JP2007189391A - 映像信号処理回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の小型化やアナログ回路部分のオンチップ化が進むカメラシステム等において、ズーム処理等のデジタル処理で有効データと無効データの混在の場合に消費電力変動が大きく、アナログ回路へのノイズの影響で画質が劣化する。
【解決手段】入力映像信号を基に映像データを生成する映像信号処理部11と、映像信号処理部からの映像データをライン毎に一時記憶し、有効と無効に切り替えながら出力するラインメモリ12と、映像データにデジタル処理を施すロジック部16と、複数パターンのダミーデータのうちからパターン選択信号Spに応じたパターンのダミーデータD3を発生するダミーデータ発生部14を含み、無効期間の映像データをロジック部の入力または出力においてダミーデータに置き換えるデータ置換部A1と、映像データの値に応じてパターン選択信号Spを生成してダミーデータ発生部14に送出するパターン選択制御部13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、イメージセンサ等による撮像信号を入力として映像データの信号処理を行い、外部のモニター等へ映像データを出力する映像信号処理回路に関する。
イメージセンサより入力される撮像信号に対して、例えばデジタルズーム(ZOOM)の拡大・縮小処理を行う場合、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)を有するシステムであれば、SDRAMにて映像データを保管した状態で処理することができる。しかし、小型・低コストを重視することからSDRAMは用いないシステムの場合には、ラインメモリを用いてデジタルズーム処理を行う。ラインメモリを用いて垂直方向で必要なラインのみを処理する。
図16はSDRAMを有しない従来のデジタル信号処理を行う映像信号処理回路の概略構成を示すブロック図である。図17はその動作を説明するタイミングチャートである。図17において、HDは水平同期信号である。
イメージセンサからの撮像信号が映像信号処理部41に入力される。映像信号処理部41は、入力した撮像信号を基に映像データ(輝度信号Y、色差信号Cr,Cb)を生成し、SRAMからなるラインメモリ42へ出力する。ラインメモリ42は、全てのライン信号を有効とする状態(D41)で、映像信号処理部41からの映像データを取り込む。ズームの倍率に応じてラインメモリ42に対するアクセスタイミングが変更される。例えばズーム倍率が1/2の場合、有効信号は半分になるが、このとき、1ライン毎に有効ライン・無効ラインを切り替えてロジック部43へ出力する(D42)。ロジック部43は、入力した映像データに対して同期したタイミングで補間処理(ズーム処理)を行う。補間処理された映像データ(D43)は、有効・無効を切り替えながら有効無効識別フラグFと共に出力パッド44に出力され、出力パッド44からさらに外部のモニター等へ出力される。外部での処理においては、有効無効識別フラグFが“H”の期間を有効と扱うことで、映像データを正しく取り込むことができる。
なお、関連する先行技術として、入力信号の相関に基づいて信号自身を補正することによってノイズを軽減する方式が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−233803号公報(第2頁、第1−4図)
イメージセンサを用いたカメラシステムにおいては、基板の小型化やアナログ回路のオンチップ化が進み、それに伴ってアナログ回路に対するノイズの影響による画質劣化が懸念されている。図18は図16の映像信号処理回路40とアナログ回路45とが1チップ化されたLSI50の構成を示す。
上記の従来方式においては、信号有効のラインではクロックごとに変化する映像データに対してデジタル処理が行われるが、信号無効のラインではデータが変化しないため電力が消費されない。このため、信号有効期間と信号無効期間とで消費電力Pが大きく変動する。映像信号処理回路40での消費電力Pの大きな変動はノイズとなって電源ライン、GNDラインを介してアナログ回路45へ伝播する。アナログ回路45はノイズの影響に弱く、図19に示す映像イメージのように、ラインごとに映像の濃淡が発生してしまう。
なお、上述の特許文献1においては、ノイズ源になる信号を制御することができず、結果として、十分なノイズ軽減効果は得られない。
本発明は、このような事情に鑑みて創作したものであり、デジタル信号処理によって生じる消費電力変動によるノイズの影響で映像に生じる濃淡をなくすことを目的としている。
本発明による映像信号処理回路は、
入力されてくる映像信号を基に映像データを生成する映像信号処理部と、
前記映像信号処理部からの映像データをライン毎に一時記憶し、有効と無効に切り替えながら出力するラインメモリと、
前記映像データに所定のデジタル処理を施して出力するロジック部と、
複数パターンのダミーデータのうちからパターン選択信号に応じた選択パターンのダミーデータを発生するダミーデータ発生部を含み、無効期間の前記映像データを前記ロジック部の入力または出力において前記ダミーデータ発生部からのダミーデータに置き換えるデータ置換部と、
