JP2007188406A - 防犯システム、防犯方法及び防犯プログラム - Google Patents

防犯システム、防犯方法及び防犯プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ブザー音による防犯効果が得られるとともに、防犯管理センターシステム側では画像及び/又は音声から非常事態を的確に判断することができ、さらにその画像及び/又は音声から警察への情報提供を被害者に加え犯人に関わるものとする。
【解決手段】防犯装置100のカメラ106及びマイク108により、周囲の画像と周囲の音声とが取り込まれて送信されるように制御されるとともに、防犯スイッチ109が操作されると、スピーカ107からブザー音が発生されるようにし、防犯管理センターシステム200側では、センター側サーバ201が防犯装置100からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取ると、その画像及び/又は音声がモニター202によってモニター出力され、ブザー音を発生させる際の操作が有ったことを示す信号に基づき、画像及び/又は音声が情報記憶部203に記憶されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯に適した防犯システム、防犯方法及び防犯プログラムに関する。
近年、子供や女性、社会要人をターゲットにした誘拐や暴行などといった犯罪が増加傾向にあり、社会問題となっている。誘拐の場合は、営利目的の小児誘拐が飛躍的に増加していたが、最近では異常者による犯罪が目立つようになっている。
このような、誘拐や暴行などの非常事態に遭遇した際の対応策としては、大きな音を発して犯人に対し威嚇する防犯ブザーを用いたり、携帯電話端末やPHS(Personal HandyPhone System)端末を用いて知人や家族に連絡をとるなどといったことが行われている。
ところが、携帯電話端末やPHS端末を用いて連絡・通報する場合は、発信先の電話番号をダイヤルするために複数のボタン操作を行う必要があるが、複数のボタン操作を行う時間的な余裕がなかったり、操作できる状況になかったりする場合がある。
特に、子供の場合は、緊急時にパニックにおちいり、複雑なボタン操作を行うことは極めて困難になるものと予測される。また、防犯ブザーを用いる場合には、犯人が発した音に逆上して却って危ない目にあったり、防犯ブザーを犯人に取り上げられたりすることがあり、大きな音を発しても周囲に誰もいなければ助けを求めることができないことも容易に予測される。
よって、効果的な防犯を行うためには、被害者が非常事態に遭遇していることを、犯人に悟られることなく、即座に第三者へ知らせるとともに、非常事態に遭遇している自分の所在地を探知してもらうようなことが重要となってくる。
ここで、自分の所在地を探知してもらうシステムとしては、たとえば、常時電波を発信する端末装置をシステムの利用者に持たせておき、GPS(GlobalPositioning System)及び携帯電話のネットワークを利用して、その利用者の現在の居場所を検知するものがある。
端末装置を所有している利用者の居場所は、常に管理センターにて監視されており、利用者の保護者や関係者が望むときには、いつでも、電話やインターネットを利用して管理センターに問い合わせることで、利用者の居場所を知ることが可能となっている。しかし、このシステムは、単に端末装置を所有している利用者の居場所を確認するのみに留まっているものであるので、利用者が安全な状態にあるのか、又は非常事態に遭遇して危険な目に会っているのかの判断がつかなかった。
すなわち、確認した利用者の居場所が保護者などの家の近くであったからと安心していたら、実は利用者が非常事態に遭遇していたということも考えられ、さらに、犯人が利用者を連れ去る際に端末装置を家の近くに捨てていってしまえば、このシステムは役に立たなくなってしまう。また、利用者が非常事態に遭遇していそうな感じがしても、当該システムでは居場所の確認までしかできないので、警察への出動依頼をためらってしまうことがある。
また、自分の所在地を探知してもらうシステムとしては、スキーや登山などといった、遭難などの非常事態に遭遇する可能性がある場合に、電波を発する発信器を衣服に埋め込んでおき、予め届け出た日時を過ぎても戻ってこないなど、いざというときにGPSを利用して発信器の位置を探索するものもある。しかし、このシステムは、予め届け出た日時が過ぎてから探索を開始するので、非常事態が発生してから探索を開始するまでに時間を要してしまう。
また、自分の所在地を探知してもらうシステムとして、警察や探偵などが用いる業務用に開発された高精度の発信機及び探索装置や、カーナビゲーションのような衛星を利用したGPSを用いるものがあるが、これらは一般向けの機器ではなく、設備も大掛かりとなるため高額であり、携帯するにも適していない。
このような不具合を解消するようにしたものとして、特許文献1では、利用者が、必要時に自己の所有する発信器に対して所定の操作をすると、その発信器が、固有の識別データを含む非常信号をセンターへ発信し、非常信号を受信したセンターは、非常信号に含まれる識別データに基づいて発信器の所在地を探知するとともに、利用者の保護者・関係者に対して、利用者の発信器から非常信号が発信された旨を送信するようにしたセキュリティシステムを提案している。
特開2003−115090号公報
このように、上述した特許文献1では、発信器からの固有の識別データを含む非常信号をセンターへ発信し、非常信号を受信したセンターは、非常信号に含まれる識別データに基づいて発信器の所在地を探知するとともに、利用者の保護者・関係者に対して、利用者の発信器から非常信号が発信された旨を送信するようにしているので、自分の非常事態を即座に第三者へ知らせると同時に、その位置情報も探知可能となる。
ところが、このような技術では、発信器からの固有の識別データを含む非常信号を受信することで、非常事態を把握するものであるため、発信器を誤って操作してしまい、非常信号がセンターに送信されてしまうと、非常事態でないにも関わらず非常事態であると判断されてしまうという問題があった。
また、このような技術では、非常信号に基づき、非常事態を把握するものであるため、センター側では犯人に関わる音声あるいはビデオ画像等の情報を取得することができず、警察への情報提供が被害者に関わるものに限定されてしまうという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決することができる防犯システム、防犯方法及び防犯プログラムを提供することを目的とする。
本発明の防犯装置は、ネットワークを介して防犯管理を行う防犯システムであって、利用者が携帯する防犯装置と、この防犯装置に前記ネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとを備え、前記防犯装置は、周囲の画像を取り込む画像取得手段と、周囲の音声を取り込む音声取得手段と、少なくともブザー音を発生する音発生手段と、前記ブザー音を発生させる際に操作される操作手段と、前記画像取得手段及び/又は前記音声取得手段によって取得される画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作手段による操作に応じて前記音発生手段からブザー音が発生されるように制御し、さらに前記操作手段による操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御する制御手段とを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るセンター側サーバと、前記画像及び/又は音声をモニター出力するモニター手段と、前記操作手段による操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するシステム記憶手段とを有することを特徴とする。
また、前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るGPS信号受信手段を有し、前記制御手段は、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号受信手段によって得られる現在位置の情報を付加するように制御し、前記センター側サーバは、前記現在位置の情報から現在位置を判別する現在位置判別制御手段と、前記操作手段による操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知する防犯操作検知手段と、この防犯操作検知手段によって防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記現在位置判別制御手段によって判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるシステム制御手段とを有するようにすることができる。
