JP2007191542A - 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置 - Google Patents

汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007191542A
JP2007191542A JP2006009701A JP2006009701A JP2007191542A JP 2007191542 A JP2007191542 A JP 2007191542A JP 2006009701 A JP2006009701 A JP 2006009701A JP 2006009701 A JP2006009701 A JP 2006009701A JP 2007191542 A JP2007191542 A JP 2007191542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
oil
regenerated fuel
fuel
cake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006009701A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4698429B2 (ja
Inventor
Hideo Utsunomiya
秀雄 宇都宮
Takao Abe
孝雄 阿部
Koji Tanaka
宏治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Utsunomiya Industry Co Ltd
Original Assignee
Utsunomiya Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Utsunomiya Industry Co Ltd filed Critical Utsunomiya Industry Co Ltd
Priority to JP2006009701A priority Critical patent/JP4698429B2/ja
Publication of JP2007191542A publication Critical patent/JP2007191542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4698429B2 publication Critical patent/JP4698429B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/10Biofuels, e.g. bio-diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E50/00Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
    • Y02E50/30Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/40Valorisation of by-products of wastewater, sewage or sludge processing

Abstract

【課題】油脂系汚泥を汚泥焼却処理用の補助燃料として有効活用する汚泥処理方法及び油脂系汚泥から汚泥焼却処理用の補助燃料を生成するための燃料化プラント、並びに同方法を使用するための汚泥処理装置を提供する。
【解決手段】
油脂系汚泥を破砕する破砕工程P11、破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する分別工程P12、分別された再生燃料を濃縮する濃縮工程P13、スラッジケーキに前記再生燃料を添加する添加工程P14、及び前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する焼却工程P15を含む、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所から排出される油脂系汚泥を、補助燃料として、焼却炉に供給されるスラッジケーキに添加する汚泥処理方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、下水処理場等の汚水処理施設から発生する汚泥を焼却処理するための汚泥処理方法及び同方法を実施するため油脂系汚泥から再生燃料を生成するための燃料化プラント並びに同方法を使用するための汚泥処理装置に関する。
従来、下水処理場等の汚水処理施設で発生する汚泥は、焼却炉を用いて焼却処理されている。そして、この汚泥の焼却処理には、汚泥自身のもつ熱量が不足するため、補助燃料として重油が用いられている。重油の使用量は、焼却炉の炉内温度を所定の一定温度に維持できるように決められていて、例えば、1日当り200トンの汚泥を処理する流動床式焼却炉では、1時間当り80〜100リットルの重油が使用される。