前記映像データの値に応じて前記パターン選択信号を生成して前記ダミーデータ発生部に送出するパターン選択制御部とを備えたものである。
この構成において、映像信号処理部からの映像データはライン単位でラインメモリに一時記憶される。このとき、映像データはすべてのラインで有効なものとして扱われる。ラインメモリは、外部からのデジタル処理にかかわる指示により映像データを有効、無効に切り替えて出力する。有効期間では有効な映像データがラインメモリから出力されるが、無効期間ではラインメモリからの映像データは無効なものである。データ置換部は、その無効な映像データをダミーデータに置き換える。その置き換えは、ロジック部に対する入力の段階で行うのでもよいし、ロジック部からの出力の段階で行うのでもよい。
ここで、パターン選択制御部は、映像データの値に応じたパターン選択信号を生成してデータ置換部におけるダミーデータ発生部に送出する。パターン選択信号を受け取ったダミーデータ発生部は複数パターンのダミーデータのうちからパターン選択信号に応じた選択パターンのダミーデータを発生する。
ダミーデータは無効データとは異なり、あるレベルの信号成分を有している。したがって、ダミーデータがロジック部でデジタル処理を受けるときには、あるレベルの電力消費が行われる。ロジック部でダミーデータをデジタル処理する際の消費電力は、そのダミーデータのパターンによって変化するが、そのパターンとして、パターン選択制御部とダミーデータ発生部とは、映像データの値に応じた選択パターンのダミーデータを生成出力する。その結果、無効データの場合の消費電力は、有効データの場合の消費電力に近いものとなる。
とりわけ、パターン選択制御部は映像データの値に応じてパターン選択信号を生成し、これを受けたダミーデータ発生部はパターン選択信号に応じた選択パターンのダミーデータを発生するので、無効期間に映像データに置き換わるダミーデータは映像データの値に応じたものとなる。したがって、無効データの場合の消費電力を有効データの場合の消費電力にほぼ等しくすることができる。すなわち、消費電力の高精度な平坦化を実現し、消費電力変動を確実に抑制することが可能となる。これによってノイズの平均化が行われ、画質への悪影響の大幅な軽減が図られることになる。
上記構成の映像信号処理回路においては、前記データ置換部の構成について、次のようないくつかの好ましい態様がある。
すなわち、前記データ置換部として、前記ダミーデータ発生部と、前記ラインメモリからの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して前記ロジック部へ出力するセレクタとから構成されているという態様がある。この場合、ラインメモリから無効データが出力される期間においては、セレクタはダミーデータ発生部からのダミーデータを選択してロジック部に出力する。
また、前記データ置換部として、前記ダミーデータ発生部と、前記ロジック部からの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して出力するセレクタとから構成されているという態様がある。ダミーデータをロジック部においてデジタル処理することは、元来は無駄な電力消費につながるものである。低消費電力の観点からは好ましいものではない。一方、ロジック部の出力先にある出力パッドは外部とのインターフェイスを行う上でかなりの電流を消費するものであり、消費電力変動も大きいと考えられる。そこで、ロジック部において無効データをデジタル処理してもノイズの悪影響が比較的小さくてすむ条件では、ダミーデータ置き換えをロジック部の入力に対してではなく、ロジック部の出力すなわち出力パッドへの入力に対して行うようにする。ラインメモリからは有効データ、無効データのいずれもがロジック部に入力され、ロジック部でデジタル処理された映像データに対して、その無効期間ではダミーデータ置き換えが行われる。前記の条件ゆえに、ロジック部が無効データに対して行うデジタル処理ではあまりノイズの原因とはならない。ロジック部での消費電力の増大が抑制されるとともに、出力パッドでの消費電力変動が抑制され、ノイズを軽減することが可能になる。
また、前記データ置換部として、前記ダミーデータ発生部と、前記ラインメモリからの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して前記ロジック部へ出力する第1のセレクタと、前記ロジック部からの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して出力する第2のセレクタとから構成されているという態様がある。
これは、上記2つの態様を折衷したものに相当する。ロジック部での無効データのデジタル処理がノイズ発生を助長する可能性のあるときは第1のセレクタがダミーデータを選択して、無効データに代えてダミーデータをロジック部に供給する。これは、無効データのデジタル処理に起因する消費電力変動の増大を抑制することを主眼にしたモードである。一方、ロジック部での無効データのデジタル処理がノイズ発生を助長する可能性のないときは、第2のセレクタがダミーデータを選択して、出力パッドへ出力する。これは、ロジック部では無効データを扱わせて消費電力の無駄な増大を抑制することを主眼とするモードである。
