JP2007187197A - 配管温度制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管の温度を制御する配管温度制御方法を提供する。
【解決手段】輸送配管10またはその中の流体温度は、加熱ヒータ28及び保温材12により目標の範囲の温度になるように制御されているが、輸送配管10またはその中の流体について温度センサ26が検出した温度が、いずれかの位置において所定の上限閾値を超え、又は下限閾値を下回った場合には、制御部30が動作信号を出力して、バルブ18、20を閉とし、バルブ22を開として循環ポンプ16を起動する。これにより、輸送配管10の中の流体が輸送配管10とバイパス配管14との間で循環流動し、流体温度を平均化することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、工業プラント等において、温度管理が必要な流体を輸送する配管装置の温度を制御する方法に関し、例えば、配管が接続された貯蔵タンク、ポンプ設備、フィルター、流量計、バルブ等を含む配管装置に適用される配管温度制御方法の改良に関する。
工業プラント等においては、ウレタン原液、フェノール、または苛性ソーダ等、配管装置によって移送する場合に温度管理が必要な流体状の材料が多数存在する。これらの材料は、固化あるいは分解を防止するために所定の温度範囲に維持する必要があり、このため配管装置を所定の温度範囲に管理する必要がある。例えば、ウレタン原液は20〜50℃、フェノールは50℃〜60℃、48%苛性ソーダは25℃以上に管理する必要がある。また、冷却用の冷媒であれば、その目的温度の範囲に維持しておく必要がある。
このように、配管装置の全体(その長さは最大で1km以上に及ぶ)に亘って温度管理が要請される場合があり、例えば、下記特許文献1にも、燃焼設備からの排ガスが流過する金属配管の配管保温制御方法およびそのための装置が開示されている。
特開2004−176731号公報
しかし、上記従来の技術においては、常時流体が配管中を流動していることが前提であり、流動が停止している場合を想定していない。一般に配管装置は水平にまっすぐに敷設されているわけではなく、上下左右に曲がりくねって敷設されていたり、途中で分岐したり、バルブ、フィルター、流量計のような付属機器が配置されていたりする。また、保温施工誤差も存在する。このため、配管の保温状態は不均一になりやすい。また、配管の高低差により、配管内部に自然対流が生じる場合もある。さらに、配管装置の設置環境(外気温度、風速、日射、日陰等)の影響により、場所によって配管からの放熱量に差が生じる。以上の原因により、配管内で流体が停止すると、流体温度が不均一になり、流体の個化、分解、冷却不足等が生じるという問題があった。
このような問題を解決するために、できるだけ細かく各所に温度センサーを配置し、さらにそれに対応させて配管装置の外面等に加熱、冷却装置を細かく配置しようとすると、設備コストが高くなるという問題があった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管の温度を制御する配管温度制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、配管温度制御方法であって、温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管の温度を検知する工程と、前記検知された温度に基づき、温度調整手段により前記輸送配管の温度を制御する工程と、前記流体が停止状態であって、前記温度が所定範囲をはずれた場合に、前記輸送配管内の流体を流動させる工程と、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、輸送配管又は流体の温度が所定範囲をはずれた場合に、輸送配管内の流体を流動させるので、流体温度を平均化することができる。
ここで、上記輸送配管の温度は、光ファイバ温度センサにより検知されることを特徴とする。
また、上記流体は、前記輸送配管を流動する流体をバイパスさせるバイパス配管と循環用ポンプとにより流動されるのが好適である。
また、上記輸送配管が、連結流路により連結された内側流路と外側流路とを有する二重管とされており、前記流体は、前記輸送配管の内側流路と外側流路との間で前記連結流路を介して流体を循環させる循環用ポンプにより流動される構成としてもよい。
また、上記流体は、前記輸送配管の一方側と他方側とにそれぞれ設けられた第1、第2の予備槽と、前記流体を前記第1、第2の予備槽の間で前記輸送配管を介して往復流動させる往復流動用ポンプとにより流動される構成としてもよい。
また、上記流体は、前記輸送配管に沿って設けられた抱管と、循環用ポンプとにより流動される構成としてもよい。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
実施形態1.
