JP2007201455A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源回路の電力効率を加味して供給電圧値を決定し、被電源供給回路と電源回路を合わせた半導体集積回装置全体の消費電力を削減する。
【解決手段】半導体集積回路1Eに対して電源回路1Cのレギュレータ回路11C及び21Cから電源電圧及び基板電圧を電力検知補正回路1Dを介して供給する。レジスタ13Dにはレギュレータの電力効率値が格納され、演算器14Dに各種検知情報と電力値を入力してレギュレータ回路11C及び21Cの電力値と電力効率を積算し、半導体集積回路1Eと電源回路1Cの電力和を出力する。LUT15Dには半導体集積回路1Eの各種検知情報に対応した最小電力実現情報が格納され、演算器14Dの出力と比較し、電力和が最小電力値になるようにレギュレータ回路11C及び21Cの基準電圧値を定める可変抵抗R1a及びR2aを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源回路から供給する電力の電力効率を加味して被電源供給回路へ適正な電圧を供給することにより、半導体集積回路装置全体の消費電力の削減を図る技術に関する。
半導体集積回路においては、多数の絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、MOSFETと略記する)が設けられるとともに、微細化プロセスによりチャネル長を短くし、ゲート酸化膜厚を薄くする等により高集積化や動作速度の向上が図られているが、閾値の低下や電力消費量に対するリーク電流の占める割合が大きくなっている点が問題となり、その対策が望まれている。
リーク電流を抑えるために、半導体集積回路で構成されるプロセッサやSOC(System On Chip)等では、DVS(Dynamic Voltage Scaling)技術により、電源回路から供給される電圧値をプロセッサやSOCの処理量の大きさに応じて動的に可変制御し、低消費電力化を実現している。
また、MOSFETの閾値やリーク電流はソース−基板間電圧やソース−ドレイン間電圧を調整することによりある程度制御できることは周知の事実であるが、近年の研究ではこのソース−基板電圧をある電圧値以下にすると、BTBT(Band To Band Tunneling)により、かえってリーク電流が増大することが指摘されている(例えば、非特許文献1参照)。
そこで、MOSFETのソースと基板の電圧が独立に制御される半導体集積回路において、内部に複数のMOSFETで構成されたモニター回路と、モニター回路の電流リークを検出するリーク電流検出装置と、モニター回路それぞれに異なる基板電圧を供給する基板生成装置を備え、リーク電流検出装置から出力されたデータを比較し、半導体集積回路の基板電圧値をモニター回路で最小のデータ値が検出された基板電圧値に変更する技術が特許文献1に提案されている。
特開2005−197411号公報 A.Keshavasrzi、他7名、"Effectiveness of Reverse Body Bias for Leakage Control in Scaled Dual Vt CMOS ICs"、ISLPED'01 PP207−211
DVS技術では半導体集積回路自身の電力が最小になるような電源電圧値を電源回路側に要求し、電源回路はその電圧値を半導体集積回路に供給する。しかしながら、半導体集積回路と電源回路の総電力を考えると必ずしも電力が最小にならない。なぜなら、電源回路の電力効率(電源変換効率)を考えると、供給電圧、供給電流によって電力効率は異なるからである。
その電力効率は、電源回路にレギュレータを使用した場合は約25〜50%であり、DC−DCコンバータを使用した場合は約25〜99%であり、非常に幅が広い。すなわち、半導体集積回路の消費電力を最小にしても、電源回路の供給する電圧と電流での電力効率が低いと、半導体集積回路と電源回路の総電力はかえって増大する。
また、微細化プロセスが進むに連れて、BTBT現象のためにソース-ドレイン間リーク電流よりもドレイン-基板間リークの方が顕著になるため、特許文献1に提案された基板電圧制御技術により半導体集積回路のドレイン電流を最小にするように基板電圧を印加しても、半導体集積回路と電源回路の総電力を考えると必ずしも電力が最小にならない。なぜなら、MOS基板の電圧値、基板電流によって電源回路の電源効率(出力電源電圧値に対する電力変換効率)は異なるからである。
本発明は上記問題点を解決するもので、電力効率を加味して電源回路から供給する電圧値を決定し、被電源供給回路と電源回路を合わせた全体としての消費電力を削減することができる半導体集積回路装置を提供することを目的とする。
本発明の半導体集積回路装置は、電源回路を有し、前記電源回路が供給する電力値と前記電源回路の電源効率値を用いて前記電源回路からの供給電圧を補正する。本構成により、電力効率を加味した半導体集積回路装置の低消費電力化が可能になる。
上記構成において、電源回路はレギュレータ回路である態様がある。これにより、半導体集積回路装置を小面積にすることができ、あまり電流を消費しない被電源供給回路に電力を供給する場合に低コスト化、低消費電力化を容易に実現することができる。
上記構成において、電源回路はDC−DCコンバータ回路である態様がある。これにより、電流消費量の大きい被電源供給回路に電力を供給する場合に対処することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、電源回路の電源供給線を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、電源回路の電源供給線に電力を供給する電源回路の第1のトランジスタの制御電圧を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電圧の電圧降下を起こすことなく、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、電源回路の電源供給線に挿入された第1のインダクスタンス素子に対して近接配置された第2のインダクスタンス素子を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電圧の電圧降下を起こすことなく、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、電源回路の電源供給線の電圧値と電源供給線に挿入された抵抗の値を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電圧の電圧降下を起こすことなく、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を用いて検知する態様がある。これにより、供給する電圧の電圧降下を起こすことなく、供給する電力を容易に求めることができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、電源回路の電源供給線の電圧値をデジタル値に変換して用いる態様がある。これにより、MOSで構成されるデジタル回路にデータを伝達することが可能となり、半導体集積回路装置を小面積化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値をデジタル値に変換して用いる態様がある。これにより、MOSで構成されるデジタル回路にデータを伝達することが可能となり、半導体集積回路装置を小面積化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値をデジタル値に変換して用いる態様がある。