JP2007203226A - 薬剤霧化器 - Google Patents

薬剤霧化器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007203226A
JP2007203226A JP2006026443A JP2006026443A JP2007203226A JP 2007203226 A JP2007203226 A JP 2007203226A JP 2006026443 A JP2006026443 A JP 2006026443A JP 2006026443 A JP2006026443 A JP 2006026443A JP 2007203226 A JP2007203226 A JP 2007203226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core material
side magnet
container body
diameter portion
diaphragm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006026443A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4860286B2 (ja
Inventor
Joji Maeda
城治 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ST Chemical Co Ltd
Original Assignee
ST Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ST Chemical Co Ltd filed Critical ST Chemical Co Ltd
Priority to JP2006026443A priority Critical patent/JP4860286B2/ja
Publication of JP2007203226A publication Critical patent/JP2007203226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4860286B2 publication Critical patent/JP4860286B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0653Details
    • B05B17/0676Feeding means
    • B05B17/0684Wicks or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0638Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced by discharging the liquid or other fluent material through a plate comprising a plurality of orifices
    • B05B17/0646Vibrating plates, i.e. plates being directly subjected to the vibrations, e.g. having a piezoelectric transducer attached thereto

Landscapes

  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】調整作業を不要とすることができる薬剤霧化器を提供する。
【解決手段】薬剤容器60の蓋部63に連通穴64を設けて芯材65を挿通し、芯材65を薬剤容器60より上方に配設された振動板43側へ向けて延出可能に支持する。蓋部63に容器体側マグネット72を固定し、容器側マグネット72の円形穴73に芯材65を移動自在に挿通する。芯材65の小径部82に芯材側台座83を外嵌し、芯材側台座83の筒部91に芯材側マグネット92を外嵌する。芯材側台座83に固定された芯材側マグネット92を、容器体側マグネット72と異なる磁極に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、芳香剤等の薬剤を揮散する薬剤霧化器に関する。
従来、液体を霧化する装置としては、超音波霧化装置が知られており(例えば、特許文献1)、この超音波霧化装置の構造を利用した装置として、超音波カラーオルガンが知られている(例えば、特許文献2)。
この超音波カラーオルガンにおいては、貯液室に貯留された液体を保液材で吸い上げるとともに、該保液材の先端を振動板に当接する。この状態で、該振動板を圧電振動子で振動することによって、前記保液材で吸い上げられた液体を前記振動板の穴を介して霧化できるように構成されている。
特開平4−150968号公報 特開平4−322290号公報
しかしながら、このような従来の霧化部構造にあっては、保液材の振動板側への延出量が大きすぎると、振動板が沿ってしまう。すると、この振動板と前記保液材との接触面積が小さくなり、液体の霧化効率が低下してしまう。
