JP2007200038A - 学習機および学習システム - Google Patents

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晃子 伊藤
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俊哉 金坂
Ko Takano
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Abstract

【課題】 いつ学習を行う場合にも、学習者の学習レベルに適した学習教材を提供可能な学習機および学習システムを提供する。
【解決手段】 学習機1は、前回の学習日時と今回の学習日時の日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報とを関連付けた学習テーブル110aと、学習ログ110bと、学習教材110cを有する。学習開始時、学習機1の学習レベル決定手段23が、学習ログ110bにある前回の学習完了時から学習開始時までの日時差に基づいて、学習テーブル110aから今回提供すべき学習教材の学習レベルを取得し、当該学習レベルの学習教材を学習教材読み出し手段24が学習教材110cから読み出し、読み出した学習教材を学習教材提示手段25が提示する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、学習者の学習レベルに応じた学習問題を学習者に提供する学習機、および学習システムに関する。
従来、サーバおよび情報処理端末から構成される学習システムが存在する。例えば、情報処理端末で学習教材を提示し、提示した学習教材レベルに対応したテストを実施し、テストの回答をサーバに送信し、サーバでテストの回答に基づいて学習者の学習レベルを決定し、学習レベルに応じた学習教材を選定し、選定した学習教材を情報処理端末へ提供する学習システムがある。(特許文献1)。
特開2002−258729号公報
一般的に学習者は、様々な事情から毎日継続的に学習を続けることは困難である。
特許文献1のシステムにおいて、学習終了時にテストを行い、テストの回答をサーバに送信して次の学習教材を受信した後、何らかの事情で学習を継続することが出来なくなることがある。この場合、学習者の学習レベルが前回の学習終了時より低下してしまうことがあり、受信済みの学習教材は、学習者の学習レベルには適さないこととなる。無理にその学習教材で学習を継続することは、学習者の知識が薄くなってしまった学習部分を放置して学習を進めることにとなり、学習者の学習効率を低下させる恐れがある。
特許文献1のシステムでは、学習開始時にテストを行い、その回答に基づいて学習問題を提供することも可能である。しかしこの場合のテストは、前回の学習終了時の学習レベルに基づいた内容であるため、前回の学習終了時から長時間経過している場合には、学習者の学習レベルに適さないテストということになる。つまり、学習開始時にテストを行っても、テストの内容が不適切であるため、学習者の現在の学習レベルを決定可能な結果が得られない。このため、学習者の現在の学習レベルに適した学習教材を提供することは困難である。
よって本発明は、いつ学習を行う場合にも、学習者の学習レベルに適した学習教材を提供可能な学習機および学習システムを提供する。
上記課題を鑑みて本発明の学習機は、前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報とを含む情報を記憶する学習ログ記憶手段と、前回の学習日時と今回の学習日時の日時差を示す日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報とを関連付けた学習テーブルを記憶する学習テーブル記憶手段と、前記学習者が情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられた今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報を、前記学習テーブル記憶手段に記憶されている学習テーブルから読み出し、今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を、前記読み出した学習レベル情報に決定する学習レベル決定手段と、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材情報記憶手段に記憶されている学習教材情報を読み出す学習教材読み出し手段と、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報を提示する学習教材提示手段とを有するものとする。
これにより、学習者の前回の学習終了時からの時間経過を考慮した学習教材を、学習者に提示することが可能である。
また、本発明の学習機の前記学習ログ記憶手段はさらに、学習に対する理解度を確認するための確認問題に前記学習者が合格したか否かを示す成績情報を含み、前記学習レベル決定手段は、前回学習時における成績情報が不合格に関する情報である場合、前記決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報をさらに所定レベル低くするものとする。
これにより、前回の学習終了時からの時間経過と共に、学習者の学習に対する理解度も考慮した学習教材を学習者に提示することが可能である。
また、本発明の学習機の前記学習テーブル記憶手段は、複数個の学習テーブルを記憶し、前記学習ログ記憶手段は、前記学習テーブル毎に学習ログを記憶するものとする。
これにより、学習項目毎に学習者に適した学習教材を、学習者に提示するすることが可能である。
また、本発明の学習機の前記学習教材提示手段は、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報の提示に先立って、前記学習レベル決定手段における今回提示する学習教材情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示するものとする。
これにより、学習者は、自身の学習の進捗状況を認識することが可能である。
また本発明の学習機は、遠隔にある学習教材情報を記憶するサーバに対して、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段をさらに有し、前記学習教材提示手段は、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示するものとする。
サーバは一般に、同一学習レベルで内容の異なる学習教材を大量に保持することが可能である。従って、学習者が諸事情により同一学習レベルの学習を長期間続ける場合でも、同じ学習教材を複数回提供することなく、毎度、新しい学習教材を学習機に対して提供することが可能である。
また本発明の学習機は、前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、前記学習者に提示するテスト情報と、前記テスト情報の正解情報とを記憶するテスト情報記憶手段と、学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報と、テスト情報の学習レベルを示すテストレベル情報とを含む情報を記憶するテストログ記憶手段と、前回の学習日時と今回の学習日時の日時差を示す日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、テストレベル情報とを関連付けたテストテーブルを記憶するテストテーブル記憶手段と、前記学習者が情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられたテストレベル情報を、前記テストテーブル記憶手段に記憶されているテストテーブルから読み出し、今回提示するテスト情報の学習レベル情報を、前記読み出したテストレベル情報に決定するテストレベル決定手段と、前記テストレベル決定手段で決定した今回提示するテスト情報の学習レベル情報に基づいて、前記テスト情報記憶手段に記憶されているテスト情報と正解情報を読み出すテスト読み出し手段と、前記テスト読み出し手段で読み出したテスト情報を提示し、前記入力手段から入力される前記テスト情報に対する回答情報を取得するテスト実行手段と、前記テスト実行手段で取得した回答情報と前記正解情報とを比較して前記テスト情報に対する成績情報を学習レベル情報毎に算出し、前記成績情報に基づいて今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を決定する学習レベル決定手段と、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材情報記憶手段に記憶されている学習教材情報を読み出す学習教材読み出し手段と、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報を提示する学習教材提示手段とを有するものとする。
