JP2008160749A - テレビジョン受信装置および字幕表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビジョン放送の番組を利用者が移動して視聴中に、得られる情報の欠落を極力回避できるようにする。
【解決手段】この映像表示システムは、テレビジョン放送を受信及び復調する受信部1と、復調されたテレビジョン放送の受信信号から映像データ、音声データ、字幕データを分離する分離部2と、映像データ、音声データ、字幕データから映像信号、音声信号、字幕情報をそれぞれ復号する復号部3、4、5と、映像および字幕を表示するための画面を有する映像表示ユニット7と、映像または音声が正しく復号されない状態が発生した場合、受信された字幕を画面へ出力するよう復号部3を制御する制御ユニット9とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばテレビジョン放送のコンテンツを視聴するためのテレビジョン受信装置および字幕表示方法に関する。
現在、テレビジョン放送には、映像及び音声などの主情報に加えて字幕情報等の補助情報が含まれているが、このような補助情報をどのように利用するかが今後の課題となっている。
例えばテレビジョン放送は、アナログ方式およびデジタル方式(BSデジタル放送、CSデジタル放送、地上デジタル放送)にかかわらず、多くの番組で映像・音声の他に字幕情報も伝送されており、音声を出力しなくても、視聴者は、テレビ画面に表示される字幕を読むことにより、番組の内容をある程度理解することができる。
また、地上ワンセグメント放送、いわゆるワンセグ放送を受信する機能を備えた携帯TV受信機(例えばTV受信対応の携帯電話装置、携帯テレビチューナーなど)を電車などの交通機関で利用する場面が多くある。
昨今、このように公共の交通機関では、音声をスピーカーより出力する事が許されないケースが多く、イヤホン等を持ち合わせていない場合、消音した映像のみの表示では、番組の内容が理解できず、利用価値が大幅に低くなってしまう。
また、交通機関では、移動に伴ない受信環境が刻々と変化するため、テレビジョン放送の受信条件としては極めて悪条件といえる。
従来の技術としては、例えばTV受信対応の携帯電話機などにおいて、利用者がTV番組視聴時に、1回の操作で音声出力をOFFにするマナーモードボタンが設けられており、このマナーモードボタンに連動させて字幕を画面出力する技術がある(例えば特許文献1参照)。
特開2006−173970公報
上記先行技術の場合、利用者がマナーモードボタンを押さない限り、字幕が表示されず、公共機関以外の移動体で音声を出しながら番組を視聴中に電波の受信状態の変化によって音声や映像が途切れ途切れ(雑音が混じるなど)になる場合には対応できず、情報を聞き逃したり見逃すという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、テレビジョン放送のコンテンツを利用者が移動して視聴中に、得られる情報の欠落を極力回避することができるテレビジョン受信装置および字幕表示方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明のテレビジョン受信装置は、テレビジョン放送を受信し、受信されたテレビジョン放送の信号から映像、音声、字幕情報を抽出するテレビ放送受信ユニットと、前記映像および字幕情報を表示するための画面を有する映像表示ユニットと、前記音声を出力する音声出力ユニットと、周囲の環境を検出することにより視聴環境の悪化と判定する判定部と、前記判定部により視聴環境の悪化と判定された場合、前記字幕情報を前記画面へ出力するよう前記テレビ放送受信部を制御する制御部とを具備することを特徴とする。
本発明の字幕表示方法は、テレビジョン受信装置の画面に字幕を表示する字幕表示方法において、前記テレビジョン受信装置が受信したテレビジョン放送の信号から映像、音声、字幕情報を抽出するステップと、周囲の環境を検出することにより視聴環境の悪化と判定するステップと、視聴環境の悪化と判定した場合、前記テレビジョン受信装置が前記字幕情報を検出するステップと、検出した字幕情報を前記テレビジョン受信装置が前記画面へ出力するステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、テレビジョン放送のコンテンツを利用者が移動して視聴中に、得られる情報の欠落を極力回避することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一つの実施形態に係る携帯型テレビジョン受信装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この携帯型テレビジョン受信装置は、アンテナ1aが接続されたテレビ放送受信ユニット6(受信部1、分離部2、復号部3、4、5)、映像出力ユニット7、音声出力ユニット8、制御ユニット9、記憶ユニット10と、入力ユニット11、バイブレータ12を備える。
