JP2007197079A - 紙製組立緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管において場所をとらず、組み立てや製品の梱包が簡単で、廃棄やリサイクルにも適した緩衝材を提供する。
【解決手段】二個の上部材1a及び二個の下部材1bから構成され、上部材1a及び下部材1bは、それぞれ一枚の紙製平板からなり、上部材1aの継合溝11aと下部材1bの継合溝11bとをそれぞれ嵌め合わせ、仕切板3a,3b及び側板4a,4bにより区画される製品収容部51を形成し、また各側面には外方へそれぞれ張り出している仕切板端部13a,13b及び側板端部14a,14bにより形成される緩衝用の第一空隙52が設けてある紙製包装用緩衝材。
【選択図】図4

Description

本発明は、製品を箱に梱包する際に、製品と箱との間に緩衝部を設けるための紙製組立緩衝材に関するものである。
製品を箱に梱包して輸送する際には、外部からの衝撃が製品に直接伝わることがないように、製品と箱との間に緩衝材を詰めることが一般的である。特に製品がシリコンウェハのように高価でかつ壊れやすいものの場合、緩衝材の果たす役割は重要であり、従来、発泡ウレタン等を用いた緩衝材が用いられている。
しかしながら、こうした緩衝材は発泡ウレタン部分に厚みがあるため使用前の保管において場所をとり、また部品点数が多いため組み立てや製品の梱包の際に手間が掛かるものであった。さらに使用後において、発泡ウレタンの廃棄やリサイクルの効率が悪いことも問題であった。
本発明はこうした事情を鑑みたものであり、保管において場所をとらず、組み立てや製品の梱包が簡単で、廃棄やリサイクルにも適した緩衝材を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、二個の上部材及び二個の下部材から構成され、上部材及び下部材は、それぞれ一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板と、該水平板の一辺から垂設される矩形の仕切板と、前記水平板において前記仕切板が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板と、から構成され、前記仕切板及び側板は、横方向中央部及び左右両側部に、縦方向中央部から前記水平板が接する辺の対辺に向けて継合溝を有し、前記仕切板及び前記側板の左右両端部はそれぞれ仕切板端部及び側板端部を形成し、二個の上部材を、コの字形の開口部を下方に向けそれぞれの仕切板同士が接するように設置し、二個の下部材を、コの字形の開口部を上方に向けそれぞれの仕切板同士が接しかつ上部材と向きを90度違えるように設置し、上部材の継合溝と下部材の継合溝とをそれぞれ嵌め合わせ、仕切板及び側板により区画される製品収容部を形成し、また各側面には外方へそれぞれ張り出している仕切板端部及び側板端部により形成される緩衝用の第一空隙が設けてあることを特徴とする。
本緩衝材の大きさは特に限定されないが、組み立てた状態で箱に隙間なく収容できるよう各仕切板及び側板の幅と高さを設定すれば、箱の中で緩衝材が動くことがなく望ましい。また、複数個の本緩衝材を並べたり積み重ねたりすることにより隙間なく収容できるようにしても良い。また、各継合溝間の間隔を製品の大きさに合わせると、製品が確実に固定され望ましい。各継合溝は、互いに嵌め合うものであればどのような形状でも良いが、開口側に向けて溝の幅が広がるように形成すると、組み立ての際に嵌め合わせやすくなり好適である。さらに、本緩衝材の材料としては、段ボールが軽量でかつ強度もあり最も好適であるが、それに限られるものではない。また、各板を二枚以上の平板が重なった構造とすれば、本緩衝材がさらに強固なものとなり、この際、一枚の平板を折り返して多重にする構造にすると、部品点数を増やすことがなく望ましい。