これにより、学習開始時における学習者の学習に対する知識を考慮した学習教材の提示が可能となる。
また、本発明の学習機の前記学習レベル決定手段は、前記テスト情報に対する学習レベル情報毎の成績情報が全て合格に関する情報であった場合、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報よりも1レベル上の学習レベル情報を今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に決定するものとする。そして、前記テスト情報に対する学習レベル情報毎の成績情報に不合格に関する情報が含まれている場合、不合格となったテスト情報の学習レベル情報を、今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に決定するものとする。
これにより、学習者が、どの学習レベルまで知識として身についているのか、忘れてしまったのはどの学習レベルであるのかを、的確に考慮して学習教材の学習レベルを決定することが可能である。
また、本発明の学習機の前記テストテーブル記憶手段は、複数個のテストテーブルを記憶し、前記テストログ記憶手段は、前記テストテーブル毎にテストログを記憶するものとする。
これにより、学習項目毎に学習者に適したテストを、学習者に提示するすることが可能である。
また、本発明の学習機の前記テスト実行手段は、前記テスト情報の提示に先立って、前記テストレベル決定手段における今回提示するテスト情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示するものとする。
これにより、学習者は、自身の学習の進捗状況を認識した上でテストを実行することが可能である。
また、本発明の学習機の前記学習教材提示手段は、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報の提示に先立って、前記学習レベル決定手段における今回提示する学習教材情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示するものとする。
これにより、学習者は、自身の学習に対する理解度を認識した上で学習に取り掛かることが出来る。
また本発明の学習機は、遠隔にある、テスト情報と前記テスト情報の正解情報を記憶するサーバに対して、前記テストレベル決定手段で決定した今回提示するテスト情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示するテスト情報と正解情報を取得するテスト要求・取得手段をさらに有し、前記テスト実行手段は、前記テスト要求・取得手段で取得したテスト情報を提示し、前記入力手段から入力される前記テスト情報に対する回答情報を取得するものとする。
また本発明の学習機は、遠隔にある学習教材情報を記憶するサーバに対して、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段をさらに有し、前記学習教材提示手段は、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示するものとする。
サーバは一般に、同一学習レベルで内容の異なるテストおよび学習教材を大量に保持することが可能である。従って、学習者が諸事情により同一学習レベルの学習を長期間続ける場合でも、同じテストおよび学習教材を複数回提供することなく、毎度、新しいテストおよび学習教材を学習機に対して提供することが可能である。
また本発明は、学習教材情報を提示することで学習者に学習を実行させる学習機と、前記学習機からの要求によりテストもしくは学習教材を学習機に提供するサーバとを含む学習システムとする。
本発明の学習システムによれば、前回の学習終了時から長時間経過してしまった学習者に対しても、次の学習開始時に学習者に適した学習レベルの学習教材を提供することが可能である。
以下に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。構成上で同様のものは同じ符号を用いて説明する。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を説明する。本発明の実施形態1は、前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差を考慮した学習教材を学習者に提示することが可能な学習システムの例である。
図1は、本発明の学習システム構成の概略図である。1は学習者が所有する学習機、2は学習者の学習状況等を管理するサーバ、3は通信回線網を示す。
学習機1は、学習者が所有する機器であり、パーソナルコンピュータや携帯機器に相当する。
サーバ2は、学習システムを運営する機関等に設けられ、学習機1を管理する。サーバ2は後述するように、学習者によって契約されている学習システムおよび学習機1に関する情報、ならびに学習教材を記憶するためのデータベースを有している。
尚、学習機1は、図のように複数台(1a、1b、1c、1d)存在することができ、台数は何台でもかまわない。
図2は、本発明の学習機1のハードウエア構成の概略図である。101はキーボードやボタン等の入力部、102は液晶表示装置等の表示部、103は外部記憶装置等と接続して情報の送受信を行うための入出力インターフェイス(以後、I/O部)、104は前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差を計時する計時部、105はサーバ2と通信するための通信部、106は学習機1全体を制御するCPU、107は電源部、108は各種動作プログラム等が記憶されたROM、109は主に各種演算の作業領域として使用されるRAM、110は学習教材や学習ログ等を記憶する記憶部、111は学習教材を音声等で通知するための音声出力部である。記憶部110の詳細を、図3〜5を用いて説明する。
図3は、実施形態1における学習機1の記憶部110が記憶する情報を示す概略図である。110aは前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時と、今回提供すべき学習教材の学習レベルとを関連付けた学習テーブル、110bは学習機1において行われた学習に関する学習ログ学習ログ、110cはサーバから提供された、学習機1において提示する学習教材である。学習テーブル110aおよび学習ログ110bの詳細を、それぞれ図4および図5を用いて説明する。
図4は、学習テーブル110aの例である。学習テーブル110aにおいて、縦の列Aが前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差であり、横の列Bが前回の学習レベルである。日時差が大きくなるにつれて、学習レベルが下がるようになっている。
例えば前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差が2日あり、前回の学習レベルが9であった場合、Cにあるように今回はレベルアップし、学習レベル10の学習教材を使用することにする。日時差が8日あり、前回の学習レベルが8であった場合、Dにあるように今回はレベルアップはせず、前回と同様の学習レベル8の学習教材を使用することにする。日時差が10日あり、前回の学習レベルが6であった場合、Eにあるように今回は復習を行う必要があると判断してレベルダウンし、学習レベル5の学習教材を使用することにする。
この学習テーブル110aはあくまで例であり、学習者個人に合わせてを設定するのが好ましい。例えば、予め学習者に、到達目標の学習レベル、到達目標の学習レベルに到達したい予定期間、苦手な学習項目、学習者自身の性格(忘れっぽい等)、等を登録させ、それらに合わせて学習テーブルを設定(予め設定されている学習テーブルを微調整)するようにしてもよい。
