JP2007200417A - 情報記録再生装置及び光ディスク媒体の管理情報の更新方法 - Google Patents

情報記録再生装置及び光ディスク媒体の管理情報の更新方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスクの媒体管理情報を更新する場合、多重に配置されている管理情報を全て更新する必要があり、大幅なタイムロスが発生する。また、更新回数が増加するのでディスクの書換え耐力も消耗する。
【解決手段】ユーザデータエリアのアドレス(a)へのユーザデータの記録が失敗した場合(1)、スペアエリアのアドレス(b)に同一データを記録する(2)。アドレス(a)のデータがアドレス(b)に記録されていることをバッファメモリ8に取り込まれているDLに登録し、この情報をDMA1の現在有効なDL領域に記録する(3)。同様にDMA2の現在有効なDL領域にも記録するが、これに失敗した場合は(4)、同一DMA2のDL領域に交替をとりDLを記録する(5)。次にDMA2のDDSを消去して(9)から、DDS更新回数情報を更新しないで当該DDSのDL開始アドレスのみ更新する(10)。
【選択図】図4

Description

本発明は、高密度光ディスク等の記録媒体を用いる情報記録再生装置及び光ディスク媒体の管理情報の更新方法に関するものである。
光ディスクは更なる高密度化に対応するため、より信頼性の高い媒体の管理が要求されている。装着された光ディスク毎に、ディスク上のどの位置に欠陥があり、またその交替領域がどの位置にあるかを示す欠陥管理情報は、情報の記録または再生を実行する上で欠かせない情報である。また、装着されたディスクに対する記録再生時の各種の条件、例えば記録パワー等の値を保存し、記録再生動作の起動時にこれを読み出して設定することで、セットアップの効率化が図られている。欠陥管理情報は、ディスクの複数の位置に欠陥管理領域(Defect Management Area、以下DMAと略す)を設けて、各領域に多重記録されている。
例えばDVD−RAMディスクでは、4つの欠陥管理領域(DMA1〜DMA4)を設けており、光ディスクの内周側に2つの欠陥管理領域を配置し、光ディスクの外周側に残りの2つの欠陥管理領域を配置している(例えば特許文献1)。
またDVR(Data & Video Recording)と呼ばれる大容量高密度ディスクにおいては、ディスク内周側の2つの欠陥管理領域(DMA1、DMA2)を試し書き領域(OPC)を挟んでディスク半径方向に離れて配置している。これにより、ディフェクト、傷等のために、2つの欠陥管理領域(DMA1、DMA2)が同時にダメージを受けることを防止し、DMAの信頼性を向上させている。また、欠陥管理領域のDDS(Disc Definition Structure)に更新回数を記録し、その更新回数がオーバーライト回数の限界値に達した場合、欠陥管理情報の記録領域を交替させ、DMAの記録再生の信頼性を高めている。そしてこのDDSの更新回数を比較し、どのDMAのデータが有効であるかを判断している(例えば特許文献2)。
特開2002−245723号公報 特開2004−14088号公報
複数個の欠陥管理領域(DMA1〜DMA4)を設けた高密度ディスクに対しては、これらの情報を順次読み出して、読み出した各データを比較しどの情報が有効な情報(最新の情報)であるかを判断する。そして有効と判断した情報に基づいて、記録再生動作のセットアップ処理を行うことになる。高密度ディスクにおいては、管理情報が増加するだけでなく、増加した各情報領域はディスクの内周側(リードイン)と外周側(リードアウト)に離散して配置されているので、読取り用ピックアップが各位置間を移動し、場合によっては往復することも必要となる。ピックアップの移動速度には限界があるので、情報読み出しのための時間が増大し、セットアップ時間が増大するという課題を有している。特に、DMAの欠陥情報(DL:Defect List)の更新において既存のDL領域への記録が失敗し、予備のDL領域にDLを記録する場合、全てのDMA(DMA1〜DMA4)の媒体管理情報(DDS)を更新する必要があり、大幅なタイムロスが発生する。また、更新回数が増加するのでディスクの書換え耐力も消耗する。
本発明の目的は、情報記録再生装置において媒体の管理情報の更新に要する時間を短縮することである。
本発明の他の目的は、光ディスク媒体の管理情報の更新回数を低減することである。
上記目的を達成するために、本発明の情報記録再生装置においては、
欠陥位置情報と交替位置情報を含む欠陥情報と、欠陥情報の開始位置情報と更新回数情報を含む媒体管理情報と、を含む管理情報が半径方向の異なる複数の領域に記録された光ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、
