JP2007192772A - 携帯端末の位置検出方法、携帯端末の位置検出システム及び携帯端末を利用したセキュリティシステム - Google Patents

携帯端末の位置検出方法、携帯端末の位置検出システム及び携帯端末を利用したセキュリティシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 屋内であっても携帯端末の位置を検出する位置検出システムを得る。
【解決手段】 携帯端末が発信する電波を受信する受信機を屋内に複数配置した受信機網と、前記受信機網と前記携帯電話とにネットワークを介して接続され前記携帯端末の位置を管理する管理端末とを有し、管理端末は、コマンドを受信した受信時刻と前記コマンドを受信した前記携帯端末のIDとを通知をさせるコマンドを送信し、前記コマンドを受信した前記携帯端末は、受信時刻と自己の携帯端末IDとからなる受信通知を前記管理端末に対して送信し、前記携帯端末が送信した前記受信通知の電波を検知した受信機は、前記電波を検知した検知時刻と自己の受信機IDとからなる検知通知を前記管理端末に送信し、前記管理端末は、受信時刻と携帯端末IDと、検知時刻と前記受信機IDとに基づいて前記携帯端末の位置を特定するようにした。
【選択図】 図1

Description

この発明は、携帯端末の位置検出方法、携帯端末の位置検出システム及び携帯端末を利用したセキュリティシステムに関するものである。詳しくは、屋内であっても携帯端末の位置を検出することを可能とする携帯端末の位置検出方法、携帯端末の位置検出システム及び携帯端末を利用したセキュリティシステムに関するものである。
従来、携帯可能で緊急時に現在位置を通報できる現在位置通報装置及びそのシステムとして、携帯端末がGPS衛星からの情報に基づき現在位置を算出し、算出した現在位置情報を監視センターに送信する現在位置通報装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−180286号公報(第9頁、第2図)
しかしながら、従来のGPS衛星からの情報により現在位置を算出して算出結果を監視センター等に送信する場合、GPS衛星からの信号が届き難い屋内においては位置精度が劣化するという課題がある。
例えばGPS機能が付いたGPS機能付携帯電話では、屋外であれば約10m以下の精度で自己の現在位置を算出することができるが、屋内ではGPS衛星からの情報の受信状態が悪くなり、測位精度が極端に劣化するという課題があった。
このため、管理装置において、屋外と共に屋内も巡回して警備する警備員の位置を常時把握しておくことが必要なセキュリティシステムなどのシステムにおいては、警備員にGPS機能付携帯電話を携帯させるだけでは、位置の把握が十分にできなかった。
この発明は係る課題を解決するためになされたものであり、屋内であっても携帯端末の位置を特定することが可能となる携帯端末の位置検出方法及び携帯端末の位置検出システムを提供することを目的とする。
この発明に係る位置検出システムは、携帯端末が発信する電波を受信する受信機を屋内に複数配置した受信機網と、前記受信機網と前記携帯電話とにネットワークを介して接続され前記携帯端末の位置を管理する管理端末と、を有する携帯端末の位置検出システムであって、前記管理端末は、位置を検出する携帯端末に対して、コマンドを受信した受信時刻と前記コマンドを受信した前記携帯端末のIDとを前記管理端末に対して通知をさせる文字列からなるコマンドを送信し、前記コマンドを受信した前記携帯端末は、前記コマンドを受信した受信時刻と自己の携帯端末IDとからなる受信通知を前記管理端末に対して送信し、前記携帯端末が送信した前記受信通知の電波を検知した受信機は、前記電波を検知した検知時刻と自己の受信機IDとからなる検知通知を前記管理端末に送信し、前記管理端末は、前記受信時刻と前記携帯端末IDと、前記検知時刻と前記受信機IDとに基づいて前記携帯端末の位置を特定するようにした。
この発明によれば、屋内であっても携帯端末の位置を検出することが可能となる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における位置情報システムの構成を説明する図である。
管理端末10は携帯電話30の位置を管理する端末であり、携帯電話基地局20を介して、位置検索の対象である携帯電話30に対し文字列からなるメール101を送信する。メール101で送られた文字列は、文字列で指定した処理を携帯電話30に実行させるコマンド(命令)となる。コマンドの内容については後で説明する。管理端末10は、携帯電話30が発信する受信通知102を、携帯電話基地局20を介して受信する。受信通知102の内容については後で説明する。
携帯電話30は、携帯電話基地局20を介して管理端末10からのメール101を受信する。携帯電話30はメール101で送信された文字列からなるコマンドを解読し、コマンドに応じて処理した結果を受信通知102として、携帯電話基地局20を介して管理端末10に返信する。
