JP2007207395A - 光情報記録再生装置及び光情報記録再生方法 - Google Patents

光情報記録再生装置及び光情報記録再生方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の記録層を有する記録媒体を用いる多層光記録において、近接場光による記録、再生が可能な光情報記録装置等を提供すること。
【解決手段】所定波長λの光を供給するレーザーダイオード101と、所定波長λよりも小さい径を有する微小開口108と、負屈折を示す材料で構成され、微小開口108からの光を複数の記録層201等のうちのいずれかの記録層へ集光させること、及びいずれかの記録層201からの光を微小開口108の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための負屈折レンズ109と、複数の記録層の各々を識別するためのフォトダイオード110、制御・演算部112とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、近接場光を用いる光情報記録再生装置及び光情報記録再生方法に関するものである。
従来、光情報記録、再生では情報の記録、または再生に用いる光の短波長化や対物レンズの高NA化によって、記録密度を向上させてきている。最近実用化されつつあるブルーレイディスクにおいては、波長405nmのレーザーダイオードとNA(開口数)0.85の対物レンズが使われている。
そして、さらなる記録容量の向上をめざし、1枚の記録媒体に多数の記録層を積層した多層光記録の技術も提案され、実用段階に入っている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。
また、記録層を単に積層するだけでなく、記録層自身を厚くして体積的な記録、再生を行う技術も提案されている(例えば、非特許文献2参照)。この技術は、ホログラフィックメモリー(例えば、非特許文献3参照)と合わせて体積記録と呼ばれている。光記録における記録密度は、光の回折限界によって制約される。このため、単一の記録層に記録できる情報量には限度がある。そこで、記録層を多層化することによって、記録容量を増大させる試みがなされている。
記録層の多層化により記録容量を向上させる技術が進む一方で、近年では、例えば、特許文献2に記載されているように、近接場光を利用することで回折限界による制約そのものを回避する技術も開発されている。
近接場光記録として代表的な記録方式は、波長より小さな微小開口から漏れ出した近接場光の光スポットを用いて記録、再生を行うものである。そして、放射光が微小開口で近接場光へ変換されるときの変換効率を劇的に増大させる技術が開発されている(例えば、非特許文献4参照)。これにより、実用的な近接場光記録技術が確立されつつある。
本来、近接場光は、波長程度の狭い領域に局在するものとされている。ここで、屈折率が負の値をとる材料を用いると、近接場光を遠方に伝えることが可能である(例えば、非特許文献5参照)。近接場光を遠方に伝えられるということは、光または電磁波の回折限界に制約されないことを示している。負屈折を示す材料による結像効果は、完全結像(効果)、または完全レンズ(効果)と呼ばれている。
特開平8−297861号公報 特開平8−106646号公報 オプトロニクス 2005年7月号163ページ M.Nakano et al., Applied Physics Letters 85, 176(2004) J.Ashley et al., IBM Journal of Research and Development 44, 341(2000) X.Shi et al., Japanese Journal of Applied Physics 41, 1632(2002) J. B.Pendry,Physical Review Letters 85, 3966(2000) International Symposium on Optical Memory 2004, Technical Digest
上述したように、近接場光記録と多層記録(体積記録)とは、それぞれ従来の記録容量を大幅に向上させる技術である。そして、両者を併用することによってさらなる記録容量の増大が期待されることは言うまでもない。
しかしながら、近接場光が波長以下の小さなスポットを形成できるのは微小開口から高々数十nmの領域である。この制約のために、近接場光による記録技術を、多層記録へ適用することができない。適用できない理由を説明する。多層記録において隣接する記録層からの層間クロストークを抑制して良好な記録再生動作を行うためには、隣接する記録層間の距離(以後、適宜「層間距離」という。)を少なくとも数μmより大きくしなければならない(例えば、非特許文献6)。このため、近接場光による記録技術を、多層記録へ適用することができない。
