JP3135784U - 配管内壁ライニング装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗装時、ボール体7の条溝部8が塗料Sを掻き広げて配管網6の内壁部6fに押し付けながら配管網6内を長手方向Lに移動する。このため、配管網6の内壁部6fに対して塗料Sが万遍なく積極的に押し付けられて強く付着し、その内壁部6fに対する塗料Sの付着を隅々まで行き渡らせるようになり、塗り残しや塗りむらをなくすことができる。
【選択図】図3
Description
回転体は、外周面が曲面状に形成されて配管の一端部側に供給された液状の塗料に接触状態に配されるようになっており、先端部から後端部へ向かう指向線が配管の長手方向に合致している。操作用の索条体は、回転体に貫通して後端部から導出されている。複数条の列条部は、回転体の外表面部に先端から後端に向かうように形成されるとともに、指向線に対して傾斜状態に配置されている。
索条体を繰り出しながら配管内に駆動圧発生手段による駆動圧を供給することにより、列条部が風圧を受けて回転体を指向線の回りに回転し、列条部が塗料を外周囲に掻き広げて配管の内壁部に押し付けながら配管内を長手方向に移動して塗料層を形成する。
配管が回転体よりも径大な内径を有する場合、錘体を回転体に偏心位置に埋設し、駆動圧発生手段の駆動圧により、回転体を配管の内壁部に摺接するように揺動回転させるようにしている。
このため、径小管と径大管とが一体化した異径の配管の塗装で、回転体が径小管から径大管に移行した際、偏心位置にある錘体により回転体は、大きな半径で揺動回転するようになり、列条部により塗料を径大管の内壁部に押し付けるようになる。これにより、回転体の外径よりも大きな内径の配管に対しても、支障なく塗装を実施することができる。
回転体は、索条体により前後に二個連結されており、両回転体の中間には、錘体を偏心位置に埋設し、両回転体よりも径小な回転体が索条体に連結されている。
回転体は、索条体により前後に二個連結されており、両回転体の中間には、両回転体よりも径小な回転体が索条体に偏心状態に連結されている。
索条体に対する径小な回転体の連結状態は偏心しているので、中間の回転体は、請求項3と同様に、大きな半径で揺動回転し、列条部により塗料を配管の内壁部に押し付けて付着させる。これにより、請求項3と同様な効果が得られる。
回転体はボール体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
回転体はボール体であり、列条部は断面略矩形の凸状部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
回転体は楕円体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
回転体は円筒体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
回転体は双曲面体であり、列条部は断面略V字状の条溝部であるため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
回転体の列条部は、先端から後端にかけて螺旋状に形成されているため、請求項4の場合と同様に、回転体をコスト的に有利に成形することができ、ひいては施工費用の低減化に寄与する。
図1ないし図3は本考案の実施例1を示し、図1は建物Hの排水管におけるライニング施工例であり、配管として縦型の通気管1、汚水本管2および外部枡5に連通する雑排水本管3を有している。雑排水本管3からは、各階Fに連通する室内横引管4が設けられている。
この際、条溝部8が風圧を受けてボール体7を指向線Mの回りに回転するに伴い、条溝部8が管底の塗料Sを掻き上げて配管網6の内壁部6fに万遍なく積極的に押し付け、その内壁部6fに対する塗料Sの付着を隅々まで行き渡らせる。
実施例2においては、先導栓10に代わって、スイベル継手12を設け、牽引ロープ9cを介してボール体7の前方に制御綱13で繋がれた先端部に落下傘状の袋体14を連結し、袋体14を先頭にし、ボール体7を袋体14の後続としている。
ロープ9は径小なボール体7Aの指向線Mからずれて偏心しているので、中間のボール体7Aは、実施例3と同様に、大きな半径で揺動回転し、条溝部8により塗料Sを配管網6の内壁部6fに押し付けて付着させる。これにより、実施例3と同様な効果が得られる。
実施例7から実施例17のように構成しても、実施例1と同様な効果が得られるものである。なお、螺旋状の条溝部8や凸状部18は、実施例11ないし実施例15において設けてもよい。
(a)上記各実施例におけるボール体8はポリウレタンなどのプラスチックにより形成したが、木材や繊維強プラスチックにより形成してもよい。
(b)索条体としてロープ9を用いたが、紐、ワイヤー、縄、綱、帯あるいは包装用テープなどといった長尺リード体であってもよく、要はボール体7、7Aなどの回転体を繰り出したり、引き戻したりすることができればよい。
(c)条溝部8の断面形状は、V字状に限らず、U字状、半円状あるいはM字状などであってもよい。凸状部18の断面形状も、半円、矩形や三角形状に限らず、平行四辺形、台形あるいは半楕円状であってもよい。
2 汚水本管(配管)
3 雑排水本管(配管)
4 室内横引管(配管)
6、6A 配管網(配管)
6f、6h 内壁部
6A1 径小管
6A2 径大管
7、7A ボール体(回転体)
8 条溝部(列条部)
9 操作用のロープ(索条体)
15 錘体
17 楕円体(回転体)
18 凸状部(列条部)
19 円筒体(回転体)
20 双曲面体(回転体)
S 塗料
Sp 塗料層
Claims (10)
- 配管の一端部側に供給された液状の塗料に接触状態に配されるようになっており、先端部から後端部へ向かう指向線が前記配管の長手方向に合致し、外周面が曲面状に形成された回転体と、
この回転体に貫通して後端部から導出された操作用の索条体と、
前記回転体の外表面部に先端から後端に向かうように形成されるとともに、前記指向線に対して傾斜状態に配置された複数条の列条部と、
前記索条体を繰り出しながら前記配管内に駆動圧を供給することにより、前記列条部が風圧を受けて前記回転体を前記指向線の回りに回転し、前記列条部が前記塗料を外周囲に掻き広げて前記配管の内壁部に押し付けながら前記配管内を長手方向に移動して塗料層を形成する駆動圧発生手段とを備えたことを特徴とする配管内壁ライニング装置。 - 前記配管が前記回転体よりも径大な内径を有する場合、錘体を前記回転体に偏心位置に埋設し、前記駆動圧発生手段の駆動圧により、前記回転体を前記配管の内壁部に摺接するように揺動回転させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体は、前記索条体により前後に二個連結されており、前記両回転体の中間には、錘体を偏心位置に埋設し、前記両回転体よりも径小な回転体が前記索条体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体は、前記索条体により前後に二個連結されており、前記両回転体の中間には、前記両回転体よりも径小な回転体が前記索条体に偏心状態に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体はボール体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体はボール体であり、前記列条部は断面略矩形の凸状部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体は楕円体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体は円筒体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体は双曲面体であり、前記列条部は断面略V字状の条溝部であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
- 前記回転体の前記列条部は、先端から後端にかけて螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の配管内壁ライニング装置。
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JP2007005498U JP3135784U (ja) | 2007-07-18 | 2007-07-18 | 配管内壁ライニング装置 |
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JP3135784U true JP3135784U (ja) | 2007-09-27 |
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JP (1) | JP3135784U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009254948A (ja) * | 2008-04-15 | 2009-11-05 | Tsumarinuki 24:Kk | 管内ライニング施工具 |
-
2007
- 2007-07-18 JP JP2007005498U patent/JP3135784U/ja not_active Expired - Lifetime
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