前記光ディスク媒体に対して情報の記録、再生又は消去を行うピックアップと、
前記ピックアップに供給する記録信号及び消去信号を処理し、前記ピックアップからの再生信号を処理する記録・再生・消去回路と、
前記スピンドルモータの回転と前記ピックアップの移動を制御するサーボ回路と、
前記記録・再生・消去回路に供給する記録情報を記憶し、前記記録・再生・消去回路で処理された再生情報を記憶するメモリと、
前記サーボ回路と前記記録・再生・消去回路を制御するマイクロプロセッサと、を有し、
前記光ディスク媒体に対する情報の記録が失敗して交替処理をし、光ディスク媒体の内周側に記録されている第1の管理情報の欠陥情報を更新した後、第1の管理情報よりも外周側に記録されている第2の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理を行った場合、第2の管理情報の媒体管理情報を消去し、第2の管理情報の媒体管理情報を欠陥情報の開始位置情報を変更して更新することを特徴とする。
前記更新後の第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じである。
前記欠陥情報の開始位置情報の変更は、前記メモリに記憶されている第2の管理情報の媒体管理情報に対して行われ、第2の管理情報の媒体管理情報の更新は、前記メモリの変更後の第2の管理情報の媒体管理情報を基に前記光ディスク媒体に対して行われる。
前記第1の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理をした場合は、前記第2の管理情報の欠陥情報の更新を行う前に、第1の管理情報の媒体管理情報を消去し、第1の管理情報の媒体管理情報を欠陥情報の開始位置情報を変更して更新する。
前記更新後の第1及び第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じである。
上記他の目的を達成するために、本発明の、欠陥位置情報と交替位置情報を含む欠陥情報と、欠陥情報の開始位置情報と更新回数情報を含む媒体管理情報と、を含む管理情報が半径方向の異なる複数の領域に記録された光ディスク媒体の管理情報の更新方法においては、
前記光ディスク媒体の複数の管理情報を再生してメモリに記憶するステップと、
前記光ディスク媒体に対する情報の記録が失敗した場合、交替領域に同一の情報を記録する交替処理を行うステップと、
前記光ディスク媒体の内周側に記録されている第1の管理情報の欠陥情報を更新するステップと、
前記光ディスク媒体の第1の管理情報よりも外周側に記録されている第2の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理を行った場合、前記メモリ内の第2の管理情報の媒体管理情報の欠陥情報の開始位置情報を変更するステップと、
前記光ディスク媒体の第2の管理情報の媒体管理情報を消去するステップと、
前記メモリ内の変更後の第2の管理情報の媒体管理情報を前記光ディスク媒体に記録するステップと、を含むことを特徴とする。
前記光ディスク媒体に記録して更新された第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じである。
前記第1の管理情報の欠陥情報の更新が失敗した場合は、前記第2の管理情報の欠陥情報の更新を行う前に、
第1の管理情報の欠陥情報の交替処理を行うステップと、
前記メモリ内の第1の管理情報の媒体管理情報の欠陥情報の開始位置情報を変更するステップと、
前記光ディスク媒体の第1の管理情報の媒体管理情報を消去するステップと、
前記メモリ内の変更後の第1の管理情報の媒体管理情報を前記光ディスク媒体に記録するステップを実行する。
前記光ディスク媒体に記録して更新された第1及び第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じである。
本発明によれば、情報記録再生装置において媒体の管理情報の更新に要する時間を短縮することができる。また、光ディスク媒体の管理情報の更新回数を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明による情報記録再生装置の一実施例である光ディスク装置のブロック構成を示す図である。記録再生媒体としての光ディスク1は、スピンドルモータ2により所定の回転速度で回転する。ピックアップ3はレーザ光源やフォトディテクタ、及び光学レンズ系を含み、光ディスク1にレーザ光を照射し、情報の記録及び再生を行う。サーボ回路4はスピンドルモータ2の回転と、ピックアップ3のディスク半径方向及び垂直方向の位置を制御し、トラッキング及びフォーカスの制御を行う。