JP2007195038A - 撮像装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレームレートが変化した場合にも撮像画像の明るさが変化しない可変フレームレート撮像装置と、撮像画像の明るさを一定に保つ画像処理方法を提供する。
【解決手段】制御部112は、輝度検出部109により輝度情報S109や入力装置114によるフレームレート制御信号S114を参照して、絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115d、ノイズ低減強度設定信号S115eを適宜生成し、絞り102、駆動信号発生部113、AMP104、D−AMP107、NR110を制御し、露光制御、ノイズ低減強度制御を行う。
【選択図】図1
【解決手段】制御部112は、輝度検出部109により輝度情報S109や入力装置114によるフレームレート制御信号S114を参照して、絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115d、ノイズ低減強度設定信号S115eを適宜生成し、絞り102、駆動信号発生部113、AMP104、D−AMP107、NR110を制御し、露光制御、ノイズ低減強度制御を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、撮像時にフレームレートを可変することができる撮像装置および画像処理方法に関するものである。
高速再生やスロー再生等の特殊な映像効果を容易に得ることができるように、撮像時にフレームレートを可変することができるビデオカメラ等の撮像装置が知られている。
このような撮像装置としては、たとえば特許文献1や特許文献2に記載されている。
このような撮像装置としては、たとえば特許文献1や特許文献2に記載されている。
特許文献1には、ダイナミックレンジが小さくならないように工夫された可変フレームレート撮像装置(ビデオカメラ)が記載されている。
また、特許文献2には、可変フレームレート撮像装置と、撮像画像の効率良い記録方法が記載されている。
また、特許文献2には、可変フレームレート撮像装置と、撮像画像の効率良い記録方法が記載されている。
このような撮像装置を用いることで、たとえば所定のフレームレートよりもフレームレートを低下して撮像を行い所定のフレームレートで再生すれば、簡単に高速再生画像を得ることができる。
また、フレームレートを高くして撮像を行い所定のフレームレートで再生すれば、簡単にスロー再生画像を得ることができる。
特開2000−125210号公報
特開2004−7543号公報
特公平5−44232号公報
また、フレームレートを高くして撮像を行い所定のフレームレートで再生すれば、簡単にスロー再生画像を得ることができる。
ところで、固体撮像素子の露光時間をフレーム間隔より長くすることができないため、フレームレートを高くした場合に、露光時間が短くなる場合がある。露光時間が短くなると、固体撮像素子が光電変換した出力信号レベルが小さくなり、撮像画像が暗くなってしまう。
固体撮像素子の出力信号レベルが変わった場合にも撮像画像の明るさを一定に保つ方法として、一般的にAE(Auto Exposure)と呼ばれる露出調整機能が用いられている(たとえば特許文献3参照)。
しかし、既に提案されている技術では、固体撮像素子の出力信号レベルの変化を検出してから露出を調整するため、出力信号レベルが変化したフレームの露出を調整することができない。
また、既存の技術では、瞬間的に出力信号レベルが変化した場合に、撮像画像が不自然に見えないように、露出を緩やかに変化させることが行われている。
このように、既存の技術では、可変フレームレート撮像装置でフレームレートが変化した場合の出力信号レベルの変化に直ちに追従することができず、不自然な撮像画像が生成されてしまう。
本発明の目的は、フレームレートが変化した場合にも撮像画像の明るさが変化しない可変フレームレート撮像装置と、撮像画像の明るさを一定に保つ画像処理方法を提供することある。
本発明の第1の観点の撮像装置は、出力フレームレートを変更できる撮像素子と、前記撮像素子が出力する信号を所定の画像形式に変換する画像処理装置と、を少なくとも有し、前記画像処理装置は、前記撮像素子の出力フレームレートを変更するフレームレート変更手段と、出力する画像の明るさを調整する輝度制御手段と、を含み、前記画像処理装置が前記撮像素子のフレームレートを変化させたときに、前記画像処理装置が出力する画像の明るさを所定レベルに保持する。
好適には、前記輝度制御手段は、前後のフレームレートを参照して明るさを決定する。
