JP2007190712A - セラミックハニカム体の乾燥装置および乾燥方法 - Google Patents

セラミックハニカム体の乾燥装置および乾燥方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製造ロスを低減しかつ製造工程を簡易化してセラミックハニカム焼成体を安価に製造できるセラミックハニカム体の乾燥装置および乾燥方法を提供すること。
【解決手段】セラミックハニカム体を乾燥する装置に、セラミックハニカム体の端面に向けて気体を供給し気体を気体流路に流通させる送風手段と、送風手段からセラミックハニカム体の外表面に至る気体の流路を遮蔽する遮風手段とを設ける。遮風手段によって気体の外側乾燥経路を遮蔽しつつ、送風手段によってセラミックハニカム体の端面から気体流路に気体を流通させることで、セラミックハニカム体を均一に乾燥できる。
【選択図】図1

Description

本発明は自動車の排ガス浄化フィルタ等に利用可能なセラミックハニカム体の乾燥装置乾燥方法に関する。
セラミックハニカム体は、一般に、セラミック原料粉体に有機バインダ成分や水を配合した原料を、押し出し成形法などによって所定形状に成形して得られる。セラミックハニカム体は、乾燥・焼成されて完成品となる。乾燥・焼成後のセラミックスハニカム体(以下、便宜的にセラミックハニカム焼成体と呼ぶ)は、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)などの排ガス浄化フィルタの基体として用いることができる。セラミックスハニカム体は、内部に複数の気体流路を持つため、セラミックハニカム体の内側部分は、外側部分に比べて乾燥し難い。したがって、単にセラミックハニカム体の外表面に気体を供給して送風乾燥するのみでは、セラミックハニカム体は均一に乾燥しない。よって、得られた乾燥後のセラミックハニカム体(以下、便宜的にセラミックハニカム乾燥体と呼ぶ)は、反り、ふくれ等の変形を生じ、さらに、焼成する際に変形したりクラックなどが発生する可能性が高く、セラミックハニカム焼成体の製造ロスが多くなる問題があった。
セラミックスハニカム体を湿度70〜99%の高湿度雰囲気で乾燥する方法もある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の方法によると、セラミックスハニカム体の外側部分が乾燥するのを防ぐことができ、上述した変形やクラックの発生などを防ぐことができる。しかしこの場合には、セラミックスハニカム体の乾燥に長時間を要する。よって、セラミックハニカム体の乾燥に要するコストが非常に高くなる問題があった。
セラミックハニカム体の外表面に、水よりも揮発性の低い物質(以下、低揮発性物質と呼ぶ)を塗布する方法も提案されている(例えば、特許文献2参照)。セラミックハニカム体の外表面に低揮発性物質を塗布することで、セラミックハニカム体の外側部分の乾燥を遅らせ、セラミックハニカム体をほぼ均一に乾燥させることができる。このような方法によって、セラミックハニカム体を均一に乾燥させるためには、低揮発性物質の塗布厚さを均一にする必要がある。しかし、低揮発性物質をセラミックハニカム体の外表面に均一な厚さで塗布するには繁雑な作業を要し、セラミックハニカム体の乾燥に要するコストが高くなる問題があった。さらに、特許文献1には、低揮発性物質は焼成の際に燃焼・分解される旨が記載されているが、低揮発性物質の種類によっては完全に燃焼分解し難く、セラミックハニカム焼成体を製造する際の焼成温度や焼成時間の設定が困難であった。
特許2922980号公報 特開平8−259305号公報
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、製造ロスを低減しかつ製造工程を簡易化してセラミックハニカム焼成体を安価に製造できるセラミックハニカム体の乾燥装置および乾燥方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1発明のセラミックハニカム体の乾燥装置は、内部に複数の気体流路を持ち気体流路が少なくとも一方の端面に開口しているセラミックハニカム体を乾燥する装置であって、セラミックハニカム体の端面に向けて気体を供給し気体を気体流路に流通させる送風手段と、送風手段からセラミックハニカム体の外表面に至る気体の流路を遮蔽する遮風手段とを備えることを特徴とする。
第1発明のセラミックハニカム体の乾燥装置は、下記の構成(1)〜(5)の少なくとも1つを備えることが好ましい。
(1)上記遮風手段は、上記セラミックハニカム体の上記外表面を被覆する。
(2)さらに、上記セラミックハニカム体を保持しつつ回転させる回転手段を備える。
(3)(1)の場合、上記遮風手段は、上記セラミックハニカム体の外形に応じて拡縮可能である。