図1(a)、(b)には、本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態1の構成例が示される。図1(a)は正面図であり、図1(b)は図1(a)のI−I断面図である。
図1(a)、(b)において、輸送配管10は、温度管理が必要な流体を輸送する装置であり、その外面側には輸送配管10の温度の変動を抑制するための保温材12が設けられている。ここで、温度管理が必要な流体とは、温度が所定の範囲をはずれると、固化あるいは分解する流体、例えばウレタン原液、フェノール、苛性ソーダ等をいう。また、冷媒、熱媒のように、所定の温度範囲に維持されることが要請される流体も含まれる。
また、輸送配管10には、輸送配管10の内部を流動する流体の全部または一部をバイパスさせるためのバイパス配管14が接続されている。このバイパス配管14の外面にも保温材12が設けられている。バイパス配管14は、循環ポンプ16により輸送配管10との間で流体が循環する構成となっている。
上記輸送配管10にはバルブ18、20が設けられ、バイパス配管14にはバルブ22及び循環ポンプ16が設けられている。流体を輸送配管10のみに流す場合には、バルブ22を閉とし、バルブ18、20を開とする。また、バイパス配管14に流体を循環させる場合には、バルブ22を開とし、バルブ18、20を閉とする。これらのバルブ18、20及び22は、電磁力、空気圧力等を使用して自動開閉する構成とするのが好適であるが、人手により開閉してもよい。
また、上記輸送配管10及びバイパス配管14には、その長さ方向に亘って、外面に温度センサ26と加熱ヒータ28とが設けられ、保温材12により覆われている。
ここで、本発明にかかる温度調整手段は、上記温度センサ26、加熱ヒータ28及び後述する制御部30により構成されている。
温度センサ26には、例えば光ファイバ温度センサ等を使用することができる。この光ファイバ温度センサは、光ファイバにレーザーパルスを入射すると、その一部が後方散乱光として入射側に戻ってくる現象を利用したもので、一般に分布型光ファイバ温度センサと呼称されているものである。この方式では、後方散乱光の戻ってくる時間から光ファイバ中のどの位置からの後方散乱光であるかが算出され、また後方散乱光中に含まれるラマン散乱光強度が散乱場所の光ファイバの温度に依存していることから、ラマン散乱光強度から任意の場所の温度を算出することができる。こうして、光ファイバの任意の位置における温度をリアルタイム(算出に数十秒〜数分を要するが実用上リアルタイムといえる)に得ることができる。これらの情報は電算処理され、光ファイバの全長にわたる温度分布が得られる。この温度分布は、ディスプレイ上に表示することもできる。本実施形態においては、光ファイバを輸送配管10及びバイパス配管14に沿わせて配置することにより、輸送配管10及びバイパス配管14の外面または上記流体の温度を計測することができる。
なお、温度センサ26は、輸送配管10及びバイパス配管14の長さ方向に沿って、所定の間隔で設定した測定点に複数設ける構成としてもよい。
また、加熱ヒータ28には、例えば被覆電熱線からなるヒータ等を使用することができる。なお、輸送配管10に流す流体が、その温度を低温に維持することが要請される場合には、上記加熱ヒータ28の代わりに、低温冷媒が通過する冷媒トレース配管とすることもできる。
温度センサ26が検出した温度データは、制御部30に入力される。具体的には、光ファイバの一端が制御部30に引き込まれ、制御部30において上記後方散乱光から各位置の温度が算出される。また、制御部30からは、循環ポンプ16及びバルブ18、20、及び22に動作信号が出力される。
このような構成において、通常は加熱ヒータ28及び保温材12により輸送配管10及びバイパス配管14内の流体温度は設定温度範囲に維持されているが、「発明が解決しようとする課題」の項で述べた、輸送配管10の曲がり部、分岐部、立ち上がり部、付属機器の配置具合、保温施工誤差、設置環境その他の条件により局部的に設定温度範囲をはずれることがある。そこで、本実施形態にかかる配管温度制御方法においては、輸送配管10またはその中の流体について温度センサ26が検出した温度が、いずれかの位置において設定温度範囲の上限閾値を超え、又は下限閾値を下回った場合に、輸送配管10の中の流体を輸送配管10とバイパス配管14とで循環流動させる構成となっている。
図2には、このような本実施形態にかかる配管温度制御方法の工程の例が示される。図2において、温度センサ26が輸送配管10またはその中の流体の温度を検出し(S1)、検出した温度に基づき、加熱ヒータ28等により輸送配管10またはその中の流体の温度制御を行う(S2)。
制御部30は、上記検出した温度が輸送配管10のいずれかの位置において設定温度範囲を外れたか否かを監視する(S3)。また、輸送配管10の中の流体が停止した場合には、流量計46から制御部30に流体停止信号が入力される。制御部30は、この流体停止信号の入力の有無により、流体が停止状態であるか否かを監視する(S4)。
上記温度が設定温度範囲を外れ、かつ流体が停止状態である場合に、制御部30は動作信号を出力して、バルブ18、20を閉とし、バルブ22を開とし(S5)、循環ポンプ16を起動する(S6)。これにより、輸送配管10の中の流体が輸送配管10とバイパス配管14との間を循環流動し、輸送配管10の中の流体温度を平均化することができる。
次に制御部30は、上記温度が設定温度範囲に入ったか否かを監視し(S7)、入った場合に、循環ポンプ16を停止し(S8)、バルブ22を閉とし、バルブ18、20を開とする(S9)。その後、S1からの工程を繰り返す。
なお、バルブ18、20及び22が手動式の場合は、制御部30が適宜な表示手段により表示する輸送配管10の温度情報に基づき、担当者が開閉を行ってもよい。
以上の各工程により、輸送配管10の中で局部的に流体の温度が設定温度範囲をはずれ、流体が個化あるいは分解することを防止できる。この結果、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管10の温度を制御することができる。
また、バイパス配管14の配管温度が設定温度範囲の上限閾値または下限閾値を外れた場合には、循環ポンプ16を駆動させてバイパス配管14の流体を流動させ、流体温度を平均化することもできる。
実施形態2.
