JP2007185966A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Toshihide Nagamine
俊秀 長嶺
Seiji Fujikura
誠司 藤倉
Nobuhiro Harada
信浩 原田
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Abstract

【課題】
従来のインクジェット記録装置は、食品、飲料、薬品等の衛生面で配慮を要する業界で使用される場合が多いのだが、装置の外装部品はこれまで、一般的なステンレス鋼板またはプラスチックが用いられてた。
【解決手段】
印字をおこなう印字ヘッド部を除く装置外装部品の材質に抗菌性を有した材質を使用した。
【選択図】図1

Description

本発明は帯電制御式インクジェット記録装置に関し、特に被記録物に印字を行う印字ヘッドを除く装置本体全体における構造、構成、材質に関するものである。
特開平7−76096号公報に示される従来のインクジェット記録装置は、電磁弁やポンプの駆動源部を、装置内部に仕切板を設けて装置背面側の空間へ配置しているので、該部品の交換等の保守作業を行う場合に非常にアクセスが困難な構造となっていた。また、その他の製品において該内部仕切板を扉状にした例もあるが、どれも筐体側の扉と同一の方向に開く構造であり、装置周囲に作業スペースが少ない場合には、該内部の扉を保守作業を行うためくらい十分に開くことができないケースがあった。
また、前記特開平7−76096号公報に示される従来のインクジェット記録装置における装置内の冷却手段は、電磁弁やポンプの駆動源部を配置している空間に冷却ファンを設置して外気を吸引して、装置上部空間の制御部エリアに空気を送り込む構成を取っているが、この構成では、風が流れるルートが限定されて部分的に冷却効率が低くなるといったことが考えられる。また、その他の製品に見られるように装置内部を上下に分割する仕切板上に冷却ファンを設置し、上部空間(制御部)から吸気して、下部空間(インク循環部)から排気するといった構成では、該上下に分割する仕切板全周に密閉性を持たせたり、下流側の排気口までのルートに障害物を設置しないようにしないと、冷却効率が大きく低下するといったデメリットが考えられる。
次に、情報の表示および入力を行う操作部を装置正面側に設ける場合、視認性および操作性の点から、斜め上方を向いている方が望ましく、実際に採用している例もあるが、その操作部を扉構造にしている例はなく、装置正面側から内部部品へアクセスすることは困難であった。
また、装置外装部品の材質については、汎用のステンレス鋼板やプラスチックが用いられてきたが、特に抗菌性の仕様を強化したグレードが用いられたことはない。
特開平7−76096号公報
従来の技術における問題としては以下の内容が挙げられる。
1)装置内部を仕切板で分割した構造を採用した場合、仕切られたことで陰に配置された部品にアクセスすることが困難になる。また、アクセスし易くするために内部仕切板を扉構造とした場合には、作業スペースが少なくなったり、扉開放時に重心が移動してアンバランスになり易いといった問題点があった。
2)装置の情報を表示したり、入力したりする操作部を有し、且つ装置内部を外部に対して開閉する扉としての機能を合わせ持った部分は、これまで装置の正面側で、地面に対して垂直な面に取り付けられていたので液晶の表示などは視認性が悪く、また入力操作については非常に操作しにくい配置となっていた。
3)装置内部空間を複数の空間に分割した構成とした場合、冷却ファンを用いて装置内部温度を冷却しようとしても、風の流れが妨げられ易く、全体的あるいは部分的に冷却効率が低下するので、出力の大きな冷却ファンを使用したり、複数の冷却ファンを使用したりする必要があり、コストアップの要因となっていて、低出力の冷却ファンで効率良く装置内部全体を冷却できる構成が求められてきた。更に、風の流れの上流側に電源、基板等の熱源があり、風の下流側に熱源が無いインクの保持容器や配管等が設置されている空間がある場合には、その熱でインクを温めてしまい、その結果として装置が対応できる周囲温度が低くなってしまうといった問題もあった。逆にインクの保持容器や配管等が設置されている空間から電源、基板等の熱源がある空間に向かって風の流れを作ると、溶剤成分が混じった空気が熱源に触れるので安全上の問題が発生する。
