JP3135784U - 配管内壁ライニング装置 - Google Patents

配管内壁ライニング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3135784U
JP3135784U JP2007005498U JP2007005498U JP3135784U JP 3135784 U JP3135784 U JP 3135784U JP 2007005498 U JP2007005498 U JP 2007005498U JP 2007005498 U JP2007005498 U JP 2007005498U JP 3135784 U JP3135784 U JP 3135784U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rotating body
lining device
wall lining
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2007005498U
Other languages
English (en)
Inventor
金蔵 藤井
Original Assignee
株式会社P・C・Gテクニカ
Texas株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社P・C・Gテクニカ, Texas株式会社 filed Critical 株式会社P・C・Gテクニカ
Priority to JP2007005498U priority Critical patent/JP3135784U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3135784U publication Critical patent/JP3135784U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

【課題】塗装作業が短時間で済むとともに、配管網での施工延長や横引き経路が長かったり、継手部やクレータ部などの起伏部を有する配管網でも、塗り残しや塗りむらがなく高品質の塗料層を形成する配管内壁ライニング装置を提供する。
【解決手段】塗装時、ボール体7の条溝部8が塗料Sを掻き広げて配管網6の内壁部6fに押し付けながら配管網6内を長手方向Lに移動する。このため、配管網6の内壁部6fに対して塗料Sが万遍なく積極的に押し付けられて強く付着し、その内壁部6fに対する塗料Sの付着を隅々まで行き渡らせるようになり、塗り残しや塗りむらをなくすことができる。
【選択図】図3

