JP2007204241A - 給紙トレイ - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、給紙トレイのガイドの間隔を無段階で調整可能とすることで、用紙のスキュー等を軽減し、用紙走行の安定性を図ることを課題とする。
【解決手段】
用紙を積層状態で保持するとともに画像形成装置に対して給紙方向と直交する方向から引き出し自在に装着されるトレイ本体と、該トレイ本体の引き出し方向における手前側と奥側との位置に対向配置されて互いに対向間隔が用紙の幅サイズに応じて移動自在に支持された一対のガイドと、前記トレイ本体に固定され前記ガイドの移動方向に多数の噛合い歯を有する係止体と、前記ガイドの一方に備えられ前記噛合い歯に噛合する係止部材とを有する給紙トレイにおいて、前記噛合い歯のピッチ単位で設定されるガイドの幅サイズと、セットされる用紙との隙間を解消する方向に無段階に前記ガイドを移動させる調節ネジを前記係止部材に備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
本発明は、給紙トレイのガイドの間隔を無段階で調整可能とすることで、用紙のスキュー等を軽減し、用紙走行の安定性を図ることを課題とする。
【解決手段】
用紙を積層状態で保持するとともに画像形成装置に対して給紙方向と直交する方向から引き出し自在に装着されるトレイ本体と、該トレイ本体の引き出し方向における手前側と奥側との位置に対向配置されて互いに対向間隔が用紙の幅サイズに応じて移動自在に支持された一対のガイドと、前記トレイ本体に固定され前記ガイドの移動方向に多数の噛合い歯を有する係止体と、前記ガイドの一方に備えられ前記噛合い歯に噛合する係止部材とを有する給紙トレイにおいて、前記噛合い歯のピッチ単位で設定されるガイドの幅サイズと、セットされる用紙との隙間を解消する方向に無段階に前記ガイドを移動させる調節ネジを前記係止部材に備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、画像形成装置等に用いる給紙トレイに関するものである。
近年においては複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置の省スペース化が要求され、用紙搬送方向と直交する方向に引き出し可能な給紙トレイを画像形成装置の装置本体下部に装着したタイプの装置が主流となってきている。また、異なる用紙サイズに対応できる給紙トレイが多くなってきている。この種の給紙トレイでは、一般的には、用紙の幅方向(搬送方向と直交する方向)の両側位置を規制する前後一対(装置手前側と奥側)の両側位置を規制するガイドを備えた構成が採用されている。
ガイドを移動可能にした給紙トレイは種々提案されているが、用紙を中央基準で搬送する画像形成装置においては、装置手前側と奥側の各ガイドにラックを有する水平延出部材を設け、両ガイドのラックをピニオンギヤに噛合わせることにより、一対のガイドが中央基準から互いに等しい距離を保って移動するようにした給紙トレイが、操作性の良好な点から広く利用されている。このような給紙トレイでは、所定の位置でガイドが動かないように噛合い歯によって固定するロック手段を設けているものが多い。
従来技術の給紙トレイでは、例えば係止部材の噛合い歯のピッチが1mmである場合、装置手前側ガイドと装置奥側ガイド間の距離は2mm単位で増減し、その場合、用紙とガイドの隙間が最大で2mm生じてしまう場合がある。用紙とガイドの隙間が生じることにより、用紙に傾きが生じてスキューの原因となったり、給紙トレイ内で積載用紙にズレが生じ、サイドレジストが規格外になってしまうという問題があった。また、係止部材の噛合い歯のピッチを少なくすることで、用紙とガイドの隙間を少なくすることは可能であるが、噛合い歯が小さくなってしまうため、装置本体にセットする際の用紙の慣性力によって、噛合い歯が歯飛びしてしまうという問題があった。
本発明は、噛合い歯のピッチ単位で設定されるガイドの幅サイズと、セットされる用紙との隙間を解消する方向に無段階にガイドを移動させる調節ネジを前記係止部材に備えたことを特徴とする。
本発明によれば、調整部材を操作することにより、用紙スキューの原因となる用紙とガイドの隙間を少なくすることが出来るため、用紙の傾きや安定した用紙走行が可能となり、スキューの障害を防ぐことが出来る。
ガイドと用紙の隙間を極力少なくするという目的を、ガイドを調節ネジで押し込み可能とすることにより実現した。
本発明に基づく給紙トレイの実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明における給紙トレイの平面図である。図の給紙トレイ1は、上部が開放された箱状の形態をしており、手前側には引き出すための取っ手を備え、画像形成装置に自在に出し入れ可能となっている。給紙トレイ1の内部には、用紙を積載して、かつ積載用紙を給紙高さに合わせるために支軸2を中心として起伏可能な底板3を備えている。さらには装置手前側にガイド4とそれに対向する装置奥側にガイド5を有しており、各々のガイド4、5は溝6に沿って移動自在になっている。また上記ガイド4、5は各々用紙走行方向と直交する方向にラック7を備え、上記ラック7は、ピニオンギヤ8を介して連動して動かすことが可能であり、装置手前側のガイド4を装置手前側に移動させた分だけ、装置奥側のガイド5が連動して奥側に移動する構造となっている。さらに、給紙トレイ1の底部には、用紙搬送方向と直行する方向に係止体9が固設され、係止体9の用紙走行方向と直交する方向には多数の歯面9aが設けられている。