小型受信機40は、例えば、オフィスビルのような建物の各フロアーの部屋毎に設置される。小型受信機の設置場所はオフィスビルに限らず工場のような建物であってもよく、携帯電話を携帯する人の居場所を特定したい場所に設置する。小型受信機40は携帯電話30が発する周波数帯の電波をモニタすることで、携帯電話30が発信する電波の有無を検知する。小型受信機40は携帯電話が発した電波を検知すると、検知通知103を構内LANやインターネットなどのネットワークを介して管理端末10に送信する。
図2に管理端末10、携帯電話30、小型受信機40の構成図を示す。
図2において、管理端末10は第1〜第3のメモリ12〜14を備える。第1のメモリ12は送信先の携帯電話の電話番号、アドレス等を格納する。第2のメモリ13は携帯電話30に対して実行を指示するコマンドのコマンドテーブル18を格納する。第3のメモリ14は携帯端末30からの受信通知102や小型受信機40からの検知通知103を格納する。処理部15は携帯端末30に実行させる処理に対応したコマンド番号をコマンドテーブル18から抽出し、そのコマンド番号を文字列のメールとして相手先の携帯電話に送信する。図3にコマンドテーブル18の一例を示す。コマンドテーブル18の内容については、後ほど説明する。
図2において、携帯電話30は管理端末10との情報の送受を行なう送受信部31、現在時刻を出力する時計32、予め携帯電話に個別に与えられ自己を特定するID番号を記憶する記憶部33、管理端末10からメールで送信された文字列からコマンドの内容を解読し、解読したコマンドに応じた処理を行なうプログラム35を格納する処理部34を備える。送受信部31が管理端末10からメール101を受信すると、処理部34に格納されたプロクラム35がメールで送られたコマンドの内容を解読する。そして、解読したコマンドに対応する処理を実行し、実行結果を受信通知102として管理端末10に送信する。
ここで、携帯電話30はGPS受信機36を搭載してもよい。屋外にいてGPS衛星から測位信号であるGPS信号を受信できる環境では、GPS受信機36はGPS信号に基づいて自己位置を測位することができる。また、測位の過程で得られる時計誤差に基づいて内部の時計32の時刻を校正するようにしてもよい。
図2において、小型受信機40は、管理端末10に対して検知通知103を送信する送受信部41、現在時刻を出力する時計42、予め小型受信機毎に与えられた小型受信機ID番号を記憶する記憶部43、携帯電話30が発する電波を受けて処理を行なう処理部44を備える。送受信部41は携帯電話30が発する電波を常時モニタしており、電波をモニタすることで携帯電話30から受信通知102が発せられたことを検知すると、検知通知103を管理端末10に送信する。検知通知103の内容は後で説明する。
図4に小型受信機40の設置の一例を示す。小型受信機40はオフィスビルのような建物50の各フロアの各々の部屋に設置され、同じ部屋に位置する携帯電話30が発する電波を受信する。各々の小型受信機40は有線又は無線で構内LANやインターネットなどのネットワークと接続され、管理端末10との間で通信を行なう環境にある。
図5は、実施の形態1に係る位置情報システムの動作を説明する図である。図5を用いて実施の形態1の位置情報システムの動作を説明する。
(1)ステップS101(以下、S101という)で、管理端末10は現在位置を探している携帯電話30(ID番号36の携帯電話の位置を特定することにする)のアドレスを送信先として、メールによりコマンド番号を送信する。ここで、管理端末10は、携帯電話にメールを受信した受信時刻と携帯電話のID番号とを返信させるコマンドに対応するコマンド番号(図3の例では、コマンド番号=1)をメール101により送信する。
(2)携帯電話30は、携帯電話基地局20を介してメール101を受信する(S103)。
(3)メール101を受信した携帯電話の処理部34はメールで送られたコマンド番号を認識するプログラムを備え、認識したコマンド番号に応じた処理を行なう(S104)。ここでは受信したコマンド番号が1であるため、処理部34はメール101を受信した受信時刻を時計32から取得すると共に、自己の携帯電話のID番号を記憶部33から取得し、取得した受信時刻と携帯電話のID番号とを受信通知102として管理端末10宛に送信する(S105)。
(4)携帯電話の基地局は、携帯電話からの受信通知を受けて、管理端末10に送信する(S106)。
(5)管理端末10が受信通知102を受信する(S107)。管理端末10は受信通知102で送られた携帯電話ID番号と受信時刻とを第3のメモリ14に記憶する(S108)。
(6)一方、小型受信機40は携帯電話30が発信する受信通知102の電波を常時モニタしている。送受信部41において携帯電話30が発する電波を検出した小型受信機40は、内部に設置された時計42に基づく電波を検出した検出時刻と、予め小型受信機に割り振られた小型受信機のID番号とを、検知信号として携帯電話基地局に送信する(S109)。
(7)検知信号を受信した管理端末10は、検知信号で送信された小型受信機のID番号と検知時刻を、第3のメモリ部14に記憶する(S110)。
