JP2007195270A - ボイスコイル型のリニアアクチュエータ - Google Patents

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center yoke
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Tetsuro Kanai
哲朗 金井
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Abstract

【課題】 アクチュエータ体格を増加させずに、推力アームの機械的剛性を向上できるリニアアクチュエータを得る。
【解決手段】 本発明のリニアアクチュエータは、センターヨーク1と、このセンターヨークを挟むように両側に配置された一対の外ヨーク2と、センターヨークと外ヨークと対向する面に設置された磁石3磁石と、センターヨークと外ヨークの両端部を磁気的に結合する一対の端部外ヨークと磁石から構成される磁気空隙に移動可能に挿入された電機子コイル5と、電機子コイルを可動子6とし、可動子に取り付けられ推力を取り出す推力アーム7からなり、推力アームの先端部に補強用のリブ8を設けたものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、テーブル駆動系に用いられる、ボイスコイル型のリニアアクチュエータの構造に関する。
従来のリニアアクチュエータとして、図6に示すような構造のものがある。図5は従来のリニアアクチュエータを示す上面図、図7はその側面図である。
図において、2は外ヨーク、3は磁石、4は端部外ヨーク、5は電機子コイル、6は電機子からなる可動子、7は推力を取り出す推力アームである。
図示しない電源から電機子5に電圧を印加すると、可動子6は左右方向に移動する。可動子6に固定されたコ字状の推力アーム7が一緒に移動するので、先端部7aに駆動させたい対象物を連結させておけば、対象物に所望の動作をさせることができる。
また、従来の他のリニアアクチュエータとして、アームが可動子を挟み込む様にし、アームと可動部両側を固定しているものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−1340273
ところが、従来の推力アームでは機械的剛性が小さいので、駆動対象によっては精度が劣る場合がある。この推力アームの機械的剛性を向上するためには、推力アームの肉厚を増加する等の形状変更、又は増加が必要であるが、従来技術では、推力アーム形状を変更した分だけ可動範囲が減少し、又は可動範囲確保のためアクチュエータの体格が大きくなる問題があった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、推力アーム形状の変化、及び増分をセンターヨーク、及び端部外ヨークの切欠部で吸収し、アクチュエータ体格を変更せずに推力アームの機械的剛性を向上することが可能であるリニアアクチュエータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は次のように構成したものである。
請求項1に記載の発明は、センターヨークと、このセンターヨークを挟むように両側に配置された一対の外ヨークと、前記センターヨークと前記外ヨークと対向する面に設置された磁石と、前記センターヨークと前記外ヨークの両端部を磁気的に結合する一対の端部外ヨークと前記磁石から構成される磁気空隙に移動可能に挿入された電機子コイルと、前記電機子コイルを可動子とし、前記可動子に取り付けられ推力を取り出す推力アームから構成されたリニアアクチュエータにおいて、前記推力アームの先端部に補強用のリブを設けたものである。
請求項2に記載の発明は、前記推力アームの先端部が端部外ヨーク側に移動してきた際に、前記リブが進入できる切欠部を前記センターヨーク、及び前記端部外ヨークに設けたものである。
請求項3に記載の発明は、前記リブを前記推力アームの先端部の内側に並行に配置したものである。
請求項4に記載の発明は、前記リブを前記推力アーム先端部の両角の形状を略三角形状にしたものである。
請求項5に記載の発明は、前記推力アームを駆動する前記磁石と電機子コイルの対を少なくとも2対設置したものである。
本発明によると、次のような効果がある。
(1)推力アームがリブ付構造となっているため、機械的剛性が高い。
(2)推力アームのリブ部をセンターヨークの切欠部に配置するため、アクチュエータ体格が増加せず小形形状を維持できる。
(3)推力アームのリブ部、及びセンターヨークの切欠部の形状を自由に設定することが出来るので、製作性に優れている。
(4)センターヨークに切欠部を設けても、磁気回路に影響が無いため、アクチュエータ特性が維持できる。
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例1を示すボイスコイル型のリニアアクチュエータ上面図、図2はその側面図である。
図において、8はリブ、9はリブ8を収納する切欠部である。他の符号は背景技術で述べたものと同じである。
リブ8は、コ字状の推力アーム7の先端部7aの内側にほぼ平行に設けてある。切欠部9は、センターヨーク1および端部外ヨーク4にリブ8の厚さより大きい寸法で切り欠いてある。図3にリブ8が収納された状態を示す。
推力アーム7、及びリブ8は可動子6に伴って移動し、リブ8はセンターヨーク1、及び端部外ヨーク4の切欠部9に自由に出入りすることができる。
このように、リブ8を設けることにより機械的な剛性が向上する。しかし、リブ8の長さの分が増えても、推力アーム7のストロークは変わらない。
本発明が特許文献1と異なる部分は、リブ8がセンターヨーク1、及び端部外ヨーク4の切欠部9に入ることができることである。
図4は本発明の実施例2を示すボイスコイル型のリニアアクチュエータ上面図である。
本実施例のリブ8は、実施例1のリブ8に、コ字状の両方の角に略三角形状のものを加えている。切欠部9は、実施例1のそれよりさらにセンターヨーク1の両角を略同形状に切り欠いている。実施例1と同様にリブ8は、センターヨーク1、及び端部外ヨーク4の切欠部9に自由に出入りすることができる。
このようにすることにより、機械的な剛性は実施例1よりさらに向上するが、推力アーム7のストロークは変わらない。
図5は、実施例1の構造のものに磁石3、及び可動子6の対を2対に増やしたものである。
本実施例では、磁石3、及び可動子6を増加したので、剛性が大きく推力の大きいリニアアクチュエータが得られる。
本発明によれば、リニアアクチュエータの駆動時はアーム7、及びリブ8は可動子6に伴って移動する。このとき可動範囲端において、リブ8はセンターヨーク1、及び端部外ヨーク4の切欠部9に自由に出入りすることができるため、リブ8を設置することで、可動範囲が損なわれることは無い。
本発明の実施例1を示すボイスコイル型のリニアアクチュエータの上面図 図1の側面図 図2の切欠部の形状、及び推力アームのリブ形状を示す部分拡大側面図 本発明の実施例2を示す上面図 本発明の実施例3を示すボイスコイル型のリニアアクチュエータの側面図 従来のリニアアクチュエータを示す上面図 図6の側面図
符号の説明
1 センターヨーク
2 外ヨーク
3 磁石
4 端部外ヨーク
5 電機子コイル
6 可動子
7 推力アーム
8 リブ
9 切欠部

