JP2007201275A - 基板吸着移送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各種サイズの基板、特に小さい基板を確実に吸着して移送することができる基板吸着移送装置を提供する。
【解決手段】ステージの少なくとも2個の隅部を仮想縦線31a、31bと仮想横線32a、32bにより矩形セクション33a〜33d及び分割セクション34a〜34dに区画し、ステージの縦辺29と各仮想縦線31a、31b、32a、32bとの距離、ステージの横辺30と各仮想横線31a、31b、32a、32bとの距離を2個の隅部において相異させる。従って、ステージの縦辺29と横辺30と仮想縦線31a、31bと仮想横線32a、32bとによって囲まれる矩形セクション33a〜33d、及び隣接する仮想縦線31a、31b、32a、32b及び/又は隣接する仮想横線31a、31b、32a、32bによって囲まれる分割セクション34a〜34dの面積が、2個の隅部において互いに相異し、基板吸着部を細分化できる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ステージの上面に基板を吸着して移送する基板吸着装置に関するものである。
上面に基板を吸着したステージが水平面内で移動して基板を移送する基板吸着装置は従来から知られている。特許文献1に記載された基板ユニットでは、図1,2に示されるように、接触面1aが3個のスペース1cに分割され、各スペース毎に多数の吸引口1bが設けられた上面板1と、3つの切換弁2と、台板3とで吸着ブロック5aが構成されている。上面板1の下面には各スペース1c毎に空洞1dが設けられ、各空洞1dが切換弁2を介してバキューム穴3bと導通されている。幅のみ異なる2種類の吸着ブロック5aが複数個並べられてベースに位置決め固定され、各バキューム穴3bが真空装置に接続されて吸着ユニット8aが構成されている。
特開2003−142896号公報(第3,4頁、図1,2,6)
上述の吸着ユニット8aでは、所定幅を有する複数の吸着ブロック5aが複数個並べられて吸着ユニット8aが構成されており、吸着ブロックの幅を狭くすることは制作上、コスト上限界があるので、サイズが異なる各種基板が、各スペース1cの吸引口1bを全て閉塞した状態で接触面1a上に吸着されることは不可能である。従って、載置された基板12の下方に位置するスペース1cの吸引口1bの中、基板12により閉塞されない吸引口1bにはOリング14a付きの蓋を差し込まなければならず、移送する基板12の種類が変わった場合の段取り替えに労力と時間を要する。
本発明は係る点に鑑みてなされたもので、各種サイズの基板、特に小さい基板を確実に吸着して移送することができる基板吸着移送装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、基台に水平面内で移動可能に装架されたテーブルと、垂直な回転軸線回りに割出し回転可能に前記テーブルに装架され、水平な上面に負圧源に断続可能に接続される多数の吸着穴が開口された矩形のステージとを備えた基板吸着移送装置において、前記矩形のステージの上面の少なくとも2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により矩形セクションに区画されているとともに、該矩形セクションと前記回転軸線との間を複数の仮想縦線及び/又は仮想横線により複数の分割セクションに区画されており、前記ステージには、各矩形セクションおよび各分割セクションに対応して複数の区画室が前記上面の下方で互いに分離して形成され、前記ステージの上面の各矩形セクションおよび各分割セクションには、対応する各区画室と連通する前記多数の吸着穴が開口され、各区画室は開閉弁を介して前記負圧源に接続され、前記縦辺と各仮想縦線との間の各距離及び/又は前記横辺と各仮想横線との間の各距離が前記2個の隅部において相異されていることである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記ステージの形状は正方形であり、該正方形のステージの上面の4個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により矩形セクションに区画されているとともに、該矩形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されていることである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項2において、前記矩形のステージの上面