JP2007195300A - ム−ビングマグネット形リニアスライダ - Google Patents

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JP2007195300A JP2006009541A JP2006009541A JP2007195300A JP 2007195300 A JP2007195300 A JP 2007195300A JP 2006009541 A JP2006009541 A JP 2006009541A JP 2006009541 A JP2006009541 A JP 2006009541A JP 2007195300 A JP2007195300 A JP 2007195300A
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史郎 大賀
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Abstract

【課題】 電機子からリニアエンコーダへの熱伝導を遮断し、耐ノイズ性を維持することができ、リニアエンコーダの耐熱に左右されずにモータ性能を最大限に引き出すことが可能で、しかも装置が簡単なムービングマグネット形リニアスライダを提供する。
【解決手段】 固定ベース11に取付けた電機子12と該電機子12と磁気的空隙を介して対向する可動テーブル14に取付けた界磁マグネット13とよりなるリニアモータと、可動テーブル14と固定ベース11の各々に固定したリニアエンコーダ用スケール17とリニアエンコーダ用センサヘッド16とよりなる位置検出手段と、を備えたム−ビングマグネット形リニアスライダにおいて、リニアエンコーダ用センサヘッド16を固定ベース11に取付けるセンサホルダ15に固定ベース11の長手方向に沿って装着したヒートパイプ23と、該ヒートパイプ23に接続された放熱プレート24を備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、電気部品実装装置、半導体関連装置あるいは工作機械などの各種産業機械に使用されると共に、その直動機構の駆動用に好適なリニアモータに関し、特に永久磁石よりなる界磁を可動子とし、電機子巻線を有した電機子を固定子として構成するム−ビングマグネット形(Moving Magnet)形リニアスライダに関する。
従来、電気部品実装装置、半導体関連装置あるいは工作機械などの各種産業機械に使用されると共に、その直動機構の駆動用に好適なム−ビングマグネット形リニアスライダは、図4に示すようになっている。なお、図4は従来技術を示すム−ビングマグネット形リニアスライダの平面図である。
図において、11は固定ベース、12は電機子、13は界磁マグネット、14は可動テーブル、15はセンサホルダ、16はリニアエンコーダ用センサヘッド、17はリニアエンコーダ用スケール、18はモータケーブル、19はリニアガイド、19aはガイドレール、19bはガイドブロック、20はストッパ、21はセンサーケーブル、22は基台である。
固定ベース11にはこれと平行に可動テーブル14が対向配置されている。固定ベースは可動テーブル14の左右を移動自在に案内支持するためのガイドレール19aが設けられと共に、可動テーブル14はガイドレール19aと対をなすガイドブロック19bが設けられて、ガイドレール19aとガイドブロック19bとでリニアガイド19を構成している。
また、固定ベース11には、リニアガイド19の長手方向に沿って複数個のコイルを備えてなる電機子12が設けられ、電機子12と磁気的空隙を介して可動テーブル14と対向する位置には界磁マグネット13が設けられて、電機子12と界磁マグネット13とでリニアモータを構成している。
また、このリニアモータの位置検出手段にはリニアエンコーダが採用されている。可動テーブル14には、リニアエンコーダ用スケール17が固定されており、該リニアエンコーダ用スケール17と対向する固定ベース11の上面には、該スケール17を検出するためのリニアエンコーダ用センサヘッド16がセンサホルダ15を介して固定されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2005−341632号公報
従来のムービングマグネット形リニアスライダは、図示しない電源から駆動電流を電機子のコイルに供給すると、可動子が一定推力を発生すると共に、電機子は内部抵抗により発熱を起こし、電機子のコイルで発生した熱は固定ベース、センサホルダを介してリニアエンコーダ用センサヘッドに熱伝導する構造であった。そのため、エンコーダの耐熱温度以下でリニアモータを駆動させるようになり、最大限にリニアモータの性能を発揮することが出来ないという制約があった。そこで、センサホルダを断熱材として使用した場合はモータから発生する熱の影響を受け難いという利点はあるものの、リニアエンコーダのアースを固定ベースおよび基台側に落とすことができず、耐ノイズ性が損なわれるという欠点があった。また、リニアエンコーダの冷却構造として強制冷却や液冷構造が考えられるが、それにはエアコンプレッサー、ポンプ等の動力源が必要で。装置が複雑化する欠点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、センサホルダに断熱材を使用することなく、電機子からリニアエンコーダへの熱伝導を遮断し、かつ、耐ノイズ性を維持することができると共に、リニアエンコーダの耐熱に左右されずにリニアモータの性能を最大限に引き出すことが可能で、しかも装置が簡単なムービングマグネット形リニアスライダを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、固定ベースと平行に対向配置された可動テーブルと、前記可動テーブルの左右を移動自在に案内支持するリニアガイドと、前記リニアガイドの長手方向に沿って前記固定ベースに取付けた複数個のコイルを備えてなる電機子と該電機子と磁気的空隙を介して対向する前記可動テーブルに取付けた界磁マグネットとより構成されたリニアモータと、前記可動テーブルに固定されたリニアエンコーダ用スケールと該スケールと対向する前記固定ベースの上面に取付けた該スケールを検出するためのリニアエンコーダ用センサヘッドとより構成された位置検出手段と、を備えたム−ビングマグネット形リニアスライダにおいて、前記リニアエンコーダ用センサヘッドを前記固定ベースに取付けるためのセンサホルダに前記固定ベースの長手方向に沿って装着したヒートパイプと、前記ヒートパイプに挿抜自在に接続された放熱プレートと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によると、リニアエンコ−ダの冷却により、リニアエンコ−ダ自体の耐熱温度へ達するリニアモ−タ駆動条件をより向上させることが可能となる。
