JP2007198062A - 着脱可能な電子錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の電子錠はドアに電子錠を組み込み、機能させているため、設置が困難で高価であった。そこで、低コストで容易に設置することができる脱着可能な電子錠装置を提供する。
【解決手段】サムターンと着脱可能なドアノブが一体となっているドアにおいて、サムターンのつまみから伸びるサムターン軸を回転駆動する駆動手段をドアの裏面とドアノブとの間に備え、サムターン軸と駆動手段を結合するサムターン結合手段を備え、ドアの裏面のサムターン軸とドアの表面のサムターン軸を接続するサムターン軸中継軸を備え、ドアの裏面のドアノブ回転軸とドアの裏面のドアノブ回転軸を接続するドアノブ回転軸中継軸を備え、前記駆動手段の操作を行う制御手段をドアの裏面に備え、前記制御手段への指示手段をドアに備え、前記指示手段からの情報に基づき、サムターン軸を前記サムターン結合手段を通して前記駆動手段で回転させる電子錠装置を提供することで電子錠を容易にかつ低コストで実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、既存のサムターンを有する錠に対して脱着が容易に行える電子錠装置に関するものである。
従来の電子錠は、電磁ソレノイドや電気モータ等による錠の駆動手段をドアの内部に設け、施錠または解錠を行うものである。
従来の電子錠は、通常のドアの錠とは構造が異なるため、設置するためには既設のドアの錠をすべて取り除き、新しく取り替えなければならない。
実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターは、サムターンをコの字型の係合手段を用いて駆動手段により駆動しており、その駆動手段は赤外線リモコンからの操作によりサムターンを施錠または解錠方向へ駆動する電気錠アダプターである。しかしながら、実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターは赤外線リモコンで操作して駆動手段を動作させるため、ガラスなどの赤外線を通す材質を用いたドアでしか利用できない。更に、駆動手段を搭載する本体へリモコンを向けて操作しなければならないため、本体の設置されている面である裏面とは別の面である表面から駆動手段を動作することが困難または不可能であった。
実用新案登録3097445号では、特定多数で部屋などを利用する場合においては、人数分のリモコンを用意しなければならいことで非常にコストがかかり、更に多数のリモコンを管理することが大変であった。
実用新案登録3082240号で開示されているピッキング防止装置では、外部からの操作で駆動手段を作動させ錠のサムターンに対して操作を行っており、ピッキング可能な回転トルクより大きなトルクを錠のサムターンに対して加えることでピッキングを防止するピッキング防止装置であり、錠のサムターンを駆動して錠の解錠または施錠する機能を有するものではない。
特開平9−165949号で開示されている電子錠は、スイッチにより無線信号を送信する送信ユニットと無線信号を受信してドアの錠のサムターンを回転駆動する回転駆動手段を設けた電子錠である。しかしながら、特開平9−165949号で開示されている電子錠は、サムターンとの結合手段を用いていないために、図1から図4のようなサムターンとドアノブが一体となったドアにおいて、サムターンの軸との結合が不可能であるため、サムターンとドアノブが一体となったドアに取り付けることができない。
特開平9−165949号では、特定多数で部屋などを利用する場合においては、人数分の送信ユニットを用意しなければならいことで非常にコストがかかり、更に多数の送信ユニットを管理することが大変であった。
実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターと特開平9−165949号で開示されている電子錠では、ドアの開閉センサを用いていないために、ドアが解放している状態であっても、装置が錠を施錠または解錠をする可能性があるため、ドアの施錠または解錠が不完全になることがある。
実用新案登録3097445号 実用新案登録3082240号 特開平9−165949号
従来の電子錠はドア内部に電子錠の装置を組み込んで機能させていたため、設置するためにはドア自体を取り替えるかまたは、ドアに既設された錠の部分をすべて取り替える必要があった。
このため、従来の電子錠は容易に設置できるものではなく、設置にコストがかかってしまうなどの問題があった。
従来の電子錠ではドアの錠自体を取り替えるために取り替えた後に取り替える前の状態に戻すことが困難である。そのため、賃貸住宅や借用している部屋のドアに設置し、後に部屋の返却をするときに、取り替える前の状態に戻すことが困難であった。
従来の電子錠ではドアの錠自体を取り替えるために、既設の錠を残して、既設の錠と電子錠を併用することができなかった。
