JP2007193895A - 熱源冷却機構及び電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱源に対する埃、塵、ゴミ等の侵入を抑制しつつ、効率よく熱源を冷却することができる小型の熱源冷却機構及び電気機器を提供する。
【解決手段】熱源であるスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23を収納している光ディスクドライブ2の筐体21の外部に通気管11が配してある。この通気管11の両端部夫々は筐体21の背壁部211a,212aに連結してあり、通気管11の入口11aに送風機が配されているため、通気管11内部を筐体21内部の空気が積極的に通過する。通気管11には、通気管11内部の吸熱部121と排熱部122とで構成されたヒートシンク12が配されているため、通気管11内部を通過する空気が冷却され、冷却された空気が筐体21内部を循環することによって熱源を冷却する。
【選択図】図1
【解決手段】熱源であるスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23を収納している光ディスクドライブ2の筐体21の外部に通気管11が配してある。この通気管11の両端部夫々は筐体21の背壁部211a,212aに連結してあり、通気管11の入口11aに送風機が配されているため、通気管11内部を筐体21内部の空気が積極的に通過する。通気管11には、通気管11内部の吸熱部121と排熱部122とで構成されたヒートシンク12が配されているため、通気管11内部を通過する空気が冷却され、冷却された空気が筐体21内部を循環することによって熱源を冷却する。
【選択図】図1
Description
本発明は、筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構及び該熱源冷却機構を備える電気機器に関する。
従来から、熱源(光ディスクドライブの光ピックアップ部、CPUのような電子部品等)及び/又は熱源周辺の各部(光ディスクドライブに挿入されたディスク、電子部品が実装された基板等)に対する埃、塵、ゴミ等の付着を抑制しつつ、効率よく熱源を冷却することが求められている。
このために、熱源を筐体内に略密閉して収納し、冷却の際に筐体外部の空気を筐体内部に侵入させず、筐体内部の空気を循環させて熱源を冷却することが考えられる。しかしながら、この場合、筐体内部の空気の温度が上昇することによって、効率のよい冷却が困難になるという問題がある。
このために、熱源を筐体内に略密閉して収納し、冷却の際に筐体外部の空気を筐体内部に侵入させず、筐体内部の空気を循環させて熱源を冷却することが考えられる。しかしながら、この場合、筐体内部の空気の温度が上昇することによって、効率のよい冷却が困難になるという問題がある。
この問題を解決するために、略密閉された第1室と、第2室とを筐体内に設け、熱源を内蔵し防塵を要する光ディスクドライブを第1室に収容して、第1室内の空気が光ディスクドライブ内外を循環するようにして光ディスクドライブ内の熱源を冷却し、防塵を必要としない電源は、放熱用の通気孔が形成された第2室に収容する光ディスクサブシステム装置が提案されている(特許文献1参照)。
この場合、第1室及び第2室夫々で冷却すべき熱量は、光ディスクドライブと電源とを両方冷却する場合よりも小さい。また、第1室における冷却は、光ディスクドライブ外の空気の循環経路の断面積より光ディスクドライブ内の空気の循環経路の断面積を小さくすることによって、光ディスクドライブ内の空気、つまり熱源に直接的に接触している空気の流速を大きくして冷却効果を高めている。更に、循環する空気に接触する放熱器を第1室内に備え、そして、埃、ゴミ等の侵入を抑制しつつ筐体内外の空気を交換して冷却効果を高めている。
また、筐体内部の空気を筐体内面に全体的に接触させつつ循環させて、筐体内部の空気が有する熱を筐体に吸熱させ、筐体外面全体に設けた放熱器で放熱する電子機器が開示されている(特許文献2参照)。
この場合、放熱器が大きいため、筐体内部の空気が効率よく冷却される。
特開2002−258987号公報
特開平8−102180号公報
この場合、放熱器が大きいため、筐体内部の空気が効率よく冷却される。
しかしながら、特許文献1の光ディスクサブシステム装置は、光ディスクドライブの筐体の外側に更に筐体を備えることによって、密閉性を保持しつつ空気の循環経路を設けている。しかも、光ディスクドライブ内の空気の循環経路の断面積より光ディスクドライブ外の空気の循環経路の断面積を大きくしている。このため、熱源冷却機構が大型である。
また、光ディスクサブシステム装置が備える放熱器は光ディスクサブシステム装置の筐体内部に配されているため、放熱効率は低いと考えられる。
また、光ディスクサブシステム装置が備える放熱器は光ディスクサブシステム装置の筐体内部に配されているため、放熱効率は低いと考えられる。