また、近年、下水処理場等の汚水処理施設の負荷軽減のために及び雨天時にオイルボール類が公共用水域に流出することを防ぐために、油脂系汚泥の下水道への排出が抑制されるようになった。このため、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所には、油脂系汚泥が下水道に極力流れ込まないようにするための油水分離槽(グリーストラップ)が設置されるようになった。その油水分離槽で分離された油脂系汚泥は、廃油専門回収業者によって集められた後、埋立処分等の処理がなされている。
特になし。
上記従来の焼却処理による汚泥処理方法においては、汚泥のもつ熱量が不足するため貴重な重油を補助燃料として使用しなければならないという欠点があった。また、油脂系汚泥発生箇所から回収された油脂系汚泥は、高い熱量を有しているにもかかわらず利用されることなく埋立処分されているので、エネルギーの有効利用の面に問題があった。
本発明は、上記欠点に鑑みなされたものであって、解決しようとする第一の課題は、油脂系汚泥発生箇所から回収された油脂系汚泥を補助燃料として利用することにより、汚泥焼却処理における重油使用量の削減を図ることができる汚泥処理方法を提供することにある。
本発明の第二の課題は、回収された油脂系汚泥を汚泥焼却処理のための補助燃料として利用することを可能にするための、燃料化プラントを提供することにある。
本発明の第三の課題は、上記汚泥処理方法を使用するための汚泥処理装置を提供することにある。
本発明に係る汚泥処理方法は、上記第一の課題を解決するため、下水処理場等の汚水処理施設から発生する汚泥を補助燃料とともに焼却炉に供給して焼却処理する汚泥処理方法において、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を、補助燃料として、焼却炉に供給されるスラッジケーキに添加(混合も含む。特許請求の範囲及び本明細書において同じ。)することを特徴としている(請求項1)。
本発明の汚泥処理方法においては、上記補助燃料を、重油とともに又は重油に代えて用いることができる(請求項2)。
油水分離槽からバキュームカーで回収される低濃度の油脂系汚泥に対して適用可能な汚泥処理方法は、収集・搬入された油脂系汚泥を破砕する破砕工程と、破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する分別工程と、分別された再生燃料を濃縮する濃縮工程と、濃縮された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、前記スラッジケーキに前記再生燃料を添加する添加工程と、前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する焼却工程とを含むことを特徴としている(請求項3)。
油水分離槽から掬い取られ、袋に収容された高濃度の油脂系汚泥に対して適用可能な汚泥処理方法は、高濃度の油脂系汚泥を収容した袋を破袋し、破砕する破袋・破砕工程と、破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する分別工程と、分別された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、前記スラッジケーキに前記再生燃料を添加する添加工程と、再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する焼却工程とを含むことを特徴としている(請求項4)。
本発明の第二の課題を解決するための燃料化プラントは、油脂系汚泥が油水分離槽からバキュームカーで回収された低濃度の油脂系汚泥か、油水分離槽から掬い取られ、袋に収容された高濃度の油脂系汚泥かにより構成が若干異なる。
油脂系汚泥が油水分離槽からバキュームカーで回収された低濃度の油脂系汚泥である場合は、燃料化プラントは、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れて破砕する手段と、破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料に分別する手段と、分別された再生燃料を加圧浮上式濃縮により濃縮する手段とからなることを特徴としている(請求項5)。
そして、油脂系汚泥が油水分離槽から掬い取られ、袋に収容された高濃度の油脂系汚泥である場合は、燃料化プラントは、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽より回収された油脂系汚泥入り袋を破袋及び破砕する手段と、破袋及び破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段とからなることを特徴としている(請求項6)。
さらに、本発明の第三の課題を解決するための汚泥処理装置には、請求項2の汚泥処理方法を使用するための装置、請求項3の汚泥処理方法を使用するための装置と、請求項2の方法及び請求項3の汚泥処理方法の両方を使用するための装置とがある。
請求項2の汚泥処理方法を使用するための汚泥処理装置は、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れ、その油脂系汚泥を破砕する手段と、破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、分別された再生燃料を加圧浮上式濃縮により濃縮する手段と、濃縮された油を定量送給して、定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、及び、前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段とからなることを特徴としている(請求項7)。
