JP2007190371A - 歯科用測色装置、システム、方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生活歯の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶するシェードガイド情報記憶部114と、測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得し、該基準測色情報と生活歯の測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する画素抽出部821と、画素抽出部821により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する画像作成部822と、画像作成部822にて作成された生活歯比較画像を表示する表示画像GUI部115とを具備する歯科用測色装置を提供する。
【選択図】図4
Description
従来における肌の診断には、肌の表面を拡大してモニタなどで観察することができるように構成された肌診断用カメラシステムが用いられており、例えば、皮膚科、エステティックサロン、美容カウンセリングなどで使用されている。これらのうちの例えば皮膚科の場合には、皮溝や皮丘の画像を観察することにより、皮膚表面の特徴を捉えて診断し、カウンセリング等が行われている。
まず、歯科医院において、歯科医等により患者の口腔内の撮影が行われる。撮影は、例えば、複数の歯を含む口腔内全体の写真やクラウン作製の対象となる生活歯の歯面等の撮影が行われる。撮影は、歯科用に開発されたデジタルカメラ等を用いて行われる。
更に、歯科医は、色調の互いに異なる複数の歯の見本(以下「シェードガイド」という。)の中から患者の生活歯に最も近い色味のシェードガイドを選択する(以下、この作業を「シェードテイク」という。)。シェードガイドとは、例えば、互いに異なる発色のセラミックを歯の形状に加工したものである。上記作業が終了すると、歯科医は、上述の撮影写真と選択したシェードガイドに割り当てられている固有の識別番号とをクラウンを作製する技工所に送付する。これにより、技工所では、これら情報に基づいてクラウンの作製が行われる。
更に、上記特許文献1では、比較結果が数値で表現されていたために、歯科医や技工士等のユーザが両者の特徴を対比しづらいという欠点があった。
本発明は、生活歯の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶する第1の記憶部と、前記測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得する基準取得部と、前記基準測色情報と前記生活歯の測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第1の抽出部と、前記第1の抽出部により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する第1の画像作成部と、前記第1の画像作成部により作成された前記生活歯比較画像を表示する表示制御部とを具備する歯科用測色装置である。
「測色情報」は、例えば、色度値、分光特性、色温度などであり、具体的には、RGB値、L*a*b*値、CMYK値、XYZ値、LCH値、分光組成、分光反射率、色温度値等である。上記第1の記憶部には、これらRGB値等のうち少なくともいずれか1つが記憶されていれば足りる。
「色調を異ならせる」とは、例えば、上記生活歯比較画像において、第1の画素群と第2の画素群との区別が視認可能に表現されていれば足り、例えば、色彩を異ならせる他、同一色彩において濃淡、輝度等を異ならせる等の表現態様をとることが可能である。また、「色調を異ならせる」とは、網点またはメッシュでの濃淡表示を異ならせる概念も含むものとする。
更に、同一画面に生活歯比較画像と見本比較画像とが表示されるので、これらの画像に基づいて、生活歯の特徴と歯の見本の特徴とを容易に比較することが可能となる。
前記第2の画像作成部が、前記見本比較画像における各画素の明度、彩度、色相の少なくとも1つを、その画素の測色情報に応じて変化させることとしてもよい。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態に係る歯科用測色システムは、図1及び図4に示すように、撮像装置1、クレードル2、歯科用測色装置3、及び表示装置4を備えて構成されている。
光源10は、撮影装置1の先端部付近に配置され、被写体を照明するための互いに異なる4つ以上の波長帯域を有する照明光を発する。具体的には、光源10は、互いに異なる波長帯域の光を発する7つの光源10a乃至10gを備えている。各光源10a乃至10gは、それぞれ4つのLEDを備えており、その中心波長は図2に示すように、光源10aは約450nm、光源10bは約465nm、光源10cは約505nm、光源10dは約525nm、光源10eは約575nm、光源10fは約605nm、光源10gは約630nmとなっている。このLEDの発光スペクトル情報は、LEDメモリ11に記憶され、後述する歯科用測色装置3にて用いられる。
