサ20は、前方に行くほど細くなるテーパー状板材で形成され、各スペーサ20は、その前端にストッパー23を備えている。操作レバー24を操作したときには、ストッパー23がソケット3に当たることでスペーサ20が無制限に前進するのを防ぎ、操作レバー24の操作を解除したときは、スペーサ20が後退して、ストッパー23がクランパ16の前端部にひっかかり、それ以上スペーサ20が後退するのを防ぐというストッパーの役割を果たしている。さらに、ストッパー23がソケット3に当たることで、スペーサ20の位置が固定される。スペーサ20が固定されることで、スペーサ20の不安定性はなくなり、クランパ16はリレースイッチ4を把持しやすくなる。
また、このスペーサ20を円滑に進退させるために、両サポータ17に支持されたローラー21aと、両クランパ16に支持されたローラー21bとが各々複数個ずつ設けられている。
操作手段は、操作レバー24、リターンスプリング25、ロッド26、リンク27、及びピン28を備えている。操作レバー24は、グリップ14に形成された操作レバー通し孔29から外側に出ている引き金部24aと、グリップ14内にあり、グリップ14に形成された操作レバー通し孔28からグリップ14内側に延びる突出部24bとで構成されており、グリップ14に設けられたピン28によって回動可能に支持されている。突出部24bには、スペーサ20を後退方向に付勢するリターンスプリング25と、ロッド26とが結合しており、ロッド26はピン28を介してリンク27と連結し、リンク27はピン28を介して、スペーサ20と連結している。
次に、リレースイッチ引き抜き装置12の作動について説明する。
図4に示しているように、作業者は、リレースイッチ引き抜き装置12の両クランパ16と、両クランパ16と隙間を存して外側に設けられている各サポータ17とを、それぞれリレースイッチ4間の隙間に、リレースイッチ4を挟む位置関係になるように差し込む。そして、操作レバー24を矢印の方向に操作すると、リターンスプリング25がもたらすスペーサ20における後退方向の付勢に抗して、ロッド26とリンク27を介してスペーサ20が前進する。スペーサ20がサポータ17に支持されているローラー21aと、クランパ16に支持されているローラー21bとによって、円滑にクランパ16とサポータ17との隙間を前進する。同時に、スペーサ20は先細りのテーパー状に形成されているから、前進するにつれて、クランパ16とサポータ17との隙間を拡大させる。
このことによって、両クランパ16間の隙間は狭まり、リレースイッチ4は、両クランパ16に把持される。
また、さらに操作レバー24を操作すると、ストッパー23がソケット3に当たり、スペーサ20の過度の前進と、不安定性とを防止する。
そして、操作レバー24の操作を保持したまま、リレースイッチ引き抜き装置12を作業者の手前に引くことで、リレースイッチ4を制御盤2のソケット3から引き抜くことができる。
以上のことから、リレースイッチ引き抜き装置12を使用することで、リレースイッチ4を直接指で掴むことなくリレースイッチ4を引き抜くことができるため、指、手等を痛めることがない。また、リレースイッチ4間の両隙間に無理に指を入れる必要がないため、リレースイッチ4を上下左右に動かしたり、斜め方向に動かしたりして引き抜かなくても、簡単にまっすぐ引き抜くことができる。
また、操作レバー24を操作することによって、両クランパ16を通じてリレースイッチ4は把持されるため、クランパ16自体を指で挟持してリレースイッチ4を引き抜く必要もないので、より簡単に、かつ素早くリレースイッチ4を引き抜くことができる。
さらに、滑り止め部材としてゴム板19を取り付けることで、リレースイッチ4を引き抜くときに、両クランパ16とリレースイッチ4とが滑るのを防止することができ、リレースイッチ4が引き抜きやすくなる。また、ゴム板19が設けられており、さらに筒状部13が設けられているので、誤ってリレースイッチ4を落下させるのを防止することができる。また、ゴム板は安価で、加工しやすいので、滑り止め部材の交換が容易にできるだけでなく、電気を通さないという性質から、リレースイッチ4が漏電していたとしても、作業者は感電することがない。
本実施形態では、滑り止め部材にゴム板を用いているが、ゴムは板状でなくてもよい。また、ゴム板でなくても、フェルト等の滑り止め部材であってもよい。