Claims (5)

  1. センターヨークと、このセンターヨークを挟むように両側に配置された一対の外ヨークと、前記センターヨークと前記外ヨークと対向する面に設置された磁石と、前記センターヨークと前記外ヨークの両端部を磁気的に結合する一対の端部外ヨークと前記磁石から構成される磁気空隙に移動可能に挿入された電機子コイルと、前記電機子コイルを可動子とし、前記可動子に取り付けられ推力を取り出す推力アームから構成されたリニアアクチュエータにおいて、
    前記推力アームの先端部に補強用のリブを設けたことを特徴とするボイスコイル型リニアアクチュエータ。
  2. 前記推力アームの先端部が端部外ヨーク側に移動してきた際に、前記リブが進入できる切欠部を前記センターヨーク、及び前記端部外ヨークに設けたことを特徴とする請求項1記載のボイスコイル型のリニアアクチュエータ。
  3. 前記リブは、前記推力アームの先端部の内側に並行に配置されていることを特徴とする請求項1記載のボイスコイル型のリニアアクチュエータ。
  4. 前記リブは、前記推力アーム先端部の両角の形状を略三角形状にしたことを特徴とする請求項1記載のボイスコイル型のリニアアクチュエータ。
  5. 前記推力アームを駆動する前記磁石と電機子コイルの対を少なくとも2対配置したことを特徴とする請求項1記載のボイスコイル型のリニアアクチュエータ。
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