パワーLED64は、例えば、赤と緑とからなる2つのLEDを備えており、緑色点灯により撮影準備が完了した旨を通知し、緑色点滅により撮影準備中(初期ウォーミング等)である旨を通知し、赤色点灯によりバッテリ充電中である旨を通知する。
アラームブザー65は、警鐘することにより撮影した画像データが無効である旨を通知する。
以下、本発明の特徴部分であるマルチバンド撮影による歯の測色処理について説明する。
まず、医師により撮像装置がクレードル2から持ち上げられ、撮像装置の筐体の投射口側に設けられている取り付け口(図示略)にコンタクトキャップが取り付けられる。このコンタクトキャップは、柔軟性を有する素材により略筒状に形成されている。
なお、LEDを照射しないで生活歯の画像を更に撮影し、外光画像として画像メモリ35に記録する。
キャリブレーション画像の測定は、上述のマルチバンド撮影と同様の手順により色票100を撮影するものである。これにより、色票100のマルチバンド画像が色票画像として画像メモリ35に記録される。
続いて、LEDが全く点灯しない状態(暗黒下)で色票100の撮影が行われ、この画像が暗電流画像として画像メモリ35に記録される。なお、この暗電流画像は、撮影を複数回行い、これら画像を平均化した画像を用いるようにしてもよい。
同様に、色票画像に対する信号補正は、例えば、色票画像の画像データに対して画素毎に暗電流画像データの信号値を減算することによって行われ、温度によって変化するCCDの暗電流ノイズ(Dark Noise)の除去を行うことができる。
このようにして信号補正が行われた後のマルチバンド画像及び色票画像は、ローカルバス37、通信I/Fコントローラ34、通信/I/F接点61を介して図4に示す歯科用測色装置3へ送信され、歯科用測色装置3内のマルチバンド画像メモリ110に記録される。
まず、入力γ補正の前段階として、変換テーブル作成部711により変換テーブル712が作成される。具体的には、変換テーブル作成部711は、入力光強度とセンサ信号値とを対応付けたデータを有しており、これらデータに基づいて変換テーブル712を作成する。この変換テーブル712は、入力光強度と出力信号値の関係から作成されるものであり、例えば、図6(a)に実線で示すように、入力光強度とセンサ信号値とが略比例関係となるように作成される。
面内ムラ補正部715は、以下の(1)式を用いて、マルチバンド画像データの画面中心の輝度を補正する。
上記面内ムラ補正は、マルチバンド画像データの各画像データに対して行われる。
具体的には、マルチバンド画像データg´k(x,y)とスペクトル推定マトリクスMspeとを用いてマトリクス演算を行うことにより、401次元のスペクトル信号を算出する。
上記スペクトル推定マトリクスMspeは、カメラの分光感度データ、LEDスペクトルデータ、被写体(歯)の統計データに基づきスペクトル推定マトリクス作成部717にて作成される。このスペクトル推定マトリクスの作成については特に限定されることなく、周知の手法を用いることが可能である。例えば、その一例が、S.K.Park and F.O.Huck “Estimation of spectral
reflectance curves from multispectrum image data”, Applied Optics, 16,pp3107-3114(1977)に詳述されている。
ここで、撮像装置1により撮像されたマルチバンド画像データには、測定対象となる歯のほか、該歯の隣の歯や歯茎等の情報も含まれている。従って、領域特定処理では、これら口腔内の画像データから測定対象となる歯の領域を特定する処理が行われる。
本手法では、撮像されたマルチバンド画像データで示される画像中の領域(画素又は画素の集合)におけるn種類の波長帯域それぞれの信号値で定められる波長帯域特性値を、n次空間内に表す。そして、そのn次空間内に、測定対象の特徴を表す平面領域を規定し、n次空間内に表された波長帯域特性値が、その平面領域に投影されるとき、その波長帯域特性値を有する画像中の領域を、測定対象となる歯の領域に含まれると判断することで、測定対象の領域(輪郭)を特定する。
上記分類スペクトルに基づく領域の特定手法のほか、本手法では、例えば、青の波長帯域及び緑の波長帯域に対応する特定の信号値(スペクトル)のみを抽出し、これらの信号値を比較することにより、歯に特有な信号値(スペクトル)を持つ領域を歯の領域として特定するようにする。このような手法によれば、比較するサンプル数が減るため、短時間で容易に領域特定を行うことが可能となる。
なお、上述の歯の領域の特定手法1,2いずれを用いる場合でも、本実施形態では、歯について領域特定を行ったが、歯茎の領域特定も可能である。また、上述の領域特定手法のほか、例えば、測定対象の歯をモニタ4に表示させ、このモニタ4に表示された画面上にてユーザに輪郭を設定させる態様を取ることも可能である。
このようなシェードガイド選定処理は、例えば、以下の(2)式に基づいてスペクトル判定値Jvalueを求めることにより行われる。