Description

本考案は、清掃後の埋設管、排水管や給水管などの配管内に塗装を施すための配管内壁ライニング装置に関する。
建物内あるいは屋外に配置された埋設管や給排水管などの配管には、食物の残滓、油脂、使用済みの洗剤、毛髪、砂礫、土砂など多種類の異物が付着堆積し、錆瘤とともにスケール(水垢)を形成している。配管の機能や衛生を保つために、清掃装置を用いて定期的に配管の清掃を行って配管に付着堆積するスケールを完全に除去している。配管の清掃後には、耐久性などを確保する必要があるため、ライニング装置により配管内に所定の厚みの塗料を層状に塗布している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−269686号公報
特許文献1は、排水管のライニング工法およびライニング工法に使用する補助具に係り、オフィスビルやマンションなどの集合住宅の既設排水管内をクリーニングした後、排水管の内周面に保護塗膜を形成するようにしている。塗装時、排水管に上方から塗料を投入する。この際、吸引装置の吸引力により球体に密着した塗料を吹き飛ばしながら球体を徐々に降下させて、排水管の内周面全体に小さな厚みで平滑なライニング層を保護塗膜として形成している。
すなわち、球体の降下過程で、球体に密着した塗料が吸引圧により崩れ、球体と塗料との間に隙間が生じて吸引空気が流通し、球体の降下により再び密着した塗料が吹き飛ばされるといった工程を繰り返して排水管の内周面にライニング層を設けている。
特許文献1では、排水管の内周面に塗料を積極的に押し付けるというよりも、吸引力により排水管内の余分な塗料を吹き落とし、排水管が球体の外径に相当する穴径を有するように塗料層を残すといった施工法を用いている。
このため、塗装後にも、排水管の内周面に対する塗料の付着力不足が生じ易く、その内周面に塗り残しや塗りむらなどの不具合が起こる虞がある。とりわけ、排水管での施工延長や横引き経路が長い場合、長い塗装経路を移動するうちに塗料の過不足などが生じて塗り残しや塗りむらなどが顕著になる。継手部やクレータ部などの起伏部を有する排水管では、起伏部により球体と排水管の内周面との間に隙間が生じて塗料が起伏部に行き渡り難くなり、塗り残しや塗りむらなどが生じ易い。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、その目的は比較的簡単な操作で配管内を万遍なく均等に塗装することができ、塗装作業が短時間で済むとともに、配管での施工延長や横引き経路が長かったり、継手部やクレータ部などの起伏部を有する配管でも、塗り残しや塗りむらがなく高品質の塗料層を形成する配管内壁ライニング装置を提供することにある。
(請求項1について)
回転体は、外周面が曲面状に形成されて配管の一端部側に供給された液状の塗料に接触状態に配されるようになっており、先端部から後端部へ向かう指向線が配管の長手方向に合致している。操作用の索条体は、回転体に貫通して後端部から導出されている。複数条の列条部は、回転体の外表面部に先端から後端に向かうように形成されるとともに、指向線に対して傾斜状態に配置されている。
索条体を繰り出しながら配管内に駆動圧発生手段による駆動圧を供給することにより、列条部が風圧を受けて回転体を指向線の回りに回転し、列条部が塗料を外周囲に掻き広げて配管の内壁部に押し付けながら配管内を長手方向に移動して塗料層を形成する。
塗装時、列条部が塗料を外周囲に掻き広げて配管の内壁部に押し付けながら配管内を長手方向に移動する。このため、配管の内壁部に対して塗料が万遍なく積極的に押し付けられ、その内壁部に対する塗料の付着を隅々まで行き渡らせる。
この結果、配管での施工延長や横引き経路が長い場合でも、列条部により塗料を配管の内壁部に万偏なく積極的に押し付けて強く付着させるので、塗り残しや塗りむらなどの不具合をなくし得る。継手部やクレータ部などの起伏部を有する配管でも、塗料を起伏部に及ばせて付着させ得るようになり、塗り残しや塗りむらなく高品質の塗料層を形成することができる。
しかも、配管内に沿って回転体を移動させるだけで、塗料が配管の内壁部に万遍なく均等に付着するので、塗装作業が短時間で済み、塗装作業性が向上して少ない処理費用でコスト的にも有利となる。
(請求項2について)
配管が回転体よりも径大な内径を有する場合、錘体を回転体に偏心位置に埋設し、駆動圧発生手段の駆動圧により、回転体を配管の内壁部に摺接するように揺動回転させるようにしている。
このため、径小管と径大管とが一体化した異径の配管の塗装で、回転体が径小管から径大管に移行した際、偏心位置にある錘体により回転体は、大きな半径で揺動回転するようになり、列条部により塗料を径大管の内壁部に押し付けるようになる。これにより、回転体の外径よりも大きな内径の配管に対しても、支障なく塗装を実施することができる。
(請求項3について)
回転体は、索条体により前後に二個連結されており、両回転体の中間には、錘体を偏心位置に埋設し、両回転体よりも径小な回転体が索条体に連結されている。
塗装時、前後の回転体は、列条部により塗料を配管の内壁部に万遍なく積極的に押し上げて付着させる。中間の回転体は、大きな半径で揺動回転し、列条部により塗料を配管の内壁部に押し付けて付着させる。すなわち、三個の回転体が各自の態様で塗料を配管の内壁部に付着させるようになり、塗り残しや塗りむらがなく、しかも堅牢で良質な塗料層を形成することができる。
(請求項4について)
回転体は、索条体により前後に二個連結されており、両回転体の中間には、両回転体よりも径小な回転体が索条体に偏心状態に連結されている。
索条体に対する径小な回転体の連結状態は偏心しているので、中間の回転体は、請求項3と同様に、大きな半径で揺動回転し、列条部により塗料を配管の内壁部に押し付けて付着させる。これにより、請求項3と同様な効果が得られる。
(請求項5について)
回転体はボール体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
(請求項6について)
回転体はボール体であり、列条部は断面略矩形の凸状部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
(請求項7について)
回転体は楕円体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
(請求項8について)