一方、前記保液材と前記振動板との間に間隙が形成されると、液体の霧化が不能となってしまう。
これらから、製造時には、前記振動板と前記保液材との位置決めに精度が要求され、調整作業が必要となる。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、調整作業を不要とすることができる薬剤霧化器を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の薬剤霧化器にあっては、容器体より延出した芯材を振動板に当接し、前記容器体から前記芯材で吸い上げた薬剤を前記振動板の振動で霧化する薬剤霧化器において、前記芯材を前記容器体より前記振動板側へ向けて延出可能に支持し、前記容器体に容器体側マグネットを設けるとともに、該容器体より延出した前記芯材の延出部分に芯材側マグネットを設け、該芯材側マグネットと前記容器体側マグネットとを異なる磁極に設定した。
すなわち、容器体より延出する芯材は、振動板側へ向けて延出可能に支持されており、前記容器体に設けられた容器体側マグネットと、前記容器体より延出する芯材に設けられた芯材側マグネットとは、異なる磁極に設定されている。
このため、前記芯材には、該芯材に設けられた前記芯材側マグネットと前記容器体側マグネットとの反発力が加えられ、当該芯材は、前記振動板へ向けて付勢される。
また、請求項2の薬剤霧化器においては、前記振動板に当接される前記芯材の先端部を大径に形成し、当該芯材を先端側の大径部と該大径部より小径の小径部とで構成するとともに、前記芯材の前記小径部に、前記芯材側マグネットが配設される芯材側台座を外嵌し、該芯材側台座を前記大径部より基端側に配置した。
すなわち、芯材の小径部には、芯材側マグネットが配設される芯材側台座が外嵌されており、この芯材側台座は、前記芯材の先端部に設けられた大径部より基端側に配置されている。
このため、前記芯材の先端部に設けられた大径部は、前記容器体側マグネットからの反発力を受ける前記芯側台座によって振動板側へ向けて付勢される。
さらに、請求項3の薬剤霧化器では、前記芯材側台座に、前記芯材に外嵌する筒部を設け、該筒部をカシメて当該台座を前記芯材に固定した。
すなわち、芯材に外嵌する芯材側台座には、前記芯材に外嵌する筒部が設けられており、この筒部がカシメられることによって当該芯材側台座が前記芯材に固定されている。
加えて、請求項4の薬剤霧化器にあっては、前記芯材側マグネットを前記芯材の前記小径部に外嵌するリング状に形成し、前記容器体側マグネットを前記小径部に遊嵌するリング状に形成した。
すなわち、前記芯材側マグネットは、リング状に形成されており、前記芯材の小径部に外嵌している。また、前記容器体側マグネットも、リング状に形成されており、前記小径部に遊嵌されている。
これにより、前記芯材側マグネットと前記容器側マグネットは、前記芯材の中心線上に配置される。
以上説明したように本発明の請求項1の薬剤霧化器にあっては、容器体に容器体側マグネットを設けるとともに、前記容器体より延出する芯材に芯材側マグネットを設け、両マグネットを異なる磁極に設定することで、両マグネットの反発力を利用して、前記芯材を振動板に圧接することができる。
このため、前記振動板と前記芯材との固定位置を精度良く調整しなければならなかった従来と比較して、調整作業が不要となり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、請求項2の薬剤霧化器においては、芯材の小径部に、芯材側マグネットが配設される芯材側台座を外嵌するとともに、この芯材側台座を、前記芯材の先端部に設けられた大径部より基端側に配置することによって、前記容器体側マグネットからの反発力を受ける前記芯側台座によって前記大径部を振動板側へ向けて付勢することができる。
これにより、前記大径部を前記芯側台座と前記振動板との間に挟持した状態を形成することができ、前記大径部を前記振動板に確実に圧接することができる。
さらに、請求項3の薬剤霧化器では、芯材に外嵌する筒部が芯材側台座に設けられており、この筒部をカシメることによって、当該芯材側台座が前記芯材に固定されている。
このため、薬剤を吸い上げる前記芯材に前記芯材側台座を接着して固定する場合と比較して、揮散する薬剤の種類により接着剤が使用できなくなる又は使用できる接着剤が制限されてしまう場合であっても、前記芯材側台座を前記芯材に固定することができ、当該芯材に前記芯材側マグネットを配設することができる。
加えて、請求項4の薬剤霧化器にあっては、前記芯材側マグネットをリング状に形成して前記芯材の小径部に外嵌するとともに、前記容器体側マグネットもリング状に形成して前記小径部に遊嵌することにより、前記芯材側マグネットと前記容器側マグネットとを、前記芯材の中心線上に配置することができる。
これにより、両マグネットの位置ずれによる反発力の低下に起因した前記振動板への前記芯材の圧接力の低下を確実に防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。図1は、本実施の形態にかかる薬剤霧化器1を示す図であり、該薬剤霧化器1は、消臭剤、芳香剤、防虫剤、殺虫剤等の液状の薬剤2を揮散する装置である。