上記構成において、前記ダミーデータ発生部は、
外部から任意のレジスタ値を設定可能なレジスタと、
前記パターン選択信号に応じて前記レジスタにおける互いに異なるレジスタ値のうちの1つを選択するレジスタ値セレクタと、
前記レジスタ値セレクタに対してレジスタ値を所定の順序でまたはランダムに選択させる制御を行う選択信号発生回路とから構成されているという態様がある。
これによれば、比較的簡単な構成で上記の機能を発揮するダミーデータ発生部を構成することができる。
また、上記の構成において、パターン選択制御部については、次のようないくつかの好ましい態様がある。
前記パターン選択制御部は、1画面分の映像信号の各ビット平均変化量を検出し、無効期間でのダミーパターンが前記検出したビット平均変化量と等しくなるように前記レジスタ設定値を決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量を検出し、それぞれのブロックにある無効ラインに対するレジスタ設定値はそれぞれのブロックで検出したビット平均変化量と等しくなるように決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、有効ライン毎に映像信号のビット平均変化量を検出し、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前ラインでのビット平均変化量と等しくなるように決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、有効ライン毎に映像信号のビット平均変化量を検出し、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前後ラインのビット平均変化量の平均値と等しくなるように決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量をメモリに蓄えておき、それぞれのブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値はメモリに蓄えられた前フレームでのビット平均変化量と現フレームでのビット平均変化量の平均値と等しくなるように決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量をメモリに蓄えておき、それぞれのブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値は前フレームでのビット平均変化量と現フレームでのビット平均変化量とのIIRフィルターにて算出した値と等しくなるように決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号の平均値を算出して、その平均値の大きさにより無効ラインに対するレジスタ値を決定するという態様がある。
また、前記パターン選択制御部は、有効ラインの平均値を算出して、無効ラインではその前のラインあるいは前後のラインの平均値の大きさにより、無効ラインでのレジスタ設定値を決定するという態様がある。
また、上記の構成において、前記ダミーデータ発生部は、有効ライン1ライン分をメモリに蓄えておき、無効ライン期間はメモリからランダムにデータを読み出すことによりダミーパターン信号を生成するという態様がある。
本発明によれば、無効期間に映像データに置き換わるダミーデータを映像データの値に応じて調整するので、無効データの場合の消費電力を有効データの場合の消費電力にほぼ等しくし、消費電力変動を確実に抑制してノイズを抑制し、画質への悪影響を大幅に軽減することができる。
その結果として、小型基板上に実装された場合でも、またアナログ回路がシステムオンチップされたLSIであっても、出力パッドからのアナログ回路への消費電力変動に起因する悪影響を抑制し、映像データの濃淡等の画質劣化を免れる。
また、カメラシステム構成に応じて対策回路構成を最小限に抑え、電力増加も可能な限り抑えることが可能となる。
以下、本発明にかかわる映像信号処理回路の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。図1において、11はイメージセンサからの撮像信号を基に映像データD1(輝度信号Y、色差信号Cr,Cb)を生成する映像信号処理部(YC信号処理部)、12は映像信号処理部11から出力された映像データD1を取り込んで一時記憶し、ズームの倍率に応じてアクセスタイミングを変更して有効/無効の映像データD2を出力するSRAM構成のラインメモリ、13は映像信号処理部11からの映像データD1の値に応じてパターン選択信号Spを生成してダミーデータ発生部14に送出するパターン選択制御部、14はパターン選択制御部13からのパターン選択信号Spに応じて無効ライン毎に異なるダミーデータD3を発生して出力する例えばランダムパターン発生回路からなるダミーデータ発生部、15はラインメモリ12からの映像データD2とダミーデータ発生部14からのダミーデータD3のうちいずれか一方を選択するもので、有効ラインを検知したときはラインメモリ12からの映像データD2を選択する一方、無効ラインを検知するとダミーデータ発生部14からのダミーデータD3を選択するセレクタ、16はセレクタ15からの選択データD4を取り込んでデジタル処理(ズーム処理)し、得られたデジタル処理映像データD5に有効無効識別フラグFを付加して出力するロジック部、17は外部のモニター等とインターフェイスをとってデジタル処理映像データD5を有効無効識別フラグFとともに出力する出力パッドである。
