JP2007197486A - 変色性黒色インキ組成物及びそれを内蔵した変色性筆記具、筆記具セット - Google Patents

変色性黒色インキ組成物及びそれを内蔵した変色性筆記具、筆記具セット Download PDF

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Abstract

【課題】 筆記面に濃い黒色の筆跡を形成でき、変色液を筆跡上に塗布することにより消色させることのできる安全性と実用性に優れた変色性黒色インキ組成物、及びそれを内蔵した変色性筆記具、前記変色性筆記具と変色液を収容した変色用塗布具とからなる筆記具セットを提供する。
【解決手段】 水と、還元剤により消色する染料としてC.I.ベーシックグリーン1と、前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料とから少なくともなり、pHが6以下の変色性黒色インキ組成物、及びそれを内蔵してなるマーキングペン形態の変色性筆記具、変色性筆記具と、変色液を収容した変色用塗布具とからなる筆記具セット。
【選択図】 なし

Description

本発明は変色性黒色インキ組成物及びそれを内蔵した変色性筆記具、筆記具セットに関する。
更に詳細には、変色液の適用により消去可能な変色性黒色インキ組成物及びそれを内蔵した変色性筆記具、筆記具セットに関する。
従来より、着色剤として還元剤により変色又は消色する複数の染料を用いた変色性インキ組成物が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
前記インキ組成物に含まれる染料は、マラカイトグリーン(C.I.ベーシックグリーン4)、C.I.ベーシックブルー65、C.I.ベーシックオレンジ22を併用してなり、該インキにより形成される筆跡は変色液を塗布することにより無色になるものである。
しかしながら、前記インキ組成物によって得られる筆跡は濃緑色を呈するため、商品性を損なうと共に、マラカイトグリーンは安全性の観点から使用が控えられつつある染料であり、該染料を使用しない変色性黒色インキ組成物が望まれていた。
これを解消するために、還元剤により変色又は消色する青色染料と赤色染料と黄色乃至橙色染料を併用することが考えられるとしても、該インキは紫色を呈するため、前記インキ組成物と同様に商品性を損なうと共に、印刷物の文字上に筆記して該文字を隠蔽する用途には使用できなかった。
また、前記青色染料の添加量を増やすことは該染料の析出を生じて筆記不能になる虞があった。
特公昭54−22345号公報
本発明は、黒色の筆跡が得られると共に、前記筆跡は変色液の適用により消去可能な変色性黒色インキ組成物の不具合を解消しようとするものであって、黒色を呈すると共に十分な色濃度を有し、且つ、変色液を適用すると無色になる安全性に優れた変色性黒色インキ組成物及びそれを内蔵した変色性筆記具、筆記具セットを提供しようとするものである。
本発明は、水と、還元剤により消色する染料としてC.I.ベーシックグリーン1と、前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料とから少なくともなり、pHが6以下の変色性黒色インキ組成物を要件とする。
更には、前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料がC.I.ベーシックレッド14及び/又はC.I.ベーシックバイオレット15であること、C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料がC.I.ベーシックレッド14及び/又はC.I.ベーシックバイオレット15と、C.I.ベーシックオレンジ21であること等を要件とする。
更には、前記変色性黒色インキ組成物を内蔵してなるマーキングペン形態の変色性筆記具、前記変色性筆記具と、変色液を収容した変色用塗布具とからなる筆記具セット等を要件とする。
本発明は、筆記面に濃い黒色の筆跡を形成でき、変色液を筆跡上に塗布することにより消色させることのできる安全性と実用性に優れた変色性黒色インキ組成物、及びそれを内蔵した変色性筆記具、前記変色性筆記具と変色液を収容した変色用塗布具とからなる筆記具セットを提供できる。
前記インキ中に含まれる着色剤としては、還元剤によって変色又は消色する染料であって、C.I.ベーシックグリーン1を必須の染料とする。
前記染料は、安全性に優れた濃い黒色の筆跡を得るために必要な染料であると共に、変色液を塗布した際の良好な消色性も備えている。
