JP2007187407A - 冷凍サイクル装置及び冷凍サイクル装置の運転方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 主冷媒回路60における放熱器2と膨張弁3の間の配管と、蒸発器4と圧縮機1の間の配管とを、高圧側減圧手段3b、冷媒貯留容器5、低圧側減圧手段3c、3d及び開閉弁6aを介して接続して高圧圧力制御回路7とする。減圧手段の圧力損失は3c>3b>3c+3dとし、高圧圧力制御回路7には常に冷媒を流通させると共に、通常運転では3b>3c+3dとして冷媒貯留容器5に臨界圧力以下の冷媒を流通させる。吐出圧力または吐出温度が許容値より大きい場合は3c>3bとして冷媒貯留容器5内に臨界圧力以上の冷媒を流通させ、主冷媒回路60を循環する冷媒量を減少して吐出圧力及び吐出温度を低減する。
【選択図】 図1
Description
特に、閉回路の高サイドにおける冷媒充填量の変動を、弁を備える管路により閉回路の高サイド及び低サイドに連結される貯蔵手段に対する冷媒の充填量又はそこからの除去量を継続的に調整すると共に、貯蔵手段における圧力を高サイド圧力及び低サイド圧力の中間値に保持することにより達成している。
また、特許文献1と同様、上記のような従来の冷凍サイクル装置で、例えば凝縮器で給水に温熱と熱交換し蒸発器で外気と熱交換するような給湯装置を構成した場合、外気温度及び給水温度等の運転状況によっては、圧縮機吐出圧力や吐出温度が冷凍サイクル装置の運転限界を超える可能性もあった。
また、この発明に係る冷凍サイクル装置の運転方法は、圧縮機、放熱器、主回路減圧手段、蒸発器を順次配管で環状に接続し冷媒を循環させる主冷媒回路を構成する冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力を検知する検知ステップと、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力と装置本体の許容値と比較する比較ステップと、前記吐出圧力または前記吐出温度が許容値よりも大きいときに前記主冷媒回路を流れる臨界圧力以上の冷媒の一部を冷媒貯留容器に流通させて前記主冷媒回路を循環する冷媒量を減少させる冷媒量制御ステップと、を備えたことを特徴とするものである。
この発明の実施の形態1による冷凍サイクル装置として、ヒートポンプ給湯機について説明する。
図1は、この実施の形態に係わるヒートポンプ給湯機を示す回路構成図である。ヒートポンプ給湯機の冷凍サイクルを構成するヒートポンプ回路61は、インバータによって運転周波数を変化させることにより容量制御が可能な圧縮機1、利用側熱交換器である放熱器2、第一減圧装置である主回路減圧手段で例えば膨張弁3a、熱源側熱交換器である蒸発器4を順次配管で環状に接続して成る主冷媒回路60、及び点線で囲んで示した高圧圧力制御回路7を有する。高圧圧力制御回路7は、主冷媒回路60を構成する放熱器2と膨張弁3aとの間の高圧側配管と、蒸発器4と圧縮機1との間の低圧側配管とを冷媒貯留容器5を介して接続している。さらに、高圧圧力制御回路7は、高圧側配管と冷媒貯留容器5の間に高圧側減圧手段として、第二減圧装置である減圧手段で例えばキャピラリ3bを有し、冷媒貯留容器5と低圧側配管の間に低圧側減圧手段として、第三減圧装置である減圧手段で例えばキャピラリ3c、キャピラリ3cと第一開閉弁である開閉手段6aを介して並列に配置される第四減圧装置である減圧手段で例えばキャピラリ3dを有する。開閉手段例えば開閉弁6aは、キャピラリ3dを高圧圧力制御回路7に接続または非接続の切り替えを可能とする。それぞれのキャピラリは、3c>3b>3c+3dの順で圧力損失が大きくなるものを用いる。これは、例えばキャピラリ内径が同じ場合キャピラリ長さが長いほど圧力損失が大きいので、キャピラリ3b、3c、3dの長さを変化させることで設定することができる。