従来の近接場光記録における記録方法と問題点について、図6及び図7を用いて説明する。図6は、近接場光記録を行う際の光メモリヘッド、記録媒体、記録または再生に用いるレーザー光の光路を示している。
一般の光記録において、可視光領域の光源を用いることが多い。特に、記録密度が回折限界によって制約されるタイプの光記録では、光学デバイスや記録媒体の材質上の制約を別にすれば短波長の光源が好ましい。
ここで、近接場光による情報記録において形成される近接場光スポットの大きさは、微小開口のサイズと形状によってほぼ決まり、波長には依存しない。また、表面プラズモンポラリトンが励起される場合、近接場光スポットの大きさは、微小開口を設けた材料の誘電関数にも依存する。したがって、レーザーダイオード11は必ずしも短波長である必要はない。
レーザーダイオード11を射出したレーザー光は、偏光ビームスプリッタ12によって反射される。反射された光は、コリメートレンズ13によって平行光に変換される。平行光は、1/4波長板14を通過する。そして、対物レンズ15によって収束光に変換される。これにより、レーザー光は、近接場光生成デバイス16の近傍に集光する。
図7は、図6の一部をさらに拡大して示している。図7に示すように、従来の近接場光記録における近接場光生成デバイス16は、金属プレート23に微小開口24を設けた構造を備えている。対物レンズ15によって収束光とされたレーザー光は、微小開口24の近傍に集光する。微小開口24の大きさは、レーザー光の波長より小さく設計されている。このため、微小開口24を放射光として通過できる光量はごくわずかであり、高強度の近接場光スポットSPが微小開口24近傍に生成される。
そして、微小開口24近傍に生成された近接場光を利用して、記録媒体17への記録、再生を行う。上述したように、近接場光の強度は微小開口24から離れるにしたがって指数関数的に減衰してしまう。このため、データの記録、再生を行う上で実用的な光量及び集光度を得るためには、微小開口24と記録層21との距離を数十nm程度より小さくしなければならない。
このように、記録媒体17を記録層が表面に露出した構造とするか、または表面に透明な保護層等を設ける場合でもその厚みは高々数十nmに限定される。いずれの構造としても、記録、再生すべき記録層21は、記録媒体17の表面付近に配置された1層に限られてしまう。このため、従来技術の構成では、多層化による記録容量の向上ができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の記録層を有する記録媒体を用いる多層光記録、再生において、近接場光による記録、再生が可能な光情報記録装置及び光情報記録方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、所定波長の光を供給する光源と、所定波長よりも小さい径を有する微小開口と、負屈折を示す材料で構成され、微小開口からの光を複数の所定面のうちのいずれかの所定面へ集光させること、及びいずれかの所定面からの光を微小開口の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための光学素子と、複数の所定面の各々を識別するための識別部と、を有することを特徴とする光情報記録再生装置を提供できる。
また、本発明の好ましい態様によれば、負屈折を示す材料により構成された光学素子は、微小開口の近傍に配置されていることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、負屈折を示す材料により構成された光学素子は、スラブ状レンズであることが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、負屈折を示す材料により構成された光学素子の厚さは1μmより大きく、かつ2mmより小さいことが望ましい。
また、本発明の好ましい態様によれば、負屈折を示す材料により構成された光学素子の厚さは5μmより大きく、かつ500μmより小さいことが望ましい。
また、他の本発明によれば、所定波長の光を供給する光供給ステップと、
所定波長よりも小さい径を有する微小開口に所定波長の光を照射する光照射ステップと、 負屈折を示す材料で構成された光学素子により、微小開口からの光を複数の所定面のうちのいずれかの所定面へ集光させること、及びいずれかの所定面からの光を微小開口の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための集光ステップと、
複数の所定面の各々を識別する識別ステップと、を有することを特徴とする光情報記録再生方法を提供できる。