本発明は、サムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアに設けられた錠を解錠または施錠方向へ回転させるためのサムターンと駆動手段との結合手段と、その結合手段を用いてサムターンを解錠方向および施錠方向へ回す駆動手段と、前記駆動手段の操作を行う制御手段をドアの裏面に備え、前記制御手段への指示手段をドアに備え、前記指示手段からの情報に基づき、サムターンを前記結合手段を通して前記駆動手段で回転させる電子錠装置を提供することで上記問題を解決するものである。
第2の課題解決手段は、ドアノブに電子錠装置を取り付けるために、ドアノブと電子錠装置との結合手段をドアの裏面にあるドアノブに備えたものである。
第3の課題解決手段は、ドアノブに電子錠装置を取り付けるために、ドアノブの回転軸と電子錠装置との結合手段をドアノブとドアの裏面との間に備えたものである。
第4の課題解決手段は、ドアの開閉状態を検出する手段をドアの表裏いずれか一方の面に備えたものである。
前記指示手段からの情報伝達の手段として、前記指示手段からの情報をパルス振動に変調し、ドアの表裏いずれか一方の面から与え、ドアの表裏のもう一方の面で前記パルス振動を受信する振動通信を行うものである。
この構成によれば、既設の錠のサムターンとの結合手段を用いることでサムターンを有する錠ならば、電子錠装置の駆動手段とドアの錠を容易に結合することができる。また、既設の錠またはドアへの加工を必要としないため、電子錠装置を容易かつ低コストで設置することができる。
この構成によれば、本電子錠は既設の錠に取り付けられるため、本装置を装着しても既設の錠と電子錠を併用することができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段を、ドアの表面に設けることで、サムターンがある面であるドアの裏面にもうけられている請求項1の結合手段と駆動手段と制御手段によるドアの錠の解錠または施錠をドアの表面から行うことができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段には、テンキーやIDカードのような手段も用いることができるため、特定多数から請求項1の結合手段と駆動手段と制御手段によるドアの錠の解錠または施錠をドアの表面から行うことができる。
以上のように、本発明によれば、既設の錠のサムターンとの結合手段を用いることでサムターンを有する錠ならば、既設の錠への加工を必要とせず容易にかつ低コストで装着することができ、指示手段を用いることで、ドアの表面からドアの施錠または解錠ができ、既設の錠と電子錠を併用することも可能となる。
以下、本発明の実施例のを図1〜図7に基づいて説明する。ここで、図1は錠のサムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアノブと電子錠装置との結合手段11を備えた、本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図、図2は図1の断面図、図3は錠を施錠方向または解錠方向に回転させるサムターンの軸15との結合手段1を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図、図4は図3の断面図、図5は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の指示手段4の斜視図、図6は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図、図7は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図である。
図1から図5に示すように、この既設のドアに着脱可能な電子錠装置は、錠のサムターンのつまみ5とサムターンの軸15からなるサムターンとの結合手段1と、結合手段1を介して錠を解錠方向または施錠方向へ回転させる駆動手段2、駆動手段2を制御する制御手段3、制御手段3へ解錠または施錠の指示を促す信号を発信する指示手段4、により構成されている。また、上記結合手段1と、上記駆動手段2、上記制御手段3はドアの裏面6に備えられ、上記指示手段4はドアの表面7へ備えられる。
図1と図2に示すように、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいて、ドアからドアノブ8の取り外しが不可能なドアの場合は、サムターンのつまみ5にサムターンのつまみ5との結合手段1を取り付け、駆動手段2をドアノブ8と電子錠装置との結合手段11を介して固定する。また、制御手段3はドアの裏面6に備えられ、指示手段4はドアの表面7へ備えられる。錠の解錠または施錠は、サムターンのつまみ5に取り付けた結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行う。
図2に示すように、駆動手段2をドアノブ8と電子錠装置との結合手段11を介して固定することで、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいても、錠の解錠または施錠は、サムターンのつまみ5に取り付けた結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行うことができる。
