JP2007196628A - 配管ライニング装置および配管ライニング方法 - Google Patents

配管ライニング装置および配管ライニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】塗装後にライニングクロス管を切削工具により開口切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性が大幅に向上する配管ライニング装置を提供する。
【解決手段】配管網6に接続された分岐管11に合流する合流位置11Aで、開口部10Bをライニングクロス管10に予め形成している。このため、ライニングクロス管10の反転動作が進行するに伴って、ライニングクロス管10の開口部10Bが合流位置11Aで分岐管11に連通するので、塗装後にライニングクロス管10を切削工具により開口切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性を大幅に向上させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、清掃後の埋設管、排水管および給水管などの配管内に塗装を施すために用いる配管ライニング装置および配管ライニング方法に関する。
建物内外に配置された埋設管や給排水管などの配管には、食物の残滓、油脂、使用済みの洗剤、毛髪、砂礫、土砂など多種類の異物が付着堆積し、錆瘤とともにスケール物質を形成している。封臭を図り配管の機能を回復させるため、清掃装置を用いて定期的に配管の清掃を行って、配管に付着堆積するスケール物質を完全に除去している。配管の清掃後には、配管の衛生と耐久性などを回復更生させるため、ライニング装置により配管内に所定の厚みの塗料を層状に塗布している(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のライニング装置は、一例として図9に示すように、表裏に反転可能なライニングクロス管50を樹脂製チューブ49と一緒に索条体51に連結している。配管52内に駆動圧を供給して索条体51を繰出すに伴い、表裏に反転させたライニングクロス管50の内周面を配管52の内壁に密着させながら奥行方向に移動させてライナー層53を形成している。
特開2004−291605号公報
このライニング装置においては、配管52に分岐管54が他の配管として接続されている場合、配管52と分岐管54とが連通する連通口54aがライニングクロス管50により閉塞されてしまう。
このため、分岐管54に切削工具(図示せず)を挿入し、ライニングクロス管50の連通口54aを閉塞する部分を切除して開口部を明ける必要がある。分岐管54は径小なため、切削工具を遠隔操作して開口部を明けなければならず、熟練した作業者でも労力と時間がかかり塗装の作業性が低下する不都合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ライニングクロス管に予め開口部を形成しておくことにより、これの反転動作に伴って開口部が配管と他の配管との合流位置で連通するので、塗装後にライニングクロス管を切削工具により開口切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性が大幅に向上する配管ライニング装置および配管ライニング方法を提供することにある。
(請求項1について)
配管ライニング装置では、液状の塗料が含浸されて表裏に反転可能なライニングクロス管を索条体の繰出し操作を伴って押圧し、表裏に反転させたライニングクロス管の内周面を配管の内壁に密着させながら、反転状態で配管の奥行方向に移動させてライナー層を形成する。配管に接続された他の配管に合流する合流位置で、他の配管と連通する開口部をライニングクロス管に予め形成している。
ライニングクロス管の反転動作が進行するに伴って、ライニングクロス管の開口部が合流位置で他の配管に連通するので、塗装後にライニングクロス管を切削工具により開口切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性を大幅に向上させることができる。
(請求項2および請求項7について)
樹脂製チューブは、ライニングクロス管よりも若干長尺で、ライニングクロス管の外周部を被覆してライニングクロス管とともに反転する。この樹脂製チューブは、塗装の終了に伴いライニングクロス管の先端開口部を配管の内壁に押圧するとともに、索条体の引込み操作により、ライニングクロス管の内周部から剥離するように設けられている。