また、前記防犯装置は、装置IDを記憶する記憶手段を有し、前記制御手段は、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶手段に記憶されている装置IDを付加するように制御し、前記システム記憶手段には、前記装置IDに対応させた個人情報が記憶され、前記センター側サーバは、前記システム記憶手段に記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別する個人情報判別手段を有し、前記操作手段による操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるようにすることができる。
また、前記システム記憶手段には、前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶され、前記現在位置判別制御手段は、前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別し、前記システム制御手段は、前記現在位置判別制御手段によって前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御するようにすることができる。
また、前記センター側サーバは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生する停止信号発生手段を有し、前記制御手段は、前記センター側サーバからの停止信号を受け取ると、前記音発生手段からのブザー音の発生を停止させるように制御するようにすることができる。
本発明の防犯方法は、利用者が携帯する防犯装置とこの防犯装置にネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとにより防犯管理を行う防犯方法であって、前記防犯装置は、周囲の画像を取り込むステップと、周囲の音声を取り込むステップと、少なくともブザー音を発生するステップと、前記ブザー音を発生させる際の操作を受け付けるステップと、取り込まれた前記画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作に応じて前記ブザー音を発生させるように制御し、さらに前記操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るステップと、前記画像及び/又は音声をモニター出力するステップと、前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するステップとを有することを特徴とする。
また、前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るステップと、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号によって得られる現在位置の情報を付加するように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記現在位置の情報から現在位置を判別するステップと、前記操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知するステップと、前記防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯装置は、装置IDを記憶するステップと、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶されている装置IDを付加するように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記装置IDに対応させた個人情報が記憶されるステップと、前記記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別するステップと、前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯管理センターシステムは、前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶されるステップと、前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別するステップと、前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御するステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯管理センターシステムは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生するステップを有し、前記防犯装置は、前記停止信号を受け取ると、前記ブザー音の発生を停止させるように制御するステップを有するようにすることができる。
本発明の防犯プログラムは、利用者が携帯する防犯装置とこの防犯装置にネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとにより防犯管理を行う防犯方法を実行するためのステップを示す防犯プログラムであって、前記防犯装置は、周囲の画像を取り込むステップと、周囲の音声を取り込むステップと、少なくともブザー音を発生するステップと、前記ブザー音を発生させる際の操作を受け付けるステップと、取り込まれた前記画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作に応じて前記ブザー音を発生させるように制御し、さらに前記操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るステップと、前記画像及び/又は音声をモニター出力するステップと、前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するステップとを有することを特徴とする。
また、前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るステップと、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号によって得られる現在位置の情報を付加するように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記現在位置の情報から現在位置を判別するステップと、前記操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知するステップと、前記防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯装置は、装置IDを記憶するステップと、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶されている装置IDを付加するように制御するステップとを有し、前記防犯管理センターシステムは、前記装置IDに対応させた個人情報が記憶されるステップと、前記記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別するステップと、前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯管理センターシステムは、前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶されるステップと、前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別するステップと、前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御するステップとを有するようにすることができる。
また、前記防犯管理センターシステムは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生するステップを有し、前記防犯装置は、前記停止信号を受け取ると、前記ブザー音の発生を停止させるように制御するステップを有するようにすることができる。