本発明によれば、複数の記録層を有する記録媒体を用いる多層光記録、再生において、近接場光による記録または再生が可能な光情報記録装置を提供できるという効果を奏する。
以下に、本発明に係る光情報記録再生装置及び光情報記録再生方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施例1に係る光情報記録再生装置100の概略構成を示している。レーザーダイオード101を射出したレーザー光は、偏光ビームスプリッタ102によって反射される。反射された光は、コリメートレンズ103によって平行光に変換される。平行光は、1/4波長板104と1/2波長板105とを通過する。そして、対物レンズ106によって収束光に変換される。これにより、レーザー光は、金属プレート107の近傍に集光する。ここで、対物レンズ106と金属プレート107と負屈折レンズ109とにより、光メモリヘッド113を構成する。
金属プレート107は、レーザー光の所定波長よりも小さい径を有する微小開口108を備えている。対物レンズ106によって収束光とされたレーザー光は、微小開口108の近傍に集光する。微小開口108の大きさは、レーザー光の波長より小さく設計されている。このため、微小開口108を放射光として通過できる光量はごくわずかであり、高強度の近接場光が微小開口108近傍に生成される。
微小開口108の下側には、侵み出した近接場光による近接場光スポットSP(以下、適宜、「光スポットSP」という。)が形成される。微小開口108の近傍には、負屈折を示す材料で構成された負屈折レンズ109が配置されている。負屈折レンズ109は、スラブ形状、即ち平行平面板形状を有している。そして、微小開口108近傍に生成された近接場光の光スポットSPを利用して、記録媒体200への記録、再生を行う。
微小開口108により形成された近接場光スポットSPの位置を物点とし、多層記録媒体中の記録または再生すべき位置を結像点とするように負屈折レンズ109が配置されている。物点に形成された近接場光スポットSPは、負屈折レンズ109によって結像点に光スポットSP’として伝搬される。
負屈折レンズ109と結像点との間の距離であるワーキングディスタンスWDは、負屈折レンズ109の厚み程度とすることができる。このため、負屈折レンズ109の厚みを多層記録媒体の層間距離より大きく設定すれば多層記録が可能となる。多層記録、多層再生の詳細については、後述する。
負屈折を示す材料は、誘電率、透磁率、屈折率のうち少なくとも1つが負の実数部分を有する材料である。負屈折を示す材料は、メタマテリアルなどの構造材料の場合には、材料及び構造の双方に起因する電磁波への応答を合わせた有効誘電率、有効透磁率、有効屈折率の少なくとも1つが負の実数部分を有するものとする。
以後、誘電率、透磁率、屈折率を総称して、適宜「光学パラメータ」と呼ぶ。また、同様に、有効誘電率、有効透磁率、有効屈折率を総称して、適宜「有効光学パラメータ」と呼ぶ。特に断らない限り、光学パラメータには有効光学パラメータを含むものとする。
ここで、「負屈折を示す材料」について、さらに説明する。従来の光学系の解像能力は主に光の回折限界によって制約されている。ここで、屈折率が負の値をとる光学材料(以下、適宜「負屈折材料」と呼ぶ。)が実現されている。上述したように、負屈折材料を利用すれば回折限界を超える超高解像の結像(以下、適宜「完全結像」と呼ぶ。)が可能である。
屈折率が負の値をとる場合以外でも、誘電率または透磁率の実数部が負の値であれば、特定の偏光状態の電磁波に対して負屈折的な現象が観測される。
上記の事情を鑑みて、本明細書では、特定の電磁波に対して負屈折的な応答を示す材料を「負屈折を示す材料」と呼ぶことにする。「負屈折を示す材料」という表現は、負屈折材料よりも広義の概念であることは言うまでもない。
負屈折を示す材料の具体例としては、金属薄膜、カイラル物質、フォトニック結晶、メタマテリアル、左手系物質(Left Handed Material)、バックワード波材料(Backward Wave Material)、負位相速度媒質(Negative Phase Velocity Material(Medium))等が知られている。
本実施例における負屈折レンズ109は、負屈折を示す材料により構成されている。負屈折レンズ109は、比屈折率が約−1となるような均質材料または有効比屈折率が−1となるような構造材料により構成されている。ここで、比屈折率は、空気の屈折率に対するレンズ材料の屈折率の比によって定義される。また、構造材料の場合の有効比屈折率は、空気の屈折率に対する構造材料の有効屈折率によって定義される。