図6は、第3のメモリ部14にリスト形式で記憶された受信信号102と検知信号103の情報リスト60の一例である。また、図7は、携帯電話30と小型受信機40が受信通知102及び検知通知103をそれぞれ送信する送信タイミングを模式的に表した図を示す。図6の情報リスト60は、ID番号36の携帯電話30が管理端末10から11時10分10秒にメール101を受信し、管理端末10がID番号36の携帯電話30が送信した受信通知102を11時10分12秒に受信したことを示している。また、管理端末10がID番号が特定できない携帯電話30が発信する受信通知103を11時10分10秒に検知し、管理端末10がID番号1の小型受信機40が送信した検知通知103を11時10分12秒に受信したことを示している。
(8)管理端末10は、情報リスト60に基づき携帯電話30の位置を特定する(S111)。携帯電話30の位置の特定は以下のように行なう。管理端末10は受信通知102を受信すると、情報リスト60の中から携帯電話30がメール101を受信した受信時刻とほぼ同時刻の検知時刻を検索する。次に、検索した検知時刻に対応する小型受信機のID番号を抽出する。管理端末10の処理部15は、位置を探している携帯電話30は抽出したID番号の小型受信機の近傍にいると判断する。図6の情報リスト60の例では、携帯電話ID番号36受信時刻(11:10:10)と、ID番号1の小型受信機から送信された検知通知の検知時刻(11:10:10)とが一致していることから、ID番号36の携帯電話は、ID番号1の小型受信機の場所にいると判断する。
(9)処理部15は、上記フローにより特定したID番号36の携帯電話30の位置を、例えば表示装置(図示せず)上に、「ID番号1の小型受信機の近傍にいることを表示する。
この発明において、屋内に小型受信機を複数箇所設置し、付近に位置する携帯電話が発する電波を検知するようにした。携帯電話の位置情報を管理する管理端末は、位置検索する携帯電話に対して処理コマンドを送信する。そして、携帯電話は、管理端末からの処理コマンドを受けると、携帯電話に備わった処理部は受信した受信時刻と自己の携帯電話のID番号とを管理端末に対して送信する。小型受信機は携帯電話の電波を検知すると、電波を検知した検知時刻と自己の小型受信機のID番号とを管理端末に対して送信する。管理端末は、携帯電話から送信された受信時刻と小型受信機から送信された検知時刻とを比較することにより、管理センタから通信した携帯電話が発信した発信電波を受信した小型受信機を特定するようにした。
以上のようにこの発明によれば、屋内であっても、小型受信機の設置位置により携帯電話の現在位置を特定することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、建物内の携帯電話が1台の場合についての実施例を説明したが、実際には、複数の携帯電話が建物内で使用される。実施の形態2では、複数の携帯電話が建物内で使用されている状況において、指定した携帯電話の位置を特定する。
図8は、実施の形態2における位置情報システムの動作を説明する図である。位置情報システムの構成については、実施の形態1と同じである。実施の形態1と同じ構成、同じステップについては同一の番号を付し説明を省略する。ここでは主に実施の形態1と異なるステップについて説明する。
(1)実施の形態1と同様に管理端末10は、ステップS101〜S110において、位置を検索する携帯電話30に対してコマンドとなるメッセージを送信し、携帯電話30から受信通知102及び小型受信機(ID番号1)40から検知通知103を受信する。
(2)実施の形態2において、S201で、小型受信機(ID番号2)40は検索しようとしている携帯電話とは別の携帯電話30が発する受信通知102を検知して、検知した時刻である検知時刻と小型受信機のID番号とを検知通知103として、管理端末10に送信する。
(3)検知通知103を受信した管理端末10は、検知通知103で送信された携帯電話のID番号と受信時刻を、第3のメモリ内の情報リスト60に記憶する(S108)。図9に情報リスト60の一例を示す。また、図10に、携帯電話30とID番号1、2の小型受信機40が受信通知102及び検知通知103をそれぞれ送信したタイミングを模式的に表した図を示す。図11に、ID番号36の携帯電話30が管理端末10から11時10分10秒にメール101を受信し、管理端末10がID番号36の携帯電話30が送信した受信通知102を11時10分12秒に受信したことを示している。また、小型受信機40が携帯電話30が発信する受信通知103を11時10分10秒に検知し、管理端末10がID番号1の小型受信機40が送信した検知通知103を11時10分12秒に受信したことを示している。また、小型受信機40が携帯電話30が発信する受信通知103を11時10分14秒に検知し、管理端末10がID番号2の小型受信機40が送信した検知通知103を11時10分15秒に受信したことを示している。
