JP2007202238A - 絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置 - Google Patents

絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置 Download PDF

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【課題】絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障や断線故障を精度良く検出できる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置を提供することである。
【解決手段】短絡故障検出部17は半導体素子12のゲート駆動回路13からゲートGに流れ込むオンゲート電流または半導体素子12のゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する。断線故障検出部16は、少なくとも半導体素子12のゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する。
【選択図】図2

Description

本発明は、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障や断線故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置に関する。
一般に、電力変換器では、1個の半導体素子だけでは容量が不足する場合、複数個の半導体素子を並列接続したり直列接続したりして所定容量を得るようにしている。また、並列接続と直列接続とを組み合わせた電力変換器も採用されている。
このような複数個の半導体素子で構成された電力変換器においては、1個の半導体素子の故障が健全な半導体素子に悪影響を及ぼすことがあるので、半導体素子の故障は速やかに検出できることが要請されている。そして、複数個の半導体素子のいずれかが故障した場合には、安全性を確保するために電力変換器の運転を停止するようにしている。
電力変換器を構成する半導体素子には、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの絶縁ゲート形パワー半導体素子が用いられる。この絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障には短絡故障と断線故障とがある。まず、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障については、オフ時のコレクタ−エミッタ間電圧により故障検出を行う方法が広く知られている。絶縁ゲート形パワー半導体素子に短絡故障が発生するとオフ時のコレクタ−エミッタ間電圧がほぼ0Vになるため、短絡していることが検出できる。また、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障を検出するものとして、ゲート電流のピーク値の大きさで短絡故障を判定し、絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障を速やかに検出可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。
一方、絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障については、半導体素子を並列接続していない場合は、電力変換器の断線故障となるため、各々の半導体素子の断線故障を特に検出する必要はなかった。また、半導体素子を並列接続している場合には、制御異常等で検出するまで運転を継続したり、微少抵抗を直列に接続してコレクタ−エミッタ間の電流を検出することなどで電力変換器を停止させていた。
特開2002−281736号公報
しかし、複数個の半導体素子で構成された電力変換器を構成する1個の半導体素子の故障で、電力変換器の運転を停止するようにしているので、電力変換器の稼働率が低下する。
そこで、予め容量の大きい半導体素子を使用し、1個の半導体素子が故障となっても残りの健全な半導体素子で容量を確保して電力変換器の停止を回避することも考えられるが、半導体素子の利用率が悪くなる。
例えば、3個の半導体素子を並列接続し、その3個の並列素子群を3段に直列接続して構成された電力変換器の場合、いずれかの半導体素子に断線故障が発生した場合には、その断線故障した半導体素子に並列接続された2個の半導体素子で3個分の電流を負担することになる。一方、いずれかの半導体素子に短絡故障が発生した場合には、その短絡故障した半導体素子に直列接続された残り2段の半導体素子で3段分の電圧を負担することになる。
なお、半導体素子の短絡故障の場合には、予め容量の大きい半導体素子を使用しても電力変換器の停止を回避することができない場合がある。すなわち、半導体素子が並列接続の場合には各々の半導体素子のオンオフ信号のタイミングを合わせるためにゲート駆動回路を共通としている場合があり、その場合、短絡故障の発生により、短絡故障が発生した半導体素子を含む並列素子群の健全な半導体素子についても、オフ時にはコレクターエミッタ間電圧が上昇せずにほぼ0Vとなる。オフ時の半導体素子のコレクターエミッタ間電圧がほぼ0Vであると、ゲート電源自給方式(ゲート駆動回路に必要な電力を別電源から受けることなく主回路自体から供給できる方式)では、健全な半導体素子のゲート電圧が確保できない。従って、健全素子がオフ状態となるので短絡故障が発生した半導体素子に電流が集中することになり、短絡故障が発生した半導体素子が熱破壊を起こす可能性がある。また、短絡故障が発生した半導体素子がある程度抵抗を持った状態で短絡故障している場合には、短絡故障が発生した半導体素子の影響で健全な半導体素子のゲート電圧が変動し、健全な半導体素子は不完全なオンオフを繰り返すことになる。この場合には、予め容量の大きい半導体素子を使用しても、さらなる素子故障に至る可能性がある。