まず、通常の給湯運転について説明する。圧縮機1により吸引され、臨界圧力以上に昇圧された高温高圧冷媒は、放熱器2へ流入する。放熱器2では、高温の冷媒と、水道水または貯湯タンク52からポンプ51により給水される低温の水との熱交換が行われ、放熱器2から流出する水は高温となり、冷媒は低温となる。なお、放熱器2では冷媒と水の流れが対向流となるように構成されている。放熱器2から流出する低温の冷媒は、電気的に開度を制御される膨張弁3aによって減圧される。減圧された低圧冷媒は、蒸発器4で外気の熱によって蒸発気化される。この後、低圧冷媒は再び圧縮機1へ吸引される。
高圧圧力制御回路7には通常運転、吐出圧力抑制制御運転、吐出温度抑制制御運転など、この実施の形態で後述する運転モードに関係なく、常に冷媒が冷媒貯留容器5に流通するように構成している。冷媒貯留容器5の前後で常に密閉されることがないので、液封の発生を防止でき、信頼性の高い冷凍サイクル装置が得られる。また、高圧圧力制御回路7の全体を開閉する制御が必要なく安定して冷媒を循環させることができる。さらに常に高圧圧力制御回路7に冷媒を流通させることで、圧縮機1の吐出圧力が上昇しにくい構成となり、信頼性を高めることができる。
蒸発器出口過熱度を目標値と一致させることで、圧縮機1に吸入される冷媒状態をガス冷媒状態にできる。通常運転で圧縮機1にガス冷媒状態で冷媒を吸入させると、圧縮機1内の潤滑油として存在する圧縮機油の機能を損なうことがなく、良好な状態で運転することができる。
どちらの場合も通常運転(C203)に対して圧縮機出口圧力及び圧縮機出口温度は上昇し、特に循環冷媒量が一定の場合、圧縮機出口圧力限界値(L201)及び圧縮機出口温度限界値(L202)以上となる可能性がある。そこで、圧縮機出口圧力及び圧縮機出口温度が限界値(L201、L202)を超えないように運転するための対策が必要となる。
高圧側の圧力が上昇して図5の一点差線で示す冷凍サイクルになってしまうと、圧縮機出口圧力が限界値L201を超えることになる。これに対して、この実施の形態では、高圧圧力制御回路7を設け、通常運転時よりも多量の冷媒を冷媒貯留容器5に流通させて放熱器2内の冷媒量を減らすことで高圧側の圧力上昇を抑制する。
ここでは、高圧側減圧手段をキャピラリ3b、低圧側減圧手段をキャピラリ3c、3dで構成し、減圧量をM>Nとする場合には3b>3c+3dとなるようにキャピラリを接続し、減圧量をM<Nとする場合には3b<3cとなるようにキャピラリを接続するように構成することで、実現している。
高圧側の圧力が上昇して図9の一点差線で示す冷凍サイクルになってしまうと、圧縮機出口圧力及び圧縮機出口温度が限界値L201、L202を超えることになる。これに対して、この実施の形態では、高圧圧力制御回路7を設け、通常運転よりも多量の冷媒を冷媒貯留容器5に通過させることで、放熱器2に溜まろうとする冷媒量を減らして高圧側の圧力上昇を抑制する。
また、この場合にも吐出温度に着目して制御する場合には、図8に示した吐出温度抑制制御を行えばよい。
ここで、冷媒貯留容器5の容量は、定格の冷媒量即ち通常運転でCOP最大となる冷媒量と、低外気温度、例えば外気温度がー15℃の時に必要である最小の冷媒量を計算し、その差の冷媒量が冷媒貯留容器5に流通して一時的に停留できるように設定すればよい。
図1、図10の構成のように、通常運転では高圧側の圧力損失>低圧側の圧力損失となり、吐出圧力または吐出温度の抑制制御運転では高圧側の圧力損失<低圧側の圧力損失となるように構成可能ならば、どのようなものを用いてもよい。
また、高圧側減圧手段や低圧側減圧手段としてキャピラリを使う場合、キャピラリ3cやキャピラリ3bにさらにキャピラリ3dと同様に並列にキャピラリを設け、高圧側及び低圧側減圧手段の減圧量を段階的に複数段で設定すれば、冷媒貯留容器5を流通させる冷媒密度を複数段階で制御することができる。
なお、図6、図8による制御で、開閉弁6aを操作して圧縮機出口圧力上昇または圧縮機出口温度上昇を抑制した後、例えば圧縮機回転数、圧縮機出口圧力、圧縮機出口温度、外気温度、給水温度などを検知することなどによって運転状況が通常運転に戻ったことを検知した時点で、再び開閉弁6aを操作して通常運転の構成に戻せばよい。