(4)送風初期において上記送風手段から供給される気体が直接当接する上記セラミックハニカム体の上記端面の領域は、送風後期において上記送風手段から供給される気体が直接当接する上記セラミックハニカム体の上記端面の領域よりも中心側である。
(5)上記送風手段は、上記セラミックハニカム体の一方の端面である第1端面と他方の端面である第2端面との両方に気体を供給でき、第1端面と第2端面とに交互に気体を供給する。
上記課題を解決する第2発明のセラミックハニカム体の乾燥方法は、上述した第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置、または、上記構成(1)〜(5)の少なくとも1つを備える第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置を用いるセラミックハニカム体の乾燥方法であって、上記遮風手段によって上記送風手段から上記セラミックハニカム体の外表面に至る上記気体の流路を遮蔽しつつ、上記送風手段によって上記セラミックハニカム体の端面に向けて上記気体を供給し上記気体を上記気体流路に流通させることを特徴とする。
第1発明のセラミックハニカム体の乾燥装置は、送風手段によってセラミックハニカム体の端面から気体流路に気体を供給する。このため、セラミックハニカム体の隔壁は気体に曝されるため、セラミックハニカム体の内側部分の乾燥速度を速くできる。また、第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置では、遮風手段によって送風手段からセラミックハニカム体の外表面に至る気体の流路(以下、便宜的に外側乾燥経路と呼ぶ)を遮蔽する。このため、セラミックハニカム体の外表面に気体が直接当接するのを防止でき、セラミックハニカム体の外側部分の乾燥速度を遅くできる。よって、第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置によると、セラミックハニカム体を均一に乾燥できる。
また、第1発明のセラミックハニカム体の乾燥装置によると、上述した特許文献1の技術のように、低揮発性物質をセラミックハニカム体の外表面に均一な厚さで塗布する必要がなく、セラミックハニカム焼成体を安価に製造できる利点もある。さらに、低揮発性物質を塗布する必要がないため、セラミックハニカム焼成体を製造する際の焼成温度や焼成時間は原料に含まれる材料(有機バインダ成分や水など)に応じて容易に設定できる。よって、第1発明のセラミックスハニカム体の製造装置によると、セラミックハニカム焼成体をより安価に製造できる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(1)を備える場合には、遮風手段を単純な形状に形成でき、かつ、外側乾燥経路を遮風手段によって確実に遮蔽できる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(2)を備える場合には、セラミックハニカム体が自重によって変形するのを防ぎつつセラミックハニカム体を均一に乾燥できる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(3)を備える場合には、乾燥によりセラミックハニカム体の外形が小さくなった場合にも、気体の外側乾燥経路を遮風手段によって確実に遮蔽できる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(4)を備える場合には、セラミックハニカム体の内側部分の乾燥速度をより速くし、かつ、外側部分の乾燥速度をより遅くできる。よってセラミックハニカム体をより均一に乾燥させることができる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(5)を備える場合には、セラミックハニカム体の軸方向(セラミックハニカム体が延びる方向)の両端を交互に乾燥させることで、セラミックハニカム体を軸方向により均一に乾燥させることができる。
上記課題を解決する第2発明のセラミックスハニカム体の乾燥方法は、上述した第1発明のセラミックスハニカム体または上記構成(1)〜(5)の少なくとも1つを備える第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置を用いる方法である。第2発明のセラミックスハニカム体の乾燥方法によると、遮風手段によって気体の外側乾燥経路を遮蔽しつつ、送風手段によってセラミックハニカム体の端面から気体流路に気体を流通させることで、セラミックハニカム体の内側部分の乾燥速度を速くし、かつ、外側部分の乾燥速度を遅くできる。よって、第2発明のセラミックハニカム体の乾燥方法によると、セラミックハニカム体を均一に乾燥できる。
第1発明および第2発明において、セラミックスハニカム体は内部に複数の気体流路をもつ形状(所謂ハニカム形状)をなす。セラミックスハニカム体は、円筒状や角筒状などに代表される種々の形状に形成できる。セラミックスハニカム体の気体流路は、両端面に開口していても良いし、一端面のみに開口し他端面には開口しない所謂目詰め形状をなしても良い。