回転体は円筒体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
(請求項9について)
回転体は双曲面体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
(請求項10について)
回転体の列条部は、先端から後端にかけて螺旋状に形成されているため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
本考案の配管内壁ライニング装置では、塗装作業が短時間で済むとともに、配管での施工延長や横引き経路が長かったり、継手部やクレータ部などの起伏部を有する配管でも、塗り残しや塗りむらがなく高品質の塗料層を形成することができる。
本考案の各実施例を図に基づいて説明する。
図1ないし図3は本考案の実施例1を示し、図1は建物Hの排水管におけるライニング施工例であり、配管として縦型の通気管1、汚水本管2および外部枡5に連通する雑排水本管3を有している。雑排水本管3からは、各階Fに連通する室内横引管4が設けられている。
各階Fの室内横引管4には、図2に示すように台所排水口6a、洗面排水口6b、洗濯排水口6cおよび浴室排水口6dを一端部側に有する配管網6を配管として設けている。配管網6のライニング施工に先立って、配管網6は通気管1、汚水本管2および雑排水本管3とともにクリーニングが行われ、流れ落ちた塵埃やスケールなどの付着物は外部枡5から万能配管更生車(VacLマシン)Vaにより回収される。
図3は、クリーニング後に配管網6の内壁部6fを塗装するため回転体として用いるボール体7で、これは外周面が曲面状をなすように、ポリウレタンなどのプラスチックにより形成されたライニングボールとして機能する。
ボール体7は、配管網6の一端部側に供給された液状の塗料Sに接触状態に配され、ボール体7の先端部から後端部へ向かう指向線M(中心軸)を配管網6の長手方向Lに合致させている。ボール体7には、例えば8条の条溝部8を列条部として設けている。条溝部8は、ボール体7の外表面部で先端から後端に向かい、かつ指向線Mに対して傾斜し、指向線Mを中心軸として断面略V字状の螺旋溝を構成している。
条溝部8の幅寸法Wは、先端から後端に向かうほど次第に広くなるように設定しているが、逆に先端から後端に向かうほど次第に狭くしてもよいし、全長にわたって等幅に設定してもよい。
操作用のロープ9は索条体として用いられ、その先端部分9aは、ボール体7を指向線Mに沿って中心軸に貫通して後端部から導出され、先端部に抜止め用の先導栓10を取付けている。ロープ9の後端部分9bは、作業者の押引き調整の操作対象となっている。ロープ9の先端部分9aと後端部分9bとの接続部には、スイベル継手11を取付け、ボール体7が後端部分9bとは無関係にボール体7が回転できるようにしている。
上記構成において、配管網6の内壁部6fを塗装するにあたっては、コンプレッサーなどの駆動圧発生手段(図示せず)を働かせて、配管網6内に負圧あるいは正圧を駆動圧として供給し、ロープ9を繰り出しながらボール体7を図3の矢印N方向に沿って移動させる。
この際、条溝部8が風圧を受けてボール体7を指向線Mの回りに回転するに伴い、条溝部8が管底の塗料Sを掻き上げて配管網6の内壁部6fに万遍なく積極的に押し付け、その内壁部6fに対する塗料Sの付着を隅々まで行き渡らせる。
この結果、配管網6での施工延長や横引き経路が長い場合でも、条溝部8により塗料Sを配管網6の内壁部6fに万偏なく積極的に押し付けて強く付着させるので、塗り残しや塗りむらなどの不具合をなくし得る。継手部やクレータ部などの起伏部(図示せず)を有する配管網6でも、塗料Sを起伏部に行き渡らせて付着させ得るようになり、塗り残しや塗りむらなく高品質の塗料層Spを形成することがきる。
しかも、配管網6内に沿ってボール体7を移動させるだけで、塗料Sが配管網6の内壁部6fに万遍なく均等に付着するので、塗装作業が短時間で済み、塗装作業性が向上して少ない処理費用でコスト的にも有利となる。
また、ボール体7に条溝部8を設けているため、配管網6内の空気流は、条溝部8を通過してボール体7に加わる風圧を軽減させる。このため、駆動圧発生手段(図示せず)により、配管網6内に駆動圧を供給している際も、駆動圧発生手段を停止させることなく、ロープ9を風圧に抗して手元側へ引戻す操作が可能となる。つまり、駆動圧発生手段の稼働中でも、ロープ9の繰出しと引戻しの両方向の往復操作が可能となり、塗装の作業性の向上に役立てることができる。
図4は本考案の実施例2を示す。実施例2ならびに後述する実施例3以下では、実施例1と同一部材には同一符号を付して異なる部分のみを説明する。
実施例2においては、先導栓10に代わって、スイベル継手12を設け、牽引ロープ9cを介してボール体7の前方に制御綱13で繋がれた先端部に落下傘状の袋体14を連結し、袋体14を先頭にし、ボール体7を袋体14の後続としている。
袋体14は、例えばポリエチレンや塩化ビニルなどのプラスチック、織布または合成繊維から膨縮自在に形成され、塗料S内に先行させ、塗料Sを配管網6の内壁部6fに押し広げ、配管網6の内壁部6fに所定厚みの塗料層Spを万偏なく形成する。後続のボール体7は、回転するに伴い、実施例1と同様に、条溝部8が管底の塗料Sを掻き上げて配管網6の内壁部6fに押し広げながら万遍なく積極的に押し上げて強く付着させて、その内壁部6fに対する塗料Sの付着を隅々まで行き渡らせる。これにより、塗り残しや塗りむらなく高品質の塗料層Spを配管網6の内壁部6fに形成することができる。
図5および図6は本考案の実施例3を示す。実施例3におけるボール体7は、図5に示すように、外径が配管網6の内径よりも、概ね塗料層Spの厚みだけ小さくてロープ9により前後に二個だけ連結されており、両ボール体7の中間には、配管網6内に遊嵌されて錘体15を偏心位置に埋設した径小なボール体7Aがロープ9に連結されている。
塗装時、前後のボール体7は、図6に示すように、条溝部8により配管網6の内壁部6fに対して塗料Sを万遍なく掻き上げて積極的に押し上げて付着させる。
中間のボール体7Aは、同図に矢印Eで示すように、大きな半径で揺動回転して条溝部8により塗料Sを内壁部6fに押し付けて付着させる。すなわち、三個のボール体7、7Aが各自の態様で塗料Sを内壁部6fに付着させるようになり、塗り残しや塗りむらがなく、しかも堅牢で良質な塗料層Spを形成することができる。