(4)管理端末10は、情報リスト60に基づき携帯電話30の位置を特定する(S111)。検索している携帯電話30の位置特定は以下のように行なう。管理端末10は受信通知102を受信すると、情報リスト60の中から携帯電話30がメール101を受信した受信時刻とほぼ同時刻の検知時刻を検索する。図9で示した情報リスト60の例では、ID番号1の小型受信機からの検知通知と、ID番号2の小型受信機からの検知通知の2つの検知通知がリストにあり、このうち、ID番号36の携帯電話からの受信時刻(11:10:10)とほぼ同時刻の検知時刻を検索する。ここでは、ID番号1の小型受信機からの検知時刻(11:10:10)が検索される。次に、検索した検知時刻に対応する小型受信機のID番号を抽出する。ここでは、ID番号1が抽出される。管理端末10の処理部15は、位置を探している携帯電話30は抽出したID番号(ID番号1)の小型受信機の近傍にいると判断する。
このように実施の形態2によれば、複数の携帯端末が屋内にあった場合であっても、小型受信機の設置位置により、検索している携帯電話の位置を誤まることなく特定することができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、複数の携帯端末が建物内にあり、各々の携帯端末が発する受信通知が異なる時刻であった場合の例を示した。実施の形態3では、複数の携帯端末が建物内にあり、各々の携帯端末が発した受信通知がほぼ同時刻であった状況において、指定した携帯電話の位置を特定する。
図11は、実施の形態3における位置情報システムの動作を説明する図である。位置情報システムの構成については、実施の形態2と同じである。実施の形態2と同じ構成、同じステップについては同一の番号を付し説明を省略する。ここでは主に実施の形態2と異なるステップについて説明する。
(1)実施の形態2と同様に管理端末10は、ステップS101〜S110およびステップS201〜S202において、位置を検索する携帯電話30に対してコマンドとなるメッセージを送信し、携帯電話30から受信通知102及びID番号1、2の小型受信機40から検知通知103を受信する。図12に受信リストの一例を示す。また図13に、携帯電話30とID番号1、2の小型受信機40とが、受信通知102及び検知通知103をそれぞれ送信したタイミングを模式的に表した図を示す。実施の形態3では、ID番号1、2の携帯電話が、それぞれ異なる携帯電話からの電波をほぼ同時刻に受信して、受信通知102を送信した場合を想定している。
(2)管理端末10の処理部15は、情報リスト60に基づき携帯電話30の位置を特定する(S111)。特定方法は実施の形態2と同じであり、受信時刻と検知時刻の比較により行なう。図14の例では、受信時刻(11:10:10)と2つの小型受信機(ID番号1、2)からの検知時刻(11:10:10)が同時刻であるため、携帯電話の位置が特定できない。
(3)この場合、管理端末10はステップS101にもどり(S301)、再度、位置を検索する携帯電話に対してメールを送信する処理を行なう(S101)。
(4)以後、S101〜S111の処理を再度行なうことで、受信時刻とほぼ同時刻の検知時刻の小型受信機の絞り込みを行なう。図14の例では、管理端末10からの2回目のメール送信に応じたID番号1の小型受信機が抽出され、検索する携帯電話はID番号1の小型受信機の近傍に位置することがわかる。2回目のメール送信でも携帯電話の位置が特定できないときは、管理端末10は、位置が特定できるまで繰り返しメールの送信を行なう。
このように実施の形態3では、管理端末10が発信したメールに対して、複数台の小型受信機40から、検知時刻がほぼ同時刻の検知通知を受信した場合であっても、管理端末10は繰り返し検索相手である携帯電話にメールを送信することにより、位置を特定することができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、各携帯電話40は管理端末10からメール101を受けて受信通知102を送信していた。実施の携帯4では、位置検索をする携帯電話以外である他の携帯電話が通話中であった状況において、指定した携帯電話の位置を特定する。
図14は、実施の形態2における位置情報システムの動作を説明する図である。図15は、受信リストの一例である。また、図16は、携帯電話30とID番号1、2の小型受信機40とが、受信通知102及び検知通知103をそれぞれ送信したタイミングを模式的に表した図である。位置情報システムの構成については、実施の形態3と同じである。実施の形態3と同じ構成、同じステップについては同一の番号を付し説明を省略する。
図16において、ID番号2の小型受信機は、位置を検索しているID番号36以外の携帯電話が通話により発する電波を受信しており、連続して検知通知102を管理端末10に送信している。このとき、管理端末10の情報リスト60には、ID番号36の携帯電話が発する電波を受信しているID番号1の小型受信機からの検出信号と、ID番号2の小型受信機からの検出信号とが格納されるため、管理端末10はどちらが正しい位置であるか特定することができない。
図16において、管理端末10は携帯電話の位置が特定できないと判断すると(S301)、情報リスト60の中で長時間継続して電波を受信している小型受信機があるかを検索する(S401)。管理端末の処理部15は、長時間継続して電波を受信している小型受信機があると、その小型受信機は通話中の携帯電話の電波を検知していると判断して、受信リストからその小型受信機を削除する(S402)。