また、この基準画素、換言すると基準色度値は、後述する図13および図14に表示されている基準入力部(基準入力部)200により変更可能とされている。なお、基準色度値は、上述のように生活歯の画像から取得するのではなく、絶対値として予め登録されていてもよい。
なお、ΔE*は以下の(3)式で得ることができる。
例えば、画像作成部822は、ΔE*=0の画素を黒、ΔE*=10の画素を白と定義し、3<ΔE*<10の画素においてはΔE*の値が大きくなるほど白味を帯びたグレーで表現し、10≦ΔE*の画素においては全て白で表現する。
具体的には、3<ΔE*<10である画素の場合には、画像作成部822は、その画素を以下に示す(4)式のRGB値で表現する。
R=ΔE**25.5
G=ΔE**25.5 (4)
B=ΔE**25.5
例えば、画像作成部822は、ΔE*=0の画素を黒、ΔE*=24の画素を白と定義し、10<ΔE*<24の画素はΔE*の値が大きくなるほど白味を帯びたグレー表現とし、24≦ΔE*の画素は、全て白で表現する。
R=ΔE**10.625
G=ΔE**10.625 (5)
B=ΔE**10.625
なお、前述のグレースケールの表現は、網点またはメッシュでの濃淡表現に変えても構わない。
上記(4),(5)式において、色差ΔE*に乗算されている各係数は、ΔE*の最大値が255になるように表現するためのものである。なお、ΔE*の最大値は255に限られず、OSに応じて設定を変更することが可能である。
画像表示GUI部115は、上述のごとく求められた見本比較画像、生活歯比較画像、並びに、生活歯のRGB画像、シェードガイドのRGB画像、シェードガイド番号等に基づいて画面画像データを作成し、図13に示すような画面を表示装置4の表示画面に表示させる。
また、図13において、基準入力部200が表示されている生活歯比較画像C上では、基準入力部200の横走査線Xが上記基準線Qの役割を果たしており、この横走査線X上にある画素の色度値と基準色度値との差分ΔE*が線グラフEとして、生活歯比較画像Cの左隣に表示される。この場合においても、線グラフEのY軸のメモリと生活歯比較画像CにおけるY軸(横走査線X)のメモリとを一致させて表示する。
更に、画像表示GUI部115は、上記生活歯のカラー画像の右隣に、生活歯の各領域におけるシェードガイドの第1候補をリストRとして表示する。
例えば、図13に示した画面例では、ユーザは、基準色度値(生活歯の中央画素)との差分ΔE*が「3」以下である画素が生活歯の中央部分に幅広に分布していること、並びに、シェードガイドにおいては、中央全域にまばらに分布していることを容易に確認することができる。
複数の見本比較画像を表示させることにより、より多くのシェードガイドを生活歯と比較することが可能となるので、生活歯の特徴に近似するする特徴を持つシャードガイドを効率的に選択することが可能となる。
更に、シェードガイドにおいても、各画素における色度値を上記基準色度値とそれぞれ比較するのではなく、複数の画素からなる領域における色度値の平均値を上記基準色度値とそれぞれ比較することとしてもよい。なお、上述の実施形態では、測色情報として色度値を用いているが、その他の測色情報を採用する場合においても同様に適用することが可能である。
R=L**2.55
G=L**2.55 (6)
B=L**2.55
このように表現することで、L*を0から255までの階調を有するグレーで表現することができる。また、明度L*の範囲を生活歯の特徴に合わせて40≦L*≦90としてもよい。この場合、L*<40の場合には、RGB値をいずれも0とし、また、L*>90の場合には、RGB値をいずれも255とし、40≦L*≦90の場合には、RGB値を以下に示す(7)式で表現することとしてもよい。
R=L**2.833
G=L**2.833 (7)
B=L**2.833
また、上記態様に加えて、画面上にユーザが比較を所望するシェードガイド番号を入力するシェードガイド特定部を設け、このシェードガイド特定部により入力されたシェードガイド番号にて識別されるシェードガイドを比較対象として上記見本比較画像を作成することとしてもよい。
ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
まず、図15のステップSA1では、生活歯の7バンドの撮影画像からRGBカラー画像データを作成する。続いて、ステップSA2では、生活歯の撮影画像に基づいて各画素の分光スペクトル(具体的には分光反射率スペクトル)を算出する。ステップSA3では、生活歯の撮影画像に基づいて色度値を算出する。ステップSA4では、上記ステップSA2において算出した分光スペクトルと、シェードガイド情報記憶部114に格納されている各シェードガイドの分光スペクトルを比較することにより、最もスペクトルが近似するシェードガイドを選定する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る歯科用測色システムについて説明する。
上述した第1の実施形態においては、測色情報として色度値を用い、この色度値と基準色度値との差分ΔEに基づいて見本比較画像および生活歯比較画像を作成していたが、本実施形態では、測色情報として分光スペクトル(具体的には、分光反射率スペクトル)を用い、この分光スペクトルと基準分光スペクトルとの差分Δspectに基づいて見本比較画像および生活歯比較画像を作成する。