本発明の防犯システム、防犯方法及び防犯プログラムでは、防犯装置側で周囲の画像と周囲の音声とが取り込まれ、取り込まれた画像及び/又は音声が防犯管理センターシステムに送信されるように制御されるとともに、ブザー音を発生させる際の操作を受け付けると、その操作に応じてブザー音が発生され、防犯管理センターシステム側では防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取ると、その画像及び/又は音声がモニター出力され、ブザー音を発生させる際の操作が有ったことを示す信号に基づき、画像及び/又は音声が記憶される。
本発明の防犯システム、防犯方法及び防犯プログラムによれば、防犯装置側で周囲の画像と周囲の音声とが取り込まれ、取り込まれた画像及び/又は音声が防犯管理センターシステムに送信されるように制御されるとともに、ブザー音を発生させる際の操作を受け付けると、その操作に応じてブザー音が発生され、防犯管理センターシステム側では防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取ると、その画像及び/又は音声がモニター手段によってモニター出力され、ブザー音を発生させる際の操作が有ったことを示す信号に基づき、画像及び/又は音声がシステム記憶手段に記憶されるので、防犯装置側ではブザー音による防犯効果が得られるとともに、防犯管理センターシステム側では画像及び/又は音声のモニター出力から非常事態を的確に判断することができ、さらに記憶させた画像及び/又は音声を警察への情報提供としても用いることで、被害者に加え犯人に関わる情報を提供することができる。
本実施形態では、防犯装置側で、画像取得手段及び音声取得手段により、周囲の画像と周囲の音声とが取り込まれると、制御手段により、取り込まれた画像及び/又は音声が防犯管理センターシステムに送信されるように制御されるとともに、操作手段によりブザー音を発生させる操作が行われると、制御手段により、音発生手段からブザー音が発生され、防犯管理センターシステム側では、センター側サーバが防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取ると、その画像及び/又は音声がモニター手段によってモニター出力され、ブザー音を発生させる際の操作が有ったことを示す信号に基づき、画像及び/又は音声がシステム記憶手段に記憶されるようにすることで、防犯装置側ではブザー音による防犯効果が得られるようにし、防犯管理センターシステム側では画像及び/又は音声のモニター出力から非常事態を的確に判断し、さらに記憶させた画像及び/又は音声を警察への情報提供としても用いることで、被害者に加え犯人に関わる情報を提供することができるようにした。
以下、本発明の実施例の詳細について説明する。図1は、本発明の防犯システムの一実施例に係る概要を説明するための図である。
図1に示す防犯システムは、携帯用の防犯装置100と防犯管理センターシステム200とがインターネット、専用回線等のネットワーク300を介して相互に通信できる構成となっている。
防犯管理センターシステム200は、センター側サーバ201、モニター202、センター内オペレータ端末202、情報記憶部203を有している。
センター側サーバ201は、各防犯装置100からの画像及び/又は音声、各防犯装置100の位置情報、各防犯装置100の装置ID、各防犯装置100の後述の防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取るとともに、各防犯装置100へ音声信号、ブザー音の停止信号を送信するものであるが、その詳細については後述する。
モニター202は、各防犯装置100からの画像及び/又は音声を出力する。センター内オペレータ端末202は、情報記憶部203への装置IDに対応させた個人情報の入力等を行う際に操作されるものである。
情報記憶部203には、装置IDに対応させた防犯装置100を利用する利用者の個人情報や各防犯装置100からの画像及び/又は音声が記憶されるようになっている。なお、画像及び/又は音声の記憶においては、後述の防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取ったときに、その装置IDに対応したものとなっていが、その詳細については後述する。
また、情報記憶部203には、防犯装置100を利用する利用者のルート情報が防犯装置100の装置IDに対応させて記憶されるようになっている。このルート情報は、たとえば防犯装置100を利用する利用者が児童である場合を想定したものであり、後述の図4に示す現在位置判別制御部217によって現在位置がそのルート情報から所定距離(たとえば1km)外れていると判別された場合、たとえば親元に連絡することに用いることが可能となる。
この場合、ルート情報は、防犯装置100の利用開始日、あるいは親元と防犯管理センター側との話し合いで決められた日時に、児童に通学路を移動してもらい、そのときに防犯装置100から送信される時間的変化に応じた位置情報とし、情報記憶部203に記憶しておけばよい。
また、この場合、情報記憶部203には、防犯装置100を利用する児童の父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレス等の連絡先情報が記憶されているようにし、現在位置判別制御部217によって現在位置がそのルート情報から所定距離(たとえば1km)外れていると判別された場合、そのメールアドレスを送信先としたたとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)を通知することに用いることが可能となる。
これにより、父兄は、児童が図示しない携帯電話を携帯している場合に、直接、児童の携帯電話を呼び出すことができ、児童の安全を確認することが可能となる。なお、ルート情報としては、児童の通学路に限らず、友人宅との間の情報、あるいは塾との間の情報としてもよい。また、ルート情報としては、児童の通学路に限らず、老人等が普段利用する道の情報としてもよい。
図2は、防犯装置100を説明するための図であり、たとえば装置本体101の頂部に紐102を係止する係止具103が設けられている。紐102は、たとえば首にかけられる程度の長さであればよい。また、紐102は、長さが調節できるようになっていてもよい。なお、防犯装置100は、紐102をたとえば首にかけるようにずる場合に限らず、たとえば子供の服やランドセル等に取り付けられるようにしてもよい。
係止具103の近傍には、送受信アンテナ104が設けられている。送受信アンテナ104は、伸縮自在のものであってもよいし、伸縮しないものであってもよい。また、送受信アンテナ104は、内蔵型であってもよい。なお、この送受信アンテナ104により、たとえば携帯電話の通信キャリアを介し、図示しない防犯管理センターとの間で音声及び画像(動画又は静止画)の信号がやり取りされるようになっている。
装置本体101の表面側には、GPSアンテナ105、カメラ106、スピーカ107、マイク108が設けられている。GPSアンテナ105は、衛星からのGPS信号を受け取る。カメラ106は、たとえば広角レンズを有し、周囲の画像を取り込む。スピーカ107は、後述の防犯スイッチ109が操作されると、大音量のブザー音を発する。また、スピーカ107により、図示しない防犯管理センターからの音声が発せられるようになっている。
また、装置本体101のたとえば右側面には、防犯スイッチ109が設けられている。この防犯スイッチ109を押すことで、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられるようになっている。
なお、防犯スイッチ109の代わりに、上述した係止具103が装置本体101に対し着脱自在に取り付けられるようにしておき、係止具103が装置本体101から外れた場合にスピーカ107から大音量のブザー音が発せられるようにしておくようにすることもできる。
図3は、防犯装置100の制御系の詳細を説明するためのブロック図である。同図に示すように、制御系120は、送受信部121、GPS受信部122、カメラ駆動部123、スピーカ駆動部124、マイク駆動部125、移動判別部126、向き判別部127、スイッチオン検知部128、メモリ129、バッテリ130、画像処理部131、音声処理部132、制御部133を有している。
送受信部121は、送受信アンテナ104を介し、上述したように、たとえば携帯電話の通信キャリアを通して図示しない防犯管理センターとの間で音声及び画像(静止画又は動画)の信号のやり取りを行うものである。