これにより、MOSで構成されるデジタル回路にデータを伝達することが可能となり、半導体集積回路装置を小面積化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を電圧値に変換して用いる態様がある。これにより、アナログ回路にデータを伝達することが可能となり、被電源供給回路の素子がバイポーラなどの場合にMOSを製造することが不要になり、半導体集積回路装置を低コスト化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を電圧値に変換して用いる態様がある。これにより、アナログ回路にデータを伝達することが可能となり、被電源供給回路の素子がバイポーラなどの場合にMOSを製造することが不要になり、半導体集積回路装置を低コスト化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記電源供給線の電圧値を周波数に変換して用いる態様がある。これにより、アナログ回路にデータを伝達することが可能となり、被電源供給回路の素子がバイポーラなどの場合にMOSを製造することが不要になり、半導体集積回路装置を低コスト化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を周波数に変換して用いる態様がある。これにより、アナログ回路にデータを伝達することが可能となり、被電源供給回路の素子がバイポーラなどの場合にMOSを製造することが不要になり、半導体集積回路装置を低コスト化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値は、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を周波数に変換して用いる態様がある。これにより、アナログ回路にデータを伝達することが可能となり、被電源供給回路の素子がバイポーラなどの場合にMOSを製造することが不要になり、半導体集積回路装置を低コスト化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力に電源回路の電源効率をミキシングする機能を備えた態様がある。これにより、供給電力に対する電源効率を加味することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値に電源回路の電源効率値を積算する機能をもつ演算器を備えた態様がある。これにより、供給電力に対する電源効率を積算することができる。
上記構成において、電源回路の出力電力値に応じた電源効率値を格納したレジスタを備えた態様がある。これにより、供給電力に対するそれぞれの電源効率値を格納することができ、要求された電源効率値を高速に出力することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電力値と電源回路の出力電力値に応じた電源効率値を格納したレジスタの値とを乗算する乗算器を備えた態様がある。これにより、供給電力に応じた電源効率値を高速に積算でき、結果を出力できる。
上記構成において、前記演算器の出力値が最小になる電源回路の出力電力値の情報を出力するLUTを備えた態様がある。これにより、電源効率を加味した最小電圧値を高速に決定することができる。
上記構成において、前記演算器の出力値が最小になるように電源回路の出力電圧値をシーケンシャルに補正する探索機能手段を備えた態様がある。これにより、電源効率を加味した最小電圧値を小面積で実現できる。
上記構成において、前記探索機能手段は、第1段階で前記演算器の出力値を粗く補正し、第2段階で前記演算器の出力値の精度を細かく補正する態様がある。これにより、LUTを用いるよりも小面積化が可能であり、ある程度早期に各供給電圧を電力効率を加味して最適化することができ、最終的に高精度に半導体集積回路装置全体を低消費電力化することができる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値は上限値と下限値が設定されている態様がある。これにより、被電源供給回路への過剰もしくは過小な電圧印加を未然に防ぐことができる。
上記構成において、前記上限値及び下限値は被電源供給回路からの情報で決定される態様がある。これにより、電力供給先の半導体集積回路への過剰もしくは過小な電圧印加を未然に高精度に防ぐことができる。
上記構成において、電源回路の出力は複数であり、その複数の出力から供給されるそれぞれの電力と電源効率をそれぞれミキシングした値を加算する加算手段を備えた態様がある。これにより、被電源供給回路へのそれぞれの印加電圧値の最適化ができ、半導体集積回路装置を高精度に低消費電力化することができる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記レギュレータ回路のリファレンス電流源を調整する態様がある。これにより、電力効率の良い電圧補正が可能となる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記レギュレータ回路のリファレンス電圧源を調整する態様がある。これにより、従来のリファレンス電圧を兼用することができ、小面積で電圧補正が可能となる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記DCーDCコンバーターのLC部の素子特性を調整する態様がある。これにより、電圧補正範囲の自由度が向上し、より電力効率の良い電圧補正が可能となる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記DCDCコンバーターの発振器の入力周波数を調整する態様がある。これにより、従来の発振器を兼用することができ、小面積で電圧補正が可能となる。
上記構成において、電源回路の電力供給先は半導体集積回路である態様がある。これにより、電源回路と半導体集積回路全体の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路の電力供給先は半導体集積回路の電源である態様がある。これにより、半導体集積回路がDVS制御される際の電源回路と半導体集積回路全体の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、半導体集積回路装置を通信装置、情報再生装置、画像表示装置、電子装置、電子制御装置、移動体のいずれかに用いる態様がある。これにより、半導体集積回路を種々の分野に応用することが可能となる。