の隣接する2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により正方形セクションに区画されているとともに、該正方形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されており、前記矩形のステージの上面の他の隣接する2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により長方形セクションに区画されているとともに、該長方形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されていることである。
上記のように構成した請求項1に係る発明においては、ステージの少なくとも2個の隅部が仮想縦線と仮想横線により矩形セクション及び分割セクションに区画されている。そして、ステージの縦辺と各仮想縦線との距離、ステージの横辺と各仮想横線との距離が2個の隅部において相異されている。従って、ステージの縦辺と横辺と仮想縦線と仮想横線とによって囲まれる矩形セクション、及び隣接する仮想縦線及び/又は隣接する仮想横線によって囲まれる分割セクションの面積が、2個の隅部において互いに相異し、基板吸着部を細分化することができる。これにより、移送される基板のサイズに合わせてステージの隅部を選択し、基板によって覆われる矩形セクション、分割セクションに開口する吸着穴を負圧源に連通する開閉弁を開くことにより、基板をできるだけ広い面積でステージ上に確実に吸着することができ、特に小さい基板を確実に吸着して移送することができる。
上記のように構成した請求項2に係る発明においては、正方形のステージの4個の隅部に、基板を吸着する面積及び/又は形状が異なる複数の基板吸着部を容易に成立させることができる。そして、基板に適した何れの隅部が使用隅部として選択されても、4個の隅部は回転軸線から等距離にあるので、基板を移送して位置決めする目標位置と使用隅部との間の位置関係が変わることがなく、ステージを目標位置に移動させるプログラムを容易に作成することができる。
上記のように構成した請求項3に係る発明においては、正方形のステージの回転中心から等距離にある隣接する2個の隅部に、基板を吸着する面積が異なる複数の正方形の基板吸着部を容易に成立させ、他の隣接する2個の隅部に、基板を吸着する面積が異なる複数の長方形の基板吸着部を容易に成立させることができるので、基板の形状およびサイズに適した隅部を選択することにより基板をできるだけ広い面積でステージ上に確実に吸着し、基板を目標位置に容易に移動することができる。
発明の実施の形態
以下、本発明に係る基板吸着移送装置を液晶表示装置のLCDガラス基板の端子上に電子部品を実装する電子部品実装装置に使用した実施形態を図面に基づいて説明する。図1において、10はLCDガラス基板などの基板11上に電子部品13を位置合せして装着する部品実装装置である。部品実装装置10は、搬入位置でステージ15上に搬入された基板11を吸着保持し、各ステーションに基板11を順次搬入して位置決めする基板吸着移送装置14、基板11に異方性導電膜20(ACF;Anisotropic Conductive Film、図2参照)を貼り付ける第1ステーション、該異方性導電膜20上に電子部品13を仮圧着する第2ステーション、該電子部品13を異方性導電膜20を介して基板11に本圧着する第3ステーション、基板吸着移送装置14および第1乃至第3ステーションなどを制御する制御装置16等から構成されている。各ステーションには、基板吸着移送装置14により搬入、位置決めされた基板11の部品実装部12が載置される圧着台17が設けられている。部品実装装置10の第1乃至第3ステーションは、本発明と直接関係しないので、詳細な説明を省略する。
液晶表示装置18は、図2に示すように、LCDガラス基板11と、基板11の中央に設けられた液晶部19と、基板11の縁部に異方性導電膜20によって固定されて液晶部19を駆動する電子部品13とから構成されている。
図1、図3に示すように、基板吸着移送装置14は、基板11をステージ15の上面に吸着し、ステージ15を水平面内および上下方向に移動させるとともに割出し回転させて基板11の部品実装部12を圧着台17の上面に位置決め載置するもので、基台21上を水平なX軸に沿って往復動するX軸テーブルと、X軸テーブル上をX軸と直交する水平なY軸に沿って往復動するY軸テーブルと、Y軸テーブル上をX,Y軸と直交する上下方向のZ軸に沿って往復動するZ軸スライダ22を備えている。X,Y軸テーブルおよびZ軸スライダ22は周知のリニアガイド等により直線案内され、ボールネジを介してサーボモータにより移動される。ステージ15は、その下面中心に垂直に突設された回転軸23によりZ軸スライダ22上に回転可能に支承され、回転軸23に回転連結されたサーボモータ24により垂直な回転軸線25回りに割出し回転されるようになっている。ステージ15の上面には、負圧源である真空ポンプ26に開閉弁27を介して接続された複数の吸着穴28が開口されており、吸着穴28が真空ポンプ26に接続されると基板11は負圧によりステージ15の上面に吸着され、吸着穴28が大気に接続されると基板11は開放される。