この薬剤霧化器1の霧化器本体11は、上面が開口した容器状の下部カバー12と、下面が開口した容器状の上部カバー13とによって構成されている。該上部カバー13の上周壁14は、前記下部カバー12の下周壁15より大径に形成されており、該下部カバー12の前記下周壁15に前記上部カバー13の前記上周壁14を外嵌した状態で嵌着できるように構成されている。
前記下部カバー12の前記下周壁15の中途部には、外側に突出する係合部21が設けられており、前記上部カバー13の前記上周壁14の下縁部には、内側に突出する被係合部22が設けられている。該被係合部22は、前記上部カバー13を前記下部カバー12に嵌着した状態で、該下部カバー12に設けられた前記係合部21を乗り越えて該係合部21の下部に配置されるように構成されており、前記係合部21と前記被係合部22とが係合することによって、前記上部カバー13が前記下部カバー12に係脱自在に取り付けられるように構成されている。これにより、前記上部カバー13は、前記下部カバー12に対して上方への移動が規制される一方、下方への移動は許容されるように構成されている。
前記上部カバー13の天面31には、噴霧口32が中央部に開設されており、当該上部カバー13の前記上周壁14からは、前記天面31に沿って延在する支持片33,33が前記噴霧口32へ向けて延出している。この支持片33,33と前記天面31との間には、霧化装置34の周縁部が挟持された状態で固定されており、当該霧化装置34は、前記噴霧口32の下部に配置されている。
すなわち、前記霧化装置34は、図2に示すように、プラスチックやゴム等によってリング状の形成された支持体41,41を介して、前記天面31及び前記支持片33に挟持されており、前記支持体41,41に支持された円形リング状の圧電振動子42と、該圧電振動子42に支持された円形板状の振動板43と、前記圧電振動子42に駆動電圧を供給する図外の制御部とによって構成されている。
前記圧電振動子42は、円形リング状の圧電素子51を中心に構成されており、該圧電素子51の上面には、円形リング板状の第1電極52が積層されている。また、前記圧電素子51の下面には、円形リング板状の第2電極53が積層されており、前記制御部からの駆動電圧が前記第1及び第2電極52,53に供給された際に、前記圧電素子51が振動するように構成されている。
この圧電素子51の前記第2電極53の内縁部には、前記振動板43の周縁部が接着剤によって接着されており、前記圧電素子51からの振動が伝達され、当該振動板43が振動するように構成されている。この振動板43は、リング状に形成された前記圧電振動子42中央部の開口部を閉鎖するとともに、前記上部カバー13の前記噴霧口32の下部に配置されるように構成されており、当該振動板43には、上下に貫通する複数の小孔が設けられている。
前記下部カバー12には、図1に示したように、容器体としての薬剤容器60を交換自在に収容できるように構成されており、該薬剤容器60は、前記下部カバー12の底面を基準面61として当該薬剤容器60の上部を覆う前記上部カバー13に対する高さ位置が位置決めされるとともに、該上部カバー13の前記上周壁14を前記下部カバー12の前記下周壁15に嵌合した状態で、前記上部カバー13に対する前記薬剤容器60の固定位置が位置決めされるように構成されている。
前記薬剤容器60には、前記薬剤2が収容されており、当該薬剤容器60の首部62に設けられた開口部は、蓋部63で閉鎖されている。該蓋部63の中央部には、内部に連通する連通穴64が設けられており、該連通穴64には、芯材65が挿通されている。該芯材65は、前記連通穴64にガイドされており、垂直に起立した状態が維持されている。
これにより、前記上部カバー13の前記上周壁14を前記下部カバー12の前記下周壁15に嵌合した状態において、前記上部カバー13に設けられた前記振動板43を、前記下部カバー12に収容された前記薬剤容器60の前記芯材65の上部に位置決めできるように構成されている。
また、前記連通穴64は、前記芯材65よりやや大径に形成されており、該芯材65を前記薬剤容器60より上方へ向けて延出するとともに、その上方に配設された前記振動板43側へ向けて延出できるように支持されている。
前記薬剤容器60に設けられた前記蓋部63の上面は、容器側台座71を構成しており、該容器側台座71には、容器体体側マグネット72が固定されている。該容器体側マグネット72は、前記容器側台座71よりやや小径の円板状に形成されており、その中央部には、前記芯材65に遊嵌する円形穴73が形成されている。これにより、当該容器体側マグネット72は、円形リング状に形成されており、前記円形穴73には、前記芯材65が移動自在に挿通されている。
前記芯材65の上端部には、大径の大径部81が設けられており、当該芯材65は、上端側の大径部81と、該大径部81より小径の小径部82とで構成されている。該小径部82には、円形リング状の芯材側台座83が外嵌しており、該芯材側台座83の中心に設けられた貫通穴84には、前記小径部82が挿通している。