以下、本実施形態に係る歯科用測色システムについて、上述した第1の実施形態と共通する点については説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
なお、第2および第4の画素群の表現手法については、上述した第1の実施形態と同様である。
画像表示GUI部115は、見本比較画像および生活歯比較画像等をモニタ4に表示する。これにより、モニタ4には、図13や図14に示したような画面において、画像Cとして上記画像作成部824により作成された生活歯比較画像が表示され、画像Dとして上記画像作成部824により作成された見本比較画像が表示されることとなる。
以下、CPUが本実施形態に係る歯科用測色プログラムを実行することにより実現される歯科用測色方法の処理手順について図17を参照して説明する。
ここで、差分Δspectの算出手法については、以下の(8)乃至(11)のいずれかを用いることが可能である。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る歯科用測色システムは、上述した第1および第2の実施形態における歯科用測色装置の機能を併せ持つことを特徴としている。従って、本実施形態に係る歯科用測色装置によれば、色度値に基づいて比較画像を作成することができるほか、分光スペクトルに基づいて比較画像を作成することも可能となる。
更に、上述の実施形態では、基準測色情報として、色度値または分光スペクトルを用いていたが、これらの情報に限られることなく、例えば、色温度を採用することとしてもよい。
2 クレードル
3 歯科用測色装置
4 表示装置
10 光源
70 色度算出部
71 スペクトル推定演算部
72 観察スペクトル演算部
73 色度値演算部
80 シェードガイド演算処理部
81 シェードガイド選定部
82 比較演算処理部
114 シェードガイド情報記憶部
115 画像表示GUI部
200 基準入力部
201 画像選択部
202 条件入力部
821,823 画素抽出部
822,824 画像作成部
Claims (15)
- 生活歯の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶する第1の記憶部と、
前記測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得する基準取得部と、
前記基準測色情報と前記生活歯の測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第1の抽出部と、
前記第1の抽出部により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する第1の画像作成部と、
前記第1の画像作成部により作成された前記生活歯比較画像を表示する表示制御部と
を具備する歯科用測色装置。 - 歯の見本の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶する第2の記憶部と、
前記基準測色情報と前記歯の見本の測色情報とを前記画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第2の抽出部と、
前記第2の抽出部により抽出された画素からなる第3の画素群と、抽出されなかった画素からなる第4の画素群とを異なる色調で表現した見本比較画像を作成する第2の画像作成部と
を備え、
前記表示制御部が、前記第2の画像作成部により作成された前記見本比較画像と前記生活歯比較画像とを表示する請求項1に記載の歯科用測色装置。 - 前記見本比較画像および前記生活歯比較画像において、前記第1の画素群と前記第3の画素群とが同一の色調で表現され、前記第2の画素群と前記第4の画素群とが同一の色調で表現されている請求項2に記載の歯科用測色装置。
- 前記第1の画像作成部が、前記生活歯比較画像における各画素の明度、彩度、色相の少なくとも1つを、その画素の測色情報に応じて変化させ、
前記第2の画像作成部が、前記見本比較画像における各画素の明度、彩度、色相の少なくとも1つを、その画素の測色情報に応じて変化させる請求項2に記載の歯科用測色装置。 - 前記第1の画像作成部が、前記第1の画素群に属する画素を前記生活歯の撮像画像データで表現した前記生活歯比較画像を作成し、
前記第2の画像作成部が、前記第3の画素群に属する画素を前記歯の見本の撮像画像データで表現した前記見本比較画像を作成する請求項2に記載の歯科用測色装置。 - 前記第1の画像作成部が、前記生活歯比較画像における前記第2の画素群に属する各画素の明度、彩度、色相の少なくとも1つを、その画素の測色情報に応じて変化させ、
前記第2の画像作成部が、前記見本比較画像における前記第4の画素群に属する各画素の明度、彩度、色相の少なくとも1つを、その画素の測色情報に応じて変化させる請求項5に記載の歯科用測色装置。 - 前記表示制御部が、前記生活歯比較画像が表示された画面に、前記基準測色情報を入力するための基準入力部を表示する請求項1から請求項6のいずれかに記載の歯科用測色装置。
