JP2007189500A - 画像読取装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読取装置においては、原稿を読み取る為の読取条件の設定に際して、操作上の煩雑さを伴なったり、或いは設定時に種々の制約を受けるといった問題があった。
【解決手段】原稿画像を読み取るための画像読取部11と、原稿画像の読取条件を格納するメモリカード15と通信可能に接続する記憶装置インタフェース部14と、操作者による操作に応じて読み取り動作を指示する操作部13と、操作部13からの動作指示に基づいて、記憶装置インタフェース部14を用いて、メモリカード15から原稿画像の読取条件を取得し、取得した読取条件に基づいて原稿画像の読み取り動作を制御する主制御部12とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】原稿画像を読み取るための画像読取部11と、原稿画像の読取条件を格納するメモリカード15と通信可能に接続する記憶装置インタフェース部14と、操作者による操作に応じて読み取り動作を指示する操作部13と、操作部13からの動作指示に基づいて、記憶装置インタフェース部14を用いて、メモリカード15から原稿画像の読取条件を取得し、取得した読取条件に基づいて原稿画像の読み取り動作を制御する主制御部12とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、原稿画像を電子データとして読み取る画像読取装置に関するものである。
従来、スキャナ装置やファクシミリ装置などの画像読取装置は、原稿をセットした後、原稿画像の状態や品質に応じて操作盤から読取条件(例えば、読取濃度や解像度など)を設定してから読み取りを行わないと、所望の読取画像品質が得られなかった。この読取条件の入力に伴う煩雑さを軽減するため、原稿のセット(載置)位置に応じて予め設定された読取条件を選んで読み取りを行うものがあった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記構成の装置では、原稿の載置位置のバリエーションが限られており、多様な原稿を読み取る為の自由度が低いという問題があった。本発明の目的は、これらの問題点を解決し、読取条件の設定に際して、操作上の煩雑さを感じることなく、更に設定時に種々の制約を受けることのない画像読取装置を提供することにある。
本発明の画像読取装置は、
原稿画像を読み取るための画像読取部と、前記原稿画像の読取条件を格納する外部記憶装置と通信可能に接続するインタフェース部と、操作者による操作に応じて読み取り動作を指示する操作部と、前記操作部からの動作指示に基づいて、前記インタフェース部を用いて、前記外部記憶装置から前記原稿画像の読取条件を取得し、取得した読取条件に基づいて前記原稿画像の読み取り動作を制御する制御部と
を有することを特徴とする。
原稿画像を読み取るための画像読取部と、前記原稿画像の読取条件を格納する外部記憶装置と通信可能に接続するインタフェース部と、操作者による操作に応じて読み取り動作を指示する操作部と、前記操作部からの動作指示に基づいて、前記インタフェース部を用いて、前記外部記憶装置から前記原稿画像の読取条件を取得し、取得した読取条件に基づいて前記原稿画像の読み取り動作を制御する制御部と
を有することを特徴とする。
原稿の画像を読み取る際の読取条件を、外部記憶装置から取得できるので、読取条件設定のための操作上の煩雑さを解消することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明による画像読取装置の実施の形態1の要部構成を概略的に示すブロック図である。
図1は、本発明による画像読取装置の実施の形態1の要部構成を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、画像読取装置10は、例えばスキャナとしての構成を備え、画像読取部11、主制御部12、操作部13、及び記憶装置インタフェース部14で構成され、主制御部12と操作部13とは制御線18で接続され、画像読取部11、主制御部12、及び記憶装置インタフェース部14が互いにデータバス16及び制御バス17で接続され、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されている。
図2は、画像読取部11の要部構成を概略的に示す概略図である。