前記緩衝材は製品収容部が仕切板により四つの区画に分割されているが、さらに多くの区画を設けることも可能である。すなわち、請求項2の発明のように、二個の端側上部材と、M(Mは0以上の整数)個の内側上部材と、二個の端側下部材と、N(Nは0以上の整数、ただしM及びNの何れかは1以上とする)個の内側下部材と、から構成され、端側上部材は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板と、該水平板の一辺から垂設される矩形の仕切板と、前記水平板において前記仕切板が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板と、から構成され、内側上部材は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板と、該水平板の一組の対辺から垂設される矩形の仕切板と、から構成され、前記仕切板及び側板は、縦方向中央部から前記水平板が接する辺の対辺に向けて等間隔に(N+3)個の継合溝を有し、端側下部材は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板と、該水平板の一辺から垂設される矩形の仕切板と、前記水平板において前記仕切板が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板と、から構成され、内側下部材は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板と、該水平板の一組の対辺から垂設される矩形の仕切板と、から構成され、前記仕切板及び側板は、縦方向中央部から前記水平板が接する辺の対辺に向けて等間隔に(M+3)個の継合溝を有し、前記仕切板及び前記側板の左右両端部はそれぞれ仕切板端部及び側板端部を形成し、二個の端側上部材とM個の内側上部材とを、コの字形の開口部を下方に向け、端側上部材が両端となるように、それぞれの仕切板同士が接するように設置し、二個の端側下部材とN個の内側下部材とを、コの字形の開口部を上方に向け、端側下部材が両端となるように、それぞれの仕切板同士が接しかつ端側上部材及び内側上部材と向きを90度違えるように設置し、端側上部材及び内側上部材の継合溝と、端側下部材及び内側下部材の継合溝とをそれぞれ嵌め合わせ、仕切板及び側板により区画される製品収容部を形成し、また各側面にはそれぞれ外方へ張り出している仕切板端部及び側板端部により形成される緩衝用の第一空隙が設けてある本緩衝材は、(M+2)×(N+2)個の区画を有する。区画数を増やすことで同じ容量により多くの製品を収容することができるようになり、収容や輸送の効率が高められる。
また、請求項3の発明のように、前記仕切板において、前記水平板が接する辺の対辺から延設される仕切板差込片と、前記側板において、前記水平板が接する辺の対辺から延設される側板差込片と、前記水平板に穿孔される差込溝と、を設け、組み合わせる際に、上部材の各仕切板差込片及び側板差込片をそれぞれに対応する下部材の差込溝に差し込み、下部材の各仕切板差込片及び側板差込片をそれぞれに対応する上部材の差込溝に差し込むと、上面及び下面には外方へそれぞれ張り出している仕切板差込片及び側板差込片により緩衝用の第二空隙が形成される。さらに、仕切板及び側板の各辺が水平板に固定されるため、より強度を高めることができる。なお、これらの差込片の形状はどのようなものであっても良いが、上部材と下部材のそれぞれにおいて、各差込片の高さを一致させることが望ましい。また、これらの各差込片及びそれに対応する差込溝は、上記の箇所の一部のみに設けられるものであっても良い。
さらに、請求項4の発明のように、前記仕切板において、前記水平板が接する辺から延設される仕切板舌片と、前記側板において、前記水平板が接する辺から延設される側板舌片と、を設けることで、本緩衝材の上下方向に延出される部材を増やし、第二空隙が補強され上下方向の衝撃に対してより強固となる。また、製品の梱包や取り出しの際には各舌片を摘んで上方に引っ張ることで上部材の水平板部分を容易に開けることができる。これらの舌片の形状はどのようなものであっても良いが、上部材と下部材のそれぞれにおいて、各舌片の高さを一致させることが望ましい。また、摘みやすくするために孔を設けても良い。さらに、これらの各舌片は、上記の箇所の一部のみに設けられるものであっても良い。
また、請求項5の発明のように、下部材の水平板において、仕切板及び側板が接していない辺の各々から延設される補強板を設けると、製品を収容した際の下部材の水平板の撓みを防ぐことができる。補強板は水平板より延出され上方又は下方に折れ曲がるもので、その形状はどのようなものであっても良い。