一方、半導体素子の故障検出に関しては、並列接続された複数個の絶縁ゲート形パワー半導体素子のいずれかに短絡故障が発生した場合には、短絡故障が発生した絶縁ゲート形パワー半導体素子のオフ時のコレクタ−エミッタ間電圧がほぼ0Vになるので、いずれかの絶縁ゲート形パワー半導体素子に短絡故障が発生していることは分かるが、どの絶縁ゲート形パワー半導体素子が短絡故障しているのかを検出することができない。
また、特許文献1のものでは、ゲート電流のピーク値の大きさで短絡故障を判定しているので、大きなピーク値が出ない故障電流を検出することができない。例えば、短絡故障が発生した素子のオンゲート電流が健全な半導体素子と比べて、継続時間が長く電流増加量が少ない場合には、故障を検出することはできなない。
さらに、特許文献1のものは絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障を検出する機能を有していない。一般に、絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障は、半導体素子を並列接続していない場合には、主電流が遮断されるため変換器が停止となる。一方、半導体素子を並列接続している場合には、ゲートよりオン信号が出されているにも係わらす断線故障が発生した半導体素子には電流は流れず、他の健全素子にその分の電流を加えた電流が流れ、健全な半導体素子も素子故障に至る可能性があった。このため、瞬時に断線を検出し、電力変換器を停止する必要があった。しかしながら、断線故障の検出回路を設けずに、健全な半導体素子が異常を起こすまで運転したり、コレクタ−エミッタ間の電流により、断線故障を検出するなどにより電力変換器を停止させていた。
本発明の目的は、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障や断線故障を精度良く検出できる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置を提供することである。
請求項1の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲート駆動回路からゲートに流れ込むオンゲート電流または前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する短絡故障検出部を備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、少なくとも前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する断線故障検出部を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障と断線故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲート駆動回路からゲートに流れ込むオンゲート電流または前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する短絡故障検出部と、少なくとも前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する断線故障検出部とを備えたことを特徴とする。
請求項4の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、請求項1または3の発明において、前記短絡故障検出部は、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流が健全時の電流より大きいときに前記絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障として検出することを特徴とする。
請求項5の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、請求項2または3の発明において、前記断線故障検出部は、前記オフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障として検出することを特徴とする。
請求項6の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、請求項2または3の発明において、前記断線故障検出部は、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流が健全時の電流とほぼ同じでありオフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側の断線故障として検出し、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流及びオフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のエミッタ側の断線故障として検出することを特徴とする。
請求項7の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、請求項1ないし6のいずれか一の発明において、前記短絡故障検出部または前記断線故障検出部は、オンゲート電流またはオフゲート電流の絶対値を積分し、その積分値と予め定めた所定値との比較により、短絡故障または断線故障を検出することを特徴とする。
