JP2007184355A - 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ - Google Patents

半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ Download PDF

Info

Publication number
JP2007184355A
JP2007184355A JP2006000586A JP2006000586A JP2007184355A JP 2007184355 A JP2007184355 A JP 2007184355A JP 2006000586 A JP2006000586 A JP 2006000586A JP 2006000586 A JP2006000586 A JP 2006000586A JP 2007184355 A JP2007184355 A JP 2007184355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
scribe line
photoelectric conversion
region
line region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006000586A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunobu Kouchi
哲伸 光地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006000586A priority Critical patent/JP2007184355A/ja
Publication of JP2007184355A publication Critical patent/JP2007184355A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Dicing (AREA)

Abstract

【課題】パッド部開口のためのエッチング除去工程と同一の工程でスクライブライン領域に沿ってエッチング除去を行なってもパッド部でのワイヤボンディング強度を確保でき、エッチング除去したパッド部の化合物の再付着を抑制して外観不良を低減する。
【解決手段】半導体装置は、半導体基板1201中に複数の半導体装置領域1102が形成され、各半導体装置領域1102の分割ライン領域であるスクライブライン領域1205に沿ってダイシングされる。このスクライブライン領域1205上の少なくとも一部には、スクライブライン領域1205を横切ってポリシリコン膜101が形成されている。半導体装置領域1102内には、MOSトランジスタが配置され、MOSトランジスタのゲート電極1207とポリシリコン膜101がともに半導体基板1102から同一のゲート絶縁膜を介して配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサに係り、特に光電変換装置を複数列状に配置してなるマルチチップ型イメージセンサや密着型イメージセンサに関する。
従来、半導体基板上には半導体製造プロセスを経て、複数の半導体装置領域が形成され、半導体装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングブレードによりダイシングを行い、半導体装置に分割される。例えば、特許文献1にその構造が開示されている。
図1は、ダイシング前の半導体装置領域が形成された半導体基板を構成している半導体ウエハ1101を示す。この半導体ウエハ1101には、複数の半導体装置領域1102と、その各半導体装置領域1102を区画するスクライブライン領域1205が設けられている。図1のA−A’断面図を図13に示す。
図13において、1201は半導体基板、1202、1203は層間絶縁膜、1204はパッシベーション膜である。1206は半導体装置領域1102に設けられたトランジスタのソース、ドレイン領域、1207は半導体装置領域1102内の半導体基板1201上にゲート絶縁膜を介して形成されたトランジスタのゲート電極である。1208はソース、ドレイン領域1207からの引出配線、1209は引出配線と接続する第2の配線層である。1210は半導体装置のパッド部である。
図14(a)〜(e)を用いて、上記構造の製造方法を説明する。
まず、図14(a)に示す工程において、たとえばシリコンからなる半導体基板1201を用意する。
次に、図14(b)に示す工程において、半導体基板1201上にシリコンの熱酸化等でゲート絶縁膜を形成する。そして、その上にCVD(Chemical Vapor Deposition)等で堆積したポリシリコン膜をフォトリソグラフィ技術でパターニングしてゲート電極1207を形成する。さらに半導体基板1201中にイオン注入で不純物を注入することでソース、ドレイン領域1206を形成して半導体装置領域にトランジスタを形成する。
