JP2007188116A - 作業進捗管理システム - Google Patents

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益男 前田
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Abstract

【課題】工事の作業現場などで、作業の進捗をリアルタイムに明示的に把握できるようにし、作業現場の入退場の許可を自動化し、むだな作業や仕事の割当てを発生させないようにする。
【解決手段】作業者にIDタグをつけさせて、入場と退場時にIDタグリーダにより、その作業者の入場時刻と退場時刻を読み取り、入退場履歴データベースに記録する。入退場管理サーバは、作業者情報データベース、作業データベース、入退場履歴データベースに登録されている情報に基き、作業者の入場を許可するかを判定する。また、作業進捗管理サーバは、作業毎の進捗率を求め、作業進捗状況を表示し、遅延が発生したときには、アラーム表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業進捗管理システムに係り、作業者の入退場管理をおこないつつ、作業の進捗管理も同時におこなえるシステムであって、建設現場、工事現場、食品の製造ライン等の労働集約型の事業に用いて好適な作業進捗管理システムに関する。
図14は、従来技術に係る工程進捗管理の流れを示す図であり、この図14に示されるように、従来では、ビル建設等の大規模工事の作業進捗状況を把握するには、各作業工程の作業責任者毎に、作業終了後、作業進捗状況を口頭で報告してもらい、現場監督は、その結果を作業進捗管理システムに情報のアップデートを手動でおこない、作業進捗管理をおこなっていた。
また、工事現場では作業を許可されていない作業者が入場することで、作業環境が乱されたりして、作業の後戻り作業が発生し、予定の作業工程が守れないことが多い。
さらに、以下の特許文献1には、作業者に携帯端末を持たせて、サーバに送信することにより、リアルタイムに入退場を管理する技術が開示されている。
特開2003−337881号公報
一般的な従来技術では、作業進捗状況がリアルタイムで把握できず、その日の作業進捗状況は作業責任者の報告に依存しているので、次の日の作業予定を立てるのに相当の時間と労力を要するという問題があった。
一方、上記従来技術の特許文献1では、普及してきた携帯電話などの携帯端末を作業者に持たせて、データベースと連携させることにより作業者の入退場の管理をしている。また、これにより、第三者も工程状況を把握することができ、作業員が自分の作業が可能になったか確認したり。施主が状況を把握したりすることができるとしている。
しかしながら、どのように工程状況を管理し、作業員が自分の作業が可能になったかをどのように知るかは具体的には開示されていない。
したがって、前工程を終了していないと次工程に入れない作業工程では、正確な作業進捗管理ができていないと、作業者が作業現場に来ても、作業できない歩留まりが発生してしまうという問題は解決されていない。。
また、作業現場に入場するに際して、作業員IDの入場許可チェックだけでは、その日の作業を許可された作業者か否かの判定ができないという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされもので、その目的は、作業の進捗をリアルタイムに明示的に把握でき、作業現場の入退場の許可を自動化し、むだな作業や仕事の割当てを発生させないようにする作業進捗管理システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明では作業者の携帯品にIDタグを装着して、作業現場への入場および退場時にIDタグリーダを用いて、IDタグ情報を読取り、読み取ったIDタグ情報は、LANなどのネットワークを介して入退場管理サーバに送信され、サーバ上のデータベースに蓄積される。
入退場管理サーバは、作業者データベースと作業データベースにより、そのIDタグをつけた作業者の作業を特定して、その作業の開始予定日と前工程が完了しているかを調べる。そして、現在の日にちが作業の開始予定日に達していて、かつ、前工程が完了している作業者のみに作業現場の入場を許可する。
また、入退場管理サーバは、作業者情報データベースと入退場履歴データベースにより、作業者毎の入場時刻と退場時刻により各々の入退場でどれだけの作業時間になったかを計算し、作業毎に集計して作業毎の作業時間を求め、作業進捗管理サーバに送信する。
作業進捗管理サーバでは、作業毎の作業時間をその作業の標準時間で割って、進捗率を計算し、表示装置などに表示する。進捗率が100%を超えても作業が終了していないときには、作業に遅延があるとみて、アラームを出すようにする。