図7は本考案の実施例4を示す。この実施例4が実施例3と異なるところは、両ボール体7よりも径小なボール体7Aがロープ9に偏心状態に連結されたことである。
ロープ9は径小なボール体7Aの指向線Mからずれて偏心しているので、中間のボール体7Aは、実施例3と同様に、大きな半径で揺動回転し、条溝部8により塗料Sを配管網6の内壁部6fに押し付けて付着させる。これにより、実施例3と同様な効果が得られる。
図8は本考案の実施例5を示す。この実施例5におけるボール体7Aは実施例3と同様で、錘体15を偏心位置に埋設し、ボール体7Aよりも径大な内径を有する配管網6A内に遊嵌状態に配された時、ボール体7Aを大きな半径で揺動回転させるようにしている。
このため、径小管6A1と径大管6A2とが一体化した異径の配管網6Aの塗装で、回転体が径小管6A1から径大管6A2に移行した際、偏心位置にある錘体15により回転体は、大きな半径で揺動回転するようになり、塗料Sを径大管6A2の内壁部6hに押し付けるようになる。これにより、ボール体7Aの外径よりも大きな内径で、ボール体7Aが遊嵌する径大管6A2に対しても、支障なく塗装を実施することができる。
図9は本考案の実施例6を示す。実施例6では、実施例1の回転体を楕円体17として設けている。楕円体17が指向線Mの回りに回転するに伴い、実施例1と同様に、条溝部8が管底の塗料Sを掻き上げて配管網6の内壁部6fに押し広げながら万遍なく積極的に押し上げて強く付着させる。このため、実施例6でも実施例1と同様な効果が得られる。
図10(a)は本考案の実施例7を示す。実施例7では、実施例1のボール体7の条溝部8に代わって、断面略矩形の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図10(b)は本考案の実施例8を示す。実施例8では、実施例1のボール体7の条溝部8に代わって、断面略三角形の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図10(c)は本考案の実施例9を示す。実施例9では、実施例7の凸状部18を軸方向に所定の間隔Pで並ぶ小ブロック列18aから構成したものである。
図10(d)は本考案の実施例10を示す。実施例10では、実施例1のボール体7の条溝部8に代わって、断面略半円状の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図11(a)は本考案の実施例11を示す。実施例11では、実施例1のボール体7に代わって、円筒体19を回転体として設けたものである。
図11(b)は本考案の実施例12を示す。実施例12では、実施例11の条溝部8に代わって、断面略矩形の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図11(c)は本考案の実施例13を示す。実施例13では、実施例1のボール体7に代わって、双曲面体20を回転体として設けたものである。
図11(d)は本考案の実施例14を示す。実施例14では、実施例11の条溝部8に代わって、断面略三角形の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図11(e)は本考案の実施例15を示す。実施例15では、実施例11の条溝部8に代わって、断面略半円状の凸状部18をボール体7に一体成形したものである。
図12(a)は本考案の実施例16を示す。実施例16では、実施例1の条溝部8を先端から後端に向かう指向線Mの回りで螺旋状に連続形成している。
図12(b)は本考案の実施例17を示す。実施例17では、実施例16の条溝部8に代わって、断面略矩形状の凸状部18としている。
実施例7から実施例17のように構成しても、実施例1と同様な効果が得られるものである。なお、螺旋状の条溝部8や凸状部18は、実施例11ないし実施例15において設けてもよい。
(変形例)
(a)上記各実施例におけるボール体8はポリウレタンなどのプラスチックにより形成したが、木材や繊維強プラスチックにより形成してもよい。
(b)索条体としてロープ9を用いたが、紐、ワイヤー、縄、綱、帯あるいは包装用テープなどといった長尺リード体であってもよく、要はボール体7、7Aなどの回転体を繰り出したり、引き戻したりすることができればよい。
(c)条溝部8の断面形状は、V字状に限らず、U字状、半円状あるいはM字状などであってもよい。凸状部18の断面形状も、半円、矩形や三角形状に限らず、平行四辺形、台形あるいは半楕円状であってもよい。
塗装の対象となる排水管のライニング施工例を示す概略図である(実施例1)。 塗装を施す配管網の全体図である。 ボール体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である。 袋体を先頭にしたボール体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である(実施例2)。 ボール体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である(実施例3)。 ボール体により塗装を施す態様を示す配管網の部分縦断面図である(実施例3)。 ボール体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である(実施例4)。 ボール体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である(実施例5)。 楕円体により塗装を施す配管網の部分縦断面図である(実施例6)。 (a)〜(d)は、列条部を形成するボール体の斜視図である(実施例7〜実施例10)。 (a)〜(e)は、列条部を形成した回転体の斜視図である(実施例11〜実施例15)。 (a)、(b)は、列条部を螺旋状に形成した回転体の斜視図である(実施例16、実施例17)。
符号の説明
1 通気管(配管)
2 汚水本管(配管)
3 雑排水本管(配管)
4 室内横引管(配管)
6、6A 配管網(配管)
6f、6h 内壁部
6A1 径小管
6A2 径大管
7、7A ボール体(回転体)
8 条溝部(列条部)
9 操作用のロープ(索条体)
15 錘体
17 楕円体(回転体)
18 凸状部(列条部)
19 円筒体(回転体)
20 双曲面体(回転体)
S 塗料
Sp 塗料層