本実施の形態では、ダミーデータ発生部14とセレクタ15とがデータ置換部A1を構成している。
図2はパターン選択制御部13の具体的構成を示す回路図である。複数ビットの映像データD1の各ビットに対して、フリップフロップ21と排他的論理和回路(Ex−OR)22の組が接続され、複数の排他的論理和回路22の出力端子が加算回路23に入力され、加算回路23はパターン選択信号Spを出力するようになっている。
フリップフロップ21は映像データD1の1bit分の映像信号を1クロック遅延させ、排他的論理和回路22で現在の1bit分の映像信号と1クロック遅延した映像信号との排他的論理和をとる。その結果、そのビットが“L”→“H”または“H”→“L”に変化した場合には排他的論理和回路25の出力は“H”となる。すなわち、フリップフロップ21と排他的論理和回路22の組は、1bit分の映像信号につきビット変化を検出する。同様の処理を映像信号のすべてのビットで行い、加算回路23で“H”になったビット数を加算することにより、結果として、映像データD1のビット変化量を求める。このビット変化量は、“L”から“H”または“H”から“L”に変化したビットが何ビット存在するかを示すものである。パターン選択制御部13は、このビット変化量をパターン選択信号Spとしてダミーデータ発生部14に出力する。
図3はダミーデータ発生部14の具体的構成を示す回路図である。このダミーデータ発生部14は、レジスタ24とレジスタ値セレクタ25と選択信号発生回路26から構成されている。あらかじめLSIの外部からレジスタ24に任意の値を書き込んでおく。選択信号発生回路26から処理された選択信号Ssはレジスタ値セレクタ25によるレジスタ24からのレジスタ設定値の選択を制御する。選択信号Ssは、レジスタ設定値を1クロック毎に順番に選択するのでもよいし、ランダムに選択するのでもよい。
次に、上記のように構成された本実施の形態の映像信号処理回路の動作を図4のタイミングチャートに基づいて説明する。
映像信号処理部11において、イメージセンサからの撮像信号が入力され、その撮像信号を基に映像データD1を生成し、ラインメモリ12へ出力する。ラインメモリ12は、全てのラインを有効とする状態で映像信号処理部11からの映像データD1をライン単位で取り込み、一時記憶する。ラインメモリ12は、指示されたズームの倍率に応じてアクセスタイミングを変更する。例えばズーム倍率が1/2の場合、映像信号処理部11から全てが有効として入力された映像データD1に対して、1ライン毎に有効ライン・無効ラインを切り替えた映像データD2をセレクタ15へ出力することにより、1フレーム内で有効信号を半分にする。
ダミーデータ発生部14においては、無効ライン毎に異なるダミーデータD3を発生してセレクタ15へ出力する。セレクタ15は、外部からの有効・無効識別信号に基づいて有効ラインを検知するとラインメモリ12からの映像データD2を選択し、無効ラインを検知するとダミーデータ発生部14からのダミーデータD3を選択する。その結果の選択データD4をロジック部16へ出力する。なお、有効・無効識別信号を用いる代わりに、あらかじめ無効ラインのビットパターンを決めておき、セレクタ15がそのビットパターンを判断することによって無効ラインを検知する構成としてもよい。
映像データD2に無効ラインでのダミーデータD3が付加された選択データD4がロジック部16へ入力され、ロジック部16はこの選択データD4に対してズーム処理等のデジタル処理(補間処理)を行う。その結果のデジタル処理映像データD5は、有効データとダミーデータが混在したパターンとなる。ロジック部16で得られたデジタル処理映像データD5と有効無効識別フラグFとが関連付けられて出力パッド17に出力され、出力パッド17からさらに外部のモニター等へ出力される。外部での処理は、有効無効識別フラグFが“H”の期間、信号を有効と扱うことで、映像データを正しく取り込むことができる。
従来の技術の場合の無効ラインのデータは、データそのものとしては常に一定のものである。これに対して、本実施の形態でのダミーデータD3は、一定のものではなく、ライン毎に異なる内容のデータとなっている。その結果、消費電力Pの変動を抑制し平坦化することができる。具体的には、図5の映像イメージに示すように、有効ラインL1と無効ラインL2との間で濃淡の発生を抑制することができる。
上記は、基本的動作の説明である。次に、特徴とする動作について説明する。