前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料としては、C.I.ベーシックレッド4、C.I.ベーシックレッド13、C.I.ベーシックレッド14、C.I.ベーシックレッド37、C.I.ベーシックレッド49等の赤色染料やC.I.ベーシックオレンジ1、C.I.ベーシックオレンジ21、C.I.ベーシックオレンジ46等の橙色染料、C.I.ベーシックバイオレット1、C.I.ベーシックバイオレット10、C.I.ベーシックバイオレット15、C.I.ベーシックバイオレット27等の紫色染料が挙げられる。
なお、前記補色対の色相にある還元剤により消色する染料としてC.I.ベーシックレッド14及び/又はC.I.ベーシックバイオレット15の使用が消色性の点から好ましく、より好ましくはC.I.ベーシックレッド14とC.I.ベーシックオレンジ21の併用、C.I.ベーシックバイオレット15とC.I.ベーシックオレンジ21の併用、或いは、C.I.ベーシックレッド14とC.I.ベーシックバイオレット15とC.I.ベーシックオレンジ21の併用が消色性と濃い黒色の色調が得られるため好適である。
更に、必要によりC.I.ベーシックイエロー49等の黄色染料、C.I.ベーシックブルー1、C.I.ベーシックブルー3、C.I.ベーシックブルー7、C.I.ベーシックブルー54、C.I.ベーシックブルー65、C.I.ベーシックブルー69等の青染料を併用することもできる。
前記インキに用いられる溶剤としては、水と必要により水溶性有機溶剤が用いられる。
前記水溶性有機溶剤としては、例えば、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリセリン、ソルビトール、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、モノエタノールアミン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、チオジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、スルフォラン、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン等が用いられる。
前記染料の発色性をインキ中で良好なものとするためには、インキのpHを6以下、即ち1〜6の範囲に設定する必要がある。特に、インキの安定性と、筆記紙面のpHによる筆跡の変色抑制効果が得られ易いことから、インキのpHを3〜5の範囲に調整することが好ましい。
よって、インキのpHを前記酸性領域に調整が必要な場合は酸性物質を添加することもでき、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、乳酸、シュウ酸、コハク酸、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、マロン酸、リン酸、亜リン酸、炭酸、パラトルエンスルホン酸等のスルホン酸、グリコール酸、グルコン酸、グルタル酸、塩酸、硫酸、硝酸等を適用することもできる。
更に、筆跡が紙のpHによって変色することなく、永続して良好な色濃度の筆跡を保持されるためにアルカリ性物質を添加することが好ましい。前記アルカリ性物質は、酸性物質を添加後のインキのpHを所望の範囲に調整するために用いられると共に、筆跡の経時による変色(退色)を抑制するものであり、特に弱アルカリ性を呈するものが好適に用いられる。
前記アルカリ性物質としては、例えば、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム等のリン酸塩、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の炭酸塩、アンモニア、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化物等が挙げられ、特に、リン酸塩が高い変色抑制効果を示すために好適に用いられる。
前記リン酸塩として具体的には、リン酸水素二ナトリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸三カリウム、リン酸水素カルシウム、亜リン酸カルシウム、リン酸水素アンモニウム、亜リン酸アンモニウム等が例示できる。
前記アルカリ性物質は、インキ組成物中0.1〜5重量%、好ましくは0.3〜3重量%の範囲で用いられる。
0.1重量%未満では紙面上での筆跡の色濃度変化を抑制し難く、また、5重量%を越えて添加することも可能であるが、5重量%未満で充分な効果が得られるため、これ以上の添加量は必要としない。
その他、必要に応じて染料の発消色に影響を及ぼさない範囲で、防錆剤、石炭酸等の防腐剤或いは防黴剤、界面活性剤、湿潤剤、メチルポリシロキサン等の消泡剤等の添加剤を用いたり、紙面への固着性や粘性付与のためにアクリル樹脂、スチレンマレイン酸共重合樹脂、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、デキストリン等を用いることもできる。