次に、図14(c)に示す工程において、SiOなどの層間絶縁膜1202をCVD等で堆積して、その層間絶縁膜1202にトランジスタを接続するためのコンタクトホールをエッチングにより形成する。そして、そのコンタクトホールの中にタングステン等の導電性の材料をCVDで堆積して埋め込む。さらに、その上にAl、Cu等の金属膜をスパッタ等で堆積し、それをフォトリソグラフィ技術でパターニングして引出配線1208を形成する。この工程においては、近年では、CMP(Chemical Mechanical Polishing)技術を用いて層間絶縁膜1202の表面を平坦化した後に微細なコンタクトホールを形成する技術もよく用いられている。引き続き同様の工程で、層間絶縁膜1203、第2の配線層1209を形成した後に、CVD等でSiNやSiONなどのパッシベーション膜1204を堆積する。
次に、図14(d)に示す工程において、パッシベーション膜1204をフォトリソグラフィ技術でパターニングして第2の配線層1209の上でエッチング除去し、パッド部1210を形成する。この時、同時にスクライブライン領域1205の層間絶縁膜1202、1203、パッシベーション膜1204を同じくフォトリソグラフィ技術でパターニングしてエッチング除去する。
そして、図14(e)に示す工程において、スクライブライン領域1205に沿ってダイシングブレード1211によりダイシングを行い、それぞれの半導体装置に分割する。この時、スクライブライン領域1205にSiOやSiN、SiONなどの膜が堆積したままであると、それらの膜を切り込むことでダイシングブレード1211が徐々に目詰まりをおこす。そして、ついには半導体装置の端部でチッピング(半導体基板の欠け)が生じる。そこで、このようなことが生じないようにするために、図14(d)の工程に示したように層間絶縁膜1202、1203、パッシベーション膜1204をあらかじめエッチング除去している。
特開平5−3249号公報
前述した従来技術では、パッド1210は、パッシベーション膜1204をエッチング除去すればよい。これに対し、スクライブライン領域部1205は、層間絶縁膜1202、1203、及びパッシベーション膜1204の3層の膜厚分をエッチング除去しなければならない。従って、パッシベーション膜1204のエッチングが終了し、パッド部1210の表面が露出した後もスクライブライン領域部1205の層間絶縁膜1202、1203が除去されるまでエッチング処理を続ける必要がある。その結果、パッド部1210のALやCuなどの金属とSiOなどの絶縁膜とでは、一般にエッチング速度に差があるものの、スクライブライン領域部1205をエッチングし終わった時点でパッド部1210の膜厚が減少してしまう。これにより、ワイヤのボンディング強度が低下するという問題が生じていた。また、過剰に削られたパッド部1210のALやCuがエッチングガス成分と化合してパッシベーション膜1204表面に再付着して外観上の異物となっていた。特に、光を検出するイメージセンサなどの半導体装置の場合は、この異物が受光部に再付着した場合、光を遮ってしまうので所望の出力が得られず大きな問題となっていた。
また、配線微細化のために前述のCMP技術を用いると、層間絶縁膜1202、1203の膜厚は下地に配線層がない領域(たとえばスクライブライン領域1205)ほど厚くなる。そのためにパッド部1210とスクライブライン領域1205とでエッチング除去しなければならない層間絶縁膜の膜厚差は、ますます大きくなるので、上記問題点がより顕著となっていた。
また、上記課題を軽減するため、スクライブライン領域1205をパッド部1210のエッチング工程とは別の工程でエッチングすることも提案されている。しかし、この場合には、新たにフォトリソグラフィ工程およびエッチング工程が必要となるため、半導体プロセス工程が複雑で長く高価になるという問題点があった。
本発明は、パッド部開口のためのエッチング除去工程と同一の工程でエッチング除去を行なってもパッド部でのワイヤボンディング強度を確保でき、エッチング除去したパッド部の化合物の再付着を抑制して外観不良を低減することを目的とする。
また、本発明は、光電変換装置において、外観不良による光特性悪化を抑制し、受光部へ迷光および漏れこみキャリアを防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る半導体装置は、半導体基板中に複数の半導体装置領域が形成され、各装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる。この半導体装置において、前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜が形成されている。こうすることで、スクライブライン領域上の層間絶縁膜の膜厚が薄くなる。