(1)パターン選択制御部13は、映像信号処理部11から入力した映像データD1のビット変化量を求め、ビット変化量に応じたパターン選択信号Spを生成して、ダミーデータ発生部14のレジスタ24に送出する。レジスタ24はパターン選択信号Spに応じたレジスタ設定値に設定される。レジスタ24におけるレジスタ設定値はレジスタ値セレクタ25に出力される。選択信号発生回路26からの選択信号Ssがレジスタ値セレクタ25を制御し、無効期間において1クロック毎に順番にレジスタ設定値を選択してダミーデータD3としてセレクタ15に出力する。あるいは、選択信号Ssがレジスタ設定値をランダムに選択して出力してもよい。それは、検出したビット変化量を1フレームで平均して、そのビット変化量と等しくなるようにレジスタ設定値を決定するものである。
以上のように、パターン選択制御部13とダミーデータ発生部14の協働により、映像データD1の値に応じた選択パターンのダミーデータD3を生成出力するので、結果として、無効データの場合の消費電力を有効データの場合の消費電力に等しくすることができる。すなわち、消費電力の高精度な平坦化を実現し、消費電力変動を確実に抑制することが可能となる。これによってノイズの平均化が行われ、画質への悪影響(ノイズの影響で映像に生じる濃淡など)の大幅な軽減が図られることになる。
以下、レジスタ24におけるレジスタ設定値の決め方の他の方式について説明する。
a)図6のように1画面をいくつかに分割して、それぞれのブロックでビット変化量を検出する。各ブロックの無効ラインにレジスタ設定する値は、そのブロックでのビット変化量と同じ値になるように決定する。具体的には無効ラインI1に対するレジスタ設定値はブロックB1でのビット変化量と等しくなるように決定する。
b)有効ライン毎にビット変化量を検出して、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前ラインでのビット変化量と等しくなるように決定する。具体的には、図7に示すように、無効ラインI2に対するレジスタ設定値は有効ラインV2で検出されたビット変化量と等しくなるように決定する。
c)有効ライン毎にビット変化量を検出して、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前ラインと次ラインでのビット変化量の平均値と等しくなるように決定する。具体的には、無効ラインI2に対するレジスタ設定値は有効ラインV2とV2′のビット変化量の平均値と等しくなるように決定する。
d)図8のように1画面をいくつかに分割して、それぞれのブロックでのビット変化量を検出して、その値をメモリに蓄えておく。次フレームでも同様の処理を行って、前フレームと現フレームの各ブロックでのビット変化量を平均した値と、各ブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値とが等しくなるように決定する。具体的には、前フレームでのブロックB2でのビット変化量と現フレームでのブロックB3でのビット変化量の平均値を算出して、そのビット変化量と等しくなるように無効ラインI3に対するレジスタ設定値を決定する。ここで、平均化するフレーム数は2以上のフレーム数である。
e)有効ライン毎にビット変化量を検出して、各ラインでのビット変化量をメモリに蓄えておく。次フレームでも同様の処理を行い、前フレームで検出した各ラインに対するビット変化量と現フレームでのビット変化量との平均値を算出して、現フレームでの無効ラインに対するレジスタ設定値はその平均値と等しくなるように決定する。具体的には、図9に示すように、前フレームでのラインL3でのビット変化量と現フレームでのラインL4でのビット変化量の平均値が現フレームでの無効ラインV5に対するビット変化量が等しくなるようにレジスタ値を決定する。ここで平均化するフレームは2以上のフレーム数である。
また、上記のd),e)の平均化する処理を図10に示すようなIIRフィルターで行ってもよい。ここで、31はビット変化量に巡回係数k1を乗算する乗算器、32はメモリ出力に巡回係数k2を乗算する乗算器、33は乗算器31の出力と乗算器32の出力とを加算する加算器、34は加算器33の出力を一時記憶するメモリである。具体的には、1フレームでのビット変化量をメモリ34に蓄え、次フレームでのビット変化量に1以下の巡回係数k1を乗算した値とメモリ34に蓄えた前フレームでのビット変化量に1以下の巡回係数k2を乗算した値との加算を行う。巡回係数k1,k2は便宜決定するが、k1+k2=1とする。巡回係数k1を大きくすると現フレームの影響が大きく反映され、巡回係数k2を大きくすると前フレームまでの平均値が大きく反映される。
f)1フレームの全データの平均値を算出して、次フレームでは前フレームの平均値に応じて無効ライン用にレジスタ設定値を決定する。決定方法は、平均値の大きさに応じて決定され、例えば平均値が「5」(2進数で「101」)であった場合には、映像信号のビット変化量を平均すると3bitになるので、無効ラインに対するレジスタ設定値が「3」になるように決定する。
具体的には、出力データが4bitであった場合には以下のように決定される。
i)平均値=0ならビット変化量が0になるようにレジスタ設定値を決定
ii)平均値=1ならビット変化量が1になるようにレジスタ設定値を決定
iii)2≦平均値≦3ならビット変化量が2になるようにレジスタ設定値を決定