好適には、前記撮像素子の出力信号振幅を増幅する増幅手段を有し、前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために前記増幅手段の増幅率を変更する。
好適には、撮像素子に入力される光量を変化させる光量調整手段を有し、前記輝度制御手段は決定した明るさを得るために前記光量調整手段を制御して撮像素子への入射光の光量を変化させる。
好適には、前記撮像素子の露光時間を変化させる露光時間調整手段を有し、前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために露光時間を変化させる。
好適には、ノイズ低減強度を変化させることのできるノイズ低減手段と、前記増幅手段の増幅率に応じてノイズ低減強度を決定するノイズ低減強度決定手段と、をさらに有する。
好適には、前記ノイズ低減強度決定手段は、前記増幅手段の増幅率に応じてノイズ低減強度を決定する。
好適には、撮像素子に入力される光量を変化させる光量調整手段を有し、前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために前記光量調整手段を制御して撮像素子への入射光の光量を変化させ、前記ノイズ低減強度決定手段は、前記光量調整手段の設定値に応じてノイズ低減強度を決定する。
好適には、前記撮像素子の露光時間を変化させる露光時間調整手段を有し、前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために露光時間を変化させ、前記ノイズ低減強度決定手段は、前記露光時間調整手段の設定値に応じてノイズ低減強度を決定する。
本発明の第2の観点は、出力フレームレートを変更できる撮像素子が出力する信号を所定の画像形式に変換して出力画像の明るさを調整する画像処理方法であって、前後のフレームレートを参照して明るさを決定するステップと、前記撮像素子のフレームレートを変化させたときに、出力する画像の明るさを前記決定した明るさとなるように調整する。
本発明によれば、フレームレートが変化した場合にも、明るさが変化せず自然な撮像画像が得ることが可能となる。
また、本発明によれば、フレームレートが変化した場合に撮像画像の明るさが変化しないように制御した際に、ノイズが増加することを抑えることが可能となる利点がある。
また、本発明によれば、フレームレートが変化した場合に撮像画像の明るさが変化しないように制御した際に、ノイズが増加することを抑えることが可能となる利点がある。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る可変フレームレート撮像装置の構成例を示すブロック図である。
本撮像装置100は、レンズ101、光量調整手段としての絞り102、固体撮像素子103、増幅器(AMP)104、アナログデジタルコンバータ(ADC)105、補正部106、デジタル増幅器(D−AMP)107、画像処理部108、輝度検出部109、ノイズ低減部(NR)110、出力部111、圧縮部112、駆動信号発生部113、入力装置114、および制御部115を有している。
なお、輝度検出部109と制御部115は輝度制御機能を有し、また、制御部115は露光時間調整機能、ノイズ低減強度決定機能等を有する。
なお、輝度検出部109と制御部115は輝度制御機能を有し、また、制御部115は露光時間調整機能、ノイズ低減強度決定機能等を有する。
撮像装置100において、レンズ101を通り、絞り102によって光量を制限された光が固体撮像素子103の受光面上に集光される。
レンズ101は、複数枚あっても良く、絞り102がそれらの間にあってもよい。
絞り102は、制御部115による絞り量制御信号S115aに応じて開口面積を変化させることができる。
レンズ101は、複数枚あっても良く、絞り102がそれらの間にあってもよい。
絞り102は、制御部115による絞り量制御信号S115aに応じて開口面積を変化させることができる。
固体撮像素子103は、たとえばCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサにより形成され、レンズ101、絞り102を通して集光された像を光電変換し、2次元にマトリクス状に配列された光電変換素子の受光量に応じた2次元映像信号を順次出力する。
固体撮像素子103上には、たとえば図2に示すベイヤー配列の色フィルタが付けられ、1つの光電変換素子にはR・G・Bのいずれか一色の光しか到達しないようになっている。
固体撮像素子103上には、たとえば図2に示すベイヤー配列の色フィルタが付けられ、1つの光電変換素子にはR・G・Bのいずれか一色の光しか到達しないようになっている。