GPS受信部122は、GPSアンテナ105を介して衛星からのGPS信号を受信する。ここで、GPS信号には、衛星からの位置情報を示す位置情報データが含まれており、そのデータから現在位置が判別されるようになっている。
カメラ駆動部123は、制御部133の制御により、カメラ106を駆動させる。スピーカ駆動部124は、制御部133の制御により、スピーカ107を駆動させる。マイク駆動部125は、制御部133の制御により、マイクを駆動させる。
移動判別部126は、装置本体101に内蔵されている移動検知センサ110からの検知信号を基に、装置本体101の移動を判別する。なお、移動判別部126による装置本体101の移動の判別は、移動検知センサ110からの検知信号が所定時間以上継続したときとすることができる。
これは、防犯装置100のバッテリ130の電力消費を有効に行わせるためであり、移動判別部126による判別結果に応じてバッテリ130からの電力を使用することで、バッテリ130の無駄な電力消費を抑えることができる。なお、移動検知センサ110としては、光学的な方式あるいは機械的な方式のいずれかを採用することができる。
向き判別部127は、装置本体101に内蔵されている向き検知センサ111からの検知信号に応じて装置本体101の向きである、特にカメラ106の向きを判別する。すなわち、装置本体101は、上述したように、たとえば紐102を介して首にぶら下げられるようになるため、移動中等にカメラ106の向きが体側に向けられてしまい、周囲の画像を撮影できなくなってしまうことがあり、これを判別するものである。
よって、向き判別部127によって装置本体101の向きが適切でないと判別されると、スピーカ107から警告音が発せられるようになっている。なお、向き検知センサ111としては、光学的な方式あるいは機械的な方式のいずれかを採用することができる。
スイッチオン検知部128は、防犯スイッチ109が操作されたことを検知するものである。スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109の操作が検知されると、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられる。なお、上述したように、防犯スイッチ109の代わりに、係止具103が装置本体101に対し着脱自在に取り付けられている場合は、係止具103が装置本体101から外れたとき、スイッチオン検知部128により防犯操作が行われたことが検知され、同様に、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられるようにすることもできる。
メモリ129には、少なくとも防犯装置100の固有情報である装置IDが記憶されている。この装置IDは画像処理部131及び/又は音声処理部132によって処理された画像及び/又は音声の信号等が防犯管理センターに送信される際、その信号等に付加されるものである。これにより、防犯管理センター側では、装置IDに対応させた防犯装置100の使用者に関する個人情報を予め保持していることで、その信号等に含まれる装置IDを基に、防犯装置100を特定することが可能となる。
バッテリ130は、各部の動作に必要な電力を供給する電力源であり、充電可能なニッケル電池等で構成されているものである。画像処理部131は、カメラ駆動部123を介して得られるカメラ106からの画像を処理するものである。すなわち、たとえば防犯装置100から防犯管理センターに送信される形式がパケット方式である場合は、パケットデータの様式に合うように処理される。
この場合、処理される画像は動画であってもよいし、静止画であってもよい。ただし静止画の場合は、周囲の状況変化が分かるように、数秒毎の間欠画像であることが好ましい。ちなみに、動画に比べて静止画の方が送信すべきデータ量が少なくされるため、画像処理部131による処理能力が低いものであってもよく、コスト低減を図れるばかりか、バッテリ130の電力消費が少なくされるという利点がある。
ただし、コスト面やバッテリ130の電力消費を考慮しなくてもよい場合は、画像処理部131によって処理される画像を動画とした方が周囲の状況をより的確に防犯管理センターに伝えることが可能となり、好ましい。
音声処理部132は、マイク駆動部125を介して得られるマイク108からの音声を処理するものである。すなわち、たとえば防犯装置100から防犯管理センターに送信される形式がパケット方式である場合は、パケットデータの様式に合うように処理される。
制御部133は、各部の動作を所定の制御プログラムに基づいて制御するものである。主な制御としては、たとえば移動判別部126により、装置本体101が移動中でないと判別された場合、バッテリ130から各部への電力供給を制限することである。
すなわち、本装置は移動中に絶えず防犯管理センターへ画像及び/又は音声を送信するものであり、たとえば防犯装置100が携帯されていないときでもバッテリ130から各部へ電力供給が行われてしまうと、バッテリ130の電力消費が早められ、必要なときに防犯管理センターへ画像及び/又は音声が送信されなくなってしまうことを防止するためである。
また、制御部133による制御としては、向き判別部127により、装置本体101の向きが適切でないと判別されると、スピーカ駆動部124を制御し、スピーカ107から警告音が発せられるように制御することである。これにより、防犯装置100の利用者に対してカメラ106の向きを適切にするように促すことができる。
また、制御部133による制御としては、スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109が操作されたことが検知されると、スピーカ駆動部124を制御し、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられるように制御することである。なお、上述したように、防犯スイッチ109の代わりに、係止具103が装置本体101に対し着脱自在に取り付けられている場合は、係止具103が装置本体101から外れたとき、同様に、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられるように制御することも可能である。
また、制御部133による制御としては、スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109の操作が検知され、スピーカ駆動部124を制御してスピーカ107から大音量のブザー音が発せられるように制御するが、さらにそのブザー音は防犯管理センター側からの停止信号を受け取らない限り停止させないように制御することである。これにより、ブザー音が防犯装置100側での操作により停止することができないため、犯罪者に対しての抑止効果が高められる。
また、制御部133による制御としては、送受信部121から送信される信号に、GPS受信部122から得られる現在位置の情報とメモリ129に記憶されている装置IDとを付加するように制御することである。これにより、送受信部121からは、防犯装置100が移動中である場合に、絶えず、画像及び/又は音声と、現在位置の情報と、装置IDとが防犯管理センターに送信されることになる。
また、制御部133による制御としては、スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109の操作が検知されると、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を防犯管理センター側に送信することである。これにより、防犯管理センター側では、防犯装置100の利用者側に被害が発生したことを即座に判断することができ、防犯装置100からの画像及び/又は音声を記憶することができる。
なお、画像及び/又は音声の記憶に際しては、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った時点から所定時間さかのぼった時間分であってもよいし、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った時点を跨いた時間分であってもよい。
また、防犯管理センター側では、その画像及び/又は音声を確認することで、緊急であるかどうかの確認が行えるため、緊急の場合には警察に通報することができる。また、その画像及び/又は音声が防犯管理センター側で記憶されているため、後の証拠として提出することができる。
