JP2007184682A - 画像符号化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能な画像符号化装置を提供すること。
【解決手段】動き予測部12は、外部メモリI/F16を介して読出した画像間の動き予測を行なう。ループ内処理部13は、動き予測部12による動き予測に基づいて、画像をマクロブロック単位で符号化する。DSP部18は、イントラ・ピクチャを予測符号化ピクチャに置換し、当該ピクチャ内の有効画像領域をイントラ・マクロブロックとしてループ内処理部13に符号化させ、有効画像領域以外の黒画像領域を予測符号化マクロブロックとしてループ内処理部13に符号化させる。したがって、黒画像領域の符号量を削減することができ、画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像データを符号化する技術に関し、特に、アスペクト比が16:9の画像データの圧縮効率を向上させた画像符号化装置に関する。
近年、MPEG(Moving Picture Experts Group)など、画像データを圧縮する技術が広く用いられている。一般に、より圧縮率を高くするために、解像度の変更によるデータ量の削減と、MPEG2などの符号化によるデータ量の削減とが行なわれる。
MPEG2などの符号化による画質劣化を同等に保つ場合、たとえば解像度を1/2にすればデータ量を約1/2に削減することができる。すなわち、1枚のディスクに2時間分の画像データを録画することができるとすれば、解像度を1/2にすることによって約4時間分の画像データを録画することができるようになる。このような技術に関連する発明として、下記の特許文献1および特許文献2に開示された発明がある。
特許文献1に開示されたディジタル映像信号処理回路は、カメラ一体型のディジタルVTR等において、帯域圧縮処理回路の前段部にマスク処理回路を設け、シネマモード時におけるモスキートノイズの発生を減少させるものである。
また、特許文献2に開示された画像信号の伝送装置においては、マスク部信号前処理部が、EDTV(Extended Definition Television)方式の画面の上下の無画部領域の信号を、マスク部コンポーネント信号系列YM(輝度信号YM、色差信号はいずれも成分零の信号)として出力するものである。
特開平5−268565号公報 特開平7−79416号公報
DVD−Video規格上、アスペクト比16:9の画像に対して、従来の解像度の変更によるデータ量を削減する手法を使用できない。そのため、通常のアスペクト比4:3の画像を解像度変換して得られた低レートの画像と、同等の画質で解像度変換することはできない。したがって、MPEG2符号化を用いて同一の低レートの画像に符号化する場合、アスペクト比4:3の画像と比較してアスペクト比16:9の画像の画質劣化が顕著となる。
すなわち、入力画像がアスペクト比4:3の場合、解像度変換が行なえるため、たとえば解像度変換によって1/2にデータを削減して解像度変換後の画像を生成し、符号化によって1/50に圧縮することで1/100の圧縮を行なったストリームを得ることができる。
一方、入力画像がアスペクト比16:9の場合、解像度変換が行なえないため、そのままの解像度の画像を解像度変換後の画像とし、符号化器において1/100に圧縮してストリームを得る。このとき、主に量子化により符号量を削減するため、復号する際にMPEG独特のマクロブロック境界が目立つ劣化の多いストリームが生成されることになる。
また、上述した特許文献1および特許文献2は、いずれもシネマモード(EDTV方式)における画面の上下の黒画素領域をマスクすることによって圧縮効率を高めるものである。しかしながら、ビデオシーケンス内のピクチャには着目しておらず、さらなる圧縮率の向上を図ることができない。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能な画像符号化装置を提供することである。
本発明のある局面に従えば、ビデオ信号を符号化する画像符号化装置であって、画像間の動き予測を行なう動き予測手段と、動き予測手段による動き予測に基づいて、画像をマクロブロック単位で符号化する符号化手段とを含み、画像符号化装置はさらに、イントラ・ピクチャを予測符号化ピクチャに置換し、当該ピクチャ内の有効画像領域をイントラ・マクロブロックとして符号化手段に符号化させ、有効画像領域以外の黒画像領域を予測符号化マクロブロックとして符号化手段に符号化させる制御手段を含む。