この携帯型テレビジョン受信装置は、例えばテレビジョン放送受信機能を有する携帯電話機などである。この他、この携帯型テレビジョン受信装置には、電話の通話機能及び電子メールの送受信機能、マナーモード機能等が備えられている。
マナーモード機能は、電話及びメールが着信したとき消音し、バイブレータ12の振動動作で報知する携帯電話の機能である。このマナーモード機能は、利用者により設定操作がなされることで有効になる。マナーモード機能は、バイブレータ12の振動動作で報知することを行わない設定にもできる。
受信部1は、テレビジョン放送の放送波をアンテナ1aを介して受信するチューナー部と受信されたRF信号からMPEG−2 TSの圧縮符号化データを復調する。分離部2は、受信部1により受信及び復調されたMPEG−2 TSの圧縮符号化データから映像データ、音声データ、字幕データを分離する。
復号部3は、分離された字幕データ(圧縮符号化データ)から字幕情報(テキストデータ)を復号する。復号部4は、映像データ(圧縮符号化データ)から映像信号を復号する。
復号部5は、音声データ(圧縮符号化データ)から音声信号を復号する。映像表示ユニット7は、映像および字幕を表示するための画面を有している。音声出力ユニット8は、音声を出力する。
テレビ放送受信ユニット6は、デジタル放送を受信すると、MPEG−2 TS(トランスポートストリーム)を生成する。MPEG−2 TSでは、マルチプログラムのES(エレメンタリーストリーム)をそれぞれPID(パケット識別子)で割り振っている。ESは、オーディオやビデオのデータをMPEG−2で圧縮符号化したデータである。
テレビ放送受信ユニット6は、PIDをチェックすることで、ESよりビデオデータ、オードディオデータ、字幕データ、BMLデータ等のプログラムデータやシステムデータを分離する。システムデータには、PSI(番組特定情報)、PCR(プログラム時刻基準値)、STC(システム基準時間)などが含まれる。
PSIには、PAT(プログラムアソシエーションテーブル)、PMT(プログラムマップテーブル)、NIT(ネットワークインフォメーションテーブル)、CAT(コンディションアクセステーブル)等がある。STCは、制御ユニット9により参照されてオーディオ・ビデオの同期がとられる。
PMTは、プログラムを構成するオーディオ・ビデオ等のデータを管理するための情報である。このPMTによりテレビ放送受信ユニット6は、ESのPIDを取得し、オーディオ、ビデオ、字幕等のデータを復号することができる。
すなわち、テレビ放送受信ユニット6は、テレビジョン放送を受信し、受信されたテレビジョン放送の信号から映像信号、音声信号、字幕情報(テキストデータ)を抽出する。
映像出力ユニット7は、映像出力ユニット7は、例えばLCD等のディスプレイとその駆動回路等を有しており、入力された映像および字幕情報(テキストデータ)をディスプレイの画面に表示する。音声出力ユニット8は、例えばアンプ、スピーカー、イヤホン端子等から構成されており、入力された音声信号を増幅し音声を出力する。
入力ユニット11は、テンキー、機能キーなどのキー操作部、マイクロフォンなどの音声入力装置で構成される。入力ユニット11は、利用者によるキー入力を受け付け、制御ユニット9に伝達する。機能キーとしては、例えばマナーモードボタン、音量調整ボタンなどがある。
マナーモード機能が有効になっていない状態、つまりマナーモードが設定されていない状態でマナーモードボタンを1秒以上長押しすることで、制御ユニット9はマナーモード機能を有効にする。具体的には、記憶ユニット10のマナーモード機能設定フラグを立てる。その後、同様の操作を行うことで、マナーモードを解除できる。マナーモードボタンは、テンキーと共用しても良い。
バイブレータ12は、制御ユニット9から出力された制御信号により制御されてバイブレーション動作(振動動作)を行う。なお図面上の点線は、制御信号を示し、実線は、映像、音声、字幕などの信号、データの流れを示す。
記憶ユニット10には、テレビジョン放送の受信状態、映像および音声のうち少なくとも一つの出力状態を比較判定するための閾値や機能設定フラグが記憶(設定)されている。また記憶ユニット10には、制御ユニット9によってこの装置の各動作機能の設定フラグが記憶(設定)される。例えばマナーモード機能を有効・無効にするフラグ、音量レベルのフラグ等である。音量レベルは「0」〜「30」等に区分され、現在の音量状態にフラグが付される。
制御ユニット9は、テレビジョン放送の受信状態、映像および音声のうち少なくとも一つの出力状態と、予め記憶ユニット10に設定された閾値とを比較して、いずれかの状態が閾値を下回った場合、視聴環境の悪化と判定する判定部として機能する。制御ユニット9は、例えば電波の受信レベルが予め設定された所定の値よりも低くなった場合、視聴環境の悪化と判定する。また、制御ユニット9は、周囲の雑音のレベルが予め設定された所定の値よりも大きくなった場合、視聴環境の悪化と判定する。