一方、特許文献2の電子機器は、筐体外面全体に放熱器を設けているため、熱源冷却機構が大型であり、筐体外面の放熱器に熱を効率よく熱を伝達させるためには、筐体の熱伝導率が高い(例えば金属製である)必要があり、筐体の材質が制限される。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、筐体内部の空気が通過する通気管の内部に吸熱部を配し、筐体内部の空気に通気管を通過させる送風機を通気管に配することにより、熱源に対する埃、塵、ゴミ等の侵入を抑制しつつ、筐体の材質に制限を設けることなしに効率よく熱源を冷却することができる小型の熱源冷却機構及び電気機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、通気管内部の吸熱部が吸熱した熱を排熱する排熱部を通気管外部に配することにより、更に効率よく熱源を冷却することができる熱源冷却機構及び電気機器を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、送風機の近傍に吸熱部を配することにより、更に効率よく熱源を冷却することができる熱源冷却機構を提供することにある。
本発明に係る熱源冷却機構は、筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構において、前記筐体の外部に設けられ、前記筐体の内部の空気が通過するよう両端部が前記筐体に連結されている通気管と、該通気管の内部に配され、該通気管を通過する空気が有する熱を吸熱する吸熱部と、前記通気管に配されて、前記筐体の内部から前記通気管の内部へ又は該内部から前記筐体の内部へ送風する送風機とを備えることを特徴とする。
本発明に係る熱源冷却機構は、前記通気管の外面部に配され、前記吸熱部と一体的に設けられて、該吸熱部が吸熱した熱を排熱する排熱部を備えることを特徴とする。
本発明に係る熱源冷却機構は、前記吸熱部は、前記送風機の近傍に配してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、熱源が収納された内側筐体、及び該内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構を内蔵する外側筐体と、該外側筐体の内部から外部へ送風する送風機とを備える電気機器であって、前記熱源冷却機構は本発明の熱源冷却機構であり、前記筐体は前記内側筐体であり、前記熱源冷却機構が有する通気管と、前記送風機とが対向配置してあることを特徴とする。
本発明に係る電気機器は、熱源が収納された内側筐体、及び該内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構を内蔵する外側筐体と、該外側筐体の内部から外部へ送風する送風機とを備える電気機器であって、前記熱源冷却機構は本発明の熱源冷却機構であり、前記筐体は前記内側筐体であり、前記熱源冷却機構が有する排熱部と、前記送風機とが対向して接近配置してあることを特徴とする。
本発明にあっては、熱源を収納している筐体の外部に通気管が配してある。この通気管の両端部は、筐体内部の空気が通気管内部を通過するよう筐体に連結されている。
また、通気管に送風機が配されて、筐体内部から通気管内部へ送風するか、又は通気管内部から筐体内部へ送風するため、筐体内部の空気が通気管内部を積極的に通過する。
通気管の内部には、通気管を通過する空気が有する熱を吸熱する吸熱部が配されている。
また、通気管に送風機が配されて、筐体内部から通気管内部へ送風するか、又は通気管内部から筐体内部へ送風するため、筐体内部の空気が通気管内部を積極的に通過する。
通気管の内部には、通気管を通過する空気が有する熱を吸熱する吸熱部が配されている。
送風機の送風によって、空気は筐体内部と通気管内部とを循環する。
この場合、筐体内部の空気は、筐体に収納された熱源の熱を吸熱する。吸熱した空気は送風機によって通気管内部を通過し、通気管内部の通過中に吸熱部に吸熱されることによって放熱する。そして、通気管内部で放熱した空気が、筐体に収納された熱源の熱を吸熱することを繰り返す。このため、熱源が効率よく冷却される。
この場合、筐体内部の空気は、筐体に収納された熱源の熱を吸熱する。吸熱した空気は送風機によって通気管内部を通過し、通気管内部の通過中に吸熱部に吸熱されることによって放熱する。そして、通気管内部で放熱した空気が、筐体に収納された熱源の熱を吸熱することを繰り返す。このため、熱源が効率よく冷却される。
更に、本発明にあっては、熱源が収納された筐体を内側筐体とし、この内側筐体を外側筐体に内蔵する。外側筐体には、内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構も内蔵される。
また、外側筐体には、外側筐体の内部から外部へ送風する送風機が配されている。この送風機は、例えば外側筐体に内蔵された熱源を冷却する。この熱源は、内側筐体に収納された熱源でもよく、該熱源以外の熱源でもよい。