次に、処理部15は、削除した受信リストに基づいて位置特定を行なう。図15で示した情報リスト60の例では、ID番号2の小型受信機を情報リスト60から削除する。そして、処理部15はID番号1の小型受信機の位置を携帯電話の位置と特定する。
このように実施の形態5では、通話中の電波を受信している小型受信機を情報リスト60から削除するようにしたので、小型受信機を誤まりなく抽出することができ、検索している携帯電話の位置を確実に特定することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では、複数の小型受信機から検知通知を受けて携帯電話の位置が特定できないときに、通話中の携帯電話があるかを検索したが、実施の形態5では、複数の小型受信機から検知通知を受けて携帯電話の位置が特定できないときに、受信強度の比較により位置を特定する。
図17は、実施の形態5における位置情報システムの動作を説明する図である。位置情報システムの構成については、実施の形態4と同じである。実施の形態4と同じ構成、同じステップについては同一の番号を付し説明を省略する。
図17のS111において、管理端末10は実施の形態4の時と同様に、携帯電話30の位置特定を行なう。ここで、小型受信機40の処理部44は携帯電話から受信した電波の強度を測定し、測定した電波強度を検知通知の一部として送信する。
ここで、管理端末10は、複数の小型受信機から検知信号を受信したためどの小型受信機からの検知信号103が検索している携帯電話のものによるものか特定できないとき、それぞれの小型受信機40から送られてきた検知通知の電波強度の比較を行なう(S501)。そして、最も強い電波を受信した小型受信機を、検索している携帯電話の最も近い位置にある小型受信機であると判断し、携帯電話の位置を特定する。
次に、管理端末10は、S501で判断した小型受信機の位置を携帯電話の位置と特定して、表示装置などに出力する(S112)。
このように実施の形態5では、管理端末10は小型受信機40から携帯電話の電波強度の情報を入手し、電波強度の比較により携帯電話の位置を特定するようにした。これにより、複数の小型受信機から検知通知を受けて携帯電話の位置が特定できないときであっても、検索している携帯電話の位置を誤まることなく、正確に特定することができる。
実施の形態6.
実施の形態5では、複数の小型受信機から検知通知を受けて携帯電話の位置が特定できないときに、受信強度の比較により位置を特定するようにした。実施の形態6では、管理装置10が発信するメールの時間タイミングにパターン性を持たせ、発信のパターンと、コマンドを受けて小型受信機から送信される検知通知のパターンとの比較を行うことにより、所望の携帯電話30の位置を特定する。
図18は、管理装置10が位置を検索する携帯電話に対してメールを送信するタイミングと、携帯電話30が管理装置10からのメールを受けて受信通知102を送信するタイミングと、複数の小型受信機40が送信する検知通知のタイミングとを摸式的に表した図の一例である。ここでは、図18で示した例を用いて、携帯電話の位置を特定する方法を説明する。
管理装置10は、位置検索の対象である携帯電話に対して複数回、コマンドであるメール101を送信する。図18の例では、1回目のメール送信のt1(秒)後に2回目のメールを送信し、更に、t2(秒)後とt3(秒)後に3回目と4回目のメールを送信している。管理装置10からメール101を受信した携帯電話30は、メールの受信間隔に対応して、t1、t2、t1(秒)の時間タイミングで、1回目〜4回目の受信通知を発信する。
一方、携帯電話30が発信する受信通知の電波を受信した小型受信機2(ID=2)は、受信通知の発信タイミングと同じく、t1、t2、t1(秒)の時間タイミングで、1回目〜4回目の検知信号103を管理端末10に送信する。小型受信機1(ID=1)は、検知信号103の送信時刻が小型受信機2(ID=2)の1回目の送信時刻と一致しているが、2回目〜4回目の検知信号103の送信はない。小型受信機3(ID=3)は、1回目の検知信号103の送信時刻が小型受信機2(ID=2)の1回目の送信時刻と一致しているが、2回目の検知信号は、t3(秒)後である。
管理端末は10は、検索対象の携帯電話に複数回送信したメールの送信タイミングを第1のメモリに記憶しておく。管理端末の処理部15は、複数の小型受信機から送信される検知通知の中で、送信タイミングと同一のタイミングで検知通知を送信してくる小型受信機を検索する。そして、同一のタイミングで送信する小型受信機の近傍に携帯電話がいると判断する。
このように、実施の形態6によれば、管理装置10が発信するメールの時間タイミングにパターン性を持たせ、発信のパターンと、コマンドを受けて小型受信機から送信される検知通知のパターンとの比較を行い、タイミングが一致する小型受信機の近傍に所望の携帯電話30が位置すると判断する。これによれば、複数の小型受信機から同時に検知通知を受けて携帯電話の位置が特定できない場合であっても、携帯電話30の位置を確実に特定することができる。
実施の形態7.
