JP2007189964A - 検査基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長方形状基板1の長手方向両側辺の表面又は裏面に突出した直線状の変形防止リブ14を設けて反りを防止し、両端に位置する検査室の底面に立てた法線が4度以下の角度で交わるように構成する。基板裏面側から照射する励起光の屈折・偏向を防ぎ、また、蛍光の屈折・偏向を防止することができる。
【選択図】図1
Description
ーブを重ね合わせて三重になる。このSNP部位の構造をクリベースが認識して、アレルプローブのフラップを切断・遊離させる。次に、アレルプローブ起源の前記遊離フラップはFRETプローブとハイブリゼーションする。このハイブリゼーションによって、自己ハイブリゼーションの二本鎖とアレルプローブ起源の前記遊離フラップとの交点で三重となり、クリベースは再びこの構造を認識してFRETプローブのレポーターを切断し、クエンチャーから開放される。そして、励起光を照射することにより、切断遊離されたレポーターの蛍光標識が蛍光発色する。仮にSNP部位の塩基がアレルプローブとマッチしないものであった場合、アレルプローブ起源のフラップは切断・遊離せず、したがって、蛍光発光率が著しく低いから、この蛍光強度の差を検出することによってSNPを検査することができる。なお、励起光としては一般に紫外光又は可視光が利用されている。
この基板が長方形状であり、その長手方向両側辺の片面又は両面に突出した直線状の変形防止リブを備えることを特徴とする検査基板である。
複数の前記検査室の存在する部位の長手方向両側辺の片面又は両面に突出した直線状の変形防止リブを備え、
他方、前記収容室側の端部の長手方向両側辺が表裏面共平坦であることを特徴とする検査基板である。
複数の前記検査室のうち両端に位置する検査室の底面に立てた法線が4度以下の角度で交わることを特徴とする検査基板である。
できる。また、こうしてタイピング反応の終了後に励起光を照射・集光し、この励起光に応答した蛍光の発生の有無を検出することにより、正確なSNPの検査が可能である。
用する)。PCR試薬、希釈液等は液体状態であるため、これら液状の試薬等を、収容室11のうち一部の収容室に収容し、蓋材2によって液密に密封しておくことが望ましい。蓋材2として、合成樹脂の射出成型品を利用することもできるが、この例のようにフィルム状の蓋材を使用して、収容室11の開口部周囲の凸部111に接着することが望ましい。これら収容室11のそれぞれについて、それぞれ独立した個別のフィルム状蓋材を適用することもできるが、凸部111は線状に構成されており、しかも同一の高さに形成されているから、1枚の広い面積のフィルム状の蓋材2を適用して、収容室11のすべての凸部111に一括して接着することが望ましい。なお、例えば、注射器状シリンジ等を使用してこのフィルム状蓋材2から突き刺すことにより、収容室内の試薬等を取り出すことができる。また、人体から採取した血液等のサンプルを収容する場合にも、注射器状シリンジ等を突き刺して収容室に収容することができる。このため、フィルム状蓋材2は、基板から剥離できる必要がない。もちろん、このフィルム状蓋材2を剥離可能に凸部111に接着することも可能であり、この場合には、フィルム状蓋材2の一部又は全部を剥離して収容室11を露出させて使用することができる。
その検査対象によって調べるSNPの数が異なり、各SNPにより使用する試薬が異なるため、これら各種の試薬の数の検査室13が設けられていることが望ましい。また、これら複数の検査室13に、互いに異なる種類のタイピング試薬をあらかじめ収容しておくことにより、それぞれの検査室13のタイピング反応を特定して、検査ミスを防止することができる。
能となる。
を積層した積層フィルムを使用することもできる。なお、保護フィルム4は透明なものであっても良く、不透明なものであっても良い。
部から約8.0cmの長さで、収容室11の端部の両側辺yには変形防止リブ14を形成することなく平坦なままである。また、この変形防止リブ14は、高さ1.0mm、幅1.0mmであった。射出成型直後の反り量は0.9mm、前記交差角度は約0度55分であった。そして、反応形成室用フィルム3及び検査室用保護フィルム4を前記条件でヒートシールしたところ、反り量は3.2mm、前記交差角度は約3度20分であった。
11 ‥収容室
112‥収容室の底部
12 ‥反応室
13 ‥検査室
131‥検査室側壁
132‥検査室底面
133‥検査室底面に対向する基板裏面
134‥凹部周囲の凸部
135‥連結凸部
14 ‥変形防止リブ
2 ‥収容室用フィルム状蓋材
3 ‥反応室形成用フィルム
31 ‥突出部
4 ‥検査室用保護フィルム
y ‥平坦部
Claims (5)
- 反応済の検査対象を収容する複数の検査室を有する合成樹脂製基板であって、裏面から複数の前記検査室内の反応済検査対象に励起光を照射・集光してその応答によって検査する検査基板において、
この基板が長方形状であり、その長手方向両側辺の片面又は両面に突出した直線状の変形防止リブを備えることを特徴とする検査基板。 - DNAを増幅させる増幅反応を行うPCR増幅反応室と、この増幅反応に使用する試薬を収容する収容室と、前記PCR増幅反応室で増幅されたDNAを検査対象としてタイピング試薬を反応させる複数の検査室とを有する長方形状の合成樹脂製基板であって、その長手方向に沿って、順に、収容室、PCR増幅反応室及び複数の検査室が設けられており、この基板の裏面から複数の前記検査室内の検査対象に励起光を照射・集光してその応答によって前記DNAの一塩基多形性を検査する検査基板において、
複数の前記検査室の存在する部位の長手方向両側辺の片面又は両面に突出した直線状の変形防止リブを備え、
他方、前記収容室側の端部の長手方向両側辺が表裏面共平坦であることを特徴とする検査基板。 - 前記基板の厚みが0.3〜2mm、変形防止リブの高さが0.1〜5mm、幅が0.5〜5mmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の検査基板。
- 複数の前記検査室の底面とこの底面に対向する基板裏面が、互いに平行な平面を構成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の検査基板。
- 反応済の検査対象を収容する複数の検査室を有する合成樹脂製基板であって、この基板の裏面から複数の前記検査室内の反応済検査対象に励起光を照射・集光してその応答によって検査する検査基板において、
複数の前記検査室のうち両端に位置する検査室の底面に立てた法線が4度以下の角度で交わることを特徴とする検査基板。
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- 2006-01-20 JP JP2006012238A patent/JP2007189964A/ja active Pending
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