また、ヒ−トパイプ使用により、冷却のために新たに動力源を準備する必要が無く、簡単な装置構成となり、省力化が可能となる。
また、センサホルダに断熱樹脂を使用する必要がない為、リニアエンコ−ダ用センサヘッドのア−スを固定ベース、基台側に落とすことができ、その結果、フレ−ムグランド(FG)の強化となり、耐ノイズ性を維持することができる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示すムービングマグネット形リニアスライダの平面図、図2は図1のリニアスライダを矢視A方向から見た側面図、図3は図2のリニアエンコーダ取付け部を拡大した側面図である。なお、本発明の構成要素が従来技術と同じものについてはその説明を省略し、異なる点について説明する。
図1〜図3において、23はヒートパイプ、24は放熱プレートである。
本発明が従来技術と異なる点は以下のとおりである。
すなわち、リニアエンコーダ用センサヘッド16を固定ベース11に取付けるためのアルミ合金製のセンサホルダ15に固定ベース11の長手方向に沿って装着したヒートパイプ23と、ヒートパイプ23に接続された熱伝導性の高い放熱プレート24とを備えた点である。
ここで、放熱プレート24は表面にフィンなどの凹凸をつけて表面積を大きくし、放熱性を向上させたものとなっており、ヒートパイプ23の長さ、取付け位置、取付け方向に応じてフレキシブルにヒートパイプ23に取付けできるように挿抜自在に接続する構成になっている。それから、センサヘッド16とセンサホルダ15はボルトにより締結され、センサホルダ15はアルミ合金製の固定ベース11とボルトにより締結されている。
次に、リニアモータの動作を図1と図3を用いて説明する。
上記のような構成において、図示しない電源から駆動電流を電機子12のコイルに供給すると、可動子を構成する界磁マグネット13が一定推力を発生すると共に、電機子12のコイルは内部抵抗により発熱を起こす。電機子12のコイルで発生した熱は固定ベース11、センサホルダ15に熱伝導する。この際、センサホルダ15に熱伝導した熱はセンサホルダ15の両端の長手方向に向かって取付けられたヒートパイプ23の受熱部に伝わり、この受熱部で熱を吸収すると激しい核沸騰を発生する。核沸騰の断続による圧力波が振動波となってヒートパイプ23に封入された作動液に振動を引き起こし、作動液の振動により放熱部に大量の熱が伝わる。そして、ヒートパイプ23の放熱部に伝熱した熱は放熱プレート24に伝わり、放熱プレート24に伝熱した熱は外気との間で自然対流によって取り去られ、熱交換される。
本発明は上記構成にしたので、結果として、電機子12のコイルで発生した熱が効率よくヒートパイプユニットで放熱され、センサホルダ15からリニアエンコーダ用センサヘッド16側への伝熱が抑制されることで、エンコーダヘッド16の耐熱に左右されることなく、リニアモータの性能を最大限に引き出すことが可能となる。
また、リニアエンコーダ用センサヘッド16側への伝熱が抑制されることによって、センサホルダ15自体の熱変形がほとんどないため、リニアエンコーダ用センサヘッド16とリニアエンコーダ用スケール17間のギャップの変動を生じることなく、リニアモータの位置検出を正確に行うことができ、高精度ない位置決めが可能となる。
このようにリニアエンコーダのセンサホルダにヒートパイプを埋め込んで装着する方式で冷却を図ることにより、リニアモータ性能をより引き出す事が可能となり装置の小型化に貢献でき、また冷却動力源不要により、省力化への貢献も可能となるリニアモータを提供できるため、高精度加工ができる工作機械、高速での微小位置決めや一定送り速度を要する電気部品実装装置、半導体製造装置、液晶検査装置等に適用可能である。
本発明の第1実施例を示すムービングマグネット形リニアスライダの平面図 図1のリニアスライダを矢視A方向から見た側面図 図2のリニアエンコーダ取付け部を拡大した側面図 従来技術を示すム−ビングマグネット形リニアスライダの平面図
符号の説明
11 固定ベース、
12 電機子、
13 界磁マグネット、
14 可動テーブル、
15 センサホルダ、
16 リニアエンコーダ用センサヘッド、
17 リニアエンコーダ用スケール、
18 モータケーブル、
19a ガイドブロック(リニアガイド)、
19b ガイドレール(リニアガイド)、
20 ストッパ、
21 センサーケーブル、
22 基台、
23 ヒートパイプ、
24 放熱プレート

Claims (1)

  1. 固定ベースと平行に対向配置された可動テーブルと、
    前記可動テーブルの左右を移動自在に案内支持するリニアガイドと、
    前記リニアガイドの長手方向に沿って前記固定ベースに取付けた複数個のコイルを備えてなる電機子と該電機子と磁気的空隙を介して対向する前記可動テーブルに取付けた界磁マグネットとより構成されたリニアモータと、
    前記可動テーブルに固定されたリニアエンコーダ用スケールと該スケールと対向する前記固定ベースの上面に取付けた該スケールを検出するためのリニアエンコーダ用センサヘッドとより構成された位置検出手段と、
    を備えたム−ビングマグネット形リニアスライダにおいて、
    前記リニアエンコーダ用センサヘッドを前記固定ベースに取付けるためのセンサホルダに前記固定ベースの長手方向に沿って装着したヒートパイプと、
    前記ヒートパイプに挿抜自在に接続された放熱プレートと、
    を備えたことを特徴とするム−ビングマグネット形リニアスライダ。
JP2006009541A 2006-01-18 2006-01-18 ム−ビングマグネット形リニアスライダ Pending JP2007195300A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018078668A (ja) * 2016-11-07 2018-05-17 キヤノン株式会社 リニアモータ

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