また、制御部133による制御としては、防犯管理センター側からの音声信号を基に、スピーカ駆動部124を制御し、スピーカ107から音声が発せられるように制御することである。これにより、防犯装置100の利用者が被害に遭遇しているときに、防犯管理センター側からの音声により犯罪者に対して警告を促すことが可能となる。
図4は、センター側サーバ201の制御系の詳細を説明するためのブロック図である。同図に示すように、制御系210は、送受信部211、画像処理部212、音声処理部213、モニター出力制御部214、防犯操作検知部215、個人情報判別部216、現在位置判別制御部217、記憶制御部218、停止信号発生部219、制御部220を有している。
送受信部211は、各防犯装置100からの画像及び/又は音声、各防犯装置100の位置情報、各防犯装置100の装置ID、各防犯装置100の防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取るとともに、各防犯装置100へ音声信号、ブザー音の停止信号を送信するものである。また、送受信部211は、制御部220の制御により、上述した父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)を送信する。
画像処理部212は、各防犯装置100から送信される画像をモニター202によって表示できる形式に処理するものである。すなわち、たとえば各防犯装置100から送信される形式がパケット方式である場合は、そのパケットデータをモニター202によって表示できるようにパケット処理する。この場合、処理される画像は動画であってもよいし、静止画であってもよい。
音声処理部213は、各防犯装置100から送信される音声をモニター202によって出力できる形式に処理するものである。すなわち、たとえば各防犯装置100から送信される形式がパケット方式である場合は、そのパケットデータをモニター202によって出力できるようにパケット処理する。
モニター出力制御部214は、画像処理部212及び/又は音声処理部213によって処理された画像信号及び/又は音声信号に基づき、画像及び/又は音声をモニター202から出力させる。
この場合、画像処理部212及び/又は音声処理部213によって処理された画像信号及び/又は音声信号は、複数の防犯装置100から送信されたものとなるが、それぞれの画像信号及び/又は音声信号はそれぞれの防犯装置100の装置IDによって識別され、いずれかのモニター202によって出力される。
また、複数の防犯装置100に対してモニター202の数は少ないため、それぞれの防犯装置100からの画像信号及び/又は音声信号は、たとえば数十秒間隔でモニター出力が切り替えられるようになっている。ただし、いずれかの防犯装置100からの防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った場合には、後述の防犯操作検知部215により防犯操作が検知されることで、その信号を有する画像信号及び/又は音声信号が優先的にモニター出力されるようになっている。
また、この場合、後述の個人情報判別部216により情報記憶部203から装置IDに対応した個人情報が得られ、その個人情報も併せてモニター出力されるようになっている。また、後述の現在位置判別制御部217からの位置情報も併せてモニター出力されるようになっている。
防犯操作検知部215は、防犯装置100からの防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を検知するものである。個人情報判別部216は、防犯装置100からの装置IDを基に、情報記憶部203からその装置IDに対応した個人情報を判別するものである。
現在位置判別制御部217は、防犯装置100からの現在位置を示す位置情報から現在位置を判別するものである。また、現在位置判別制御部217は、情報記憶部203に記憶されている装置IDに対応したルート情報と現在位置とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離(たとえば1km)外れていると判別した場合、ルート情報から外れていることを示す信号を制御部220に通知する。
これにより、制御部220は、記憶制御部218を介して情報記憶部203に記憶されている、上述した父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)を通知することができる。
記憶制御部218は、防犯操作検知部215により、防犯装置100からの防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号が検知されると、制御部220の制御によってその防犯装置100の装置IDに対応するモニター出力制御部214からの画像信号及び/又は音声信号を情報記憶部203に記憶させる。
情報記憶部203に記憶させた画像及び/又は音声は、上述したように、後の証拠として提出することができる。また、情報記憶部203に記憶させた画像及び/又は音声は、上述した父兄の図示しない携帯電話等の通信端末によって取得することが可能である。停止信号発生部219は、防犯装置100側のブザー音を停止させるための停止信号を発生するものである。
制御部220は、各部の動作を所定の制御プログラムに基づいて制御するものである。主な制御としては、送受信部211に対し、各防犯装置100からの画像及び/又は音声、各防犯装置100の位置情報、各防犯装置100の装置ID、各防犯装置100の防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号の受信を制御するとともに、各防犯装置100へ音声信号、ブザー音の停止信号を送信させ、さらに父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)を送信させることである。
また、制御部220の制御としては、防犯操作検知部215により、防犯装置100からの防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号が検知されると、記憶制御部218に対し、その防犯装置100の装置IDに対応するモニター出力制御部214からの画像信号及び/又は音声信号を情報記憶部203に記憶させることである。
また、制御部220の制御としては、現在位置判別制御部217により、現在位置が情報記憶部203に記憶されているルート情報から所定距離(たとえば1km)外れていると判別された場合、記憶制御部218を介して情報記憶部203に記憶されている、上述した父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)を通知することである。
次に、防犯システムによる防犯方法について説明する。なお、以下の説明においては、防犯装置100のカメラ106によって撮影された画像(動画又は静止画)と、マイク108からの音声とが同時に防犯管理センター側に送信されるものとする。また、防犯装置100は、児童が携帯するものとする。また、防犯管理センターシステム200の情報記憶部203には、上述した装置IDに対応する児童のルート情報と、父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスが既に記憶されているものとする。
まず、図5に示すように、防犯装置100の移動判別部126により、装置本体101が移動中であるか否かが判別され(ステップS1)、装置本体101が移動中でないと判別された場合、制御部133によりバッテリ130から各部への電力供給が制限される(ステップS2)。これにより、防犯装置100が携帯されていないとき、バッテリ130の電力消費が抑えられる。
これに対し、移動判別部126により、装置本体101が移動中であると判別されると、制御部133によりバッテリ130から各部への電力供給が開始される(ステップS3)。次いで、向き判別部127により、装置本体101の向きが適切か否かが判別され(ステップS4)、向きが適切でないと判別された場合、制御部133によりスピーカ駆動部124が制御され、スピーカ107から警告音が発せられる(ステップS5)。
この場合の警告音は、ブザー音のように大音量ではなく利用者が聞き取れる程度の音量であればよい。また、警告音は電子音のようなものであってもよいが、これ以外にメロディや音声であってもよい。
これに対し、向きが適切であると判別された場合、制御部133によりカメラ駆動部123が制御され、カメラ106によって撮影された画像が画像処理部131に出力される。このとき、画像処理部131により、防犯管理センターに送信される形式がパケット方式である場合は、パケットデータの様式に合うように画像処理が行われる(ステップS6)。