記録・再生・消去回路5は、ピックアップ3に供給する記録信号の変調、補償などの記録処理、ピックアップ3の読み出した信号に対して2値化、復調、デコード、誤り訂正等の再生処理、ピックアップ3に供給する消去信号の処理を行う。記録再生用のデータは、バッファメモリ8に一時保存され、インタフェース制御回路9を介して、外部に接続された上位装置10(例えばパーソナルコンピュータ)との間で送受信される。上位装置10からのコマンドを受け、マイクロプロセッサ6は、サーボ回路4、記録・再生・消去回路5、インタフェース制御回路9を制御して、記録・再生・消去動作などの各種処理を制御する。制御メモリ7は、制御に必要なプログラムやデータを保存している。
記録再生動作開始時、ピックアップ3は光ディスク1上の内周側及び外周側に設けられたDMAなどの管理情報記録領域にアクセス(シーク動作)し、管理情報を取得する。マイクロプロセッサ6は、ピックアップ3のアクセスのシーケンスを制御し、取得した管理情報を基に、装着された光ディスクに適応した記録再生条件に装置のセットアップを実行する。またマイクロプロセッサ6は、取得した管理情報からDDS状態情報を取得して最新のDDS(媒体管理情報)を管理し、またDL状態情報を取得して現在有効なDL(欠陥情報)を管理し、DL更新において既存のDL領域への記録が失敗したことを検出するDLエラー検出処理を実行する。なお、DLエラー検出は、マイクロプロセッサ6の処理以外に、DLエラー検出回路を設け、検出結果をマイクロプロセッサ6に報告するようにしても良い。
図2を参照して、本実施例にて使用する高密度リライタブル光ディスク1の領域構成の一例を説明する。なお、図2に示す領域構成は、説明を簡略化するために本発明に関係する媒体管理情報を記録する領域のみ示し、その他の管理情報を記録する領域は省略してある。内周側にDDS、DLを記録するDMA1、外周側にDDS、DLを記録するDMA2を有し、中間にユーザデータ等を記録するデータゾーンを有する。DMA1には、4個のDDSと3個のDL(DL1〜DL3)が設けられ、DMA2にも4個のDDSと3個のDL(DL1〜DL3)が設けられている。データゾーンはユーザデータエリアと、内周側の交替エリア(ISA)と、外周側の交替エリア(OSA)を有する。なお、図2では説明を簡略化するために、DMAは内周側に1個、外周側に1個設けられているが、実際は、内周側に2個、外周側に2個設けられている。また、DLの個数を3個としたが、これは任意の個数とすることができる。
図5、図6及び図7に、高密度リライタブル光ディスクであるBD−RE(Blu−ray Disc Recording)で規格化されているDDS、DL、DL contentsの構成を示す。図5に示すDDSでは、他のDMAも共通な情報と、当該DMAにのみ有効な情報を管理している。当該DMAにのみ有効な情報とは、バイト位置4の“DDS up date count”とバイト位置24の“first PSN of defect list”である。バイト位置4の“DDS up date count”はDDSの更新回数を示す更新回数情報であり、バイト位置24の“first PSN of defect list”はDLの開始アドレスを示す欠陥情報の開始位置情報である。図6に示すDLには、ディフェクトリストの内容が記録される複数の領域(list of defects)が設けられている。このlist of defectsの内容(DL contents)は、図7に示すように欠陥とされて交替される領域の位置情報(defective cluster first PSN)と、その交替領域の位置情報(replacement cluster first PSN)である。
次に、図2、図3及び図4を用いて、実施例による媒体管理情報の更新方法を説明する。BD−RE規格では、DL更新において既存のDL領域への記録が失敗し、予備のDL領域にDLを記録する場合、全てのDMAのDDSを更新する必要がある。図2に示すように、ユーザデータエリアのアドレス(a)へのユーザデータの記録が失敗した場合(1)、スペアエリア(今回はISA)のアドレス(b)に同一データを記録する(2)。アドレス(a)のデータがアドレス(b)に記録されていることをバッファメモリ8に取り込まれているDLに登録し、この情報をDMA1の現在有効なDL領域(今回はDL1が有効とする)に記録する(3)。同様にDMA2の現在有効なDL領域(今回はDL1が有効とする)にも記録するが、これに失敗した場合は(4)、同一DMA2のDL領域に交替をとり(今回はDL2)DLを記録する(5)。DMA2の有効なDLがDL1からDL2に変わったため、DDSにて管理される有効なDLの開始アドレス“first PSN of defect list”の更新が必要となる。DDSのこの情報を更新するために、バッファメモリ8に取り込まれているDDSの“DDS update count”情報を更新(1を加算)して、DMA1のDDSを4個とも更新(記録)し(6)、その後DMA2の4個のDDSの“DDS update count”情報と“first PSN of defect list”情報も更新(記録)する(7)ことになる。