図3に示すように、負屈折レンズ109の厚みをd、近接場光スポットSPと負屈折レンズとの距離をa、記録媒体200がないときの結像点SP’と負屈折レンズ109との距離をb、ワーキングディスタンス(以下、適宜「WD」という。)をWDと、それぞれする。このとき、これらの長さパラメータの間にはd=a+bなる関係が成り立つ。記録媒体200はその表面から深さfの位置に第M記録層301を有しており、結像点SP’がちょうど第M記録層と一致するように、WDを調整する。このときbが大きいほどWDも大きくなることは、幾何学的に明らかである。このことから、負屈折レンズ109の厚みdが決まっている場合、距離aを小さくするほどワーキングディスタンスWDを大きくできる。このため、光メモリヘッド113と記録媒体107との衝突が避けられる点で好ましい。
図1、図2に示すように、記録媒体107は、剛性のある基板上に第1記録層201、第2記録層202、第3記録層203、及び第4記録層204が積層された構造となっている。記録層は、所定面に対応する。基板は、ポリカーボネイト樹脂などの透明プラスチック材料やガラス材料を用いることができる。また、基板は、光学的な動作、作用を阻害しないものであれば金属や半導体でもよい。
近接場光スポットから発する光は、実質的な波数ベクトルをもった伝搬光と、波数ベクトルの光軸方向の成分が虚数となるエバネッセント波とを含んでいる。説明の便宜のため、図1、図2に示した光路は伝搬光に関するものである。
エバネッセント波には光路という概念は成立しない。しかしながら、本実施例に示している光学系の条件においては、エバネッセント波も伝搬光と同様に第1記録層201に結像する。つまり、微小開口108に形成された近接場光スポットSPと同じ形状、大きさ、強度をもった近接場光スポットSP’が第1記録層201上にも再現されることになる。
記録媒体200の表面ではなく、内部に形成された第3記録層203へ記録または再生を行う際には、図2に示すように光メモリヘッド113と記録媒体107との間隔を所定値となるように相対的に調整する。そして、負屈折レンズ109によって収束光とされたレーザー光が、第3記録層203上で集光されるようにする。各記録層の認識については、後述する。
このようにして所望の記録層203に近接場光スポットSP’を形成させることが可能となる。そして、近接場光スポットSP’により、情報の記録または再生を行うことができる。
ここで、負屈折レンズ109や記録媒体200の材質や設計によっては収差や散乱、吸収が発生する。このとき、第1記録層201以外の記録層202、203、204への集光度が低下する。記録媒体200の表面から記録層までの距離が短いほど、集光度は高く保たれる傾向がある。従って、記録層間距離は短いほど良い。具体的には、記録層間距離は100μmより小さいことが好ましい。
しかしながら、記録層間の間隔があまり短いと、層間クロストークや層間クロスライト、層間クロス消去などによって記録・再生動作が阻害されてしまう。こうした記録層間の信号干渉を考慮すると、記録層間距離は1μmより大きいことが好ましい。
通常は、記録層間の信号干渉を抑制するために、記録層及び記録層間の材料と構造を慎重に設定する必要がある。なお、記録層間距離が5μmより大きい場合には、記録層及び記録層間の材料と構造の設定は、さほど慎重になる必要がない。従って、設計の自由度や製造コストの面でさらに好ましい。
上述の収差や散乱、吸収の影響が大きく、第1記録層201以外の記録層202、203、204における近接場光スポットSP’の集光度が低くなってしまう場合には、第1記録層203以外の記録層202、203は伝搬光のみを用いて記録再生を行ってもよい。この場合には、第1記録層201以外の記録層202、203への記録、再生は、回折限界程度に絞った光スポットSP’により行うことができる。
本発明によれば、単層の近接場光記録及び多層光記録のいずれよりも記録容量の大きな光情報記録を実現できる。例えば、第1記録層201を近接場光で、第1記録層201以外の記録層202、203、204を伝搬光で記録、再生する構成でも、単層の近接場光記録及び多層光記録のいずれよりも記録容量の大きな光情報記録を実現できることは言うまでもない。
また、記録層202、203、204における近接場光スポットSP’の集光度低下をもたらす原因が主として光線収差である場合がある。この場合、対物レンズ105、負屈折レンズ109、記録媒体200などの設計を改良して、所定の記録層における集光度を向上させることができる。従って、第1記録層201以外の所定の記録層を近接場光で記録、再生する構成、所定の記録層以外の記録層を伝搬光で記録再生するような構成であってもよい。また、光学系のいずれかの光路に可変形状光学素子を配置することによって、収差を動的に補正することも可能である。その場合には、2層またはそれ以上の記録層を近接場光で記録、再生することができる。