同図に示すように、画像読取部11は、密着イメージセンサ24、センサ駆動用ステッピングモータ26、読取制御部21、画像処理部22、及び駆動ベルト25で構成され、読取制御部21は、データバス16と制御バス17で主制御部12に接続されている。センサ駆動用ステッピングモータ26は、読取制御部21に接続され、密着イメージセンサ24は画像処理部22に接続されている。
同図に示すように、画像読取部11は、密着イメージセンサ24、センサ駆動用ステッピングモータ26、読取制御部21、画像処理部22、及び駆動ベルト25で構成され、読取制御部21は、データバス16と制御バス17で主制御部12に接続されている。センサ駆動用ステッピングモータ26は、読取制御部21に接続され、密着イメージセンサ24は画像処理部22に接続されている。
密着イメージセンサ24は、原稿に光を照射するための光源と、原稿から反射した光の光量に応じて電圧に変換するための光電変換素子であるCCDセンサとを備えており、駆動ベルト25に固定されている。従って、センサ駆動用ステッピングモータ26が回転すると、駆動ベルト25の動作に伴って密着イメージセンサ24も移動し、原稿23を全面にわたって読み取ることができる。
読取制御部21は、制御バス17から所定の読取の起動と読取条件が指示されると、センサ駆動用ステッピングモータ26を回転させ、画像処理部22に読取条件を設定して画像処理の起動を指示する。画像処理部22は、密着イメージセンサ24に制御用の信号を与えると共に、光電変換された画像信号を受け取り、この画像信号に対して、シェーディング補正、ガンマ補正、各種フィルタ処理、色変換、階調処理、拡大縮小処理などを行って、原稿画像データとして読取制御部21に与える。読取制御部21は、データバス16を通じ、得られた原稿画像データを外部に送出する。
図3は、操作部13の要部構成を概略的に示す概略図である。
同図に示すように、操作部13は、ユーザヘの情報等を表示するための表示装置31、動作の起動を指示するためのキーであるスタートキー33、及び動作を停止させるためのストップキー32で構成されている。尚、表示装置としては、例えば、所要とする情報が表示で可能であれば液晶表示装置などでも良く、更には、タッチパネル等を備え、表示装置31、スタートキー33及びストップキー32が一体化した構成のものであってもよい。
同図に示すように、操作部13は、ユーザヘの情報等を表示するための表示装置31、動作の起動を指示するためのキーであるスタートキー33、及び動作を停止させるためのストップキー32で構成されている。尚、表示装置としては、例えば、所要とする情報が表示で可能であれば液晶表示装置などでも良く、更には、タッチパネル等を備え、表示装置31、スタートキー33及びストップキー32が一体化した構成のものであってもよい。
図4は、主制御部12の要部構成を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、主制御部12は、プログラムが格納されているROM(Read Only Memory)42、処理を行う上で一時的にデータが格納されるRAM(Random Access Memory)43、及びCPU(中央演算処理装置)41とで構成され、それぞれが、制御バス17及びデータバス16で互いに接続されている。CPU41は、操作部13(図1)から動作起動を受け付け、或いは表示データを送出するための信号線18で外部と接続される。またCPU41は、ROM42からプログラムコードを読み出し、必要な一時データをRAM43に格納しながらプログラムを実行し、画像読取装置10の全体を制御する。
同図に示すように、主制御部12は、プログラムが格納されているROM(Read Only Memory)42、処理を行う上で一時的にデータが格納されるRAM(Random Access Memory)43、及びCPU(中央演算処理装置)41とで構成され、それぞれが、制御バス17及びデータバス16で互いに接続されている。CPU41は、操作部13(図1)から動作起動を受け付け、或いは表示データを送出するための信号線18で外部と接続される。またCPU41は、ROM42からプログラムコードを読み出し、必要な一時データをRAM43に格納しながらプログラムを実行し、画像読取装置10の全体を制御する。
図5は、記憶装置インタフェース部14の要部構成を概略的に示す概略図である。
同図に示すように、メモリカード15のスロット46は、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されており、メモリインタフェース47を通して、データバス16と制御バス17に接続されている。スロット46にメモリカード15が接続され、メモリインタフェース47により、メモリカード15とのデータの送受信が可能となる。