前記芯材側台座83に設けられた前記貫通穴84の周縁部には、下方へ向けて延出する円筒状の筒部91が一体形成されており、該筒部91は、前記芯材65の前記小径部82に外嵌している。この筒部91には、芯材側マグネット92が外嵌しており、該芯材側マグネット92は、前記芯材側台座83の下面に固定されている。これにより、前記薬剤容器60より延出した前記芯材65の延出部分には、前記芯材側マグネット92が設けられており、該芯材側マグネット92は、前記容器体側マグネット72と異なる磁極に設定されている。
前記芯材側マグネット92は、前記芯材側台座83に適合した円板状に形成されており、その中央に設けられた挿通穴101に、前記筒部91が挿通されている。これにより、前記芯材側マグネット92は、前記芯材側台座83の前記筒部91を介して、前記芯材65の前記小径部82に外嵌している。
前記芯材側マグネット92を挿通した前記筒部91は、外周部からカシメられており、当該筒部91には、壁面が変形されてなるカシメ部111が形成されている。これにより、前記筒部91からの前記芯材側マグネット92の離脱が防止されるとともに、前記芯材側台座83が前記芯材65に固定されており、当該芯材側台座83は、その上面が前記大径部81の下端に当接した状態で前記芯材65に固定されている。
前記芯材65の前記小径部82は、ポリエステル等の繊維が接着剤等で収束結合されて棒状に形成されており、当該芯材65は、所定の剛性に設定されている。この芯材65には、液体の吸い上げる為の毛細管が形成されており、前記薬剤容器61内の薬剤2を当該芯材65の上端まで吸い上げられるように構成されている。
この芯材65は、垂直に起立して当該芯材65の下端を前記薬剤容器60の底面121に当接した状態で、上端部に設けられた前記大径部81が前記上部カバー13に設けられた前記霧化装置34の前記振動板43下面に当接する長さに設定されている。
前記大径部81も、ポリエステル等の繊維が接着剤等で収束結合されて形成されており、円柱状に形成された多孔質体によって構成されている。これにより、前記芯材65で吸い上げられた前記薬剤2を、さらに吸い上げるとともに、当該給液部71に保持できるように構成されている。
そして、前記芯材65の前記大径部81が前記霧化装置34の前記振動板43下面に圧接された状態で該振動板43を振動することによって、前記芯材65で吸い上げられ前記大径部81に保持された前記薬剤2を、前記振動板43の前記小孔を介して霧化し揮散できるように構成されている。
以上の構成にかかる本実施の形態において、霧化器本体11の下部カバー12に収容された薬剤容器60から延出する芯材65は、上部カバー13に設けられた霧化装置34の振動板43側へ向けて延出可能に支持されており、前記薬剤容器60に設けられた容器体側マグネット72と、前記薬剤容器60より延出する前記芯材65の延出部分に設けられた芯材側マグネット92とは、異なる磁極に設定されている。これにより、前記芯材65に、該芯材65に設けられた前記芯材側マグネット92と前記容器体側マグネット72との反発力を加えることができ、当該芯材65を前記振動板43へ向けて付勢することができる。
このように、前記両マグネット72,92の反発力を利用して、前記芯材65を前記振動板43に圧接することができる。このため、振動板43と芯材65との固定位置を精度良く調整しなければならなかった従来と比較して、調整作業が不要となり、製造工程の簡素化を図ることができる。
また、前記芯材65の前記小径部82に、前記芯材側マグネット92が配設される芯材側台座83を外嵌するとともに、この芯材側台座83を、前記芯材65の先端部に設けられた大径部81より基端側に配置することによって、前記容器体側マグネット72からの反発力を受ける前記芯材側台座83によって、前記大径部81を前記振動板43側へ向けて付勢することができる。
これにより、前記大径部81を前記芯材側台座83と前記振動板43との間に挟持した状態を形成することができ、前記大径部81を前記振動板43に確実に圧接することができる。
さらに、前記芯材側台座83には、前記芯材65に外嵌する筒部91が設けられており、この筒部91をカシメることによって、当該芯材側台座83が前記芯材65に固定されている。
このため、薬剤2を吸い上げる前記芯材65に前記芯材側台座83を接着して固定する場合と比較して、揮散する薬剤2の種類により接着剤が使用できなくなる又は使用できる接着剤が制限されてしまう場合であっても、前記芯材側台座83を前記芯材65に固定することができ、当該芯材65に前記芯材側マグネット92を配設することができる。
そして、前記芯材側マグネット92をリング状に形成し、前記芯材側台座83の筒部91を介して前記芯材65の前記小径部82に外嵌するとともに、前記容器体側マグネット72をリング状に形成して前記小径部82に遊嵌することにより、前記芯材側マグネット92と前記容器体側マグネット72とを、前記芯材65の中心線上に配置することができる。
これにより、両マグネット72,92の位置ずれによる反発力の低下に起因した前記振動板43への前記芯材65の圧接力の低下を確実に防止することができる。
本発明の一実施の形態を示す模式図である。 同実施の形態の要部を示す拡大図である。
符号の説明
1 薬剤霧化器
2 薬剤
34 霧化装置
43 振動板
60 薬剤容器
65 芯材