請求項3の汚泥処理方法を使用するための汚泥処理装置は、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から回収された油脂系汚泥入り袋を投入され、破袋及び破砕をする手段と、破袋及び破砕をされた油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、分別された再生燃料を定量送給して、定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段とからなることを特徴としている(請求項8)。
さらに、請求項2の方法及び請求項3の汚泥処理方法の両方の使用を可能にするための汚泥処理装置は、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れてその油脂系汚泥を破砕し、かつ、前記油水分離槽から回収された油脂系汚泥入り袋を破袋及び破砕する手段と、破砕された油脂系汚泥又は破袋・破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、分別された再生燃料が低濃度である場合にその再生燃料を加圧浮上濃縮により濃縮する手段と、分別された再生燃料が高濃度である場合の再生燃料又は前記濃縮手段により濃縮された再生燃料を定量送給して、定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段とからなることを特徴としている(請求項9)。
上記破袋・破砕手段は、油脂系汚泥又は袋入り油脂系汚泥を投入される投入口と、その投入口の下方に設けられ、油脂系汚泥はこれを破砕して下方に流下させ、袋入り油脂系汚泥はこれを破袋・破砕して破砕された袋とともに下方に流下させる2軸式破砕機からなり、分別手段は、前記2軸式破砕機の下方に傾斜させて設けられたスクリーンコンベアと、このスクリーンコンベアを上り方向に回転駆動する駆動装置と、前記スクリーンコンベアの下方に設けられた受槽とからなることが望ましい。
さらに、前記スクリーンコンベアには、外周面に円周方向に間隔をもってレーキが設けられていることが望ましい。
請求項1の汚泥処理方法の発明によれば、下水処理場等の汚水処理施設から発生する汚泥を焼却処理する際の補助燃料として、レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所から排出される油脂系汚泥を用いるので、汚泥焼却処理の際の重油使用量を削減して、汚泥処理コストを低下させることができるとともに、厨房設備等の油脂系汚泥発生箇所から回収した油脂系汚泥を有効に利用することができる。
請求項2の汚泥処理方法の発明によれば、油脂系汚泥を重油に代えて使用したときは汚泥処理コストをより低減することができ、油脂系汚泥を重油とともに使用したときは油脂系汚泥を安定的に回収できない場合でも効果的に対処することができる。
請求項3の汚泥処理方法の発明によれば、低濃度の油脂系汚泥からし渣が破砕され、分別され、かつ、濃縮されてスラッジケーキに添加されるので、再生燃料が均等にスラッジケーキに添加されて、スラッジケーキの均質で円滑な燃焼が促進される。従って、汚泥処理能率が向上する。
請求項4の汚泥処理方法の発明によれば、高濃度の油脂系汚泥が収容された袋が自動的に破袋・破砕され、油脂系汚泥がし渣から分別されて再生燃料とされ、これがスラッジケーキに添加されるので、再生燃料が均等にスラッジケーキに添加されて、スラッジケーキの均質で円滑な燃焼が促進される。従って、汚泥処理能率が向上する。また、高濃度の油脂系汚泥を補助燃料に有効活用することが可能である。
請求項5の燃料化プラントの発明によれば、バキュームカーで回収される低濃度の油脂系汚泥を効率的に濃縮し、補助燃料として用い得る再生燃料に燃料化することができ、請求項6の燃料化プラントの発明によれば、袋入りの高濃度の油脂系汚泥を自動的に破袋・破砕して、補助燃料として用い得る再生燃料に燃料化することができる。
請求項7及び8の汚泥処理装置の発明によれば、それぞれ請求項4の低濃度の油脂系汚泥を利用する汚泥処理方法の発明及び請求項5の高濃度の油脂系汚泥を利用する汚泥処理方法の発明を合理的、経済的に実施することができる。
請求項9の発明によれば、バキュームカーで回収された低濃度の油脂系汚泥と、袋入りの高濃度の油脂系汚泥とのいずれも、一部の手段(濃縮手段)を経るか経ないかの違いのみで、共通の構成を用いて同様に補助燃料として有効活用して、重油消費量の少ない経済的な汚泥処理を行うことができる。大都市型の油脂系汚泥利用の省資源装置として有効適切である。
請求項10の発明によれば、破袋・破砕手段は、油脂系汚泥又は袋入り油脂系汚泥を投入される投入口と、その投入口の下方に設けられ、油脂系汚泥はこれを破砕して下方に流下させ、袋入り油脂系汚泥はこれを破袋・破砕して破砕された袋とともに下方に流下させる2軸式破砕機からなり、分別手段は、前記2軸式破砕機の下方に傾斜させて設けられたスクリーンコンベアと、このスクリーンコンベアを上り方向に回転駆動する駆動装置と、前記スクリーンコンベアの下方に設けられた受槽とからなるので、バキュームカーで回収された低濃度の油脂系汚泥と、袋入りの高濃度の油脂系汚泥とのいずれも、同じ投入口に投入することができ、しかも、し渣類と再生燃料の分別を効率的に行うことができる。