同図に示すように、メモリカード15のスロット46は、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されており、メモリインタフェース47を通して、データバス16と制御バス17に接続されている。スロット46にメモリカード15が接続され、メモリインタフェース47により、メモリカード15とのデータの送受信が可能となる。
尚、本実施の形態では、外部記憶装置として用いるメモリカード15はフラッシュメモリを内蔵したものを用いるものとして説明するが、書き換え可能で不揮発性のメモリを内蔵するもの、または、電池によりバックアップされた揮発性のメモリを内蔵するものであればメモリカードの種類は問わない。また、外部記憶装置としてはHDD(磁気ディスク装置)のような着脱可能な記憶装置としてもよい。
以上の構成において、画像読取装置10の動作について説明する。
前準備として、図示しないパーソナルコンピュータなどの、メモリカード15ヘの書き込みが可能な外部装置を用い、メモリカード15に所要とする読取条件を書き込んでおく。このとき、パーソナルコンピュータ上には、例えば、画像読取装置10へ設定可能な読取条件と同等な条件を選択的に設定でき、設定された読取条件をメモリカード15に書き込むことができるアプリケーションを用意しておくものとする。
前準備として、図示しないパーソナルコンピュータなどの、メモリカード15ヘの書き込みが可能な外部装置を用い、メモリカード15に所要とする読取条件を書き込んでおく。このとき、パーソナルコンピュータ上には、例えば、画像読取装置10へ設定可能な読取条件と同等な条件を選択的に設定でき、設定された読取条件をメモリカード15に書き込むことができるアプリケーションを用意しておくものとする。
図6は、メモリカード15に用意される読取条件の各内容を示す説明図である。
同図(a)に示すように、あらかじめ読取条件に応じて条件の記載位置とデータ長を取り決めておく。例えば、同図に示すように、条件設定ファイルの先頭から、読み取り画像解像度設4byte、読み取り色モード設定1byte、原稿タイプ設定1byte、濃度設定1byte、シャープネス設定1byte、そして圧縮設定1byteの取り決めで格納されている。
同図(a)に示すように、あらかじめ読取条件に応じて条件の記載位置とデータ長を取り決めておく。例えば、同図に示すように、条件設定ファイルの先頭から、読み取り画像解像度設4byte、読み取り色モード設定1byte、原稿タイプ設定1byte、濃度設定1byte、シャープネス設定1byte、そして圧縮設定1byteの取り決めで格納されている。
また、メモリカード15に書き込む際、パーソナルコンピュータ上でのファイルの可搬性を保つために、同図(b)に示すように、改行文字コードで読取条件の項目を区切ったテキスト形式ファイルに読取条件を記載してもよい。その際、主制御部12は、ROM42上に読取条件の項目のテキスト文字コードを保存しておき、取得したデータを改行文字コード単位でデータに切り出し、切り出されたデータから項目テキストを検索して条件の抽出を行って、テキストファイル中の読取条件の取得を行ってもよい。
ユーザにより、画像データとして読み取りたい原稿23が画像読取装置11(図2)に載せられ、次に、所要とする読取条件を予め書き込んだメモリカード15を、記憶装置インタフェース部14に接続する。次に、画像読み取りを起動させるために、操作部13(図3)に配置されているスタートキー33を押す。操作部13は、スタートキー33が押されると、読取動作の起動を主制御部12(図1)に通知する。主制御部12は、スタートキー33が押されて、読み取りの起動が通知されると、記憶装置インタフェース部14に読取条件のデータ読み出しを指示する。
記憶装置インタフェース部14は、接続されたメモリカード15から、読取条件データを読み出し、主制御部12にデータを送る。主制御部12は、取得した読取条件データから、予め決められた設定の順番で、解像度、色、原稿タイプ、シャープネスなどの読取条件を取り出し、取り出した読取条件を画像読取部11の読取制御部21(図2)に設定すると共に、読取動作の開始を指示する。
図2において、読取制御部21は、画像処理部22に、設定された読取条件に応じた画像処理の設定を行って起動の指示を受け付けると、設定された読取条件に基づいてセンサ駆動用ステッピングモータ26を回転させると共に、画像処理部22に読取を開始させる。原稿23は、密着イメージセンサ24が駆動ベルト25によって搬送されることで全面に渡って走査され、時系列に原稿の濃度に応じた出力が密着イメージセンサ24から取り出される。画像処理部22は、時系列に取り出された画像信号に対して設定された画像処理を順次行って所要とする画像データに変換し、読取制御部21に画像データとして転送する。