外側筐体に配された送風機は、熱源冷却機構が有する通気管と対向配置してある。
また、外側筐体には、外側筐体の内部から外部へ送風する送風機が配されている。この送風機は、例えば外側筐体に内蔵された熱源を冷却する。この熱源は、内側筐体に収納された熱源でもよく、該熱源以外の熱源でもよい。
外側筐体に配された送風機は、熱源冷却機構が有する通気管と対向配置してある。
通気管内部の吸熱部が吸熱した熱は、例えば通気管を介して通気管外部の空気に吸熱され、吸熱した空気は、送風機によって外側筐体の外部へ排出される。また、内側筐体に収納された熱源以外の熱源から吸熱した空気も、送風機によって外側筐体の外部へ排出される。このため、外側筐体に内蔵された熱源が効率よく冷却される。
本発明にあっては、吸熱部が吸熱した熱を排熱すべく、通気管内部の吸熱部に一体的に設けられた排熱部が、通気管の外面部に配してある。
送風機の送風によって、空気は筐体内部と通気管内部とを循環する。
この場合、筐体内部の空気は、筐体に収納された熱源の熱を吸熱する。吸熱した空気は送風機によって通気管内部を通過し、通気管内部の通過中に吸熱部に吸熱されることによって放熱する。更に、吸熱した吸熱部は排熱部に熱が伝導することによって放熱し、排熱部は伝導された熱を排熱する。そして、通気管内部で放熱した空気が、筐体に収納された熱源の熱を吸熱することを繰り返す。このため、熱源が更に効率よく冷却される。
送風機の送風によって、空気は筐体内部と通気管内部とを循環する。
この場合、筐体内部の空気は、筐体に収納された熱源の熱を吸熱する。吸熱した空気は送風機によって通気管内部を通過し、通気管内部の通過中に吸熱部に吸熱されることによって放熱する。更に、吸熱した吸熱部は排熱部に熱が伝導することによって放熱し、排熱部は伝導された熱を排熱する。そして、通気管内部で放熱した空気が、筐体に収納された熱源の熱を吸熱することを繰り返す。このため、熱源が更に効率よく冷却される。
更に、本発明にあっては、熱源が収納された筐体を内側筐体とし、この内側筐体を外側筐体に内蔵する。外側筐体には、内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構も内蔵される。
また、外側筐体には、外側筐体の内部から外部へ送風する送風機が配されている。この送風機は、熱源冷却機構が有する通気管の外面部に配してある排熱部と対向配置してある。
通気管内部の吸熱部が吸熱した熱は、排熱部によって通気管外部の空気(具体的には排熱部近傍の空気)へ排熱され、排熱された熱を吸熱した空気は、排熱部に対向配置された送風機によって外側筐体の外部へ排出される。このため、外側筐体に内蔵された熱源が効率よく冷却される。
また、外側筐体には、外側筐体の内部から外部へ送風する送風機が配されている。この送風機は、熱源冷却機構が有する通気管の外面部に配してある排熱部と対向配置してある。
通気管内部の吸熱部が吸熱した熱は、排熱部によって通気管外部の空気(具体的には排熱部近傍の空気)へ排熱され、排熱された熱を吸熱した空気は、排熱部に対向配置された送風機によって外側筐体の外部へ排出される。このため、外側筐体に内蔵された熱源が効率よく冷却される。
本発明にあっては、送風機が筐体内部から通気管内部へ送風する場合、筐体内部の熱を吸熱した空気が、送風機近傍の吸熱部へ高速で送風され、前記空気が吸熱部に当接し易い。つまり、高温の空気が、筐体内部から吸熱部へ効率よく送風される。
逆に、送風機が通気管内部から筐体内部へ送風する場合、送風機近傍の吸熱部に吸熱された空気が高速で筐体内部へ送風される。つまり、低温の空気が、吸熱部から筐体内部へ効率よく送風される。
逆に、送風機が通気管内部から筐体内部へ送風する場合、送風機近傍の吸熱部に吸熱された空気が高速で筐体内部へ送風される。つまり、低温の空気が、吸熱部から筐体内部へ効率よく送風される。
本発明の熱源冷却機構による場合、熱源を収容している筐体の外部に通気管が配してあるため、熱源を収納している筐体の外部に更に筐体を配する場合より熱源冷却機構を小型化することができる。
また、吸熱部は通気管内部に配してあるため、筐体外面全体に放熱器を設ける場合より熱源冷却機構を小型化することができる。
また、吸熱部は通気管内部に配してあるため、筐体外面全体に放熱器を設ける場合より熱源冷却機構を小型化することができる。
更に、通気管内部の吸熱部によって、筐体内部を循環する空気が吸熱し、通気管内部で放熱するため、筐体に収容された熱源を効率よく冷却することができる。
更にまた、送風機の送風によって、空気は筐体内部と通気管内部とを循環し、筐体外部への送風及び筐体外部からの送風は行なわないため、筐体の密閉性を向上させることができ、筐体外部から筐体内部への埃、塵、ゴミ等の侵入を抑制することができる。
更にまた、送風機の送風によって、空気は筐体内部と通気管内部とを循環し、筐体外部への送風及び筐体外部からの送風は行なわないため、筐体の密閉性を向上させることができ、筐体外部から筐体内部への埃、塵、ゴミ等の侵入を抑制することができる。