微小開口108を通過したレーザー光は、近接場光と伝搬光とが渾然一体となって微小な光スポットSPを形成している。近接場光または伝搬光で記録、再生を行うということは、記録層に照射される光スポットSP’において近接場光と伝搬光のいずれが支配的であるかの程度を言っているにすぎない。換言すると、近接場光または伝搬光で記録、再生を行うということは、光スポットSP’の大きさ(径)が回折限界より大きいか小さいか、ということと等価であると言える。
本実施例では、負屈折レンズ109により、微小開口108により生成された回折限界よりも小さな径の光スポットSP’を所定面まで伝搬できる。そして、複数の記録層201、202、203、204のうちの少なくとも1層の記録層に回折限界よりも小さな径の光スポットSP’が再生できる。これにより、従来技術に比較して、より大きな記録容量、再生容量を得ることができる。
なお、本実施例では、比屈折率が−1である負屈折レンズ109により近接場光スポットSPを伝搬する構成について説明している。しかしながら、本発明は、この構成に限定されるものではなく、例えば空気に対する負屈折レンズの誘電率及び空気に対する負屈折レンズの透磁率のいずれか一方が−1である構成でも良い。
ただし、これらの場合には、負屈折レンズ109へ入射するレーザー光の偏光状態を制御して、所望の完全結像(レンズ)効果が得られるようにしておく必要がある。また、空気に対する負屈折レンズの屈折率、誘電率または透磁率の値は、正確に−1となることが最も好ましい。また、これに限られず、空気に対する負屈折レンズの屈折率、誘電率または透磁率の値は、−0.5〜−1.5の範囲にあれば、空間帯域通過フィルタ等を用いて結像性能の劣化を補償することができる。
また、空気に対する負屈折レンズの屈折率、誘電率または透磁率の値が、−0.9〜−1.1の範囲にあれば、結像性能の劣化を補償することなく記録、再生の動作を行うことができるのでさらに好ましい。
本実施例では、4層の記録層201、202、203、204からなる記録媒体200を用いている。ここで、本発明の効果が得られるためには記録層が2層以上であればよいことは言うまでもない。上述したように、記録層間の信号干渉や光線収差等の要因を考慮した上で、光情報記録システムとしてのパフォーマンスに応じて記録層数を決めることができる。
本発明において、記録媒体200として、集光したレーザー光によって記録、再生を行うタイプのあらゆる方式の媒体を用いることができる。
また、本実施例では、金属プレート107に形成される微小開口108の特徴として、大きさ(径)が記録、再生に用いるレーザー光の波長より小さいことが最も重要である。また、レーザーダイオード101を射出したレーザー光をより高い効率で記録媒体200まで伝搬させる目的で、微小開口108及びその周囲の形状を工夫することは、光メモリヘッド113のエネルギー効率という観点から重要である。
このため、例えば、微小開口108の形状を、カタカナの「コ」の字形状とする構成、Bow−Tieアンテナの形状とする構成、微小開口108を形成した周囲の金属プレートに格子状の周期構造を設ける構成等を用いることができる。
これらの構成を施すと、金属プレート107中の自由電子の集団運動を量子化した表面プラズモンポラリトンと呼ばれる量子の励起モードを、レーザー光の電磁波としての振動モードに結合させることができる。これにより、レーザー光のエネルギーを金属プレート107の反対側(射出側)へ効率良く伝えることができる。従って、微小開口108を通過するレーザー光のエネルギー効率を飛躍的に高めることができる。このように、微小開口108及びその周辺の形状や材質は、記録、再生に用いるレーザー光の波長と偏光状態、強度分布に応じて最適化することが望ましい。
上述したように、記録媒体107は、2層以上の記録層201等を有している。記録層間距離は少なくとも1μmである。従って、図1または図2に示した構成から明らかなように、負屈折レンズ109の厚みは少なくとも1μmでなければならない。
記録媒体200の層間距離が5μmより大きい場合には、記録媒体200をより大きな自由度で、なおかつ低コストで作製することができるのでさらに好ましい。この場合、負屈折レンズ109の厚みを5μmより大きくする必要がある。
また、理論上は記録層数に上限はない。しかしながら、記録、再生のためのレーザー光は、記録層自身によって吸収、散乱される。このため、記録層数があまり多いと、記録、再生の動作が阻害されてしまう。
こうした観点から、記録媒体200の記録層数の上限は20層程度である。記録層間距離のより好ましい値として5μmより大きい場合を考え、記録層数を20層とした場合、最も離れた記録層間の距離は100μmとなる。既存の収差補正技術を考慮すると、記録、再生を行う記録層間の距離が100μmより大きくなると、ビームスポットSP’の広がりを現実的なサイズに抑えることが難しくなる。