Claims (10)

  1. 配管の一端部側に供給された液状の塗料に接触状態に配されるようになっており、先端部から後端部へ向かう指向線が前記配管の長手方向に合致し、外周面が曲面状に形成された回転体と、
    この回転体に貫通して後端部から導出された操作用の索条体と、
    前記回転体の外表面部に先端から後端に向かうように形成されるとともに、前記指向線に対して傾斜状態に配置された複数条の列条部と、
    前記索条体を繰り出しながら前記配管内に駆動圧を供給することにより、前記列条部が風圧を受けて前記回転体を前記指向線の回りに回転し、前記列条部が前記塗料を外周囲に掻き広げて前記配管の内壁部に押し付けながら前記配管内を長手方向に移動して塗料層を形成する駆動圧発生手段とを備えたことを特徴とする配管内壁ライニング装置。
  2. 前記配管が前記回転体よりも径大な内径を有する場合、錘体を前記回転体に偏心位置に埋設し、前記駆動圧発生手段の駆動圧により、前記回転体を前記配管の内壁部に摺接するように揺動回転させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
  3. 前記回転体は、前記索条体により前後に二個連結されており、前記両回転体の中間には、錘体を偏心位置に埋設し、前記両回転体よりも径小な回転体が前記索条体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
  4. 前記回転体は、前記索条体により前後に二個連結されており、前記両回転体の中間には、前記両回転体よりも径小な回転体が前記索条体に偏心状態に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
  5. 前記回転体はボール体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
  6. 前記回転体はボール体であり、前記列条部は断面略矩形の凸状部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
  7. 前記回転体は楕円体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
  8. 前記回転体は円筒体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
  9. 前記回転体は双曲面体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
  10. 前記回転体の前記列条部は、先端から後端にかけて螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
JP2007005498U 2007-07-18 2007-07-18 配管内壁ライニング装置 Expired - Lifetime JP3135784U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005498U JP3135784U (ja) 2007-07-18 2007-07-18 配管内壁ライニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007005498U JP3135784U (ja) 2007-07-18 2007-07-18 配管内壁ライニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3135784U true JP3135784U (ja) 2007-09-27