この場合、処理される画像は上述したように、動画であってもよいし、静止画であってもよい。ただし静止画の場合は、周囲の状況変化が分かるように、数秒毎の間欠画像であることが好ましい。
また、制御部133によりマイク駆動部125が制御され、マイク108からの音声が音声処理部132に出力される。このとき、音声処理部132により、防犯管理センターに送信される形式がパケット方式である場合は、パケットデータの様式に合うように音声処理が行われる(ステップS7)。
また、制御部133により、画像処理部131によって処理された画像データと、音声処理部132によって処理された音声データとに、GPS受信部122から得られる現在位置の情報と、メモリ129に記憶されている装置IDとが付加され(ステップS8)、送受信部121から送受信アンテナ104を介して送信される(ステップS9)。
以上のような処理は、移動判別部126により、装置本体101が移動中であると判別されているときに継続されるため、送受信部121からは、絶えず、画像及び音声と、現在位置の情報と、装置IDとが防犯管理センターに送信されることになる。
一方、防犯管理センター側では、図6に示すように、送受信部211によって防犯装置100からの画像及び/又は音声、防犯装置100の位置情報、防犯装置100の装置ID等の防犯装置100側の情報が受信される(ステップS10)。
このとき、画像処理部212により、防犯装置100から送信された画像がモニター202によって表示できる形式に処理され(ステップS11)、音声処理部213により、防犯装置100から送信される音声がモニター202によって出力できる形式に処理される(ステップS12)。そして、これら処理された画像及び音声がモニター202から出力される(ステップS13)。
この場合、画像処理部212及び/又は音声処理部213によって処理された画像及び/又は音声は、複数の防犯装置100から送信されたものとなるが、上述したように、それぞれの画像及び/又は音声はそれぞれの防犯装置100の装置IDによって識別され、いずれかのモニター202によって出力される。
また、上述したように、複数の防犯装置100に対してモニター202の数は少ないため、それぞれの防犯装置100からの画像及び/又は音声は、たとえば数十秒間隔でモニター出力が切り替えられるようになっている。これにより、防犯管理センター側では複数のモニター202からの出力を監視することで、児童の現在の状況を把握することができる。
また、防犯管理センター側では、現在位置判別制御部217により、防犯装置100からの現在位置を示す位置情報から現在位置が判別され、さらに情報記憶部203に記憶されている装置IDに対応したルート情報とその現在位置とが比較され、現在位置がそのルート情報から所定距離(たとえば1km)外れているか否かが判別される(ステップS14)。ここで、現在位置がそのルート情報から外れていると判別されると、その外れていることを示す信号が制御部220に通知される。
このとき、制御部220により、記憶制御部218を介して情報記憶部203に記憶されている、上述した父兄の図示しない携帯電話等のメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)が通知される(ステップS15)。父兄がこのような通知を受け取ることにより、児童が図示しない携帯電話を携帯している場合には、直接、児童の携帯電話を呼び出すことができ、児童の安全を確認することが可能となる。
一方、防犯装置100側では、スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109が操作されたことが検知されると(ステップS16)、制御部133により、スピーカ駆動部124が制御され、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられる(ステップS17)。
なお、上述したように、防犯スイッチ109の代わりに、係止具103が装置本体101に対し着脱自在に取り付けられている場合は、係止具103が装置本体101から外れたとき、同様に、スピーカ107から大音量のブザー音が発せられるように制御される。
また、スイッチオン検知部128により、防犯スイッチ109が操作されたことが検知されると、制御部133により、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号が防犯管理センター側に送信される(ステップS18)。
このとき、防犯管理センター側では、図7に示すように、いずれかの防犯装置100からの防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った場合、防犯操作検知部215により防犯操作が検知されることで(ステップS19)、その信号を有する画像及び/又は音声が優先的にモニター出力される(ステップS20)。
この場合、個人情報判別部216により情報記憶部203から装置IDに対応した個人情報が得られ、その個人情報も併せてモニター出力される。また、現在位置判別制御部217からの位置情報も併せてモニター出力される。これにより、防犯管理センター側では、防犯装置100の利用者である児童側に被害が発生したことを即座に判断することができ、併せて、児童の氏名や年齢等の個人情報や現在位置を即座に確認することができる。
このとき、防犯操作検知部215による信号の検知に応じて制御部220により記憶制御部218が制御され、防犯装置100の装置IDに対応するモニター出力制御部214からの画像及び/又は音声が情報記憶部203に記憶される(ステップS21)。
また、防犯管理センター側では、上述したように、その画像及び/又は音声を確認することで、緊急であるかどうかの確認が行えるため、緊急の場合には警察に通報することができる。また、上述したように、その画像及び/又は音声が情報記憶部203に記憶されているため、後の証拠として提出することができる。
なお、画像及び/又は音声の記憶に際しては、上述したように、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った時点から所定時間さかのぼった時間分であってもよいし、防犯スイッチ109の操作が有ったことを示す信号を受け取った時点を跨いた時間分であってもよい。
この間、スピーカ107から大音量のブザー音が鳴り続け、防犯装置100側ではそのブザー音を停止することができないが、防犯装置100からの現在の画像又は音声を確認して児童の安全が確認された場合、あるいは所定時間経過後に、停止信号発生部219によって発生された停止信号が防犯装置100側に送信される(ステップS22)。
防犯装置100側では、防犯管理センター側からの停止信号が受け取られると(ステップS23)、スピーカ駆動部124が制御されてブザー音が停止される(ステップS24)。
このように、本実施形態では、防犯装置100側で、画像取得手段としてのカメラ106及び音声取得手段としてのマイク108により、周囲の画像と周囲の音声とが取り込まれると、制御手段としての制御部133により、取り込まれた画像及び/又は音声が防犯管理センターシステム200に送信されるように制御されるとともに、操作手段としての防犯スイッチ109によりブザー音を発生させる操作が行われると、制御部133により、音発生手段としてのスピーカ107からブザー音が発生される。
一方、防犯管理センターシステム200側では、センター側サーバ201が防犯装置100からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取ると、その画像及び/又は音声がモニター手段としてのモニター202によってモニター出力され、ブザー音を発生させる際の操作が有ったことを示す信号に基づき、画像及び/又は音声がシステム記憶手段としての情報記憶部203に記憶されるようにした。
その結果、防犯装置100側ではブザー音による防犯効果が得られ、防犯管理センターシステム200側では画像及び/又は音声のモニター出力から非常事態を的確に判断することができ、さらに記憶させた画像及び/又は音声を警察への情報提供としても用いることで、被害者に加え犯人に関わる情報を提供することができる。