また、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状の樹脂製インキ流量調節部材を介在させて筆記先端部に所定量のインキを供給する構造の筆記具に内蔵して実用に供する場合、ポリオキシエチレンステロールやポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルをインキ中に添加することで、櫛溝状の樹脂製インキ流量調節部材に対して、適度な濡れ性を付与し、温度変化やキャップの着脱による筆記具内部の気圧変化に即応してインキの櫛溝内への出入を円滑に行うことができる。
また、前記インキをボールペンに内蔵して実用に供する場合、剪断減粘性付与剤を添加することによって、インキを充填するボールペンの不使用時にボールとチップの間隙からのインキ漏れだしを防止したり、筆記先端部を上向き(正立状態)で放置した場合のインキの逆流を防止することができる。
前記剪断減粘性付与剤としては、キサンタンガム、ウェランガム、構成単糖がグルコースとガラクトースの有機酸修飾ヘテロ多糖体であるサクシノグリカン(平均分子量約100乃至800万)、アルカガム、グアーガム、ローカストビーンガム及びその誘導体、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸アルキルエステル類、メタクリル酸のアルキルエステルを主成分とする分子量10万〜15万の重合体、グルコマンナン、寒天やカラゲニン等の海藻より抽出されるゲル化能を有する増粘多糖類、ベンジリデンソルビトール及びベンジリデンキシリトール又はこれらの誘導体、架橋性アクリル酸重合体、無機質微粒子、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸アミド等のHLB値が8〜12のノニオン系界面活性剤、ジアルキル又はジアルケニルスルホコハク酸の塩類、N−アルキル−2−ピロリドンとアニオン系界面活性剤の混合物、ポリビニルアルコールとアクリル系樹脂の混合物を例示できる。
更に、前記インキをボールペンに内蔵して実用に供する場合、オレイン酸等の高級脂肪酸、長鎖アルキル基を有するノニオン性界面活性剤、ポリエーテル変性シリコーンオイル、チオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルメチルエステル)やチオ亜燐酸トリ(アルコキシカルボニルエチルエステル)等のチオ亜燐酸トリエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸モノエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル又はポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルのリン酸ジエステル、或いは、それらの金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、アルカノールアミン塩等の潤滑剤を添加してボール受け座の摩耗防止効果を付与することが好ましい。
前記インキは、チップを筆記先端部に装着したマーキングペンやボールペン等の筆記具に充填して実用に供される。
マーキングペンに充填する場合、マーキングペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、繊維チップ、フェルトチップ、プラスチックチップ等のマーキングペンチップを筆記先端部に装着し、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させて筆記先端部に所定量のインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容して、弁機構により筆記先端部に所定量のインキを供給する構造のマーキングペンが挙げられる。
ボールペンに充填する場合、ボールペン自体の構造、形状は特に限定されるものではなく、例えば、軸筒に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体にインキを含浸させ、ボールペンチップを装着した筆記先端部にインキを供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材や繊維束からなるインキ流量調節部材を介在させて筆記先端部に所定量のインキを供給する構造、軸筒内にインキを充填したインキ収容管を有し、該インキ収容管はボールペンチップに連通しており、さらにインキの端面には逆流防止用の液栓を配設した構造のボールペンを例示できる。