Family

ID=43286263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007005498U Expired - Lifetime JP3135784U (ja) 2007-07-18 2007-07-18 配管内壁ライニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3135784U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254948A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Tsumarinuki 24:Kk 管内ライニング施工具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009254948A (ja) * 2008-04-15 2009-11-05 Tsumarinuki 24:Kk 管内ライニング施工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100947485B1 (ko) 노후 관로의 콜타르 제거장치
JP3135784U (ja) 配管内壁ライニング装置
KR20080091040A (ko) 지하 매설관 내 자주식 전단면 보수장치 및 보수공법
CN108412017A (zh) 一种排水管道内壁砂浆喷涂机及其使用方法
JP5059983B1 (ja) 配管ライニング装置
JP4279870B2 (ja) 管内洗浄用ノズルおよびこれを用いた排水管洗浄方法
KR20100113467A (ko) 지하 매설관 내 자주식 전단면 보수장치 및 보수공법
CN211189554U (zh) 一种具有高度调节功能的建筑施工喷雾降尘装置
KR101518462B1 (ko) 옥상의 방수 및 차열 시공을 위한 나노 도료 시공장비 및 이를 이용한 옥상의 방수 및 차열 시공방법
JP4611779B2 (ja) 配管ライニング装置および配管ライニング方法
JP5187683B2 (ja) 管内ライニング施工具
JP2007292118A (ja) 配管ライニング装置および配管ライニング方法
JP2000230691A (ja) 配管補修装置およびそれを用いた配管補修工法
JP5236119B1 (ja) 配管ライニング装置および配管ライニング方法
JP4841962B2 (ja) 配管ライニング方法
GB2592895A (en) Building cleaning system
CN101683247A (zh) 一种洁身器装置
JP2005296720A (ja) 配管ライニング装置および配管ライニング方法
JP5187684B2 (ja) 管内ライニング施工具
JP2012245171A (ja) 床面洗浄機等用スキージ
CN220329507U (zh) 无缝钢管内壁清洗控制装置
CN213538959U (zh) 一种打桩机
JP5187685B2 (ja) 管内ライニング施工具
KR200286186Y1 (ko) 상하수관 갱생을 위한 세라믹 몰탈 라이닝용 미장용 인두
CN208837827U (zh) 扫地机器人的擦拭辊、擦拭组件及扫地机器人

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100905

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130905

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160905

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term