請求項11の発明によれば、スクリーンコンベアには、外周面に円周方向に間隔をもってレーキが設けられているので、し渣類と再生燃料の分別をさらに効率的に行うことができる。
続いて、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。本発明による汚泥処理方法は、油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を燃料化して、これを補助燃料して焼却炉に供給されるスラッジケーキに添加することを特徴としているが、油脂系汚泥を燃料化する方法及びその燃料を補助燃料として汚泥処理を行う方法の工程は、バキュームカーで回収された低濃度の油脂系汚泥を用いる場合(第1の燃料化方法及び第1の汚泥処理方法)と、袋に入れて回収された高濃度の油脂系汚泥を用いる場合(第2の燃料化方法及び第2の汚泥処理方法)と、低濃度油脂系汚泥と高濃度油脂系汚泥のいずれをも用いる場合(第3の燃料化方法及び第3の汚泥処理方法)とで、処理工程が若干異なる。図1は第1の汚泥処理方法の工程を示すフローシート、図2は第1の汚泥処理方法を使用する汚泥処理装置の構成を概略的に示すフローシート、図3は同装置の具体的構成を示すフローシートである。図4は第2の汚泥処理方法の工程を各工程の実施手段に対応させて示すフローシート、図5は第3の汚泥処理方法の工程を各工程の実施手段に対応させて示すフローシートである。
低濃度油脂系汚泥を用いる第1の汚泥処理方法は、図1に示すように、少なくとも、収集・搬入された油脂系汚泥からし渣類を破砕する第1工程(P11)、破砕後の油脂系汚泥からし渣類を除去して再生燃料を取り出す第2工程(P12)、取り出された再生燃料を濃縮する第3工程(P13)、濃縮された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、再生燃料をスラッジケーキに添加する第4工程(P14)、及び再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する第5工程(P15)を含んでいる。各工程の内容の説明は、図2及び図3を用いての汚泥処理装置の説明に代える。
図2に示す第一の実施の形態は、廃油回収業者が主としてバキュームカーでレストラン、食堂、給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集してきた低濃度油脂系汚泥を補助燃料に有効活用する第1の汚泥処理方法を使用する汚泥処理装置であり、その基本的構成として、投入口1と、破砕機2と、分別機3と、濃縮機4と、ポンプ5と、スラッジケーキ圧送ポンプ6と、焼却炉7とを有している。
廃油回収業者がバキュームカーで収集してきた低濃度油脂系汚泥又は容器に入れて収集してきた低濃度油脂系汚泥は投入口1に投入される。投入口1の下側には破砕機2が設けられている。破砕機2は、内部に一対の回転カッタが設けられていて、投入口1から流下した油脂系汚泥をその回転カッタで混合撹拌しながら、油脂系汚泥中に含まれている割り箸等の固形物(夾雑物)を微細に粉砕できるように構成されている(図1のP11:破砕工程)。破砕機2から排出される微小異物混合の油脂系汚泥は分別機3に送り込まれる。分別機3は、一例としてスクリーンコンベアとこれを回転駆動する装置で構成されていて、破砕機2から送り出される油脂系汚泥をこれに含まれるし渣類と再生燃料とに分離する。し渣類は図3に示されているようにし渣類収納箱3aに収容され、分別された再生燃料は受槽3bに貯められるようになっている(図1のP12:分別工程)。
受槽3bに貯められた油脂系汚泥は、第1ポンプP1により次の濃縮機4に送られる。濃縮機4には、油水分離性を良くするため加圧浮上濃縮機が用いられることが望ましい。加圧浮上濃縮機4は、受槽3bから第1ポンプP1を介して供給される油脂系汚泥に加圧水が添加された後、再生燃料(浮上性の固形物を含む)と水分(砂等の沈降性固形物を含む)とに分離するように構成されている。すなわち、加圧浮上濃縮機4では、油脂系汚泥中の油分及び汚泥は加圧浮上分離の作用により上方へ移動し、油脂系汚泥中の水分は下方へ移動する作用を利用して高度な油水分離及び固液分離が行われる(図1のP13:濃縮工程)。そして、分離された水分は、この汚泥処理装置の設置されている図示しない下水処理場等の汚水処理施設へ返送されて処理される。
加圧浮上濃縮機4で濃縮された、水分をほとんど含まない再生燃料は、貯留槽5に貯められる。そして、貯留槽5に受入れられた再生燃料は、第2ポンプP2と流量制御弁V及び流量計Fにより構成されている一つの定量送給手段により、定量ずつスラッジケーキ圧送ポンプ6に送り込まれるようになっている。流量制御弁Vは、再生燃料をスラッジケーキに対して所定量添加するために用いられる。なお、バルブVは、後述する定量フィーダ9からのスラッジケーキ供給量に連動してその開度を自動調整できる自動弁とすることもできる。