例えば予め設定されている学習テーブルに対して、到達目標の学習レベルにより短期間で到達したい場合には、一回の学習で行う学習教材の学習レベルの数を増やす、学習者自身の性格が忘れっぽい場合または苦手な学習項目がある場合には、重点的に復習を行えるように学習レベルを上がり難くする、等の微調整を行うことで、学習テーブルを学習者個人に特化したものにすることが出来る。
また学習テーブルは、例えば外国語学習に関する学習システムであれば、ヒヤリング、文法、単語、長文読解等といった学習項目毎に設定するようにしてもよい。また、学習レベルの代わりに、前回提示した学習教材より何レベル低くした学習教材を今回提示すべきかを示す下げ幅情報を設定するようにしてもよい。
図5は、学習ログ110bの例である。学習ログ110bは、今回の学習開始日時(日時)、前回の学習日時(前回)、前回提示した学習教材の学習レベル(前回の学習レベル)、前回の学習終了時と今回の学習開始時の日時差(日時差)、学習テーブル110aを参照して取得した学習レベル(仮レベル)、前回の学習時に行った確認テスト等の成績(前回の成績)、今回提示する学習教材の学習レベル(今回の学習レベル)、等を含む情報である。尚、前回の学習が未完了である場合、学習者の学習に対する理解度は無いと判断し、前回の成績は「不合格」であるとする。また、学習項目毎に学習テーブルを設定している場合には、学習項目毎に学習ログが存在するものとする。
ここで、学習ログ110bにおける今回の学習レベルは、今回の仮レベルに基づいて、前回の成績を考慮して決定される情報である。今回の学習レベルの決定方法について、情報Fを参考にして説明する。
2005年12月10日に学習を行う場合、前回の学習レベルが5で日時差が1日であるため、学習テーブル110aを参照すると今回の学習レベル(仮レベル)は6となる。しかし、前回の成績が不合格であるため、学習レベルを上げることは行わず、今回の学習レベルは前回のままで5とする。つまり、前回の成績が合格である場合には、学習テーブル110aを参照して取得した学習レベル(仮レベル)をそのまま採用し、不合格である場合には、学習テーブル110aを参照して取得した学習レベル(仮レベル)より1段階低い学習レベルを採用することで、今回の学習レベルを決定する。
学習教材の学習レベルの決定方法として上記方法を使用することにより、学習者の学習に対する理解度と前回の学習終了時からの時間経過を考慮した、学習者に適した学習教材を、学習者に提示することが可能である。尚、本実施形態では、前回の成績が不合格である場合、学習テーブル110aを参照して取得した学習レベル(仮レベル)より1段階低い学習レベルを採用して今回の学習レベルを決定したが、前回の成績の考慮の仕方(学習レベルの下げ幅、等)はこれに限らない。
また、学習の内容や種類により、学習時に確認テスト等を行わない場合もあり得る。この場合には前回の成績は存在しないため、学習テーブル110aを参照して取得した学習レベル(仮レベル)をそのまま今回の学習レベルとしてもよい。
尚、学習テーブルが、日時差と、前回提示した学習教材より何レベル低くした学習教材を今回提示すべきかを示す下げ幅情報とが関連付けられたテーブルである場合には、学習ログbの前回の学習レベルから学習テーブルの下げ幅情報分、レベルを低くした学習レベルに対して、前回の成績を考慮することで今回の学習レベルを決定することが出来る。
図6は、本発明のサーバ2のハードウエア構成の概略図である。201はキーボードやボタン等の入力部、202はディスプレイ等の表示部、203は外部記憶装置等と接続して情報の送受信を行うための入出力インターフェイス(以後、I/O部)、204は計時部、205は学習機1と通信するための通信部、206はサーバ2全体を制御するCPU、207は電源部、208は各種動作プログラム等が記憶されたROM、209は主に各種演算の作業領域として使用されるRAM、210は学習者によって契約されている学習システムおよび学習機1に関する情報(学習機1の識別情報、学習機1の所有者もしくは学習者に関する情報、学習システムの契約情報、学習機1に提供している学習教材や学習ログに関する情報、等)を学習機毎に記憶する学習機データベース、211は学習機に提供可能な学習教材を記憶する学習教材データベースである。
本実施形態1では、サーバ2は、学習教材データベース211に記憶されている学習教材のうち、学習機データベース210に記憶されている学習システムの契約情報を考慮して決定した学習教材を、通信部205を使用して予め学習機1に提供しているものとする。しかし別の方法として、学習システムを運営する機関等が各種記憶媒体に予め学習教材を記憶して学習者に配布し、学習者自身が学習機1を操作して、学習機1に記憶媒体から学習教材を読み込ませる、という方法を採用してもよい。
次に、学習機1の基本機能を説明する。図7は、実施形態1における学習機1の機能ブロック図である。学習機1は、学習開始確認手段21、日時差算出手段22、学習レベル決定手段23、学習教材読み出し手段24、学習教材提示手段25を有している。これらの手段の機能は、ROM108に記憶されている動作プログラムをCPU106によって読み出して実行し、図2に示した学習機1内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
学習開始確認手段21は、入力部101から入力される学習開始に関する入力情報に基づいて、学習が開始されるのか否かを決定する。
日時差算出手段22は、記憶部110の学習ログ110bに記憶されている前回の学習日時を読み出し、計時部104から現在の日時を取得し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する。
学習レベル決定手段23は、日時差算出手段22で算出した日時差を用いて、学習テーブル110aから今回の学習レベルを取得する。図5の説明において示したように、前回の学習終了時に確認テスト等を行っている場合には、学習ログ110bから確認テストの成績を読み出し、これを考慮して(合格ならば学習テーブル110aから取得した学習レベルとし、不合格ならば学習テーブル110aから取得した学習レベルより低い学習レベルとする)今回の学習レベルを決定する。
学習教材読み出し手段24は、学習レベル決定手段23で決定された今回の学習レベルの学習教材を学習教材110cから読み出す。
学習教材提示手段25は、学習教材読み出し手段24で読み出した学習教材を表示部102に表示する、音声出力部111で音声出力する、等をすることで提示する。
尚、特許請求の範囲における学習教材情報記憶手段、学習ログ記憶手段、学習テーブル記憶手段は、記憶部110に相当する。また、入力手段は入力部101に相当する。
図8は、実施形態1における学習機1による学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。
まず初めに、学習開始確認手段21によって、入力部101から入力される学習開始に関する入力情報に基づいて、学習が開始されるのか否かを確認する(S1)。
学習の開始を確認した場合(S1のYes分岐)、日時差算出手段22によって学習ログ110bの読み出しを行い(S2)、計時部104の現在日時と比較し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する(S3)。
次に、学習レベル決定手段23によって学習テーブル110aを読み出し(S4)、算出した日時差を用いて学習レベルを取得する。ここで、前回の学習終了時に確認テスト等を行っている場合には、学習ログ110bから確認テストの成績を読み出し、これを考慮して(合格ならば学習テーブル110aから取得した学習レベルとし、不合格ならば学習テーブル110aから取得した学習レベルより低い学習レベルとする)、今回の学習レベルを決定する(S5)。
次に、決定された学習レベルに応じた学習教材を学習教材読み出し手段24によって学習教材110cから読み出す(S6)。
そして読み出された学習教材を、学習教材提示手段25によって表示部102に表示し、または音声出力部111で音声出力することで提示する(S7)。この際、今回の学習レベルの決定経緯に関する情報を、学習教材の提示に先立って表示するようにしてもよい。図9は、実施形態1における学習レベルの決定経緯を説明する表示画面の例である。ここでは、前回の学習レベルが5で、前回の確認テストに合格しており、日時差が3日であったため、今回は学習レベル6の学習を開始する、ということが示されている。このように、日時差を含めて学習レベルの決定方法を通知することで、学習者に、学習の進捗状況を通知する効果がある。