本実施の形態に係る基板吸着移送装置14では、各種サイズの基板11を確実に吸着して移送するために、図4に示すようにステージ15が正方形に形成され、ステージ15の上面の隣接する2個の隅部A,Bが夫々、ステージ15の図4における左縦辺29と上下横辺30,30および左縦辺29と上下横辺30,30に平行な仮想縦線31a,31bと仮想横線32a,32bにより正方形セクション33a,33bに区画されているとともに、正方形セクション33a,33bと回転軸線25との間が複数の仮想縦線31a,31bと仮想横線32a,32bにより複数の分割セクション34a,34bに区画されている。隅部A,Bにおいて、左縦辺29と各仮想縦線31aとの間の各距離La1,La2・・・と、左縦辺29と各仮想縦線31bとの間の各距離Lb1,Lb2・・・とが相異され、上横辺30と各仮想横線32aとの間の各距離Da1,Da2・・・と、下横辺30と各仮想横線32bとの間の各距離Db1,Db2・・・とが相異されている。これにより、正方形セクション33a,33b、及び複数の分割セクション34a,34bの面積が、隅部A,Bにおいて互いに相異し細分化される。
ステージ15の上面の他の隣接する2個の隅部C,Dが夫々、ステージ15の右縦辺29と上下横辺30,30および右縦辺29と上下横辺30,30に平行な仮想縦線31c、31dと仮想横線32c、32dにより長方形セクション33c、33dに区画されているとともに、長方形セクション33c、33dと回転軸線25との間が複数の仮想縦線31c、31dと仮想横線32c、32dにより複数の分割セクション34c、34dに区画されている。隅部C,Dにおいて、右縦辺29と各仮想縦線31cとの間の各距離Lc1,Lc2・・・と、右縦辺29と各仮想縦線31dとの間の各距離Ld1,Ld2・・・とが相異され、上横辺30と各仮想横線32cとの間の各距離Dc1,Dc2・・・と、下横辺30と各仮想横線32dとの間の各距離Dd1,Dd2・・・とが相異されている。これにより、長方形セクション33c,33d、及び複数の分割セクション34c,34dの面積が、隅部C,Dにおいて互いに相異し細分化される。
ステージ15は、ロアープレート35の上面にアッパープレート36が接合して構成されている。アッパープレート36の下面には、正方形セクション33a,33b、長方形セクション33c,33d、各分割セクション34a,34b,34c,34dに夫々対応して正方形区画室37a,37b、長方形区画室37c,37d、各分割区画室38a,38b,38c,38dが互いに分離して凹設され、下面をロアープレート35の上面で封鎖されている。正方形の区画室37a,37b、長方形の区画室37c,37dは、正方形セクション33a,33b、長方形セクション33c,33dを相似形状に僅かに縮小して形成され、各分割区画室38a,38b,38c,38dは、各分割セクション34a,34b,34c,34dを相似形状に僅かに縮小して形成されている。アッパープレート36上面の正方形セクション33a,33b、長方形セクション33c,33d、各分割セクション34a,34b,34c,34dには、対応する正方形区画室37a,37b、長方形区画室37c,37d、各分割区画室38a,38b,38c,38dと連通する多数の吸着穴28が夫々開口されている。
図3,5に示すように、ロアープレート35の左右縦辺29方向の両側縁部には、複数の連通路39が垂直方向に穿設され、各連通路39は正方形区画室37a,37b、長方形区画室37c,37d、各分割区画室38a,38b,38c,38dと夫々連通するようにロアープレート35の上面に開口している。該両側縁部には、開閉弁27の弁穴40が各連通路39に対応して水平方向に穿設され、各弁穴40の一端がロアープレート35の左右側面に開口されている。ロアープレート35には、側通路41が左右縦辺29に沿って穿設され、側通路41に弁穴40の各他端が開口されている。ロアープレート35には、回転軸線25上に中心通路42が穿設され、中心通路42と側通路41とは、水平通路43により連通されている。中心通路42は回転軸23に穿設された連通穴、エアー回転式継手44、切換弁45を介して真空ポンプ26に連通されている。各弁穴40には弁体46が回転可能に支承され、弁体46が開位置に回動されると、連通路39と側通路41とは弁体46に穿設された弁通路47により連通され、弁体46が閉位置に回動されると、連通路39と側通路41との間は遮断される。このように、正方形区画室37a,37b、長方形区画室37c,37d、各分割区画室38a,38b,38c,38dは各開閉弁27を介して負圧ポンプ26に接続されている。