図中、8は、汚泥ケーキ貯留槽であって、汚泥処理施設で発生した汚泥ケーキ(スラッジケーキ)を貯留できるように構成されている。汚泥ケーキ貯留槽8に貯留されている汚泥ケーキは、もう一つの定量送給手段である定量フィーダ9を介して一定量ずつスラッジケーキ圧送ポンプ6に送り込まれるようになっている。スラッジケーキ圧送ポンプ6は、定量フィーダ9から定量送給されるスラッジケーキを焼却炉7に圧送するものである。従って、スラッジケーキ圧送ポンプ6では、一定量のスラッジケーキに一定量の再生燃料が添加され(図1のP14:添加工程)、その再生燃料が添加されたスラッジケーキが本発明の焼却手段を構成する焼却炉7に圧送されるようになっている(図1のP15:焼却工程)。
図2及び図3の例では、上記定量送給手段により送給される再生燃料は、定量フィーダ9とスラッジケーキ圧送ポンプ6の間の経路中に供給されて、定量送給されるスラッジケーキに添加されるように構成されている。再生燃料の添加箇所を、スラッジケーキ圧送ポンプ6の吸込側(定量フィーダ9とスラッジケーキ圧送ポンプ6の間)にすると、スラッジケーキ圧送ポンプ6の作用によりスラッジケーキと再生燃料が効率よく混合撹拌されるため再生燃料がスラッジケーキに均一に添加される利点がある。
焼却炉7は、スラッジケーキを焼却できるタイプのものであれば、その型式は問わないが、図示の焼却炉7はスラッジケーキを焼却するものとして一般的な流動床式焼却炉である。
実験及びその結果
既設の下水処理場に設置されている汚泥処理能力(焼却能力)1日当り200トンの流動床式焼却炉を用いて、流動床の中部から上部にかけての温度がほぼ840℃近辺、その下部においてほぼ680℃近辺となるように、重油と厨房設備から回収されたほとんど水分を含まない油脂系汚泥を補助燃料として、その添加量を制御しながら添加して焼却処理実験を行った。
流動床式焼却炉が上記温度範囲を維持するためには、スラッジケーキに再生燃料を全く添加しない場合は約90リットル/hの重油を必要としていたのに対し、ケーキ圧送ポンプ6の吸入側に再生燃料油脂系汚泥を供給した場合は、その供給量に応じて重油使用量を減らすことができた。スラッジケーキに対する再生燃料添加量を2%まで高めると重油使用量は約50リットル/hとなり、重油使用量をほぼ半減することができた。再生燃料の安定供給ができれば、つまり、再生燃料を安定して必要量確保できれば、重油使用量を0にすることも不可能ではない。
従来、埋立処分されていた油脂系汚泥を汚泥処理の補助燃料して有効活用して、貴重な重油の使用量を削減することを可能にする本発明は、極めて大きな経済的効果をもたらすものである。
上に説明した第1の汚泥処理方法及び装置においては、基本的に油脂系汚泥を燃料化する方法及びプラントの構成が含まれ、利用されている。すなわち、図1における破砕工程(P11)から濃縮工程(P13)までが燃料化する方法を構成し、図2における投入口1から濃縮機4又はポンプ5までが燃料化プラントを構成している。
そして、上記燃料化方法又は燃料化プラントにより得られた再生燃料は、本発明の汚泥焼却処理に限らず、他の熱処理を伴う装置の補助燃料に利用することができることは多言を要しない。
高濃度油脂系汚泥を用いる第2の汚泥処理方法は、図4(a)に示すように、少なくとも、高濃度油脂系汚泥を収容した袋を破袋・破砕機により破袋・破砕する第1工程(P21)、破袋・破砕された袋から出た油脂系汚泥からし渣類を除去して再生燃料を取り出す第2工程(P22)、取り出された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、再生燃料をスラッジケーキに添加する第3工程(P23)、再生燃料を添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する第4工程(P24)を含んでいる。
第2の汚泥処理方法が第1の汚泥処理方法と異なる点は、袋に入れて収集された高濃度油脂系汚泥を用いることに基づくものであり、まず、搬入された油脂系汚泥入り袋を破袋・破砕する工程(P21)を有する点であり、もう一つは、油脂系汚泥が既に高濃度であるので、第1の汚泥処理方法における濃縮工程を有しない点である。従って、第2の汚泥処理方法を使用する汚泥処理装置においては、図4(b)に示すように、まず、破袋・破砕機10が設置され、これに引き続き、第一の実施の形態の構成と同様の分別機2が設けられ、定量送給手段を構成するポンプ5、スラッジケーキ圧送ポンプ6及び焼却炉7が設けられる。
なお、破袋・破砕機10は分別機2と合体し、破袋・破砕と同時に分別を行い、破砕された袋類はし渣として取り出すこともできる。
図4に示された第2の汚泥処理方法及び同方法を使用する装置には、高濃度油脂系汚泥を燃料化する方法及び燃料化プラントが含まれ、利用されている。すなわち、図4(a)における破袋・破砕工程(P21)から定量送給工程(P23)までが燃料化方法を構成し、図4(b)における破袋・破砕機10からポンプ5までが燃料化プラントを構成している。
そして、上記燃料化方法又は燃料化プラントにより得られた再生燃料も、本発明の汚泥焼却処理に限らず、他の熱処理を伴う装置の補助燃料に利用することができることは多言を要しない。