また、吸熱部の熱伝導率が高ければよいため、例えば筐体の熱伝導率は問わない。このため、熱源の冷却のために、筐体の素材が制限されることはない。
更にまた、筐体外部に通気管が配してあるため、通気管及び吸熱部が筐体内部のレイアウトを阻害することはない。
更にまた、筐体外部に通気管が配してあるため、通気管及び吸熱部が筐体内部のレイアウトを阻害することはない。
更に、本発明の電気機器による場合、本発明の熱源冷却機構が備える吸熱部が吸熱した熱を、外側筐体の送風機によって効率よく放熱することができる。
本発明の熱源冷却機構による場合、通気管内部の吸熱部及び通気管外面部の排熱部によって、筐体内部を循環する空気が吸熱し、通気管内部で放熱し、更に、通気管外面部の排熱部によって、通気管内部で放熱された熱が筐体外部へ放熱されるため、筐体に収容された熱源を効率よく冷却することができる。
また、排熱部は通気管外面部に配してあるため、筐体外面全体に放熱器を設ける場合より熱源冷却機構を小型化することができる。
更にまた、吸熱部及び排熱部の熱伝導率が高ければよいため、筐体、通気管等の熱伝導率は問わない。このため、熱源の冷却のために筐体、通気管等の素材が制限されることはない。
また、排熱部は通気管外面部に配してあるため、筐体外面全体に放熱器を設ける場合より熱源冷却機構を小型化することができる。
更にまた、吸熱部及び排熱部の熱伝導率が高ければよいため、筐体、通気管等の熱伝導率は問わない。このため、熱源の冷却のために筐体、通気管等の素材が制限されることはない。
更に、本発明の電気機器による場合、本発明の熱源冷却機構が備える排熱部が排熱した熱を、外側筐体の送風機によって効率よく放熱することができる。
本発明の熱源冷却機構による場合、吸熱部近傍の送風機によって吸熱部に対する空気の送風が効率よく行なわれるため、更に効率よく放熱することができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2が内蔵された記録再生装置3の構成を示す水平断面図であり、熱源冷却機構1の水平断面図及び光ディスクドライブ2の水平部分断面図を含む。また、図2は、図1におけるII−II線の断面図である。
記録再生装置3は本発明に係る電気機器であり、光ディスクドライブ2を搭載しているDVDレコーダである。
記録再生装置3は、直方体状の筐体(以下、装置筐体という)31を備え、装置筐体31に、光ディスクドライブ2と、熱源冷却機構1とを内蔵している。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2が内蔵された記録再生装置3の構成を示す水平断面図であり、熱源冷却機構1の水平断面図及び光ディスクドライブ2の水平部分断面図を含む。また、図2は、図1におけるII−II線の断面図である。
記録再生装置3は本発明に係る電気機器であり、光ディスクドライブ2を搭載しているDVDレコーダである。
記録再生装置3は、直方体状の筐体(以下、装置筐体という)31を備え、装置筐体31に、光ディスクドライブ2と、熱源冷却機構1とを内蔵している。
光ディスクドライブ2は、筐体21と、DVDであるディスクDを上側から載置されて回転可能に支持するスピンドルモータ22と、ディスクDに対する映像データ、音声データ等の読み書きを行なう光ピックアップ部23と、ディスクDを筐体21内に出し入れするためのディスクトレイ24とを備える。
筐体21は、底部と側壁部とを有する底側筐体211に、前記底部に対向する蓋部と前記側壁部の外側に密着する側壁部とを有する蓋側筐体212を取り付けてなる直方体状であり、スピンドルモータ22、光ピックアップ部23及びディスクトレイ24は筐体21に収容されている。
筐体21の正面は記録再生装置3の装置筐体31の正面31aの内側に対向配置されている。このため、筐体21の背面である底側筐体211及び蓋側筐体212夫々の背壁部211a,212aは、記録再生装置3の背面31bの内側に対向配置されている。
筐体21の正面は記録再生装置3の装置筐体31の正面31aの内側に対向配置されている。このため、筐体21の背面である底側筐体211及び蓋側筐体212夫々の背壁部211a,212aは、記録再生装置3の背面31bの内側に対向配置されている。
筐体21は、記録再生装置3の正面31aにて開閉する図示しない開閉部が開放(即ち筐体21が開放)されると共にディスクトレイ24が筐体21外部へ突出し、また、ディスクトレイ24が筐体21内部へ格納されて前記開閉部が閉鎖(即ち筐体21が閉鎖)されるように構成してある。
筐体21は、筐体21が閉鎖されている場合、略密閉状態である。このため、筐体21内に外部から埃、塵、ゴミ等が侵入してスピンドルモータ22、光ピックアップ部23、筐体21に収納されたディスクD等に付着することが抑制されている。