図3と図4で示すように、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいて、ドアからドアノブ8の取り外しが可能なドアの場合は、ドアに設けられているドアノブ8を取り外し、ドアの裏面6とドアノブ8の間に駆動手段を備える。指示手段4はドアの表面7へ備えられる。錠の解錠または施錠はサムターンの軸15に取り付けた結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行う。
このとき、ドアの裏面6からサムターンのつまみ5を人の手で回しても、サムターンの軸15を回転させられるようにするために、結合手段1にサムターンの軸15の中継軸18が備えられている。
また、本装置を取り付けてもドアノブ8を人の手で回転させてドアの開閉を可能にするために、ドアノブの回転軸16とドアノブの回転軸の中継軸19をドアノブ回転軸との結合手段21で結合している。
図3と図4で示すように、ドアに設けられているドアノブ8を取り外し、ドアの裏面6とドアノブ8の間に駆動手段を備えることで、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいても、錠の解錠または施錠はサムターンの軸15に取り付けた結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることができる。
図1から図4で示される駆動手段2は、サムターンのつまみ5またはサムターンの軸15を結合手段1で解錠方向または施錠方向へ回転させるものある。この駆動手段2は、モータやソレノイドなどを用いるが、これに限るものではない。
図1から図4で示される制御手段3とは、指示手段4からの信号を受信回路25で受信し、その信号に基づいて解錠または施錠するか否かを判断し解錠または施錠を実行するものである。また、制御手段3は駆動手段2を操作して錠の解錠または施錠を実行する。
図1から図4で示されるドアの開閉状態検出手段14は、ドアの開閉状態を検出して、制御手段3に伝達する。ドアの開閉状態検出手段14によって検出したドアの開閉状態が閉の時のみ、制御手段3によってドアの施錠をする。また、ドアの開閉状態検出手段14には、磁気センサや赤外線センサなどを用いてもよいし、これに限るものでない。
図5で示すように、本装置の指示手段4は、ドアの表面7(鍵差し込み口10の備えられてある方)に備えられ、指示手段4は図7に示すキーパッドのような入力装置22からの信号を送信回路24を用いて制御手段3に伝送する。指示手段4には、IDカードや指紋照合、声紋照合などを用いてもよいし、これに限るものではない。
図5で示すように、指示手段4は錠の鍵差し込み口10をふさがない構造になっているので、本装置の故障や電源不足によって本装置が動作しなくなっても、既存の鍵を鍵差し込み口に差して錠を施錠または解錠することができる。
図6に示すように、本装置の回路構成は、キーパッドなどの入力装置22と、入力された情報を制御手段3へ送信する送信回路24から構成される指示手段4、指示手段4からの情報を受ける受信回路25と、ドアの開閉状態検出手段14や解錠施錠用ボタン12からの信号に従って駆動手段2を操作する制御回路23から構成される制御手段3で構成される。
図7で指示手段4の処理手順を示す。ステップS1においてキーパッドによる情報の入力をする。ステップS2で入力された情報を制御手段3に向けて送信回路24を用いて送信する。
図7で制御手段3の処理手順を示す。ステップS3では、ドアの裏面6に備えてある錠の解錠ボタン12が押されたかを判断する。ステップS3においてボタン12が押されていれば内側からの解錠要求なのでステップS7へ進む。ステップS3においてボタン12が押されていなければステップS4へ進む。ステップS4では指示手段4からの情報信号を受信しているかを判断する。ステップS4において受信していなければ、再びステップS3へ戻る。ステップS4において情報信号を受信していればステップS6へ進む。ステップS6ではS5の認証識別用のデータと受信信号を照らし合わせる。ステップS6において信号が一致しなければ再びステップS3へ戻る。ステップS6において信号が一致していれば解錠を許可されるのでステップS7へ進む。ステップS7では駆動手段2を駆動して錠を解錠する。このときに初めてドアを開閉できるようになる。そして、ステップS8へ進む。ステップS8ではドアの開閉状態検出手段14を用いてドアの開閉の状態を判断し、ドアが開放されるまで待機する。ドアが一度開放されるとステップS9へ進む。ステップS9でもドアの開閉センサ対14を用いてドアの開閉の状態を判断し、ドアが閉じられるまで待機する。ステップS9においてドアが閉められると、再びステップS3の状態に戻りドアの錠を施錠する。
情報通信の手段として、ドアの表裏いずれかの一方の面からパルス振動を与え、ドアの表裏のもう一方の面でそのパルス振動を受信する振動通信を行う方法を備える。まず、送信回路24を用いて振動パルスをドアに与える。パルス振動を与える手段としては、圧電素子を用いてもよいし、ソレノイドによる機械的振動を与える手段を用いてもよいし、これに限るものではない。つぎに、ドアに伝わったパルス振動を受信回路25が受信をする。受信をする手段としては、圧電素子を用いてもよいし、マイクを用いてもよいし、これに限るものではない。