送風手段にて供給される気体の温度は、高温である程、セラミックハニカム体の乾燥が速くなる。気体の温度は、30℃以上80℃以下であるのが好ましい。気体の温度が30℃未満であると、セラミックハニカム体の乾燥が遅くなり、80℃を超えると上述した変形やクラック等が発生し易くなる。また気体の温度は、送風初期には低温であり送風後期になるにつれて昇温するのが好ましい。昇温の割合は1分間あたり0.1〜1.0℃であるのが望ましい。急激に昇温するほどセラミックハニカム体の乾燥が速くなるが、変形やクラックが発生し易くなる。
第1発明および第2発明において、遮風手段は気体の外側乾燥経路を遮蔽すれば良い。遮風手段は、例えば、セラミックスハニカム体の外表面を覆っても良いし、送風手段から供給される気体の風向を制御して気体がセラミックスハニカム体の外表面に到達しないようにしても良い。また、遮風手段は送風手段に一体化されていても良いし、送風手段と別体であっても良い。
第1発明のセラミックスハニカム体が上記構成(3)を備える場合、遮風手段はシート状やフィルム状などの伸縮性や弾性を発揮しやすい形状をなすのが好ましい。また、遮風手段はゴムやプラスチックなどの伸縮性や弾性のある材料で形成するのが好ましい。特に、発泡スチロール、発泡ウレタン、スポンジゴムなどが好ましく、耐熱性に優れ100℃以下では殆どガス化しないものが好ましい。伸縮性や弾性のある材料からなる遮風手段は自身の弾性によって収縮するため、セラミックスハニカム体が収縮した際にもセラミックハニカム体の外表面を被覆でき、気体の外側乾燥経路を遮蔽できる。遮風手段を弾性材料以外の材料で形成する場合には、遮風手段をプリーツ状などの拡縮可能な形状に形成すればよい。この場合、別途設けた制御手段によって遮風手段の拡縮割合を制御すれば、セラミックスハニカム体が収縮した際にも、遮風手段によってセラミックハニカム体の外表面を被覆でき、気体の外側乾燥経路を遮蔽できる。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(4)を備える場合、送風手段のなかで気体を吹き出す部分(以下、吹出口と呼ぶ)を拡縮径可能にするか、吹出口とセラミックハニカム体とを離接可能にすれば、セラミックハニカム体の乾燥装置を簡単な構成で形成できる。例えば、吹出口を拡縮径可能に形成する場合には、端面の中心に吹出口を対向させて、送風初期に吹出口を縮径させれば、送風初期には端部の中心側の領域にのみ気体を直接当接させ得る。また、送風後期に吹出口を拡径させれば、送風後期に端面の外側部分にも気体を直接当接させ得る。吹出口とセラミックハニカム体とを離接可能にする場合には、端面の中心に吹出口を対向させて、送風初期にはセラミックハニカム体と吹出口とを近接させれば、送風初期には端面の中心側の領域にのみ気体を直接当接させ得る。そして、送風後期にはセラミックハニカム体と吹出口とを離間させれば、送風後期に端面の外側の部分にも気体を直接当接させ得る。
第1発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置が上記構成(5)を備える場合、セラミックハニカム体の乾燥装置には2つの送風手段を設けても良いし、1のみの送風手段を設けても良い。すなわち、2つの送風手段の一方をセラミックハニカム体の第1端面側に設け、他方を第2端面側に設けても良い。この場合には、2つの送風手段を交互に駆動することで、第1端部と第2端部とに交互に気体を供給できる。送風手段に2つの吹出口を設け、一方の吹出口を第1端面に対向させ、他方の吹出口を第2端面に対向させても良い。この場合には、2つの吹出口を交互に開閉させれば第1端部と第2端部とに交互に気体を供給できる。1のみの吹出口をもつ1のみの送風手段を設けてもよい。この場合にはセラミックハニカム体を回転させれば、第1端部と第2端部とに交互に気体を供給できる。何れの場合にも、第1端部と第2端部とにそれぞれ1回以上気体を供給すれば、セラミックハニカム体を軸方向に均一に乾燥できる。
以下、本発明のセラミックスハニカム体の乾燥装置およびセラミックスハニカム体の乾燥方法を図面を基に説明する。
(実施例1)
実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置は、上記構成(1)〜(5)を備える。実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す斜視図を図1に示す。実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す断面図を図2に示す。送風初期における実施例1のセラミックハニカム体を模式的に表す要部拡大説明図を図3に示す。送風後期における実施例1のセラミックハニカム体を模式的に表す要部拡大説明図を図4に示す。以下、本実施例において上、下、左、右、前、後とは図1に示す上、下、左、右、前、後を示す。