低濃度油脂系汚泥と高濃度油脂系汚泥のいずれをも用いる第3の汚泥処理方法は、図5(a)に示すように、少なくとも、高濃度油脂系汚泥を収容した袋を破袋・破砕機により破袋・破砕する第1工程(P31)、破袋・破砕された袋から出た油脂系汚泥又はバキュームカーより投入された低濃度油脂系汚泥をし渣類と再生燃料に分別する第2工程(P32)、低濃度油脂系汚泥が投入され、分別された時に用いられ、取り出された再生燃料を濃縮する第3工程(P33)、破砕後の高濃度油脂系汚泥(再生燃料)又は濃縮後の再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、再生燃料をスラッジケーキに添加する第4工程(P34)、再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する第5工程(P35)を含んでいる。
そして、上記第3の汚泥処理方法を使用するための汚泥処理装置は、図5(b)に概略的に示すように、図2の構成と図4(b)の構成を組み合わせた構成である。バキュームカーで収集された低濃度油脂系汚泥は、投入口1に投入され、破袋・破砕機10を通過して、分別機2において分別された再生燃料は濃縮機4に供給され、濃縮された再生燃料がポンプ5を含む定量送給手段によってスラッジケーキ圧送ポンプ6に送られる。また、高濃度油脂系汚泥が用いられる場合は、油脂系汚泥入りの袋が破袋・破砕機10に投入され、分別機3から排出される再生燃料は、ポンプP2を含む定量送給手段によってスラッジケーキ圧送ポンプ6に送られる。
上記第3の汚泥処理方法を使用するための汚泥処理装置の図3における投入口1から第2ポンプP2までの構成は、図6及び図7に例示するものとすることができる。図6は投入口から分別機までの構成を具体的に示す断面図、図7は同じく平面図である。
同図において、aは油脂系汚泥、bは油脂系汚泥に含まれている異物、cは油脂系汚泥入り袋であり、21、22は2軸式破袋・破砕機10を構成する一対の回転カッタであり、駆動装置22により一定方向に回転される。分別機3は、斜めに配置されたスクリーンコンベア31と、そのスクリーンコンベア31を上方向に回転させる駆動装置33とからなっている。そして、スクリーンコンベアには、その外周面にレーキ32が突設されていて、破袋・破砕機10から流下又は落下される被破砕物を効率的に上り方向に搬送し、スクリーンコンベア31の先端からし渣類収納箱3aに落下収納するように構成されている。P2は貯留槽3bに貯留槽に貯留された再生燃料を定量送給するポンプである。
第1の汚泥処理方法の工程を示すフローシート。 第1の汚泥処理方法を使用する汚泥処理装置の概略構成を示すフローシート。 同装置の具体的構成を示すフローシート。 第2の汚泥処理方法の工程を各工程の実施手段に対応させて示すフローシート。 第3の汚泥処理方法の工程を各工程の実施手段に対応させて示すフローシート。 第3の汚泥処理方法を使用する汚泥処理装置の投入口から分別機までの構成を具体的に示す断面図。 同じく平面図。
符号の説明
1 投入口
2 破砕機
3 分別機
4 加圧浮上濃縮機
5、V、F 定量送給手段
5 ポンプ
V 流量制御弁
F 流量計
6 ケーキ圧送ポンプ
7 焼却炉(焼却手段)
9 定量フィーダ
10 破袋・破砕機
P1 、P2 ポンプ

Claims (11)

  1. 下水処理場等の汚水処理施設から発生する汚泥を補助燃料とともに焼却炉に供給して焼却処理する汚泥処理方法において、
    レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を、補助燃料として、焼却炉に供給されるスラッジケーキに添加することを特徴とする汚泥処理方法。
  2. 請求項1に記載の汚泥処理方法において、前記補助燃料を重油とともに又は重油に代えて用いることを特徴とする汚泥処理方法。
  3. 収集・搬入された油脂系汚泥を破砕する破砕工程と、
    破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する分別工程と、
    分別された再生燃料を濃縮する濃縮工程と、
    濃縮された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、前記スラッジケーキに前記再生燃料を添加する添加工程と、及び、
    前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する焼却工程と、
    を含むことを特徴とする汚泥処理方法。
  4. 高濃度の油脂系汚泥を収容した袋を破袋し、破砕する破袋・破砕工程と、
    破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する分別工程と、
    分別された再生燃料とスラッジケーキとを定量送給し、前記スラッジケーキに前記再生燃料を添加する添加工程と、及び、
    前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却炉に供給して焼却する焼却工程と、
    を含むことを特徴とする汚泥処理方法。
  5. レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れて破砕する手段と、
    破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、
    分別された再生燃料をを加圧浮上式濃縮により濃縮する手段と、