このように本実施形態1の学習システムは、学習者の学習に対する理解度と前回の学習終了時からの時間経過を考慮した、学習者に適した学習教材を学習者に提示することが可能である。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を説明する。本発明の実施形態2は、実施形態1の学習システムにおいて、学習機1が学習教材を学習の都度サーバ2から取得する場合の例を示す。
尚、学習機1およびサーバ2のハードウエア構成、並び学習機1の記憶部110内にある各種情報は、実施形態1の場合と同一であるため、詳細な説明を割愛する。
図10は、実施形態2における学習システムの機能ブロック図である。学習機1は、学習開始確認手段21、日時差算出手段22、学習レベル決定手段23、学習教材要求・取得手段26、学習教材提示手段25を有している。これらの手段の機能は、ROM108に記憶されている動作プログラムをCPU106によって読み出して実行し、図2に示した学習機1内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
またサーバ2は、学習教材送出手段42を有する。この手段の機能は、ROM208に記憶されている動作プログラムをCPU206によって読み出して実行し、図6に示したサーバ2内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
学習機1における学習開始確認手段21、日時差算出手段22、学習レベル決定手段23は、実施形態1において説明したもの同一手段であるため、説明を割愛する。
学習教材要求・取得手段26は、学習レベル決定手段23で決定された今回の学習レベルの学習教材を、通信部105を使用してサーバ2に接続して要求し、取得する。
学習教材提示手段25は、学習教材要求・取得手段26で取得した学習教材を表示部102に表示する、音声出力部111で音声出力する、等をすることで提示する。
学習教材送出手段42は、学習機1の学習教材要求・取得手段26から学習教材の要求を取得する。そして、要求に含まれる、学習レベルに関する情報に基づいて学習教材データベース211から適切な学習教材を読み出し、学習機1に読み出した学習教材を送出する。
図11は、実施形態2における学習システムによる学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。
まず初めに、学習開始確認手段21によって、入力部101から入力される学習開始に関する入力情報に基づいて、学習が開始されるのか否かを確認する(S11)。
学習の開始を確認した場合(S11のYes分岐)、日時差算出手段22によって学習ログ110bの読み出しを行い(S12)、計時部104の現在日時と比較し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する(S13)。
次に、学習レベル決定手段23によって学習テーブル110aを読み出し(S14)、算出した日時差を用いて学習レベルを取得する。ここで、前回の学習終了時に確認テスト等を行っている場合には、学習ログ110bから確認テストの成績を読み出し、これを考慮して今回の学習レベルを決定する(S15)。学習レベルの決定方法は、実施形態1で採用した方法と同一である。
次に、決定された今回の学習レベルの学習教材を、学習教材要求・取得手段26によって、通信部105を使用してサーバ2に要求する(S16)。
サーバ2は学習機1からの学習教材の要求を受信する(S21)。そして学習教材送出手段42によって、要求に含まれる、学習レベルに関する情報に基づいて学習教材データベース211から適切な学習教材を読み出し(S22)、学習機1に読み出した学習教材を送信する(S23)。
学習機1では、サーバから送信された学習教材を、学習教材要求・取得手段26によって受信する(S17)。
そして取得した学習教材を、学習教材提示手段25によって表示部102に表示し、または音声出力部111で音声出力することで提示する(S18)。この際、実施形態1における図9の場合のように、今回の学習レベルの決定経緯に関する情報を、学習教材の提示に先立って表示部102に表示するようにしてもよい。
このように本実施形態2の学習システムは、学習者の理解度と前回の学習終了時からの時間経過を考慮した学習教材を、学習者に提示することが可能である。
さらに、学習開始の都度、サーバ2から学習教材を取得する仕組みを採用したため、学習機1の記憶部メモリ110の容量を軽減することができ、学習機1の小型化を図ることが可能である。
またサーバ2は、同一学習レベルで内容の異なる学習教材を大量に保持することが可能である。そのため、学習者が諸事情により同一学習レベルの学習を長期間続ける場合でも、同じ学習教材を複数回提供することなく、毎度、新しい学習教材を学習機1に対して提供することが可能である。
(実施形態3)
本発明の実施形態3を説明する。本発明の実施形態3は、実施形態1の学習システムにおいて、学習開始時に学習機1で復習のテストを行い、その成績を考慮して学習教材を決定する場合の例である。
尚、学習機1のハードウエア構成は、記憶部110を除き実施形態1の場合と同一である。またサーバ2のハードウエア構成は、学習教材データベース211を除き実施形態1の場合と同一である。よって同一構成部分に関しては、詳細な説明を割愛する。
サーバ2は、学習教材データベース211に学習教材およびテストとその正解情報を記憶している。そして、学習機データベース210に記憶されている学習システムの契約情報を考慮して決定した学習教材、テスト、およびその正解情報を、通信部205を使用して予め学習機1に提供しているものとする。しかし別の方法として、学習システムを運営する機関等が各種記憶媒体に予め学習教材、テスト、及びその正解情報等を記憶して学習者に配布し、学習者自身が学習機1を操作して、記憶媒体から学習教材、テスト、およびその正解情報等を学習機1に読み込ませる、という方法を採用していもよい。
図12は、実施形態2における学習機1の記憶部110が記憶する情報を示す概略図である。110dは前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時と、今回の学習開始時に行う復習テストのレベルとを関連付けたテストテーブル、110cはサーバから提供された、学習機1において提示する学習教材、110eは、学習機1において学習開始時に行う復習のためのテスト、110fは学習機1において行われたテストに関するログ(テストログ)、110bは学習機1において行われた学習に関するログ(学習ログ)である。テストテーブル110dおよびテストログ110fの詳細を、それぞれ図13および図14を用いて説明する。
図13は、テストテーブル110dの例である。テストテーブル110dにおいて、縦の列Gが前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差であり、横の列Hが前回の学習レベルである。日時差が大きくなるにつれて、復習のテストには低い学習レベルの内容が含まれるようになっている。
例えば前回の学習完了時から今回の学習開始時までの日時差が2日あり、前回の学習レベルが9であった場合、Jにあるように前回の学習レベル9のテストを行う。日時差が8日あり、前回の学習レベルが8であった場合、比較的時間が経過してしまっているため、Kにあるように前回の学習レベル8と1段階下の学習レベル7のテストを行う。日時差が10日あり、前回の学習レベルが6であった場合、かなり時間が経過してしまっているため、Lにあるように前回の学習レベル6と、1段階下の学習レベル5と、2段階下の学習レベル4のテストを行う。
このテストテーブルはあくまで例であり、学習者個人に合わせてを設定するのが好ましい。例えば、予め学習者に、到達目標の学習レベル、到達目標の学習レベルに到達したい予定期間、苦手な学習項目、学習者自身の性格(忘れっぽい等)、等を登録させ、それらに合わせてテストテーブルを設定(予め設定されているテストテーブルを微調整)するようにしてもよい。