制御手段が、イントラ・ピクチャを予測符号化ピクチャに置換し、当該ピクチャ内の有効画像領域をイントラ・マクロブロックとして符号化手段に符号化させ、有効画像領域以外の黒画像領域を予測符号化マクロブロックとして符号化手段に符号化させるので、黒画像領域の符号量を削減することができ、画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能となる。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。この画像符号化装置1は、入力画像の解像度を変換する解像度変換器2と、解像度変換器2によって解像度変換された後の画像データを符号化するビデオ符号化器3と、画像符号化装置1の全体的な制御を行なうCPU(Central Processing Unit)4とを含む。
解像度変換器2は、D1サイズ(720×480(NTSC(National Television System Committee))または720×576(PAL(Phase Alternation by Line)))の画像を入力して解像度変換を行ない、ビデオ符号化に使用する解像度の画像、たとえば2/3 D1サイズや、1/2 D1サイズの画像を生成して出力する。また、解像度を変換せずに、入力画像をそのまま出力することも可能である。
ビデオ符号化器3は、解像度変換器2によって解像度変換された後の画像に対して、マクロブロック単位の符号化処理を行なう。たとえば、1/2D1サイズの画像であれば、22×30MB(NTSC)または22×36MB(PAL)の符号化処理を行なう。
図2は、本発明の第1の実施の形態におけるビデオ符号化器3の構成例を示すブロック図である。このビデオ符号化器3は、ビデオI/F(Interface)11と、動き予測部12と、ループ内処理部13と、可変長符号化部14と、ビットストリームI/F15と、外部メモリI/F16と、全体制御部17と、DSP(Digital Signal Processor)部18と、ホストI/F19とを含む。
ビデオI/F11は、解像度変換器2から出力される解像度変換後のビデオ信号を受け、外部メモリI/F16を介して図示しない外部メモリに格納する。外部メモリは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate-SDRAM)、DDR−II−SDRAM、SRAM(Static RAM)など、転送バンド幅を満たすものであればよい。
動き予測部12は、外部メモリI/F16を介して外部メモリから画像データをMB単位で読出し、動き予測を行なって予測画像を生成する。
ループ内処理部13は、動き予測部12によって求められた動き予測に基づくDCT(Discrete Cosine Transform)、量子化、ジグザグ・スキャン、IDCT(Inverse Discrete Cosine Transform)、逆量子化などの処理を行なう。このループ内処理部13は、機能毎のブロックに分割されてもよい。
可変長符号化部14は、ループ内処理部13によって量子化された後の画像データを可変長符号化する。ビットストリームI/F15は、可変長符号化部14によって可変長符号化された後のビットストリームを外部に出力する。
全体制御部17は、動き予測部12、ループ内処理部13、可変長符号化部14などを制御して、ビデオ信号の符号化の全体的な制御を行なう。
DSP部18は、ループ内処理部13を制御して符号量制御を行なったり、量子化値の設定などを行なったりする。ホストI/F19は、CPU4との間で通信を行ない、ビデオ符号化器3の制御のためのデータを入力したりする。
なお、図2においては画像の符号化に関する部分のみを記載しているが、オーディオの処理部が含まれていてもよい。
図3は、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置1の処理を説明するための図である。図3(a)は、第1の実施の形態における画像符号化装置1の処理を示しており、解像度変換部2はアスペクト比16:9の入力画像(D1)21をそのままビデオ符号化器3に出力する。ビデオ符号化器3に入力される画像データ22は、上下に黒画像領域をそれぞれ1/10ずつ含んでいる。
通常、画像データ22に含まれる黒画像領域はアナログ信号によって入力されるため、黒画像領域とは言えデータのばらつきを有している。ビデオ符号化器3は、このようなばらつきを微妙な質感として伝えようとするため、量子化値を比較的小さめに設定し、余計な符号が生成されることになる。
本実施の形態において、DSP部18がループ内処理部13に量子化値を設定する際、アスペクト比16:9の画像であれば上下1/10の黒画像領域に対して量子化値を大きめに設定し、アナログ信号の揺らぎに伴う黒の画素値の振れを抑制し、一律の黒の画素値が得られるように制御する。