この際、樹脂製チューブが塗料だれを防ぐとともに、反転後のライニングクロス管を配管の内壁に押圧するので、ライニングクロス管が配管の内壁に均等かつ密着状態に付着し、良好なライナー層の形成に寄与する。
(請求項3について)
ライニングクロス管は、手動式のリールによりワイヤーを介して巻き取られており、塗装時には、吸引圧によりワイヤーとともに繰り出されて配管内で反転移動される。
手動式のリールを用いることにより、簡素な構造でコスト的に有利にライニングクロス管の繰出しを行うことができる。
(請求項4について)
ライニングクロス管の開口部が合流位置で他の配管に連通する時、配管の内圧の変化を検出する感圧部が設けられている。この感圧部から受けた出力が所定値以上か否かを検出する判定部を有する。この判定部が出力を所定値以上と判定した時に作動させる報知部を備えている。これにより、開口部が合流位置で他の配管に連通したことが作業者に知らされ、塗装作業を進行させ易くなり作業の効率化に寄与する。
(請求項5について)
ライニングクロス管は、グラスファイバーおよびポリエチレンなどの化学繊維を含む可撓性の織布からなっている。このため、ライニングクロス管は、堅牢で耐久性に優れたタフネスクロスとなり、長期にわたって繰り返し使用することができる。
(請求項6について)
配管ライニング方法では、液状の塗料が含浸されて表裏に反転可能なライニングクロス管を索条体の繰出し操作を伴って押圧し、表裏に反転させたライニングクロス管の内周面を配管の内壁に密着させながら、反転状態で配管の奥行方向に移動させてライナー層を形成する。
配管は、他の配管に合流する合流位置で接続されており、ライニングクロス管に合流位置に合致させる開口部を予め形成している。これにより、ライニングクロス管を配管内で移動させる過程で、開口部が合流位置で他の配管と連通する。
ライニングクロス管の反転動作が進行するに伴って、ライニングクロス管の開口部が、請求項1と同様に合流位置で他の配管に連通するので、塗装後にライニングクロス管を切削工具により切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性を大幅に向上させることができる。
本発明では、ライニングクロス管に予め開口部を形成しておくことにより、ライニングクロス管の反転動作に伴って開口部が配管と他の配管との合流位置で連通する。このため、塗装後にライニングクロス管を切削工具により切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性が大幅に向上する。
図1ないし図3は本発明の実施例1を示す。図1は建物Hの排水管におけるライニング施工例であり、配管として縦型の通気管1、汚水本管2および外部枡5に連通する雑排水本管3を有している。雑排水本管3からは、各階1F〜12Fに連通する室内横引管4が設けられている。
各階1F〜12Fの室内横引管4には、図2に示すように台所排水口6b、洗面排水口6c、洗濯排水口6dおよび浴室排水口6eを一端部側に有する配管網6を配管として設けている。配管網6のライニング施工に先立って、配管網6は通気管1、汚水本管2および雑排水本管3とともにクリーニングが行われ、流れ落ちた錆瘤やスケールなどの付着物は外部枡5から万能配管更生車(VacLマシン)Vaにより回収される(矢印A、B、C、D参照)。
図3は、クリーニング後に配管網6の内壁6aに塗装をライナー層7として施すライニング方法を示す。塗料は、彩色用の顔料やエポキシ樹脂などを含有した液状のものである。ライニングクロス管10は、グラスファイバーおよびポリエチレンなどの化学繊維を含む可撓性の織布からなり、堅牢で耐久性に優れたタフネスクロスを構成している。
このライニングクロス管10は、厚みが1〜4mmの範囲で任意に設定可能な外径を有しており、この外径が配管網6の内径に応じた寸法となり、塗料を含浸して表裏に反転可能となるように設定されている。
塗料を含浸したライニングクロス管10は、外周部が樹脂製チューブ13に覆われた状態で、圧送管20内を挿通する索条体Gを介して反転機18の巻回部18aに巻き取られている。
反転工程では、ライニングクロス管10を巻回部18aから繰り出してライニングクロス管10の基端部を樹脂製チューブ13とともに裏返しに反転させて配管網6に嵌め込む。