例えば予め設定されているテストテーブルに対して、学習者自身の性格が忘れっぽい場合または苦手な学習項目がある場合には、過去の学習内容を完全に覚えているかを継続的に確認するため、より低い学習レベルの内容が含まれるようにする、等の微調整を行うことで、テストテーブルを学習者個人に特化したものにすることが出来る。
またテストテーブルは、例えば外国語学習に関する学習システムであれば、ヒヤリング、文法、単語、長文読解等といった学習項目毎に設定するようにしてもよい。また、テストの学習レベルの代わりに、次回に何レベル分低い学習レベルのテストを行うべきかを示すレベル範囲情報を設定するようにしてもよい。
図14は、テストログ110fの例である。テストログ110fは、今回の学習開始日時(日時)、前回の学習日時(前回)、前回提示した学習教材の学習レベル(前回の学習レベル)、前回の学習終了時と今回の学習開始時の日時差(日時差)、テストテーブル110dを参照して取得したテストの学習レベル(テスト)、テストの成績(成績)、今回提示する学習教材の学習レベル(今回の学習レベル)、等を含む情報である。学習項目毎にテストテーブルを設定している場合には、学習項目毎にテストログが存在するものとする。ここで、テストログ110fにおける今回の学習レベルは、テストの成績を考慮して決定される情報である。今回の学習レベルの決定方法について、情報MおよびNを参考にして説明する。
情報Mにおいて2005年12月8日に学習を行う場合、前回の学習レベルが7で日時差が25日(テストテーブル110dにおける22〜28日)であるため、テストテーブル110dを参照するとテストの学習レベル(テスト)は7、6、5、4、3となる。テストの成績欄にあるように、学習レベル7、6、5、4、3を含むテストを行った結果、学習レベル6のテストが不合格(学習レベル7、5、4、3のテストは合格であったものとする)であったため、今回の学習レベルは、不合格であった学習レベル6から開始することとする。
また情報Nにおいて2005年12月10日に学習を行う場合、前回の学習レベルが6で日時差が1日であるため、テストテーブル110dを参照するとテストの学習レベル(テスト)は6となる。テストの成績欄にあるように、学習レベル6のテストを行った結果、合格であったため、今回の学習レベルは、1段階アップグレードして学習レベル7から開始することとする。
つまり、テストの学習レベル毎の成績が全て合格である場合には、前回の学習レベルより1段階アップグレードした学習レベルを採用し、テストの学習レベル毎の成績に不合格が含まれる場合、不合格となった学習レベルを再度採用する、という方法を採用することで今回の学習レベルを決定する。
学習教材の学習レベルの決定方法として上記方法を使用することにより、学習開始時における学習者の理解度を考慮した学習教材を、学習者に提示することが可能である。特に、学習開始時に行うテストの内容が前回の学習終了時からの時間経過を考慮して決定されるため、学習者が、どの学習レベルまで知識として身についているのか、忘れてしまったのはどの学習レベルであるのかを、的確に考慮して学習教材の学習レベルを決定することが可能である。これにより学習者は、忘れてしまった学習レベルから再度学習を開始することができ、学習に対する理解を深めながら学習を進めることが可能である。
尚、テストテーブルが、日時差と、次回に何レベル分低い学習レベルのテストを行うべきかを示すレベル範囲情報とが関連付けられたテーブルである場合には、テストログ110fの前回の学習レベルからテストテーブルのレベル範囲情報分の学習レベルを、今回のテストの学習レベルとして決定することが出来る。
図15は、実施形態3における学習機1の機能ブロック図である。学習機1は、学習開始確認手段21、日時差算出手段22、テストレベル決定手段27、テスト読み出し手段28、テスト実行手段29、学習レベル決定手段23、学習教材読み出し手段24、学習教材提示手段25を有している。これらの手段の機能は、ROM108に記憶されている動作プログラムをCPU106によって読み出して実行し、図2に示した学習機1内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
学習機1における学習開始確認手段21、学習教材読み出し手段24、学習教材提示手段25は、実施形態1において説明したもの同一手段であるため、説明を割愛する。
日時差算出手段22は、記憶部110のテストログ110fに記憶されている前回の学習日時を読み出し、計時部104から現在の日時を取得し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する。
テストレベル決定手段27は、日時差算出手段22で算出した日時差を用いて、テストテーブル110dから今回のテストの学習レベルを取得する。
テスト読み出し手段28は、テストレベル決定手段27で決定された学習レベルのテストとその正解情報を、テスト110eから読み出す。
テスト実行手段29は、テストレベル決定手段27で読み出したテストを表示部102に表示し、入力部101から学習者によって入力されるテストの回答に係る情報を取得する。
学習レベル決定手段23は、テスト実行手段29によって取得したテストの回答に係る情報と、テストの正解情報とを比較して正解率を算出し、正解率が所定値以上であるか否かによってテストの合否を判定する。そして、テストの合否に基づいて今回の学習教材の学習レベルを決定する。学習レベルの決定方法は、図14の説明において示したように、テストの学習レベル毎の成績が全て合格である場合には学習レベルを1段階アップグレードした学習レベルを採用し、テストの学習レベル毎の成績に不合格が含まれる場合には不合格となった学習レベルを再度採用する、という方法を採用する。
尚、特許請求の範囲における学習教材情報記憶手段、テスト情報記憶手段、テストログ記憶手段、テストテーブル記憶手段は、記憶部110に相当する。また、入力手段は入力部101に相当する。
図16は、実施形態3における学習機1による学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。
まず初めに、学習開始確認手段31によって、入力部101から入力される学習開始に関する入力情報に基づいて、学習が開始されるのか否かを確認する(S31)。
学習の開始を確認した場合(S31のYes分岐)、日時差算出手段22によってテストログ110fの読み出しを行い(S32)、計時部104の現在日時と比較し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する(S33)。
次に、テストレベル決定手段27によってテストテーブル110dを読み出し(S34)、算出した日時差を用いて、テストテーブル110dから今回のテストの学習レベルを決定する(S35)。
次に、テスト読み出し手段28によって、テストレベル決定手段27で決定された学習レベルのテストとその正解情報を、テスト110eから読み出す(S36)。
次に、テスト実行手段29によって、テストレベル決定手段27で読み出したテストを表示部102に表示することによってテストを実行し、入力部101から学習者によって入力されるテストの回答に係る情報を取得する(S37)。ここでテストのレベルの決定経緯に関する情報を、テストの実行に先立って表示部102に表示するようにしてもよい。図17は、テストのレベルの決定経緯に関する情報を表示する表示画面の例である。ここでは、前回の学習レベルが7で、日時差が3日であったため、今回のテストは学習レベル7と6のテストを行う、ということが示されている。このように、日時差を含めてテストのレベルの決定方法を通知することで、学習者に、学習の進捗状況を通知した上でテストを実行することが出来る。
次に、学習レベル決定手段23によって、テスト実行手段29で取得したテストの回答に係る情報とテストの正解情報とを比較して正解率を算出し、正解率が所定値以上であるか否かによってテストの合否を判定する。そして、不合格であったテストの学習レベルが何であるかを確認する(S38)。
学習レベル決定手段23は、次いで、前述したように、テストの合否に基づいて今回の学習教材の学習レベルを決定する(S39)。
次に、決定された今回の学習レベルの学習教材を、学習教材読み出し手段24によって学習教材110cから読み出す(S40)。
