JP2007188434A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理についての多くの画像処理パラメータ用ディスクリプタ情報を設定しているCPUの負荷を軽減することができ、CPUの制御から画像処理が終了するまでに必要な処理時間を短縮することができるようにする。
【解決手段】 画像処理モジュール2の画像処理パラメータDMAC5の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を設定する内部レジスタに、そのディスクリプタ情報を制御部1が直接レジスタ設定するのではなく、一旦メモリ3に置いてからDMA処理によって画像処理モジュール2が読み込むようにしているので、制御部1のCPU負荷の低減と画像処理に要する処理速度の向上が可能になる。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像処理モジュール2の画像処理パラメータDMAC5の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を設定する内部レジスタに、そのディスクリプタ情報を制御部1が直接レジスタ設定するのではなく、一旦メモリ3に置いてからDMA処理によって画像処理モジュール2が読み込むようにしているので、制御部1のCPU負荷の低減と画像処理に要する処理速度の向上が可能になる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む画像形成装置と、パーソナルコンピュータを含む画像処理を行う画像処理装置に関する。
例えば、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む画像形成装置では、画像データを高速で転送するためにDMAコントローラが使用されている。
DMAコントローラを使用してデータを転送するとき、CPUは最初にDMAコントローラにコマンドとメモリの転送開始アドレスや転送するデータ数などの入出力制御情報を与えるだけでデータ転送には介在しないで済む。
従来、1回のDMA転送要求で1ブロック分の転送バイト数を計数し、計数値が所定値になるとDMA転送を中断して、1回のDMA転送要求で1ブロック単位でデータを転送する画像処理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
特開平7−21117号公報
DMAコントローラを使用してデータを転送するとき、CPUは最初にDMAコントローラにコマンドとメモリの転送開始アドレスや転送するデータ数などの入出力制御情報を与えるだけでデータ転送には介在しないで済む。
従来、1回のDMA転送要求で1ブロック分の転送バイト数を計数し、計数値が所定値になるとDMA転送を中断して、1回のDMA転送要求で1ブロック単位でデータを転送する画像処理装置(例えば、特許文献1参照)があった。
しかしながら、従来の画像処理装置では、CPUは1ブロックの転送毎にDMAコントローラにコマンドを発行するので、全体のデータ量が非常に多く、1ブロックのサイズが小さい場合、CPUが関与する回数も増え、CPUの負担がかなり多くなるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像処理についての多くの画像処理パラメータ用ディスクリプタ情報を設定しているCPUの負荷を軽減すると共に、CPUの制御から画像処理が終了するまでに必要な処理時間を短縮できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像処理についての多くの画像処理パラメータ用ディスクリプタ情報を設定しているCPUの負荷を軽減すると共に、CPUの制御から画像処理が終了するまでに必要な処理時間を短縮できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の画像処理装置を提供する。
(1)画像処理パラメータDMACとリードDMACとライトDMACのそれぞれが連動して画像処理をするようにした画像処理装置。
(2)上記(1)の画像処理装置において、上記画像処理パラメータDMACと上記リードDMACと上記ライトDMACがメモリに設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する画像処理装置。
(1)画像処理パラメータDMACとリードDMACとライトDMACのそれぞれが連動して画像処理をするようにした画像処理装置。
(2)上記(1)の画像処理装置において、上記画像処理パラメータDMACと上記リードDMACと上記ライトDMACがメモリに設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する画像処理装置。
(3)上記(1)の画像処理装置において、上記画像処理パラメータDMACがメモリに設定されたディスクリプタ情報を最初に読み込み、その読み込みが終了したら、上記リードDMACと上記ライトDMACが上記メモリに設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する画像処理装置。
(4)上記(1)の画像処理装置において、上記画像処理パラメータDMACと上記リードDMACと上記ライトDMACの全てを制御する制御モジュールを設けた画像処理装置。
(4)上記(1)の画像処理装置において、上記画像処理パラメータDMACと上記リードDMACと上記ライトDMACの全てを制御する制御モジュールを設けた画像処理装置。
この発明による画像処理装置は、画像処理についての多くの画像処理パラメータ用ディスクリプタ情報を設定しているCPUの負荷を軽減することができ、CPUの制御から画像処理が終了するまでに必要な処理時間を短縮することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例1〕
図2は、この発明の実施例1の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部1と画像処理モジュール2と、メモリ3とからなる。