読取制御部21は、画像処理部22から受け取った画像データを、データバス16を通じて主制御部12に転送する。主制御部12は、画像読取部11に起動をかけた後、画像読取部11から読み取られた画像データを受け取り始めると、記憶装置インタフェース部14に画像データの格納を指示し、記憶装置インタフェース部14に画像データを転送する。記憶装置インタフェース部14は、転送された画像データを記憶装置インタフェース部14に接続されたメモリカード15又はその他の記憶装置に格納する。画像の読取制御部21(図2)は、所定の原稿の長さまで密着イメージセンサ24を移動させ、原稿の全面の読み取りを完了する。
以上説明したように、ユーザは、メモリカードに格納された所要の読取条件に基づいて原稿の読み取り動作を行ない、読み取った画像データを着脱可能に接続されたメモリカード又はその他の記憶装置に格納できる。
以上のように、本実施の形態の画像読取装置10によれば、メモリカード15を接続することで読取条件の設定が不要となるため、ユーザは、例えばバーコード形式の設定用紙の様な条件設定媒体を準備し、読み取り動作毎に読み込ませる等の煩雑な条件設定作業を行うことなく、所要とする読取条件で読み取り動作を行うことができる。
実施の形態2.
図7は、本発明による画像読取装置の実施の形態2の要部構成を概略的に示すブロック図である。尚、前記した実施の形態1の画像読取装置と共通する部分には同符号を付してある。
図7は、本発明による画像読取装置の実施の形態2の要部構成を概略的に示すブロック図である。尚、前記した実施の形態1の画像読取装置と共通する部分には同符号を付してある。
同図に示すように、画像読取装置50は、例えばスキャナとしの構成を備え、画像読取部11、主制御部52、操作部53、記憶装置インタフェース部54、及び外部通信制御部59で構成され、主制御部52と操作部53とは制御線58で接続され、画像読取部11、主制御部52、記憶装置インタフェース部54、及び外部通信制御部59が互いにデータバス56と制御バス57で接続され、前記した実施の形態1と同様に、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されている。
主制御部52は、不揮発性のメモリであるフラッシュROM(Flash Read Only Memory)60を含み、記憶装置インタフェース部54は、外部記憶装置が接続されたことを検出する検出部61を備える。外部通信制御部59は、本画像読取装置で読み取られた画像データを、パーソナルコンピュータや、プリンタ装置、ネットワークなどの図示しない外部機器へ送信する為のものある。本実施の形態において外部通信制御部59は、一般的なUSB(Universal Serial Bus)コントローラを使用する事とし、USB線62で外部に接続されている。
画像読取部11は、前記した実施の形態1で説明した通りの構成を有するものであるため、ここでの詳細な説明は省略する。
図8は、操作部53の要部構成を概略的に示す概略図である。
同図に示すように、操作部53は、ユーザヘの情報等を表示するための表示装置31と、動作の起動を指示するためのキーであるスタートキー33、動作を停止させるためのストップキー32、及び後述するように、接続された外部記憶装置としてのメモリカード15に、読み取った画像を格納するように指示する為のメモリスキャンキー34で構成されている。
同図に示すように、操作部53は、ユーザヘの情報等を表示するための表示装置31と、動作の起動を指示するためのキーであるスタートキー33、動作を停止させるためのストップキー32、及び後述するように、接続された外部記憶装置としてのメモリカード15に、読み取った画像を格納するように指示する為のメモリスキャンキー34で構成されている。
図9は、主制御部52の要部構成を概略的に示すブロック図である。
同図に示すように、主制御部52は、プログラムが格納されているROM72、処理を行う上で一時的にデータが格納されるRAM73、CPU71、及びデータの格納と読み出しが自在である不揮発性のフラッシュROM60とで構成され、それぞれが、制御バス57及びデータバス56で互いに接続されている。またCPU71は、操作部53(図7)から動作起動を受け付け、或いは表示データを送出するための信号線58で外部と接続される。CPU71は、ROM72からプログラムコードを読み出し、必要な一時データをRAM73に格納しながらプログラムを実行し、画像読取装置50の全体を制御する。フラッシュROM60は、後述するように画像読取装置50の読取条件の初期値を格納する為に使用され、予め標準的な読取条件を格納している。