また、本実施例では、防犯装置100の制御部133がGPS信号受信手段としてのGPSアンテナ105からのGPS信号を受け取ると、防犯管理センターシステム200に送信される画像及び/又は音声に、GPS信号によって得られる現在位置の情報を付加するようにし、防犯管理センターシステム200側では現在位置判別制御手段としての現在位置判別制御部217によって現在位置の情報から現在位置が判別され、防犯操作検知手段としての防犯操作検知部215によって防犯操作が検知されると、システム制御手段としての制御部220によって画像及び/又は音声と判別された現在位置とが優先的にモニター出力されるようにしたので、非常事態を的確に判断することに併せて、非常事態が発生した場所を即座に判断することができる。
また、本実施例では、防犯装置100の制御部133が防犯管理センターシステム200に送信される画像及び/又は音声に、記憶手段としてのメモリ129に記憶されている装置IDを付加するようにし、防犯管理センターシステム200側では、個人情報判別手段としての個人情報判別部216によって情報記憶部203に記憶されている個人情報が装置IDを基に判別され、防犯操作の検知に応じてその個人情報が画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるようにしたので、非常事態を的確に判断することに併せて、非常事態に遭遇した利用者を即座に特定することができる。
また、本実施例では、防犯管理センターシステム200側の情報記憶部203に防犯装置100を利用する利用者(たとえば児童)のルート情報と利用者に関わる人物(たとえば父兄)の連絡先情報(たとえばメールアドレス)とが記憶され、現在位置判別制御部217が現在位置の情報から判別した現在位置とルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判断すると、制御部220がたとえばメールアドレスを送信先とし、たとえば親元に簡単なメッセージ(たとえば、「通学路から離れました」)が通知されるようにした。
これにより、父兄がこのような通知を受け取ることによって、児童が図示しない携帯電話を携帯している場合には、直接、児童の携帯電話を呼び出すことができ、児童の安全を確認することが可能となる。
また、本実施例では、センター側サーバ201の停止信号発生手段としての停止信号発生部219によってブザー音を停止させるための停止信号が発生されると、防犯装置100の制御部133がその停止信号に基づき、スピーカ107からのブザー音の発生を停止させるように制御するので、防犯装置100側での操作によりブザー音を停止することができないため、犯罪者に対しての抑止効果が高められる。
本発明の防犯システムの一実施例に係る概要を説明するための図である。 図1の防犯装置を説明するための図である。 図1の防犯装置の制御系の詳細を説明するためのブロック図である。 図1のセンター側サーバの制御系の詳細を説明するためのブロック図である。 図1の防犯システムによる防犯方法について説明するためのフローチャートである。 図1の防犯システムによる防犯方法について説明するためのフローチャートである。 図1の防犯システムによる防犯方法について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
100 防犯装置
101 装置本体
102 紐
103 係止具
104 送受信アンテナ
105 GPSアンテナ(GPS信号受信手段)
106 カメラ(画像取得手段)
107 スピーカ(音発生手段)
108 マイク(音声取得手段)
109 防犯スイッチ(操作手段)
110 移動検知センサ(移動検知手段)
111 向き検知センサ(向き検知手段)
120 制御系
121 送受信部
122 GPS受信部
123 カメラ駆動部
124 スピーカ駆動部
125 マイク駆動部
126 移動判別部
127 向き判別部
128 スイッチオン検知部
129 メモリ(記憶手段)
130 バッテリ
131 画像処理部
132 音声処理部
133 制御部(制御手段)
201 センター側サーバ
202 センター内オペレータ端末
202 モニター(モニター手段)
203 情報記憶部(システム記憶手段)
211 送受信部
212 画像処理部
213 音声処理部
214 モニター出力制御部
215 防犯操作検知部(防犯操作検知手段)
216 個人情報判別部(個人情報判別手段)
217 現在位置判別制御部(現在位置判別制御手段)
218 記憶制御部
219 停止信号発生部(停止信号発生手段)
220 制御部(システム制御手段)
300 ネットワーク

Claims (15)

  1. ネットワークを介して防犯管理を行う防犯システムであって、
    利用者が携帯する防犯装置と、
    この防犯装置に前記ネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとを備え、
    前記防犯装置は、
    周囲の画像を取り込む画像取得手段と、
    周囲の音声を取り込む音声取得手段と、
    少なくともブザー音を発生する音発生手段と、
    前記ブザー音を発生させる際に操作される操作手段と、
    前記画像取得手段及び/又は前記音声取得手段によって取得される画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作手段による操作に応じて前記音発生手段からブザー音が発生されるように制御し、さらに前記操作手段による操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御する制御手段とを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るセンター側サーバと、
    前記画像及び/又は音声をモニター出力するモニター手段と、
    前記操作手段による操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するシステム記憶手段とを有する
    ことを特徴とする防犯システム。
  2. 前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るGPS信号受信手段を有し、
    前記制御手段は、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号受信手段によって得られる現在位置の情報を付加するように制御し、
    前記センター側サーバは、
    前記現在位置の情報から現在位置を判別する現在位置判別制御手段と、
    前記操作手段による操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知する防犯操作検知手段と、
    この防犯操作検知手段によって防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記現在位置判別制御手段によって判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるシステム制御手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の防犯システム。
  3. 前記防犯装置は、装置IDを記憶する記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶手段に記憶されている装置IDを付加するように制御し、
    前記システム記憶手段には、前記装置IDに対応させた個人情報が記憶され、
    前記センター側サーバは、
    前記システム記憶手段に記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別する個人情報判別手段を有し、
    前記操作手段による操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の防犯システム。
  4. 前記システム記憶手段には、前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶され、
    前記現在位置判別制御手段は、前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別し、
    前記システム制御手段は、前記現在位置判別制御手段によって前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の防犯システム。
  5. 前記センター側サーバは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生する停止信号発生手段を有し、