上記画像処理モジュール2は、例えば、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)によって実現され、レジスタ4と、いずれもCPUを介すことなく直接データ転送を行うダイレクトメモリアクセス(DMA)転送の画像処理パラメータDMAC5と、リード(Read)DMAC6と、ライト(Write)DMAC7とからなり、画像処理パラメータDMAC5とリードDMAC6とライトDMAC7のそれぞれが連動して画像処理をする。
〔実施例1〕
図2は、この発明の実施例1の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部1と画像処理モジュール2と、メモリ3とからなる。
上記画像処理モジュール2は、例えば、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)によって実現され、レジスタ4と、いずれもCPUを介すことなく直接データ転送を行うダイレクトメモリアクセス(DMA)転送の画像処理パラメータDMAC5と、リード(Read)DMAC6と、ライト(Write)DMAC7とからなり、画像処理パラメータDMAC5とリードDMAC6とライトDMAC7のそれぞれが連動して画像処理をする。
図1は、図2に示す画像処理装置における制御処理を示すフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)1〜3で、制御部1がメモリ3に対してリードDMAC6とライトDMAC7の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC5の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ4で、制御部1が画像処理モジュール2に対してレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。画像処理モジュール2は制御部1からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ5で、制御部1が画像処理モジュール2に対して起動レジスタを使って起動させる。画像処理モジュール2が、制御部1によって起動されたら、レジスタ4から画像処理パラメータDMAC5、リードDMAC6、ライトDMAC7に対してそれぞれ起動信号EXECを同時に送る。したがって、画像処理パラメータDMAC5、リードDMAC6、ライトDMAC7は同時に起動する。
ステップ(図中「S」で示す)1〜3で、制御部1がメモリ3に対してリードDMAC6とライトDMAC7の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC5の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ4で、制御部1が画像処理モジュール2に対してレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。画像処理モジュール2は制御部1からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ5で、制御部1が画像処理モジュール2に対して起動レジスタを使って起動させる。画像処理モジュール2が、制御部1によって起動されたら、レジスタ4から画像処理パラメータDMAC5、リードDMAC6、ライトDMAC7に対してそれぞれ起動信号EXECを同時に送る。したがって、画像処理パラメータDMAC5、リードDMAC6、ライトDMAC7は同時に起動する。
ステップ6で、レジスタ4から起動信号EXECを受けたリードDMAC6が、メモリ3からリードDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ7で、レジスタ4から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC5が、レジスタ設定で指定されたメモリ3のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ8で、レジスタ4から起動信号EXECを受けたライトDMAC7が、メモリ3からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
上記ステップ6〜8の処理は同時に行われ、それにより、画像処理パラメータDMAC5とリードDMAC6とライトDMAC7がメモリ3に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ7で、レジスタ4から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC5が、レジスタ設定で指定されたメモリ3のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ8で、レジスタ4から起動信号EXECを受けたライトDMAC7が、メモリ3からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
上記ステップ6〜8の処理は同時に行われ、それにより、画像処理パラメータDMAC5とリードDMAC6とライトDMAC7がメモリ3に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ9で、画像処理パラメータDMAC5が、リードDMAC6に対して画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定して終了したことを示す終了通知を送る。この終了通知は、画像処理パラメータDMAC5が画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタに完全に設定する前に、リードDMAC6がメモリ3から画像データを読み込んで画像処理を行うと異常画像になる不具合が発生する為、その不具合の発生を防止するのに必要な通知である。
ステップ10で、リードDMAC6が、上記終了通知に基づいて画像処理パラメータDMAC5の内部レジスタに画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報が設定されたことを確認し、ステップ5で取得したディスクリプタ情報に基づいてメモリ3から画像データを読み込み、画像処理モジュール2はその画像データに画像処理を行う。