このような制御により、画像データ22全体の4/5に相当する有効画像領域に最大の符号量を与えることができる。すなわち、有効画像領域を1/80に圧縮しつつも、ビデオストリーム23全体としては1/100に圧縮することができ、劣化が少ないビデオストリーム23を生成することができる。
一方、図3(b)は、従来の画像符号化処理を示しており、アスペクト比16:9の入力画像24が解像度変換されずにそのままビデオ符号化器に入力される。そして、上下に1/10ずつ黒画像領域を含む画像データ25が符号化され、画像全体として1/100に圧縮される。その結果、劣化が多いビデオストリーム26が生成されることになる。
なお、解像度変換器2は、アスペクト比16:9の画像の有効領域に対して、たとえば水平サイズ1/2相当のフィルタを適用して帯域を絞り、符号化時の符号量を小さくするようにしてもよい。同様に、アスペクト比16:9の画像の有効領域に対して、たとえば垂直サイズ1/2相当のフィルタを適用して帯域を絞り、符号化時の符号量を小さくするようにしてもよい。
図4は、本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置による符号化処理とアスペクト比4:3の画像の符号化処理との比較を説明するための図である。図4(a)は、第1の実施の形態における画像符号化装置1の処理を示しており、アスペクト比16:9の入力画像31がそのままビデオ符号化器3に入力され、画像データ32全体の4/5に相当する有効画像領域に最大の符号量が与えられ、1/16に圧縮される。その結果、ビデオストリーム33全体としては1/20に圧縮することができ、劣化が少ないビデオストリーム33を生成することができる。
一方、図4(b)は、アスペクト比4:3の画像の符号化処理を示しており、入力画像34が解像度変換されずにそのままビデオ符号化器に入力される。そして、画像データ35が符号化され、画像全体として1/20に圧縮される。その結果、劣化が多いビデオストリーム36が生成されることになる。
以上説明したように、本実施の形態における画像符号化装置によれば、アスペクト比16:9の画像を符号化する際、上下の1/10の黒画像領域に対して最小のビット量を割当て、全体の4/5の有効画像領域に最大の符号量を割当てるようにしたので、アスペクト比4:3の画像を同一の圧縮率で圧縮した場合と比較して、より品質の高い画像を提供することが可能となった。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態における画像符号化装置は、図1に示す第1の実施の形態における画像符号化装置と比較して、解像度変換器2の内部構成が異なる点のみが異なる。したがって、重複する構成および機能の説明は繰返さない。
図5は、本発明の第2の実施の形態における解像度変換器2の内部構成を示すブロック図である。この解像度変換器2は、解像度変換部41と、有効範囲指定レジスタ42と、画素位置生成器43と、黒マスク生成器44と、有効範囲判定器45と、出力選択部46とを含む。
有効範囲指定レジスタ42は、CPU4によって有効範囲が指定されるレジスタであり、有効画像範囲が設定される。たとえば、アスペクト比16:9の画像(NTSC)であれば、上端から60ラインが黒画素であり、続く360ラインが有効な画素であり、残り下端までの60ラインが黒画素であることが設定される。
画素位置生成器43は、解像度変換部41から出力される画像の画素位置に関する情報を生成し、黒マスク生成器44および有効範囲判定器45に出力する。黒マスク生成器44は、画素位置生成器43から出力される画素位置に応じて黒マスク値(固定値)を生成し、出力選択部46に出力する。
有効範囲判定器45は、有効範囲指定レジスタ42に設定された有効範囲と、画素位置生成器43から出力される画素位置とを比較し、画素が有効画像範囲内であるか否かを判定する。
出力選択部46は、有効範囲判定器45によって有効画像範囲内であると判定された場合、解像度変換部41からの出力を選択して解像度変換後画像として出力する。また、出力選択部46は、有効範囲判定器45によって有効画像範囲外であると判定された場合、黒マスク生成器44から出力される黒マスク値を選択して解像度変換後画像として出力する。
このように、ばらつきのある黒領域のアナログ信号を黒マスク値に置換することにより、ばらつきのない黒画像とすることができる。その結果、ビデオ符号化器3における符号化の際に、黒画像を最小ビット量に抑えることができる。たとえば、量子化値が最小の1の場合、I(イントラ)ピクチャでは1405bit/MB−lineとなるが、P(予測符号化)ピクチャでは30bit/MB−lineの符号量に抑えることができる。