実施の携帯1〜6では、管理端末10は検索している携帯電話30に対してメールを送信し、携帯電話30は、受信したメールの内容を解読して実行処理するプログラム35を備えるようにした。この発明の位置情報システムは、このようなメール送受による実効に限られるものではなく、例えば、HTTP、HTTPSなどのプロトコルの他、ソケット通信プロトコルなど、携帯電話機のアプリケーションが対応できる他の通信プロトコルによっても実現することができる。また、メール送受においても、インターネットメールサービス、ショートメールサービスなど複数のメールサービスを適用することができる。
図18は、実施の形態7に係る位置情報システムの構成を説明する図である。実施の形態1〜6と同じ構成、同じ処理については同一の番号を付し説明を省略する。図18は、ソケット通信プロトコルに対応した携帯電話機を利用した例である。センターサーバ70は、ソケット通信プロトコルを用いて、コマンド105を携帯電話機に送達する。コマンド105を受信した携帯端末30の処理部34はコマンドに応じて実施の形態1〜6と同様の処理を、自動的に実行する。
実施の形態7では、管理端末10はメール送信によらず、センターサーバ70経由でコマンド105を送信し、携帯電話30ではソケット通信プロトコルに対応するアプリケーションが、文字列からなるコマンドを解読することにより、処理を行い、検知通知103を管理端末10に通知することで、管理端末10が携帯電話30の位置を特定することができる。
実施の形態8.
実施の形態7では、携帯電話30はGPS受信機36を備え、GPS衛星80からGPS信号110を受信できる状態であればGPS信号を用いて測位し、その結果を管理端末10に送信する。GPS衛星からGPS信号を受信できない状況では、受信通知102を管理端末に送信する。
図19は、この発明の実施の形態4に係る位置情報システムの動作を説明する図である。ここで、携帯電話30はGPS受信機36を備える(図1参照)。実施の形態1〜7と同様の機能、処理を行う構成については同一の番号を付し説明を省略する。
図20は、実施の形態7における携帯電話30の動作を説明するフローチャート図である。また、図21は、実施の形態7における管理端末10の動作を説明するフローチャート図である。
図20と図21と図2とを用いて実施の形態8に係る位置情報システムの動作を説明する。ここで、位置情報システムの構成については実施の形態7と同様であり、同じ構成、同じステップについては同一の番号を付し説明を省略する。
図20において、
(1)携帯電話30のGPS受信機36は管理端末10からコマンド105を受けると、GPS衛星80から測位信号であるGPS信号110を受信する(S701)。4機以上のGPS衛星からGPS信号を受信できたときは、S702のステップに移る。また、受信できなかったときはS704のステップに移る。
(2)S702において、GPS受信器36は受信したGPS信号に基づき自己位置を測位し、測位した測位情報を処理部34に出力する。
(3)次にS703において、処理部34は、記憶部33に記憶した自己の携帯電話のID番号と位置情報とを管理端末10に送信する。
(4)一方、S701において4機以上のGPS信号が受信できなかったとき、処理部34は受信通知102を管理端末10に送信する。
次に、図21において、
(1)管理端末10は、携帯電話30からの送信情報がGPS信号による測位結果であるか否かを判定する(S711)。
(2)GPS信号による測位結果であれば、その測位結果を携帯電話の位置と特定する(S712)。
(3)GPS信号による測位結果でなければ、携帯電話はGPS信号を受信できない屋内にいるとして、実施の形態1〜6で示したいずれかの形態により、携帯電話の位置を特定する(S714)。
(4)管理端末10は、S712あるいはS714で特定した携帯電話の位置を出力する(S713)。
このように実施の形態8によれば、携帯電話は、携帯電話がGPS信号を受信できる環境下にあればGPS信号による測位結果を管理端末に送信し、携帯電話が屋内にいれば、実施の形態1〜6で示したように受信通知を管理端末に送信する。管理端末は、携帯電話がGPS信号を受信できる状態であればその測位結果から携帯電話の位置を特定でき、また、携帯電話が屋内であれば受信通知と屋内に設置した小型受信機の検知通知とから携帯電話の位置を特定することができる。このように管理端末は、屋内、屋外に関わらず、携帯電話の位置を特定することができる。
図22は、管理端末10が特定した携帯電話の位置の表示の一例である。管理端末の表示装置には、屋外とともに屋内にもいる複数の携帯電話の位置が地図中に表示される。
図23は、携帯電話を警備用端末として使用したアプリケーションの一例である。異常を検知した警備員は携帯電話のカメラで現場写真を撮影する。その後、撮影した現場写真を管理端末である警備中央端末に送信する。警備中央端末は、異常発生の位置と現場写真を警備中の各警備用端末に配信することで、情報の共有化が図れる。ここで、本発明によれば異常発生の現場は屋外に限らず屋内であってもよく、位置の情報が共有化できる。