また、本発明は、2層以上の記録層を有する記録媒体200についても効果が期待できる。このため、記録層間距離は、100μmより小さいことが好ましい。
図1または図2の構成からもわかるように、記録層間距離及び記録層数に上限があった場合においても、負屈折レンズ109の厚みをなんら制約するものではない。ここで、いかなる光学材料も、光をわずかに吸収することに留意する必要がある。負屈折レンズ109が厚くなると、レーザー光を吸収することによって結像性能が低下する。そして、ついには完全結像効果が消失してしまう。このため、具体的には、負屈折レンズ109の厚みが2mmより小さいことが好ましい。
また、光メモリヘッド113には、小型化することが強く望まれている。光メモリヘッド113は、高速回転している記録媒体200の記録、再生すべきトラックに正確に追従する必要がある。追従制御は、光メモリヘッド113自体の重量が大きいほど難しくなる。
さらに好ましくは、負屈折レンズ109の厚みが500μmより小さくすることで、記録媒体200へのフォーカシング及びトラッキングの高速制御が可能となる。
図3は、負屈折レンズ109及び記録媒体107を拡大して示している。次に、記録層間距離t及び負屈折レンズ109の厚みdについて詳しく説明する。記録媒体107には、N層の記録層が積層されている。そのうち、第1記録層201、第M記録層301、及び第M+1記録層302のみを図3に示している。ただし、M及びNは自然数であり、N>1及びM<Nなる関係を満足するものとする。
なお、記録層間の信号干渉を説明するため、伝搬光及び近接場光を区別せず、幾何光学的な光線で表すことにする。収束しながら記録媒体200へ入射するレーザー光は、その焦点近傍では波動的な性質が顕在化する。一方、レーザー光は、焦点から波長程度以上離れた空間では、幾何光学的な光線で表される光路に従うと考えることができる。
信号の記録または再生のために記録媒体200へ照射されているレーザー光は、第M記録層301に集光されている。図3には幾何光学的な光線が示されているため、レーザー光が第M記録層301において1点に収束しているかのように見える。実際には、光が回折によって広がって分布しており、第M記録層におけるビームスポットSP’の径D(M)は、D(M)=1.22λ/sinθで表される。ここで、λはレーザー光の波長であり、θは記録媒体200への入射角である。
一方、記録層間距離tが波長λより大きいとすれば、第M+1記録層302におけるレーザー光の振る舞いは幾何光学的な光線で表されると考えて良い。従って、第M+1記録層におけるビームスポットSP’の径は、D(M+1)=2t・tanθ’である。ここで、θ’は記録層内での屈折角である。
θ’は、入射角θとスネルの法則sinθ=sinθ’よって結ばれている。
即ち、以下の数式(1)が成立する。
D(M+1)=2t・tan(sin−1(sinθ/n)) ・・・(1)
幾何学的な考察から容易にわかるように、D(M−1)についても同様の計算を行えば、D(M+1)に等しいことがわかる。所定の記録層における再生信号の強度は、概ねビームスポットSP’の径の自乗に反比例すると考えて良い。即ち、第M記録層301を信号として再生する際に第M+1記録層302からの干渉信号をノイズとみなせば、ノイズに対する信号の比SNRは、以下の式(2)で与えられる。
SNR=(D(M+1)/D(M)) ・・・(2)
ただし、第M−1記録層からの干渉信号も考慮しなければならないので、正確には以下の式(3)となる。
SNR=(D(M+1)/D(M))/2 ・・・(3)
第M−1記録層からの干渉信号は、第M−1記録層で反射された光ではなく第M−1記録層を透過した光が信号干渉へ寄与するので、実際のSNRは上の式(3)より大きくなる。
図4は、記録層間距離tに対するSNRの大きさの関係を示している。ここで、記録媒体200の屈折率nを1.5、レーザー光の波長λを0.4μm、レーザー光の記録媒体200への入射角θを58.2°としている。
記録層間距離tとともにSNRは増大し、t=1μmでSNR=2.9となり、信号再生が可能であることを示している。さらに、t=5μmのときにSNRは70を超え、良好な信号再生が可能となる点でさらに好ましい。
図3において、記録媒体200の表面から第M記録層301までの距離をfとすると、次式(4)が成立する。
b=WD+f・cosθ/(n−sinθ)1/2 ・・・(4)
という関係が成立する。
また、負屈折レンズ109を微小開口108に接触配置させる構成は可能である(つまりa=0の状態)。このため、bの最大値は、負屈折レンズ109の厚みdそのものと考えてよい。図5は、式(4)の関係を示している。記録層間距離が最小の場合、つまりf=1μmの場合、bの値が1μmより大きければ、少なくとも0.3μm程度のWDを保って良好な記録、再生が可能であることになる。