4)インクジェット記録装置は、食品、飲料、薬品等の衛生面で配慮を要する業界で使用される場合が多いのだが、装置の外装部品はこれまで、一般的なステンレス鋼板またはプラスチックが用いられていて、これまで特に「抗菌性」の特性を高めた特殊な材質が用いられた例は見当たらない。
本発明は、ノズル体よりインク粒子を噴出し、インク粒子を形成する手段と、インク粒子を帯電、偏向させることにより被記録に付着させて情報記録を行う帯電制御式インクジェット記録装置において、装置外装部品の材質に抗菌性を有した材質を使用したことを特徴としている。
以上に述べたように本発明によると、装置外装部に抗菌性を持たせたことにより、ユーザーの業界におけるトレンドに合わせた装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を図に沿って説明する。
まず、図1を引用して全体の構成を述べる。図1は被印字物に印字を行う印字ヘッドを除くインクジェット記録装置本体部分の左側面の概略断面図である。装置内部を仕切板1によって上下に分割する。
更に、仕切扉2によって下部空間を前後に分割する。制御エリア3は、破線で示した装置内の上部にあたる空間であり、電源4、制御基板5等の電気部品を配置する。
インクエリア6は、破線で示した装置内の下部で、且つ正面側にあたる空間であり、インク保持容器7、その他配管チューブやフィルタ等の内部にインクや溶剤が入る部品を配置する。
駆動系エリア8は、破線で示した装置内の下部で背面側にあたる空間であり、ポンプ9、電磁弁10等の駆動系機械部品が配置されている。また、前記ポンプ9、電磁弁10といった駆動系機械部品は仕切扉2に一体的に固定されたマニホールド板11に取り付けられ、インクの循環系をユニット構造としている。従って、仕切扉2と前記ポンプ9、電磁弁10の循環系駆動部品はマニホールド板11を介して一体的な構造となっている。
制御エリア3は操作パネル12によって装置外部に対して開閉され、インクエリア6はロントドア13によって装置外部に対して開閉される。
図2に示すのが、前記操作パネル12とフロントドア13が閉じられた状態を示す斜視図であり、操作パネル12は固定つまみA14によって閉止時にキャビネットに固定され、ヒンジA15を支点に開閉される。フロントドア13は固定つまみB16によって閉止時はキャビネットに固定され、ヒンジB17を支点として開閉される。
図3に示すのが、前記操作パネル12とフロントドア13が開かれた状態で、且つ仕切扉2も開かれた状態である。この例では、上部の操作パネル12は水平左方向に開かれ、仕切扉2は水平右方向に開いている。仮にこの2つの扉が同じ方向に開くとすると、装置全体の重心は開いた扉の方向に移動して、装置全体として非常にアンバランスな状態になる。図のように2つの扉が反対方向に開くことによって、重心は若干正面側に移動するものの左右方向に対してはバランスが取れるようになる。
また、フロントドア13は下方に開いているが、仮に仕切扉2と同じ方向に開き、且つフロントドア13が開く方向に、障害物が存在すると、十分にフロントドア13が開けなくなり、それに伴い仕切扉2も保守作業を容易に行えるまで開くことができなくなる。従って、フロントドア13が仕切板1に対して異なった方向に開くような構造にすることで、前記問題は解決できる。
次に、図2で分かるように操作パネル12は閉じられた状態で、斜め上方を向く構造になっている。この例では、操作パネル12にはタッチパネル付液晶18が一体的に取り付けられている。情報の表示および入力を行うタッチパネル付液晶18が、斜め情報を向いていることにより、表示内容の視認性が格段に向上すると共に、情報を入力する作業も格段にやり易くなる。このような構成を採用した場合には、操作パネ12をある角度に開いた状態で保持することと、急に勢いよく閉じることを防止するためにヒンジ15は高いトルクを発生するヒンジにすることが望ましい。
