JP2007202030A - 放送受信装置及び方法 - Google Patents

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【課題】受信環境の悪化により放送波を正しく受信できない場合であっても、映像等の表示と音声の再生との不一致による不快感を低減することが可能な放送受信装置及び方法を提供する。
【解決手段】表示更新管理部18は、番組の終了時刻になると、番組等のサービスの切り替わりのタイミングを検出する。TV制御部12は、復調時の復号エラー等を検出して放送波を正常に表示することができないと判断した場合に、エラーを表示更新管理部18に出力する。表示更新管理部18は、エラー中であり、かつ番組の終了時刻である場合に、現在表示している映像、データ放送及び字幕の表示をブルーバックにするための表示指令を表示部19に出力する。表示部19は、表示更新管理部18からブルーバックの表示指令が入力されると、LCD20の表示をブルーバックにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送波を受信する放送受信装置において、番組等のサービスが切り替わる際における映像の表示及び音声の再生等の技術に関する。
従来、地上デジタル放送受信装置において、車で移動中の時やビルの影に隠れた時等、放送波の受信環境が悪化すると、映像や音声のデータを正しく受信することができないため、画面表示中の映像が乱れたり、異音が発生したりする場合がある。これらの映像の乱れや異音は、ユーザにとって不快なものであり、視聴に耐え得るものではない。このような不具合に対し、ユーザの視聴に耐え得る映像の表示を行うためには、受信環境が悪化してエラーが発生した場合に、映像の表示を停止し、画面に「受信できません」等のエラーメッセージをユーザに提示する方法が用いられる。
しかしながら、前述の方法では、受信環境が悪くなったり良くなったりしてその環境が繰り返して変化する場合に、映像の表示とエラーメッセージの表示とが交互に繰り返されるから、ユーザにとって煩わしいものとなってしまう。そこで、エラーが発生した場合、その後に正常に放送波を受信できるようになるまで、最後に表示した映像を継続して表示する方法がある。例えば、受信環境の悪化に伴う映像の乱れや異音に対する対応策として、特許文献1に記載の技術が開示されている。これは、受信環境の悪化時に、ノイズ等が現れる前に受信信号を静止または停止させるものである。
特開2004−208066号公報
図7は、従来の放送受信装置における画面表示及び音声再生の例を示す図であり、受信環境が悪化した後、正常に放送波を受信できるようになるまで最後に表示した映像を継続して表示する方法を用いた例を示している。ニュース番組の映像が表示され、その音声が再生されているときに(左図を参照)、映像が正しく受信できない状態になった場合、最後に表示したニュースの映像のままで映像が止まる。そして、受信状態が悪いときに、番組がニュースからドラマに切り替わりドラマが始まると、ニュース番組の映像が表示されているにもかかわらず、ドラマの音声が再生されてしまう(右図を参照)。
つまり、ユーザが放送受信装置を用いて例えばニュース番組を見ているときに、自動車が高速道路に入ったり、ビルが密集している場所に入ったりすると、受信感度が悪くなり、映像は更新されないが音声は再生される場合がある。これは、音声フレームが映像フレームよりも短いため、音声フレームの方が映像フレームよりも正常に受信できる確率が高いからである。このように、映像のみが復号及び表示されない時間が長くなり、ドラマの音声が再生されているのにニュースの映像が表示されたままになることがあるため、映像の表示と音声の再生とが一致しなくなり、ユーザに不快感を与えるという問題があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、受信環境の悪化により放送波を正しく受信できない場合であっても、映像等の表示と音声の再生との不一致による不快感を低減することが可能な放送受信装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明による放送受信装置は、放送番組を受信する放送受信手段と、受信した放送番組を表示する表示手段と、前記放送番組の切り替わりのタイミングを検出し、前記タイミングにて放送番組を正しく表示できない場合に、当該切り替わりのタイミング以降は、前記表示手段に表示していた放送番組の表示情報を消去する制御手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記消去する表示情報を、映像、データ放送または字幕とすることを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、前記表示情報を消去した後に、映像のキーフレームを受信した場合は当該映像を表示し、字幕を受信した場合は当該字幕を表示し、データ放送を受信した場合はデータ放送を表示することを特徴とする。