前記ボールペンチップについて更に詳しく説明すると、金属製のパイプの先端近傍を外面より内方に押圧変形させたボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、或いは、金属材料をドリル等による切削加工により形成したボール抱持部にボールを抱持してなるチップ、金属又はプラスチック製チップ内部に樹脂製のボール受け座を設けたチップ、或いは、前記チップに抱持するボールをバネ体により前方に付勢させたもの等を適用できる。
また、前記ボールは、超硬合金、ステンレス鋼、ルビー、セラミック、樹脂、ゴム等の0.1〜3mm径程度のものが適用できる。
なお、本発明のインキを充填する筆記具は、ボールと同様の転動作用により筆跡を形成させる、ローラー等の転動機構を筆記先端部に備えたものを含む。
インキを収容するインキ収容管は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン等の熱可塑性樹脂からなる透明性成形体が好適に用いられる。
前記インキ収容管の透明性とは着色透明、半透明、着色半透明を含み、インキ残量を確認することができる。
前記インキ収容管には直接又は接続部材を介してチップを連結したレフィルとし、前記レフィルを軸筒内に収容して筆記具を構成できる。
また、先端部にチップを装着した軸筒自体に直接インキを充填して筆記具を構成することもできる。
前記軸筒は透明(着色透明、半透明、着色半透明を含む)にすることにより、インキ残量を確認することができる。
前記インキ収容管又は軸筒に収容したインキの後端にはインキ逆流防止体を充填することもできる。
前記インキ逆流防止体は不揮発性液体及び/又は難揮発性液体からなる。
具体的には、ワセリン、スピンドル油、ヒマシ油、オリーブ油、精製鉱油、流動パラフィン、ポリブテン、α−オレフィン、α−オレフィンのオリゴマーまたはコオリゴマー、ジメチルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、脂肪酸変性シリコーンオイル等が挙げられ、一種又は二種以上を併用することもできる。
前記不揮発性液体及び/又は難揮発性液体には、ゲル化剤を添加して好適な粘度まで増粘させることが好ましく、表面を疎水処理したシリカ、表面をメチル化処理した微粒子シリカ、珪酸アルミニウム、膨潤性雲母、疎水処理を施したベントナイトやモンモリロナイトなどの粘土系増粘剤、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛等の脂肪酸金属石鹸、トリベンジリデンソルビトール、脂肪酸アマイド、アマイド変性ポリエチレンワックス、水添ひまし油、脂肪酸デキストリン等のデキストリン系化合物、セルロース系化合物を例示できる。
更に、前記液状のインキ逆流防止体と、固体のインキ逆流防止体を併用することもできる。

前記変色性インキを変色又は消色させるために用いられる変色液には還元剤が添加される。
前記変色性黒色インキを消色させる変色液に含まれる還元剤として具体的には、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸アンモニウム、亜硫酸亜鉛、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸カリウム、チオ硫酸アンモミウム、次亜塩素酸ナトリウム、塩化錫、ハイドロサルファイト等を例示でき、変色又は消色性能の観点から亜硫酸ナトリウムが好適に用いられる。
また、前記変色液には必要に応じて有機溶剤や各種添加剤を配合でき、例えば、トリエタノールアミン等のアルカノールアミンを添加すると消去性を向上させることができる。
前記変色用塗布具としては、収容した変色液を開口部から直接筆跡に付着させる簡易構造の塗布具、開口部に刷毛等の吸液体を設けたキャップを有し、キャップを嵌めた状態で前記吸液体が容器内の変色液を含浸する構成となし、筆跡上に吸液体を接触させて変色液を塗布する構造の塗布具を例示できる。
また、筆記具の構造を有する塗布具であってもよく、塗布部に繊維チップ、フェルトチップ、プラスチックチップ、筆穂等を筆記先端部に装着し、軸筒内部に収容した繊維束からなるインキ吸蔵体に変色液を含浸させ、筆記先端部に変色液を供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状の液体流量調節部材や繊維束からなる液体流量調節部材を介在させて筆記先端部に所定量の変色液を供給する構造、軸筒内部に直接変色液を収容して、弁機構により筆記先端部に所定量の変色液を供給する構造のマーキングペンや筆ペン、軸筒に収容した繊維束からなる吸蔵体に変色液を含浸させ、ボールペンチップを装着した筆記先端部に変色液を供給する構造、軸筒内部に直接インキを収容し、櫛溝状の液体流量調節部材や繊維束からなる液体流量調節部材を介在させて筆記先端部に所定量の変色液を供給する構造、軸筒内に変色液を充填した収容管を有し、該収容管はボールペンチップに連通しており、さらに変色液の後端には逆流防止用の液栓を配設した構造のボールペンを例示できる。
