JP2007205118A - ワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウィンドウレギュレータを組み立てる時にワイヤドラムが落下するのを防ぎ、部品数が少なくて構造が簡単であり、ワイヤドラムの着脱が容易なワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材を提供すること。
【解決手段】ドアパネルに固定され、上面が開口したワイヤドラム収納空間8を有し、ワイヤドラム収納空間8の上縁一側に、内側へ僅かに張り出したドラム抑え片12を設け、ワイヤドラム収納空間8の底面中心部に、ワイヤドラム5の中心軸に沿う孔15へ回動自在に、且つ、着脱自在に挿入される短軸13を突設すると共に、環状の突条14を短軸13と同心状に形成し、突条14の頂部からドラム抑え片12の下面までの距離をワイヤドラム5の高さよりも僅かに小さくしてある。
【選択図】図6

Description

本発明は、ワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材に関する。
ワイヤ式ウィンドウレギュレータは、ウィンドウガラスを支持するブラケットが取り付けられたワイヤをワイヤドラムに巻きつけ、このワイヤドラムをモータで正逆両方向に回転させることにより、ワイヤを摺動させてウィンドウガラスを昇降させるようになっている。
ワイヤドラムは、一般的に、ドアパネルに固定されたワイヤドラム支持部材へ回転自在に組み込まれている。
従来のワイヤドラム支持部材は、ドラム収納空間の底面中心部にワイヤドラムの中心孔へ挿入される支軸を起立して成り、ドラム収納空間にワイヤドラムをはめ込んでその中心孔へ支軸を回動自在に係合し、ワイヤドラムの上方からカバーを被せ、カバーを支軸へ固定していた(特許文献1及び特許文献2参照)。
しかし、ウィンドウレギュレータの組立作業中にはワイヤドラム支持部材を上下自由に動かせるので、カバーを被せるかあるいはモータを取り付けて固定するまではワイヤドラムが落下しやすい。
また、ワイヤドラム支持部材の支軸をワイヤドラムの中心孔へ挿入してからカバーを被せ、ネジ止め等によってカバーを固定するのに手間がかかり、ワイヤドラムの着脱が面倒であるばかりか、部品数が多くてコストも高くつく。
特開2002−70421号公報 特許第3679895号公報
本発明が解決しようとする課題は、ウィンドウレギュレータを組み立てる時にワイヤドラムが落下するのを防ぎ、部品数が少なくて構造が簡単であり、ワイヤドラムの着脱が容易なワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材を提供することにある。
本発明は、ドアパネルに固定され、上面が開口したワイヤドラム収納空間を有するワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材に関し、前記ワイヤドラム収納空間の上縁の一側に、内側へ僅かに張り出したドラム抑え片を設け、前記ワイヤドラム収納空間の底面の中心部に、ワイヤドラムの中心軸に沿う孔へ回動自在に、且つ、着脱自在に挿入される短軸を突設すると共に、前記ワイヤドラムの底面を受ける環状の突条を前記短軸と同心状に形成し、前記突条の頂部から前記ドラム抑え片の下面までの距離を前記ワイヤドラムの高さよりも僅かに小さくしてある。
なお、ここで上面とは、設置時の上下方向にあわせたものではなく、底面に対向した面という意味である。
短軸の上端面の一側に、ドラム抑え片に近づくに従って短軸の高さが低くなるよう傾斜した切欠きを形成すると良い。
請求項1に係る発明によれば、ワイヤドラムをドラム収納空間内にはめ込んで、その一側を押すだけで組み付けることができるとともに、他側を押すだけで取り出すことができるので、ネジ止め等の面倒な操作を必要とせずに簡単にワイヤドラムを着脱することが可能である。
また、ワイヤドラムを押さえるためにカバーやネジ等の別部材が不要なので、部品数が少なくて済み、コストを低減できる。
さらに、ワイヤドラムをドラム収納空間に押し込むだけで脱出を規制することができるので、ウィンドウレギュレータの組み立て途中でワイヤドラムが落下する心配がない。
請求項2に係る発明によれば、ドラム抑え片が張り出していないドラム収納空間の開口部他側からワイヤドラムを斜めに落とし込むことができるので、ワイヤドラムのワイヤドラム支持部材に対する挿入作業が容易となる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
ワイヤ式ウィンドウレギュレータは、図1及び図2に示すように、ドアパネルに上下方向に沿って固定され、端部にガイドプーリ1を有するガイドレール2と、ガイドレール2に沿って移動し、ウィンドウガラスを支持するブラケット3と、ブラケット3に結合され、ガイドプーリ1に案内されてガイドレール2に沿って掛け渡されたワイヤ4と、外周面にワイヤ4が巻きつけられたワイヤドラム5と、ドアパネルに固定され、ワイヤドラム5を支持するワイヤドラム支持部材6と、減速部17を介してワイヤドラム5に連結され、ワイヤドラム5を正逆両方向に回転させるモータ7とを備える。