同図に示すように、主制御部52は、プログラムが格納されているROM72、処理を行う上で一時的にデータが格納されるRAM73、CPU71、及びデータの格納と読み出しが自在である不揮発性のフラッシュROM60とで構成され、それぞれが、制御バス57及びデータバス56で互いに接続されている。またCPU71は、操作部53(図7)から動作起動を受け付け、或いは表示データを送出するための信号線58で外部と接続される。CPU71は、ROM72からプログラムコードを読み出し、必要な一時データをRAM73に格納しながらプログラムを実行し、画像読取装置50の全体を制御する。フラッシュROM60は、後述するように画像読取装置50の読取条件の初期値を格納する為に使用され、予め標準的な読取条件を格納している。
尚、本実施の形態では、プログラムコードを格納するROM72と読取条件を格納するフラッシュROM60とを別個に構成したが、フラッシュROM60にプログラムコードを格納する様にしてもよい。
図10は、記憶装置インタフェース部54の要部構成を概略的に示す概略図である。
同図に示すように、メモリカード15のスロット81は、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されており、メモリインタフェース82を通して、データバス56と、制御バス57に接続されている。スロット81は、メモリカード15が接続されたことを検出する検出スイッチ83を備えている。スロット81にメモリカード15が接続されると、検出スイッチ83がオンとなって接続されたことを検出できると共に、メモリインタフェース82により、メモリカード15とのデータの送受信が可能となる。
同図に示すように、メモリカード15のスロット81は、外部記憶装置であるメモリカード15が接続可能に構成されており、メモリインタフェース82を通して、データバス56と、制御バス57に接続されている。スロット81は、メモリカード15が接続されたことを検出する検出スイッチ83を備えている。スロット81にメモリカード15が接続されると、検出スイッチ83がオンとなって接続されたことを検出できると共に、メモリインタフェース82により、メモリカード15とのデータの送受信が可能となる。
尚、本実施の形態では、外部記憶装置として用いるメモリカード15はフラッシュメモリを内蔵したものを用いるものとして説明するが、書き換え可能で不揮発性のメモリを内蔵するもの、または、電池によりバックアップされた揮発性のメモリを内蔵するものであればメモリカードの種類は問わない。また、外部記憶装置としてはHDD(磁気ディスク装置)のような着脱可能な記憶装置としてもよい。
以上の構成において、先ず、画像読取装置50の、メモリカード15を用いない場合の読取動作について説明する。
ユーザは、画像データとして読み取りたい原稿23を画像読取装置11(図2)に載せ、メモリカード15を記憶装置インタフェース部54に接続せず、画像読み取りを起動させるために操作部53(図8)に配置されているスタートキー33を押す。操作部13は、スタートキー33が押されると、読取動作の起動を主制御部52に通知する。
主制御部52は、スタートキー33が押されて読み取りの起動が通知されると、記憶装置インタフェース部54の検出部61を検査し、メモリカード15が接続されているか否かを検査する。検出部61は、検出スイッチ83(図10)の状態から、メモリカード15が接続されていない事を検出し、主制御部52に通知する。主制御部52は、検出部61からメモリカード15が接続されていない旨の通知を受けると、フラッシュROM60に予め格納されている読取条件データを読み出し、画像読取部11の読取制御部21(図2)に設定し読取動作の開始を指示する。
図2において、読取制御部21は、画像処理部22に、設定された読取条件に応じた画像処理の設定を行なって起動の指示を受け付けると、原稿の読み取りを起動し、データバス16を通じて、主制御部52に画像処理した画像データを転送する。尚、この時の画像読取部11の動作は、前記した実施の形態1で説明した通りであるため、ここでの説明は省略する。
主制御部52は、画像データを受け取ると、外部通信制御部59に画像データの送信を指示すると共に画像データを転送し、外部通信制御部59は、USBの通信手順に則って、外部機器に対して画像データを送信する。画像の読取制御部21(図2)は、所定の原稿の長さまで密着イメージセンサ24を移動させて原稿の全面の読み取りを完了させ、外部通信制御部59は、読み取られた画像データの外部機器への送信を完了させる。