上記構成において、電源回路の電力供給先は半導体集積回路の基板電圧である態様がある。これにより、半導体集積回路が基板制御される際の電源回路と半導体集積回路全体の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路の電力供給先は半導体集積回路の電源及び基板電圧である態様がある。これにより、半導体集積回路がDVS及び基板制御される際の電源回路と半導体集積回路全体の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、電源回路の複数の出力から供給されるそれぞれの電力と電源効率をそれぞれ乗じた値が最小になるようにそれぞれの供給電圧を制御する態様がある。これにより、電源回路とそれぞれの被電源供給回路との全体の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路からの供給電圧を補正する手段は、電源回路の出力の一を順次選択し、選択した出力以外の出力の供給電圧を固定し、選択した出力の供給電圧を最小電圧から最大電圧まで変化させる操作を繰り返し、電源回路の複数の出力から供給されるそれぞれの電力と電源効率をそれぞれ乗じた値の和が最小になるようにそれぞれの供給電圧を制御する態様がある。これにより、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力の最小値を小面積で実現することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路のスタンバイ遷移時に供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路のストップ遷移時に供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路の動作周波数が変化したときに供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路の活性化率が変化したときに供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路の電圧値が変化したときに供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、被電源供給回路の半導体集積回路が温度変化したときに供給電圧の補正を開始する態様がある。これにより、被電源供給回路の電力削減が必要なときにのみ動作することが可能となり、電源回路と半導体集積回路を合わせた全体電力を時系列で削減することが可能となる。
上記構成において、電源供給線において電源回路の近端及び遠端に電圧値検知回路が接続されている態様がある。これにより、電圧値の差分により消費電流を検知することが可能となる。
上記構成において、前記演算器は電源回路内に位置する態様がある。これにより、電源回路の電力をより削減することが可能となる。
上記構成において、前記レジスタファイルに格納された値は、電源回路の温度に応じた電力効率値の情報を含む態様がある。これにより、より高精度な電源回路の電力効率値を出力することが可能となり、半導体集積回路装置の電力をより削減することが可能となる。
上記構成において、前記レジスタファイルに格納された値は、電源回路の製造プロセスできばえに応じた電力効率値の情報を含む態様がある。これにより、より高精度な電源回路の電力効率値を出力することが可能となり、半導体集積回路装置の電力をより削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の下限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成されるソフトエラー検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の誤動作を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の下限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成されるノイズマージン検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の誤動作を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の下限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成される温度検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の誤動作を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の下限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成される誤動作検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の誤動作を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の上限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成されるトランジスタ耐圧検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の破壊を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の上限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成されるクロストーク検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の誤動作を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の上限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成される温度検知情報から決定される態様がある。これにより、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の上限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成されるラッチアップ検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路の過電流を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
上記構成において、電源回路が供給する電圧値の下限値は、電力供給先の半導体集積回路で生成される劣化検知情報から決定される態様がある。これにより、未然に半導体集積回路のデバイスの劣化を防ぐことが可能となり、より高精度に半導体集積回路装置の電力を削減することが可能となる。
本発明によれば、電源回路から供給する電力の電力効率を加味して被電源供給回路へ適正な電圧を供給することにより半導体集積回路装置全体の消費電力の削減を図るため、電力供給先の半導体集積回路が電圧制御をする場合にも、半導体集積回路装置全体の消費電力の削減を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。図1において、電池あるいはAC電源1Aから電源供給がなされ、DC電圧生成回路1Bにおいて直流電圧に整流され、電源回路1C及び電力検知補正回路1Dを介して被電源供給回路である半導体集積回路1Eに電圧が供給される。
電源回路1Cには2つのレギュレータ回路11C及び21Cが内蔵されている。一般にDC電圧生成回路1Bと電源回路1Cはセットで1チップ化されているのが普通であるが、ここでは説明の都合上2つに分離している。
電源回路1Cからは被電源供給回路である半導体集積回路1Eに電源電圧とPMOSもしくはNMOSの基板電圧が供給される。この場合、レギュレータ回路11Cから電源電圧が供給され、レギュレータ回路21CからPMOSの基板電圧が供給される。
レギュレータ回路11Cは、最大値12Cと接地間を抵抗R1a及びR1bで分割した電位を基準電圧として、その基準電圧と同じ電圧値になるように半導体集積回路1Eに電圧を供給する。
最大値12Cは、半導体集積回路1E内部の検知回路群において、信号線干渉による誤動作を検知するクロストーク検知回路、トランジスタのゲート耐圧を検知する耐圧検知回路、半導体集積回路内の温度を動的に検知する温度検知回路により決定された最大許容電圧値に設定される。