ステップ10で、リードDMAC6が、上記終了通知に基づいて画像処理パラメータDMAC5の内部レジスタに画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報が設定されたことを確認し、ステップ5で取得したディスクリプタ情報に基づいてメモリ3から画像データを読み込み、画像処理モジュール2はその画像データに画像処理を行う。
ステップ11で、ライトDMAC7が、ステップ8で取得したディスクリプタ情報に基づいて画像処理モジュール2による画像処理後の画像データを順次メモリ3に書き込む。
ステップ12で、リードDMAC6が、ライトDMAC7に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ13で、ライトDMAC7が、メモリ3に全ての画像処理後の画像データを書き込み、且つリードDMAC6から終了通知が来たことを確認後、制御部1に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部1はその終了通知に基づいて終了の割込み処理を行う。
ステップ12で、リードDMAC6が、ライトDMAC7に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ13で、ライトDMAC7が、メモリ3に全ての画像処理後の画像データを書き込み、且つリードDMAC6から終了通知が来たことを確認後、制御部1に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部1はその終了通知に基づいて終了の割込み処理を行う。
このようにして、画像処理モジュール2の画像処理パラメータDMAC5の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を設定する内部レジスタに、そのディスクリプタ情報を制御部1が直接レジスタ設定するのではなく、一旦メモリ3に置いてからDMA処理によって画像処理モジュール2が読み込むようにしているので、制御部1のCPU負荷の低減と画像処理に要する処理速度の向上が可能になる。
〔実施例2〕
図4は、この発明の実施例2の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、実施例1と同じく、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部11と画像処理モジュール12と、メモリ13とからなる。
上記画像処理モジュール12は、例えば、ASICによって実現され、レジスタ14と、いずれもCPUを介すことなくデータ転送を行うDMA転送の画像処理パラメータDMAC15と、リードDMAC16と、ライトDMAC17とからなり、画像処理パラメータDMAC15とリードDMAC16とライトDMAC17のそれぞれが連動して画像処理をする。
図4は、この発明の実施例2の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、実施例1と同じく、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部11と画像処理モジュール12と、メモリ13とからなる。
上記画像処理モジュール12は、例えば、ASICによって実現され、レジスタ14と、いずれもCPUを介すことなくデータ転送を行うDMA転送の画像処理パラメータDMAC15と、リードDMAC16と、ライトDMAC17とからなり、画像処理パラメータDMAC15とリードDMAC16とライトDMAC17のそれぞれが連動して画像処理をする。
図3は、図4に示す画像処理装置における制御処理を示すフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)21〜23で、制御部11がメモリ13に対してリードDMAC16とライトDMAC17の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC15の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ24で、制御部11が画像処理モジュール12に対してレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。画像処理モジュール12は制御部11からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ(図中「S」で示す)21〜23で、制御部11がメモリ13に対してリードDMAC16とライトDMAC17の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC15の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ24で、制御部11が画像処理モジュール12に対してレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。画像処理モジュール12は制御部11からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ25で、制御部11が画像処理モジュール12に対して起動レジスタを使って起動させる。画像処理モジュール12は、制御部11によって起動されたら、レジスタ14から画像処理パラメータDMAC15に対してのみ起動信号EXECを送る。
ステップ26で、レジスタ14から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC15が、レジスタ設定で指定されたメモリ13のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ27で、画像処理パラメータDMAC15が、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を全て取得したら、リードDMAC16に対して起動信号EXECを送る。
ステップ26で、レジスタ14から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC15が、レジスタ設定で指定されたメモリ13のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ27で、画像処理パラメータDMAC15が、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を全て取得したら、リードDMAC16に対して起動信号EXECを送る。