    からなることを特徴とする油脂系汚泥から再生燃料を得る燃料化プラント。
  6. レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽より回収された油脂系汚泥入り袋を破袋及び破砕する手段と、
    破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、
    からなることを特徴とする油脂系汚泥から再生燃料を得る燃料化プラント。
  7. レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れ、その油脂系汚泥を破砕する手段と、
    破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、
    分別された再生燃料を加圧浮上式濃縮により濃縮する手段と、
    濃縮された再生燃料を定量送給して定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、 前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段と、
    からなることを特徴とする汚泥処理装置。
  8. レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から回収された油脂系汚泥入り袋を破袋及び破砕する手段と、
    破袋及び破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料とに分別する手段と、
    分別された再生燃料を定量送給して定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、 前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段と、
    からなることを特徴とする汚泥処理装置。
  9. レストラン、食堂又は給食センタ等の厨房設備、その他の油脂系汚泥発生箇所に設けられた油水分離槽から収集した油脂系汚泥を受入れてその油脂系汚泥を破砕し、かつ、前記油水分離槽から回収された油脂系汚泥入り袋を破袋及び破砕する手段と、
    破砕された油脂系汚泥又は破袋・破砕された油脂系汚泥をし渣類と再生燃料に分別する手段と、
    分別された再生燃料が低濃度である場合にその再生燃料を加圧浮上濃縮により濃縮する手段と、
    分別された再生燃料が高濃度である場合の再生燃料又は前記濃縮手段により濃縮された再生燃料を定量送給して、定量送給されるスラッジケーキに添加する手段と、
    前記再生燃料が添加されたスラッジケーキを焼却処理する手段と、
    からなることを特徴とする汚泥処理装置。
  10. 破袋・破砕手段は、油脂系汚泥又は袋入り油脂系汚泥を投入される投入口と、その投入口の下方に設けられ、油脂系汚泥はこれを破砕して下方に流下させ、袋入り油脂系汚泥はこれを破袋・破砕して破砕された袋とともに下方に流下させる2軸式破砕機からなり、
    分別手段は、前記2軸式破砕機の下方に傾斜させて設けられたスクリーンコンベアと、このスクリーンコンベアを上り方向に回転駆動する駆動装置と、前記スクリーンコンベアの下方に設けられた受槽とからなることを特徴とする請求項9に記載の汚泥処理装置。
  11. スクリーンコンベアには、外周面に円周方向に間隔をもってレーキが設けられていることを特徴とする請求項10に記載の汚泥処理装置。
JP2006009701A 2006-01-18 2006-01-18 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置 Active JP4698429B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009701A JP4698429B2 (ja) 2006-01-18 2006-01-18 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006009701A JP4698429B2 (ja) 2006-01-18 2006-01-18 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007191542A true JP2007191542A (ja) 2007-08-02
JP4698429B2 JP4698429B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=38447499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006009701A Active JP4698429B2 (ja) 2006-01-18 2006-01-18 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4698429B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226466A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Sekishin:Kk 金属切削屑の圧縮装置