72 容器体側マグネット
81 大径部
82 小径部
83 芯材側台座
91 筒部
92 芯材側マグネット
111 カシメ部

Claims (4)

  1. 容器体より延出した芯材を振動板に当接し、前記容器体から前記芯材で吸い上げた薬剤を前記振動板の振動で霧化する薬剤霧化器において、
    前記芯材を前記容器体より前記振動板側へ向けて延出可能に支持し、前記容器体に容器体側マグネットを設けるとともに、該容器体より延出した前記芯材の延出部分に芯材側マグネットを設け、該芯材側マグネットと前記容器体側マグネットとを異なる磁極に設定したことを特徴とする薬剤霧化器。
  2. 前記振動板に当接される前記芯材の先端部を大径に形成し、当該芯材を先端側の大径部と該大径部より小径の小径部とで構成するとともに、
    前記芯材の前記小径部に、前記芯材側マグネットが配設される芯材側台座を外嵌し、該芯材側台座を前記大径部より基端側に配置したことを特徴とする請求項1記載の薬剤霧化器。
  3. 前記芯材側台座に、前記芯材に外嵌する筒部を設け、該筒部をカシメて当該台座を前記芯材に固定したことを特徴とする請求項2記載の薬剤霧化器。
  4. 前記芯材側マグネットを前記芯材の前記小径部に外嵌するリング状に形成し、前記容器体側マグネットを前記小径部に遊嵌するリング状に形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載の薬剤霧化器。
JP2006026443A 2006-02-03 2006-02-03 薬剤霧化器 Expired - Fee Related JP4860286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006026443A JP4860286B2 (ja) 2006-02-03 2006-02-03 薬剤霧化器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006026443A JP4860286B2 (ja) 2006-02-03 2006-02-03 薬剤霧化器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007203226A true JP2007203226A (ja) 2007-08-16
JP4860286B2 JP4860286B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=38483156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006026443A Expired - Fee Related JP4860286B2 (ja) 2006-02-03 2006-02-03 薬剤霧化器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4860286B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008494A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Hosiden Corp 液体霧化装置
JP2014516682A (ja) * 2011-05-16 2014-07-17 ザ テクノロジー パートナーシップ パブリック リミテッド カンパニー 用量容器
US9016595B2 (en) 2012-05-07 2015-04-28 Hiromi Akitsu Liquid sprayer
JP2015520665A (ja) * 2012-04-23 2015-07-23 エア アロマ リサーチ プロプライエタリー リミテッド アトマイザシステム
US9149553B2 (en) 2012-05-07 2015-10-06 Hiromi Akitsu Liquid sprayer
GB2539087A (en) * 2015-04-21 2016-12-07 Personnel Hygiene Services Ltd Fragrance dispenser
KR20170000598U (ko) * 2015-08-06 2017-02-15 강경임 초음파 가습기의 물 흡수 필터 고정장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101699161B1 (ko) * 2015-05-28 2017-01-23 강경임 초음파 가습기의 물 흡수 필터 고정 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150968A (ja) * 1990-10-11 1992-05-25 Koji Toda 超音波霧化装置
JPH04322290A (ja) * 1991-04-22 1992-11-12 Koji Toda 超音波カラーオルガン
JPH11221505A (ja) * 1997-12-04 1999-08-17 Fumakilla Ltd ピエゾ式薬液噴霧装置