索条体Gの一端部G1は、樹脂製チューブ13の先端部に結び付けられており、この先端部は、ライニングクロス管10の先端開口部10Aに解放可能に嵌合連結されている。樹脂製チューブ13の長さ寸法は、ライニングクロス管10の長さ寸法よりも若干長尺に設定されている。これにより、後述するように、樹脂製チューブ13の先端部がライニングクロス管10の先端開口部10Aから突き出る時、樹脂製チューブ13がその先端開口部10Aを配管網6の内壁6aに強固に押し付けるようにしている。
圧力付与工程では、送風機31の駆動圧によりライニングクロス管10に配管網6の奥行方向への移動力を付与して、ライニングクロス管10を押圧する(図3の矢印M参照)。
なお、樹脂製チューブ13は、主には塗料だれを防止するためにライニングクロス管10を押圧するもので、一層に限らず複数層にわたって被覆するようにしてもよい。配管網6に供給する駆動圧については、送風機31の代わりに、図2のポンプPmや万能配管更生車Vaを稼働させ配管網6に吸引圧を与えるようにしてもよい。
反転機18からライニングクロス管10にわたっては、遠隔操作カメラ(図示せず)が配置されており、索条体Gの移動量により配管網6に対するライニングクロス管10の繰出し態様をモニターPにより監視できるようになっている。
この場合、配管網6には分岐管11が他の配管として接続されている。配管網6が分岐管11に合流する合流位置11Aで、分岐管11と連通する開口部10Bをライニングクロス管10に予め形成している。
すなわち、配管網6の入口6zから合流位置11Aに至るまでの到達寸法を計測しておき、ライニングクロス管10の投入口10zからの到達寸法に相当する位置に開口部10Bを設けている。開口部10Bは、分岐管11の合流位置11Aにおける径寸法Wと同等の径寸法Tを有する。これにより、ライニングクロス管10の反転動作が進行するに伴って、ライニングクロス管10の開口部10Bが分岐管11の合流位置11Aに過不足なく合致するようになる。
移動工程では、裏返しに反転させたライニングクロス管10の内周面を配管網6の内壁6aに密着させながら反転状態で配管網6の奥行方向に移動させる。これに伴い、樹脂製チューブ13がライニングクロス管10の先端開口部10Aから突き出て、その先端開口部10Aを配管網6の内壁6aに強く押し付ける。硬化工程では、ボイラーや圧送装置(図示せず)などにより発生させたホットエアーなどを配管網6に送ってライニングクロス管10を乾燥硬化させる。
これにより、塗料を含浸したライニングクロス管10が裏返しになって配管網6の内壁6aに密着したライナー層7(例えば、2〜3mm程度の厚みで)を形成する。ライニング施工の終了時、樹脂製チューブ13に対するライニングクロス管10の先端開口部10Aの結合が解ける。この際、索条体Gを巻回部18aに巻き取って、樹脂製チューブ13をライナー層7の内周部から剥離させて配管網6の外部に引き出す(図3の矢印N参照)。この状態では、図3に二点鎖線で示すようにライニングクロス管10の先端開口部10Aが反転端部として自由になって配管網6の終端開口部6A内に密着している。
このように、ライニング施工を行うにあたっては、配管網6に駆動圧を加えてライニングクロス管10を反転しながら移動させることにより、ライニングクロス管10の内周面が配管網6の内壁6aに密着して均等なライナー層7を形成する。このため、クラック、継目、ピンホールおよび腐蝕孔などは、ライナー層7の施工により完全に塞がれて配管網6に更生補修が施される。
上記構成では、ライニングクロス管10が分岐管11の合流位置11Aに過不足なく合致する位置で、分岐管11の合流位置11Aにおける径寸法Wと同等の径寸法Tを有する開口部10Bをライニングクロス管10に予め形成している。
このため、ライニングクロス管10の反転動作が進行するに伴って、ライニングクロス管10の開口部10Bが合流位置11Aで分岐管11に連通する。この結果、塗装後にライニングクロス管10を切削工具により開口切除する必要がなくなり、合理的な省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われて、作業性を大幅に向上させることができる。
図4は本発明の実施例2を示す。実施例2が実施例1と異なるところは、分岐管11に加えて、配管網6に二つの分岐管21、22を異なる位置に形成したことである。
ライニングクロス管10には、これの反転動作に伴って分岐管21、22の合流位置21A、22Aに合致するように、開口部10C、10Dを形成している{図4の(a)では二点鎖線、同図の(b)では実線参照}。実施例2のように、複数の分岐管11、21、22が存する場合でも、実施例1と同様な効果が得られる。