CN112050224A (zh) * 2020-10-19 2020-12-08 山西省工业设备安装集团有限公司 一种垃圾焚烧发电的系统及方法
CN114576952A (zh) * 2022-03-02 2022-06-03 江苏三仪动物营养科技有限公司 一种以餐厨垃圾为原料制备畜禽饲料的装置及制备方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04180898A (ja) * 1990-11-14 1992-06-29 Sanitarii:Kk 油脂,汚泥の混合物処理法
JP2006007096A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Utsunomiya Kogyo Kk オイルボール処理システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04180898A (ja) * 1990-11-14 1992-06-29 Sanitarii:Kk 油脂,汚泥の混合物処理法
JP2006007096A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Utsunomiya Kogyo Kk オイルボール処理システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009226466A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Sekishin:Kk 金属切削屑の圧縮装置
CN112050224A (zh) * 2020-10-19 2020-12-08 山西省工业设备安装集团有限公司 一种垃圾焚烧发电的系统及方法
CN112050224B (zh) * 2020-10-19 2022-11-04 山西省安装集团股份有限公司 一种垃圾焚烧发电的系统及方法
CN114576952A (zh) * 2022-03-02 2022-06-03 江苏三仪动物营养科技有限公司 一种以餐厨垃圾为原料制备畜禽饲料的装置及制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4698429B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6024226A (en) System and process for separating and recovering/recycling solid wastes and waste streams
CN103008322B (zh) 一种餐厨垃圾处理系统
CN105598128B (zh) 餐厨垃圾应急处理与焚烧厂相结合的处理系统
CN105880264B (zh) 生活垃圾压榨分类分质处理资源化利用rdf系统及方法
CN113698069B (zh) 一种燃煤电厂协同处理含油污泥的掺烧系统和掺烧方法
JP4642203B2 (ja) 有機性廃棄物の処理方法
JP4698429B2 (ja) 汚泥処理方法、燃料化プラント及びその処理装置
JP4949110B2 (ja) メタン発酵前処理装置、メタン発酵処理システム及びこれらの方法
KR100215585B1 (ko) 음식물쓰레기 및 분뇨를 퇴비화 시키는 처리시스템
CN216129489U (zh) 一种燃煤电厂含油污泥能量梯级利用系统
WO2000003807A1 (en) System and process for separating and recovering/recycling solid wastes and waste streams
CN211226875U (zh) 一种含油污泥热洗处理系统
CN203108922U (zh) 一种餐厨垃圾处理系统
CN103506370B (zh) 食物垃圾处理系统及其处理方法
CN112170443A (zh) 一种餐饮垃圾处理与焚烧厂相结合的处理系统
KR200486738Y1 (ko) 가변운영형 음식물류 폐기물 처리설비
CN214053068U (zh) 一种餐饮垃圾处理与焚烧厂相结合的处理系统
CN218424727U (zh) 一种餐厨及厨余垃圾联合处理系统
CN215236714U (zh) 一种餐厨垃圾预处理系统
CN212760309U (zh) 一种厨余垃圾回收再利用系统
CN218191663U (zh) 一种餐厨废弃物除杂提油系统
CN113319101B (zh) 一种餐厨垃圾预处理系统及其预处理方法
CN213895561U (zh) 一种含油污泥的热清洗处理系统
CN218049625U (zh) 一种厨余垃圾预处理系统
CN107282595B (zh) 全自动垃圾分级处理分选线及工艺

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070910

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070921

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4698429

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250