実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置は、遮風手段10と回転手段20と送風手段30と制御手段(図略)を備えている。
遮風手段10は角筒状をなし、内周がセラミックハニカム体40の外周よりも僅かに小径になっている。遮風手段10は発泡ポリウレタンからなり、セラミックハニカム体40の外周表面を被覆する。
セラミックハニカム体40もまた角筒状をなす。セラミックハニカム体40の内周部には、上下方向に延びる複数の隔壁41と左右方向に延びる複数の隔壁41とによって区画された複数の気体流路42が形成されている。気体流路42は互いに平行に形成され、各々前後方向に延びている。各気体流路42は、前側の端面である第1端面43と後側の端面である第2端面44とにそれぞれ開口している。セラミックハニカム体40は、炭化珪素からなるセラミック原料粉体と有機バインダ成分と水とからなる原料スラリーを、押し出し成形法により所定形状に成形して得たものである。
回転手段20はケース体21と、2つのローラ22と、2つのモータ(図略)とを備える。ケース体21は2端が開口する円筒状をなし、内部にセラミックハニカム体40および遮風手段10を内蔵する収容空間23をもつ。ケース体21には収容空間23に向けて突出する固定部(図略)が設けられている。固定部は遮風手段10の外周表面と係止し、セラミックハニカム体40および遮風手段10を収容空間23の内部に固定する。2つのローラ22にはそれぞれモータが接続されている。ローラ22はモータに駆動されて回転する。モータは制御手段を介して図略の電源に接続されている。制御手段はモータと電源との接続をオン/オフ切換えするとともにローラ22の回転数を制御する。2つのモータは同期して動作し互いに同方向に回転する。ケース体21はローラ22上に載置され、ローラ22の外表面はケース体21の外周表面に当接している。ローラ22の回転によってケース体21の回転が駆動される。実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置では、ケース体21の回転に伴って、ケース体21に固定されているセラミックハニカム体40および遮風手段10が回転する。
送風手段30は、中空の送風経路部31と図略のブロワ手段とを備えている。ブロワ手段はファンとモータとヒータを備える。モータは制御手段を介して電源に接続される。制御手段は所定のタイミングでモータと電源との接続をオン/オフ切替えする。モータにはファンが接続され、モータが給電を受けて回転するとファンが回転する。ヒータもまた制御手段を介して電源に接続される。制御手段は所定のタイミングでヒータと電源との接続をオン/オフ切替えするとともに、ヒータを所定のタイミングで所定の温度に加温する。ヒータはファンの近傍に配置されている。ファンはヒータで所定の温度に暖められた空気を送風経路部31に供給する。
送風経路部31は、ファンを内蔵する基部(図略)と、基部から分岐する2つの端部(第1端部32、第2端部33)とをもつ筒状をなす。基部の内部と端部の内部とは連通している。一方の端部である第1端部32は、ケース体21の前側に向けて延び、ケース体21に固定されているセラミックハニカム体40の第1端面43に対面して開口している。第1端部32の開口が第1吹出口35を形成する。他方の端部である第2端部33は、ケース体21の後側に向けて延び、ケース体21に固定されているセラミックハニカム体40の第2端面44に対面して開口している。第2端部33の開口が第2吹出口36を形成する。送風経路部31の内部には弁装置(図略)が配設されている。弁装置は制御手段に接続されている。制御手段は、所定のタイミングで弁装置を動作させ、基部から第1吹出口35に至る送風経路と、基部から第2吹出口36に至る送風経路との一方を開き他方を閉じる。第1端部32および第2端部33は、基部側の部分が可撓性をもつ。第1端部32および第2端部33には、距離調整手段(図略)が接続されている。距離調整手段は制御手段に接続され、所定のタイミングで、第1端部32を移動させて第1吹出口35と第1端面43との距離を調整するとともに、第2端部33を移動させて第2吹出口36と第2端面44との距離を調整する。
実施例1のセラミックハニカム体の乾燥方法は、実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置を用いた方法である。実施例1のセラミックハニカム体の乾燥方法を以下に説明する。