すなわち、制御ユニット9は、周囲の環境を検出することにより視聴環境の悪化を判定する。
制御ユニット9は、音声出力ユニット8から出力される音声の音量が無音状態になるよう調整された場合、つまり入力ユニット11の音量調整ボタンが操作されて音量レベルが「0」に調整された場合に、字幕情報を画面へ出力するようテレビ放送受信ユニット6を制御する制御部として機能する。
制御ユニット9は、視聴環境の悪化と判定された場合、テレビ放送受信ユニット6により抽出される字幕情報の有無を検出する検出部として機能する。
また、制御ユニット9は、視聴環境の悪化と判定された場合、字幕情報を映像出力ユニット7の画面へ出力するようテレビ放送受信ユニット6の復号部3を制御する制御部として機能する。視聴環境の悪化は、電波の受信状態の悪化に限らず、例えば周囲の雑音をマイクロフォン(図示せず)で取り込んでいる中で、取り込んだ雑音のレベルが所定の値よりも大きくなった場合もあり、この場合も字幕情報を表示する。
すなわち、制御ユニット9は、映像または音声のうち少なくとも一方の受信状態または出力状態が、予め記憶部である記憶ユニット10に設定されていた閾値よりも悪化したか否かを判定し、映像または音声のうち少なくとも一方の状態が閾値よりも悪化した場合、字幕が受信されているか否かをチェックし、字幕が正常に受信されている場合、字幕を映像出力ユニット7の画面へ出力するよう復号部3を制御する。
映像出力ユニット7では、画面は、動画プレーン、静止画プレーン、文字図形プレーン、字幕プレーンなどの複数のプレーンを重ねて構成されている。字幕プレーンは、一番手前のプレーンであるため、他のものは字幕の表示位置によっては隠される可能性がある。逆に、他のプレーンに表示されていても、字幕だけは隠されることなくすべてが表示されるため、情報として読めないところはない。
以下、図2乃至図4を参照してこの携帯型テレビジョン受信装置の動作を説明する。
まず、図2のフローチャートを参照して自動字幕表示を行う第1動作について説明する。
この場合、利用者がこの携帯型テレビジョン受信装置のテレビ受信機能を動作させて、テレビジョン放送のある番組を視聴しながら移動中に、電波の受信状態が悪くなり、音声をデコード出力できない状態になることがある。
この装置の場合、制御ユニット9は、テレビ放送受信ユニット6の受信部1により受信されたテレビジョン放送の受信信号の受信状態、デコード状態または音声出力状態を、常にチェックしており(図2のS101)、音声デコード可能か否かを判定する(S102)。
テレビ放送受信ユニット6では、受信部1により復調された信号が分離部2によって映像データ、音声データ、字幕データ、システムデータなどに分離および抽出され、それぞれの復号部3,4,5によって復号されるが、この際、制御ユニット9は、それぞれのデータの復号状況から受信状態を判定する。
例えば電波の受信状態が悪いと、音声データをデコードして正しい音声信号を出力できない状態になり(S102のNo)、音声出力ユニット8では無音や出力した音声に雑音が載る、雑音だらけになるといった状態になる。
制御ユニット9は、記憶ユニット10に予め記憶されていた閾値と音声データのデコードエラーの値、または出力された音声信号の音声レベル(アナログ値)を比較してそのレベルが閾値を下回った場合、視聴環境が悪化したものと判定し、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を停止(スピーカ出力をオフ)させる(S103)。なお、受信状態の悪化判定には、音声信号ではなく雑音のレベルを検出し、その値が閾値を上回った場合としても良い。
次に、制御ユニット9は、分離部2により抽出されたシステムデータのPMTの内容から視聴している番組(プログラム)に字幕情報が送出されているかどうか、つまり字幕データが受信されているか否かを調べる(S104)。
この調査の結果、字幕データが受信されている場合(S104のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データを復号(デコード)して映像表示ユニット7の画面に出力させる(S105)。なお字幕データが受信されている場合とは、字幕データが正常に復号(デコード)できた場合である。
その後、電波の受信状況が改善し、音声デコードが可能になった場合、制御ユニット9は、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を再開(スピーカ出力をオン)させる(S106)。
続いて、制御ユニット9は、字幕が画面上に出力されているか否かを調べる(S107)。この調査の結果、字幕が画面上に出力されている場合(S107のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データの復号(デコード)を停止、つまり字幕を映像表示ユニット7の画面に出力するのを停止する(S108)。