検知回路群は上記以外でもあっても良いし、すべて備えていないといけない訳でもない。要は、最大値12Cは過剰電圧により半導体集積回路1Eが誤動作または破壊を起こすことを避けるための電圧値である。
R1bは可変抵抗であり、基準電圧が最小電圧値を下回らないように抵抗値が制御される。その抵抗値は、半導体集積回路1E内部の検知回路群において、放射線によるソフトエラーを検知するソフトエラー検知回路、SRAMやドミノ回路やCMOS回路などのDCノイズマージンを検知するノイズマージン検知回路、低電圧で集積回路の動作が誤動作を起こすのを検知するフェイル検知回路、温度検知回路により決定される。
要は、この最小電圧値は過小電圧により半導体集積回路1Eが誤動作を起こすことを避けるための電圧値である。半導体集積回路1Eの最大電圧と最小電圧が事前に分かっている場合は、R1bは可変抵抗でなくても良い。
レギュレータ回路21Cは、最大値22Cと接地間を抵抗R2a及びR2bで分割した電位を基準電圧として、その基準電圧と同じ電圧値になるように半導体集積回路1Eに基板電圧を供給する。
最大値22Cは、半導体集積回路1E内部の検知回路において、経年劣化を監視する劣化検知回路で決定された最大許容電圧値に設定される。
検知回路は上記以外でもあっても良いし、すべて備えていないといけない訳でもない。要は、最大値22Cは過大電圧により半導体集積回路1Eが過剰な劣化を起こさないようにするための電圧値である。
R2bは可変抵抗であり、基準電圧が最小電圧値を下回らないように抵抗値が制御される。その抵抗値は、半導体集積回路内の寄生バイポーラによる過電流を検知するラッチアップ検知回路により決定される。
要は、この最小電圧値は半導体集積回路内に過電流を流すことを避けるための電圧値である。半導体集積回路1Eの最大電圧と最小電圧が事前に分かっている場合は、R2bは可変抵抗でなくても良い。
ここで、基板電圧に印加する最大、最小の電圧値はPMOSの場合を説明した。NMOSでは最大、最小の電圧値を決定する検知回路は逆に接続される。また、NMOSの基板電圧を供給する場合は、最大値22Cとある負電圧間で抵抗R2a及びR2bで分割された電位を基準電圧とする。
1Dは電力検知補正回路であり、電源回路1Cの電力を検知し、電源回路1Cの電力効率を考慮して電源回路1Cの供給電圧を補正する機能を有するものである。
電力検知補正回路1D内では、レギュレータ回路11Cから半導体集積回路1Eの電源電圧入力端子への配線に直列に抵抗R11Dが挿入され、抵抗R11Dの両端がA/D変換器111D、112Dに接続される。また、レギュレータ回路21Cから半導体集積回路1EのPMOS基板電圧入力端子への配線に直列に抵抗R21Dが挿入され、抵抗R21Dの両端がA/D変換器211D、212Dに接続される。
加えて、電力検知補正回路1D内にはレジスタ13Dが含まれる。レジスタ13Dには、レギュレータの電力効率値が格納され、電源回路1C内のプロセスできばえ情報、温度情報、A/D変換器111D、112D、211D、212Dの出力値がアドレス値として入力され、レギュレータ回路11C、21Cの電力効率値が出力される。
加えて、電力検知補正回路1D内には、A/D変換器111D、112D、211D、212Dの出力値とレジスタ13Dの出力値が入力され、電力値と電力効率値をミキシングするミキサー機能をもつ演算器14Dが配置される。
これらはCMOSでも良いし、バイポーラであっても良い。要は、各電源回路のミキシングの実現が容易で、消費電力化、低コスト化が図られていれば良い。また、電源回路外において別チップで実現しても良いし、半導体集積回路1E内にあっても良い。
演算器14Dによりレギュレータ回路11C及び21Cからの電力値と電力効率α1及びα2が積算され、その値が出力される。すなわち、演算器14Dは半導体集積回路1Eと電源回路1Cの電力和を出力する。
その電力は、電源回路ICの自己電力をW0、抵抗R11Dの入出力端の電圧をV1a、V1b、抵抗R22Dの入出力端の電圧をV2a、V2bとして、数1のようになる。
(数1)
W0+V1b(V1a-V1b)/R11D/α1+V2b(V2a-V2b)/R22D/α2
さらに、電力検知補正回路1D内にLUT15Dが配置される。LUT15Dには半導体集積回路1Eの温度、プロセスできばえ、周波数、活性化率情報に対応した最小電力を実現できる情報が格納されている。
演算器14Dによる数1の現在値をその情報と比較し、供給電圧値が最小電力値になるようにレギュレータ回路11C及び21Cの基準電圧値を定める可変抵抗R1a及びR2aを制御する。
なお、レギュレータ回路11Cの自己電力W11c0とレギュレータ回路21Cの自己電力W21c0を分離して考えるならば、電力和はそれぞれ数2と数3のようになる。これら出力をLUTに入力し、レギュレータ回路11C及び21Cを個別に制御しても良い。
(数2)
W11c0+V1b(V1a-V1b)/R11D/α1
(数3)
W21c0+V2b(V2a-V2b)/R22D/α2
以上のように、被電源供給回路である半導体集積回路1Eの誤動作や破壊などを起こさない電圧範囲で、電源回路1Cから供給する電力の電力効率を加味して被電源供給回路へ適正な電圧を供給することにより、従来のような半導体集積回路1Eだけの低消費電力化ではなく、半導体集積回路装置全体の消費電力の削減を図ることが可能となる。
なお、電力検知補正回路1Dは常に動作していなくても良い。半導体集積回路1Eのモード遷移、例えば通常動作からスタンバイモード(動作周波数が0で電圧供給されている状態)への遷移、ストップモード(動作周波数が0で電圧供給されていない状態)からの復帰、周波数を意図的に変化させる場合、活性化率を意図的に変化させる場合(プロセッサなどでマルチスレッド技術を使用している場合のアプリケーションの切り替え時)、電源電圧及び基板電圧を意図的に変化させる場合、温度が変化した場合などにおいてのみ起動し、電源回路1Cが最適値に設定されると停止させることにより、時系列的な消費電力をさらに削減することができる。
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置における電源回路の構成を示すブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態におけるレギュレータ回路と電力検知補正回路による電力検知と最適電圧値設定について、第1の実施形態と異なる実現方法を示す。本実施形態によるレギュレータ回路は、あまり電流を消費しない被電源供給回路に電力を供給する場合に、小面積化、低コスト化の実現が容易な方式である。
図2において、レギュレータ21Cはオペアンプ2BとPMOS2Fから構成される。オペアンプ2Bの基準電圧は補正電圧値21Aから入力され、PMOS2Fのドレインから出力される電圧値が基準電圧値になるようにオペアンプ2Bの出力がPMOS2Fのゲート電圧を制御する。従来のオペアンプ2Bの基準電圧入力端子をそのまま兼用できるので小面積化が実現できる。
また、PMOS2Fのソースすなわち電流源に補正電圧値2Cを入力している。PMOS2F自身が抵抗成分を持つため、2Fのソースドレイン間の電圧値が大きい場合に補正電圧値2Cを小さくすることにより、より電力効率の高い補正が可能となる。これによりレギュレータ回路21Cの電力効率が増大する効果が得られる。
検知回路2DはPMOS2G、NMOS2H、NMOS2I、抵抗2J、変換回路2Eからなる。PMOS2Fのゲート電圧を制御する信号線をPMOS2Gに接続し、PMOS2Gのドレインに流れる電流量をNMOS2H、NMOS2Iを介して、変換回路2Eに入力する。