次に、画像読取装置50の、メモリカード15を用いる場合の読取動作について説明する。
前準備として、図示しないパーソナルコンピュータなどの、メモリカード15への書き込み可能な外部装置を用い、メモリカード15に所要とする読取条件と後述する初期値の変更指示データを書き込んでおく。このとき、パーソナルコンピュータ上には、例えば、画像読取装置50へ設定可能な読取条件と同等な条件を選択的に設定でき、設定された読取条件をメモリカード15に書き込むことができ、且つ初期値の変更指示データを書き込むことができるアプリケーションを用意しておくものとする。
図11は、本実施の形態において、メモリカード15に用意される読取条件の各内容を示す説明図である。
同図(a)に示すように、あらかじめ読取条件と初期値の変更指示データに応じて条件の記載位置とデータ長を取り決めておく。例えば、同図に示すように、条件設定ファイルの先頭から、読み取り画像解像度設定4byte、読み取り色モード設定1byte、原稿タイプ設定1byte、濃度設定1byte、シャープネス設定1byte、圧縮設定1byte、そして初期値変更指示1byteの取り決めで格納されている。
同図(a)に示すように、あらかじめ読取条件と初期値の変更指示データに応じて条件の記載位置とデータ長を取り決めておく。例えば、同図に示すように、条件設定ファイルの先頭から、読み取り画像解像度設定4byte、読み取り色モード設定1byte、原稿タイプ設定1byte、濃度設定1byte、シャープネス設定1byte、圧縮設定1byte、そして初期値変更指示1byteの取り決めで格納されている。
また、メモリカード15に書き込む際、パーソナルコンピュータ上でのファイルの可搬性を保つために、同図(b)に示すように、改行文字コードで読取条件の項目を区切ったテキスト形式ファイルに読取条件を記載してもよい。その際、主制御部52は、ROM72上に読取条件の項目のテキスト文字コードを保存しておき、取得したデータを改行文字コード単位でデータに切り出し、切り出されたデータから項目テキストを検索して条件の抽出を行って、テキストファイル中の読取条件の取得を行ってもよい。
ユーザは、画像データとして読み取りたい原稿23を画像読取部11(図2)に載せ、次に、所要とする読取条件と初期値変更指示を予め書き込んだメモリカード15を、記憶装置インタフェース部54に接続する。次に、画像読み取りを起動させるために、操作部53(図8)に配置されているスタートキー33を押す。操作部13は、スタートキー33が押されると、読取動作の起動を主制御部52に通知する。
主制御部52は、スタートキー33が押されて読み取りの起動を通知されると、記憶装置インタフェース部54の検出部61を検査し、メモリカード15が接続されているか否かを検査する。検出部61は、検出スイッチ83(図10)の状態から、メモリカード15が接続されている事を検出し、主制御部52に通知する。主制御部52は、検出部61からメモリカード15が接続されている旨の通知を受けると、記憶装置インタフェース部54に初期値変更指示データの読み出しを指示し、初期値変更指示データを取り出す。
この時、主制御部52は、初期値変更指示データにおいて初期値設定変更指示がなかった場合、前記したメモリカード15を使用しない場合と同様に、フラッシュROM60内の初期値を読み出して読取動作を完了する。このときの読取動作については、前記したメモリカード15を用いない場合の読取動作と同じなので、ここでの説明は省略する。
一方、初期値変更指示データにおいて初期値設定変更指示があった場合、主制御部52は、記憶装置インタフェース部54に読取条件データの読み出しを指示して読取条件データを取得し、RAM73(図9)に一且データを格納する。主制御部52は、取得した読取条件データから、予め決められた設定の順番で、解像度、色、原稿タイプ、シャープネスなどの読取条件を取り出すと共に、画像読取部11の読取制御部21(図2)に読取条件を設定し、読取動作を起動する。
図2において、読取制御部21は、画像処理部22に、設定された読取条件に応じた画像処理の設定を行なって起動の指示を受け付けると、原稿の読み取りを起動し、データバス16を通じて、主制御部52に画像処理した画像データを転送する。尚、この時の画像読取部11の動作は、前記した実施の形態1で説明した通りであるため、ここでの説明は省略する。