本発明のうち請求項1の発明によれば、二種類四枚の部材から簡単な組み立てにより緩衝材を形成することができる。組み立てられた緩衝材の製品収容部には各仕切板及び側板によって四つの区画が形成され、各区画に製品を収容することができる。区画の大きさは各継合溝の間隔により定められるため、製品に合わせた大きさとすることができる。また、緩衝材の側面には仕切板端部及び側板端部が張り出しており、箱に入れた際にはこれらの張り出し部分が箱と製品との間に空隙を作り、外部からの衝撃が製品に直接伝わることを防いでいる。さらに、部品点数が少ないことから製造費が抑えられ、組み立てが容易である。また組み立て前は平板であるので保管の際に場所をとらず、使用後は全て紙で構成されているので効率よく廃棄やリサイクルを行うことができる。
本発明のうち請求項2の発明によれば、端側上部材と、内側上部材と、端側下部材と、内側下部材とを組み合わせることで、製品収容部をさらに多数の区画に区切ることができる。区画の数は、内側上部材及び内側下部材の個数を増減することにより自由に設定できる。このように区画数を増やすことで、同じ容量により多くの製品を収容することができるようになり、収容や輸送の効率が高められる。また、緩衝材の側面には仕切板端部及び側板端部が張り出しており、箱に入れた際にはこれらの張り出し部分が箱と製品との間に空隙を作り、外部からの衝撃が製品に直接伝わることを防いでいる。
本発明のうち請求項3の発明によれば、仕切板から延設される仕切板差込片及び側板から延設される側板差込片が水平板に穿孔される差込溝に差し込まれることで、箱に入れた際には水平板から張り出した各差込片が箱と製品との間に空隙を作り、外部からの衝撃が製品に直接伝わることを防いでいる。また、仕切板及び側板の各辺が水平板に固定されるため、さらに強度を高めることができる。
本発明のうち請求項4の発明によれば、仕切板から延設される仕切板舌片及び側板から延設される側板舌片を設けることで、本緩衝材の上下方向に延出される部材を増やし、上下方向の衝撃に対してより強固となる。また、各舌片を摘んで上方に引っ張ることで上部材の水平板部分を容易に開けることができ、製品の梱包作業を効率的に行うことができる。
本発明のうち請求項5の発明によれば、下部材の水平板から延設され上方又は下方に折れ曲がる補強板を設けることで、製品を収容した際の下部材の水平板の撓みを防ぐことができ、製品が重量物である場合でもより確実に保護することができる。
本発明の紙製組立緩衝材の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本紙製組立緩衝材の斜視図である。本紙製組立緩衝材は、段ボール平板からなる、二個の上部材1aと、二個の下部材1bとから構成される。上部材1a及び下部材1bの形状は、図2の展開図、図3の各部材の設置の仕方の説明図及び図4の上部材1aと下部材1bの嵌め合わせ方の説明図に示される。
上部材1aは、矩形の水平板2aが蓋の役割をし、水平板2aの一組の対辺の一方から下方に折れ曲がる仕切板3aと、他方から下方に折れ曲がる内側板41aと、内側板41aの端縁から外側に折れ曲がる継合片31aと、継合片31aの端縁から上方に折れ曲がる外側板42aと、からなり、内側板41aと外側板42aは重なり合って側板4aを構成する。仕切板3a及び側板4aは、横方向中央部及び左右両側部に、縦方向中央部から下方に向かう継合溝11aを有し、該継合溝11aは嵌め合わせやすいよう、端部が開口側に向けて徐々に広くなるよう形成されている。また、仕切板3a及び側板4aの左右両端部はそれぞれ仕切板端部13a及び側板端部14aを形成する。各板2a,3a,4aの大きさや継合溝11a同士の間隔は、収容する製品が隙間なく収まるように定める。仕切板3aの下端及び側板4aの下端からはそれぞれ仕切板差込片5a及び側板差込片6aが延出され、また、上端からはそれぞれ仕切板舌片7a及び側板舌片8aが延出される。これらの各差込片5a,6a及び各舌片7a,8aは全て高さが同じになるよう形成されている。仕切板舌片7aは摘んで引っ張るための取手としても機能するものであり、摘みやすくするための孔23を備える。さらに、水平板2aには、下部材1bの仕切板差込片5bを差し込むための差込溝12aが穿孔されている。