以上説明したように、本実施の形態における画像符号化装置によれば、有効範囲判定器45によって黒領域であると判定された場合、出力選択部46は黒領域の画素に対して黒マスク生成器44から出力される黒マスク値を選択して出力するようにしたので、黒画像を最小ビット量に抑えることができ、有効画像領域に対して最大の符号量を割当てることができ、第1の実施の形態において説明したのと同様に、より品質の高い画像を提供することが可能となった。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態における画像符号化装置は、図1および図2に示す第1の実施の形態における画像符号化装置の構成例と同様である。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さない。
図6は、本発明の第3の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスを説明するための図である。図6(a)は、通常のシーケンスを示しており、Bピクチャの間にIピクチャ51〜54が挿入されている。Iピクチャは、誤差の蓄積による画質の劣化を抑制するために、周期的に挿入されている。
図6(b)は、第3の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスを示しており、図6(a)に示すIピクチャ52および53をPピクチャ56および57に置換する。図6(a)に示すIピクチャ51および54は、そのままIピクチャ55および58として処理される。
図6(c)は、Pピクチャ56および57の構成を示しており、上下の1/10に相当する黒画像をP−MBとして処理し、有効画像領域をI−MBとして処理する。1MB−line分の符号量は、Iピクチャであれば1405bit/MB−lineであり、Pピクチャであれば30bit/MB−lineである。したがって、Iピクチャとして処理する場合と比較して、黒画像の符号量を削減することができる。一方、有効画像領域に対してはI−MBとして処理するので、画質の劣化はない。
図7は、本発明の第3の実施の形態におけるDSP部18の処理手順を説明するためのフローチャートである。まず、符号化する画像がIピクチャであるか否かを判定する(S11)。符号化する画像がIピクチャでなければ(S11,No)、符号化処理を制御して通常の圧縮処理を行なわせて(S13)、処理を終了する。
また、符号化する画像がIピクチャであれば(S11,Yes)、Pピクチャに置換する画像であるか否かを判定する(S12)。Pピクチャに置換する画像でなければ(S12,No)、符号化処理を制御して通常の圧縮処理を行なわせて(S13)、処理を終了する。
また、Pピクチャに置換する画像であれば(S12,Yes)、処理すべきMBが有効画像領域内であるか否かを判定する(S14)。処理すべきMBが有効画像領域内であれば(S14,Yes)、符号化処理を制御して当該MBをI−MBとして処理させる(S15)。
また、処理すべきMBが有効画像領域外、すなわち黒画像であれば(S14,No)、符号化処理を制御して当該MBをP−MBとして処理させる(S16)。
最後に、全てのMBを処理したか否かを判定する(S17)。まだ処理していないMBがあれば(S17,No)、ステップS14に戻って以降の処理を繰返す。また、全てのMBを処理していれば(S17,Yes)、処理を終了する。
このように、上下あわせて6MB−line分の黒画像領域をP−MBとして処理できるので、1フレーム当たり8Kbitの符号を削減することができる。なお、有効画像領域についてはI−MBとして処理するので、画質の劣化は起こらない。
なお、本実施の形態においては、上述の処理をDSP部18によって行なうとして説明したが、CPU4がホストI/F19を介してビデオ符号化器3を制御するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態における画像符号化装置によれば、IピクチャをPピクチャに置換し、有効画像領域内のMBをI−MBとして処理し、黒画像領域内のMBをP−MBとして処理するようにしたので、黒画像領域の符号量を削減することができ、画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能となった。
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態における画像符号化装置は、図1および図2に示す第1の実施の形態における画像符号化装置の構成例と同様である。したがって、重複する構成および機能の詳細な説明は繰返さない。