会社や学校などの組織において、特定多数の人で一室を利用する場合、オリジナルの鍵や合い鍵などの管理が煩雑になっていて部屋の管理が大変困難であるが、本装置を使えば鍵を使用することなく、入力装置からの入力により特定多数が利用することができ、部屋の管理が容易になる。
また、部屋の管理人等が部屋を貸し出した後に部屋の借用人が本電子錠を装着しても、本装置であれば部屋の管理人は従来の鍵を使うことによってその部屋の錠を解錠または施錠することができる。
本装置は、指示手段と制御手段の間の通信に電磁波を使用しないで通信できる振動通信を用いることができるため、錠の周辺機器と干渉することがない。
錠のサムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアノブと電子錠装置との結合手段11を備えた、本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図。 図2の断面図。 錠を施錠方向または解錠方向に回転させるサムターンの軸15との結合手段1を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図。 図3の断面図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置の指示手段の斜視図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図。
符号の説明
1 サムターンとの結合手段
2 駆動手段
3 制御手段
4 指示手段
5 サムターンのつまみ
6 ドアの裏面
7 ドアの表面
8 ドアのノブ
9 装置のベース
10 錠の鍵の差し込み口
11 ドアノブと電子錠装置の結合手段
12 解錠施錠ボタン
13 駆動手段の支持用のベース
14 ドアの開閉状態検出手段
15 サムターンの軸
16 ドアノブ回転軸
17 錠の取り付け穴
18 サムターンの中継軸
19 ドアノブ回転軸の中継軸
21 ドアノブ回転軸との結合手段
22 入力装置
23 制御回路
24 送信回路
25 受信回路
本発明は、サムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアに設けられた錠を解錠または施錠方向へ回転させるためのサムターンと駆動手段とのサムターン結合手段と、そのサムターン結合手段を用いてサムターンを解錠方向および施錠方向へ回す駆動手段と、前記駆動手段の操作を行う制御手段をドアの裏面に備え、前記制御手段への指示手段をドアに備え、前記指示手段からの情報に基づき、サムターンを前記サムターン結合手段を通して前記駆動手段で回転させる電子錠装置を提供することで上記問題を解決するものである。
第2の課題解決手段は、ドアノブに駆動手段を取り付けるために、ドアノブに駆動手段を固定する固定手段をドアの裏面にあるドアノブに備えたものである。
第3の課題解決手段は、ドアに駆動手段を取り付けるために、ドアノブ回転軸中継軸と、サムターン軸中継軸をドアノブとドアの裏面との間に備えたものである。
この構成によれば、既設の錠のサムターンと駆動手段とのサムターン結合手段1を用いることでサムターンを有する錠ならば、電子錠装置の駆動手段とドアの錠を容易に結合することができる。また、既設の錠またはドアへの加工を必要としないため、電子錠装置を容易かつ低コストで設置することができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段4を、ドアの表面に設けることで、サムターンがある面であるドアの裏面にもうけられている請求項1のサムターン結合手段1と駆動手段2と制御手段3によるドアの錠の解錠または施錠をドアの表面から行うことができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段4には、テンキーやIDカードのような手段も用いることができるため、特定多数から請求項1のサムターン結合手段1と駆動手段2と制御手段3によるドアの錠の解錠または施錠をドアの表面から行うことができる。
以上のように、本発明によれば、既設の錠のサムターンと駆動手段2とのサムターン結合手段1を用いることでサムターンを有する錠ならば、既設の錠への加工を必要とせず容易にかつ低コストで装着することができ、指示手段4を用いることで、ドアの表面からドアの施錠または解錠ができ、既設の錠と電子錠を併用することも可能となる。
以下、本発明の実施例のを図1〜図7に基づいて説明する。ここで、図1は錠のサムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアノブに駆動手段を固定する固定手段11を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図、図2は図1の断面図、図3はドアノブ回転軸中継軸19とサムターン軸中継軸18を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図、図4は図3の断面図、図5は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の指示手段4の斜視図、図6は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図、図7は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図である。