また、本実施形態では、リレースイッチ4の上下から挟むこととしているが、左右を挟んでもよい。
本実施形態2のリレースイッチ引き抜き装置12ではピストル形を形成しているが、この装置における外観形状はこの限りではない。
また、本実施形態2ではスペーサ20を先細りのテーパー状にしたが、これに代えて次の2つの形態を採用しても、本実施形態2に示したものと同様の効果が得られる。
その1つは、サポータ17を前端に行くほど太くなるテーパー状にすることである。もう1つは、サポータ17に支持されている複数のローラーを、前端に行くほど、クランパ16側への突出量が多くなるように設ける、或いはクランパ16に支持されている複数のローラーを前端に行くほど、クランパ16側への突出量が多くなるように設けることである。
かかる形態であれば、スペーサ17がテーパー状でなく、スペーサ17全体が同じ厚さであっても、本実施形態2と同様の効果が得られる。
また、前記実施形態2と前記テーパー状サポータ17、又はローラー突出量を変化させる形態とを組み合わせてもよい。
以上説明したように、本発明は、縦横に間隔をおいて配設された制御盤からリレースイッチを抜き取る作業について有用である。
リレースイッチが制御盤に配設されている状態を示す側面図である。 図1は本発明の実施形態1に係るリレースイッチ引き抜き具を斜め上から見た斜視図である。 図2は図1に示すリレースイッチ引き抜き具の装着状態を示す側面図である。 本発明による実施形態2のリレースイッチ引き抜き装置を、リレースイッチに装着している状態を示す断面図である。
符号の説明
1リレースイッチ引き抜き具
2制御盤
4リレースイッチ
5挟み部
6挟持部
8ゴム板
12リレースイッチ引き抜き装置
16クランパ
17サポータ
19ゴム板
20スペーサ
24操作レバー
25リターンスプリング

Claims (6)

  1. 多数のリレースイッチが、縦横に間隔をおいて配設された制御盤から、リレースイッチを抜き取るためのリレースイッチ引き抜き具であって、
    各々がリレースイッチの両側のリレースイッチ間に差し込まれ、このリレースイッチを両側から挟み込む一対の向き合った挟み部と、
    前記両挟み部に続いてその基端側に設けられ、両挟み部の間隔を狭めるための一対の向き合った挟持部と、
    前記両挟持部を連結する連結部とを備え、
    前記挟持部の把持を解除したときに、前記両挟み部の間隔が元に戻る復元力を有することを特徴とするリレースイッチ引き抜き具。
  2. 請求項1に記載のリレースイッチ引き抜き具において、
    前記両挟み部の前記リレースイッチに接する面側に、滑り止め部材が設けられていることを特徴とするリレースイッチ引き抜き具。
  3. 請求項2に記載のリレースイッチ引き抜き具において、
    前記滑り止め部材は、ゴム板によって形成されていることを特徴とするリレースイッチ引き抜き具。
  4. 多数のリレースイッチが、縦横に間隔をおいて配設された制御盤から、リレースイッチを抜き取るためのリレースイッチ引き抜き装置であって、
    リレースイッチを挟む一対の向かい合うクランパを有する把持手段と、
    前記両クランパ各々の外側に該クランパとの間に隙間を存して設けられ、前記クランパと共に前記リレースイッチの両側のリレースイッチ間に各々差し込まれる一対のサポータを有する支持手段と、
    前記各クランパと前記サポータとの隙間を進退可能に設けられ、前記制御盤に向かって前進することによって、前記両クランパが前記リレースイッチを挟むように前記隙間を拡大させる一対のスペーサを有する作動手段と、
    前記スペーサを後退方向に付勢するリターンスプリングと、前記リターンスプリングの付勢に抗して前記スペーサを前進させる操作レバーとを有する操作手段とを備えることを特徴とするリレースイッチ引き抜き装置。
  5. 請求項4に記載のリレースイッチ引き抜き装置において、
    前記クランパの前記リレースイッチに接する面側に、滑り止め部材が設けられていることを特徴とするリレースイッチ引き抜き装置。
  6. 請求項5に記載のリレースイッチ引き抜き装置において、
    前記滑り止め部材は、ゴム板によって形成されていることを特徴とするリレースイッチ引き抜き装置。
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