次に、図3のフローチャートを参照して上記自動字幕表示動作に以下の動作を組み合わせた第2動作例について説明する。
自動字幕表示動作中(図3のS200)、制御ユニット9は、利用者のキー入力操作で入力ユニット11が利用者からの指示を受け付けることを常に監視しており(S201)、例えば音声出力の増減を行うための機能キー、つまり音量調整ボタンが操作され、音量レベルが「0」にされた場合(S202のYes)、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を停止(スピーカ出力をオフ)させる(S203)。
次に、制御ユニット9は、分離部2により抽出されたシステムデータのPMTの内容から視聴している番組(プログラム)に字幕情報が送出されているかどうか、つまり字幕データが受信されているか否かを調べる(S204)。
この調査の結果、字幕データが受信されている場合(S204のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データを復号(デコード)して映像表示ユニット7の画面に出力させる(S205)。なお字幕データが受信されている場合とは、字幕データが正常に復号(デコード)できた場合である。
その後、音量調整ボタンが調整された場合(S201)、制御ユニット9は、調整に応じて、記憶ユニット10の音量レベルの機能設定フラグを変化させる。すると、制御ユニット9は、音量レベルが「0」から別の値へ変化したことで(S202のYes)、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を再開(スピーカ出力をオン)させる(S206)。
続いて、制御ユニット9は、字幕が画面上に出力されているか否かを調べる(S207)。この調査の結果、字幕が画面上に出力されている場合(S207のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データの復号(デコード)を停止、つまり字幕を映像表示ユニット7の画面に出力するのを停止する(S208)。
次に、図4のフローチャートを参照して上記自動字幕表示動作に以下の動作を組み合わせた第3動作例について説明する。
自動字幕表示動作中(図4のS300)、制御ユニット9は、利用者のキー入力操作で入力ユニット11が利用者からの指示を受け付けることを常に監視しており(S301)、例えばマナーモードボタンがオン操作された場合(S301のYes)、記憶ユニット10の機能設定フラグを参照してマナーモード機能が有効か否かを判定する。つまり、マナーモードの状態か否かを判定する(S302)。
この判定の結果、マナーモードの状態でない場合(S302のNo)、制御ユニット9は、記憶ユニット10のマナーモード機能の設定フラグを立てる(マナーモードを有効にする)と共に、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を停止(スピーカ出力をオフ)させる(S303)。
次に、制御ユニット9は、分離部2により抽出されたシステムデータのPMTの内容から視聴している番組(プログラム)に字幕情報が送出されているかどうか、つまり字幕データが受信されているか否かを調べる(S304)。
この調査の結果、字幕データが受信されている場合(S304のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データを復号(デコード)して映像表示ユニット7の画面に出力させる(S305)。なお字幕データが受信されている場合とは、字幕データが正常に復号(デコード)できた場合である。
その後、マナーモードボタンが再度オンされた場合(S301のYes)、制御ユニット9は、マナーモード状態をチェックし(S302)、この場合はマナーモード機能が有効になっているので(S302のYes)、マナーモード機能の設定フラグを消去する(マナーモードの設定を解除する)と共に、復号部5または音声出力ユニット8を制御して音声出力を再開(スピーカ出力をオン)させる(S306)。
続いて、制御ユニット9は、字幕が画面上に出力されているか否かを調べる(S307)。この調査の結果、字幕が画面上に出力されている場合(S307のYes)、制御ユニット9は、復号部3を制御して字幕データの復号(デコード)を停止、つまり字幕を映像表示ユニット7の画面に出力するのを停止する(S308)。
このようにこの実施形態の携帯型テレビジョン受信装置によれば、電車や車などの交通機関で移動中に、この装置にて地上デジタル放送等のテレビジョン放送を視聴した際に、電波の受信状態または映像や音声の出力状態等が悪化した場合、同放送に送出されている字幕を画面に自動的に表示するので、利用者は、その字幕を読み取ることで、番組の内容をある程度理解できるようになり、携帯型テレビジョン受信装置のテレビジョン受信機能の利用価値を大幅に高めることができる。