また、本発明のよる放送受信装置は、前記制御手段が、前記表示情報を消去した後に、映像のキーフレームの正常な映像のマクロブロックを表示することを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、正常な映像のマクロブロックの数を計算し、当該数に基づいて正常な映像のマクロブロックを表示することを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、表示情報を消去した後に、映像のキーフレームが異常であって字幕が正常である場合は当該字幕を表示することを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、表示情報を消去した後に、正常な映像のマクロブロックの数を計算し、映像のキーフレームが異常であって字幕が正常であり、かつ前記計算値が予め設定された値以下である場合に、前記字幕を表示することを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、前記字幕を表示した後に、正常な映像のキーフレームを受信した場合は、字幕と共に当該映像を表示することを特徴とする。
また、本発明による放送受信装置は、前記制御手段が、前記放送番組の切り替わりのタイミングを、受信した放送番組のEIT(Event Information Table)に含まれる番組開始時間及び継続時間によって検出することを特徴とする。
本発明を放送受信装置として説明したが、本発明はこれらに実質的に相当する方法としても実現し得るものであり、本発明には、放送受信方法も包含される。すなわち、本発明による放送受信方法は、放送番組を受信して番組を画面に表示する放送受信方法において、前記受信した放送番組の切り替わりのタイミングを検出するステップと、前記タイミングにて放送番組を正しく表示できない場合に、当該切り替わりのタイミング以降は、表示していた放送番組の表示情報を消去するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、受信環境の悪化により放送波を正しく受信できない場合であっても、放送番組の切り替わりのタイミング以降は、表示中の放送番組の表示を消去するようにしたから、切り替わりのタイミングにおいて映像等の表示と音声の表示との不一致がなくなり、それによる不快感を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態による放送受信装置の構成を示すブロック図である。この放送受信装置1は、アンテナ10、制御部11、TV制御部12、分離部13、音声復号部14、映像復号部15、字幕処理部16、データ放送処理部17、表示更新管理部18、表示部19及びLCD20を備えている。
TV制御部12は、アンテナ10を介して放送波のRF(Radio Frequency)信号を受信する。また、制御部11から周波数(チャンネル)指定命令を入力し、受信したRF信号をチューニングする。具体的には、TV制御部12は、RF信号をチャンネル信号に周波数変換し、当該チャンネル信号を復調してMPEG(Moving Picture Coding Experts Group)のTS(Transport Stream:トランスポートストリーム)信号を生成する。また、TV制御部12は、放送波の復調時の復号エラーを検出し、当該復号エラーを表示更新管理部18に出力する。
分離部13は、TV制御部12からTS信号を入力し、TS信号内のパケットIDに基づいて、音声パケット、映像パケット、字幕パケット、データ放送パケット等を検出し、それぞれのパケットを分離して音声データ、映像データ、字幕データ、データ放送等を生成する。そして、分離部13は、音声データを音声復号部14に出力し、映像データを映像復号部15に出力し、字幕データを字幕処理部16に出力し、データ放送をデータ放送処理部17に出力する。また、EITを表示更新管理部18に出力する。ここで、EITとは、地上デジタル放送における各サービスの番組情報をいい、番組のジャンル、開始時刻、継続時刻等が含まれる。
音声復号部14は、分離部13から音声データが入力され、音声データを復号して図示しないスピーカに出力する。映像復号部15は、分離部13から映像データが入力され、画面表示用の映像データを復号して表示部19に出力する。また、映像データの復号時のエラーを検出し、当該映像エラーを表示更新管理部18に出力する。字幕処理部16は、分離部13から字幕データが入力され、画面表示用の字幕データを生成して表示部19に出力する。また、字幕データの生成時のエラーを検出し、当該字幕エラーを表示更新管理部18に出力する。データ放送処理部17は、分離部13からデータ放送が入力され、画面表示用のデータ放送を生成して表示部19に出力する。また、データ放送処理部17は、入力されたデータ放送に含まれるスクリプトを処理する。また、画面表示用のデータ放送の生成時においてエラーを検出し、当該データ放送エラーを表示更新管理部18に出力する。
表示更新管理部18は、分離部13から入力されるEITと、TV制御部12から入力される復号エラーと、映像復号部15から入力される映像エラーと、字幕処理部16から入力される字幕エラーと、データ放送処理部17から入力されるデータ放送エラーとにより、表示部19に対する表示更新の管理を行い、画面表示のための種々の表示指令を表示部19に出力する。