上記のようにDLの開始アドレスが変更になった場合、本来は、“first PSN of defect list”情報がDDSの中で唯一当該DMA(上記の場合はDMA2)にのみ有効な情報であるため、図3のように“DDS update count”情報を更新しないで、当該DMA2のDDSのみ更新する(8)のが望ましい。そうすれば、他のDMA(上記の場合はDMA1)のDDSを更新する必要がなくなるので、予備領域を持たないDDSの更新回数を低減することができるため、ディスクの書換え耐力を無駄に消費しないで済むし、他のDMA更新のための時間(最内周と最外周間の移動時間)も短縮することができる。しかしながら、図3に示す方法では、(8)の処理実施中に光ディスク装置の電源をOFFされた場合などでは、ディスク上に記録されているDDSにおいて、“DDS update count”値が同一なのに他の情報(今回は“first PSN of defect list”)が異なっているという規格違反の(整合性が取れていない)ディスクを生み出してしまうことになる。このようなディスクでは、有効でない“first PSN of defect list”を読み出す可能性があり、その場合は、光ディスク装置が正常に動作できなくなる可能性がある。
そこで、本実施例では、図4に示すように、一度当該DMA2のDDSを消去して(9)から、“DDS update count”情報を更新しないで当該DDSの“first PSN of defect list”情報のみ更新する(10)。これにより、DDSの更新処理(10)の途中で電源OFFされても、“DDSのDDS update count”値が同一なのに“first PSN of defect list”が異なっているという規格違反のディスクを生み出すことなく、他DMAのDDSの更新を不要にすることができるので、DDSの更新回数の低減及び更新時間の短縮を可能とする。また、書換え可能媒体である相変化光ディスクでは、消去処理(9)に必要なレーザーパワーは、記録時の1/10程度であるため、ディスクの書換え耐力の消耗を軽減することができる。
次に、図8及び図9を参照して上記媒体管理情報の更新方法の光ディスク装置における具体的な処理手順を説明する。図8は、図2に示した更新方法のフローチャートであり、ユーザデータエリアのアドレス(a)へのユーザデータ記録が失敗し、DMA1の有効DLを更新(ステップ800、図2の(3))してからのマイクロプロセッサ6の処理である。ステップ802においてステップ800における更新にエラーがあるかどうかをチェックし、エラーがなければステップ804に進みDMA2の有効DLの更新を行う。ステップ806においてステップ804における更新にエラーがあるかどうかをチェックし、エラーが検出された場合(図2の(4))、ステップ808においてDMA2の予備のDL(図2の(5))に記録(交替処理)する。続いてステップ810において交替処理にエラーがあるかどうかをチェックし、エラーが検出される場合はステップ808、ステップ810を繰り返す。ステップ810においてエラーが検出されない場合、あるいは検出されなくなった場合、ステップ812に進みDMA1のDDSを更新したかどうかをチェックする。DMA1のDDSの更新は未だ行われていないのでステップ814に進みバッファメモリ8に取り込まれているDMA1の4個のDDSの“DDS update count”情報に1を加算する。続いてステップ816において光ディスクのDMA1の4個のDDSを更新する(図2の(6))。次にステップ818に進みピックアップ3を外周に移動(シーク)し、バッファメモリ8に取り込まれているDMA2の4個のDDSの“first PSN of defect list”情報を変更する。続いてステップ820において光ディスクのDMA2の4個のDDSを更新する(図2の(7))。