ただし、記録媒体200の屈折率nは1.5としている。以上のことより、負屈折レンズ109の厚みdは1μmより大きいことが好ましい。
次に、トラッキング、フォーカシングの手順について説明する。図1に戻って説明を続ける。レーザーダイオード101により照明された記録媒体200からの反射光は、往路と同一の光路を進行して、偏光ビームスプリッタ102に入射する。偏光ビームスプリッタ102は、例えば、p偏光光を透過し、s偏光光を反射する。そして、2/λ板105を光軸AXの周りに回転させることにより、フォトダイオード110の方向へ偏光ビームスプリッタ102を透過する光量を調整できる。
フォトダイオード110からの光量信号は、制御・演算部112に入力される。光メモリヘッド113は、駆動部111により、光軸AXに沿った方向、及び光軸AXに垂直な面内に移動可能に構成されている。そして、制御・演算部112は、フォトダイオード110からの信号に基づいて、公知の方法により、光メモリヘッド113の記録媒体200に対するフォーカシング、トラッキングを行う。
また、多層記録、再生においては、いずれの記録層に記録するか、またはいずれの記録層から再生するかを認識することが必要となる。本実施例では、例えば、以下の(A)、(B)のいずれかの方法を採用できる。
(A)記録媒体200の第1記録層201から順番に次の記録層へフォーカシングしていき、フォーカスエラー信号によりフォーカシングを検出・カウントする方法。
(B)記録媒体200は、各記録層ごとに異なる信号を反射するように構成する。そして、その反射信号を識別する方法。
フォトダイオード110からの信号に基づいて、制御・演算部112は、上述の(A)または(B)の方法により、記録媒体200の記録層を認識する。フォトダイオード110、制御・演算部112は、記録層(所定面)の各々を識別するための識別部に対応する。
さらに、情報の再生手順について図1に基づいて説明する。光メモリヘッド113により情報を再生する再生システムにおいは、レーザーダイオード101に戻される光の強弱によってレーザーダイオード101の電極間電圧を監視する。そして、電極間電圧の変化を二値情報に対応させることで記録媒体200に記録されている情報を読み取ることができる。
具体的には、記録層201に記録された情報ビットの有無に応じて、例えば、情報ビットが存在するときには、情報ビットを高い反射率を有する結晶状態としておく。この情報ビットに反射した光が微小開口108を通してレーザーダイオード101の中に入射する。そして、レーザーダイオード101に戻される光の強弱によって電極間電圧を監視する。
これに対して、情報ビットが存在しないときは、情報ビットを低い反射率を有するアモルファス状態としておく。情報ビットが存在しない領域では、レーザーダイオード101であるレーザー素子のインピーダンス変化が少ない。このため、情報ビットで反射した光が光源内に入射しても、光源の電極電圧変化分が少なくなる。従って、レーザーダイオード101の電極間電圧を監視し、これらを二値情報に対応させることができる。この結果、記録用の光メモリヘッド113で記録された情報を読み取ることができる。
再生時には、レーザーダイオード101には、常時注入電流を流してレーザーダイオード101への戻り光の強弱によって生ずる電極の端子間電圧変化をモニターしている。このようなメカニズムで記録媒体200に記録された情報ビットを読み取ることが可能となる。なお、記録用光メモリヘッドと再生用光メモリヘッドを個別に構成すること、及び記録と再生とを1つの光メモリヘッドに共有させる構成のいずれも可能である。
次に、光情報記録再生装置100を用いる光情報記録再生方法について説明する。本方法は、所定波長λの光を供給する光供給ステップと、所定波長λよりも小さい径を有する微小開口108に所定波長λの光を照射する光照射ステップと、負屈折を示す材料で構成された負屈折レンズ109により、微小開口108からの光を複数の記録層のうちのいずれかの記録層へ集光させること、及びいずれかの記録層からの光を微小開口108の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための集光ステップと、複数の記録層の各々を識別する識別ステップとを有する。
この方法により、上述したように、近接場光による記録、再生が可能な光情報記録方法を提供することができる。
また、記憶媒体200について説明する。光情報記録再生装置100により記録、再生する記録媒体200としては、以下の(C1)、(C2)、(C3)の構成の光情報記録媒体を用いることができる。