iv)4≦平均値≦7ならビット変化量が3になるようにレジスタ設定値を決定
v)8≦平均値≦15ならビット変化量が4になるようにレジスタ設定値を決定
g)図6のように1画面を複数に分割してそれぞれの平均値よりそれぞれのブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値を決定する。平均値からレジスタ設定値を決定する方法はf)と同様とする。
h)有効ライン毎に平均値を算出して、無効ラインに対するレジスタ設定値はその前ラインあるいは前後ラインの平均値から決定する。平均値からのレジスタ設定を決定する方法はf)と同様とする。
その他、変化量が大きくなるようにレジスタ設定値を決定する。
(2)1ライン分のメモリを内蔵させておき、有効ライン1ライン分の出力データをメモリに蓄えておき、無効ラインではメモリに蓄えておいた有効ラインのデータを読み出してダミーデータとするが、順番に読み出した場合にはゴーストノイズの原因であるので、メモリに対する読み出しアドレスをランダムにすることにより、ゴーストノイズを発生させることなく、有効ラインに近いダミーデータを出力させることができる。具体的には、図11に示すように、有効ラインV6をメモリに蓄えておき、無効ラインI6では蓄えたメモリをランダムアドレスに読み出すことによりダミー信号を発生することができる。
今まで、ZOOM回路を例に説明を行ったが、同じようにダミー発生回路とセレクタを用いることで、イメージセンサより入力される、信号のブランキング期間に関しても、同じような処理を行うことができる。
以上の処理により有効期間と無効期間での消費電力差がなくなり、消費電力差に起因したノイズ差による固定パターンノイズを低減させることができる。
(実施の形態2)
出力パッド17は、電力面から考えた場合、外部とのインターフェースを行うために数mAの電流を流すことから、消費電力変動がかなり大きなものとなり、ノイズの発生源となる。出力パッド17からの出力における消費電力変動による悪影響を抑制するのが本発明の実施の形態2である。
図12は本発明の実施の形態2における映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。本実施の形態のデータ置換部A2は、上記同様のダミーデータ発生部14と、出力パッド17の入力に対するロジック部16の出力とダミーデータ発生部14の出力とを切り替えるセレクタ18とから構成されている。実施の形態1の場合のロジック部16の入力側のセレクタ15はない。ロジック部16はラインメモリ12からの映像データD2をそのまま受け入れる。セレクタ18は、ロジック部16からの映像データD6とダミーデータ発生部14からのダミーデータD3のいずれかを選択する。その他の構成については、実施の形態1と同様であるので同一部分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の映像信号処理回路の動作を図13のタイミングチャートに基づいて説明する。
ラインメモリ12からの映像データD2は、1ライン毎に有効ライン、無効ラインが切り替わる信号であり、そのままロジック部16へ入力される。ロジック部16では、ズーム処理等のデジタル処理(補間処理)を行う。その結果のデジタル処理映像データD6は、有効データと無効データが混在したパターンとなる。ロジック部16で得られたデジタル処理映像データD6がセレクタ18に出力される。セレクタ18は、外部からの有効・無効識別信号に基づいて有効ラインを検知するとロジック部16からのデジタル処理映像データD6を選択し、無効ラインを検知するとダミーデータ発生部14からのダミーデータD3を選択し、選択したデータに有効無効識別フラグFが関連付けられてデジタル処理映像データD7として出力パッド17に出力され、出力パッド17からさらに外部のモニター等へ出力される。
ロジック部16での消費電力変動がアナログ回路に影響を及ぼさない程度に小さい場合に本実施の形態は有効である。レイアウトによっては、そのような状況が成立する。消費電力Pは、少し変動するものの、映像イメージに影響を与えるほどのものではない。
(実施の形態3)
上記の実施の形態1において、ロジック部16では1ラインごとにダミーデータを含んだ映像データD4を信号処理している。ダミーデータといえどもある大きさの信号成分を含んでいるので、ダミーデータのデジタル処理には電力を消費することになる。逆にいうと、ダミーデータが電力を消費するゆえに、消費電力Pの変動を抑制してその平坦化が実現されている。しかし、このことは、低消費電力化の観点からはマイナスに作用しているといえる。この点の改善に配慮したのが本発明の実施の形態3である。本実施の形態3は、実施の形態1と実施の形態2を折衷したものに相当する。