下部材1bは、矩形の水平板2bが底板の役割をし、水平板2bの一組の対辺の一方から上方に折れ曲がる仕切板3bと、他方から上方に折れ曲がる内側板41bと、内側板41bの端縁から外側に折れ曲がる継合片31bと、継合片31bの端縁から下方に折れ曲がる外側板42bと、からなり、内側板41bと外側板42bは重なり合って側板4bを構成する。仕切板3b及び側板4bは、横方向中央部及び左右両側部に、縦方向中央部から上方に向かう継合溝11bを有し、該継合溝11bは嵌め合わせやすいよう、端部が開口側に向けて徐々に広くなるよう形成されている。また、仕切板3b及び側板4bの左右両端部はそれぞれ仕切板端部13b及び側板端部14bを形成する。各板2b,3b,4bの大きさや継合溝11b同士の間隔は、収容する製品が隙間なく収まるように定める。仕切板3bの上端及び側板4bの上端からはそれぞれ仕切板差込片5b及び側板差込片6bが延出され、また、下端からはそれぞれ仕切板舌片7b及び側板舌片8bが延出される。これらの各差込片5b,6b及び各舌片7b,8bは、上部材1aの各差込片5a,6a及び各舌片7a,8aと全て高さが同じになるよう形成されている。さらに、水平板2bには、上部材1aの仕切板差込片5a及び側板差込片6aを差し込むための差込溝12bが穿孔され、また、仕切板3b及び側板4bが接していない辺からはそれぞれ補強板22が延出され、上方に折れ曲がる。
本紙製組立緩衝材を組み立てる際には、上記のように構成される二個の上部材1a及び二個の下部材1bについて、それぞれ仕切板3a同士、3b同士が接し(図3)、かつ上部材1aと下部材1bとが向きを90度違えるように設置し、それぞれ対向する継合溝11aと11bを嵌め合わせる(図4)。それと同時に、上部材1aの仕切板差込片5a及び側板差込片6aを下部材1bの差込溝12bに差し込み、下部材1bの仕切板差込片5bを上部材1aの差込溝12aに差し込む。
このように、本紙製組立緩衝材は、二種類四枚の部材から簡単に組み立てることができ、組み立てられた緩衝材の製品収容部51は各仕切板3a,3b及び側板4a,4bによって四つの区画に分割され、各区画に製品を収容することができる。各仕切板3a,3b及び側板4a,4bは全て二重構造であり、あらゆる方向からの荷重に対して非常に強く、また、各仕切板3a,3bから延設される仕切板差込片5a,5b及び側板4aから延設される側板差込片6aが水平板2a,2bに穿孔される差込溝12a,12bに差し込まれることで、仕切板3a,3b及び側板4aの各辺が水平板2a,2bに固定されるため、さらに強度が高められている。さらに、本紙製組立緩衝材の側面には仕切板端部13a,13b及び側板端部14a,14bが張り出しており、また上面及び下面には各仕切板差込片5a,5b、各側板差込片6a,6b、各仕切板舌片7a,7b、各側板舌片8a,8bがそれぞれ張り出しており、箱に入れた際にはこれらの張り出し部分が箱と製品との間に第一空隙52及び第二空隙53を作り、外部からの衝撃が製品に直接伝わることを防ぐ。さらに、下部材1bの水平板2bから延設され上方に折れ曲がる補強板22により、製品を収容した際に水平板2bの撓みを防ぐことができ、製品が重量物である場合でもより確実に保護することができる。
図5は、紙製組立緩衝材の上部材1aの水平板2aを開けた状態を示す。図1に示す閉じた状態から、仕切板舌片7aを摘んで上方に引っ張ることで水平板2a部分を容易に開けることができ、製品の梱包作業を効率的に行うことができる。なお、仕切板3aは二重構造であることから、片方の水平板2aを開けても、製品収容部51が各区画に仕切られた状態が維持され、製品の収容の際に都合が良い。
以下において、本紙製組立緩衝材を実際に使用する場合の手順を示す。
例えばシリコンウェハを収容することを想定すると、シリコンウェハは数枚まとめて直方体形のケースに収められており、本緩衝材の製品収容部51の各区画の大きさが該ケースに一致するよう、各水平板2a,2b、仕切板3a,3b、側板4a,4bの大きさ及び継合溝11a,11bの間隔を定める。そのように形成された上部材1a及び下部材1bを組み立て、それを隙間なく収められる大きさの外箱に収容する。そして仕切板舌片7aを摘んで上部材1aの水平板2aを開け、各区画にケースを収容し、再び水平板2aを閉じ、最後に外箱の蓋を閉じて梱包が完了する。