すなわち、作業集計時間>作業標準時間となっても作業完了処理がされていない工程については、表示装置でアラーム表示されることで、工程遅延を発生させている作業項目を簡単に見つけることが可能になる。
また、各作業工程が完了した場合には、現場管理事務所にある作業進捗ボードにある作業IDタグの付いたシートをIDタグリーダで読み込ませることで作業進捗状況が完了したことを表示する。
本発明によれば、作業の進捗をリアルタイムに明示的に把握でき、作業現場の入退場の許可を自動化し、むだな作業や仕事の割当てを発生させないようにする作業進捗管理システムを提供することができる。
以下、本発明に係る一実施形態を、図1ないし図13を用いて説明する。
先ず、図1および図2を用いて本発明の一実施形態に係る作業進捗管理システムの構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る作業管理システムをその作業の流れと共に示した図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る作業管理システムの構成を簡単に示した図である。
作業者が作業現場に入場する際には、携帯しているIDタグ10をIDタグリーダ20で読み取り、ネットワーク等で接続された入退場管理サーバ50に入場許可問合せをおこなう。そして、その日の作業予定者か否かを判定して入場許可あるいは拒否の判定を端末30のIDタグリーダ画面に表示させる。
作業許可された作業者は、入場時と退場時に携帯しているIDタグ10をIDタグリーダ20に読ませることにより、作業時間が算出でき、その実績情報を管理している入退場管理サーバ50は、作業進捗管理サーバ90に作業時間実績情報を送信する。
作業進捗管理サーバ90では、予め作業毎に作業完了までの作業完了標準時間を設定しておき、作業完了標準時間に対する作業時間実績の割合を進捗状況とし、作業進捗管理サーバ画面に求められた作業進捗状況を自動的にアップデートして表示する。
また、各作業が完了した場合には、作業責任者は現場管理事務所に設置される作業進捗ボード70から、各工程を示す作業IDタグ80を取り出して、それを作業IDタグリーダ60に読み取らせることにより、作業進捗管理サーバ90に作業完了情報が送信され、上記と同様に作業進捗管理サーバ90に進捗状況が自動的にアップデートされる。
図1に示されるIDタグ10は、作業者が携帯するIDタグである。IDタグリーダ20は、IDタグ10を読取る装置である。端末30は、IDタグリーダ20でIDタグ10を読取った後、その読取情報を入退場管理サーバ50に送信し、入場許可判定の結果を画面表示させる装置である。LAN40は、端末30、入退場管理サーバ50および作業進捗管理サーバの情報送受信をおこなうためのネットワークである。
入退場管理サーバ50は、作業者の情報、作業情報を管理し、作業者の作業現場の入場を許可するか否かを判定するためのサーバである。詳細な構成は後に説明する。
作業進捗管理サーバ90は、作業状況の進捗を管理するためのサーバでるある。これも詳細な構成は後に説明する。
作業IDタグ80は、作業を示すタグであり、作業が完了したときには、これを作業IDタグリーダ60に読み取らすことにする。作業IDタグリーダ60は、作業IDタグ80を読取る装置である。作業進捗ボード70は、作業IDタグ80が作業工程毎に保管されているボードである。
次に、図3および図5を用いて本発明の第一の実施形態に係る作業進捗管理システムの各部の詳細な構成について説明する。
図3は、入退場管理サーバの構成図である。
図4は、作業進捗管理サーバの構成図である。
図5は、端末の構成図である。
入退場管理サーバ50は、図3に示されるように、通信処理部501、制御部502、検索処理部503、演算処理部504、登録処理部505から成り、作業情報DB506、作業DB507、入退場履歴508、作業時間DB509の各種データベースが接続されている。
入退場管理サーバ50は、LAN40からの通信を通信処理部501で受け取り、制御部502により内容を解析し、検索処理部503、演算処理部504、登録処理部505に処理が振り分けられる。処理部からの指示により、作業情報DB506、作業DB507、入退場履歴508、作業時間DB509のデータベースへのアクセスがおこなわれる。
作業進捗管理サーバ90は、図4に示されるように、通信処理部901、制御部902、検索処理部903、演算処理部904、登録処理部905から成り、作業進捗DB511が接続されている。
作業進捗管理サーバ90は、LAN40からの通信を通信処理部901で受け取り、制御部902により内容を解析し、検索処理部903、演算処理部904、登録処理部905に処理が振り分けられる。処理部からの指示により、作業進捗DB511のデータベースへのアクセスがおこなわれる。
端末30は、図5に示されるように、通信処理部301、入力受付部302、制御部304、表示処理部から成る。