その構成としては、圧縮機1、放熱器2、主回路減圧手段3a、蒸発器4を順次配管で環状に接続して成る主冷媒回路60と、放熱器2と減圧手段3aの間の高圧側配管と、蒸発器4と圧縮機1との間の低圧側配管とを冷媒貯留容器5を介して接続する高圧圧力制御回路7と、冷媒貯留容器5と高圧側配管の間に設けた高圧側減圧手段(図1の場合には3b、図10の場合には3cと3d)と、冷媒貯留容器5と低圧側配管の間に設けた低圧側減圧手段(図1の場合には3cと3d、図10の場合には3b)と、を備え、高圧側減圧手段の減圧量Mと低圧側減圧手段の減圧量Nの大きさを、M>NとM<Nに切り替え可能とすると共に、高圧圧力制御回路5には常時冷媒を流通させて運転することにより、吐出圧力または吐出温度を許容値以下に制御できる構成が得られる。さらに運転中には常に高圧圧力制御回路7の冷媒貯留容器5には高圧側から低圧側に常時冷媒が少量流れるように構成することで、冷媒貯留容器5の前後で常に密閉されずに液封が発生することなく、信頼性の高い冷凍サイクル装置が得られる。
図12は、この実施の形態に係わるヒートポンプ給湯機を示す回路構成図である。図1と同一符号は同一、または相当部分を示し、ここでは説明を省略する。図1の構成に加え、ヒートポンプ給湯機のヒートポンプ回路61には、膨張弁3aと蒸発器4の間の配管と、主冷媒回路60における蒸発器3の出口部と圧縮機1の入口部の間の配管、または高圧圧力制御回路7の低圧側減圧手段3c、3dの下流側の配管とを、開閉弁6bを介して接続する低圧バイパス回路8を設け、低圧バイパス回路8内を流れる冷媒と、放熱器2出口部から高圧圧力制御回路7の分岐部Aまでの間の配管を流れる高圧冷媒を熱交換させる熱交換部9を設けた。開閉弁6bは低圧バイパス回路8を主冷媒回路60に接続/非接続を切り替えるものであり、開閉弁6bを開とした時に低圧バイパス回路8は主冷媒回路60に接続され、熱交換部9はオン状態になる。また、開閉弁6bを閉とした時に低圧バイパス回路8を主冷媒回路60に非接続となり、熱交換部9はオフ状態になる。キャピラリ3eは主冷媒回路60から低圧バイパス回路8に流入する冷媒量を決定する減圧手段であり、このキャピラリ3eの減圧量即ち圧力損失は熱交換部9での熱交換量に影響する。
通常運転では開閉弁6bを閉、開閉弁6aを開として運転しており、冷媒貯留容器5の高圧側に配置されているキャピラリ3bの圧力損失が低圧側に配置されているキャピラリ3c、3dの圧力損失よりも大きい。このため、わずかの冷媒が高圧側から冷媒貯留容器5を通過して低圧側に流れると共に、冷媒貯留容器5内には低圧側の冷媒状態に近い冷媒が流通する。
外気温度が低くなったり給水温度が高くなったりして、吐出圧力の上昇が生じた場合、計測制御装置22は図13に従って吐出圧力抑制制御を行う。まず、圧力センサ11aで圧縮機出口圧力(吐出圧力)を検知し(S141)、検知した圧縮機出口圧力と予め設定してある吐出圧力の許容値との関係を判断する(S142)。吐出圧力の許容値とは、前記と同様、冷凍サイクル装置の限界圧力以下で、ある程度余裕を持って設定してある圧力上限値である。検知した圧縮機出口圧力が許容値よりも大きい場合は、開閉弁6aを閉じることで(S143)、キャピラリ3dを高圧圧力制御回路7と非接続にする。これによって、冷媒貯留容器5の高圧側に配置されるキャピラリ3bの圧力損失が低圧側に配置されるキャピラリ3cの圧力損失よりも小さくなり、冷媒貯留容器5内には臨界圧力以上のガス冷媒が流通する。
また、熱交換部9で放熱器2から流出する高温高圧冷媒と低圧冷媒とを熱交換することで、蒸発器4に流入する冷媒の乾き度が下がり、蒸発器4内の冷媒量が多くなる。これに連れて高圧側の冷媒量が減って高圧圧力値が下がる。また、圧縮機1の吸入部の乾き度が減少することで、圧縮する際の等エントロピー線の傾斜が若干立つので、吐出温度も上がりにくくなる。
このように低圧バイパス回路8によって、図1の構成よりもさらに吐出圧力を下げることができ、確実に許容値以下とすることができる。このため、信頼性の高い冷凍サイクル装置が得られる。
さらにこの構成では、放熱器2出口部の高温高圧冷媒と、高圧圧力制御回路7と主冷媒回路60の低圧側合流部Bの下流側から圧縮機1入口側までの配管を流れる低圧冷媒とを熱交換している。このため、例えば高圧圧力制御回路7で低圧側合流部Bに液冷媒または気液二相冷媒となって低圧側に流れ込んだとしても、熱交換部9で確実に冷媒状態をガス冷媒にすることができ、圧縮機1への液バックを防止できる効果も奏する。