そして読み出された学習教材を、学習教材提示手段25によって表示部102に表示し、または音声出力部111で音声出力することで提示する(S41)。この際、今回の学習レベルの決定経緯に関する情報を、学習教材の提示に先立って表示するようにしてもよい。図18は、実施形態3における学習レベルの決定経緯に関する情報を表示する表示画面の例である。ここでは、学習レベル7および6のテストが合格であるため、今回は学習レベル8の学習を開始する、ということが示されている。
このように本実施形態3の学習システムは、学習開始時における学習者の理解度を考慮した学習教材を、学習者に提示することが可能である。
また特に、学習開始時に行うテストの内容が前回の学習終了時からの時間経過を考慮して決定されるため、学習者が、どの学習レベルまで知識として身についているのか、忘れてしまったのはどの学習レベルであるのかを、的確に考慮して学習教材の学習レベルを決定することが可能である。これにより学習者は、忘れてしまった学習レベルから再度学習を開始することができ、学習に対する理解を深めながら学習を進めることが可能である。
(実施形態4)
本発明の実施形態4を説明する。本発明の実施形態4は、実施形態3の学習システムにおいて、学習機1が学習教材、テスト及びその正解情報を学習の都度サーバ2から取得する場合の例を示す。
尚、学習機1およびサーバ2のハードウエア構成、学習機1の記憶部110内にある各種情報、並びにサーバ2の学習教材データベース211内にある各種情報は、実施形態3の場合と同一であるため、詳細な説明を割愛する。
図19は、実施形態4における学習システムの機能ブロック図である。学習機1は、学習開始確認手段21、日時差算出手段22、テストレベル決定手段27、テスト要求・取得手段30、テスト実行手段29、学習レベル決定手段23、学習教材要求・取得手段26、学習教材提示手段25を有している。これらの手段の機能は、ROM108に記憶されている動作プログラムをCPU106によって読み出して実行し、図2に示した学習機1内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
またサーバ2は、テスト送出手段41、学習教材送出手段42を有する。これら手段の機能は、ROM208に記憶されている動作プログラムをCPU206によって読み出して実行し、図6に示したサーバ2内の各ハードウエアの動作を制御することによって達成される。
ここで、学習機1における学習開始確認手段21、日時差算出手段22、テストレベル決定手段27、学習レベル決定手段23は、実施形態3において説明したもの同一手段であるため、説明を割愛する。
また、学習機1における学習教材要求・取得手段26、学習教材提示手段25、およびサーバ2における学習教材送出手段42は、実施形態2において説明したものと同一手段であるため、説明を割愛する。
テスト要求・取得手段30は、テストレベル決定手段27で決定された学習レベルのテストを、通信部105を使用してサーバ2に接続して要求し、取得する。
テスト実行手段29は、テスト要求・取得手段30で取得したテストを表示部102に表示し、入力部101から学習者によって入力されるテストの回答に係る情報を取得する。
テスト送出手段41は、学習機1のテスト要求・取得手段30からテストの要求を取得する。そして、要求に含まれる、テストの学習レベルに関する情報に基づいて学習教材データベース211から適切なテスト及び正解情報を読み出し、学習機1に送出する。
図20は、実施形態4における学習機システムによる学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。
まず初めに、学習開始確認手段31によって、入力部101から入力される学習開始に関する入力情報に基づいて、学習が開始されるのか否かを確認する(S51)。
学習の開始を確認した場合(S51のYes分岐)、日時差算出手段22によってテストログ110fの読み出しを行い(S52)、計時部104の現在日時と比較し、前回の学習日時と現在の日時との日時差を算出する(S53)。
次に、テストレベル決定手段27によってテストテーブル110dを読み出し(S54)、算出した日時差を用いて、テストテーブル110dから今回のテストの学習レベルを決定する(S55)。
次に、決定された学習レベルのテストおよびその正解情報を、テスト要求・取得手段30によって、通信部105を使用してサーバ2に要求する(S56)。この後のサーバ2の動作は後述する。
学習機1では、サーバから送信されるテストおよびその正解情報を、テスト要求・取得手段30によって受信する(S57)。
次にテスト実行手段29によって、サーバ2から取得したテストを表示部102に表示することによってテストを実行し、入力部101から学習者によって入力されるテストの回答に係る情報を取得する(S58)。この際、実施形態3における図17の場合のように、テストのレベルの決定経緯に関する情報を、テストの実行に先立って表示部102に表示するようにしてもよい。
次に、学習レベル決定手段23によって、テスト実行手段29で取得したテストの回答に係る情報とテストの正解情報とを比較して正解率を算出し、正解率が所定値以上であるか否かによってテストの合否を判定する。そして、不合格であったテストの学習レベルが何であるかを確認する(S59)。
学習レベル決定手段23は、次いで、テストの合否(不合格であったテストの学習レベル等)に基づいて今回の学習教材の学習レベルを決定する(S60)。決定方法は、実施形態3で採用した方法と同一とする。
次に、決定された今回の学習レベルの学習教材を、学習教材要求・取得手段26によって、通信部105を使用してサーバ2に要求する(S61)。この後のサーバ2の動作は後述する。
学習機1では、サーバから送信された学習教材を、学習教材要求・取得手段26によって受信する(S62)。
そして受信した学習教材を、学習教材提示手段25によって表示部102に表示し、または音声出力部111で音声出力することで提示する(S63)。この際、実施形態3における図18の場合のように、学習レベルの決定経緯に関する情報を、学習教材の提示に先立って表示部102に表示するようにしてもよい。
次にサーバ2の動作を説明する。サーバ2は、S56において学習機1が送出したテストの要求を受信する(S71)。そしてテスト送出手段41によって、要求に含まれる、テストの学習レベルに関する情報に基づいて、学習教材データベース211からテスト及び正解情報を読み出し(S72)、読み出したテスト及び正解情報を学習機1に送信する(S74)。
サーバ2は、次にS61において学習機1が送出した学習教材の要求を受信する(S74)。そして学習教材送出手段42によって、要求に含まれる、学習レベルに関する情報に基づいて学習教材データベース211から学習教材を読み出し(S75)、読み出した学習教材を学習機1に送信する(S76)。
このように本実施形態4の学習システムは、学習開始時における学習者の理解度を考慮した学習教材を、学習者に提示することが可能である。
また特に、学習開始時に行うテストの内容が前回の学習終了時からの時間経過を考慮して決定されるため、学習者が、どの学習レベルまで知識として身についているのか、忘れてしまったのはどの学習レベルであるのかを、的確に考慮して学習教材の学習レベルを決定することが可能である。これにより学習者は、忘れてしまった学習レベルから再度学習を開始することができ、学習に対する理解を深めながら学習を進めることが可能である。
さらに、学習開始の都度、サーバ2から学習教材、テストおよびその正解情報を取得する仕組みを採用したため、学習機1の記憶部メモリ110の容量を軽減することができ、学習機1の小型化を図ることが可能である。
またサーバ2は、同一学習レベルで内容の異なる学習教材、テスト、およびその正解情報を大量に保持することが可能である。そのため、学習者が諸事情により同一学習レベルの学習を長期間続ける場合でも、同じ学習教材およびテストを複数回提供することなく、毎度、新しい学習教材およびテストを学習機1に対して提供することが可能である。
尚、本実施形態1〜4で説明した、学習機(または学習システムにおける学習機)で用いられる学習教材の提示方法は、パーソナルコンピュータ、携帯機器、学習専用機、携帯電話等の様々な機器に使用することが可能である。