前記変色用塗布具(ボールペン、マーキングペン、筆ペン等)は、変色性黒色インキを内蔵した筆記具の一部、具体的には後部に設けて(所謂、両頭式筆記具構造)、筆記により得られた筆跡を単一の筆記具により消色可能な携帯性に優れた筆記具とすることができる。
また、変色用塗布具と、変色性黒色インキを内蔵した筆記具を組み合わせて筆記具セットを得ることもできる。
前記筆記具セットは、単一の筆記具と変色用塗布具により構成されていてもよいが、複数の筆跡幅の異なる筆記具と変色用塗布具を組み合わせた筆記具セットとすることにより、文字を形成する用途と、印刷物の文字上に筆記して該文字を隠蔽する用途を使い分けることのできる筆記具セットが得られる。
以下に実施例を示すが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例中の部は重量部を示す。
実施例1
変色性黒色インキ組成物の調製
緑色染料 1.5部
〔ダイアモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、保土谷化学工業(株)製〕
赤色染料 0.5部
〔SWT RED 4(C.I.ベーシックレッド14)保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンフィトステロール 1.0部
〔商品名:BPS−30、日光ケミカルズ(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素二ナトリウム12水和物 2.5部
グリセリン 20.0部
水(イオン交換水) 71.2部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌して変色性黒色インキ組成物を得た。
変色性筆記具の作製
前記変色性インキ組成物を、軸筒内に直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色性筆記具を得た。
なお、前記変色性筆記具には着脱自在のキャップを備えてなる。
実施例2
変色性黒色インキ組成物の調製
緑色染料 1.5部
〔ダイアモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、保土谷化学工業(株)製〕
赤色染料 0.5部
〔SWT RED 4(C.I.ベーシックレッド14)保土谷化学工業(株)製〕
橙色染料 0.5部
〔SWT ORANGE 1(C.I.ベーシックオレンジ21)保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンフィトステロール 1.0部
〔商品名:BPS−30、日光ケミカルズ(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素二ナトリウム12水和物 2.5部
ジエチレングリコール 10.0部
グリセリン 10.0部
水(イオン交換水) 70.7部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌して変色性黒色インキ組成物を得た。
変色性筆記具の作製
前記変色性インキ組成物を、軸筒内に直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色性筆記具を得た。
なお、前記変色性筆記具には着脱自在のキャップを備えてなる。
実施例3
変色性黒色インキ組成物の調製
緑色染料 1.5部
〔ダイアモンドグリーンGH(C.I.ベーシックグリーン1)、保土谷化学工業(株)製〕
赤色染料 0.5部
〔SWT RED 4(C.I.ベーシックレッド14)、保土谷化学工業(株)製〕
橙色染料 0.5部
〔SWT ORANGE 1(C.I.ベーシックオレンジ21)保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル 1.0部
〔商品名:ニッコールPBC−34、日光サーファクタント工業(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素二ナトリウム12水和物 2.5部
ジエチレングリコール 10.0部
グリセリン 10.0部
水(イオン交換水) 70.7部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌して緑色の変色性インキ組成物を得た。