端末30は、IDタグリーダ20から読み込んだIDタグ情報を入力受付部302が受け取り、制御部304に渡す。制御部304は、通信処理部301、LAN40を経由して、入退場管理サーバ50から入場可否判定情報を取得し、入場許可判定の場合には、入退場管理サーバ50に対して、通信処理部301、LAN40を経由して入場読取時刻を送信する。入場可否判定の結果は、表示処理部303にも表示される。
次に、図6ないし図10を用いて本発明の第一の実施形態に係る作業進捗管理システムに用いられるデータ構造について説明する。
図6は、作業者情報DB506を示す図である。
図7は、作業DB507を示す図である。
図8は、入退場履歴DB508を示す図である。
図9は、作業時間DB509を示す図である。
図10は、作業進捗DB511を示す図である。
作業者情報DB506は、作業者に関する情報を登録するデータベースであり、図6に示されるように、IDタグNO5061、作業者名5062、会社名5063、連絡先5064、作業名5065の各フィールドを有し、IDタグNO5061がキーになっている。IDタグNO5061は、この作業者がつけているIDタグの番号を格納するフィールドである。作業名5065は、この作業者が従事する作業の名称を格納するフィールドであり、例えば、建築現場なら「木組み」、「モルタル打ち」、「防水加工」というような名称が入る。
作業DB507は、現場でおこなわれる作業に関する情報を登録するデータベースであり、図7に示されるように、作業名5071、作業開始予定日5072、作業開始実績日5073、作業完了予定日5074、前工程作業5075、前工程完了フラグ5076の各フィールドを有し、作業名5071がキーになっている。作業開始予定日5072、作業開始実績日5073、作業完了予定日5074は、それぞれのその作業名5071の示す作業を開始することになっている予定日、実際に開始した日、作業が完了することになっている予定日である。
前工程は、その作業の前工程であって、その前工程の作業が終わらなければ、その作業に入ることのできない作業である。前工程完了フラグは、その前工程の作業が完了したことを示すフラグである。
図7では、「防水加工」の前工程として、「モルタル打ち」の作業があり、「モルタル打ち」の前工程には、「木組み」の作業があることを示している。
ここで、入退場管理サーバ50は、作業開始予定日に達していて、かつ、前工程完了フラグがONになっている作業をする作業者のみに、入場を許可する。
入退場履歴DB508は、作業者の入退場の履歴を登録するデータベースであり、図8に示されるように、IDタグNO5081、入場読取時刻5082、入場フラグ5083、退場読取時刻5084、退場フラグ5085、作業時間5086の各フィールドを有し、IDタグNO5081がキーになっている。
入場読取時刻5082、退場読取時刻5084は、そのIDタグNOのIDタグをつけた作業者が作業現場に実際に、それぞれ入場、退場した時刻であり、入場フラグ5083、退場フラグ5085は、それぞれその作業者が入場、退場したときにONになる。
作業時間5086は、退場時刻5084の値から入場時刻5082の値を引いて求められる。
作業時間DB509は、作業の集計時間を登録するデータベースであり、図9に示されるように、作業名5091、作業集計時間5092のフィールドを有し、作業名5091がキーになっている。
作業集計時間5092は、作業名5091の示す作業がおこなわれた作業時間の集計である。
作業進捗DB511は、作業の進捗を管理するためのデータベースであり、図10に示されるように、作業名5111、作業完了標準時間5112、作業集計時間5113、作業完了フラグ、進捗率5115の各フィールドを有し、作業名5111がキーになっている。作業完了標準時間5112は、作業名5111の示す作業が標準的に完了するであろうと見積もられている時間である。作業進捗時間5113は、図9に示した作業時間DB509の作業集計時間5092と同じものであり、入退場管理サーバ50が作業集計時間5092の値を転送して、作業進捗管理サーバ90が作業進捗時間5113にその値を設定する。作業完了フラグは、その作業が完了したときにONにされる。進捗率は、その作業がどの程度まで進んだがを示す指標であり、作業集計時間5113の値を作業完了標準時間5112で割ることによって求められる。進捗率が1より大きい、すなわち、100%を超えているときには、作業工程になんらかの遅延が起きていることを示唆している。
次に、図11ないし図13を用いて本発明に係る作業進捗管理システムの処理について説明する。
図11は、作業者が入場するときにおこなわれる処理を示すフローチャートである。
図12は、作業者が退場するときにおこなわれる処理を示すフローチャートである。
図13は、作業進捗DB更新に関する処理を示すフローチャートである。