駆動信号発生部113は、制御部115による駆動制御信号S115bに応答して固体撮像素子103を駆動するための駆動信号S113を出力する。駆動信号S113には、たとえばリセットパルスや電荷転送パルスなどが含まれる。
駆動信号発生部113は、制御部115による駆動制御信号S115bに応じて駆動信号S113を変化させる。駆動信号S113を変化させることで、固体撮像素子103の露光時間や、出力フレームレートなどを変化させることが可能である。
駆動信号発生部113は、制御部115による駆動制御信号S115bに応じて駆動信号S113を変化させる。駆動信号S113を変化させることで、固体撮像素子103の露光時間や、出力フレームレートなどを変化させることが可能である。
AMP104は、固体撮像素子103が出力するアナログ映像信号を増幅する。増幅率は可変であってもよく、たとえば制御部115による増幅率設定信号S115cによって変化する。
ADC105は、AMP104により増幅作用を受けたアナログ信号をデジタル信号に変換し、補正部106に出力する。
補正部106は、ADC105によってデジタル信号に変換された映像信号の補正を行う。この補正処理には、たとえば、黒レベル調整や固体撮像素子103の欠陥画素の補正が含まれる。
D−AMP107は、補正部106により補正処理を受けたデジタル信号を増幅し、デジタル映像信号S107として画像処理部108および輝度検出部109に出力する。
D−AMP107の増幅率は可変であってもよく、たとえば制御部115による増幅率設定信号S115dによって変化する。
また、D−AMP107は、補正部106の前段にあっても良い。
D−AMP107の増幅率は可変であってもよく、たとえば制御部115による増幅率設定信号S115dによって変化する。
また、D−AMP107は、補正部106の前段にあっても良い。
画像処理部108は、D−AMP107によるデジタル映像信号S107を所望の画像フォーマットに変換する。画像フォーマットは、たとえばITU-R BT601やITU-R BT709で規定される輝度・色差形式であり、動画像でも静止画像でも良い。
輝度検出部109は、D−AMP107によるデジタル映像信号S107の一部あるいは全体の領域の輝度あるいは輝度に順ずる値を検出し、輝度情報S109として制御部115に出力する。
図3は、本実施形態の輝度検出部109における輝度検出処理の一例を示す図である。
図3の例では、入力映像信号(画像)を15×15の基準枠に分割する。この基準枠の幅、高さは可変である。
基準枠単位で、入力画像を4つのウィンドウW0、W1、W2、W3に分割する。
図3の例では、ウィンドウW3の始点座標(6,2)、終点座標(B,8)を指定する。
そして、ウィンドウ毎に輝度を積分した結果をレジスタに格納する。このレジスタの情報をたとえば制御部115のファームウェアが参照する。
基準枠単位で、入力画像を4つのウィンドウW0、W1、W2、W3に分割する。
図3の例では、ウィンドウW3の始点座標(6,2)、終点座標(B,8)を指定する。
そして、ウィンドウ毎に輝度を積分した結果をレジスタに格納する。このレジスタの情報をたとえば制御部115のファームウェアが参照する。
NR110は、画像処理部108が出力する画像のノイズを低減する。
NR110は、制御部115によるノイズ低減強度設定信号S115eによって、ノイズ低減量を変化させてもよい。
NR110は、たとえばローパスフィルタやハイパスフィルタを用いてり形成することが可能であり、ノイズ低減強度設定信号S115eはローパスフィルタの係数を指定するものでもよい。
NR110は、制御部115によるノイズ低減強度設定信号S115eによって、ノイズ低減量を変化させてもよい。
NR110は、たとえばローパスフィルタやハイパスフィルタを用いてり形成することが可能であり、ノイズ低減強度設定信号S115eはローパスフィルタの係数を指定するものでもよい。
図4は、本実施形態に係るノイズ低減部(NR)にパスフィルタを適用した構成例を示す図である。
図4のNR110は、ノイズ成分を元画像から減算する方法を採用しており、ハイパスフィルタ1101、ノイズ抽出部1102、ゲイン調整部1103、および減算器1104により構成されている。
ハイパスフィルタ1101は、たとえば図4中に表1として示すようなフィルタ係数、フィルタ特性を有し、入力画像の高域成分を通過させる。
ノイズ抽出部1102は、ハイパスフィルタ1101の出力信号からノイズ成分を抽出する。
ハイパスフィルタ1101の出力レベルが基準値以上の信号は、ノイズではなくエッジの可能性が高いことから、出力が0に近づくようにする。S/Nが悪い場合は、ノイズのレベルが上がっていることから、基準値を高くする場合もある。