先ず、遮風手段10を弾性変形させ拡径させつつセラミックハニカム体40に被せた。遮風手段10は、僅かに拡径した状態でセラミックハニカム体40の外周表面を覆った。その後にセラミックハニカム体40および遮風手段10をケース体21の収容空間23に収容し、遮風手段10の外周表面を固定部に係止させて、セラミックハニカム体40および遮風手段10を収容空間23の内部に固定した。次いで、制御手段を操作して、ヒータを70℃に昇温した。さらに、距離調整手段を駆動して第1端部32を移動させて第1吹出口35を第1端面43に近接させるとともに、第2端部33を移動させて第2吹出口36を第2端面44に近接させた。次いで、ローラ22を回転させてケース体21を10rpmで回転させるとともに、ファンを回転させた。ファンの回転によってヒータで暖められた空気が送風経路部31に供給された。送風開始後10分間は、20秒毎に弁装置を動作させて、基部から第1吹出口35に至る送風経路と、基部から第2吹出口36に至る送風経路とを交互に開いた。したがって、送風経路部31に供給された空気は、セラミックハニカム体40の第1端面43側と第2端面44側とに交互に供給された。詳しくは、基部から第1吹出口35に至る送風経路に流入した空気は、第1吹出口35を介して吹き出し、セラミックハニカム体40の第1端面43を経て気体流路42に流入した。基部から第2吹出口36に至る送風経路に流入した空気は、第2吹出口36を介して吹き出し、セラミックハニカム体40の第2端面44を経て気体流路42に流入した。送風開始後10分が経過した後は、1分毎に弁装置を動作させて、基部から第1吹出口35に至る送風経路と、基部から第2吹出口36に至る送風経路とを交互に開いた。また、送風開始後15分が経過した後に、距離調整手段を駆動し、第1端部32を移動させて第1吹出口35を第1端面43から離間させるとともに、第2端部33を移動させて第2吹出口36を第2端面44から離間させた。合計20分間送風して、セラミックハニカム体40を乾燥させ、セラミックハニカム乾燥体を得た。得られたセラミックハニカム乾燥体には、変形やクラックがなく、このセラミックハニカム乾燥体を焼成して得られたセラミックハニカム焼成体にもまた変形やクラックはなかった。
実施例1のセラミックハニカム体の乾燥方法によると、送風手段30から供給された空気が第1端部32または第2端部33を介して気体流路42に流入することで、セラミックハニカム体40の内周側部分が空気に曝される。よって、セラミックハニカム体40の内周側部分の乾燥速度が速くなった。一方、セラミックハニカム体40の外周表面は遮風手段10で被覆されているために、空気の外周側乾燥経路、すなわち、第1吹出口35からセラミックハニカム体40の外周表面に至る空気の流路および第2吹出口36からセラミックハニカム体40の外周表面に至る空気の流路は、遮風手段10によって遮蔽された。よって、セラミックハニカム体40の外周表面には空気が直接当接せず、セラミックハニカム体40の外周側部分の乾燥速度は遅くなった。したがって、セラミックハニカム体40は均一に乾燥したと考えられる。
さらに、距離調整手段によって第1端部32および第2端部33を移動させて、送風初期には第1吹出口35を第1端面43に近接させるとともに第2吹出口36を第2端面44に近接させた。また、送風後期には第1吹出口35を第1端面43から離間させるとともに第2吹出口36を第2端面44から離間させた。このため、セラミックハニカム体40が周方向に均一に乾燥したと考えられる。すなわち、図3に示すように、第1吹出口35が第1端面43に近接しているときには、送風手段30から供給される空気は、第1端面43の内周中心側の領域Aにのみ直接当接する。図示しないが、第2吹出口36が第2端面44に近接している場合にも同様に、送風手段30から供給される空気は、第2端面44の内周中心側の領域にのみ直接当接する。これに対して、図4に示すように、第1吹出口35が第1端面43と離間しているときには、送風手段30から供給される空気は、第1端面43の外周側部分を含む領域Bに直接当接する。図示しないが、第2吹出口36が第2端面44と離間している場合にも同様に、送風手段30から供給される空気は、第2端面44の外周側部分を含む領域に直接当接する。送風手段30から供給される空気が、送風初期には第1端面43および第2端面44の内周中心側の領域Aにのみ直接当接し、送風後期には第1端面43および第2端面44の外周側部分を含む領域Bに直接当接するため、セラミックハニカム体40の内周側部分の乾燥速度をより速くし、かつ、外周側部分の乾燥速度をより遅くできる。よって、セラミックハニカム体40が周方向に均一に乾燥したと考えられる。
また、回転手段20によってセラミックハニカム体40および遮風手段10を回転させつつ乾燥しているため、セラミックハニカム体40の自重による変形が防止されたと考えられる。
また、遮風手段10は弾性材料からなり、僅かに拡径した状態でセラミックハニカム体40を被覆している。従って、セラミックハニカム体40が乾燥して収縮すると、遮風手段10は自身の弾性によって縮径する。よって、空気の外周側乾燥経路を遮風手段10によって確実に遮蔽でき、セラミックハニカム体40がより均一に乾燥したと考えられる。