図3(a)、(b)には、本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態2の構成例が示され、図1(a)、(b)と同一部材には同一符号を付している。また、図3(a)は正面図であり、図3(b)は図3(a)のII−II断面図である。
本実施形態において特徴的な点は、実施形態1におけるバイパス配管14の代わりに、輸送配管10を二重管とし、輸送配管10の内部を流動する流体の全部または一部を循環させる点にある。すなわち、輸送配管10は、内側流路32と外側流路34とにより構成され、これらの間が連結流路36により連結されている。また、連結流路36には、バルブ22と循環ポンプ16とが設けられている。
制御部30は、実施形態1と同様の制御を行い、輸送配管10またはその中の流体について温度センサ26が検出した温度が、いずれかの位置において設定温度範囲をはずれた場合に、バルブ18、20を閉とし、バルブ22を開として循環ポンプ16を起動する。これにより、輸送配管10の中の流体が内側流路32と外側流路34との間を循環流動し、流体温度が平均化される。
以上に述べた本実施形態の構成によれば、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管10の温度を制御することができる。
また、外側流路34と連結流路36の配管温度が設定温度範囲の上限閾値または下限閾値を外れた場合には、循環ポンプ16を駆動させて外側流路34と連結流路36の流体を流動させ、流体温度を平均化することもできる。
実施形態3.
図4(a)、(b)には、本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態3の構成例が示され、図1(a)、(b)と同一部材には同一符号を付している。また、図4(a)は正面図であり、図4(b)は図4(a)のIII−III断面図である。
本実施形態において特徴的な点は、輸送配管10の所定範囲の一方側と他方側とに、それぞれ第1、第2の予備槽38、40が設けられており、かつ輸送配管10の所定範囲内に往復流動用ポンプ42が設けられている点である。この往復流動用ポンプ42は、流体を第1、第2の予備槽38、40の間で、輸送配管10を介して往復流動させるためのポンプである。なお、輸送配管10の所定範囲は、バルブ18、20で区切られており、第1、第2の予備槽38、40と輸送配管10とは連結流路36により連結されている。
図5には、このような本実施形態にかかる配管温度制御方法の工程の例が示される。図5において、S11〜S14は、図2のS1〜S4と同じであるので、説明を省略する。
S15において、バルブ18、20を閉とし、バルブ22、24を開とした後、往復流動用ポンプ42を起動する(S16)。その後、制御部30は、上記温度が設定温度範囲に入ったか否かを監視する(S17)。
S17において、温度が設定温度範囲に入っていないときには、所定時間が経過した後(S18)、制御部30が往復流動用ポンプ42の吐出方向を切り替え(S19)、S17からの工程を繰り返す。これにより、輸送配管10内の流体は、第1の予備槽38から第2の予備槽40に向かう流れと、その反対方向の流れとが切り替えられて往復流動する。この結果、輸送配管10の中の流体温度が平均化される。
一方、S17において、温度が設定温度範囲に入ったときには、制御部30が往復流動用ポンプ42を停止し(S20)、バルブ22、24を閉とし、バルブ18、20を開とする(S21)。その後、S1からの工程を繰り返す。
以上の各工程により、輸送配管10の中で局部的に流体の温度が設定温度範囲をはずれ、流体が個化あるいは分解することを防止できる。この結果、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管10の温度を制御することができる。
実施形態4.