(C1)レーザー光を集光した状態で照射することによりディジタル情報の記録と再生との少なくとも一方を行うことが可能な複数の記録層を有する光情報記録媒体であって、前記記録層の少なくとも1層は、前記レーザー光の回折限界より小さな領域に集光されたレーザー光を用いて記録と再生との少なくとも一方を行うことができる情報記録部(ピット)を有する光情報記録媒体。
(C2)前記記録層の層間距離が1μmより大きく、100μmより小さいことを特徴とする上記(C1)に記載の光情報記録媒体。
(C3)前記記録層の層間距離が5μmより大きく、100μmより小さいことを特徴とする上記(C1)に記載の光情報記録媒体。
さらに、上記実施例において、結像を担う放射線に対して「光」という表現を用いているが、本発明の効果は可視光に限定されるものではない。具体的には、電波、ラジオ波、マイクロ波、テラヘルツ波、赤外線、紫外線、X線、γ線などを含む電磁波一般に対して期待されるものである。実施例においても、結像を担う放射線の波長になんら制約はない。このように、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形例をとることができる。
以上のように、本発明に係る光情報記録再生装置は、近接場光を用いる多層記録、多層再生に有用である。
本発明の実施例1に係る光情報記録再生装置の概略構成を示す図である。 実施例1に係る光情報記録再生装置の概略構成を示す他の図である。 実施例1における負屈折レンズ近傍を拡大して示す図である。 記録層間距離とSNRとの関係を示す図である。 パラメータfとbとの関係を示す図である。 従来技術の情報記録再生装置の概略構成を示す図である。 従来技術の情報記録再生装置の概略構成を示す他の図である。
符号の説明
100 光情報記録再生装置
101 レーザーダイオード
102 偏光ビームスプリッタ
103 コリメータレンズ
104 1/4波長板
105 1/2波長板
106 対物レンズ
107 記録媒体
108 微小開口
109 負屈折レンズ
110 フォトダイオード
111 駆動部
112 制御・演算部
113 光メモリヘッド
200 記録媒体
201 第1記録層
202 第2記録層
203 第3記録層
204 第4記録層
301 第M記録層
302 第M+1記録層
SP、SP’ 光スポット
AX 光軸
10 光情報記録再生装置
11 レーザーダイオード
12 偏光ビームスプリッタ
13 コリメータレンズ
14 1/4波長板
15 対物レンズ
16 近接場光生成デバイス
17 記録媒体
18 フォトダイオード
23 金属プレート
24 微小開口
22 近接場光スポット

Claims (6)

  1. 所定波長の光を供給する光源と、
    前記所定波長よりも小さい径を有する微小開口と、
    負屈折を示す材料で構成され、前記微小開口からの光を複数の所定面のうちのいずれかの所定面へ集光させること、及びいずれかの前記所定面からの光を前記微小開口の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための光学素子と、
    複数の前記所定面の各々を識別するための識別部と、を有することを特徴とする光情報記録再生装置。
  2. 負屈折を示す材料により構成された前記光学素子は、前記微小開口の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光情報記録再生装置。
  3. 負屈折を示す材料により構成された前記光学素子は、スラブ状レンズであることを特徴とする請求項1または2に記載の光情報記録再生装置。
  4. 負屈折を示す材料により構成された前記光学素子の厚さは1μmより大きく、かつ2mmより小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置。
  5. 負屈折を示す材料により構成された前記光学素子の厚さは5μmより大きく、かつ500μmより小さいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光情報記録再生装置。
  6. 所定波長の光を供給する光供給ステップと、
    前記所定波長よりも小さい径を有する微小開口に前記所定波長の光を照射する光照射ステップと、
    負屈折を示す材料で構成された光学素子により、前記微小開口からの光を複数の所定面のうちのいずれかの所定面へ集光させること、及びいずれかの前記所定面からの光を前記微小開口の位置へ集光させることの少なくともいずれか一方を行うための集光ステップと、
    複数の前記所定面の各々を識別する識別ステップと、を有することを特徴とする光情報記録再生方法。
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