その電流を変換回路2E内で電流値に応じた周波数に変換(I/F変換)、もしくは電流値に応じた電圧値に変換(I/V変換)する。また、一度電圧値に変換した後、演算器が使用可能な最適範囲の電流値に変換(V/I変換)しても良い。あるいは、NMOS2Iのドレインに抵抗2Jを接続し、その接合点を変換回路2Eに入力し、A/D変換器でデジタル値に変換する。
検知回路の他の配置接続方法として、他の検知回路2Dの入力端子をPMOS2Fのゲート電圧を制御する信号線に接続し、その電圧値をA/D変換器でデジタル値に変換することもできる。
上記構成における検知回路2Dの配置接続方法はレギュレータ回路の出力部に直接接続しないため、抵抗素子の挿入による供給線の電圧降下を避けることができる。
本実施形態ではMOSによる構成例を示したが、バイポーラ素子やFET素子でも同様に構成することができる。また、変換回路についても幾つかの例を示したが、これらはレギュレータ回路を形成するプロセスに最も好都合な素子を用いて構成することにより、レギュレータ回路の面積とコストを削減する効果が得られる。
(第3の実施形態)
図3は本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置における電源回路の構成を示すブロック図である。本実施形態では、第1の実施形態におけるレギュレータ回路をDC−DCコンバータで代替している。DC−DCコンバータは被電源供給回路が大電流を消費する場合に有効な方式である。
図3において、PWM3Aは電力検知補正回路1Dからの補正電圧出力の一つを補正電圧3Qに入力し、その電圧値とDC−DCコンバータの出力値3Tを比較し、両者の電圧値が等しくなるように電圧制御オシレータ3Iの周波数を可変に制御する。
具体的には、電力検知補正回路1Dからの補正電圧出力の一つを補正電圧3Qとしてオペアンプ3Dに入力し、さらにDC−DCコンバータの出力値3Tをオペアンプ3Dに入力し、オペアンプ3Dからの出力をPMOS3E、NMOS3F、NMOS3G、PMOS3Hを介して電圧制御オシレータ3Iを構成する遅延可変インバータ3Jに伝えることにより、その電流能力を制御する。
PWM3Aの出力はスイッチ回路3Kに入力される。スイッチ回路3KはPMOS3L、PMOS3M、NMOS3N、NMOS3Oから構成される。PMOS3Lのゲート電圧は電力検知補正回路1Dからの補正電圧出力の一つをVrefp3Rに入力することで電流値が制御される。NMOS3Oのゲート電圧は電力検知補正回路1Dからの補正電圧出力の一つをVrefn3Sに入力することで電流値が制御される。
スイッチ回路3KのPMOS3MとNMOS3Nのドレイン接続点からの出力が、電力検知補正回路1Dからの出力で制御される可変インダクスタンス3Bの一端に接続され、可変インダクスタンス3Bの他端と可変コンデンサー3Cの接続点がDC−DCコンバータの出力3Tとなる。
このように、電力検知補正回路1Dからの補正電圧出力をさまざまな箇所に接続することによりDC−DCコンバータの電力効率を上げることが可能である。すなわち、電圧制御オシレータ3Iで消費する電力と、PMOS3Lの抵抗で消費する電力と、可変インダクスタンス3Bと可変コンデンサー3Cによる起電力が最小になるように最適化する自由度が向上し、消費電力をより低減することが可能となる。
検知回路2DはPMOS3Lと並列に配置したPMOS3Pのドレインを入力とする。そのドレインに流れる電流を周波数に変換(I/F)、もしくは電圧に変換(I/V)して出力する。抵抗をPMOS3Pのドレインに接続し、検知回路2DのA/D変換器でデジタル値に変化する構成でも良い。
また、検知回路2Dは可変インダクスタンス3Bと相互作用を持たせたインダクスタンス3Uの片端を入力しても良い。この場合、インダクスタンス3Uに流れる電流を周波数もしくは電圧に変換して出力する。
上記構成における検知回路2DはDC−DCコンバータの出力部に接続しないため、抵抗素子の挿入による供給線の電圧降下を避けることができる。
また、これらの変換回路をDC−DCコンバータを形成するプロセスに最も好都合な素子を用いて構成することにより、DC−DCコンバータの面積及びコストを削減できる効果が得られる。例えば、MOSを用いた製造プロセスではデジタル変換が好都合であり、バイポーラプロセスでは電流変換や周波数変換の演算器をアナログ回路で構成することが好都合である。
(第4の実施形態)
図4は本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路装置における最適化探索機能を示すフローチャートである。本実施形態では、第1の実施形態における電力検知補正回路1DのLUTを他の探索機能手段で代替している。
図4において、電力検知補正回路1Dが起動するとPMOSの基板電圧値を補正するSTEP1に移行する。STEP1はSTEP1.1とSTEP1.2から構成される。
STEP1.1では演算器の現在の出力値と前の出力値を比較する。前の出力値の方が小さければ基板供給電圧値を0.1V上昇させ、大きければ0.1V降下させる。この処理を繰り返すと比較結果が小大小もしくは大小大を繰り返す状態となる。そこでSTEP1.1を終了させ、STEP1.2に移行する。
STEP1.2でもSTEP1.1と同様に演算器の現在の出力値と前の出力値を比較する。今度は基板供給電圧値のステップ幅を0.01Vに変更して繰り返し処理を実行させる。最終的に再び比較結果が小大小もしくは大小大を繰り返す状態となる。そこでSTEP1.2を終了させ、このときの電力値をレジスタに格納してSTEP2に移行する。
STEP2では半導体集積回路1Eの電源電圧を下げ、再度STEP1に戻る。これを半導体集積回路の上限電圧と下限電圧値の範囲内で繰り返し、電源回路1Cと半導体集積回路1Eの電力和を最小にする。
本実施形態の構成はLUTを用いるよりも小面積で実現でき、ある程度早期に各供給電圧を電力効率を加味して最適化することができ、最終的に高精度に半導体集積回路装置全体を低消費電力化することが可能となる。さらに処理をシーケンシャルに行うため、搭載する素子数が少なくコスト削減が可能となる。
(応用形態)
図5は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置の概観を示す。携帯電話500は、ベースバンドLSI501及びアプリケーションLSI502を備えている。ベースバンドLSI501及びアプリケーションLSI502は、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置である。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、ベースバンドLSI501及びアプリケーションLSI502並びにこれらを備えた携帯電話500についてもまた低電力動作が可能となる。さらに、携帯電話500が備えている半導体集積回路装置であってベースバンドLSI501及びアプリケーションLSI502以外のものについても、当該半導体集積回路装置が備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置は、携帯電話に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、通信システムにおける送信機・受信機やデータ伝送を行うモデム装置などを含むものである。すなわち、本発明によって、有線・無線や光通信・電気通信の別を問わず、また、デジタル方式・アナログ方式の別を問わず、あらゆる通信装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