図1から図5に示すように、この既設のドアに着脱可能な電子錠装置は、錠のサムターンのつまみ5とサムターンの軸15からなるサムターンとのサムターン結合手段1と、サムターン結合手段1を介して錠を解錠方向または施錠方向へ回転させる駆動手段2、駆動手段2を駆動手段制御用信号線26を通じて制御する制御手段3、制御手段3へ解錠または施錠の指示を促す信号を発信する指示手段4、により構成されている。また、上記サムターン結合手段1と、上記駆動手段2、上記制御手段3はドアの裏面6に備えられ、上記指示手段4はドアの表面7へ備えられる。
図1と図2に示すように、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいて、ドアからドアノブ8の取り外しが不可能なドアの場合は、サムターンのつまみ5にサムターン結合手段1を取り付け、駆動手段2をドアノブ8に駆動手段2を固定する固定手段11を使用して固定する。また、制御手段3はドアの裏面6に備えられ、指示手段4はドアの表面7へ備えられる。錠の解錠または施錠は、サムターンのつまみ5に取り付けたサムターン結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行う。駆動手段2は駆動手段制御用信号線26を通じて制御手段3で制御され、制御手段3への解錠または施錠の指示は指示手段4で行う。
図2に示すように、駆動手段2をドアノブに駆動手段を固定する固定手段11で固定することで、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいても、錠の解錠または施錠は、サムターンのつまみ5に取り付けたサムターン結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行うことができる。
図3と図4で示すように、錠のサムターンのつまみ5とドアノブ8とが一体となっているドアにおいて、ドアからドアノブ8の取り外しが可能なドアの場合は、ドアに設けられているドアノブ8を取り外し、ドアの裏面6とドアノブ8の間に駆動手段2を備える。また、制御手段3はドアの裏面6に備えられ、指示手段4はドアの表面7へ備えられる。錠の解錠または施錠はサムターン結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向または施錠方向へ回転させることで行う。駆動手段2は駆動手段制御用信号線26を通じて制御手段3で制御され、制御手段3への解錠または施錠の指示は指示手段4で行う
さらに、サムターン結合手段1をサムターンに取り付けても、手動でサムターンのつまみ5を回しても錠を施錠または解錠することができるようにドアノブ8とドアの裏面6の間にサムターン軸中継軸18を備えて、サムターンのつまみ5の回転を錠に中継している。
また、この電子錠装置ではドアノブ回転軸中継軸をドアノブ8とドアの裏面6の間に備えているために、ドアの裏面6とドアノブ8の間に駆動手段2を備えてもドアノブの回転をドアの錠に中継することができ、人の手でドアノブ8を回転させてドアの開閉を可能にしている。
図1から図4で示される駆動手段2は、サムターンのつまみ5またはサムターン軸15をサムターン結合手段1で解錠方向または施錠方向へ回転させるものある。この駆動手段2は、モータやソレノイドなどを用いるが、これに限るものではない。
図1から図4で示される制御手段3とは、指示手段4からの信号を受信回路25で受信し、その信号に基づいて解錠または施錠するか否かを判断し解錠または施錠を実行するものである。また、制御手段3は駆動手段制御用信号線26を通じて駆動手段2を制御して錠の解錠または施錠を実行する。
錠のサムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアノブに駆動手段を固定する固定手段11を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図。 図1の断面図。 ドアノブ回転軸中継軸19とサムターン軸中継軸18を備えた本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図。 図3の断面図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置の指示手段の斜視図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図。
1 サムターン結合手段
2 駆動手段
3 制御手段
4 指示手段
5 サムターンのつまみ
6 ドアの裏面
7 ドアの表面
8 ドアのノブ
9 装置のベース
10 錠の鍵の差し込み口
11 ドアノブに駆動手段を固定する固定手段
12 解錠施錠ボタン
13 駆動手段の支持用のベース
14 ドアの開閉状態検出手段