図6(a)、(b)には、本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態4の構成例が示され、図1(a)、(b)と同一部材には同一符号を付している。また、図6(a)は正面図であり、図6(b)は図6(a)のIV−IV断面図である。
本実施形態において特徴的な点は、実施形態1におけるバイパス配管14の代わりに、輸送配管10に沿ってこれに密着して設けられた抱管44を備える点にある。この抱管44と輸送配管10とは連結流路36により連結されている。
制御部30は、実施形態1と同様の制御を行い、輸送配管10またはその中の流体について温度センサ26が検出した温度が、いずれかの位置において設定温度範囲をはずれた場合に、バルブ18、20を閉とし、バルブ22を開として循環ポンプ16を起動する。これにより、輸送配管10の中の流体が、輸送配管10と抱管44との間を、連結流路36を介して循環流動し、流体温度を平均化することができる。
また、連結流路36の配管温度が設定温度の上限閾値または下限閾値を外れた場合には、循環ポンプ16を駆動させて連結流路36の流体を流動させ、流体温度を平均化することもできる。
以上に述べた本実施形態の構成によれば、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管10の温度を制御することができる。
以上に述べた各実施形態の効果を確認するための試験を、実施例として説明する。
図7には、2B配管(外径60.5mm×内径54.9mm×厚さ2.8mm)、長さ270mの配管中に流体を停止状態とした場合に、配管の温度分布を測定した結果が示される。なお、測定時の外気温度は0.9℃であり、配管の温度制御設定値は50℃であった。また、配管の外面には、珪酸カルシウム製の保温材が厚さ30mmで形成されている。また、図7の横軸には配管長さが、縦軸には配管温度が示されている。
図7に示されるように、流体が停止状態であると、配管温度が大きくばらついており、最高温度59.3℃、最低温度42.5℃であって、その温度差Δθ=16.8℃であった。
図8には、図7に示された配管中の流体を流動させた場合に、配管の温度分布を測定した結果が示される。なお、このときの外気温度は0.6℃であり、配管の温度制御設定値は51℃であった。また、その他の条件は図7の場合と同じである。
図8に示されるように、流体の流動により配管温度のばらつきが極めて小さくなっていることがわかる。すなわち、最高温度52.6℃、最低温度50.0℃であって、その温度差Δθ=2.6℃であった。
以上に示されるように、流体を配管中で流動させることは、配管及びその中の流体の温度を均一化する効果が大きい。従って、本発明の方法によれば、簡易な構成により温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管の温度を均一に制御することができることがわかる。
本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態1の構成例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態1の工程の例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態2の構成例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態3の構成例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態3の工程の例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の実施形態4の構成例を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の効果を確認するための試験結果を示す図である。 本発明にかかる配管温度制御方法の効果を確認するための試験結果を示す図である。
符号の説明
10 輸送配管、12 保温材、14 バイパス配管、16 循環ポンプ、18,20,22,24 バルブ、26 温度センサ、28 加熱ヒータ、30 制御部、32 内側流路、34 外側流路、36 連結流路、38 第1の予備槽、40 第2の予備槽、42 往復流動用ポンプ、44 抱管、46 流量計。

Claims (6)

  1. 温度管理が必要な流体を輸送する輸送配管の温度を検知する工程と、
    前記検知された温度に基づき、温度調整手段により前記輸送配管の温度を制御する工程と、
    前記流体が停止状態であって、前記温度が所定範囲をはずれた場合に、前記輸送配管内の流体を流動させる工程と、
    を備えることを特徴とする配管温度制御方法。
  2. 請求項1記載の配管温度制御方法において、前記輸送配管の温度は、光ファイバ温度センサにより検知されることを特徴とする配管温度制御方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の配管温度制御方法において、前記流体は、前記輸送配管を流動する流体をバイパスさせるバイパス配管と循環用ポンプとにより流動されることを特徴とする配管温度制御方法。
  4. 請求項1または請求項2記載の配管温度制御方法において、前記輸送配管が、連結流路により連結された内側流路と外側流路とを有する二重管とされており、前記流体は、前記輸送配管の内側流路と外側流路との間で前記連結流路を介して流体を循環させる循環用ポンプにより流動されることを特徴とする配管温度制御方法。
  5. 請求項1または請求項2記載の配管温度制御方法において、前記流体は、前記輸送配管の一方側と他方側とにそれぞれ設けられた第1、第2の予備槽と、前記流体を前記第1、第2の予備槽の間で前記輸送配管を介して往復流動させる往復流動用ポンプとにより流動されることを特徴とする配管温度制御方法。
  6. 請求項1または請求項2記載の配管温度制御方法において、前記流体は、前記輸送配管に沿って設けられた抱管と、循環用ポンプとにより流動されることを特徴とする配管温度制御方法。
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