表示部19は、映像復号部15から画面表示用の映像データを、字幕処理部16から画面表示用の字幕データを、データ放送処理部17から画面表示用のデータ放送を、表示更新管理部18から画面表示のための種々の表示指令をそれぞれ入力され、当該表示指令に基づいて、入力した映像データ、字幕データ及びデータ放送から画面イメージを作成し、当該画面イメージをLCD20の画面に表示する。
制御部11は、受信したRF信号をチューニングするタイミングを示す周波数指定命令をTV制御部12に出力する等、放送受信装置1の全体を統括制御するための処理を行う。
図2は、番組等のサービスの切り替わりにおいて、映像、字幕、データ放送を表示しない手順を示すフローチャート図である。地上デジタル放送において、データ放送にはEITというデータが含まれており、このEITのデータには番組の開始時刻及び継続時刻が含まれている。そこで、表示更新管理部18は、アンテナ10、TV制御部12及び分離部13経由でEITを受信すると(ステップS21)、当該EITから番組の開始時刻及び継続時刻を取得し(ステップS22)、番組の終了時刻を計算する(ステップS23)。そして、表示更新管理部18は、終了時刻になったか否かをチェックし(ステップS24)、終了時刻でない場合は、処理をステップ21に移行する。この終了時刻が、番組等のサービスの切り替わりのタイミングとなる。
TV制御部12や映像復号部15は、復調時や復号時の復号エラーや受信したデータのエラー等を検出して放送波を正常に表示することができないと判断した場合に、エラーを表示更新管理部18に出力する。表示更新管理部18は、TV制御部12からエラーが入力されると、エラー中であると判断する。そして、エラー中であり、かつ番組の終了時刻である場合に(ステップS25)、現在表示している映像、データ放送及び字幕の表示をブルーバックにするための表示指令を表示部19に出力する(ステップS26)。表示部19は、表示更新管理部18からブルーバックの表示指令が入力されると、LCD20の表示をブルーバックにする。この場合、映像、データ放送及び字幕の全ての表示をブルーバックにしてもよいし、少なくとも一つの表示をブルーバックにしてもよい。ここで、ブルーバックの表示とは、LCD20の表示データを画面に表示しないように消去することをいう。
図3は、番組等のサービスの切り替わりにおいて、映像、字幕、データ放送を消去する手順、及び消去後の第1の表示手順を示すフローチャート図である。図3に示すステップ31〜36の各処理は図2に示したステップ21〜26の各処理と同様であるから、ここでは説明を省略する。LCD20の表示をブルーバックにする処理(ステップS36)の後において、表示更新管理部18は、映像復号部15、字幕処理部16またはデータ放送処理部17からエラーを入力しない場合、すなわち映像、字幕またはデータ放送を正常に受信している場合は、それぞれについて表示部19を介してLCD20の表示の消去は行わない。すなわち、表示更新管理部18は、正常に受信しているデータについては、表示部19を介してLCD20に、当該データの表示を行う。この場合、当該データの表示と音声の再生とは一致しているから、番組等のサービスの切り替わりの後において、ユーザに与える不快感を低減することができる。
表示更新管理部18は、ステップ36においてLCD20の表示をブルーバックにした後(ブルーバックにする表示指令を出力した後)、映像復号部15に対して、最初のキーフレームにおいて映像データを完全に受信できなくても、受信したマクロブロックまで復号・表示するための指令を出力する。映像復号部15は、当該指令が入力されると、最初に受信したキーフレームについて(ステップS37)、正常に受信したマクロブロックまで復号し(ステップS38)、表示部19は、マクロブロックまでの映像をLCD20に表示する(ステップS39)。この場合、ユーザは番組の雰囲気を把握することができるから、番組等のサービスの切り替わりの後において、ユーザに与える不快感を低減することができる。
ここで、マクロブロックとは、元の映像データをN×N領域に分割した場合における、その領域毎の情報をいう。マクロブロック単位に映像の符号化が施され、また、マクロブロック単位に映像の復号が施される。
尚、放送受信装置1は、ブルーバックする処理(ステップS36)の前に次の番組のキーフレームを受信している場合には、当該ブルーバックの表示処理は行わず、最初に受信したキーフレームのうち、正常に受信したマクロブロックまでデコードして表示するようにしてもよい。ブルーバック処理の後には、キーフレームでない映像データについては復号及び表示をせず、必ずキーフレームから復号及び表示を行う。