図6は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置の概観を示す。光ディスク装置510は、光ディスクから読み取った信号を処理するメディア信号処理LSI511と、その信号の誤り訂正や光ピックアップのサーボ制御を行う誤り訂正・サーボ処理LSI512とを備えている。そして、メディア信号処理LSI511及び誤り訂正・サーボ処理LSI512は、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置である。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、メディア信号処理LSI511及び誤り訂正・サーボ処理LSI512並びにこれらを備えた光ディスク装置510もまた低電力動作が可能となる。さらに、光ディスク装置510が備えている半導体集積回路装置であってメディア信号処理LSI511及び誤り訂正・サーボ処理LSI512以外のものについても、当該半導体集積回路装置が備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置は、光ディスク装置に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、磁気ディスクを内蔵した画像録画再生装置や半導体メモリを媒体とした情報記録再生装置などを含むものである。すなわち、本発明によって、情報が記録されたメディアの別を問わず、あらゆる情報再生装置(情報記録機能を含んでいてもよい)について消費電力低減の効果を得ることができる。
図7は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置の概観を示す。テレビジョン受像機520は、画像信号や音声信号を処理する画像・音声処理LSI521と、表示画面やスピーカなどのデバイスを制御するディスプレイ・音源制御LSI522とを備えている。そして、画像・音声処理LSI521及びディスプレイ・音源制御LSI522は、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置である。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、画像・音声処理LSI521及びディスプレイ・音源制御LSI522並びにこれらを備えたテレビジョン受像機520もまた低電力動作が可能となる。さらに、テレビジョン受像機520が備えている半導体集積回路装置であって画像・音声処理LSI521及びディスプレイ・音源制御LSI522以外のものについても、当該半導体集積回路装置が備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置は、テレビジョン受像機に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、電気通信回線を通じて配信されるストリーミングデータを表示する装置をも含むものである。すなわち、本発明によって、情報の伝送方法の別を問わず、あらゆる画像表示装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
図8は、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置の概観を示す。デジタルカメラ530は、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置である信号処理LSI531を備えている。本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、信号処理LSI531及びこれを備えたデジタルカメラ530もまた低電力動作が可能となる。さらに、デジタルカメラ530が備えている半導体集積回路装置であって信号処理LSI531以外のものについても、当該半導体集積回路装置が備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置は、デジタルカメラに限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、各種センサ機器や電子計算機など、およそ半導体集積回路装置を備えた装置全般を含むものである。そして、本発明によって、電子装置全般について消費電力低減の効果を得ることができる。
図9は、本発明の半導体集積回路装置を備えた電子制御装置及びその電子制御装置を備えた移動体の概観を示す。自動車540は、電子制御装置550を備えている。電子制御装置550は、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置であって、自動車540のエンジンやトランスミッションなどを制御するエンジン・トランスミッション制御LSI551を備えている。また、自動車540は、ナビゲーション装置541を備えている。ナビゲーション装置541もまた電子制御装置550と同様に、本発明に係る半導体集積回路装置を有する半導体集積回路装置であるナビゲーション用LSI542を備えている。
本発明に係る半導体集積回路装置は従来よりも少ない消費電力で動作可能であるため、エンジン・トランスミッション制御LSI551及びこれを備えた電子制御装置540もまた低電力動作が可能となる。同様に、ナビゲーションLSI542及びこれを備えたナビゲーション装置541もまた低電力動作が可能となる。さらに、電子制御装置550が備えている半導体集積回路装置であってエンジン・トランスミッション制御LSI551以外のものについても、当該半導体集積回路装置が備える論理回路を本発明に係る半導体集積回路装置とすることによって、上記と同様の効果を得ることができる。ナビゲーション装置541についても同様のことが言える。そして、電子制御装置550の低消費電力化によって、自動車540における消費電力も低減することができる。
なお、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子制御装置は、上記のエンジンやトランスミッションを制御するものに限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、モータ制御装置など、およそ半導体集積回路装置を備え、動力源を制御する装置全般を含むものである。そして、本発明によって、そのような電子制御装置について消費電力低減の効果を得ることができる。
また、本発明に係る半導体集積回路装置を備えた移動体は、自動車に限定されるべきではなく、これ以外にも、例えば、列車や飛行機など、およそ動力源であるエンジンやモータなどを制御する電子制御装置を備えたもの全般を含むものである。そして、本発明によって、そのような移動体について消費電力低減の効果を得ることができる。
本発明は、バッテリーなどを使用するモバイル用途向けの半導体集積回路装置、及びこれを用いた携帯電話やICカード、並びに据え置き型の電気製品等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る半導体集積回路装置における電源回路の構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態に係る半導体集積回路装置における電源回路の構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施形態に係る半導体集積回路装置における最適化探索機能を示すフローチャート。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた通信装置の概観図。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた情報再生装置の概観図。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた画像表示装置の概観図。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子装置の概観図。 本発明に係る半導体集積回路装置を備えた電子制御装置及びその電子制御装置を備えた移動体の概観図。