次に、装置内部の冷却方法について述べる。図4に示すように冷却ファン19を装置背面側で、且つ前記駆動系エリア8に設置する。この時、図4に曲線状の矢印で示すように風の流れが発生するような向きに設置する。吸気口20は装置側面で且つ前記制御エリア3にルーバー形状で配置する。更に、仕切板1には通風孔21を設ける。立体的には図3を参照すると配置が分かり易い。このような配置とすると、風の流れは、装置外→吸気口→制御エリア→通風孔→駆動系エリア→ファン→装置外、というルートとなる。前記したような3つのエリアに分けて部品を配置した場合には装置内部が仕切られているために風の流れが妨げられ易い。従って、熱源となる部位や、温度上昇に対する余裕が少ない部品に配置された位置に、風の流れのルートが適合するように設計する必要がある。
この実施例では、熱源となる電源、基板が配置されている制御エリア3と、ポンプ、電磁弁等の熱源となる駆動部品が配置された駆動系エリア8に風が流れるように、冷却ファン19、吸気口20、通風孔21の配置を行った。更に特徴を付け加えると、まず第一に、熱源の無いインクエリア6には制御エリア3にある熱源により熱を加えられ温められた風が流れ込まない配置になっていることが挙げられる。
第二に、冷却ファン19を吸気側に配置して装置内部に冷却ファン19の風を吹き込むような配置にしなかった理由として、そのような配置にすると、部分的に冷却効果の高い部位と低い部位がでるような冷却ムラが発生することが挙げられる。
最後に、装置外装部品の材質について本実施例では操作パネル12には抗菌プラスチックを用い、フロントドア13およびキャビネット22には抗菌性ステンレス鋼板を用いている。これは装置のオペレーターが日常触れる装置外装部に適用したことを特徴としている。
以上に述べたように本実施例によると、以下のような効果を発揮できる。
1)装置内部を機能によって分割した構造としても、メンテナンス性の良い装置を提供することができる。
2)表示、入力部となる操作パネル部を扉構造とし、メンテナンス性を向上するにあたり、操作パネルには視認性が良く、操作性が良い構成を合わせて持たせることができる。
3)装置内部を効率良く冷却することができるため、低コストで信頼性の高い装置を提供することができる。
4)装置外装部に抗菌性を持たせたことにより、ユーザーの業界におけるトレンドに合わせた装置を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態にかかるもので、インクジェット記録装置の左側面の断面図である。 図2は本発明の一実施形態にかかるもので、インクジェット記録装置の扉閉止状態での斜視図である。 図3は本発明の一実施形態にかかるもので、インクジェット記録装置の扉開放状態での斜視図である。 図4は本発明の一実施形態にかかるもので、冷却ファンによる流れを表すインクジェット記録装置の左側面の断面図である。
符号の説明
1…仕切板、2…仕切扉、3…制御エリア、4…電源、5…基板、6…インクエリア、7…インク保持容器、8…駆動系エリア、9…マニホールド板、10…ポンプ、11…電磁弁、12…操作パネル、13…フロントドア、14…固定つまみA、15…ヒンジA、16…固定つまみB、17…ヒンジB、18…タッチパネル付液晶、19…冷却ファン、20…吸気口、21…通風孔、22…キャビネット。

Claims (1)

  1. ノズル体よりインク粒子を噴出し、インク粒子を形成する手段と、インク粒子を帯電、偏向させることにより被記録に付着させて情報記録を行う帯電制御式インクジェット記録装置において、装置外装部品の材質に抗菌性を有した材質を使用したことを特徴とするインクジェット記録装置。
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WO2016205174A1 (en) * 2015-06-15 2016-12-22 Videojet Technologies Inc. Hygienic printer cabinet
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