ステップ28で、画像処理パラメータDMAC15から起動信号EXECを受けたリードDMAC16が、メモリ13からリードDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ29で、リードDMAC16が、ステップ28の動作と同時に、ライトDMAC17に対して起動信号EXECを送る。
ステップ30で、リードDMAC16から起動信号EXECを受けたライトDMAC17が、メモリ13からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
上記ステップ26の処理後、上記ステップ28と上記ステップ30の各処理を同時に行うことにより、画像処理パラメータDMAC15がメモリ13に設定されたディスクリプタ情報を最初に読み込み、その読み込みが終了したら、リードDMAC16とライトDMAC17がメモリ13に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ29で、リードDMAC16が、ステップ28の動作と同時に、ライトDMAC17に対して起動信号EXECを送る。
ステップ30で、リードDMAC16から起動信号EXECを受けたライトDMAC17が、メモリ13からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
上記ステップ26の処理後、上記ステップ28と上記ステップ30の各処理を同時に行うことにより、画像処理パラメータDMAC15がメモリ13に設定されたディスクリプタ情報を最初に読み込み、その読み込みが終了したら、リードDMAC16とライトDMAC17がメモリ13に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ31で、リードDMAC16が、ステップ30で取得したディスクリプタ情報に基づいてメモリ13から画像データを読み込み、画像処理モジュール12はその画像データに画像処理を行う。
ステップ32で、リードDMAC16が全ての画像データを読み込んだら、ライトDMAC17に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ33で、ライトDMAC17が、ステップ30で取得したディスクリプタ情報に基づいて画像処理モジュール12による画像処理後の画像データをメモリ13に書き込む。
ステップ34で、ライトDMAC17が、メモリ13に全ての画像処理後の画像データを書き込み、且つリードDMAC16から終了通知が来たことを確認後、制御部11に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部11はその終了通知に基づいて割込み処理を行う。
ステップ32で、リードDMAC16が全ての画像データを読み込んだら、ライトDMAC17に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ33で、ライトDMAC17が、ステップ30で取得したディスクリプタ情報に基づいて画像処理モジュール12による画像処理後の画像データをメモリ13に書き込む。
ステップ34で、ライトDMAC17が、メモリ13に全ての画像処理後の画像データを書き込み、且つリードDMAC16から終了通知が来たことを確認後、制御部11に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部11はその終了通知に基づいて割込み処理を行う。
例えば、画像データの読み込み時には、一枚分の画像データをメモリに展開せずに、画像データを分割して読み込むこともある。その際には、分割データ単位毎にディスクリプタ情報の読み込みを行う必要がある。
また、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報は、画像データ1枚全てに同じパラメータなので、最初の一回の読み込みで良い。
従って、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報の読み込みと画像データ用のディスクリプタ情報を同時に読み込むと2回目以降のリードDMACの動作を変える必要があり、ゲート規模や回路の難易度が上がってしまう。
また、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報は、画像データ1枚全てに同じパラメータなので、最初の一回の読み込みで良い。
従って、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報の読み込みと画像データ用のディスクリプタ情報を同時に読み込むと2回目以降のリードDMACの動作を変える必要があり、ゲート規模や回路の難易度が上がってしまう。
そこで、実施例2の画像処理装置のようにして、画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んだ後で画像データ用のディスクリプタ情報であるリードDMAC16とライトDMAC17の各ディスクリプタ情報の読み込みをして、画像データの読み込みを行うことにより、画像データを分割して処理する場合の2回目以降のリードDMAC16のする処理は1回目同様の動作をすれば良く、回路を作成する際の難易度を下げることができる。
〔実施例3〕
図6は、この発明の実施例3の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、実施例1,2と同じく、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部21と画像処理モジュール22と、メモリ23とからなる。
上記画像処理モジュール22は、例えば、ASICによって実現され、レジスタを含む制御モジュール24と、いずれもCPUを介すことなくデータ転送を行うDMA転送の画像処理パラメータDMAC25と、リードDMAC26と、ライトDMAC27とからなり、制御モジュール24の制御によって画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27のそれぞれが連動して画像処理をする。
図6は、この発明の実施例3の画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。