図4は、番組等のサービスの切り替わりにおいて、映像、字幕、データ放送を消去する手順、及び消去後の第2の表示手順を示すフローチャート図である。図4に示すステップ41〜47、49−1及び49−2の各処理は図3に示したステップ31〜39の各処理と同様であるから、ここでは説明を省略する。表示更新管理部18は、ステップ46においてLCD20の表示をブルーバックにした後、映像復号部15に対して、最初のキーフレームにおいて映像データを完全に受信できなくても、受信したマクロブロックまで復号・表示するための指令を出力する。映像復号部15は、当該指令が入力されると、最初に受信したキーフレームについて(ステップS47)、正常に受信したマクロブロックの数を計算し、その数値が予め設定されたM個以上の場合に(ステップS48)、正常に受信したマクロブロックまで復号し(ステップS49−1)、表示部19は、そのマクロブロックまでの映像をLCD20に表示する(ステップS49−2)。前記数値がM個よりも小さい場合は、映像復号部15は復号処理を行わず、表示部19は表示処理を行わない。この場合、正常に受信できたマクロブロックの数によって映像の表示の可否を決定し、予め設定されたM個以上の場合に表示するようにしたから、ユーザは番組の雰囲気を一層把握することができ、番組等のサービスの切り替わりの後において、ユーザに与える不快感を低減することができる。
尚、映像復号部15は、キーフレームのマクロブロックがM個以上になるまで、キーフレームを待ち続けるようにしてもよい。また、キーフレームではない映像データについては、復号及び表示をしない。この状態で正常に受信できるようになった場合は、表示部19は、映像、データ放送または字幕を表示する。
図5は、番組等のサービスの切り替わりにおいて、映像、字幕、データ放送の消去後の第3の表示手順を示すフローチャート図である。表示更新管理部18は、表示部19を介してLCD20の表示をブルーバックにした後、字幕処理部16からエラーが入力されていない場合に(ステップS51)、字幕表示指令を表示部19に出力し、表示部19は映像の代わりに字幕を映像表示領域に表示する(ステップS52)。また、表示更新管理部18は、表示部19を介してLCD20の表示をブルーバックにした後、データ放送処理部17からエラーが入力されていない場合に、データ放送表示指令を表示部19に出力し、表示部19は映像の代わりにデータ放送を映像表示領域に表示する。この場合、正常に受信できた字幕またはデータ放送を表示するようにしたから、番組等のサービスの切り替わりの後において、ユーザに与える不快感を低減することができる。
尚、放送受信装置1は、ブルーバックする処理の前に次の番組の字幕データを受信している場合には、当該ブルーバックする処理を行わないようにしてもよい。また、ステップ51において、字幕処理部16からエラーが入力された場合には字幕表示を行わない。この状態で正常に受信できるようになった場合は、映像、データ放送及び字幕をLCD20に表示する。
図6は、番組等のサービスの切り替わりにおいて、映像、字幕、データ放送の消去後の第4のフローチャート図である。図6に示すステップ61,62の各処理は図5に示したステップ51,52の各処理と同様であるから、ここでは説明を省略する。映像復号部15が映像のキーフレームを正常に受信し復号できるようになった場合(ステップS63)、表示更新管理部18は、表示部19を介して、字幕を表示している場合は、現在表示している字幕を映像とは別の場所である字幕表示領域に表示し(ステップS64)、映像を映像表示領域に表示する(ステップS65)。この場合、ユーザは、字幕を読んでいる最中に字幕が消去されることがないから、番組等のサービスの切り替わりの後において、ユーザに与える不快感を低減することができる。
図8は、図3のフローチャートに対応した画面表示及び音声再生の例を示す図である。受信状態が悪いため、正常に受信/復号できないエラーが発生した場合に、放送受信装置1は、エラー前に最後に表示した映像を維持し、番組の切り替わり時に、表示をブルーバックにしてニュースの画像を消去する。そして、放送受信装置1は、映像のキーフレームの受信を待って、正常にキーフレームを受信しなくても、受信したマクロブロックまで復号して表示する。そして、キーフレームを受信した後には、正常にキーフレームを受信するまで、受信したマクロブロックの映像の表示をそのままにしておく。この場合、同様にキーフレームを受信した後には、正常にキーフレームを受信しなくても、受信したマクロブロックまで復号して表示するようにしてもよい。このような表示によりドラマの映像が表示されるから、映像が全く表示されないことによる不快感を低減することができる。
図9は、図6のフローチャートに対応した画面表示及び音声再生の例を示す図である。受信状態が悪いため、正常に受信/復号できないエラーが発生した場合に、放送受信装置1は、正常に字幕データを受信すると、映像を表示する領域に字幕を表示する。この状態のときに、放送受信装置1は、映像のキーフレームを受信すると、映像を表示する領域にその映像を表示し、字幕を別の領域に表示する。このような表示により、ドラマの映像を受信できなくても字幕が表示されるから、映像が全く表示されないことによる不快感を低減することができる。また、映像の表示と共に字幕を消去するのではなく、字幕を別の領域に表示するようにしたから、字幕を読んでいる途中のユーザは字幕を読み続けることができるので、字幕を読む場合の不快感をなくすことができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神及び意図を逸脱しない限り、種々変形が可能である。例えば、上記実施の形態では放送受信装置1を例にして説明したが、移動型の携帯端末装置にも適用することができる。