ステップ802においてエラーが検出された場合は、ステップ822に進みDMA1の予備のDLに記録(交替処理)する。続いてステップ824において交替処理にエラーがあるかどうかをチェックし、エラーが検出される場合はステップ822とステップ824を繰り返す。ステップ824においてエラーが検出されない場合、あるいはエラーが検出されなくなった場合、ステップ826に進みバッファメモリ8に取り込まれているDMA1の4個のDDSの“DDS update count”情報に1を加算する。続いてステップ828においバッファメモリ内のDMA1の4個のDDSの“first PSN of defect list”情報を変更し、ステップ830において光ディスクのDMA1の4個のDDSを更新する。この後は上記ステップ804に進む。この処理の場合は、ステップ812においてDMA1のDDSの更新は済んでいるので、ステップ818への処理へと進むことになる。また、ステップ806においてDMA2の有効DLの更新が成功しエラーが検出されなかった場合は、ステップ832に進みDMA1のDDSの更新を確認し、処理が終了する。
この処理の場合は前述のとおり、全DMAの更新に多くの時間がかかるという問題がある。特に、通常の上位装置(ホスト)からの連続記録処理において、記録時に欠陥を検出して交替領域にデータを交替記録し、さらにDLの更新時にもエラーが発生し交替記録する場合は、通常の記録再生に比べて大幅なタイムロスが発生する。
図9は図4に示した実施例による更新方法の光ディスク装置における具体的な処理を示すフローチャートである。ステップ800〜ステップ810までは上記図8に示した処理と同じであり、ステップ810においてDMA2の予備DLへの記録が成功した場合(図4の(5))、図8のステップ812、814、816の処理(図2の(6))はなく、ステップ818においてバッファメモリ内のDMA2の4個のDDSの“first PSN of defect list”情報のみを変更する。次にステップ900において、光ディスクのDMA2の4個のDDSを消去し(図4の(9))、ステップ820において既に変更したバッファメモリ内のDDSに基づいて光ディスクのDMA2の4個のDDSを更新する(図4の(10))。ステップ802においてエラーが検出され、DMA1の予備のDLへの交替記録が成功した場合(ステップ824)、“DDS update count”情報は更新しないでステップ828において“first PSN of defect list”情報のみを変更し、ステップ902においてDMA1の4個のDDSを消去し、ステップ830において光ディスクのDMA1の4個のDDSを更新する。ステップ804において光ディスクのDMA2の有効DLへの交替処理が成功した場合は、DMA1のDDSの更新を確認することなく処理終了となる。
以上説明したとおり上記実施例によれば、ユーザデータの記録時に欠陥を検出して交替領域に交替記録し、さらにDL更新にも失敗した場合、全DMAのDDSの更新回数情報を更新することなく、DL更新に失敗したDMAのDDSを消去し、当該DDSのDL開始アドレスのみを変更して更新するので、DDSの更新回数を低減することができる。消去処理に必要なレーザーパワーは、記録時に比べ低パワーであるため、DDSの更新回数の低減と相まってディスクの書換え耐力の消耗を軽減することができる。また、DL更新時にディスクの内周から外周にかけてのシーク動作を減らすことができるので、更新時間を短縮することができる。さらにDDSの更新回数情報を更新しないので規格違反のディスクを生み出すこともない。そしてさらに、DL更新時に大幅なロスタイムが発生した場合は、ホストの記録コマンドの時間監視に引っかかり記録処理失敗となりホストから切り離される可能性があるが、上記本実施例によればこのような事態を回避することができる。
本発明による情報記録再生装置の一実施例である光ディスク装置のブロック構成を示す図である。 本実施例にて使用する高密度リライタブル光ディスクの領域構成及びDL更新処理の一例の概要を示す図である。 DL更新処理の他の例の概要を示す図である。 本実施例によるDL更新処理の概要を示す図である。 図4におけるDDSに含まれる媒体管理情報を示す図である。 図4におけるDL(DL1〜DL3)の構成を示す図である。 図6のDLに登録される内容(交替元アドレスと交替先アドレス)を示す図である。 図2のDL更新処理の光ディスク装置における処理のフローチャートである。 図4に示す実施例のDL更新処理の光ディスク装置における処理のフローチャートである。
符号の説明
1…記録再生媒体(光ディスク)、2…スピンドルモータ、3…ピックアップ、4…サーボ回路、5…記録・再生・消去回路、6…マイクロプロセッサ、7…制御メモリ、8…バッファメモリ、9…インタフェース制御回路、10…上位装置。

Claims (9)

  1. 欠陥位置情報と交替位置情報を含む欠陥情報と、欠陥情報の開始位置情報と更新回数情報を含む媒体管理情報と、を含む管理情報が半径方向の異なる複数の領域に記録された光ディスク媒体を回転させるスピンドルモータと、