図14は本発明の実施の形態3における映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。本実施の形態のデータ置換部A3は、上記同様のダミーデータ発生部14と、ロジック部16の入力に対するラインメモリ12の出力とダミーデータ発生部14の出力とを切り替える第1のセレクタ15と、出力パッド17の入力に対するロジック部16の出力とダミーデータ発生部14の出力とを切り替える第2のセレクタ18とから構成されている。その他の構成については、上記実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の映像信号処理回路の動作を図15のタイミングチャートに基づいて説明する。図15において、点線から上は第1のセレクタ15を活性化し、第2のセレクタ18を非活性にしたときの動作を示し、点線から下は第2のセレクタ18を活性化し、第1のセレクタ15を非活性にしたときの動作を示す。
ロジック部16での消費電力変動がアナログ回路に影響を及ぼす可能性のある状況では、第1のセレクタ15が活性化され、第2のセレクタ18はロジック部16からの出力を選択する状態にロックされる。このときのロジック部16がデジタル処理映像データD5を生成出力するまでの動作は、実施の形態1の場合と同様である。第2のセレクタ18からは、デジタル処理映像データD5が有効無効識別フラグFと関連付けられたデジタル処理映像データD8が出力パッド17に出力され、出力パッド17からさらに外部のモニター等へ出力される。
ロジック部16での消費電力変動がアナログ回路に影響を及ぼす可能性のない状況では、第2のセレクタ18が活性化され、第1のセレクタ15はラインメモリ12からの出力を選択する状態にロックされる。このときの第2のセレクタ18がデジタル処理映像データD8を有効無効識別フラグFに関連付けて生成出力し、出力パッド17からさらに外部のモニター等へ出力される動作は、実施の形態2の場合と同様である。本実施の形態においても、消費電力Pは、少し変動するものの、映像イメージに影響を与えるほどのものではない。
なお、ユーザの設定により、第2のセレクタ18を常時非活性としてもよく、あるいは逆に、第1のセレクタ15を常時非活性としてもよい。
本発明の映像信号処理回路は、イメージセンサ等の撮像素子からの信号を入力とする信号処理の画質の向上手段として有用である。アナログをオンチップしたLSIや、小型基板上で構成されるカメラシステムにおいて特に有用である。
本発明の実施の形態1における映像信号処理回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるパターン選択制御部の具体的構成を示す回路図 本発明の実施の形態1におけるダミーデータ発生部の具体的構成を示す回路図 本発明の実施の形態1における映像信号処理回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態1における画像出力イメージ図 本発明の実施の形態におけるブロック分割図 本発明の実施の形態1における画像出力図(その1) 本発明の実施の形態1における画像出力図(その2) 本発明の実施の形態1における画像出力図(その3) 本発明の実施の形態1におけるIIRフィルターの回路構成図 本発明の実施の形態1における画像出力図(その4) 本発明の実施の形態2における映像信号処理回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における映像信号処理回路の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3における映像信号処理回路の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における映像信号処理回路の動作を示すタイミングチャート 従来のデジタル信号処理を行う映像信号処理回路の概略構成を示すブロック図 従来の映像信号処理回路の動作を示すタイミングチャート LSI構成図 従来の画像出力イメージ図
符号の説明
A1〜A3 データ置換部
11 映像信号処理部
12 ラインメモリ
13 パターン選択制御部
14 ダミーデータ発生部
15 セレクタ(第1のセレクタ)
16 ロジック部
17 出力パッド
18 セレクタ(第2のセレクタ)
21 フリップフロップ
22 排他的論理和回路
23 加算回路
24 レジスタ
25 レジスタ値セレクタ
26 選択信号発生回路
D1 映像データ
D3 ダミーデータ
D4 選択データ
D5,D6,D7,D8 デジタル処理映像データ
Sp パターン選択信号
Ss 選択信号

Claims (14)

  1. 入力されてくる映像信号を基に映像データを生成する映像信号処理部と、
    前記映像信号処理部からの映像データをライン毎に一時記憶し、有効と無効に切り替えながら出力するラインメモリと、
    前記映像データに所定のデジタル処理を施して出力するロジック部と、
    複数パターンのダミーデータのうちからパターン選択信号に応じた選択パターンのダミーデータを発生するダミーデータ発生部を含み、無効期間の前記映像データを前記ロジック部の入力または出力において前記ダミーデータ発生部からのダミーデータに置き換えるデータ置換部と、
    前記映像データの値に応じて前記パターン選択信号を生成して前記ダミーデータ発生部に送出するパターン選択制御部とを備えた映像信号処理回路。
  2. 前記データ置換部は、
    前記ダミーデータ発生部と、