次に、上述した電子部品実装装置10の作動を説明する。電子部品13が装着される基板11の形状およびサイズに合わせてステージ15の4個の隅部の中の一つが使用隅部として選択される。例えば、基板11が正方形の場合、正方形セクション33a,33bを有する隅部A又はBにおけるステージ15の左縦辺29および上下横辺30,30から基板11の縁部を所定量ずつオーバハングさせて基板11をステージ15上に載置したとき、基板11によって吸着穴28が全て覆われる分割セクション34a又は34bの面積が大きい方の隅部A又はBが使用隅部として選択される。吸着穴28が全て覆われる分割セクションが無い場合は、吸着穴28が全て覆われる正方形セクション33a又は33bの面積が大きい方の隅部A又はBが選択される。そして、選択された隅部A又はBの基板11によって吸着穴28が全て覆われる正方形セクション33a又は33bおよび分割セクション34a又は34bに対応する開閉弁27の弁体46のみが開位置に回動され、対応する正方形区画室37a又は37bおよび分割区画室38a又は38bが切換弁45を介して真空ポンプ26に連通され、基板11を吸着する面積が大きい正方形の基板吸着部が成立される。
このステージ15の4個の隅部の中のいずれを使用するかについては、基板11の形状およびサイズに基づいて制御装置16が自動的に選択するようにしてもよい。そして、開閉弁27を自動開閉弁とし、基板11によって吸着穴28が全て覆われる正方形セクションおよび分割セクションに対応する自動開閉弁のみが自動的に開状態に切り換えられ、かかる正方形セクションおよび分割セクションが真空ポンプ26に連通されるようにしてもよい。
また、部品実装装置10のオペレータが制御装置16に設けられた表示装置に表示されたステージ15の画像に基板11の画像を重ね合わせることにより使用隅部を画面上で選択するようにしてもよい。
このように、ステージ15の使用隅部が選択されると、該使用隅部が使用位置、例えば図4の左上位置に割出されるようにステージ15がモータ24により回転された後に、ステージ15がXおよびYテーブルにより搬入位置に移動される。搬入位置でステージ15の使用隅部に基板11が搬入されると、切換弁45が切り換えられて真空ポンプ26が、基板11によって吸着穴28が全て覆われる正方形セクションおよび分割セクションに対応する正方形区画室および分割区画室に連通され、基板11がステージ15の使用隅部に成立された基板吸着部に吸着される。これにより、移送される基板11の形状およびサイズに合わせて、基板11をできるだけ広い面積でステージ15上に強固に吸着することができ、特に小さい基板を確実に吸着して移送することができる。
この状態で、基板吸着移送装置14は、ステージ15を第1ステーションに移動し基板11のステージ15からオーバハングした部品実装部12を圧着台17上に位置決め載置する。第1ステーションでは、圧着台17上に載置された基板11の部品実装部12に異方性導電膜20が貼り付けられる。次に、基板吸着移送装置14は、第2ステーションに移動して部品実装部12を圧着台17上に位置決め載置する。第2ステーションでは、異方性導電膜20上に電子部品13が仮圧着される。仮圧着後、基板吸着移送装置14は、第3ステーションに移動して部品実装部12を圧着台17上に位置決め載置する。第3ステーションでは、電子部品13が部品実装部12に異方性導電膜20を介して本圧着される。本圧着後、基板吸着移送装置14がステージ15をXおよびYテーブルにより搬出位置に移動すると、切換弁45が切り換えられて大気が、基板11によって吸着穴28が全て覆われる正方形セクションおよび分割セクションに対応する正方形区画室および分割区画室に連通され、基板11が基板吸着部から解放されてステージ15から搬出される。
本実施の形態では、ステージ15の形状が正方形にされているので、4個の隅部はステージ15の回転軸線25から等距離にある。これにより、4個の隅部のいずれが使用隅部として選択されても、基板11を移送して部品実装部12を圧着台17上に位置決め載置する目標位置と使用隅部との間の位置関係が変わることがなく、ステージ15上に吸着された基板11を各ステーションで位置決めするためにステージ15を移動させるプログラムを容易に作成することができる。