ハイパスフィルタ1101の出力レベルが基準値以上の信号は、ノイズではなくエッジの可能性が高いことから、出力が0に近づくようにする。S/Nが悪い場合は、ノイズのレベルが上がっていることから、基準値を高くする場合もある。
ゲイン調整部1103は、ノイズ抽出部1102で抽出したノイズ信号に掛けるゲインを調整する。
減算器1104は、入力画像からゲイン調整部1103でゲイン調整されたし信号を減算し出力画像を生成する。この生成画像が出力部111および圧縮部112に入力される。
このように、ゲインを掛けた信号を入力画像から減算するので、ゲイン量で効き目(効果)を変えることができる。
減算器1104は、入力画像からゲイン調整部1103でゲイン調整されたし信号を減算し出力画像を生成する。この生成画像が出力部111および圧縮部112に入力される。
このように、ゲインを掛けた信号を入力画像から減算するので、ゲイン量で効き目(効果)を変えることができる。
出力部111は、所定の画像フォーマットの信号を、図示しない表示装置や記憶装置に出力する。
圧縮部112は、所定の画像フォーマットの信号を圧縮し、JPEG、MPEGなどの圧縮画像フォーマットを生成する。
入力装置114は、ユーザの操作によってフレームレートを変化させるフレームレート制御信号S114を発生する。
制御部112は、輝度検出部109により輝度情報S109や入力装置114によるフレームレート制御信号S114を参照して、絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115d、ノイズ低減強度設定信号S115eを適宜生成し、絞り102、駆動信号発生部113、AMP104、D−AMP107、NR110を制御し、露光制御、ノイズ低減強度制御を行う。
以下、本実施形態における露光制御およびノイズ低減強度制御の概要について説明する。
まず、露光制御について説明する。
図5は、本実施形態における露光制御について説明するためのフローチャートである。
図5は、本実施形態における露光制御について説明するためのフローチャートである。
図3に、本発明による露光制御方法を示す。
輝度検出部109により取得した輝度情報S109から制御量を決定する(ST1,ST2,ST3)。
次に、次のフレームでフレームレートが変化するかを判定する(ST4)。
フレームレートが変化するか否かは、図1におけるフレームレート制御信号S114を参照することで行われる。
フレームレートが変化しない場合は、制御量に応じて絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115dを設定し、処理を完了する(ST6)。
フレームレートが変化する場合は、露光時間が変化するか否かを判定する。たとえば、フレームレートが高くなる(フレーム間隔が短くなる)場合で、次のフレームとその次のフレームとの間隔が現在の露光時間よりも短い場合、露光時間はフレーム間隔以下に制限される。この時は露光時間が変化するので、変化分を打ち消すための補正量を計算し、制御量に付加する(ST7)。
フレームレートが低くなる場合は、露光時間の制限は現在よりも緩和されるため、補正量の計算および付加を行わなくてよいが、露光時間を長くしてAMP104の増幅率を小さくし、ノイズを削減するように補正量を計算し、制御量に付加してもよい。
最後に、制御量に応じて絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115dを設定し、処理を完了する(ST6)。
輝度検出部109により取得した輝度情報S109から制御量を決定する(ST1,ST2,ST3)。
次に、次のフレームでフレームレートが変化するかを判定する(ST4)。
フレームレートが変化するか否かは、図1におけるフレームレート制御信号S114を参照することで行われる。
フレームレートが変化しない場合は、制御量に応じて絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115dを設定し、処理を完了する(ST6)。
フレームレートが変化する場合は、露光時間が変化するか否かを判定する。たとえば、フレームレートが高くなる(フレーム間隔が短くなる)場合で、次のフレームとその次のフレームとの間隔が現在の露光時間よりも短い場合、露光時間はフレーム間隔以下に制限される。この時は露光時間が変化するので、変化分を打ち消すための補正量を計算し、制御量に付加する(ST7)。
フレームレートが低くなる場合は、露光時間の制限は現在よりも緩和されるため、補正量の計算および付加を行わなくてよいが、露光時間を長くしてAMP104の増幅率を小さくし、ノイズを削減するように補正量を計算し、制御量に付加してもよい。