この画像処理装置は、実施例1,2と同じく、ファクシミリ装置、複写機、プリンタを含む各種の画像形成装置に備わる装置であり、CPU,ROM及びRAMを含むマイクロコンピュータによって実現される制御部21と画像処理モジュール22と、メモリ23とからなる。
上記画像処理モジュール22は、例えば、ASICによって実現され、レジスタを含む制御モジュール24と、いずれもCPUを介すことなくデータ転送を行うDMA転送の画像処理パラメータDMAC25と、リードDMAC26と、ライトDMAC27とからなり、制御モジュール24の制御によって画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27のそれぞれが連動して画像処理をする。
図5は、図6に示す画像処理装置における制御処理を示すフローチャート図である。
ステップ(図中「S」で示す)41〜43で、制御部21がメモリ23に対してリードDMAC26とライトDMAC27の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC25の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ44で、制御部21が制御モジュール24に対して必要なレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。制御モジュール24は制御部21からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ45で、制御部21が制御モジュール24に対して起動レジスタを使って起動させる。
ステップ(図中「S」で示す)41〜43で、制御部21がメモリ23に対してリードDMAC26とライトDMAC27の各DMAC用のディスクリプタ情報と、画像処理パラメータDMAC25の画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報とを書き込む。
ステップ44で、制御部21が制御モジュール24に対して必要なレジスタ情報を書き込んで必要なレジスタを設定する。制御モジュール24は制御部21からのレジスタ情報の書き込みによりレジスタを設定する。
ステップ45で、制御部21が制御モジュール24に対して起動レジスタを使って起動させる。
ステップ46で、制御モジュール24が、内部のレジスタから画像処理パラメータDMAC25、リードDMAC26、ライトDMAC27に対してそれぞれ起動信号EXECを同時に送る。したがって、画像処理パラメータDMAC25、リードDMAC26、ライトDMAC27は同時に起動する。
ステップ47で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けたリードDMAC26が、メモリ23からリードDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ48で、リードDMAC26が、リードDMAC用のディスクリプタ情報の読み込を終了すると、制御モジュール24に対して終了通知を送る。
ステップ49で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けたライトDMAC27が、メモリ23からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ47で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けたリードDMAC26が、メモリ23からリードDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ48で、リードDMAC26が、リードDMAC用のディスクリプタ情報の読み込を終了すると、制御モジュール24に対して終了通知を送る。
ステップ49で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けたライトDMAC27が、メモリ23からライトDMAC用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、内部レジスタへ設定する。
ステップ50で、ライトDMAC27が、ライトDMAC用のディスクリプタ情報の読み込を終了すると、制御モジュール24に対して終了通知を送る。
ステップ51で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC25が、レジスタ設定で指定されたメモリ23のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ52で、画像処理パラメータDMAC25が、全ての画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を取得すると、制御モジュール24に対して終了通知を送る。
上記ステップ47,49,51の処理は同時に行われ、それにより、画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27がメモリ23に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ51で、制御モジュール24から起動信号EXECを受けた画像処理パラメータDMAC25が、レジスタ設定で指定されたメモリ23のメモリアドレスから画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を読み込んで取得し、各画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を内部レジスタへ設定する。
ステップ52で、画像処理パラメータDMAC25が、全ての画像処理パラメータ用のディスクリプタ情報を取得すると、制御モジュール24に対して終了通知を送る。
上記ステップ47,49,51の処理は同時に行われ、それにより、画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27がメモリ23に設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得する。