図5は本発明の実施例3を示す。実施例3が実施例1と異なるところは、三本の分岐管6m、6n、6pからなるY字管6Mを設けたことである。ライニングクロス管10には、これの反転動作の進行に伴って、分岐管6nの合流位置6qに合致する開口部10Eが形成されている{図5の(a)、(b)参照}。実施例3のように、分岐管6m、6n、6pを有するY字管6Mに適用した場合も、実施例1と同様な効果が得られる。
図6は本発明の実施例4を示す。実施例4が実施例1と異なるところは、分岐管6Nを配管網6に直交状態に接続して十字管6Kを形成したことである。配管網6内では、ライニングクロス管10の両側に形成された開口部10Bは、分岐管6Nの合流位置6sに合致するように設定されている{図6の(a)参照}。
分岐管6N内では、ライニングクロス管10の両側に形成された開口部10Fは、分岐管6Nの合流位置6tに合致するように設定されている{図6の(a)参照}。このため、配管網6を塗装後、分岐管6N内を反転するライニングクロス管10が開口部10Bを介して配管網6内のライニングクロス管10を貫通する塗装形態となっている{図6の(b)参照}。実施例4のように、分岐管6Nを有する十字管6Kに適用した場合も、実施例1と同様な効果が得られる。
図7は本発明の実施例5を示す。実施例5が実施例1と異なるところは、反転機18に代わって手動式のリール25を用いたことである。このため、樹脂製チューブ13の先端部13aに結わえられたワイヤー14がリール25の巻車25aに巻き取られている。塗装時には、図1の万能配管更生車Vaの吸引圧により、ワイヤー14を巻車25aから繰り出し、ライニングクロス管10を配管網6内で反転移動させる。
塗装終了時には、ハンドル25bを回し、ワイヤー14を巻車25aで巻き取って樹脂製チューブ13を回収する。この手動式のリール25を用いることにより、簡素な構造でコスト的に有利にライニングクロス管10の繰出し、樹脂製チューブ13の巻取り回収を行うことができる。
図8は本発明の実施例6を示す。実施例6が実施例1と異なるところは、ライニングクロス管10の開口部10Bが合流位置11Aで分岐管11に連通した際、配管網6の内圧の変化により、報知部30をランプまたは鳴動部として作動させるようにしたことである。
すなわち、配管網6の内圧の変化を検出する感圧部33が感圧センサとして設けられている。この感圧部33から受けた出力が所定値以上か否かを検出する判定部32を有する。この判定部32がその出力を所定値以上と判定した時に報知部30を作動させる。
ライニングクロス管10の開口部10Bが合流位置11Aで分岐管11に連通する時、配管網6の内圧が急減するため、感圧部33および判定部32を介して報知部30が作動する。これにより、ライニングクロス管10の開口部10Bが合流位置11Aで分岐管11に連通したことが作業者に知らされ、塗装作業を進行させ易くなり作業の効率化に寄与する。
(変形例)
(a)本発明の適用対象としては、分岐管11、Y字管6Mおよび十字管6Kに限らず、複数の配管が接続されて形成された合流位置が存するものであればよい。
(b)ライニングクロス管10では、配管網6の終端開口部6A内に密着させる先端開口部10Aを設けたが、先端開口部10Aの代わりに先端閉塞部であってもよい。
(c)配管網6としては、排水管ばかりでなく空調ダクトや排気ダクト(工業ダクト、厨房ダクト)などを適用してもよい。
本発明では、ライニングクロス管に予め開口部を形成しておくことにより、ライニングクロス管の反転動作に伴って、これの開口部が配管と他の配管との合流位置で連通する。このため、塗装後にライニングクロス管を切削工具により切除する必要がなくなり、省力化により塗装作業が短時間で能率的に行われる。能率的な作業性に着目する配管業者からの需要が増大し、関連部品などの流通を通して化学・機械業界に広く適用することができる。