上記実施の形態では、ステージの4個の隅部の中の2個の隅部に正方形セクションと分割セクションを設け、2個の隅部に長方形セクションと分割セクションを設けているが、4個の隅部全てに正方形セクションと分割セクション又は長方形セクションと分割セクションを設けてもよく、または2個の隅部のみに正方形セクションと分割セクションを設けてもよい。
また、上記実施の形態では、ステージの形状を正方形としたが、長方形としてもよい。
さらに、上記実施の形態では、正方形セクションと回転軸線との間が複数の仮想縦線及び仮想横線により複数のL字状の分割セクションに区画されているが、複数の仮想縦線又は複数の仮想横線により複数の縦長矩形または横長矩形の分割セクションに分割するようにしてもよい。
本実施の形態に係る基板吸着装置を備えた電子部品実装装置の構成を示す図。 図1に示す電子部品実装装置で電子部品が基板に圧着される液晶表示装置の平面図。 ステージの断面図。 ステージを上方から見た図。 ステージのロアープレートを上方から見た図。
符号の説明
10…部品実装装置、11…基板、12…部品実装部、13…電子部品、14…基板吸着移送装置、15…ステージ、16…制御装置、17…圧着台、18…液晶表示装置、20…異方性導電膜、21…基台、22…Z軸スライダ、23…回転軸、24…サーボモータ、25…回転軸線、26…真空ポンプ(負圧源)、27…開閉弁、28…吸着穴、29…縦辺、30…横辺、31…仮想縦線、32…仮想横線、33a,33b…正方形セクション、33c,33d…長方形セクション、34…分割セクション、35…ロアープレート35…アッパープレート、37a,37b…正方形区画室、37c,37d…長方形区画室、38…分割区画室、39…連通路、40…弁穴、41…側通路、42…中心通路、43…水平通路、44…エアー回転式継手、45…切換弁、46…弁体、47…弁通路。

Claims (3)

  1. 基台に水平面内で移動可能に装架されたテーブルと、垂直な回転軸線回りに割出し回転可能に前記テーブルに装架され、水平な上面に負圧源に断続可能に接続される多数の吸着穴が開口された矩形のステージとを備えた基板吸着移送装置において、
    前記矩形のステージの上面の少なくとも2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により矩形セクションに区画されているとともに、該矩形セクションと前記回転軸線との間を複数の仮想縦線及び/又は仮想横線により複数の分割セクションに区画されており、
    前記ステージには、各矩形セクションおよび各分割セクションに対応して複数の区画室が前記上面の下方で互いに分離して形成され、
    前記ステージの上面の各矩形セクションおよび各分割セクションには、対応する各区画室と連通する前記多数の吸着穴が開口され、
    各区画室は開閉弁を介して前記負圧源に接続され、
    前記縦辺と各仮想縦線との間の各距離及び/又は前記横辺と各仮想横線との間の各距離が前記2個の隅部において相異されていることを特徴とする基板吸着移送装置。
  2. 請求項1において、前記ステージの形状は正方形であり、該正方形のステージの上面の4個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により矩形セクションに区画されているとともに、該矩形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されていることを特徴とする基板吸着移送装置。
  3. 請求項2において、前記矩形のステージの上面の隣接する2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により正方形セクションに区画されているとともに、該正方形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されており、
    前記矩形のステージの上面の他の隣接する2個の隅部が夫々、該ステージの縦辺と横辺および該縦辺と横辺に平行な仮想縦線と仮想横線により長方形セクションに区画されているとともに、該長方形セクションと前記回転軸線との間が複数の仮想縦線と仮想横線により複数の分割セクションに区画されていることを特徴とする基板吸着移送装置。
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