請求項8の発明に係わる絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置は、請求項7の発明において、前記予め定めた所定値は、健全な複数個の絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流の平均値、または自己の絶縁ゲート形パワー半導体素子の過去のオンゲート電流またはオフゲート電流のデータ値であることを特徴とする。
本発明によれば、絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流を健全時の電流と比較して絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障または断線故障を検出するので、簡素な回路で絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障または断線故障を精度良く検出できる。
図1は本発明の実施の形態に係わる電力変換部の構成図である。本実施例の電力変換部は、複数個の半導体素子が並列接続して形成された並列素子群を多段に直列接続して構成されている。図1では3個の半導体素子が並列接続された並列素子群を3段に直列接続した電力変換部を示している。
例えば、第1段の並列素子群11aには3個の半導体素子12a1、12a2、12a3が並列接続され、第2段の並列素子群11bには3個の半導体素子12b1、12b2、12b3が並列接続され、第3段の並列素子群11cには3個の半導体素子12c1、12c2、12c3が並列接続され、これら第1段の並列素子群11a、第2段の並列素子群11b、第3段の並列素子群11cが3段に直列接続されて電力変換部が構成されている。電力変換器は、この電力変換部を複数組み合わせて構成される。
各々の並列素子群11a、11b、11cには、それぞれゲート駆動回路13a、13b、13cが設けられている。ゲート駆動回路13は、電力変換部を構成する各々の半導体素子12のゲートにゲート信号を出力するものであり、それぞれ並列素子群11の並列接続された半導体素子12に対して共通に設けられている。例えば、ゲート駆動回路13aは第1段の並列素子群11aの並列接続された3個の半導体素子12a1、12a2、12a3に対して共通に設けられ、3個の半導体素子12a1、12a2、12a3のゲートにほぼ同じタイミングでゲート信号を出力する。ゲート駆動回路13b、13cについても同様である。ここで、ゲート駆動回路13を並列素子群11の並列接続された半導体素子12に対して共通に設けているのは、並列接続された半導体素子12のオンオフのタイミングをほぼ同時に行えるようにするためであり、並列素子群11を構成する各々の半導体素子12それぞれに対し駆動回路を設け、並列接続された半導体素子12のオンオフのタイミングをほぼ同時とするように制御することも可能である。
第1段のゲート駆動回路13aからのゲート信号は、並列接続されたゲート入力抵抗Ra1、Ra2、Ra3にそれぞれ入力され、スイッチSa1、Sa2、Sa3を介して、第1段の並列素子群11aの並列接続された3個の半導体素子12a1、12a2、12a3にゲート信号を出力する。第2段のゲート駆動回路13b及び第3のゲート駆動回路13cのゲート信号についても同様に、並列接続されたゲート入力抵抗Rb1、Rb2、Rb3(Rc1、Rc2、Rc3)にそれぞれ入力され、スイッチSb1、Sb2、Sb3(Sc1、Sc2、Sc3)を介して、第2段の並列素子群11b(第3段の並列素子群11c)の並列接続された3個の半導体素子12b1、12b2、12b3(12c1、12c2、12c3)にゲート信号を出力する。
故障検出装置14は電力変換部を構成する個々の半導体素子12の故障を個別に検出するものである。すなわち、第1段の並列素子群11aの並列接続された3個の半導体素子12a1、12a2、12a3、第2段の並列素子群11bの並列接続された3個の半導体素子12b1、12b2、12b3、第3段の並列素子群11cの並列接続された3個の半導体素子12c1、12c2、12c3の各々のゲート電流Iga1〜Igc1に基づいて、個々の半導体素子12の故障を個別に検出する。そして、例えば、半導体素子12a1の故障を検出したときは、故障した半導体素子12a1のスイッチSa1をオフするように、いずれかの半導体素子12の故障を検出したときは、故障した半導体素子12のスイッチSをオフする。なお、スイッチSとしては小容量のMOSFET等が使用できる。
これにより、短絡故障が発生した半導体素子へのゲート電流の供給が遮断されるので、健全な半導体素子へのゲート信号発生時にゲート電源電圧の低下を防止できる。従って、健全な半導体素子に対しゲート電流の供給が可能となり、半導体素子に短絡故障が発生した場合であっても電力変換器の運転継続が可能となる。
さらに、短絡故障が発生した半導体素子と並列接続された健全な半導体素子のゲートにオン信号を出し続けるようにすれば、健全な半導体素子をオフすることがなくなり、短絡故障が発生した半導体素子の影響による過電圧や過電流を防止できる。
また、断線故障が発生した半導体素子に対してもゲート電流の供給が遮断されるので、ゲートからゲート駆動回路への回り込み電流を防止でき、断線故障が発生した半導体素子に発生する異常電圧や異常電流の発生を防止できる。従って、健全な半導体素子に対しゲート電流の供給が可能となり、半導体素子に断線故障が発生した場合であっても電力変換器の運転継続が可能となる。
次に、故障検出装置14での半導体素子12の故障検出について説明する。図2は、半導体素子12の故障検出装置のブロック構成図である。ただし、説明のため、一つの半導体素子の故障検出について示したものである。半導体素子12は、コレクタC、エミッタE、ゲートGを有し、ゲートGとエミッタEとの間にゲート駆動回路13からゲート電圧Vgeを印加して、オンオフ制御を行う。ゲートGにはゲート入力抵抗Rgが設けられ、このゲート入力抵抗Rgを流れるゲート電流Igが故障検出装置14の電流検出部15で検出される。電流検出部15はゲート入力抵抗Rgの両端電圧によりゲート電流Igを検出する。なお、本実施例ではゲート電流をゲート入力抵抗の両端電圧より検出しているが、例えばゲート入力抵抗とは別にゲート電流検出用抵抗を設け、その両端電圧からゲート電流を検出するなどの別の方法を用いてもよい。