また、送風手段30の基部から第1吹出口35に至る送風経路と、基部から第2吹出口36に至る送風経路とを交互に開き、送風手段30から供給された空気を第1端部32と第2端部33とに交互に供給することで、セラミックハニカム体40が軸方向(図1中前後方向)に均一に乾燥したと考えられる。
(実施例2)
実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置は、上記構成(2)、(4)、(5)を備える。実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す要部拡大斜視図を図5に示す。実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す断面図を図6に示す。以下、本実施例において上、下、左、右、前、後とは図5に示す上、下、左、右、前、後を示す。
実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置は、遮風手段が送風手段に一体化されていること、および、距離調整手段をもたないこと以外は実施例1と同じである。
実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置における送風手段30は、第1端部32および第2端部33の形状以外は実施例1との送風手段30と同じである。第1端部32の第1吹出口35は、内径が、セラミックハニカム体40の第1端面43の外径よりも僅かに大きい。第1端部32は、第1吹出口35を第1端面43に対面させつつ第1吹出口35の内部に第1端面43を収容している。第2端部33の第2吹出口36もまた、内径が、セラミックハニカム体40の第2端面44の外径よりも僅かに大きい。第2端部33は、第2吹出口36を第2端面44に対面させつつ第2吹出口36の内部に第2端面44を収容している。第1端部32および第2端部33は、弾性材料である発泡ポリウレタンからなる。実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置では、第1端部32と第2端部33とが遮風手段10を構成する。すなわち、第1端部32および第2端部33によって、空気の外周側乾燥経路が遮蔽される。第1端部32および第2端部33は、基部に対して回転可能に接続されている。従って、回転手段20が回転し、セラミックハニカム体40が回転すると、第1端部32および第2端部33もまた回転する。
実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置では、実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置と同様に、基部から第1吹出口35に至る送風経路を開くと、送風経路部31に流入した空気は、第1吹出口35を介して吹き出し、セラミックハニカム体40の第1端面43を経て気体流路42に流入する。基部から第2吹出口36に至る送風経路を開くと、送風経路部31に流入した空気は第2吹出口36を介して吹き出し、セラミックハニカム体40の第2端面44を経て気体流路42に流入する。また、第1端部32および第2端部33によって、空気の外周側乾燥経路が遮蔽される。よって、実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置によると、遮風手段10によって空気の外周側乾燥経路を遮蔽しつつ、送風手段30によってセラミックハニカム体40の端面から気体流路42に気体を流通させることができるため、セラミックハニカム体40が均一に乾燥する。また、回転手段20によってセラミックハニカム体40を回転させつつ乾燥するため、セラミックハニカム体40が自重により変形することはない。また、送風手段30の基部から第1吹出口35に至る送風経路と、基部から第2吹出口36に至る送風経路とを交互に開き、送風手段30から供給された空気を第1端部32と第2端部33とに交互に供給することで、セラミックハニカム体40が軸方向(図5中前後方向)に均一に乾燥する。また、第1端部32および第2端部33が弾性材料からなるため、セラミックハニカム体40が乾燥し収縮すると、第1端部32および第2端部33は自身の弾性によって縮径する。よって、実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置もまた、空気の外周側乾燥経路を遮風手段10によって確実に遮蔽でき、セラミックハニカム体40がさらに均一に乾燥する。
(実施例3)
実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置は、上記構成(1)〜(5)を備える。実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す要部拡大斜視図を図7に示す。以下、本実施例において上、下、左、右、前、後とは図7に示す上、下、左、右、前、後を示す。