図6は、本発明の紙製組立緩衝材の第2実施形態を示す。本実施形態は、端側上部材101aと、内側上部材102aと、端側下部材101bと、内側下部材102bと、から構成され、内側上部材102aと内側下部材102bの個数をそれぞれ増減することにより製品収容部51の区画の数を自由に設定できるが、ここでは二個の内側上部材102aと一個の内側下部材102bにより、製品収容部51を十二個の区画に仕切っている。図7にはこの紙製組立緩衝材を構成する各部材を示す。端側上部材101a及び端側下部材101bは、水平板2a,2bと、仕切板3a,3bと、側板4a,4bと、からなり、内側上部材102a及び内側下部材102bは、水平板2a,2bと、仕切板3a,3bと、からなる。各部材に形成される継合溝11a、11bの数は内側上部材102a及び内側下部材102bの数によって定まり、この場合、端側上部材101a及び内側上部材102aの継合溝11aは四つずつとなり、端側下部材101b及び内側下部材102bの継合溝11bは五つずつとなる。
本発明の紙製組立緩衝材を示す斜視図である。 紙製組立緩衝材の組立前の展開図であり、(a)は上部材を、(b)は下部材を示す。 紙製組立緩衝材の各部材の設置の仕方を示す説明図であり、(a)は上部材を、(b)は下部材を示す。 紙製組立緩衝材の上部材と下部材の嵌め合わせ方を示す説明図である。 紙製組立緩衝材の上部材の水平板を開けた状態を示す説明図である。 本発明の紙製組立緩衝材の第2実施形態を示す斜視図である。 第2実施形態の各部材を示す説明図であり、(a)は端側上部材を、(b)は内側上部材を、(c)は端側下部材を、(d)は内側下部材を示す。
符号の説明
1a 上部材
1b 下部材
2a,2b 水平板
3a,3b 仕切板
4a,4b 側板
5a,5b 仕切板差込片
6a,6b 側板差込片
7a,7b 仕切板舌片
8a,8b 側板舌片
11a,11b 継合溝
12a,12b 差込溝
13a,13b 仕切板端部
14a,14b 側板端部
22 補強板
51 製品収容部
52 第一空隙
53 第二空隙
101a 端側上部材
101b 端側下部材
102a 内側上部材
102b 内側下部材

Claims (5)

  1. 二個の上部材(1a)及び二個の下部材(1b)から構成され、
    上部材(1a)及び下部材(1b)は、それぞれ一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板(2a,2b)と、該水平板(2a,2b)の一辺から垂設される矩形の仕切板(3a,3b)と、前記水平板(2a,2b)において前記仕切板(3a,3b)が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板(4a,4b)と、から構成され、
    前記仕切板(3a,3b)及び側板(4a,4b)は、横方向中央部及び左右両側部に、縦方向中央部から前記水平板(2a,2b)が接する辺の対辺に向けて継合溝(11a,11b)を有し、前記仕切板(3a,3b)及び前記側板(4a,4b)の左右両端部はそれぞれ仕切板端部(13a,13b)及び側板端部(14a,14b)を形成し、
    二個の上部材(1a)を、コの字形の開口部を下方に向けそれぞれの仕切板(3a)同士が接するように設置し、二個の下部材(1b)を、コの字形の開口部を上方に向けそれぞれの仕切板(3b)同士が接しかつ上部材(1a)と向きを90度違えるように設置し、上部材(1a)の継合溝(11a)と下部材(1b)の継合溝(11b)とをそれぞれ嵌め合わせ、
    仕切板(3a,3b)及び側板(4a,4b)により区画される製品収容部(51)を形成し、また各側面には外方へそれぞれ張り出している仕切板端部(13a,13b)及び側板端部(14a,14b)により形成される緩衝用の第一空隙(52)が設けてあることを特徴とする紙製包装用緩衝材。
  2. 二個の端側上部材(101a)と、M(Mは0以上の整数)個の内側上部材(102a)と、二個の端側下部材(101b)と、N(Nは0以上の整数、ただしM及びNの何れかは1以上とする)個の内側下部材(102b)と、から構成され、