15 サムターン軸
16 ドアノブ回転軸
17 錠の取り付け穴
18 サムターン軸中継軸
19 ドアノブ回転軸中継軸
21 ドアノブ回転軸結合手段
22 入力装置
23 制御回路
24 送信回路
25 受信回路
26 駆動手段制御用信号線
本発明は、既存のサムターンを有する錠に対して着脱が容易に行える電子錠装置に関するものである。
従来の電子錠は、電磁ソレノイドや電気モータ等による錠の駆動手段をドアの内部に設け、施錠および解錠を行うものである。
従来の電子錠は、通常のドアの錠とは構造が異なるため、設置するためには既設のドアの錠をすべて取り除き、新しく取り替えなければならない。
実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターは、サムターンをコの字型の係合手段を用いて駆動手段により駆動しており、その駆動手段は赤外線リモコンからの操作によりサムターンを施錠および解錠方向へ駆動する電気錠アダプターである。しかしながら、実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターは赤外線リモコンで操作して駆動手段を動作させるため、ガラスなどの赤外線を通す材質を用いたドアでしか利用できない。更に、駆動手段を搭載する本体へリモコンを向けて操作しなければならないため、本体の設置されている面である裏面とは別の面である表面から駆動手段を動作することが困難または不可能であった。
実用新案登録3097445号では、特定多数で部屋などを利用する場合においては、人数分のリモコンを用意しなければならいことで非常にコストがかかり、更に多数のリモコンを管理することが大変であった。
実用新案登録3082240号で開示されているピッキング防止装置では、外部からの操作で駆動手段を作動させ錠のサムターンに対して操作を行っており、ピッキング可能な回転トルクより大きなトルクを錠のサムターンに対して加えることでピッキングを防止するピッキング防止装置であり、錠のサムターンを駆動して錠の解錠および施錠する機能を有するものではない。
特開平9−165949号で開示されている電子錠は、スイッチにより無線信号を送信する送信ユニットと無線信号を受信してドアの錠のサムターンを回転駆動する回転駆動手段を設けた電子錠である。しかしながら、特開平9−165949号で開示されている電子錠は、サムターン結合手段1を用いていないために、図1から図3のようなサムターンと着脱可能なドアノブが一体となったドアにおいて、サムターン軸との結合が不可能であるため、サムターンと着脱可能なドアノブが一体となったドアに取り付けることができない。
特開平9−165949号では、特定多数で部屋などを利用する場合においては、人数分の送信ユニットを用意しなければならいことで非常にコストがかかり、更に多数の送信ユニットを管理することが大変であった。
実用新案登録3097445号で開示されている電気錠アダプターと特開平9−165949号で開示されている電子錠では、ドアの開閉センサを用いていないために、ドアが開放している状態であっても、装置が錠を施錠する可能性があるため、ドアの施錠が不完全になることがある。
実用新案登録3097445号 実用新案登録3082240号 特開平9−165949号
従来の電子錠はドア内部に電子錠の装置を組み込んで機能させていたため、設置するためにはドア自体を取り替えるかまたは、ドアに既設された錠の部分をすべて取り替える必要があった。
このため、従来の電子錠は容易に設置できるものではなく、設置にコストがかかってしまうなどの問題があった。
従来の電子錠ではドアの錠自体を取り替えるために取り替えた後に取り替える前の状態に戻すことが困難である。そのため、賃貸住宅や借用している部屋のドアに設置し、部屋の返却をするとき、取り替える前の状態に戻すことが困難または不可能であった。
従来の電子錠ではドアの錠自体を取り替えるために、既設の錠を残して、既設の錠と電子錠を併用することができなかった。
本発明は、サムターンと着脱可能なドアノブが一体となっているドアにおいて、サムターンのつまみから伸びるサムターン軸を回転駆動する駆動手段をドアの裏面とドアノブとの間に備え、サムターン軸と駆動手段を結合するサムターン結合手段を備え、ドアの裏面のサムターン軸とドアの表面のサムターン軸を接続するサムターン軸中継軸を備え、ドアの裏面のドアノブ回転軸とドアの裏面のドアノブ回転軸を接続するドアノブ回転軸中継軸を備え、前記駆動手段の操作を行う制御手段をドアの裏面に備え、前記制御手段への指示手段をドアに備え、前記指示手段からの情報に基づき、サムターン軸を前記サムターン結合手段を通して前記駆動手段で回転させる電子錠装置を提供することで上記問題を解決するものである。
この構成によれば、既設の錠のサムターンを有する錠ならば、サムターン軸15と駆動手段2とのサムターン結合手段1を用いることで、電子錠装置の駆動手段2とドアの錠を容易に結合することができる。また、既設の錠またはドアへの加工を必要としないため、電子錠装置を容易かつ低コストで設置することができる。