図24は、携帯電話を防災用端末として使用したアプリケーションの一例である。工場や事務所で地震や火災などの災害が発生したとき、携帯電話を携帯している従業員は自分の位置と携帯電話のカメラで撮った災害状況を、管理端末である防災中央端末に送信する。防災中央端末では、災害状況や点呼結果を配信することで、災害状況の共有化が図れる。ここで本発明によれば、防災中央端末は屋内にいる従業員についても位置を把握できることから、災害防止に役立つ。
この発明の実施の形態1に係る位置情報システムの構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る管理端末、携帯電話、小型受信機の構成図である。 この発明の実施の形態1に係るコマンドテーブルの一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る小型受信機の設置の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る情報リストの一例を示した図である。 この発明の実施の形態1に係る受信通知と検知通知の送信タイミングの一例を示した図である。 この発明の実施の形態2に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る情報リストの一例を示した図である。 この発明の実施の形態2に係る受信通知と検知通知の送信タイミングの一例を示した図である。 この発明の実施の形態3に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る情報リストの一例を示した図である。 この発明の実施の形態3に係る受信通知と検知通知の送信タイミングの一例を示した図である。 この発明の実施の形態4に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係る情報リストの一例を示した図である。 この発明の実施の形態4に係る受信通知と検知通知の送信タイミングの一例を示した図である。 この発明の実施の形態5に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態6に係る位置情報システムの受信通知と検知通知の送信タイミングの一例を示した図である。 この発明の実施の形態7に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態8に係る位置情報システムの動作を説明する図である。 この発明の実施の形態8における携帯電話30の動作を説明するフローチャート図である。 この発明の実施の形態8における管理端末10の動作を説明するフローチャート図である。 この発明の実施の形態8に係る管理端末10が特定した携帯電話の位置の表示の一例である。 この発明の実施の形態8に係る携帯電話を警備用端末として使用したアプリケーションの一例である。 この発明の実施の形態8に係る携帯電話を防災用端末として使用したアプリケーションの一例である。
符号の説明
10 管理端末、11 送受信部、12 第1のメモリ、13 第2のメモリ、14 第3のメモリ、15 処理部、18 コマンドテーブル、20 携帯電話基地局、30 携帯電話、31 送受信部、32 時計、33 記憶部、34 処理部、35 プログラム、GPS受信機36、40 小型受信機、41 送受信部、42 時計、43 記憶部、44 処理部、50 建物、60 情報リスト、70 センターサーバ、80 GPS衛星、110 GPS情報、101 メール、102 受信通知、106 GPS測位結果。

Claims (11)

  1. 携帯端末が発信する電波を検知する受信機を屋内に複数配置した受信機網と、前記受信機網と前記携帯電話とにネットワークを介して接続され前記携帯端末の位置を管理する管理端末と、を有する携帯端末の位置検出システムであって、
    前記管理端末は、位置を検出する携帯端末に対して、コマンドを受信した受信時刻と前記コマンドを受信した前記携帯端末のIDとを前記管理端末に対して送信をさせる指示内容のコマンドを送信し、
    前記コマンドを受信した前記携帯端末は、前記コマンドを受信した受信時刻と自己の携帯端末IDとからなる受信通知を前記管理端末に対して送信し、
    前記携帯端末が送信した前記受信通知の電波を検知した受信機は、前記電波を検知した検知時刻と自己の受信機IDとからなる検知通知を前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、前記受信時刻と前記携帯端末IDと、前記検知時刻と前記受信機IDとに基づいて前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする携帯端末の位置検出システム。
  2. 前記管理端末は、複数の前記受信機から各々送信された検知時刻の中から、位置検出する前記携帯端末から送信された前記受信時刻と同時刻である検知時刻を検索し、検索された前記検知時刻を送信した前記受信機を前記受信機IDにより特定し、特定した前記受信機の近傍が前記携帯端末の現在位置であるとして前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末の位置検出システム。