変色性筆記具の作製
前記変色性インキ組成物を、ポリエステルスライバーを合成樹脂フィルムで被覆した繊維集束インキ吸蔵体に含浸させて軸筒内に収容し、軸筒先端部に砲弾型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色性筆記具を得た。
なお、前記変色性筆記具には着脱自在のキャップを備えてなる。
比較例1
変色性インキ組成物の調製
緑色染料 2.0部
〔マラカイトグリーン(C.I.ベーシックグリーン4)、保土谷化学工業(株)製〕
青色染料 0.3部
〔アイゼンカチオンブルーGLH(C.I.ベーシックブルー65)、保土谷化学工業(株)製〕
橙色染料 1.8部
〔アイゼンカチオンオレンジRH(C.I.ベーシックオレンジ22)、保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンフィトステロール 1.0部
〔商品名:BPS−30、日光ケミカルズ(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素二ナトリウム12水和物 2.5部
グリセリン 20.0部
水(イオン交換水) 69.1部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌して変色性インキ組成物を得た。
前記インキ組成物の色調は濃緑色であった。
変色性筆記具の作製
前記変色性インキ組成物を、軸筒内に直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色性筆記具を得た。
なお、前記変色性筆記具には着脱自在のキャップを備えてなる。
比較例2
変色性インキ組成物の調製
緑色染料 0.7部
〔マラカイトグリーン(C.I.ベーシックグリーン4)、保土谷化学工業(株)製〕
青色染料 0.1部
〔アイゼンカチオンブルーGLH(C.I.ベーシックブルー65)、保土谷化学工業(株)製〕
橙色染料 0.3部
〔アイゼンカチオンオレンジRH(C.I.ベーシックオレンジ22)、保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンフィトステロール 1.0部
〔商品名:BPS−30、日光ケミカルズ(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素二ナトリウム12水和物 2.5部
グリセリン 20.0部
水(イオン交換水) 71.1部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌して変色性インキ組成物を得た。
前記インキ組成物の色調は緑色であった。
変色性筆記具の作製
前記変色性インキ組成物を、軸筒内に直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色性筆記具を得た。
なお、前記変色性筆記具には着脱自在のキャップを備えてなる。
比較例3
変色性インキ組成物の調製
青色染料 1.5部
〔アイゼンカチオンブルーGLH(C.I.ベーシックブルー65)、保土谷化学工業(株)製〕
赤色染料 0.2部
〔SWT RED 4(C.I.ベーシックレッド14)、保土谷化学工業(株)製〕
橙色染料 0.4部
〔アイゼンカチオンオレンジRH(C.I.ベーシックオレンジ22)、保土谷化学工業(株)製〕
石炭酸(防腐剤) 0.3部
ポリオキシエチレンフィトステロール 1.0部
〔商品名:BPS−30、日光ケミカルズ(株)製〕
グルタル酸 3.0部
リン酸水素2ナトリウム12水和物 2.5部
グリセリン 20.0部
水(イオン交換水) 71.1部
前記溶剤中に染料及び各種添加剤を加えて、攪拌したものの、青色染料が完全に溶解せず、インキ組成物を調製できなかった。
変色液の調製
亜硫酸ナトリウム(還元剤) 10.0部
炭酸カリウム 1.0部
リン酸エステル系界面活性剤 0.2部
〔第一工業製薬(株)製、商品名:プライサーフAL〕
石炭酸(防腐剤) 0.1部
グリセリン 10.0部
水(イオン交換水) 78.7部
前記溶剤中に還元剤と各種添加剤を加えて攪拌して変色液を得た。
変色用塗布具の作製
前記変色液を、軸筒内に直接収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けてマーキングペン形態の変色用塗布具を得た。
なお、前記変色用塗布具には着脱自在のキャップを備えてなる。
各実施例1乃至3及び比較例1、2で得られた変色性筆記具を用いて以下の試験を行った。
色調試験
各変色性筆記具を用いて紙面上に筆記し、筆跡の色調を目視により観察した。
隠蔽性試験