    端側上部材(101a)は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板(2a)と、該水平板(2a)の一辺から垂設される矩形の仕切板(3a)と、前記水平板(2a)において前記仕切板(3a)が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板(4a)と、から構成され、内側上部材(102a)は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板(2a)と、該水平板(2a)の一組の対辺から垂設される矩形の仕切板(3a)と、から構成され、前記仕切板(3a)及び側板(4a)は、縦方向中央部から前記水平板(2a)が接する辺の対辺に向けて等間隔に(N+3)個の継合溝(11a)を有し、
    端側下部材(101b)は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板(2b)と、該水平板(2b)の一辺から垂設される矩形の仕切板(3b)と、前記水平板(2b)において前記仕切板(3b)が垂設される辺の対辺から垂設される矩形の側板(4b)と、から構成され、内側下部材(102b)は、一枚の紙製平板からなり、コの字形を基本形態とし、矩形の水平板(2b)と、該水平板(2b)の一組の対辺から垂設される矩形の仕切板(3b)と、から構成され、前記仕切板(3b)及び側板(4b)は、縦方向中央部から前記水平板(2b)が接する辺の対辺に向けて等間隔に(M+3)個の継合溝(11b)を有し、
    前記仕切板(3a,3b)及び前記側板(4a,4b)の左右両端部はそれぞれ仕切板端部(13a,13b)及び側板端部(14a,14b)を形成し、
    二個の端側上部材(101a)とM個の内側上部材(102a)とを、コの字形の開口部を下方に向け、端側上部材(101a)が両端となるように、それぞれの仕切板(3a)同士が接するように設置し、二個の端側下部材(101b)とN個の内側下部材(102b)とを、コの字形の開口部を上方に向け、端側下部材(101b)が両端となるように、それぞれの仕切板(3b)同士が接しかつ端側上部材(101a)及び内側上部材(102a)と向きを90度違えるように設置し、端側上部材(101a)及び内側上部材(102a)の継合溝(11a)と、端側下部材(101b)及び内側下部材(102b)の継合溝(11b)とをそれぞれ嵌め合わせ、
    仕切板(3a,3b)及び側板(4a,4b)により区画される製品収容部(51)を形成し、また各側面にはそれぞれ外方へ張り出している仕切板端部(13a,13b)及び側板端部(14a,14b)により形成される緩衝用の第一空隙(52)が設けてあることを特徴とする紙製包装用緩衝材。
  3. 前記仕切板(3a,3b)において、前記水平板(2a,2b)が接する辺の対辺から延設される仕切板差込片(5a,5b)と、前記側板(4a,4b)において、前記水平板(2a,2b)が接する辺の対辺から延設される側板差込片(6a,6b)と、前記水平板(2a,2b)に穿孔される差込溝(12a,12b)と、を有し、組み合わせる際に、上部材(1a)の各仕切板差込片(5a)及び側板差込片(6a)がそれぞれに対応する下部材(1b)の差込溝(12b)に差し込まれ、下部材(1b)の各仕切板差込片(5b)及び側板差込片(6b)がそれぞれに対応する上部材(1a)の差込溝(12a)に差し込まれ、上面及び下面には外方へそれぞれ張り出している仕切板差込片(5a,5b)及び側板差込片(6a,6b)により形成される緩衝用の第二空隙(53)が設けてあることを特徴とする請求項1又は2記載の紙製包装用緩衝材。
  4. 前記仕切板(3a,3b)において、前記水平板(2a,2b)が接する辺から延設される仕切板舌片(7a,7b)と、前記側板(4a,4b)において、前記水平板(2a,2b)が接する辺から延設される側板舌片(8a,8b)と、を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の紙製包装用緩衝材。
  5. 下部材(1b)の水平板(2b)において、仕切板(3b)及び側板(4b)が接していない辺の各々から延設される補強板(22)を有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の紙製包装用緩衝材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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