なお、本願発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形してもよい。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の発明を構成できる。
例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
上記実施形態では、主に携帯電話機について説明したが、この他、受信環境が変化するような場所で利用するならば、固定機でも良く、また携帯電話機などの複合機器ではなく、地上デジタル放送専用の受信機、アナログ放送のテレビジョン受信機等に適用しても良い。
コンピュータの外部インターフェースであるUSB端子に接続するTVチューナーユニットやPCMCIAスロットなどに装着するTVチューナーカード等にも適用できる。
上記実施形態では、制御ユニット9は、視聴環境が悪化した場合、分離部2により抽出されたシステムデータのPMTの内容から、視聴している番組(プログラム)に字幕情報が送出されているかどうか、つまり字幕データが受信されているか否かを一旦調べたが、常に、字幕情報が放送されているような番組では、視聴環境が悪化した場合、テレビ放送受信ユニット6により抽出される字幕を直ちに画面に表示するようにしても良い。
本発明の一実施形態の携帯型テレビジョン受信装置の構成を示す図である。 携帯型テレビジョン受信装置の第1動作例を示すフローチャートである。 携帯型テレビジョン受信装置の第2動作例を示すフローチャートである。 携帯型テレビジョン受信装置の第3動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…受信部、1a…アンテナ、2…分離部、3,4,5…復号部、6…テレビ放送受信ユニット、7…映像出力ユニット、8…音声出力ユニット、9…制御ユニット、10…記憶ユニット、11…入力ユニット、12…バイブレータ。

Claims (6)

  1. テレビジョン放送を受信し、受信されたテレビジョン放送の信号から映像、音声、字幕情報を抽出するテレビ放送受信ユニットと、
    前記映像および字幕情報を表示するための画面を有する映像表示ユニットと、
    前記音声を出力する音声出力ユニットと、
    周囲の環境を検出することにより視聴環境の悪化を判定する判定部と、
    前記判定部により視聴環境の悪化と判定された場合、前記字幕情報を前記画面へ出力するよう前記テレビ放送受信部を制御する制御部と
    を具備することを特徴とするテレビジョン受信装置。
  2. 前記判定部は、前記テレビジョン放送の受信状態、前記映像および音声のうち少なくとも一つの出力状態と、予め設定された閾値とを比較して、いずれかの状態が閾値を下回った場合に、視聴環境の悪化と判定することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
  3. 前記制御部は、前記音声出力部から出力される音声の音量が無音状態になるよう調整された場合、前記字幕情報を前記画面へ出力するよう前記テレビ放送受信部を制御することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
  4. 利用者により設定操作がなされることで電話及びメールの着信音を消音するマナーモード機能を備え、
    前記制御部は、前記マナーモード機能が設定された場合、前記字幕情報を前記画面へ出力するよう前記テレビ放送受信部を制御することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
  5. 前記制御部は、前記判定部により視聴環境の悪化と判定された場合、前記テレビ放送受信ユニットにより抽出される字幕情報の有無を検出し、前記字幕情報が受信されていた場合に前記字幕情報を前記画面へ出力するよう前記テレビ放送受信部を制御することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受信装置。
  6. テレビジョン受信装置の画面に字幕を表示する字幕表示方法において、
    前記テレビジョン受信装置が受信したテレビジョン放送の信号から映像、音声、字幕情報を抽出するステップと、
    周囲の環境を検出することにより視聴環境の悪化を判定するステップと、
    視聴環境の悪化と判定した場合、前記テレビジョン受信装置が前記字幕情報を検出するステップと、
    検出した字幕情報を前記テレビジョン受信装置が前記画面へ出力するステップと
    を有することを特徴とする字幕表示方法。
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