    前記光ディスク媒体に対して情報の記録、再生又は消去を行うピックアップと、
    前記ピックアップに供給する記録信号及び消去信号を処理し、前記ピックアップからの再生信号を処理する記録・再生・消去回路と、
    前記スピンドルモータの回転と前記ピックアップの移動を制御するサーボ回路と、
    前記記録・再生・消去回路に供給する記録情報を記憶し、前記記録・再生・消去回路で処理された再生情報を記憶するメモリと、
    前記サーボ回路と前記記録・再生・消去回路を制御するマイクロプロセッサと、を有し、
    前記光ディスク媒体に対する情報の記録が失敗して交替処理をし、該光ディスク媒体の内周側に記録されている第1の管理情報の欠陥情報を更新した後、第1の管理情報よりも外周側に記録されている第2の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理を行った場合、第2の管理情報の媒体管理情報を消去し、第2の管理情報の媒体管理情報を欠陥情報の開始位置情報を変更して更新することを特徴とする情報記録再生装置。
  2. 前記更新後の第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じであることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  3. 前記欠陥情報の開始位置情報の変更は、前記メモリに記憶されている第2の管理情報の媒体管理情報に対して行われ、第2の管理情報の媒体管理情報の更新は前記メモリの変更後の第2の管理情報の媒体管理情報を基に前記光ディスク媒体に対して行われることを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  4. 前記第1の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理をした場合は、前記第2の管理情報の欠陥情報の更新を行う前に、第1の管理情報の媒体管理情報を消去し、第1の管理情報の媒体管理情報を欠陥情報の開始位置情報を変更して更新することを特徴とする請求項1記載の情報記録再生装置。
  5. 前記更新後の第1及び第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数は、前回と同じであることを特徴とする請求項4記載の情報記録再生装置。
  6. 欠陥位置情報と交替位置情報を含む欠陥情報と、欠陥情報の開始位置情報と更新回数情報を含む媒体管理情報と、を含む管理情報が半径方向の異なる複数の領域に記録された光ディスク媒体の管理情報の更新方法において、
    前記光ディスク媒体の複数の管理情報を再生してメモリに記憶するステップと、
    前記光ディスク媒体に対する情報の記録が失敗した場合、交替領域に同一の情報を記録する交替処理を行うステップと、
    前記光ディスク媒体の内周側に記録されている第1の管理情報の欠陥情報を更新するステップと、
    前記光ディスク媒体の第1の管理情報よりも外周側に記録されている第2の管理情報の欠陥情報の更新が失敗して交替処理を行った場合、前記メモリ内の第2の管理情報の媒体管理情報の欠陥情報の開始位置情報を変更するステップと、
    前記光ディスク媒体の第2の管理情報の媒体管理情報を消去するステップと、
    前記メモリ内の変更後の第2の管理情報の媒体管理情報を前記光ディスク媒体に記録するステップと、
    を含むことを特徴とする光ディスク媒体の管理情報の更新方法。
  7. 前記光ディスク媒体に記録して更新された第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じであることを特徴とする請求項6記載の光ディスク媒体の管理情報の更新方法。
  8. 前記第1の管理情報の欠陥情報の更新が失敗した場合は、前記第2の管理情報の欠陥情報の更新を行う前に、
    第1の管理情報の欠陥情報の交替処理を行うステップと、
    前記メモリ内の第1の管理情報の媒体管理情報の欠陥情報の開始位置情報を変更するステップと、
    前記光ディスク媒体の第1の管理情報の媒体管理情報を消去するステップと、
    前記メモリ内の変更後の第1の管理情報の媒体管理情報を前記光ディスク媒体に記録するステップと、
    を実行することを特徴とする請求項6記載の光ディスク媒体の管理情報の更新方法。
  9. 前記光ディスク媒体に記録して更新された第1及び第2の管理情報の媒体管理情報の更新回数情報は、前回と同じであることを特徴とする請求項8記載の光ディスク媒体の管理情報の更新方法。
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