作業者が工事現場に入場するときに、予め作業者が保持しているIDタグ10をIDタグリーダ20で読み取る(S001)。IDタグ10は、それぞれの作業者が区別できるようになっており、ヘルメットなどにつけてもよいし、名札にして胸の部分につけるなどしてもよい。
IDタグリーダ20は、端末30およびLAN40を経由して、入退場管理サーバ50にIDタグを読み込んだ情報を送信する。そして、入退場管理サーバ50のデータベースとして管理されている作業者情報DB506と作業DB507を検索して(S002)、IDタグのIDタグNO5061より該当する作業名を求めて、作業DB507の作業開始予定日5072と前工程作業完了フラグ5076を取り出す。そして、作業開始予定日5072と前工程作業完了フラグ5076に基づき、入場が許可されている作業者かを判断し(S003)、その結果を端末30に表示する(S005)。
ここで、入退場管理サーバ50は、現在の日にちが作業開始予定日5072に達していて、前工程作業完了フラグ5076がONになっているときには、その作業者の入場を許可するものとする。例えば、図6、図7に示されるように、IDタグNO5061が「0010」の作業者名5062が「田中一郎」の作業者は、作業名が「モルタル打ち」の作業をやる予定であり、前工程作業5075の「木組み」の作業が完了しているので、入場が許可される。
入場が許可されたときには、入退場管理サーバ50は、入退場履歴DB508の該当するIDタグNO5081のレコードの入場読取時刻5082に値を設定し、入場フラグ5083をONにする(S004)。
作業者が作業を終えて、工事現場から退場するときにも、入場時と同様に作業者が保持しているIDタグ10をIDタグリーダ20で読み取る(S101)。
IDタグリーダ20は、端末30およびLAN40を経由して入退場管理サーバ50にIDタグ10で読み込んだ情報を送信する。そして、入退場管理サーバ50は、読み込んだIDタグNOに該当する入退場履歴DB508を検索し(S102)の中の入場フラグ5083によって入場記録があるか否かを判定し(S103)、入場記録がない場合には、端末30にアラーム表示する(S107)。この場合は、作業者が不正な入場をおこなっているかシステムのエラーが起こっている可能性があるからである。
入場記録が確認された場合には、入退場履歴DB508の退場読取時刻5084を設定し、退場フラグ5085をONにする(S104)。そして、作業者の入場から退場までの作業時間を、退場読取時刻5084から入場読取時刻5082を引くことにより求めて(S105)、IDタグNO5081のレコードの作業時間5086のフィールドに値を設定する(S106)。
入退場管理サーバは、入退場履歴5086の作業時間5086が更新されると、作業者DB506を参照して、IDタグNO5081のIDタグをつけた作業者のおこなった作業名を求めて、作業時間DB509を検索して、該当する作業集計時間5091に更新された作業時間5086の値を加算する。そして、作業集計時間5091の値を作業進捗管理サーバ90に転送する。
作業進捗管理の処理は、作業進捗管理サーバ90が作業進捗DB511に基いておこなう。
作業進捗管理サーバ90は、入退場管理サーバ50より作業集計時間5091の値を受け取り、作業進捗DB511の作業集計時間5113に値を設定する。また、作業名毎に、作業を完了するための標準時間が、予め作業完了標準時間5112のフィールドに設定されている。
作業進捗管理サーバ90は、これらの作業集計時間5113と作業完了標準時間5112を取り出し(S201、S202)、作業集計時間5113を作業完了標準時間5112で割ることにより、作業の進捗率を算出する(S203)。そして、作業進捗DB511の進捗率5115に値を設定する(S204)。次に、作業の進捗率が100%を超えているかを判定し(S205)、作業の進捗率が100%を超えている場合は、その作業工程が遅延していると考えられるため、作業進捗管理サーバ90の表示装置の画面にアラームを表示する(S206)。
また、進捗率によらず、作業が完了した場合には、作業責任者が作業員が保持しているIDタグ10とは、別の作業IDタグ80を作業IDタグリーダ60に読み込ませる(S211)ことにより、作業が完了したという情報を取得し(S212)、作業進捗管理サーバ90は、作業進捗DB511の作業完了フラグ5114を更新する。
工事現場では、複数の事業者が共同で作業を進めることが通例である。このようなことから、作業現場での管理を実効的におこなうため、作業名を会社毎に分類し、会社別の進捗率を求めるようにしてもよい。具体的には、作業時間DB509に会社名のフィールドを設け、会社毎に作業名を登録する。また、作業進捗DBにおいても、会社名のフィールドを設けて、会社毎の進捗率を算出し、登録できるようにする。