最後に、制御量に応じて絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115dを設定し、処理を完了する(ST6)。
図6は、図1の撮像装置におけるAEフィードバック制御系を抽出して簡略化して示す図である。
図6においては、制御部115はマイクロコンピュータ(マイコン)により構成され、比較部1151、デバイス制御部1152、駆動部1153を含む。
また、図6においては、AMP104の前段にサンプルホールド回路(S/H)104Aが配置され、S/H104A、AMP104,ADC105によりアナログフロントエンド200が形成されている。また、画像処理部108と輝度検出部109は信号処理LSI201に実装されている。
図6においては、制御部115はマイクロコンピュータ(マイコン)により構成され、比較部1151、デバイス制御部1152、駆動部1153を含む。
また、図6においては、AMP104の前段にサンプルホールド回路(S/H)104Aが配置され、S/H104A、AMP104,ADC105によりアナログフロントエンド200が形成されている。また、画像処理部108と輝度検出部109は信号処理LSI201に実装されている。
図7は、輝度検出部109で検出した輝度積分値と制御量との関係の一例を示す図である。
輝度検出部109で検出した輝度積分値と、絞り、シャッター、増幅器ゲインの制御量は、図7に示すように、予め決められた関係にある。
図7において、区間Aではゲインのみを調整する。
区間Bではシャッター速度のみを調整する。
区間Cでは絞りのみを調整する。
なお、絞り、シャッター、ゲインの変化点、傾きはファームウェアにより設定可能で、モードにより変えることができる。このモードとしては、ポートレートモード、夜景モード等が含まれる。
図7において、区間Aではゲインのみを調整する。
区間Bではシャッター速度のみを調整する。
区間Cでは絞りのみを調整する。
なお、絞り、シャッター、ゲインの変化点、傾きはファームウェアにより設定可能で、モードにより変えることができる。このモードとしては、ポートレートモード、夜景モード等が含まれる。
次に、ノイズ低減強度制御の概要について説明する。
図8は、本実施形態におけるノイズ低減強度制御について説明するためのフローチャートである。
図8は、本実施形態におけるノイズ低減強度制御について説明するためのフローチャートである。
まず、次のフレームでフレームレートが変化するかを判定する(ST11)。
フレームレートが変化するか否かは、図1におけるフレームレート制御信号S114を参照することで行われる。フレームレートが変化しない場合は、ノイズ低減強度を変化させずに処理を終了する。
フレームレートが変化する場合は、たとえば図5の露光制御処理によって制御量が決定されるのを待つ(ST12)。
制御量が決定されたら、制御量に応じてノイズ低減強度を計算する(ST13)。たとえば、AMP104やD−AMP107の増幅率が高くなる場合はノイズ低減強度を強くするように働く。増幅率以外に、絞り量や露光時間を参照し、適切なノイズ低減強度を計算するようにしてもよい。
最後に、計算結果に基づいてノイズ低減強度設定信号S115eを変化させ、処理を終了する(ST14)。
フレームレートが変化するか否かは、図1におけるフレームレート制御信号S114を参照することで行われる。フレームレートが変化しない場合は、ノイズ低減強度を変化させずに処理を終了する。
フレームレートが変化する場合は、たとえば図5の露光制御処理によって制御量が決定されるのを待つ(ST12)。
制御量が決定されたら、制御量に応じてノイズ低減強度を計算する(ST13)。たとえば、AMP104やD−AMP107の増幅率が高くなる場合はノイズ低減強度を強くするように働く。増幅率以外に、絞り量や露光時間を参照し、適切なノイズ低減強度を計算するようにしてもよい。
最後に、計算結果に基づいてノイズ低減強度設定信号S115eを変化させ、処理を終了する(ST14)。
以上説明したように、本実施形態によれば、制御部112は、輝度検出部109により輝度情報S109や入力装置114によるフレームレート制御信号S114を参照して、絞り量制御信号S115a、駆動制御信号S115b、増幅率設定信号S115c、増幅率設定信号S115d、ノイズ低減強度設定信号S115eを適宜生成し、絞り102、駆動信号発生部113、AMP104、D−AMP107、NR110を制御し、露光制御、ノイズ低減強度制御を行うことから、フレームレートが変化した場合にも、明るさが変化せず自然な撮像画像が得られる可変フレームレート撮像装置を実現できる。