また、上記実施の形態では、表示更新管理部18は、EITから番組の開始時刻及び継続時刻を取得し、番組の終了時刻を計算し、当該終了時刻を番組の切り替えタイミングとして扱うようにしたが、映像のキーフレームを受信したタイミングを番組の切り替えタイミングとして扱うようにしてもよい。また、字幕データまたはデータ放送を受信したタイミング、すなわち字幕処理部16またはデータ放送処理部17においてエラーが発生することなく画面表示用のデータを生成したタイミングを、番組の切り替えタイミングとして扱うようにしてもよい。
本発明の実施の形態による放送受信装置の構成を示すブロック図である。 映像、字幕、データ放送を表示しない手順を示すフローチャート図である。 映像、字幕、データ放送を消去する手順、及び消去後の第1の表示手順を示すフローチャート図である。 映像、字幕、データ放送を消去する手順、及び消去後の第2の表示手順を示すフローチャート図である。 映像、字幕、データ放送の消去後の第3の表示手順を示すフローチャート図である。 映像、字幕、データ放送の消去後の第4の表示手順を示すフローチャート図である。 従来の放送受信装置における画面表示及び音声再生の例を示す図である。 図3のフローチャートに対応した画面表示及び音声再生の例を示す図である。 図6のフローチャートに対応した画面表示及び音声再生の例を示す図である。
符号の説明
1 放送受信装置
10 アンテナ
11 制御部
12 TV制御部
13 分離部
14 音声復号部
15 映像復号部
16 字幕処理部
17 データ放送処理部
18 表示更新管理部
19 表示部
20 LCD

Claims (10)

  1. 放送番組を受信する放送受信手段と、
    受信した放送番組を表示する表示手段と、
    前記放送番組の切り替わりのタイミングを検出し、前記タイミングにて放送番組を正しく表示できない場合に、当該切り替わりのタイミング以降は、前記表示手段に表示していた放送番組の表示情報を消去する制御手段とを備えたことを特徴とする放送受信装置。
  2. 請求項1に記載の放送受信装置において、
    前記消去する表示情報を、映像、データ放送または字幕とすることを特徴とする放送受信装置。
  3. 請求項1または2に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、前記表示情報を消去した後に、映像のキーフレームを受信した場合は当該映像を表示し、字幕を受信した場合は当該字幕を表示し、データ放送を受信した場合はデータ放送を表示することを特徴とする放送受信装置。
  4. 請求項1または2に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、前記表示情報を消去した後に、映像のキーフレームの正常な映像のマクロブロックを表示することを特徴とする放送受信装置。
  5. 請求項4に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、正常な映像のマクロブロックの数を計算し、当該数に基づいて正常な映像のマクロブロックを表示することを特徴とする放送受信装置。
  6. 請求項1または2に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、表示情報を消去した後に、映像のキーフレームが異常であって字幕が正常である場合は当該字幕を表示することを特徴とする放送受信装置。
  7. 請求項6に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、表示情報を消去した後に、正常な映像のマクロブロックの数を計算し、映像のキーフレームが異常であって字幕が正常であり、かつ前記計算値が予め設定された値以下である場合に、前記字幕を表示することを特徴とする放送受信装置。
  8. 請求項7に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、前記字幕を表示した後に、正常な映像のキーフレームを受信した場合は、字幕と共に当該映像を表示することを特徴とする放送受信装置。
  9. 請求項1から8までのいずれか一項に記載の放送受信装置において、
    前記制御手段は、前記放送番組の切り替わりのタイミングを、受信した放送番組のEIT(Event Information Table)に含まれる番組開始時間及び継続時間によって検出することを特徴とする放送受信装置。
  10. 放送番組を受信して番組を画面に表示する放送受信方法において、
    前記受信した放送番組の切り替わりのタイミングを検出するステップと、
    前記タイミングにて放送番組を正しく表示できない場合に、当該切り替わりのタイミング以降は、表示していた放送番組の表示情報を消去するステップとを有することを特徴とする放送受信方法。
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