図15における各部分の冷媒状態を以下のように示す。
即ち、A:高圧圧力制御回路7の入口の冷媒状態
=熱交換器9の高圧側出口の冷媒状態
B:高圧圧力制御回路7の出口の冷媒状態
F:放熱器2出口の冷媒状態=熱交換部9の高圧側入口の冷媒状態
G:熱交換部9の低圧側の入口の冷媒状態
H:熱交換器9の低圧側の出口の冷媒状態
=冷媒貯留容器5に流通する冷媒状態
である。
通常運転時は、キャピラリ3bの減圧量>キャピラリ3c、3dの減圧量となり、キャピラリ3bにて温度が低下し臨界圧力以下に減圧した低圧の二相冷媒G1と、放熱器2の出口冷媒F1と熱交換させガス化する。高圧圧力制御回路7側では、熱交換後の冷媒状態H1の冷媒が冷媒貯留容器5内に流通し、さらにキャピラリ3cを通過し減圧され、蒸発器4の出口側の主冷媒回路60で合流する。冷媒貯留容器5内には冷媒状態H1付近の密度の小さい低圧ガス冷媒が一時的に停留される。
次に、吐出圧力抑制制御運転または吐出温度抑制制御運転では、開閉弁6aを閉じることで、キャピラリ3bの減圧量<キャピラリ3c減圧量となり、冷媒貯留容器5内の圧力が上昇する。また、放熱器3出口の冷媒状態A2の冷媒温度と高圧圧力制御回路7のキャピラリ3bで減圧された冷媒状態G2の冷媒温度との温度差が小さくなり、熱交換部9での熱交換量は小さくなる。このため、密度が高く保持された冷媒状態H2の冷媒が冷媒貯留容器5内に流通する。冷媒貯留容器5内には冷媒状態H2付近の密度の大きな臨界圧力以上の高圧冷媒が一時的に停留される。
さらに、この構成では、吐出圧力抑制制御運転または吐出温度抑制制御運転で冷媒貯留容器5を通過する冷媒の密度を、通常運転の場合よりも7〜8倍とすることができ、吐出圧力の低減幅または吐出温度の低減幅を大きくできる。図1の熱交換部9を設けない場合と比較すると、図1の構成では、図5に示したP1(通常運転)とP2(吐出圧力抑制制御運転)の密度差分で冷媒貯留容器5に通過させる冷媒量を増減させているが、図15の構成では、図16に示したH1(通常運転)とH2(吐出圧力抑制制御運転)の密度差分で冷媒貯留容器5に通過させる冷媒量を増減させている。このため、図15に示した構成のほうが同一容積の冷媒貯留容器5では多くの冷媒を流通させることができ、またこのため、冷媒貯留容器5の容積を小さくすることができる。
また、冷媒が2種類以上の成分からなる混合冷媒、例えばCO2と共沸性の高い炭化水素類、例えば、プロパン、シクロプロパン、イソブタン、ブタン等と混合し、臨界圧力をCO2単体よりも低い冷媒として用いたものにも適用できる。
2 放熱器
3a 主回路減圧手段
3b、3c、3d、3e 減圧手段
4 蒸発器
5 冷媒貯留容器
6a、6b、6c 開閉弁
7 高圧圧力制御回路
8 低圧バイパス回路
9 熱交換部
11a、11b 圧力センサ
12a、12b、12c 温度センサ
22 計測制御装置
60 主冷媒回路
61 ヒートポンプ回路
L201 圧力限界値
L202 温度限界値
Claims (10)
- 圧縮機、放熱器、主回路減圧手段、蒸発器を順次配管で環状に接続して成る主冷媒回路と、前記放熱器と前記主回路減圧手段の間の高圧側配管と、前記蒸発器と前記圧縮機との間の低圧側配管とを冷媒貯留容器を介して接続する高圧圧力制御回路と、前記冷媒貯留容器と前記高圧側配管の間に設けた高圧側減圧手段と、前記冷媒貯留容器と前記低圧側配管の間に設けた低圧側減圧手段と、を備え、前記高圧側減圧手段の減圧量Mと前記低圧側減圧手段の減圧量Nの大きさを、M>NとM<Nに切り替え可能とすると共に、前記高圧圧力制御回路には常時冷媒を流通させて運転することを特徴とする冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の出口から前記主回路減圧手段の入口までの高圧値を臨界圧力より高い圧力とし、前記主回路減圧手段の出口から前記圧縮機の入口までの低圧値を前記高圧値よりも低い圧力とし、前記高圧値が予め設定した許容値よりも大きくなった場合に、前記高圧側減圧手段の減圧量Mと前記低圧側減圧手段の減圧量Nの大きさを、M<Nとして前記冷媒貯留容器に臨界圧力以上の冷媒を流通させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