  3. 前記管理端末は、複数の前記受信機から各々送信された検知時刻の中から、位置検出する前記携帯端末から送信された前記受信時刻と同時刻である検知時刻を検索し、複数の受信機から同時刻の検知時刻が検索された場合に、前記管理端末は再度前記コマンドを前記携帯端末に対して送信し、再度送信した前記コマンドに対して、前記携帯端末から送信された前記受信時刻と前記携帯端末IDと、前記受信機から送信された前記受信時刻と前記受信機IDとに基づいて、前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末の位置検出システム。
  4. 前記管理端末は、携帯端末の位置を検出できるまで繰り返し前記コマンドを送信することを特徴とする請求項3記載の携帯端末の位置検出システム。
  5. 前記管理端末は、複数の前記受信機から各々送信された検知時刻の中から、位置検出する前記携帯端末から送信された前記受信時刻と同時刻である検知時刻を検索し、複数の受信機から同時刻の検知時刻が検索された場合に、通話中の携帯端末の電波を検知している受信機を除外して、前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末の位置検出システム。
  6. 前記管理端末は、複数の前記受信機から各々送信された検知時刻の中から、位置検出する前記携帯端末から送信された前記受信時刻と同時刻である検知時刻を検索し、複数の受信機から同時刻の検知時刻が検索された場合に、前記受信機が検知した前記電波の電波強度が最も強い受信機の近傍が前記携帯端末の現在位置であるとして前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末の位置検出システム。
  7. 前記管理端末は、所定の時間間隔で組み合わせた前記コマンドを送信し、前記コマンドに対して、前記所定の時間間隔で検知信号を送信してきた前記受信機の近傍が前記携帯端末の現在位置であるとして前記携帯端末の位置を検出することを特徴とする請求項1記載の携帯端末の位置検出システム。
  8. 前記管理端末は、前記コマンドを携帯端末の通信に提供されるショートメールサービスを用いて送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれかの1つに記載の携帯端末の位置検出システム。
  9. 前記管理端末は、前記コマンドを携帯端末の通信に提供されるインターネットメールサービスを用いて送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれかの1つに記載の携帯端末の位置検出システム。
  10. 携帯端末が発信する電波を検知する受信機を屋内に複数配置した受信機網と、前記受信機網と前記携帯電話とにネットワークを介して接続され前記携帯端末の位置を管理する管理端末とを有する携帯端末位置検出システムにおける携帯端末の位置検出方法であって、
    管理端末が、位置を検出する携帯端末に対して、コマンドを受信した受信時刻と前記コマンドを受信した前記携帯端末IDとを前記管理端末に対して送信をさせる指示内容のコマンドを送信するステップと、
    前記携帯端末が前記コマンドを受信し、前記コマンドを受信した受信時刻と自己の携帯端末IDとからなる受信通知を前記管理端末に対して送信するステップと、
    前記受信機が前記携帯端末が送信した前記受信通知の電波を検知し、前記電波を検知した検知時刻と自己の受信機IDとからなる検知通知を前記管理端末に送信するステップと、
    前記管理端末が、前記携帯端末から送信された前記受信時刻と前記携帯端末IDと、前記受信機から送信された検知時刻と前記受信機IDとに基づいて前記携帯端末の位置を特定するステップとを備えることを特徴とした携帯端末の位置検出方法。
  11. 警備員が携行する携帯端末が発信する電波を検知する受信機を屋内に複数配置した受信機網と、前記受信機網と前記携帯電話とにネットワークを介して接続され前記携帯端末の位置を管理する管理端末とを有する携帯端末を利用したセキュリティシステムであって、
    前記管理端末は、位置検出する携帯端末に対して、コマンドを受信した受信時刻と前記コマンドを受信した前記携帯端末のIDとを前記管理端末に対して送信をさせる内容のコマンドを送信し、
    前記コマンドを受信した前記携帯端末は、前記コマンドを受信した受信時刻と自己の携帯端末IDとからなる受信通知を前記管理端末に対して送信し、
    前記携帯端末が送信した前記受信通知の電波を検知した受信機は、前記電波を検知した検知時刻と自己の受信機IDとからなる検知通知を前記管理端末に送信し、
    前記管理端末は、前記携帯端末から前記受信通知により送信された受信時刻と前記携帯端末IDと、前記受信機から前記検知通知により送信された受信時刻と前記受信機IDとに基づいて前記携帯端末の位置を検出することで、前記警備員の位置を管理することを特徴とする携帯端末を利用したセキュリティシステム。
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