JP2005516772A (ja) * 2002-02-11 2005-06-09 サラ リー/デーイー エヌ.ヴェー 液体スプレーヘッド、液体スプレーヘッドと容器とを具備している装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04150968A (ja) * 1990-10-11 1992-05-25 Koji Toda 超音波霧化装置
JPH04322290A (ja) * 1991-04-22 1992-11-12 Koji Toda 超音波カラーオルガン
JPH11221505A (ja) * 1997-12-04 1999-08-17 Fumakilla Ltd ピエゾ式薬液噴霧装置
JP2005516772A (ja) * 2002-02-11 2005-06-09 サラ リー/デーイー エヌ.ヴェー 液体スプレーヘッド、液体スプレーヘッドと容器とを具備している装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014516682A (ja) * 2011-05-16 2014-07-17 ザ テクノロジー パートナーシップ パブリック リミテッド カンパニー 用量容器
JP2015520665A (ja) * 2012-04-23 2015-07-23 エア アロマ リサーチ プロプライエタリー リミテッド アトマイザシステム
US9016595B2 (en) 2012-05-07 2015-04-28 Hiromi Akitsu Liquid sprayer
US9149553B2 (en) 2012-05-07 2015-10-06 Hiromi Akitsu Liquid sprayer
JP2014008494A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Hosiden Corp 液体霧化装置
GB2539087A (en) * 2015-04-21 2016-12-07 Personnel Hygiene Services Ltd Fragrance dispenser
GB2539087B (en) * 2015-04-21 2020-12-16 Personnel Hygiene Services Ltd Fragrance dispenser
KR20170000598U (ko) * 2015-08-06 2017-02-15 강경임 초음파 가습기의 물 흡수 필터 고정장치
KR200483343Y1 (ko) * 2015-08-06 2017-04-28 강경임 초음파 가습기의 물 흡수 필터 고정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4860286B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4860286B2 (ja) 薬剤霧化器
AU2007321263B2 (en) Ultrasound liquid atomiser
US7954730B2 (en) Piezoelectric fluid atomizer apparatuses and methods
US9108211B2 (en) Vibration systems and methods
JP4913980B2 (ja) 漏洩を最小限とするエーロゾル状液体散布方法及び装置
EP1613438B1 (en) Atomizer wicking system
JP4860285B2 (ja) 薬剤霧化器
MXPA01009046A (es) Metodo de adhesion mejorado para elementos piezoelectricos.
US8640971B2 (en) Nebulizer
JP4229074B2 (ja) 静電噴霧装置
JP4975372B2 (ja) 薬剤霧化器
JP2001048254A (ja) エアゾール容器の遅延噴射装置
JP3121972U (ja) 防虫、殺虫用の薬液噴霧器
KR100577590B1 (ko) 초음파 진동자를 이용한 액체 휘산기
JP4860284B2 (ja) 薬剤霧化器
JP2001070851A (ja) 超音波噴霧装置
KR101699161B1 (ko) 초음파 가습기의 물 흡수 필터 고정 장치
JP7344615B1 (ja) 薬液噴霧器
KR200350306Y1 (ko) 초음파 진동자를 이용한 액체 휘산기
JP2003071343A (ja) 噴霧ヘッド
JP2002086035A (ja) 超音波噴霧装置
KR100562826B1 (ko) 공급되는 액체의 양을 정밀하게 제어할 수 있는 초음파휘산기
JP2005230594A (ja) 霧化器
MXPA01008049A (en) Piezoelectric spraying system for dispensing volatiles

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111101

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees