JP2007194978A - 予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末 - Google Patents

予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末 Download PDF

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Abstract

【課題】現用の携帯電話端末が、破損、水没等不慮の事故の発生により使用不能となっても、予備の携帯電話端末を利用してこれまでと同様に通信を行うことを可能とする。
【解決手段】複数台の携帯電話端末11A,11Bに同一のユーザデータをあらかじめ記憶させておき、現用の携帯電話端末11Aを用いて、携帯電話インフラシステム10にアクセスした場合、アクセスが終了するまで、予備機認識部14の予備機制御データベース15に携帯電話端末11Aがアクセス中の旨を登録し、同一ユーザデータを有する他の携帯電話端末11Bがアクセスした際に、予備機制御データベース15に同一ユーザデータの携帯電話端末11Aがアクセス中である旨登録済みであった場合、携帯電話インフラシステム10へのアクセスを拒否する。また、現用の携帯電話端末11Aを使用しない限り、予備の携帯電話端末11Bを用いて携帯電話端末11Aと同様の通信が可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末に関し、特に、現用の携帯電話端末が使用不可能になっても、直ちに、予備側の携帯電話端末を利用可能とする予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末に関する。
携帯端末を紛失しても、同じ状態のクローン携帯端末を再発行できる従来の技術として、特許文献1に示す特開2004−304716号公報「携帯端末装置」が提案されている。この特許文献1に記載の技術は、携帯端末を紛失した場合、サービスセンタに対して紛失届を提出して、該サービスセンタから紛失した携帯端末を呼び出して、該携帯端末に記憶されているユーザデータ(個人情報)を吸い上げた後、該携帯端末からデータを消去するとともに、別の電話番号に変更し、しかる後、該サービスセンタとしか通話できない状態にロックしてしまい、該サービスセンタに吸い上げたユーザデータ(個人情報)をインストールして、従来と同じ電話番号やIPアドレスを付与した新たな携帯端末を、紛失ユーザに使用させようとするものである。
特開2004−304716号公報(第4−5頁)
しかしながら、前記特許文献1の従来の技術においては、使用していた携帯端末が、水没したり、破損してしまったりしている場合、該携帯端末に記憶されていたデータは読み取り不可能な状態になるか、消去されてしまったりして、新たな携帯端末を同じ状態に復旧するためには、多くの時間を要することになるという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、使用している携帯電話端末に水没、破損等の不慮の事故が発生してしまって使用不能になった場合でも、同一ユーザデータを持つ予備の携帯電話端末を利用して、直ちに、これまでと同様に、通信を行うことができることを目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末をあらかじめ用意して、いずれか一つの携帯電話端末を現用として携帯電話インフラシステムにアクセスした際に、アクセスが終了するまでの間、当該携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を前記携帯電話インフラシステム内に備えて、他の携帯電話端末からの前記携帯電話インフラシステムへのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶する予備携帯電話端末の利用方法。
(2)同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうち、現用の携帯電話端末に記憶されているユーザデータを更新する何らかの操作がなされた際に、予備側とされている残りの他の携帯電話端末に対して、更新後のユーザデータを自動的にコピーする上記(1)の予備携帯電話端末の利用方法。
(3)現用の携帯電話端末に記憶されているユーザデータを予備側とされている残りの他の携帯電話端末に対してコピーする際に、ユーザデータを赤外線による無線信号を用いて、携帯電話端末間を転送してコピー動作を行う上記(1)または(2)の予備携帯電話端末の利用方法。
(4)同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうちいずれか一つの携帯電話端末を現用としてアクセスすることを許可する携帯電話インフラシステムであって、アクセス開始からアクセス終了までの間、携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を備えて、携帯電話端末からのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶する携帯電話インフラシステム。
(5)当該携帯電話インフラシステムを構成する交換機の一部として前記予備機認識部を備えている上記(4)の携帯電話インフラシステム。
(6)同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうちいずれか一つの携帯電話端末を現用としてアクセスすることを許可する携帯電話インフラシステムを構成する交換機であって、アクセス開始からアクセス終了までの間、携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を備えて、携帯電話端末からのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶する交換局。
(7)あらかじめ同一のユーザデータを設定する複数台の携帯電話端末のいずれかを構成する携帯電話端末であって、当該携帯電話端末に記憶されているユーザデータが更新される何らかの操作がなされた際に、同一のユーザデータを設定すべき他の携帯電話端末に対して、赤外線通信またはケーブルが接続された状態で定期的にユーザデータを自動的にコピーする携帯電話端末。
(8)赤外線による無線信号を用いる通信手段を有する通信部を備え、当該携帯電話端末に記憶されているユーザデータを同一のユーザデータを設定すべき他の携帯電話端末に対してコピーする際に、ユーザデータを前記通信部による赤外線による無線信号を用いて、携帯電話端末間を転送してコピー動作を行う上記(8)の携帯電話端末。
本発明の予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末によれば、携帯電話利用者は、同一のユーザデータを有する予備の携帯電話端末を1ないし複数所有することができるので、現用の携帯電話端末に破損、水没等不慮の事故が発生して、使用不能となった場合であっても、直ちに、予備の携帯電話端末を利用して、これまでと同様に通信を行うことができるという効果を奏することができる。
以下、本発明による予備携帯電話端末の利用方法、携帯電話インフラシステム、交換局、および、携帯電話端末の好適実施形態例について添付図を参照して説明する。
まず、本発明の特徴は、携帯電話インフラシステムにおいて利用することが可能な複数の携帯電話端末について、携帯電話端末間を赤外線等を用いた無線通信により、同一の情報(ユーザデータ)を複数の携帯電話端末にコピーすることができることにある。而して、例えば、携帯電話利用者が現用として利用中の携帯電話端末が水没、破損等の不慮の事故のために利用不可能な状態になった場合においても、即座に、同一ユーザデータが記憶されている予備の携帯電話端末を利用して、今まで現用として利用していた携帯電話端末と全く同様の使用環境で通信を行うことができるようにするものである。
かかる本発明の予備携帯電話端末の利用方法を実現する基本的な動作について、その一例を、図1を用いて説明する。ここに、図1は、本発明の予備携帯電話端末の利用方法の基本的な動作の一例を説明するためのフローチャートである。
図1において、まず、携帯電話端末の利用者(ユーザ)は、複数台の携帯電話端末を、予備機として購入し(ステップS01)、必要に応じて、随時、複数台の携帯電話端末間で、電話帳、メールアドレス、送受信メール、発着信履歴などの個人情報(ユーザデータ)をコピーしておく(ステップS02)。
ここで、携帯電話端末間の通信を司る携帯電話インフラシステムは、同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうち、いずれか1台の携帯電話端末しか、同時には、無線通信ネットワークの基地局へのアクセスができない状態とされている。すなわち、同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末は、同時には、無線通信ネットワークの基地局へのアクセスができない状態に設定される(ステップS03)。
携帯電話端末の利用者(ユーザ)は、無線通信ネットワークの基地局へのアクセスが可能で、現在利用中の現用の携帯電話端末が、水没したり、破損したり、電池切れ等になって、使用不可能な状態に陥った場合、ステップS02において同一の個人情報(ユーザデータ)をコピーしておいた予備の携帯電話端末を利用して、即座に、無線通信ネットワークの基地局にアクセス可能とする(ステップS04)。
図2には、2台の携帯電話端末間で同一の個人情報(ユーザデータ)とするためのコピー動作を行う際の接続構成例を示している。図2に示すように、携帯電話端末Aと携帯電話端末Bとは、全く同様の内部構成を有しており、いずれも、個人情報(ユーザデータ)などを記憶するメモリ部1、携帯電話端末内の全体の動作を制御する制御部2、赤外線などの無線信号により、情報を送受信する通信部3を、少なくとも備えている。
メモリ部1に記憶される個人情報(ユーザデータ)は、電話帳、メールアドレス、送受信メールデータ、発着信履歴などの携帯電話端末としての通信に必要な基本的な情報である。制御部2は、メモリ部1に対する制御としては、メモリ部1に記憶されている内部情報(ユーザデータ)の読み出しや書き込みの制御を行う。通信部3に対する制御としては、携帯電話端末間で個人情報(ユーザデータ)を送受信するための制御を行う。また、通信部3は、制御部2の制御の下、メモリ部1に記憶された個人情報(ユーザデータ)を赤外線等の無線信号を用いて、携帯電話端末間で送受信する。
すなわち、例えば、携帯電話端末Aのメモリ部1に記憶された個人情報を、携帯電話端末Bのメモリ部1にコピーしたい場合は、図2の接続構成例に示すように、2台の携帯電話端末A,Bを近接した位置に配置し、携帯電話端末Aの制御部2には、当該メモリ部1に記憶された個人情報を読み出して、通信部3から、赤外線などの無線信号により、送信する動作を実行させ、一方、携帯電話端末Bの制御部2には、赤外線などの無線信号により、通信部3で受信した個人情報を、当該メモリ部1に記憶させる動作を実行させる。
このような図2の接続構成にて、携帯電話端末A,Bの2台のみならず、必要に応じて、複数台の携帯電話端末に、全く同一の個人情報(ユーザデータ)を記憶させることができる。
次に、携帯電話端末間の通信を司る携帯電話インフラシステムが、同一の個人情報(同一ユーザデータ)を有する複数台の携帯電話端末のうち、1台のみを、現用として無線通信ネットワークの基地局にアクセス可能とし、残りの予備の携帯電話端末をアクセス不可能とする仕組みについて、図3を用いて説明する。ここに、図3は、本発明の携帯電話インフラシステムのシステム構成の一例を説明するためのシステム構成図である。
図3に示すように、携帯電話インフラシステム10は、通常の携帯電話インフラシステムと同様に、現用の携帯電話端末11Aとの間で無線通信を行う基地局12と、発着信携帯電話端末間の通信回線を設定するために、基地局12の動作を制御するとともに基地局12との間の回線接続を制御する交換局13とを通信ノードとして備えた無線通信ネットワークを構成しており、さらに、本発明に特有の予備機認識部14を交換局13に接続して構成している。なお、携帯電話端末間の通信方式は、従来の通信方式と全く同様のもので良く、また、本発明とは直接関係しないので、ここでは、その詳細は省略する。
携帯電話インフラシステム10の予備機認識部14は、例えば、交換局13の一部に位置付けられており、予備側の携帯電話端末からのアクセスを拒否するように、予備携帯電話端末の接続を制御するためのデータベースを有し、同一の個人情報(ユーザデータ)を有する複数の携帯電話端末のうち、いずれか一つの携帯電話端末からのみ携帯電話インフラシステム10へのアクセスを許可するように制御するものである。すなわち、予備機認識部14は、現用として利用中の携帯電話端末と同じ個人情報(ユーザデータ)を有する予備機(クローン端末)が存在していることを、当該携帯電話端末の利用者(ユーザ)からの事前登録要求によって認識して、その旨を予備機制御データベース15に登録するとともに、登録結果を、現在利用中の携帯電話端末により予備携帯電話端末を有する利用者に通知する機能を有する。
ここで、予備機認識部14は、複数存在する同じ個人情報(ユーザデータ)を有する携帯電話端末のうち、いずれか一つの携帯電話端末のみしか、無線通信ネットワークの基地局12にアクセスさせずに、他の予備携帯電話端末(クローン端末)からのアクセスは認めない仕組みを有している。すなわち、図3の例では、携帯電話端末11Aのみ、現用として、基地局12にアクセス可能であり、予備の携帯電話端末11B(クローン端末)は、基地局12にはアクセスすることができない。
而して、携帯電話端末の利用者に、同一のユーザデータを有する複数の携帯電話端末(クローン端末)を所持させて、携帯電話インフラシステム10として、同一のユーザデータを有する複数の携帯電話端末を認識し、いずれか一つの携帯電話端末しか、基地局12にアクセスできないようにしている。而して、利用者(ユーザ)は、同一のユーザデータを有する1ないし複数の携帯電話端末を予備の携帯電話端末(クローン端末)としてあらかじめ確保することができる。
次に、図3の携帯電話インフラシステム10のアクセス制御方法について、図4のフローチャートを用いて説明する。図4は、本発明の携帯電話インフラシステムへの携帯電話端末のアクセスを制御するアクセス制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
図4において、まず、現用の携帯電話端末11Aの電源をONにして、携帯電話インフラシステム10の基地局12へのアクセス要求を行うと(ステップS11)、携帯電話インフラシステム10の交換局13を経由して予備機認識部14にアクセスして、該携帯電話端末11Aの電話番号を基にして、予備機制御データベース15に同一のユーザデータを有する携帯電話端末が存在しているか否かを判別する(ステップS12)。
予備機認識部14の予備機制御データベース15に同一のユーザデータを有する携帯電話端末が登録されていない場合には(ステップS12の「登録無」の場合)、該携帯電話端末11Aの例えば電話番号を登録するとともに、基地局12へのアクセスを許可する旨の応答を携帯電話端末11Aに返送する(ステップS13)。この結果、携帯電話端末11Aは、基地局12、交換局13を介して、他の携帯電話端末との通信を行うことが可能になる。
しかる後、携帯電話端末11Aが他の携帯電話端末との通信を終了して、携帯電話端末11Aの電源をOFFにすると(ステップS14)、基地局12から電源OFFの旨を、交換局13を経由して予備機認識部14に対して通知され、予備機認識部14は、予備機制御データベース15に登録されている携帯電話端末11Aの登録を削除して(ステップS15)、ステップS11に復帰し、次の発呼動作を待ち合わせる状態に移行する。
一方、ステップS12において、予備機認識部14の予備機制御データベース15に同一のユーザデータを有する携帯電話端末が既に登録されていた場合には(ステップS12の「登録済」の場合)、既に携帯電話インフラシステム10へアクセスしている同一ユーザデータを有する携帯電話端末が存在している状態であり、後から発呼した該携帯電話端末11A(図4の場合、通常、予備側の携帯電話端末11Bに該当する)の登録を拒否するとともに(ステップS16)、基地局12へのアクセスを許可しない旨の応答を携帯電話端末11Aに返送する(ステップS17)。この結果、同じユーザデータを有する携帯電話端末が2つ以上電源ON状態になって、携帯電話インフラシステム10へアクセスしようとしている場合には、後から発呼した携帯電話端末11Aは、予備側の携帯電話端末(クローン端末)であるものと判定されて、予備側である携帯電話端末11Aの基地局12へのアクセスを拒否することになる。
また、現用の携帯電話端末11Aの電源がOFFの状態にあるか、ONの状態であっても携帯電話インフラシステム10へアクセス要求がなされていない状態にある場合は、予備側の携帯電話端末11Bの電源をONにして携帯電話インフラシステム10へアクセス要求をすることができる。而して、例えば、現用の携帯電話端末11Aが、破損、水没等不慮の事故で使用不可能となった場合でも、直ちに、予備側の携帯電話端末11Bを利用して、携帯電話インフラシステム10へアクセスすることができることになる。
以上、詳細に説明したように、本発明においては、携帯電話利用者は同一のユーザデータを持つ携帯電話端末を複数所有することができるので、ある携帯電話端末が破損、水没等の不慮の事故で使用することができなくなったとしても、予備の携帯電話端末を直ちに利用して通信を行うことができるという効果が得られる。
なお、同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末への着信動作については、基地局12から同時に複数の携帯電話端末に対して着信することになる。しかし、いずれかの携帯電話端末を用いて応答すると、先に応答した携帯電話端末11Aが、予備機認識部14の予備機制御データベース15に登録されることになり、後から応答した携帯電話端末11Bについては、既に予備機制御データベース15に登録済みとされて、予備側の携帯電話端末であるものと判定されて、応答動作は無効とされ、携帯電話端末11Bの基地局12への接続を拒否することになる。この結果、いずれか一つの携帯電話端末11Aだけが現用の携帯電話端末として携帯電話インフラシステム10へのアクセスが許可される状態になる。
また、複数台の携帯電話端末が同一のユーザデータを常時保有可能とするために、現用の携帯電話端末に対して、電話の発着信、メールの送受信や、電話帳の更新操作など、ユーザデータの更新を伴う何らかの操作がなされた際に、図2において説明したように、近傍に配置されている残りの予備側の携帯電話端末に対しても、現用の携帯電話端末のメモリ部1に記憶されているユーザデータを、自動的に、コピーする動作を起動するようにしても良い。
さらに、同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末から同時に携帯電話インフラシステム10へのアクセスを抑制するアクセス制御を行う方法は、図4のような制御のみに限るものではなく、例えば、予備機認識部14へのアクセス要求を特番(予備機認識部14への登録動作を要求するためにあらかじめ定めた特殊な番号)などのダイヤル操作によって行うようにして、予備機を有さない携帯電話端末と識別可能とし、予備機を有さない携帯電話端末の発呼接続動作の遅延を防止するようにしても良いし、あるいは、さらに異なるシーケンスとして実現しても良い。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることは、当業者には容易に理解できよう。
本発明の予備携帯電話端末の利用方法の基本的な動作の一例を説明するためのフローチャートである。 2台の携帯電話端末間で同一の個人情報(ユーザデータ)とするためのコピー動作を行う際の接続構成例を示す接続構成図である。 本発明の携帯電話インフラシステムのシステム構成の一例を説明するためのシステム構成図である。 本発明の携帯電話インフラシステムへの携帯電話端末のアクセスを制御するアクセス制御方法の一例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 メモリ部
2 制御部
3 通信部
10 携帯電話インフラシステム
11A 携帯電話端末(現用)
11B 携帯電話端末(予備)
12 基地局
13 交換局
14 予備機認識部
15 予備機制御データベース

Claims (8)

  1. 同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末をあらかじめ用意して、いずれか一つの携帯電話端末を現用として携帯電話インフラシステムにアクセスした際に、アクセスが終了するまでの間、当該携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を前記携帯電話インフラシステム内に備えて、他の携帯電話端末からの前記携帯電話インフラシステムへのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶することを特徴とする予備携帯電話端末の利用方法。
  2. 同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうち、現用の携帯電話端末に記憶されているユーザデータを更新する何らかの操作がなされた際に、予備側とされている残りの他の携帯電話端末に対して、更新後のユーザデータを自動的にコピーすることを特徴とする請求項1に記載の予備携帯電話端末の利用方法。
  3. 現用の携帯電話端末に記憶されているユーザデータを予備側とされている残りの他の携帯電話端末に対してコピーする際に、ユーザデータを赤外線による無線信号を用いて、携帯電話端末間を転送してコピー動作を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の予備携帯電話端末の利用方法。
  4. 同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうちいずれか一つの携帯電話端末を現用としてアクセスすることを許可する携帯電話インフラシステムであって、アクセス開始からアクセス終了までの間、携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を備えて、携帯電話端末からのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶することを特徴とする携帯電話インフラシステム。
  5. 当該携帯電話インフラシステムを構成する交換機の一部として前記予備機認識部を備えていることを特徴とする請求項4に記載の携帯電話インフラシステム。
  6. 同一のユーザデータを有する複数台の携帯電話端末のうちいずれか一つの携帯電話端末を現用としてアクセスすることを許可する携帯電話インフラシステムを構成する交換機であって、アクセス開始からアクセス終了までの間、携帯電話端末がアクセス中である旨を登録する予備機認識部を備えて、携帯電話端末からのアクセスがあった際に、同一のユーザデータを有する携帯電話端末が前記予備機認識部に既に登録されているか否かを判別して、登録されていない場合には、アクセスを許可し、登録済みであった場合は、アクセスを拒絶することを特徴とする交換局。
  7. あらかじめ同一のユーザデータを設定する複数台の携帯電話端末のいずれかを構成する携帯電話端末であって、当該携帯電話端末に記憶されているユーザデータが更新される何らかの操作がなされた際に、同一のユーザデータを設定すべき他の携帯電話端末に対して、更新後のユーザデータを自動的にコピーすることを特徴とする携帯電話端末。
  8. 赤外線による無線信号を用いる通信手段を有する通信部を備え、当該携帯電話端末に記憶されているユーザデータを同一のユーザデータを設定すべき他の携帯電話端末に対してコピーする際に、ユーザデータを前記通信部による赤外線による無線信号を用いて、携帯電話端末間を転送してコピー動作を行うことを特徴とする請求項8に記載の携帯電話端末。
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