また、フレームレートが変化した場合に、撮像画像の明るさが変化しないように制御した際に、ノイズが増加することを抑えることが可能となる。
また、フレームレートが変化した場合に、撮像画像の明るさが変化しないように制御した際に、ノイズが増加することを抑えることが可能となる。
100・・・撮像装置、101・・・レンズ、102・・・絞り、103・・・固体撮像素子、104・・・増幅器(AMP)、105・・・アナログデジタルコンバータ(ADC)、106・・・補正部、107・・・デジタル増幅器(D−AMP)、108・・・画像処理部、109・・・輝度検出部、110・・・ノイズ低減部(NR)、111・・・出力部、112・・・圧縮部、113・・・駆動信号発生部、114・・・入力装置、115・・・制御部。
Claims (13)
- 出力フレームレートを変更できる撮像素子と、
前記撮像素子が出力する信号を所定の画像形式に変換する画像処理装置と、を少なくとも有し、
前記画像処理装置は、
前記撮像素子の出力フレームレートを変更するフレームレート変更手段と、
出力する画像の明るさを調整する輝度制御手段と、を含み、
前記画像処理装置が前記撮像素子のフレームレートを変化させたときに、前記画像処理装置が出力する画像の明るさを所定レベルに保持する
撮像装置。 - 前記輝度制御手段は、前後のフレームレートを参照して明るさを決定する
請求項1記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の出力信号振幅を増幅する増幅手段を有し、
前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために前記増幅手段の増幅率を変更する
請求項2記載の撮像装置。 - 撮像素子に入力される光量を変化させる光量調整手段を有し、
前記輝度制御手段は決定した明るさを得るために前記光量調整手段を制御して撮像素子への入射光の光量を変化させる
請求項1記載の撮像装置。 - 撮像素子に入力される光量を変化させる光量調整手段を有し、
前記輝度制御手段は決定した明るさを得るために前記光量調整手段を制御して撮像素子への入射光の光量を変化させる
請求項3記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の露光時間を変化させる露光時間調整手段を有し、
前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために露光時間を変化させる
請求項1記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の露光時間を変化させる露光時間調整手段を有し、
前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために露光時間を変化させる
請求項5記載の撮像装置。 - ノイズ低減強度を変化させることのできるノイズ低減手段と、
前記増幅手段の増幅率に応じてノイズ低減強度を決定するノイズ低減強度決定手段と、をさらに有する
請求項1記載の撮像装置。 - ノイズ低減強度を変化させることのできるノイズ低減手段と、
前記増幅手段の増幅率に応じてノイズ低減強度を決定するノイズ低減強度決定手段と、をさらに有する
請求項7記載の撮像装置。 - 前記ノイズ低減強度決定手段は、前記増幅手段の増幅率に応じてノイズ低減強度を決定する
請求項9記載の撮像装置。 - 撮像素子に入力される光量を変化させる光量調整手段を有し、
前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために前記光量調整手段を制御して撮像素子への入射光の光量を変化させ、
前記ノイズ低減強度決定手段は、前記光量調整手段の設定値に応じてノイズ低減強度を決定する
請求項9記載の撮像装置。 - 前記撮像素子の露光時間を変化させる露光時間調整手段を有し、
前記輝度制御手段は、決定した明るさを得るために露光時間を変化させ、
前記ノイズ低減強度決定手段は、前記露光時間調整手段の設定値に応じてノイズ低減強度を決定する
請求項9記載の撮像装置。 - 出力フレームレートを変更できる撮像素子が出力する信号を所定の画像形式に変換して出力画像の明るさを調整する画像処理方法であって、
前後のフレームレートを参照して明るさを決定するステップと、
前記撮像素子のフレームレートを変化させたときに、出力する画像の明るさを前記決定した明るさとなるように調整する
画像処理方法。
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