    前記制御手段は、前記センター側サーバからの停止信号を受け取ると、前記音発生手段からのブザー音の発生を停止させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の防犯システム。
  6. 利用者が携帯する防犯装置とこの防犯装置にネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとにより防犯管理を行う防犯方法であって、
    前記防犯装置は、
    周囲の画像を取り込むステップと、
    周囲の音声を取り込むステップと、
    少なくともブザー音を発生するステップと、
    前記ブザー音を発生させる際の操作を受け付けるステップと、
    取り込まれた前記画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作に応じて前記ブザー音を発生させるように制御し、さらに前記操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るステップと、
    前記画像及び/又は音声をモニター出力するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するステップとを有する
    ことを特徴とする防犯方法。
  7. 前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るステップと、
    前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号によって得られる現在位置の情報を付加するように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記現在位置の情報から現在位置を判別するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知するステップと、
    前記防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるステップとを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載の防犯方法。
  8. 前記防犯装置は、
    装置IDを記憶するステップと、
    前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶されている装置IDを付加するように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記装置IDに対応させた個人情報が記憶されるステップと、
    前記記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるステップとを有する
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の防犯方法。
  9. 前記防犯管理センターシステムは、
    前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶されるステップと、
    前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別するステップと、
    前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御するステップとを有する
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の防犯方法。
  10. 前記防犯管理センターシステムは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生するステップを有し、
    前記防犯装置は、前記停止信号を受け取ると、前記ブザー音の発生を停止させるように制御するステップを有する
    ことを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の防犯方法。
  11. 利用者が携帯する防犯装置とこの防犯装置にネットワークを介して接続される防犯管理センターシステムとにより防犯管理を行う防犯方法を実行するためのステップを示す防犯プログラムであって、
    前記防犯装置は、
    周囲の画像を取り込むステップと、
    周囲の音声を取り込むステップと、
    少なくともブザー音を発生するステップと、
    前記ブザー音を発生させる際の操作を受け付けるステップと、
    取り込まれた前記画像及び/又は音声が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御し、前記操作に応じて前記ブザー音を発生させるように制御し、さらに前記操作が有ったことを示す信号が前記防犯管理センターシステムに送信されるように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記防犯装置からの少なくとも画像及び/又は音声のデータを受け取るステップと、
    前記画像及び/又は音声をモニター出力するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記画像及び/又は音声を記憶するステップとを有する
    ことを特徴とする防犯プログラム。
  12. 前記防犯装置は、衛星からのGPS信号を受け取るステップと、
    前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記GPS信号によって得られる現在位置の情報を付加するように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記現在位置の情報から現在位置を判別するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号から防犯操作を検知するステップと、
    前記防犯操作が検知されると、前記画像及び/又は音声と前記判別された現在位置とを優先的にモニター出力させるステップとを有する
    ことを特徴とする請求項11に記載の防犯プログラム。
  13. 前記防犯装置は、
    装置IDを記憶するステップと、
    前記防犯管理センターシステムに送信される前記画像及び/又は音声に、前記記憶されている装置IDを付加するように制御するステップとを有し、
    前記防犯管理センターシステムは、
    前記装置IDに対応させた個人情報が記憶されるステップと、
    前記記憶されている前記個人情報を前記装置IDを基に判別するステップと、
    前記操作が有ったことを示す信号に基づき、前記個人情報が前記画像及び/又は音声と併せてモニター出力されるステップとを有する
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の防犯プログラム。
  14. 前記防犯管理センターシステムは、
    前記防犯装置を利用する利用者のルート情報と前記利用者に関わる人物の連絡先情報とが記憶されるステップと、
    前記現在位置の情報から判別した現在位置と前記ルート情報とを比較し、現在位置がそのルート情報から所定距離外れているか否かを判別するステップと、
    前記現在位置がそのルート情報から所定距離外れていると判別されると、前記連絡先情報を基に通知を出すように制御するステップとを有する
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載の防犯プログラム。
  15. 前記防犯管理センターシステムは、前記ブザー音を停止させるための停止信号を発生するステップを有し、
    前記防犯装置は、前記停止信号を受け取ると、前記ブザー音の発生を停止させるように制御するステップを有する
    ことを特徴とする請求項11〜14のいずれかに記載の防犯プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011025085A1 (en) * 2009-08-25 2011-03-03 Axium Technologies, Inc. Method and system for combined audio-visual surveillance cross-reference to related applications

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