    前記ラインメモリからの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して前記ロジック部へ出力するセレクタとから構成されている請求項1に記載の映像信号処理回路。
  3. 前記データ置換部は、
    前記ダミーデータ発生部と、
    前記ロジック部からの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して出力するセレクタとから構成されている請求項1に記載の映像信号処理回路。
  4. 前記データ置換部は、
    前記ダミーデータ発生部と、
    前記ラインメモリからの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して前記ロジック部へ出力する第1のセレクタと、
    前記ロジック部からの前記映像データと前記ダミーデータ発生部からの前記ダミーデータとのいずれか一方を選択して出力する第2のセレクタとから構成されている請求項1に記載の映像信号処理回路。
  5. 前記ダミーデータ発生部は、
    外部から任意のレジスタ値を設定可能なレジスタと、
    前記パターン選択信号に応じて前記レジスタにおける互いに異なるレジスタ値のうちの1つを選択するレジスタ値セレクタと、
    前記レジスタ値セレクタに対してレジスタ値を所定の順序でまたはランダムに選択させる制御を行う選択信号発生回路とから構成されている請求項1から請求項4までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  6. 前記パターン選択制御部は、1画面分の映像信号の各ビット平均変化量を検出し、無効期間でのダミーパターンが前記検出したビット平均変化量と等しくなるように前記レジスタ設定値を決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  7. 前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量を検出し、それぞれのブロックにある無効ラインに対するレジスタ設定値はそれぞれのブロックで検出したビット平均変化量と等しくなるように決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  8. 前記パターン選択制御部は、有効ライン毎に映像信号のビット平均変化量を検出し、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前ラインでのビット平均変化量と等しくなるように決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  9. 前記パターン選択制御部は、有効ライン毎に映像信号のビット平均変化量を検出し、次の無効ラインでのレジスタ設定値はその無効ラインの前後ラインのビット平均変化量の平均値と等しくなるように決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  10. 前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量をメモリに蓄えておき、それぞれのブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値はメモリに蓄えられた前フレームでのビット平均変化量と現フレームでのビット平均変化量の平均値と等しくなるように決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  11. 前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号のビット平均変化量をメモリに蓄えておき、それぞれのブロックでの無効ラインに対するレジスタ設定値は前フレームでのビット平均変化量と現フレームでのビット平均変化量とのIIRフィルターにて算出した値と等しくなるように決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  12. 前記パターン選択制御部は、1画面を複数に分割してそれぞれについて映像信号の平均値を算出して、その平均値の大きさにより無効ラインに対するレジスタ値を決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  13. 前記パターン選択制御部は、有効ラインの平均値を算出して、無効ラインではその前のラインあるいは前後のラインの平均値の大きさにより、無効ラインでのレジスタ設定値を決定する請求項1から請求項5までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
  14. 前記ダミーデータ発生部は、有効ライン1ライン分をメモリに蓄えておき、無効ライン期間はメモリからランダムにデータを読み出すことによりダミーパターン信号を生成する請求項1から請求項13までのいずれかに記載の映像信号処理回路。
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