この構成によれば、本電子錠は既設の錠に取り付けられるため、本装置を装着しても既設の錠と電子錠を併用することができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段4を、ドアの表面7に設けるため、サムターンのつまみがある面であるドアの裏面6に設けられている請求項1のサムターン結合手段1と駆動手段2と制御手段3によるドアの錠の解錠および施錠をドアの表面7から行うことができる。
この構成によれば、請求項1の指示手段4には、テンキーやIDカードのような手段も用いることができるため、特定多数から請求項1のサムターン結合手段1と駆動手段2と制御手段3によるドアの錠の解錠および施錠をドアの表面7から行うことができる。
以上のように、本発明によれば、既設の錠のサムターン軸15と駆動手段2とのサムターン結合手段1を用いることでサムターン軸15を有する錠ならば、既設の錠への加工を必要とせず容易にかつ低コストで装着することができ、指示手段4を用いることで、ドアの表面7からドアの施錠および解錠ができ、既設の錠と電子錠を併用することも可能となる。
以下、本発明の実施例のを図1〜図5に基づいて説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図、図2は図1の断面図であり通常の錠内部にあるデッドボルトやラッチボルトを省いた図、図3は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の指示手段4の斜視図、図4は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図、図5は本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図である。
図1と図2で示すように、錠のサムターン5と着脱可能なドアノブ8とが一体となっているドアにおいて、ドアに設けられているドアノブ8を取り外し、ドアの裏面6とドアノブ8との間に駆動手段2を備える。このとき、サムターン結合手段1はサムターン軸15と駆動手段2との間に取り付けられる。また、制御手段3はドアの裏面6に備えられ、指示手段4はドアの表面7へ備えられる。錠の解錠および施錠は、サムターン結合手段1を介して駆動手段2で解錠方向および施錠方向へ回転させることで行う。駆動手段2は駆動手段制御用信号線26を通じて制御手段3で制御され、制御手段3への解錠および施錠の指示は指示手段4で行う。
さらに、着脱可能なドアノブ8とドアの裏面6との間に駆動手段2を備えた状態、すなわち着脱可能なドアノブ8がドアの裏面6から分離された状態においても、手動でサムターンのつまみ5を回したときに、サムターンのつまみ5の回転をドアの裏面に設けられている錠に中継し、錠を施錠および解錠することができるように、ドアの表面のサムターン軸とドアの裏面のサムターン軸を接続するサムターン軸中継軸18を備えている。
同様に、着脱可能なドアノブ8とドアの裏面6との間に駆動手段2を備えた状態、すなわち着脱可能なドアノブ8とドアの裏面6が分離された状態においても、着脱可能なドアノブ8の回転をドアの裏面6に中継し、ドアの開閉が行えるように、ドアの表面のドアノブ回転軸とドアの裏面のドアノブ回転軸を接続するドアノブ回転軸中継軸19を備えている。
錠のサムターン5と着脱可能なドアノブ8とが一体となっているドアの錠の仕組みでは、サムターン軸を回転すると錠からデッドボルトが出入りしドアの施錠解錠を可能にしている。ドアノブ回転軸を回転すると、錠からラッチボルトが出入りし、ドアの開閉を可能にしている。なお、図2には錠の仕組みにあるラッチボルトとデッドボルトは省略してある。
図1と図2で示されるサムターン結合手段1は、駆動手段2からの駆動による回転をドアの裏面6に備えられた錠(サムターン軸15)に伝えるものである。このサムターン結合手段1をギヤで実現すると、サムターン結合手段であるギヤをサムターン軸15に差し込み、そのギヤを駆動手段2で回転させ実現するが、これに限るものではない。
図1と図2で示される駆動手段2は、サムターン軸15をサムターン結合手段1で解錠方向および施錠方向へ回転させるものある。この駆動手段2は、電気モータや電磁ソレノイドなどを用いるが、これに限るものではない。
図1と図2で示される制御手段3とは、指示手段4からの信号を受信回路25で受信し、その信号に基づいて解錠または施錠するか否かを判断し解錠または施錠を実行するものである。また、制御手段3は駆動手段制御用信号線26を通じて駆動手段2を制御して錠の解錠および施錠を実行する。
図1と図2で示されるドアの開閉状態検出手段14は、ドアの開閉状態を検出して、制御手段3に伝達する。ドアの開閉状態検出手段14によって検出したドアの開閉状態が閉の時のみ、制御手段3が判断して駆動手段2によってドアの施錠をする。また、ドアの開閉状態検出手段14には、磁気センサや赤外線センサなどを用いてもよいし、これに限るものでない。
図3で示すように、本装置の指示手段4は、ドアの表面7(鍵差し込み口10の備えられてある方)に備えられ、指示手段4は図3に示すキーパッドのような入力装置22からの信号を送信回路24を用いて制御手段3に伝送する。指示手段4には、IDカードや指紋照合、声紋照合などを用いてもよいし、これに限るものではない。