筐体21は、筐体21が閉鎖されている場合、略密閉状態である。このため、筐体21内に外部から埃、塵、ゴミ等が侵入してスピンドルモータ22、光ピックアップ部23、筐体21に収納されたディスクD等に付着することが抑制されている。
スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23は熱源であり、適宜の冷却を要する。このため、光ディスクドライブ2には、熱源を冷却する熱源冷却機構1が光ディスクドライブ2背部に外側から取り付けられるようにして備えられている。
熱源冷却機構1は、通気管11と、ヒートシンク12と、送風機13とを備える。
熱源冷却機構1は、通気管11と、ヒートシンク12と、送風機13とを備える。
通気管11は、断面形状が矩形状の筒状であり、平面視が略U字状であって、背壁部211a,212aに沿って背壁部211a,212aの外側に配してある。
また、通気管11は、通気管11の一端部である入口11aが背壁部211a,212aの水平方向一側を貫通して開口し、通気管11の他端部である出口11bが背壁部211a,212aの水平方向他側を貫通して開口している。ただし、通気管11の存在によって筐体21の密閉性が損なわれることはない。
通気管11の入口11aには、筐体21の内部から通気管11の内部へ送風する送風機13が配されている。つまり、送風機13は吸気側が筐体21内部に向けて、排気側が通気管11内部に向けて配されている。
また、通気管11は、通気管11の一端部である入口11aが背壁部211a,212aの水平方向一側を貫通して開口し、通気管11の他端部である出口11bが背壁部211a,212aの水平方向他側を貫通して開口している。ただし、通気管11の存在によって筐体21の密閉性が損なわれることはない。
通気管11の入口11aには、筐体21の内部から通気管11の内部へ送風する送風機13が配されている。つまり、送風機13は吸気側が筐体21内部に向けて、排気側が通気管11内部に向けて配されている。
このようにして通気管11は、通気管11内部を筐体21の内部の空気が通過可能としてある。特に、送風機13が作動している場合、筐体21の内部の空気は通気管11内部を積極的に通過する。
ヒートシンク12は熱伝導率が高い金属製であり、通気管11を通過する空気が有する熱を吸熱する吸熱部121と、吸熱部121が吸熱した熱を排熱する排熱部122とを一体に成型してある。ヒートシンク12は、通気管11の背面31b側の壁部を貫通して通気管11に固定してある。ただし、ヒートシンク12の存在によって通気管11の密閉性が損なわれることはない。また、ヒートシンク12のサイズは、熱源が発する熱量に応じて決定する。
吸熱部121は通気管11の内部、更に詳細には通気管11内部の送風機13排気側近傍に配されている。このために、吸熱部121は通気管11の長手方向中央部よりも入口11a側に配されている。
吸熱部121には、筐体21の正面−背面方向に並置された複数本(本実施の形態では4本)の通気孔12b,12b,…が形成されている。通気孔12b,12b,…の両側面は水平方向に凹凸を有する(波打つ)ように形成されており、このために、各通気孔12b,12b間に配された3枚の隔壁12a,12a,…は水平方向に波打つように形成されている。
吸熱部121には、筐体21の正面−背面方向に並置された複数本(本実施の形態では4本)の通気孔12b,12b,…が形成されている。通気孔12b,12b,…の両側面は水平方向に凹凸を有する(波打つ)ように形成されており、このために、各通気孔12b,12b間に配された3枚の隔壁12a,12a,…は水平方向に波打つように形成されている。
通気管11内部を通過する空気は、通気孔12b,12b,…の何れか一つを通過し、通気孔12b,12b,…の通過中に、前記空気が有する熱は、吸熱部121に吸熱される。ここで、通気孔12b,12b,…の波打ちは、通気孔12b,12b,…内を通過する空気と吸熱部121との接触面積を増大させて吸熱効率を向上させる効果を有する。
排熱部122は通気管11の外面部(筐体21外部及び通気管11外面であり装置筐体31内部)に配され、吸熱部121の通気管11外面側から記録再生装置3の背面31b側へ突出する複数枚(本実施の形態では8枚)の排熱板12c,12c,…で構成されている。各排熱板12cは、装置筐体31内部の空気と広い表面積で接触するため排熱効率が高い。
記録再生装置3は、記録再生装置3を制御する図示しないCPU、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23、図示しない電源等の熱源を冷却するために、装置筐体31の内部から外部へ(図1中白抜矢符3a,3b方向へ)送風する送風機(以下、装置送風機という)32を、装置筐体31の背面31bに備える。つまり、装置送風機32は吸気側が装置筐体31内部に向けて、排気側が装置筐体31外部に向けて配されている。
装置送風機32の吸気側と、熱源冷却機構1が有する排熱部122の排熱板12c,12c,…とは、対向して接近配置してある。