- 前記表示制御部が、前記生活歯比較画像が表示された画面に、前記所定の条件を入力するための条件入力部を表示する請求項1から請求項7のいずれかに記載の歯科用測色装置。
- 撮像装置により撮影された口腔内の撮影画像の中から測定対象となる生活歯の領域を特定する領域特定部と、
特定した前記生活歯の領域に少なくとも1つの測定領域を設定する測定領域設定部と、
予め登録されている複数の前記歯の見本の中から各前記測定領域のスペクトルに近似する少なくとも1つの歯の見本を選択する見本選択部と
を備え、
前記第2の抽出部が、前記基準測色情報と前記見本選択部により選択された前記歯の見本の測色情報とを画素単位で比較する請求項2から請求項8のいずれかに記載の歯科用測色装置。 - 口腔内を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により取得された画像を処理する歯科用測色装置と、
前記歯科用測色装置により処理された画像を表示する表示装置と
を備え、
前記歯科用測色装置は、
生活歯の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶する第1の記憶部と、
前記測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得する基準取得部と、
前記基準測色情報と前記生活歯の測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第1の抽出部と、
前記第1の抽出部により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する第1の画像作成部と、
前記第1の画像作成部により作成された前記生活歯比較画像を表示する表示制御部と
を具備する歯科用測色システム。 - 前記歯科用測色装置は、
歯の見本の撮影画像データおよび該撮影画像データに基づいて得られた測色情報を画素毎に記憶する第2の記憶部と、
前記基準測色情報と前記歯の見本の測色情報とを前記画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第2の抽出部と、
前記第2の抽出部により抽出された画素からなる第3の画素群と、抽出されなかった画素からなる第4の画素群とを異なる色調で表現した見本比較画像を作成する第2の画像作成部と
を更に備え、
前記表示制御部が、前記第2の画像作成部により作成された前記見本比較画像と前記生活歯比較画像とを表示する請求項10に記載の歯科用測色システム。 - 生活歯の撮影画像データに基づいて得られた測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得する基準取得過程と、
前記生活歯の測色情報と前記基準測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第1の抽出過程と、
前記第1の抽出過程により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する第1の画像作成過程と、
前記生活歯比較画像を表示する表示制御過程と
を備える歯科用測色方法。 - 歯の見本の撮影画像データに基づいて得られた測色情報と前記基準測色情報とを前記画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第2の抽出過程と、
前記第2の抽出過程により抽出された画素からなる第3の画素群と、抽出されなかった画素からなる第4の画素群とを異なる色調で表現した見本比較画像を作成する第2の画像作成過程と
を更に備え、
前記表示制御過程において、前記見本比較画像と前記生活歯比較画像とを表示する請求項12に記載の歯科用測色方法。 - 生活歯の撮影画像データに基づいて得られた測色情報を比較する際に基準とされる基準測色情報を取得する基準取得処理と、
前記生活歯の測色情報と前記基準測色情報とを画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第1の抽出処理と、
前記第1の抽出過程により抽出された画素からなる第1の画素群と、抽出されなかった画素からなる第2の画素群とを異なる色調で表現した生活歯比較画像を作成する第1の画像作成処理と、
前記生活歯比較画像を表示する表示制御処理と
をコンピュータに実行させるための歯科用測色プログラム。 - 歯の見本の撮影画像データに基づいて得られた測色情報と前記基準測色情報とを前記画素単位で比較し、該比較結果が所定の条件を満たす画素を抽出する第2の抽出処理と、
前記第2の抽出過程により抽出された画素からなる第3の画素群と、抽出されなかった画素からなる第4の画素群とを異なる色調で表現した見本比較画像を作成する第2の画像作成処理と
を更に備え、
前記表示制御処理において、前記見本比較画像と前記生活歯比較画像とを表示する請求項14に記載の歯科用測色プログラム。
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