- 前記高圧側減圧手段及び前記低圧側減圧手段の少なくともいずれか一方は、減圧手段とこの減圧手段に開閉手段を介して並列に接続する別の減圧手段で構成し、前記開閉手段の開閉によって前記高圧側減圧手段または前記低圧側減圧手段の減圧量を可変にしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の出口部の圧力を検出する吐出圧力検出手段と、前記吐出圧力検出手段で検出した圧縮機出口圧力を入力し、前記圧縮機出口圧力が装置本体の限界圧力値以下である許容値より大きくなったときに、前記高圧側減圧装置または前記低圧側減圧装置の減圧量を変化させて前記冷媒貯留容器に臨界圧力以上の冷媒を通過させるように制御する制御装置、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の出口部の温度を検出する吐出温度検出手段と、前記吐出温度検出手段で検出した圧縮機出口温度を入力し、前記圧縮機出口温度が装置本体の限界温度値以下である許容値より大きくなったときに、前記圧縮機の吸入部における冷媒の乾き度を低減するように冷凍サイクルを循環する冷媒を前記吸入部に流入させる冷媒流入手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記圧縮機の出口部の温度を検出する吐出温度検出手段と、前記吐出温度検出手段で検出した圧縮機出口温度を入力し、前記圧縮機出口温度が装置本体の限界温度値以下である許容値より大きくなったときに、前記高圧側減圧装置または前記低圧側減圧装置の減圧量を変化させて前記冷媒貯留容器に臨界圧力以上の冷媒を流通させるように制御する制御装置、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記高圧圧力制御回路への分岐部から前記圧縮機の入口部までの配管とを接続する低圧バイパス回路と、前記低圧パイパス回路に設けられ前記低圧バイパス回路に流入する冷媒を減圧するバイパス回路減圧手段と、前記放熱器の出口から前記高圧圧力制御回路への分岐部までの高圧冷媒と前記バイパス回路減圧手段で減圧された冷媒とを熱交換する熱交換部と、前記熱交換部での熱交換のオン/オフを切り替える開閉手段と、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
- 前記放熱器の出口から前記高圧圧力制御回路への分岐部までの配管を流れる高圧冷媒と、前記蒸発器の出口部から前記圧縮機の入口部までの配管または前記高圧側減圧手段の出口部から前記冷媒貯留容器の入口部までの配管を流れる冷媒とを熱交換する熱交換部、を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の冷凍サイクル装置。
- 圧縮機、放熱器、主回路減圧手段、蒸発器を順次配管で環状に接続し冷媒を循環させて主冷媒回路を構成する冷凍サイクル装置であって、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力を検知する検知ステップと、前記圧縮機の吐出温度または吐出圧力と装置本体の許容値と比較する比較ステップと、前記吐出圧力または前記吐出温度が前記許容値よりも大きいときに前記主冷媒回路を流れる臨界圧力以上の冷媒の一部を冷媒貯留容器に流通させて前記主冷媒回路を循環する冷媒量を減少させる冷媒量制御ステップと、を備えたことを特徴とする冷凍サイクル装置の運転方法。
- 前記放熱器から流出する高圧冷媒と前記主回路減圧手段または他の減圧手段によって前記高圧冷媒を減圧した冷媒とを熱交換する熱交換ステップを備え、前記冷媒量制御ステップは、前記熱交換ステップで熱交換した後の臨界圧力以上の冷媒の一部を前記冷媒貯留容器に流通させて前記主冷媒回路を循環する冷媒量を減少させることを特徴とする請求項9記載の冷凍サイクル装置の運転方法。
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