装置送風機32の吸気側と、熱源冷却機構1が有する排熱部122の排熱板12c,12c,…とは、対向して接近配置してある。
ところで、送風機13、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23は、少なくとも筐体21が開放されている場合は作動せず、作動中に筐体21が開放された場合は停止するように構成されている。このため、筐体21が開放されて筐体21の密閉性が低下している場合に送風機13が作動することによる筐体21内部の空気の攪拌は行なわれない。このため、筐体21が開放時に筐体21内に外部から埃、ゴミ等が侵入することが抑制されている。
筐体21が開放されている場合はスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が停止しているため、送風機13を作動させてスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23を冷却する必要がない。つまり、筐体21の開放時に送風機13を停止させることに問題はない。
筐体21が開放されている場合はスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が停止しているため、送風機13を作動させてスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23を冷却する必要がない。つまり、筐体21の開放時に送風機13を停止させることに問題はない。
以上のような熱源冷却機構1は、送風機13の送風によって、筐体21内部の空気を筐体21内部と通気管11内部との間で循環させる(図1中白抜矢符41〜45)。
この場合、筐体21内部の空気は、筐体21に収納された熱源であるスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱する。吸熱した高温の空気は送風機13によって入口11aを通過し通気管11内部に取り込まれる(白抜矢符41)。
この場合、筐体21内部の空気は、筐体21に収納された熱源であるスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱する。吸熱した高温の空気は送風機13によって入口11aを通過し通気管11内部に取り込まれる(白抜矢符41)。
通気管11内部に取り込まれた高温の空気は、送風機13近傍の吸熱部121へ高速で送風されて吸熱部121に容易に当接し(白抜矢符42)、通気孔12b,12b,…の通過中に吸熱部121によって吸熱されることによって放熱し、低温の空気となる(白抜矢符43)。
そして、通気管11内部で放熱された低温の空気が、通気管11を更に通過して(白抜矢符44)、出口11bを介して筐体21内へ送風され(白抜矢符45)、筐体21に収納されたスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱することを繰り返す。このため、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が効率よく冷却される。
そして、通気管11内部で放熱された低温の空気が、通気管11を更に通過して(白抜矢符44)、出口11bを介して筐体21内へ送風され(白抜矢符45)、筐体21に収納されたスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱することを繰り返す。このため、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が効率よく冷却される。
吸熱し、高温となった吸熱部121は排熱部122に熱が伝導することによって放熱し、低温となる。このため、新たな空気が通気孔12b,12b,…の通過した場合にこの空気の熱を十分に吸熱することができる。
吸熱部121から熱が伝導されて高温となった排熱部122は、排熱部122近傍の空気に熱が伝導することによって排熱し、低温となる。このため、吸熱部121に新たに吸熱した場合に、この熱が排熱部122へ迅速に伝導する。
吸熱部121から熱が伝導されて高温となった排熱部122は、排熱部122近傍の空気に熱が伝導することによって排熱し、低温となる。このため、吸熱部121に新たに吸熱した場合に、この熱が排熱部122へ迅速に伝導する。
排熱部122から排熱された熱を吸熱し、高温となった空気は、装置送風機32によって装置筐体31の外部へ排出され、このとき、装置筐体31の外部から、低温の空気が装置筐体31の内部へ取り込まれる。
この結果、装置筐体31内部は適切な温度以下に保たれる。
この結果、装置筐体31内部は適切な温度以下に保たれる。
また、熱源冷却機構1は、熱源冷却機構1自体の密閉性が高く、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の冷却時に筐体21外部との空気の遣り取りを行なわないため、埃、ゴミ等の筐体21内への侵入を抑制することができる。