符号の説明
1A 電池もしくはAC電源
1B DC電圧生成回路
1C 電源回路
1D 電力検知補正回路
1E 被電源供給回路である半導体集積回路
11C、21C レギュレータ
111D、112D、211D、212D A/D変換器
13D レジスタ
14D 演算器
15D LUT

Claims (62)

  1. 電源回路を有し、前記電源回路が供給する電力値と前記電源回路の電源効率値を用いて前記電源回路からの供給電圧を補正する手段を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記電源回路はレギュレータ回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記電源回路はDC−DCコンバータ回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線に電力を供給する前記電源回路の第1のトランジスタの制御電圧を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線に挿入された第1のインダクスタンス素子に対して近接配置された第2のインダクスタンス素子を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線の電圧値と前記電源供給線に挿入された抵抗の値を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線に電力を供給する前記電源回路の第1のトランジスタの制御電圧信号を前記電源回路の第2のトランジスタの制御端子を接続し、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  9. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源回路の電源供給線に挿入された第1のインダクスタンス素子に対して近接配置された第2のインダクスタンス素子に電流検知回路を接続し、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を用いて検知する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  10. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源供給線の電圧値をデジタル値に変換する手段を備えることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  11. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値をデジタル値に変換する手段を備えることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路装置。
  12. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値をデジタル値に変換する手段を備えることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路装置。
  13. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を電圧値に変換する手段を備えることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路装置。
  14. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を電圧値に変換する手段を備えることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路装置。
  15. 前記電源回路が供給する電力値を、前記電源供給線の電圧値を周波数に変換する手段を備えることを特徴とする請求項7記載の半導体集積回路装置。
  16. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のトランジスタのソース−ドレイン間に流れる電流値を周波数に変換する手段を備えることを特徴とする請求項8記載の半導体集積回路装置。
  17. 前記電源回路が供給する電力値を、前記第2のインダクスタンス素子に流れる電流値を周波数に変換する手段を備えることを特徴とする請求項9記載の半導体集積回路装置。
  18. 前記電源回路が供給する電力に前記電源回路の電源効率をミキシングする機能を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  19. 前記電源回路が供給する電力値に前記電源回路の電源効率値を積算する機能をもつ演算器を備えたことを特徴とする請求項18記載の半導体集積回路装置。
  20. 前記電源回路の出力電力値に応じた電源効率値を格納したレジスタを備えたことを特徴とする請求項18記載の半導体集積回路装置。
  21. 前記電源回路が供給する電力値と前記電源回路の出力電力値に応じた電源効率値を格納したレジスタの値とを乗算する乗算器を備えたことを特徴とする請求項18記載の半導体集積回路装置。
  22. 前記演算器の出力値が最小になる前記電源回路の出力電力値の情報を出力するLUTを備えたことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置。
  23. 前記演算器の出力値が最小になるように前記電源回路の出力電圧値をシーケンシャルに補正する探索機能手段を備えたことを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置。
  24. 前記探索機能手段は、第1段階で前記演算器の出力値を粗く補正し、第2段階で前記演算器の出力値の精度を細かく補正することを特徴とする請求項23記載の半導体集積回路装置。
  25. 前記電源回路が供給する電圧値は上限値及び下限値が設定されていることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  26. 前記上限値及び下限値は被電源供給回路からの情報で決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  27. 前記電源回路の出力は複数であり、前記電源回路の複数の出力から供給されるそれぞれの電力と前記電源回路の複数の出力のそれぞれの電源効率をそれぞれミキシングした値を加算する加算手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  28. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記レギュレータ回路のリファレンス電流源を調整することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
  29. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記レギュレータ回路のリファレンス電圧源を調整することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装置。