主制御部52は、画像データを受け取ると、外部通信制御部59に画像データの送信を指示すると共に画像データを転送し、外部通信制御部59は、USBの通信手順に則って、外部機器に対して画像データを送信する。画像の読取制御部21(図2)は、所定の原稿の長さまで密着イメージセンサ24を移動させて原稿の全面の読み取りを完了させ、外部通信制御部59は、読み取られた画像データの外部機器への送信を完了させる。
主制御部52は、以上のように初期値設定変更が指示されていた場合、原稿画像の読み取りと画像データの送信が完了すると、RAM73から読取条件データを取り出し、フラッシュROM60に初期条件として取り出した読取条件を格納して処理を完了する。
一方、操作部53のメモリスキャンキー34が押されると、主制御部52は、初期値変更指示データの指示に従って読み出した画像データを、記憶装置インタフェース部54に接続されたメモリカード15又はその他の記憶装置に直接格納するように動作する。
以上説明したように、ユーザは、初期値としての読取条件を変更したい場合、メモリカード等の外部記憶装置から読取条件の変更を指示することができる。また変更の必要がないときは、メモリカードを接続することなく、初期値として格納された読取条件で所要とする画像データを読み出し、メモリカード等の外部記憶装置、或いは外部機器に送信することができる。
以上のように、本実施の形態の画像読取装置によれば、読取条件が初期値として保存され、且つメモリカード等の外部記憶装置から初期値の読取条件の変更を指示することができる。このため、ユーザは、初期値としての読取条件を変更したい場合、メモリカード等の外部記憶装置から読取条件の変更を指示し、変更の必要がないときは、メモリカードを接続することなく、初期値として格納された読取条件で所要とする画像データを読み出すことができるため、読取動作を簡便に行う事ができる。更に、画像データの、外部への通信と、外部記憶装置としてのメモリカードへの格納とを、キ一操作で選択可能としたので、外部への画像データの通信時の読取条件と、外部記憶装置への画像データの格納時の読取条件とを個別に持つことができ、ユーザは複数の読取条件を簡便に扱うことができる。
尚、各実施の形態では、接続可能な記憶装置としてメモリカードで例を示したが、不揮発の書き換え可能に構成される記憶装置であればよく、HDDでも適応が可能である。また、前記した実施の形態2では、メモリカードの接続検出にスイッチ機構を用いたが、電圧検出、固定データリードの結果による検出方法を用いてもよいなど、種々の態様を取り得るものである。
10,50 画像読取装置、
11 画像読取部、
12,52 主制御部、
13,53 操作部、
14,54 記憶装置インタフェース部、
15 メモリカード、
16,56 データバス、
17,57 制御バス、
18,58 制御線、
21 読取制御部、
22 画像処理部、
23 原稿、
24 密着イメージセンサ、
25 駆動ベルト、
26 センサ駆動用ステッピングモータ、
31 表示装置、
32 ストップキー、
33 スタートキー、
34 メモリスキャンキー、
41,71 CPU、
42,72 ROM、
43,73 RAM、
46,81 スロット、
47,82 メモリインタフェース、
53 操作部、
54 記憶装置インタフェース部、
59 外部通信制御部、
60 フラッシュROM、
61 検出部、
62 USB線、
83 検出スイッチ。
11 画像読取部、
12,52 主制御部、
13,53 操作部、
14,54 記憶装置インタフェース部、
15 メモリカード、
16,56 データバス、
17,57 制御バス、
18,58 制御線、
21 読取制御部、
22 画像処理部、
23 原稿、
24 密着イメージセンサ、
25 駆動ベルト、
26 センサ駆動用ステッピングモータ、
31 表示装置、
32 ストップキー、
33 スタートキー、
34 メモリスキャンキー、
41,71 CPU、
42,72 ROM、
43,73 RAM、
46,81 スロット、
47,82 メモリインタフェース、
53 操作部、
54 記憶装置インタフェース部、
59 外部通信制御部、
60 フラッシュROM、
61 検出部、
62 USB線、
83 検出スイッチ。
Claims (4)
- 原稿画像を読み取るための画像読取部と、
前記原稿画像の読取条件を格納する外部記憶装置と通信可能に接続するインタフェース部と、
操作者による操作に応じて読み取り動作を指示する操作部と、
前記操作部からの動作指示に基づいて、前記インタフェース部を用いて、前記外部記憶装置から前記原稿画像の読取条件を取得し、取得した読取条件に基づいて前記原稿画像の読み取り動作を制御する制御部と