更に、熱源冷却機構1は、筐体21の背部に通気管11が取り付けられ、この通気管11にヒートシンク12及び送風機13が設けられている小型のものである。しかも、筐体21の外部に配してあるため筐体21内部のレイアウトを阻害することがない。
なお、本発明の電気機器は、熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2が内蔵された記録再生装置3に限るものではない。例えば、本発明の熱源冷却機構を備える光源ユニットが内蔵されたプロジェクタ、本発明の熱源冷却機構を備えるハードディスクが内蔵されたパーソナルコンピュータ又はサーバ等でもよい。
本実施の形態の熱源冷却機構1は、ディスクDの回転によって生じる空気流が筐体21内部の空気の循環を助長するため更に冷却効率が高い。しかしながら、送風機13によって十分に空気の循環が生じるため、例えばディスクDの回転による空気流が生じないブルーレイ用ドライブに熱源冷却機構1を備える場合でも、熱源冷却機構1は効率的な冷却と埃、ゴミ等の侵入の抑制とに効果がある。
また、ヒートシンク12は、吸熱部121から排熱部122へ容易に熱が伝導する構成であれば、本実施の形態のような一体成型でなく、別部材として形成された吸熱部121と排熱部122とを連結してもよい。また、排熱部122を備えず、例えば金属製の通気管11をヒートシンク12の一部となして排熱してもよい。この場合、熱源冷却機構1が更に小型化される。
更に、吸熱部121と送風機13との距離を離隔させてもよく、送風機13の吸気−排気方向を逆方向にしてもよく、送風機13を出口11bに配してもよい。また、送風機13を通気管11の内部に配する構成でもよい。ただし、送風機13を通気管11の端部である入口11aに配する場合は通気管11の内部に配する場合よりも通気管11に対する空気の流入出が円滑である。
更に、吸熱部121と送風機13との距離を離隔させてもよく、送風機13の吸気−排気方向を逆方向にしてもよく、送風機13を出口11bに配してもよい。また、送風機13を通気管11の内部に配する構成でもよい。ただし、送風機13を通気管11の端部である入口11aに配する場合は通気管11の内部に配する場合よりも通気管11に対する空気の流入出が円滑である。
実施の形態 2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2の構成を示す水平断面図である。また、図4は、図3におけるIV−IV線の断面図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の光ディスクドライブ2の底側筐体211の底部内面に、風向部25,26が追加されている。
風向部25,26夫々は、筐体21内部の空気を所定の方向に案内するよう底側筐体211の底部内面に一体に設けられた平面視U字状の凸条部であり、風向部25が風向部26の外側に配されている。
図3は、本発明の実施の形態2に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2の構成を示す水平断面図である。また、図4は、図3におけるIV−IV線の断面図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の光ディスクドライブ2の底側筐体211の底部内面に、風向部25,26が追加されている。
風向部25,26夫々は、筐体21内部の空気を所定の方向に案内するよう底側筐体211の底部内面に一体に設けられた平面視U字状の凸条部であり、風向部25が風向部26の外側に配されている。
スピンドルモータ22は平面視時計周りに回転し、このためスピンドルモータ22に支持されたディスクDも平面視時計周り(図3中矢符2a方向)に回転する。
出口11bを介して筐体21内へ送風された空気は(白抜矢符45)、風向部25,26に案内されて平面視時計周りに移動する(白抜矢符46)。このとき、回転するディスクDが平面視時計周りの空気流を発生させるため、筐体21内部の空気の平面視時計周りの移動を助長する。このようにして平面視時計周りに循環する筐体21内部の空気は、筐体21に収納されたスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱し、送風機13によって入口11aを通過し通気管11内部に取り込まれる(白抜矢符41)。
以上の結果、熱源冷却機構1においては、送風機13の送風によって、筐体21内部の空気が筐体21内部と通気管11内部との間で平面視時計周りに確実に循環され(図3中白抜矢符41〜46)、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が更に効率よく冷却される。
その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態 3.