図3で示すように、指示手段4は錠の鍵差し込み口10をふさがない構造になっているので、本装置の故障や電源不足によって本装置が動作しなくなっても、既存の鍵を鍵差し込み口に差して錠を施錠および解錠することができる。
図4に示すように、本装置の回路構成は、キーパッドなどの入力装置22と、入力された情報を制御手段3へ送信する送信回路24から構成される指示手段4、指示手段4からの情報を受ける受信回路25と、ドアの開閉状態検出手段14や解錠施錠用ボタン12からの信号に従って駆動手段2を操作する制御回路23から構成される制御手段3で構成される。
図5で指示手段4の処理手順を示す。ステップS1においてキーパッドによる情報の入力をする。ステップS2で入力された情報を制御手段3に向けて送信回路24を用いて送信する。
図5で制御手段3の処理手順を示す。ステップS3では、ドアの裏面6に備えてある錠の解錠ボタン12が押されたかを判断する。ステップS3においてボタン12が押されていれば内側からの解錠要求なのでステップS7へ進む。ステップS3においてボタン12が押されていなければステップS4へ進む。ステップS4では指示手段4からの情報信号を受信しているかを判断する。ステップS4において受信していなければ、再びステップS3へ戻る。ステップS4において情報信号を受信していればステップS6へ進む。ステップS6ではS5の認証識別用のデータと受信信号を照らし合わせる。ステップS6において信号が一致しなければ再びステップS3へ戻る。ステップS6において信号が一致していれば解錠を許可されるのでステップS7へ進む。ステップS7では駆動手段2を駆動して錠を解錠する。このときに初めてドアを開閉できるようになる。そして、ステップS8へ進む。ステップS8ではドアの開閉状態検出手段14を用いてドアの開閉の状態を判断し、ドアが開放されるまで待機する。ドアが一度開放されるとステップS9へ進む。ステップS9でもドアの開閉センサ対14を用いてドアの開閉の状態を判断し、ドアが閉じられるまで待機する。ステップS9においてドアが閉められると、再びステップS3の状態に戻りドアの錠を施錠する。
会社や学校などの組織において、特定多数の人で一室を利用する場合、オリジナルの鍵や合い鍵などの管理が煩雑になっていて部屋の管理が大変困難であるが、本装置を使えば鍵を使用することなく、入力装置からの入力により特定多数が利用することができ、部屋の管理が容易になる。
また、部屋の管理人等が部屋を貸し出した後に部屋の借用人が本電子錠を装着しても、本装置であれば部屋の管理人は従来の鍵を使うことによってその部屋の錠を解錠および施錠することができる。
本発明の実施の形態にかかる既設のドアに着脱可能な電子錠装置の分解斜視図。 図2は図1の断面図であり通常の錠内部にあるデッドボルトやラッチボルトを省いた図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置の指示手段の斜視図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における回路構成を簡略的に示すブロック図。 本発明の実施の形態にかかる着脱可能な電子錠装置における制御動作を簡略的に示すフローチャート図。
符号の説明
1 サムターン結合手段
2 駆動手段
3 制御手段
4 指示手段
5 サムターンのつまみ
6 ドアの裏面
7 ドアの表面
8 着脱可能なドアノブ
9 装置のベース
10 錠の鍵の差し込み口
11 ドアノブに駆動手段を固定する固定手段
12 解錠施錠ボタン
13 駆動手段の支持用のベース
14 ドアの開閉状態検出手段
15 サムターン軸
16 ドアノブ回転軸
17 錠の取り付け穴
18 サムターン軸中継軸
19 ドアノブ回転軸中継軸
21 ドアノブ回転軸結合手段
22 入力装置
23 制御回路
24 送信回路
25 受信回路
26 駆動手段制御用信号線

Claims (5)

  1. サムターンとドアノブが一体となっているドアにおいて、ドアに設けられた錠を解錠または施錠方向へ回転させるためのサムターンと駆動手段との結合手段と、その結合手段を用いてサムターンを解錠方向および施錠方向へ回す駆動手段と、前記駆動手段の操作を行う制御手段をドアの裏面に備え、前記制御手段への指示手段をドアに備え、前記指示手段からの情報に基づき、サムターンを前記結合手段を通して前記駆動手段で回転させる電子錠装置。
  2. ドアノブに電子錠装置を取り付けるために、ドアノブと電子錠装置との結合手段をドアの裏面にあるドアノブに備えた請求項1記載の電子錠装置。
  3. ドアノブに電子錠装置を取り付けるために、ドアノブの回転軸と電子錠装置との結合手段をドアノブとドアの裏面との間に備えた請求項1記載の電子錠装置。
  4. ドアの開閉状態を検出する手段をドアの表裏いずれか一方の面に備えた請求項1記載の電子錠装置。
  5. 前記指示手段からの情報伝達の手段として、前記指示手段からの情報をパルス振動に変調し、ドアの表裏いずれか一方の面から与え、ドアの表裏のもう一方の面で前記パルス振動を受信する振動通信を行う請求項1記載の電子錠装置。
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