故障検出装置14の電流検出部15で検出されたゲート電流Igは、断線故障検出部16及び短絡故障検出部17に入力される。短絡故障検出部17はゲート駆動回路13からゲートGに流れ込むオンゲート電流またはゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する。また、断線故障検出部16は、少なくともゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する。
図3は半導体素子がIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの絶縁ゲート形パワー半導体素子である場合のオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図である。いま、時点t1で半導体素子のゲートGとエミッタEとの間にゲート電圧Vgeを印加したとするとオンゲート電流Ig1が流れる。オンゲート電流Ig1は、時点t1〜時点t2のゲート電圧Vgeの急峻な立ち上がり期間T1において比較的大きな値のオンゲート電流Ig11となり、時点t2〜時点t3のゲート電圧Vgeの緩慢な立ち上がり期間T2において比較的小さな値のオンゲート電流Ig12となる。つまり、時点t1でのゲート電圧Vgeの印加によりオンゲート電流Ig11が流れて、半導体素子はオンを開始し時点t3でオン状態となる。
そして、時点t4でゲート電圧Vgeを低下させたとするとオフゲート電流Ig2が流れる。オフゲート電流Ig2は、ゲート電圧Vgeの立ち下がりにより時点t4〜時点t5の期間T5において比較的大きな値のオフゲート電流Ig21となり、時点t5〜時点t6のゲート電圧Vgeの急峻な立ち下がり期間T4において比較的小さな値のオフゲート電流Ig22となる。つまり、時点t4でゲート電圧Vgeを低下によりオフゲート電流Ig21が流れて、半導体素子はオフを開始し時点t6でオフ状態となる。
図4は半導体素子が健全時のオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図であり、図4(a)はオンゲート電流Ig11、Ig12の説明図、図4(b)はオフゲート電流Ig21、Ig22の説明図である。半導体素子が健全であるときは、ゲート電圧Vgeを印加すると、所定範囲内の大きさの図3に示した特性のオンゲート電流Ig11、Ig12が流れ、ゲート電圧Vgeを低下させると所定範囲内の大きさの図3に示した特性のオフゲート電流Ig21、Ig22が流れる。
この半導体素子の健全時のオンゲート電流Ig1及びオフゲート電流Ig2は所定値として予め故障検出装置14に記憶される。この予め定めた所定値は、例えば、オンゲート電流Ig1やオフゲート電流Ig2の絶対値を積分して、その積分値をオンゲート電流Ig1やオフゲート電流Ig2の値とする。この場合、健全な複数個の半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流の平均値を採用することも可能である。また、故障検出対象となる自己の半導体素子の過去のオンゲート電流またはオフゲート電流のデータ値を用いることも可能である。さらに、所定値に安全率を見込むことも可能である。
そして、故障検出装置14では、オンゲート電流Ig1またはオフゲート電流Ig2の絶対値を積分し、その積分値と予め定めた所定値との比較により、短絡故障や断線故障を検出することになる。
次に、短絡故障検出部17での短絡故障の検出方法について説明する。図5は絶縁ゲート形パワー半導体素子が短絡故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図であり、図5(a)はオンゲート電流Ig11、Ig12の説明図、図5(b)はオフゲート電流Ig21、Ig22の説明図である。
絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障は、コレクタCとエミッタEとの間が短絡している状態であるので、図5(a)に示すように絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流Ig11、Ig12は健全時のオンゲート電流Ig11、Ig12より大きくなる。同様に、絶縁ゲート形パワー半導体素子のオフゲート電流Ig21、Ig22も、図5(b)に示すように健全時のオフゲート電流Ig21、Ig22より大きくなる。
表1は半導体素子が短絡故障時のゲート電流のこの特性を示す表である。すなわち、短絡故障時と健全時とのオンゲート電流Ig11、Ig12、オフゲート電流Ig21、Ig22の比及び検出の可否を示す。
Figure 2007202238
短絡故障検出部17は、この短絡故障時の状態を検出する。すなわち、絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流Ig1またはオフゲート電流Ig2が健全時の電流より大きいときに絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障として検出する。この場合、短絡故障検出の精度を向上させるために、判定回数を設定し同じ現象が複数回続いたときに短絡故障として判定するようにしても良い。また、オンゲート電流Ig1及びオフゲート電流Ig2の双方が健全時の電流より大きいときに絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障として検出するようにしてもよい。