各変色性筆記具を用いて文字が印刷された紙面の、該文字を覆うように2回筆記(隠蔽)した後、コピー機を用いて印刷物を複写し、複写物の文字の隠蔽度合いを目視により観察した。
以下の表に試験結果を示す。
Figure 2007197486
なお、表中の各試験結果の評価は以下のとおりである。
色調試験
◎:濃い黒色の筆跡が得られる。
○:黒色の筆跡が得られる。
×:筆跡は黒色を呈さない。
隠蔽性試験
◎:隠蔽部分の文字は視認されない。
○:隠蔽部分の文字は注視すると判別可能である。
×:文字は隠蔽されていない。
両頭式変色性筆記具の作製
軸筒内部に7:3の容積となる仕切り壁を設けた両端開口形状の軸筒の一方(大容積部分)に前記実施例2で調製したインキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けた。
次いで、他方(小容積部分)に前記変色液を収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けて両頭式変色性筆記具Aを得た。
前記筆記具を用いて紙面上に筆記すると、黒色の筆跡が得られ、前記筆跡上から他方に設けた変色液を塗布すると筆跡は消色した。
前記筆記具は筆記と消去を1本の筆記具で行うことができるため、携帯性と利便性に優れる。
両頭式変色性筆記具の作製
軸筒内部に8:2の容積となる仕切り壁を設けた両端開口形状の軸筒の一方(大容積部分)に前記実施例2で調製したインキを収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部に砲弾型繊維マーキングペンチップを取り付けた。
次いで、他方(小容積部分)に前記変色液を収容し、櫛溝状のインキ流量調節部材を介して軸筒先端部にチゼル型繊維マーキングペンチップを取り付けて両頭式変色性筆記具Bを得た。
前記筆記具を用いて紙面上に筆記すると、黒色の筆跡が得られ、前記筆跡上から他方に設けた変色液を塗布すると筆跡は消色した。
前記筆記具は筆記と消去を1本の筆記具で行うことができるため、携帯性と利便性に優れる。
筆記具セットの作製
前記実施例2で作製した変色性筆記具と、前記変色性塗布具を組み合わせて筆記具セットを得た。
前記筆記具を用いて紙面上に筆記すると、黒色の筆跡が得られ、前記筆跡上から変色用塗布具を用いて変色液を塗布すると筆跡は消色した。
筆記具セットの作製
前記実施例3で作製した変色性筆記具と、前記変色性塗布具を組み合わせて筆記具セットを得た。
前記筆記具を用いて紙面上に筆記すると、黒色の筆跡が得られ、前記筆跡上から変色用塗布具を用いて変色液を塗布すると筆跡は消色した。
応用例1
前記両頭式変色性筆記具Aを用いて、個人名と趣味が印刷された紙面の個人名の部分を覆うように筆記して黒色の筆跡を形成した。
なお、前記筆跡を透して個人名は視覚できなかった。
前記紙面をコピーすると、筆跡を形成した部分の個人名は黒色に塗りつぶされて複写されなかった。
次いで、筆跡上に変色液を塗布すると筆跡は消色するため、再び個人名が視認され、個人情報保護用の筆記具として使用できた。
応用例2
前記両頭式変色性筆記具Bを用いて、教科書の暗記する部分の文字を覆うように筆記して黒色の筆跡を形成した。
なお、前記筆跡を透して暗記する部分の文字は視認できなかった。
暗記した後、筆跡上に変色液を塗布すると筆跡は消色するため、再び個暗記した部分の文字が視認され、暗記学習用の筆記具として使用できた。

Claims (6)

  1. 水と、還元剤により消色する染料としてC.I.ベーシックグリーン1と、前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料とから少なくともなり、pHが6以下の変色性黒色インキ組成物。
  2. 前記C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料がC.I.ベーシックレッド14及び/又はC.I.ベーシックバイオレット15である請求項1記載の変色性黒色インキ組成物。
  3. C.I.ベーシックグリーン1と補色対の色相にある還元剤により消色する染料がC.I.ベーシックレッド14及び/又はC.I.ベーシックバイオレット15と、C.I.ベーシックオレンジ21である請求項1記載の変色性黒色インキ組成物。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の変色性黒色インキ組成物を内蔵してなるマーキングペン形態の変色性筆記具。
  5. 後端部に変色液を収容した変色用塗布具を備えてなる請求項4記載の変色性筆記具。
  6. 請求項4記載の変色性筆記具と、変色液を収容した変色用塗布具とからなる筆記具セット。
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