モータ7を駆動してワイヤドラム5を回転させると、ワイヤドラム5に巻きつけられたワイヤ4がガイドレール2に沿って右回り或いは左回りに移動し、この結果、ワイヤ4に固定されたブラケット3がガイドレール2に沿って上下動し、ウィンドウガラスが昇降するようになっている。
このような基本的な機構、及び、ワイヤドラム支持部材6を除いた部材の構造は従来周知なので、その詳細な説明は省略する。
ワイヤドラム支持部材6は、合成樹脂で一体成形され、図3及び図4に示すように、上面が開口したドラム収納空間8を有し、ドラム収納空間8の周囲にはドアパネルへ固定するための固定孔9が複数形成されている。
ドラム収納空間8は断面円形で、その内径はワイヤドラム5の外径よりやや大きく形成され、ワイヤドラム5がドラム収納空間8内で僅かに傾斜できるようになっている。また、ドラム収納空間8の側面には、ワイヤ4を引き出すための引き出し口10,11が形成されている。
ドラム収納空間8の上縁の一側には、内側へ僅かに張り出したドラム抑え片12が形成されている。
また、ドラム収納空間8の底面中心部には、ワイヤドラム5を回動自在に支持する短軸13が突設され、短軸13の周囲には環状の突条14が短軸13と同心状に形成されている。
そして、突条14の頂部からドラム抑え片12の下面までの距離は、ワイヤドラム5の高さよりも僅かに小さくなっている。
さらに、短軸13の上端面の一側(ドラム抑え片12が設けられた側)には、ドラム抑え片12に近づくに従って短軸13の高さが低くなるように傾斜した切欠き16が形成されている。
ワイヤドラム5をドラム収納空間8へ組み込むには、図5に示すように、上面の開口部からドラム収納空間8内へワイヤドラム5を落とし込み、短軸13をワイヤドラム5の中心軸に沿って形成された孔15へ挿入する。
この時、短軸13の上端面には切欠き16が形成されているので、ワイヤドラム5を邪魔になるドラム抑え片12が張り出していない他側から、切欠き16にガイドさせながらドラム収納空間8へ斜めに滑り落とすことができる。
また、単にワイヤドラム5をドラム収納空間8へ落とし込んだだけでは、ドラム収納空間8の底面に形成された突条14の頂部が、全長に亘ってワイヤドラム5の底面を支持しており、突条14の頂部からドラム抑え片12の下面までの距離はワイヤドラム5の高さよりも小さいので、ワイヤドラム5はドラム抑え片12に係止されずにフリーな状態にある。
次いで、図6に示すように、ワイヤドラム5の一側を押し下げると、ワイヤドラム5の底面の一側周縁がドラム収納空間8の底面に接すると共に、これよりやや内側が突条14で支持され、他側が突条14から浮き上がって、ワイヤドラム5が傾斜する。
この結果、弾性変形によってドラム抑え片12とワイヤドラム5の上面一側がスナップ係合し、ワイヤドラム5がドラム抑え片12によって抑えられ、ドラム収納空間8からの脱出が規制される。
従って、ドラム収納空間8内に設置したワイヤドラム5がウィンドウレギュレータの組み立て途中で落下することはない。
また、突条14は、ワイヤドラム5を支持する短軸13と同心の環状に形成されているので、ワイヤドラム5の底面に引っかかって回転を阻害する心配がない。
部品交換や点検の際に、ワイヤドラム5を取り出す際には、ワイヤドラム5の他側を押し下げると、ドラム抑え片12とワイヤドラム5との係合が解除され、ワイヤドラム5の底面がドラム収納空間8の底面と平行になって、ワイヤドラム5の上面がドラム抑え片12よりも上方へ脱出する。
なお、ワイヤドラム5及びワイヤドラム支持部材6の構造は図示のものに限定されず、ワイヤドラム支持部材6の外形や固定孔9の数・位置等は適宜変更することができる。
ワイヤ式ウィンドウレギュレータの正面図。 ワイヤ式ウィンドウレギュレータの断面図。 ワイヤドラム支持部材の正面図。 ワイヤドラム支持部材の断面図。 ワイヤドラム及びワイヤドラム支持部材の組み立て当初における断面図。 ワイヤドラム及びワイヤドラム支持部材の組み立て完了時における断面図。
符号の説明
1 ガイドプーリ
2 ガイドレール
3 ブラケット
4 ワイヤ
5 ワイヤドラム
6 ワイヤドラム支持部材
7 モータ
8 ドラム収納空間
9 固定孔
10,11 引き出し口
12 ドラム抑え片
13 短軸
14 突条
15 孔
16 切欠き
17 減速部

Claims (2)

  1. ドアパネルに固定され、上面が開口したワイヤドラム収納空間を有するワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材において、前記ワイヤドラム収納空間の上縁の一側に、内側へ僅かに張り出したドラム抑え片を設け、前記ワイヤドラム収納空間の底面の中心部に、ワイヤドラムの中心軸に沿う孔へ回動自在に、且つ、着脱自在に挿入される短軸を突設すると共に、前記ワイヤドラムの底面を受ける環状の突条を前記短軸と同心状に形成し、前記突条の頂部から前記ドラム抑え片の下面までの距離を前記ワイヤドラムの高さよりも僅かに小さくしてあることを特徴としたワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材。
  2. 短軸の上端面の一側に、ドラム抑え片に近づくに従って短軸の高さが低くなるよう傾斜した切欠きを形成してある請求項1に記載されたワイヤ式ウィンドウレギュレータのワイヤドラム支持部材。
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