次に、断線故障検出部16での断線故障の検出方法について説明する。図6は絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側の断線故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図であり、図6(a)はオンゲート電流Ig11、Ig12の説明図、図6(b)はオフゲート電流Ig21、Ig22の説明図である。
図6(a)に示すように、絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側のF1点で断線故障しているとすると、コレクタCとエミッタEとの間は断線状態となるが、ゲートGとエミッタEとの間は健全状態とほぼ同じ状態である。従って、ゲートGとエミッタEとの間にゲート電圧Vgeが印加されると、健全時と同様なオンゲート電流Ig11、Ig12が流れる。
一方、オフゲート電流Ig21、Ig22は、図6(b)に示すように、健全時のオフゲート電流Ig21、Ig22より小さくなる。これは、健全時においては、絶縁ゲート形パワー半導体素子が導通しているときにコレクタCとエミッタEとの間に蓄積された電荷がオフゲート電流Ig21、Ig22に重畳されて流れるが、コレクタ側のF1点で断線故障している場合においては、コレクタCとエミッタEとの間に電荷は蓄積されないので、オフゲート電流Ig21、Ig22に重畳される電荷がないからである。
表2は半導体素子がコレクタ側で断線故障した場合のゲート電流の特性を示す表である。すなわち、コレクタ側での断線故障時と健全時とのオンゲート電流Ig11、Ig12、オフゲート電流Ig21、Ig22の比及び検出の可否を示す。
Figure 2007202238
断線故障検出部16は、このコレクタ側の断線故障時の状態を検出する。すなわち、絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流Ig1(Ig11、Ig12)が健全時の電流とほぼ同じであり、かつ、オフゲート電流Ig2(Ig21、Ig22)が健全時の電流より小さいときは絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側の断線故障として検出する。
図7は絶縁ゲート形パワー半導体素子のエミッタ側の断線故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図であり、図7(a)はオンゲート電流Ig11、Ig12の説明図、図7(b)はオフゲート電流Ig21、Ig22の説明図である。
図7(a)に示すように、絶縁ゲート形パワー半導体素子のエミッタ側のF2点で断線故障しているとすると、コレクタCとエミッタEとの間は断線状態となり、ゲートGとエミッタEとの間も断線状態となる。従って、ゲートGとエミッタEとの間にゲート電圧Vgeが印加されても、オンゲート電流Ig11、Ig12はほとんど流れない。完全に断線している場合にはオンゲート電流Ig11、Ig12は零である。オフゲート電流Ig21、Ig22も同様に、図7(b)に示すように、ほとんど流れなくなる。
表3は半導体素子がエミッタ側で断線故障した場合のゲート電流の特性を示す表である。すなわち、エミッタ側での断線故障時と健全時とのオンゲート電流Ig11、Ig12、オフゲート電流Ig21、Ig22の比及び検出の可否を示す。
Figure 2007202238
断線故障検出部16は、このエミッタ側の断線故障時の状態を検出する。すなわち、半導体素子のオンゲート電流Ig1(Ig11、Ig12)及びオフゲート電流Ig2(Ig21、Ig22)が健全時の電流より小さいときは半導体素子のエミッタ側の断線故障として検出する。
このように、断線故障検出部16は、ゲート駆動回路13よりゲートGへ流れ込むオンゲート電流は変化しないが、ゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流が減少することを検出したときは、コレクタ側の断線故障であると判断し、ゲート駆動回路13よりゲートGへ流れ込むオンゲート電流が減少し、ゲートGよりゲート駆動回路13へ流れ込むオフゲート電流がほぼ零になったことを検出したときは、エミッタ側の断線故障であると判断する。
また、コレクタ側の断線故障か、エミッタ側の断線故障化の識別が必要ないときは、オフゲート電流が健全時の電流より小さいときは絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障として検出することも可能である。
本発明の実施の形態によれば、絶縁ゲート形パワー半導体素子の主回路(コレクタ−エミッタ間)の電流を検出することなく、ゲートGに流れるゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障や断線故障を検出できる。また、絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障だけでなく断線故障も検出でき、しかも断線故障の場合はコレクタ側の断線故障かエミッタ側の断線故障かも判断できるので、絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出の信頼性を向上できる。
また、故障検出装置14は故障の半導体素子を検出すると、当該故障素子のスイッチをオフにして、故障の半導体素子をゲート駆動回路から切り離す。ゲート電源自給方式の場合、半導体素子に短絡故障が発生するとゲート電源電圧の低下を招くが、短絡故障の半導体素子をゲート駆動回路から切り離すのでゲート電源電圧の低下を防止できる。従って、健全な半導体素子が不完全なオンオフを繰り返すことによる素子故障を回避できる。また、ゲート電源を確保できることにより、健全な半導体素子は通常のオンオフができ、短絡故障の半導体素子に集中して流れる電流防止により運転継続が可能となる。また、断線故障の半導体素子に対しては不要なゲートへのゲート電流流入を防止できる。すなわち、半導体素子を並列接続した場合の短絡故障や断線故障を検出し、その故障半導体素子をゲート駆動回路から切り離して継続運転継続することが可能となるので、電力変換器の信頼性を向上できる。