実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置は、遮風手段10の形状以外は実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置と同じである。実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置は2つの遮風手段10をもつ。それぞれの遮風手段10は、内部に角形の中空を持つ円筒状をなす。遮風手段10の内径はセラミックハニカム体40の外径よりも僅かに小さく、遮風手段10の外径はケース体21の内径よりも僅かに大きい。2つの遮風手段10の軸方向の長さ(図7における前後方向の長さ)の和は、セラミックハニカム体40の軸方向の長さおよびケース体21の軸方向の長さよりも短い。遮風手段10は発泡ポリウレタンからなる。
実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置において、2つの遮風手段10はセラミックハニカム体40の外周表面のなかで軸方向の一部のみを被覆する。詳しくは、一方の遮風手段10はセラミックハニカム体40の第1端面43側の外周表面を被覆しつつ、ケース体21の内周表面とセラミックハニカム体40の外周表面との隙間をシールする。他方の遮風手段10はセラミックハニカム体40の第2端面44側の外周表面を被覆しつつ、ケース体21の内周表面とセラミックハニカム体40の外周表面との隙間をシールする。よって、実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置では、2つの遮風手段10によって、空気の外周側乾燥経路を遮蔽できる。したがって、実施例3のセラミックハニカム体の乾燥装置では、遮風手段10がセラミックハニカム体40の外周表面全体を覆っていないが、実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置と同様に、セラミックハニカム体40を均一に乾燥させ得る。
実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す斜視図である。 実施例1のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す断面図である。 送風初期における実施例1のセラミックハニカム体を模式的に表す要部拡大説明図である。 送風後期における実施例1のセラミックハニカム体を模式的に表す要部拡大説明図である。 実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す要部拡大斜視図である。 実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す断面図である。 実施例2のセラミックハニカム体の乾燥装置を模式的に表す要部拡大斜視図である。
符号の説明
10:遮風手段、20:回転手段、30:送風手段、40:セラミックハニカム体、42:気体流路、43:第1端面、44:第2端面

Claims (7)

  1. 内部に複数の気体流路を持ち該気体流路が少なくとも一方の端面に開口しているセラミックハニカム体を乾燥する装置であって、
    該セラミックハニカム体の端面に向けて気体を供給し該気体を該気体流路に流通させる送風手段と、該送風手段から該セラミックハニカム体の外表面に至る該気体の流路を遮蔽する遮風手段とを備えることを特徴とするセラミックハニカム体の乾燥装置。
  2. 前記遮風手段は、前記セラミックハニカム体の前記外表面を被覆する請求項1に記載のセラミックハニカム体の乾燥装置。
  3. さらに、前記セラミックハニカム体を保持しつつ回転させる回転手段を備える請求項1に記載のセラミックハニカム体の乾燥装置。
  4. 前記遮風手段は、前記セラミックハニカム体の外形に応じて拡縮可能である請求項2に記載のセラミックハニカム体の乾燥装置。
  5. 送風初期において前記送風手段から供給される気体が直接当接する前記セラミックハニカム体の前記端面の領域は、送風後期において前記送風手段から供給される気体が直接当接する前記セラミックハニカム体の前記端面の領域よりも中心側である請求項1に記載のセラミックハニカム体の乾燥装置。
  6. 前記送風手段は、前記セラミックハニカム体の一方の端面である第1端面と他方の端面である第2端面との両方に気体を供給でき、該第1端面と該第2端面とに交互に気体を供給する請求項1に記載のセラミックハニカム体の乾燥装置。
  7. 請求項1〜6の何れかに記載のセラミックハニカム体の乾燥装置を用い、前記遮風手段によって前記送風手段から前記セラミックハニカム体の外表面に至る前記気体の流路を遮蔽しつつ、前記送風手段によって前記セラミックハニカム体の端面に向けて前記気体を供給し前記気体を前記気体流路に流通させることを特徴とするセラミックハニカム体の乾燥方法。
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