図5は、本発明の実施の形態3に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2の構成を示す水平断面図である。また、図6は、図5におけるVI−VI線の断面図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の光ディスクドライブ2の底側筐体211の底部内面に、風向板271,271,272,272,281,282,283が追加されている。
風向板271,271,272,272,281,282,283は、筐体21内部の空気を所定の方向に案内するよう底側筐体211の底部内面に立設された板部である。
図5は、本発明の実施の形態3に係る熱源冷却機構1を備える光ディスクドライブ2の構成を示す水平断面図である。また、図6は、図5におけるVI−VI線の断面図である。
本実施の形態においては、実施の形態1の光ディスクドライブ2の底側筐体211の底部内面に、風向板271,271,272,272,281,282,283が追加されている。
風向板271,271,272,272,281,282,283は、筐体21内部の空気を所定の方向に案内するよう底側筐体211の底部内面に立設された板部である。
風向板271,271は入口11a側へ循環してきた筐体21内部の空気が確実に入口11aへ進入するよう互いに略平行に入口11a近傍に配されている。一方、風向板272,272は出口11bを介して筐体21内へ送風された空気が確実に筐体21内部(具体的には筐体21の正面側)へ進出するよう互いに略平行に出口11b近傍に配されている。
更に、風向板281,282,283は、筐体21の正面側へ移動してきた空気が確実に筐体21の背面側へ移動するよう、ディスクDの配置範囲を取り囲むようにして筐体21の正面近傍に配されている。
更に、風向板281,282,283は、筐体21の正面側へ移動してきた空気が確実に筐体21の背面側へ移動するよう、ディスクDの配置範囲を取り囲むようにして筐体21の正面近傍に配されている。
出口11bを介して筐体21内へ送風された空気は(白抜矢符45)、風向板272,272に案内されて平面視時計周りに移動する(白抜矢符46)。このとき、回転するディスクDが平面視時計周りの空気流を発生させ、しかも平面視時計周りに移動する空気流が風向板281,282,283に案内されるため、筐体21内部の空気の平面視時計周りの移動が助長される。このようにして平面視時計周りに循環する筐体21内部の空気は、筐体21に収納されたスピンドルモータ22及び光ピックアップ部23の熱を吸熱し、風向板271,271に案内されつつ送風機13によって入口11aを通過し通気管11内部に取り込まれる(白抜矢符41)。
以上の結果、熱源冷却機構1においては、送風機13の送風によって、筐体21内部の空気が筐体21内部と通気管11内部との間で平面視時計周りに確実に循環され(図3中白抜矢符41〜46)、スピンドルモータ22及び光ピックアップ部23が更に効率よく冷却される。
その他、実施の形態1,2に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
なお、風向板271,271,272,272,281,282,283は、蓋側筐体212から垂下していてもよい。
1 熱源冷却機構
11 通気管
12 ヒートシンク
121 吸熱部
122 排熱部
13 送風機
21 筐体(内側筐体)
22 スピンドルモータ(熱源)
23 光ピックアップ部(熱源)
3 記録再生装置(電気機器)
31 装置筐体(外側筐体)
32 装置送風機(送風機)
11 通気管
12 ヒートシンク
121 吸熱部
122 排熱部
13 送風機
21 筐体(内側筐体)
22 スピンドルモータ(熱源)
23 光ピックアップ部(熱源)
3 記録再生装置(電気機器)
31 装置筐体(外側筐体)
32 装置送風機(送風機)
Claims (5)
- 筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構において、
前記筐体の外部に設けられ、前記筐体の内部の空気が通過するよう両端部が前記筐体に連結されている通気管と、
該通気管の内部に配され、該通気管を通過する空気が有する熱を吸熱する吸熱部と、
前記通気管に配されて、前記筐体の内部から前記通気管の内部へ又は該内部から前記筐体の内部へ送風する送風機と
を備えることを特徴とする熱源冷却機構。 - 前記通気管の外面部に配され、前記吸熱部と一体的に設けられて、該吸熱部が吸熱した熱を排熱する排熱部を備えることを特徴とする請求項1に記載の熱源冷却機構。
- 前記吸熱部は、前記送風機の近傍に配してあることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱源冷却機構。
- 熱源が収納された内側筐体、及び該内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構を内蔵する外側筐体と、
該外側筐体の内部から外部へ送風する送風機と
を備える電気機器であって、
前記熱源冷却機構は請求項1乃至3の何れかひとつに記載の熱源冷却機構であり、前記筐体は前記内側筐体であり、
前記熱源冷却機構が有する通気管と、前記送風機とが対向配置してあることを特徴とする電気機器。 - 熱源が収納された内側筐体、及び該内側筐体に収納された熱源を冷却する熱源冷却機構を内蔵する外側筐体と、
該外側筐体の内部から外部へ送風する送風機と
を備える電気機器であって、
前記熱源冷却機構は請求項2に記載の熱源冷却機構であり、前記筐体は前記内側筐体であり、
前記熱源冷却機構が有する排熱部と、前記送風機とが対向して接近配置してあることを特徴とする電気機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006011495A JP2007193895A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 熱源冷却機構及び電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006011495A JP2007193895A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 熱源冷却機構及び電気機器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007193895A true JP2007193895A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38449467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006011495A Pending JP2007193895A (ja) | 2006-01-19 | 2006-01-19 | 熱源冷却機構及び電気機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007193895A (ja) |
-
2006
- 2006-01-19 JP JP2006011495A patent/JP2007193895A/ja active Pending
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