また、本実施形態では、入退場管理サーバと作業進捗管理サーバの二つのサーバを有するシステム形態を想定したが、一つのサーバで処理する形態でもよい。その場合には、全てのデータベースが一つのサーバで統合的に管理される。
以上の実施形態では、主に、建設などの工事現場を想定して記述したきたが、工事現場に関わらず、作業者の作業時間が作業進捗に直接結びつくような単純作業工程に適用可能である。例えば、食品の製造ライン等が考えられる。
以上の実施形態により、本実施形態の作業進捗管理システムを用いることにより、以下のメリットがある。
(1)作業進捗状況がリアルタイムで参照でき、適切な作業計画支援が可能になる。
(2)作業実績情報を蓄積することで、各作業工程における標準作業時間を算出することで、予算および見積根拠に利用することができる。
(3)その日に作業可能な工程の作業者だけが、工事現場に入場することができ、現場入場のセキュリティが保持することができる。
本発明の一実施形態に係る作業管理システムをその作業の流れと共に示した図である。 本発明の一実施形態に係る作業管理システムの構成を簡単に示した図である。 入退場管理サーバの構成図である。 作業進捗管理サーバの構成図である。 端末の構成図である。 作業者情報DB506を示す図である。 作業DB507を示す図である。 入退場履歴DB508を示す図である。 作業時間DB509を示す図である。 作業進捗DB511を示す図である。 作業者が入場するときにおこなわれる処理を示すフローチャートである。 作業者が退場するときにおこなわれる処理を示すフローチャートである。 作業進捗DB更新に関する処理を示すフローチャートである。 従来技術に係る工程進捗管理の流れを示す図であり、
符号の説明
10…IDタグ、20…IDタグリーダ、30…端末、40…LAN、50…入退場管理サーバ、60…作業IDタグリーダ、70…作業進捗ボード、80…各工程IDタグ、90…作業進捗管理サーバ。

Claims (5)

  1. 作業者が携帯するIDタグを読み取り、そのIDタグ情報に基づき作業者および作業進捗の管理をおこなう作業進捗管理システムにおいて、
    作業者が携帯するIDタグを読み取るIDタグリーダと、
    IDタグの識別番号と作業者とを関連付けた作業者情報データベースと、
    作業に関する情報を含む作業データベースと、
    前記IDタグリーダに接続された第一の管理サーバとを備え、
    前記作業データベースは、作業毎に、その前工程が完了したかを示す前工程完了フラグとその作業の開始予定日を表す作業開始予定日のフィールドを含み、
    前記IDタグリーダは、読み取ったIDタグ情報を前記第一の管理サーバに送信し、
    前記第一の管理サーバは、作業現場に入場する作業者の携帯するIDタグのIDタグ情報を受け取って、前記作業者情報データベースより該当する作業名を求め、前記作業データベースのその作業名に該当するレコードの前記作業データベースの前工程完了フラグと作業開始予定日との値に基づき、そのIDタグの識別番号に関連付けされた作業者の前記作業現場への入場可否を判定することを特徴とする作業進捗管理システム。
  2. さらに、IDタグの識別番号毎に、入場時刻と退場時刻のフィールドを含む入退場履歴データベースと、
    作業毎に、作業の標準時間のフィールドとを含む作業進捗データベースと、
    作業の進捗を管理する第二の管理サーバとを備え、
    前記第一の管理サーバは、作業者の入場と退場毎に、その作業者に関連付けられたIDタグの識別番号に該当するレコードの前記入退場履歴データベースの入場時刻と退場時刻とを設定し、前記作業時間を前記退場時刻と前記入場時刻の差として計算し、前記作業者データベースの作業を参照して、作業毎に集計して、作業毎の作業進捗時間を求め、その値を前記第二の管理サーバに送信し、
    前記第二の管理サーバは、前記第一の管理サーバより前記作業進捗時間の値を受取って、その作業進捗時間の値を前記作業進捗データベースの前記標準時間で除することにより、該当する作業の進捗率を計算することを特徴とする請求項1記載の作業進捗管理システム。
  3. 前記進捗率が1を超えたときに、表示装置にアラーム表示をおこなうことを特徴とする請求項2記載の作業進捗管理システム。
  4. さらに、作業IDタグリーダを有し、
    前記作業進捗データベースは、前記作業完了フラグを含み、
    前記作業IDタグリーダが作業IDタグを読み取ったときに、前記作業完了フラグをONにすることを特徴とする請求項2記載の作業進捗管理システム。
  5. 前記作業進捗データベースは、作業者の会社毎に、進捗率のフィールドを有し、
    前記第二の管理サーバは、会社毎の進捗率を計算することを特徴とする請求項2記載の作業進捗管理システム。
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