ステップ53で、制御モジュール24が、画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27の全ての終了通知を受け取ったら、リードDMAC26とライトDMAC27に対してそれぞれ同時に起動信号EXECを送る。したがって、リードDMAC6、ライトDMAC7は再び同時に起動する。
ステップ54で、リードDMAC26が、ステップ47で取得したディスクリプタ情報に基づいてメモリ23から画像データを読み込み、画像処理モジュール22はその画像データに画像処理を行う。
ステップ55で、リードDMAC26が、全ての画像データの読み込みを終了したら、制御モジュール24に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ56で、ライトDMAC27が、ステップ49で取得したディスクリプタ情報に基づいて画像処理モジュール22による画像処理後の画像データを順次メモリ23に書き込む。
ステップ54で、リードDMAC26が、ステップ47で取得したディスクリプタ情報に基づいてメモリ23から画像データを読み込み、画像処理モジュール22はその画像データに画像処理を行う。
ステップ55で、リードDMAC26が、全ての画像データの読み込みを終了したら、制御モジュール24に対して画像データを全て読み込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ56で、ライトDMAC27が、ステップ49で取得したディスクリプタ情報に基づいて画像処理モジュール22による画像処理後の画像データを順次メモリ23に書き込む。
ステップ57で、ライトDMAC27が、メモリ23に全ての画像処理後の画像データの書き込みを終了したら、制御モジュール24に対して画像処理後の画像データを全て書き込んだことを示す終了通知を送る。
ステップ58で、制御モジュール24は、リードDMAC26とライトDMAC27の両方から終了通知を受け取ったことを確認後、制御部21に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部21はその終了通知に基づいて終了の割込み処理を行う。
ステップ58で、制御モジュール24は、リードDMAC26とライトDMAC27の両方から終了通知を受け取ったことを確認後、制御部21に対して画像処理終了を示す終了通知を送り、制御部21はその終了通知に基づいて終了の割込み処理を行う。
このようにして、制御モジュール24が画像処理パラメータDMAC25とリードDMAC26とライトDMAC27の全てのDMACの制御を管理しているので、画像処理パラメータDMAC25からリードDMAC26に対して直接信号を入れずに済み、リードDMAC26の数だけ終了通知を送る必要がなくなる。また、DMACの作りは全て共通化することができる。
したがって、画像処理モジュールの回路の独立性が高くなり流用性を上げることができる。
したがって、画像処理モジュールの回路の独立性が高くなり流用性を上げることができる。
この発明による画像処理装置は、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。
1,11,21:制御部 2,12,22:画像処理モジュール 3,13,23:メモリ 4,14:レジスタ 5,15,25:画像処理パラメータDMAC 6,16,26:リードDMAC 7,17,27:ライトDMAC 24:制御モジュール
Claims (4)
- 画像処理パラメータDMACとリードDMACとライトDMACのそれぞれが連動して画像処理をするようにしたことを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置において、前記画像処理パラメータDMACと前記リードDMACと前記ライトDMACがメモリに設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置において、前記画像処理パラメータDMACがメモリに設定されたディスクリプタ情報を最初に読み込み、その読み込みが終了したら、前記リードDMACと前記ライトDMACが前記メモリに設定されたそれぞれのディスクリプタ情報を同時に読み込んで取得することを特徴とする画像処理装置。
- 請求項1記載の画像処理装置において、前記画像処理パラメータDMACと前記リードDMACと前記ライトDMACの全てを制御する制御モジュールを設けたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006007801A JP2007188434A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006007801A JP2007188434A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007188434A true JP2007188434A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38343543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006007801A Pending JP2007188434A (ja) | 2006-01-16 | 2006-01-16 | 画像処理装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2007188434A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008234065A (ja) * | 2007-03-16 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体 |
JP2009123091A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム |
JP2013103372A (ja) * | 2011-11-11 | 2013-05-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2006
- 2006-01-16 JP JP2006007801A patent/JP2007188434A/ja active Pending
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