本発明の学習システム構成の概略図である。 本発明の学習機1のハードウエア構成の概略図である。 実施形態1における学習機1の記憶部110が記憶する情報を示す概略図である。 学習テーブル110aの例である。 学習ログ110bの例である。 本発明のサーバ2のハードウエア構成の概略図である。 実施形態1における学習機1の機能ブロック図である。 実施形態1における学習機1による学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。 学習レベルの決定経緯を説明する表示画面の例である。 実施形態2における学習システムの機能ブロック図である。 実施形態2における学習システムによる学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。 実施形態2における学習機1の記憶部110が記憶する情報を示す概略図である。 テストテーブル110dの例である。 テストログ110fの例である。 実施形態3における学習機1の機能ブロック図である。 実施形態3における学習機1による学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。 テストのレベルの決定経緯を説明する表示画面の例である。 実施形態3における学習レベルの決定経緯を説明する表示画面の例である。 実施形態4における学習システムの機能ブロック図である。 実施形態4における学習機システムによる学習教材の提示の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 学習機
2 サーバ
110 記憶部
110a 学習テーブル
110b 学習ログ
110c 学習教材
110d テストテーブル
110e テスト
110f テストログ
211 学習教材データベース
21 学習開始確認手段
22 日時差算出手段
23 学習レベル決定手段
24 学習教材読み出し手段
25 学習教材提示手段
26 学習教材要求・取得手段
27 テストレベル決定手段
28 テスト読み出し手段
29 テスト実行手段
30 テスト要求・取得手段
41 テスト送出手段
42 学習教材送出手段

Claims (15)

  1. 学習教材情報を提示することで学習者に学習を実行させる学習機であって、
    前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、
    学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報とを含む情報を記憶する学習ログ記憶手段と、
    前回の学習日時と今回の学習日時の日時差を示す日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報とを関連付けた学習テーブルを記憶する学習テーブル記憶手段と、
    前記学習者が情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、
    前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、
    前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられた今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報を、前記学習テーブル記憶手段に記憶されている学習テーブルから読み出し、今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を、前記読み出した学習レベル情報に決定する学習レベル決定手段と、
    前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材情報記憶手段に記憶されている学習教材情報を読み出す学習教材読み出し手段と、
    前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報を提示する学習教材提示手段と
    を有する学習機。
  2. 前記学習ログ記憶手段はさらに、学習に対する理解度を確認するための確認問題に前記学習者が合格したか否かを示す成績情報を含み、
    前記学習レベル決定手段は、前回学習時における成績情報が不合格に関する情報である場合、前記決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報をさらに所定レベル低くする、請求項1に記載の学習機。
  3. 前記学習テーブル記憶手段は、複数個の学習テーブルを記憶し、
    前記学習ログ記憶手段は、前記学習テーブル毎に学習ログを記憶する、請求項1または2に記載の学習機。
  4. 前記学習教材提示手段は、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報の提示に先立って、前記学習レベル決定手段における今回提示する学習教材情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示する、請求項1から3のいずれかに記載の学習機。
  5. さらに、遠隔にある学習教材情報を記憶するサーバに対して、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段を有し、
    前記学習教材提示手段は、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示する、請求項1から4のいずれかに記載の学習機。
  6. 学習教材情報を提示することで学習者に学習を実行させる学習機であって、
    前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、
    前記学習者に提示するテスト情報と、前記テスト情報の正解情報とを記憶するテスト情報記憶手段と、
    学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報と、テスト情報の学習レベルを示すテストレベル情報とを含む情報を記憶するテストログ記憶手段と、
    前回の学習日時と今回の学習日時の日時差を示す日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、テストレベル情報とを関連付けたテストテーブルを記憶するテストテーブル記憶手段と、
    前記学習者が情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、
    前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、
    前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられたテストレベル情報を、前記テストテーブル記憶手段に記憶されているテストテーブルから読み出し、今回提示するテスト情報の学習レベル情報を、前記読み出したテストレベル情報に決定するテストレベル決定手段と、
    前記テストレベル決定手段で決定した今回提示するテスト情報の学習レベル情報に基づいて、前記テスト情報記憶手段に記憶されているテスト情報と正解情報を読み出すテスト読み出し手段と、
    前記テスト読み出し手段で読み出したテスト情報を提示し、前記入力手段から入力される前記テスト情報に対する回答情報を取得するテスト実行手段と、
    前記テスト実行手段で取得した回答情報と前記正解情報とを比較して前記テスト情報に対する成績情報を学習レベル情報毎に算出し、前記成績情報に基づいて今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を決定する学習レベル決定手段と、
    前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材情報記憶手段に記憶されている学習教材情報を読み出す学習教材読み出し手段と、
    前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報を提示する学習教材提示手段と
    を有する学習機。
  7. 前記学習レベル決定手段は、前記テスト情報に対する学習レベル情報毎の成績情報が全て合格に関する情報であった場合、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報よりも1レベル上の学習レベル情報を今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に決定する、請求項6に記載の学習機。