塗装の対象となる排水管のライニング施工例を示す概略図である(実施例1)。 塗装を施す配管網の全体図である(実施例1)。 (a)は、分岐管を有する配管網にライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図、(b)は、配管網と分岐管との接続を示す縦断面図である(実施例1)。 (a)は、複数の分岐管が接続された配管網にライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図、(b)は分岐管と配管網との接続を示す縦断面図である(実施例2)。 (a)は、Y字管にライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図、(b)は分岐管同士の接続を示す縦断面図である(実施例3)。 (a)は十字管にライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図、(b)は配管網と分岐管との接続を示す縦断面図である(実施例4)。 リールによりライニングクロス管の繰出しを行う態様を示す斜視図である(実施例5)。 分岐管を有する配管網にライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図である(実施例6)。 従来のライニングクロス管を施工する態様を示す縦断面図である。
符号の説明
1 通気管(配管)
2 汚水本管(配管)
3 雑排水本管(配管)
4 室内横引管(配管)
6 配管網(配管)
7 ライナー層
10 ライニングクロス管
11、21、22、6m、6n、6p、6N 分岐管(配管)
10B、10C、10D、10E、10F 開口部
11A、6q、6s、6t 合流位置
13 樹脂製チューブ
14 ワイヤー
25 手動式のリール
30 報知部
32 判定部
33 感圧部
G 索条体
G1 索条体の一端部

Claims (7)

  1. 液状の塗料が含浸されて表裏に反転可能なライニングクロス管を索条体の繰出し操作を伴って押圧し、表裏に反転させた前記ライニングクロス管の内周面を配管の内壁に密着させながら、反転状態で前記配管の奥行方向に移動させてライナー層を形成する配管ライニング装置において、
    前記配管に接続された他の配管に合流する合流位置で、前記他の配管と連通する開口部を前記ライニングクロス管に予め形成したことを特徴とする配管ライニング装置。
  2. 前記ライニングクロス管よりも若干長尺で、前記ライニングクロス管の外周部を被覆して前記ライニングクロス管とともに反転し、塗装の終了に伴い前記ライニングクロス管の先端開口部を前記配管の前記内壁に押圧し、前記索条体の引込み操作により、前記ライニングクロス管の内周部から剥離するように設けられた樹脂製チューブを有することを特徴とする請求項1に記載の配管ライニング装置。
  3. 前記ライニングクロス管は、手動式のリールによりワイヤーを介して巻き取られており、塗装時には、吸引圧によりワイヤーとともに繰り出されて前記配管内で反転移動されることを特徴とする請求項1に記載の配管ライニング装置。
  4. 前記ライニングクロス管の前記開口部が前記合流位置で前記他の配管に連通する時、前記配管の内圧の変化を検出する感圧部と、この感圧部から受けた出力が所定値以上か否かを検出する判定部と、この判定部が前記出力を所定値以上と判定した時に作動させる報知部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の配管ライニング装置。
  5. 前記ライニングクロス管は、グラスファイバーおよびポリエチレンなどの化学繊維を含む可撓性の織布からなっていることを特徴とする請求項1に記載の配管ライニング装置。
  6. 液状の塗料が含浸されて表裏に反転可能なライニングクロス管を索条体の繰出し操作を伴って押圧し、表裏に反転させた前記ライニングクロス管の内周面を配管の内壁に密着させながら、反転状態で前記配管の奥行方向に移動させてライナー層を形成する配管ライニング方法において、
    前記配管は、他の配管に合流する合流位置で接続されており、前記ライニングクロス管に前記合流位置に対応する開口部を予め形成し、前記ライニングクロス管を前記配管内で移動させる過程で、前記開口部を前記合流位置で前記他の配管と連通させる工程を備えることを特徴とする配管ライニング方法。
  7. 前記ライニングクロス管よりも若干長尺で、前記ライニングクロス管の外周部を被覆して前記ライニングクロス管とともに反転し、塗装の終了に伴い前記ライニングクロス管の先端開口部を前記配管の前記内壁に押圧し、前記索条体の引出し操作により、前記ライニングクロス管の内周部から剥離するように設けられた樹脂製チューブを有することを特徴とする請求項6に記載の配管ライニング方法。
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