  30. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記DC―DCコンバーターのLC部の素子特性を調整することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  31. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記DC―DCコンバーターの発振器の入力周波数を調整することを特徴とする請求項3記載の半導体集積回路装置。
  32. 前記電源回路の電力供給先は、半導体集積回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  33. 前記電源回路の電力供給先は、半導体集積回路の電源であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  34. 請求項1に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする通信装置。
  35. 請求項1に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする情報再生装置。
  36. 請求項1に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  37. 請求項1に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする電子装置。
  38. 請求項1に記載の半導体集積回路装置を備えたことを特徴とする電子制御装置。
  39. 請求項38に記載の電子制御装置を備えたことを特徴とする移動体。
  40. 前記電源回路の電力供給先は、半導体集積回路の基板電圧であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  41. 前記電源回路の電力供給先は、半導体集積回路の電源及び基板電圧であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。
  42. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記電源回路の複数の出力から供給されるそれぞれの電力に前記電源回路の複数の出力のそれぞれの電源効率をそれぞれ乗じた値が最小になるように前記電源回路からのそれぞれの供給電圧を制御することを特徴とする請求項27記載の半導体集積回路装置。
  43. 前記電源回路からの供給電圧を補正する手段は、前記電源回路の出力の一を順次選択し、前記選択した出力以外の出力の供給電圧を固定し、前記選択した出力の供給電圧を最小電圧から最大電圧まで変化させる操作を繰り返し、前記電源回路の複数の出力から供給されるそれぞれの電力に前記電源回路の複数の出力のそれぞれの電源効率をそれぞれ乗じた値の和が最小になるように前記電源回路からのそれぞれの供給電圧を制御することを特徴とする請求項27記載の半導体集積回路装置。
  44. 前記半導体集積回路のスタンバイ遷移時に前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  45. 前記半導体集積回路のストップ遷移時に前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  46. 前記半導体集積回路の動作周波数が変化したときに前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  47. 前記半導体集積回路の活性化率が変化したときに、前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  48. 前記半導体集積回路の電圧値が変化したときに、前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  49. 前記半導体集積回路が温度変化したときに、前記供給電圧の補正を開始する手段を備えることを特徴とする請求項32記載の半導体集積回路装置。
  50. 電圧値検知回路が具備され、前記電圧値検知回路は前記電源供給線において前記電源回路の近端及び遠端に接続されていることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路装置。
  51. 前記演算器は前記電源回路内に位置することを特徴とする請求項19記載の半導体集積回路装置。
  52. 前記レジスタファイルに格納された値は、前記電源回路の温度に応じた電源効率値の情報を含むことを特徴とする請求項20記載の半導体集積回路装置。
  53. 前記レジスタファイルに格納された値は、前記電源回路の製造プロセスできばえに応じた電源効率値の情報を含むことを特徴とする請求項20記載の半導体集積回路装置。
  54. 前記下限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成されるソフトエラー検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  55. 前記下限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成されるノイズマージン検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  56. 前記下限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成される温度検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  57. 前記下限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成される誤動作検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  58. 前記上限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成されるトランジスタ耐圧検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  59. 前記上限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成されるクロストーク検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  60. 前記上限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成される温度検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  61. 前記上限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成されるラッチアップ検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
  62. 前記下限値は、前記電源回路の電力供給先の半導体集積回路で生成される劣化検知情報から決定されることを特徴とする請求項25記載の半導体集積回路装置。
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