本発明の実施の形態に係わる電力変換部の構成図。 本発明の実施の形態に係わる半導体素子の故障検出装置のブロック構成図。 絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図。 絶縁ゲート形パワー半導体素子が健全時のオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図。 絶縁ゲート形パワー半導体素子が短絡故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図。 絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側の断線故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図。 絶縁ゲート形パワー半導体素子のエミッタ側の断線故障時であるときのオンゲート電流及びオフゲート電流の説明図。
符号の説明
11…並列素子群、12…半導体素子、13…ゲート駆動回路、14…故障検出装置、15…電流検出部、16…断線故障検出部、17…短絡故障検出部

Claims (8)

  1. 絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲート駆動回路からゲートに流れ込むオンゲート電流または前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する短絡故障検出部を備えたことを特徴とする絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  2. 絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、少なくとも前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する断線故障検出部を備えたことを特徴とする絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  3. 絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障や断線故障を検出する絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置において、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲート駆動回路からゲートに流れ込むオンゲート電流または前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して短絡故障を検出する短絡故障検出部と、少なくとも前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のゲートよりゲート駆動回路へ流れ込むオフゲート電流を健全時の電流と比較して断線故障を検出する断線故障検出部とを備えたことを特徴とする絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  4. 前記短絡故障検出部は、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流が健全時の電流より大きいときに前記絶縁ゲート形パワー半導体素子の短絡故障として検出することを特徴とする請求項1または3記載の絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  5. 前記断線故障検出部は、前記オフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子の断線故障として検出することを特徴とする請求項2または3記載の絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  6. 前記断線故障検出部は、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流が健全時の電流とほぼ同じでありオフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のコレクタ側の断線故障として検出し、前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流及びオフゲート電流が健全時の電流より小さいときは前記絶縁ゲート形パワー半導体素子のエミッタ側の断線故障として検出することを特徴とする請求項2または3記載の絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  7. 前記短絡故障検出部または前記断線故障検出部は、オンゲート電流またはオフゲート電流の絶対値を積分し、その積分値と予め定めた所定値との比較により、短絡故障または断線故障を検出することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一記載の絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
  8. 前記予め定めた所定値は、健全な複数個の絶縁ゲート形パワー半導体素子のオンゲート電流またはオフゲート電流の平均値、または自己の絶縁ゲート形パワー半導体素子の過去のオンゲート電流またはオフゲート電流のデータ値であることを特徴とする請求項7記載の絶縁ゲート形パワー半導体素子の故障検出装置。
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