また、図3、図4に示すように、ネジ穴10aを備えた係止部材10が、調節ネジ11によりガイド4を挟み込むように取り付けられている。調節ネジ11を時計方向に回すと係止部材10に対して、ガイド4が図示右側(ガイド4とガイド5の距離が狭まる方向)に移動し、反時計方向に回すとガイド4とガイド5の距離が広がる方向に移動するようになっている。係止部材10とガイド4の間には、板バネ12を備えており、常時ガイド4、5間の距離を広げる方向に力が加わる構造となっている。上記係止部材10は係止体9の歯面9aと対向する向きに歯面10bを備えている。また、図2に示すように係止部材10とガイド4には、係止部材10と係止体9の歯面が噛合う方向(図示反時計回り方向)に常に力が加わるようにバネ13が取り付けられている。係止部材10の操作部10cを係止部材10の歯面10bと係止体9の歯面9aの噛合いを解除する方向(時計回り方向)に押すと係止体9と係止部材10の噛合いが外れ、ガイド4、ガイド5が連動して溝6に沿って移動可能となる。
このような構成において、給紙トレイ1に用紙をセットする場合は、給紙トレイ1を引き出し、調節ネジ11を緩めてガイド4と係止部材10の位置関係が図3に示すような状態となるようにする。次に、係止部材10の操作部10cを押してロックを解除しながら、図3に示すようにセットする用紙14とガイド4、ガイド5の隙間Gが、歯面10bの1ピッチ分の移動量以下となる位置にガイド4、5を移動させる。定形サイズの用紙を用いる場合では、通常給紙トレイ1に用紙のサイズを示す目印が刻印(図示せず)されているため、おおよそその位置に合わせればよい。この状態で係止部材10の操作部10cを手放して係止部材10の歯面10bと給紙トレイ1に固設された係止体9の歯面9aが噛合って係止部材10が係止体9にロックされる。次に、用紙14を給紙トレイ1にセットする。この状態で、ガイド4、ガイド5と用紙14に隙間がある場合は、調節ネジ11を装置手前側から見て時計回りに回転させる。すると、上述したように係止部材10は既に係止体9にロックされているため、調節ネジ11によりガイド4が装置奥側(図3にて左方向)に押し込まれ、図4の状態となる。また、ガイド4が動くことにより、ガイド5も連動してガイド間の距離を狭める方向に移動する。このようにして、用紙14とガイド4、5の隙間を無段階で調節することができる。
1は給紙トレイ、2は支軸、3は底板、4は装置手前側ガイド、5は装置奥側ガイド、6は溝、7はラック、8はピニオンギヤ、9は係止体、9aは歯面、10は係止部材、10aはネジ穴、10bは歯面、10cは操作部、11は調節ネジ、12は板バネ、13はバネ、14は用紙である。
Claims (1)
- 用紙を積層状態で保持するとともに画像形成装置に対して給紙方向と直交する方向から引き出し自在に装着されるトレイ本体と、該トレイ本体の引き出し方向における手前側と奥側との位置に対向配置されて互いに対向間隔が用紙の幅サイズに応じて移動自在に支持された一対のガイドと、前記トレイ本体に固定され前記ガイドの移動方向に多数の噛合い歯を有する係止体と、前記ガイドの一方に備えられ前記噛合い歯に噛合する係止部材とを有する給紙トレイにおいて、前記噛合い歯のピッチ単位で設定されるガイドの幅サイズと、セットされる用紙との隙間を解消する方向に無段階に前記ガイドを移動させる調節ネジを前記係止部材に備えたことを特徴とする給紙トレイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006026973A JP2007204241A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 給紙トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006026973A JP2007204241A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 給紙トレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007204241A true JP2007204241A (ja) | 2007-08-16 |
Family
ID=38484034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006026973A Pending JP2007204241A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 給紙トレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007204241A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102336341A (zh) * | 2010-07-21 | 2012-02-01 | 株式会社理光 | 一种馈纸器及使用其的图像形成装置 |
-
2006
- 2006-02-03 JP JP2006026973A patent/JP2007204241A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102336341A (zh) * | 2010-07-21 | 2012-02-01 | 株式会社理光 | 一种馈纸器及使用其的图像形成装置 |
CN102336341B (zh) * | 2010-07-21 | 2014-04-02 | 株式会社理光 | 一种馈纸器及使用其的图像形成装置 |
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Legal Events
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