  8. 前記学習レベル決定手段は、前記テスト情報に対する学習レベル情報毎の成績情報に不合格に関する情報が含まれている場合、不合格となったテスト情報の学習レベル情報を、今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に決定する、請求項6または7に記載の学習機。
  9. 前記テストテーブル記憶手段は、複数個のテストテーブルを記憶し、
    前記テストログ記憶手段は、前記テストテーブル毎にテストログを記憶する、請求項6から8のいずれかに記載の学習機。
  10. 前記テスト実行手段は、前記テスト情報の提示に先立って、前記テストレベル決定手段における今回提示するテスト情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示する、請求項6から9のいずれかに記載の学習機。
  11. 前記学習教材提示手段は、前記学習教材読み出し手段で読み出した学習教材情報の提示に先立って、前記学習レベル決定手段における今回提示する学習教材情報の学習レベル情報の決定経緯に関する情報を提示する、請求項6から10のいずれかに記載の学習機。
  12. さらに、遠隔にある、テスト情報と前記テスト情報の正解情報を記憶するサーバに対して、前記テストレベル決定手段で決定した今回提示するテスト情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示するテスト情報と正解情報を取得するテスト要求・取得手段を有し、
    前記テスト実行手段は、前記テスト要求・取得手段で取得したテスト情報を提示し、前記入力手段から入力される前記テスト情報に対する回答情報を取得する、請求項6から11いずれかに記載の学習機。
  13. さらに、遠隔にある学習教材情報を記憶するサーバに対して、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段を有し、
    前記学習教材提示手段は、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示する、請求項6ら12のいずれかに記載の学習機。
  14. 学習教材情報を提示することで学習者に学習を実行させる学習機と、前記学習機に前記学習教材を提供するサーバとを含む学習システムであって、
    前記学習機は、前記サーバから取得する、前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報とを含む情報を記憶する学習ログ記憶手段と、前回の学習日時と今回の学習日時の日時差を示す日時差情報と、前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報とを関連付けた学習テーブルを記憶する学習テーブル記憶手段と、前記学習者が情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、前記学習ログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられた今回学習時の学習教材情報の学習レベル情報を、前記学習テーブル記憶手段に記憶されている学習テーブルから読み出し、今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を、前記読み出した学習レベル情報に決定する学習レベル決定手段と、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を前記サーバに送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段と、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示する学習教材提示手段とを有し、
    前記サーバは、前記学習機に提供する学習教材情報を記憶する学習教材データベースと、前記学習機から取得した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材データベースに記憶されている学習教材情報を読み出して前記学習機に送出する学習教材送出手段とを有する
    学習システム。
  15. 学習教材情報を提示することで学習者に学習を実行させる学習機と、前記学習機に前記学習教材を提供するサーバとを含む学習システムであって、
    前記学習機は、前記サーバから取得する、前記学習者に提示する学習教材情報を記憶する学習教材情報記憶手段と、前記サーバから取得する、前記学習者に提示するテスト情報と、前記テスト情報の正解情報を記憶するテスト情報記憶手段と、学習日時を示す学習日時情報と、学習時に提示した学習教材情報の学習レベルを示す学習レベル情報と、テスト情報の学習レベル情報を示すテストレベル情報とを含む情報を記憶するテストログ記憶手段と、前回の学習日時から今回の学習日時までの日時差を示す日時差情報と、前回学習レベル情報と、テストレベル情報とを関連付けたテストテーブルを記憶するテストテーブル記憶手段と、前記学習者が情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された学習開始を指示する情報を取得し、学習が開始されたか否かを判定する学習開始確認手段と、前記学習開始確認手段が学習の開始を判定したときの日時情報と、前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習日時情報とから、日時差情報を算出する日時差情報算出手段と、前記テストログ記憶手段に記憶されている前回学習時の学習教材情報の学習レベル情報と、前記日時差情報算出手段が算出した日時差情報とに関連付けられたテストレベル情報を、前記テストテーブル記憶手段に記憶されているテストテーブルから読み出し、今回提示するテスト情報の学習レベル情報を、前記読み出したテストレベル情報に決定するテストレベル決定手段と、前記テストレベル決定手段で決定した今回提示するテスト情報の学習レベル情報を前記サーバに送信して、前記サーバから今回提示するテスト情報と正解情報を取得するテスト要求・取得手段と、前記テスト要求・取得手段で取得したテスト情報を提示し、前記入力手段から入力される前記テスト情報に対する回答情報を取得するテスト実行手段と、前記テスト実行手段で取得した回答情報と前記正解情報とを比較して前記テストに対する成績情報を学習レベル情報毎に算出し、前記成績情報に基づいて今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を決定する学習レベル決定手段と、前記学習レベル決定手段で決定した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報を前記サーバに送信して、前記サーバから今回提示する学習教材情報を取得する学習教材要求・取得手段と、前記学習教材要求・取得手段で取得した学習教材情報を提示する学習教材提示手段とを有し、
    前記サーバは、前記学習機に提供する学習教材情報と、テスト情報と、正解情報とを記憶する学習教材テストデータベースと、前記学習機から取得した今回提示するテスト情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材データベースに記憶されているテスト情報と正解情報とを読み出して前記学習機に送出するテスト送出手段と、前記学習機から取得した今回提示する学習教材情報の学習レベル情報に基づいて、前記学習教材データベースに記憶されている学習教材情報を読み出して前記学習機に送出する学習教材送出手段とを有する
    学習システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014106242A (ja) * 2012-11-22 2014-06-09 Unhoop Co Ltd 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
JP2022524568A (ja) * 2019-01-13 2022-05-09 ヘッドウェイ イノベーション インク. ある題目に関するユーザの達成度を向上させるシステムと方法とそのコンピュータ可読媒体

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