を有することを特徴とする画像読取装置。 - 初期の読取条件を保存するための初期条件保存部と、
前記外部記憶装置が接続されたことを検出する検出部と
を更に備え、
前記制御部が、前記外部記憶装置が接続されていない場合、前記初期条件保存部に格納された読取条件に基づいて原稿画像の読み取りを制御する
ことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 前記外部記憶装置は、前記原稿画像の読取条件の他に読取条件を変更するか否かを指示する変更指示データを格納し、
前記制御部は、前記外部記憶装置が接続され、読取条件の変更が指示されている場合、前記外部記憶装置から取得した読取条件に基づいて前記原稿画像の読み取りを制御すると共に、前記初期条件保存部の読取条件を前記外部記憶装置から取得した読取条件に変更することを特徴とする請求項2記載の画像読取装置。 - 前記原稿から読み取った画像データを前記外部記憶装置に格納するように指示するための操作キーを更に備えたことを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005835A JP2007189500A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006005835A JP2007189500A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007189500A true JP2007189500A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38344367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006005835A Withdrawn JP2007189500A (ja) | 2006-01-13 | 2006-01-13 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007189500A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011354A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Fuji Xerox Co Ltd | ネットワークスキャナ装置およびネットワークスキャン方法 |
JP2008131255A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Pfu Ltd | 外部デバイス設定装置、外部デバイス設定方法、および外部デバイス |
JP2010251900A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム |
-
2006
- 2006-01-13 JP JP2006005835A patent/JP2007189500A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011354A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Fuji Xerox Co Ltd | ネットワークスキャナ装置およびネットワークスキャン方法 |
JP4605108B2 (ja) * | 2006-06-30 | 2011-01-05 | 富士ゼロックス株式会社 | ネットワークスキャナ装置およびネットワークスキャン方法 |
JP2008131255A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Pfu Ltd | 外部デバイス設定装置、外部デバイス設定方法、および外部デバイス |
US8045239B2 (en) | 2006-11-20 | 2011-10-25 | Pfu Limited | External device configuration apparatus, external device configuration method and external device |
JP2010251900A (ja) * | 2009-04-13 | 2010-11-04 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム |
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