図8は、本発明の第4の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスを説明するための図である。図6(b)に示す第3の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスと同様に、Iピクチャ52および53をPピクチャ56および57に置換する。ただし、本実施の形態においては、f−codeおよび動きベクトルを含んだベクタ情報を制御する。
f−codeは、時間的に離れた画像から予測する場合に、予測のフレーム間隔を表わすコードであり、2の累乗で表わされる。Pピクチャにおける上下の黒領域では、動きベクトルを(0,0)とし、f−codeを最小とする。有効画像領域においては、I−MBとして処理するため、ベクタ情報は含まれない。
本発明の第4の実施の形態における画像符号化装置の処理手順は、図7に示す第3の実施の形態における画像符号化装置の処理手順と同様である。ただし、ステップS16において黒画像領域のMBをP−MBとして処理する際、動きベクトルを(0,0)とし、f−codeを最小とする。
なお、本実施の形態においては、上述の処理をDSP部18によって行なうとして説明したが、CPU4がホストI/F19を介してビデオ符号化器3を制御するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態における画像符号化装置によれば、IピクチャをPピクチャに置換し、有効画像領域内のMBをI−MBとして処理し、黒画像領域内のMBをP−MBとして処理する際に、f−codeを最小とし、動きベクトルを(0,0)とするようにしたので、黒画像領域の動きベクタ情報を最小限に抑えることができ、符号量を削減することができるので、画質の劣化を抑えつつも符号量を削減することが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態におけるビデオ符号化器3の構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置1の処理を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態における画像符号化装置による符号化処理とアスペクト比4:3の画像の符号化処理との比較を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態における解像度変換器2の内部構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスを説明するための図である。 本発明の第3の実施の形態におけるDSP部18の処理手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における画像符号化装置のシーケンスを説明するための図である。
符号の説明
1 画像符号化装置、2 解像度変換器、3 ビデオ符号化器、4 CPU、11 ビデオI/F、12 動き予測部、13 ループ内処理部、14 可変長符号化部、15 ビットストリームI/F、16 外部メモリI/F、17 全体制御部、18 DSP部、19 ホストI/F、41 解像度変換部、42 有効範囲指定レジスタ、43 画素位置生成器、44 黒マスク生成器、45 有効範囲判定器、46 出力選択部。

Claims (5)

  1. ビデオ信号を符号化する画像符号化装置であって、
    画像間の動き予測を行なう動き予測手段と、
    前記動き予測手段による動き予測に基づいて、画像をマクロブロック単位で符号化する符号化手段とを含み、
    前記画像符号化装置はさらに、イントラ・ピクチャを予測符号化ピクチャに置換し、当該ピクチャ内の有効画像領域をイントラ・マクロブロックとして前記符号化手段に符号化させ、前記有効画像領域以外の黒画像領域を予測符号化マクロブロックとして前記符号化手段に符号化させる制御手段を含む、画像符号化装置。
  2. 前記制御手段は、前記黒画像領域のエフ・コードを最小値とし、動きベクトルを(0,0)とする、請求項1記載の画像符号化装置。
  3. 前記制御手段は、前記黒画像領域に対して前記有効画像領域よりも大きな量子化値を設定する、請求項1または2記載の画像符号化装置。
  4. 前記画像符号化装置はさらに、前記黒画像領域を判別して固定値である黒マスク値を前記符号化手段に与える黒マスク手段を含む、請求項1または2記載の画像符号化装置。
  5. 前記画像は、アスペクト比が16:9の画像である、請求項1〜4のいずれかに記載の画像符号化装置。
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