また、本発明に係る光電変換装置は、半導体基板中に複数の光電変換装置領域が形成され、各光電変換装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる。この光電変換装置において、前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜が形成されている。
本発明によれば、パッド部開口のためのエッチング除去工程と同一の工程でスクライブライン領域上の層間絶縁膜およびパッシベーション膜をエッチング除去を行なっても、パッド部でのワイヤボンディング強度が確保できる。また、エッチング除去したパッド部のALやCuなどの化合物の再付着を抑制することができ、これによる外観不良を低減できる。さらに本発明を光電変換装置に適用した場合は、端部受光部への偽信号の混入、および迷光を抑制する効果が得られる。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
まず、図1〜図4を参照して、本発明の第1の実施形態による半導体装置を説明する。なお、前述した図13と同一部材は同一符号を付してある。
本実施形態は、前述した図1に示す半導体ウエハ1101中に複数の半導体装置領域1102が形成され、各半導体装置領域1102の分割ライン領域であるスクライブライン領域1205に沿ってダイシングされる半導体装置に適用したものである。
図2は、ダイシング前の半導体装置の断面図(図1のA−A’断面図)であり、隣接する2つの半導体装置の境界部および境界部の間に位置するスクライブライン領域を示している。
図2において、1201は半導体基板、1202、1203は層間絶縁膜、1204はパッシベーション膜、1205はスクライブライン領域である。1206は半導体装置領域1102に設けられたトランジスタのソース、ドレイン領域、1207は半導体装置領域1102内の半導体基板1201上にゲート絶縁膜を介して形成されたトランジスタのゲート電極である。1208はソース、ドレイン領域1207からの引出配線、1209は引出配線と接続する第2の配線層である。1210は半導体装置のパッド部である。これらの構成は、前述した図13と同様である。
図2において、101はトランジスタのゲート電極1207の形成と同一工程で形成されたポリシリコン膜である。ポリシリコン膜101は、組成的にシリコン半導体基板1201と類似しているので、ブレードの目詰まりを起こすことなく良好なダイシングを行なうことができる。ポリシリコン膜101と半導体基板1201の間には、SiOなどのゲート絶縁膜が存在する。ただし、近年のトランジスタにおいてはその膜厚はおよそ200Å以下であるのでダイシング特性にはなんら影響をあたえない。
図3は、ダイシング後の半導体装置の断面図である。ポリシリコン膜101の幅は、ダイシングブレード1211が確実にポリシリコン膜101上をダイシングするように、ダイシングブレード1211の幅より広く設けておくことがさらに望ましい。なお、スクライブライン領域1205には、できるだけポリシリコン膜101を配置しておくことが望ましい。とくに、スクライブライン領域1205の全面にポリシリコン膜101を配置すればさらに良い。
次に、図4(a)〜(e)を用いて、本実施形態による半導体装置の製造方法を説明する。
まず、図4(a)に示す工程において、たとえばシリコンからなる半導体基板1201を用意する。
次に、図4(b)に示す工程において、半導体基板1201上にシリコンの熱酸化等でゲート絶縁膜を形成する。そして、その上にCVD等で堆積したポリシリコン膜をフォトリソグラフィ技術でパターニングしてゲート電極1207を形成する。このとき、ゲート電極1207の形成と同一工程でスクライブライン領域1205にもフォトリソグラフィ技術でパターニングしてポリシリコン膜101を形成する。さらに半導体基板1201中にイオン注入で不純物を注入することで半導体装置領域にソース、ドレイン領域1206を形成してトランジスタを形成する。
次に、図4(c)に示す工程において、SiOなどの層間絶縁膜1202をCVD等で堆積して、その層間絶縁膜1202にトランジスタを接続するためのコンタクトホールをエッチングにより形成する。そして、そのコンタクトホールの中にタングステン等の導電性の材料をCVDで堆積して埋め込む。さらに、その上にAl、Cu等の金属膜をスパッタ等で堆積し、それをフォトリソグラフィ技術でパターニングして引出配線1208を形成する。この工程においては、近年では、CMP技術を用いて層間絶縁膜1202の表面を平坦化した後に微細なコンタクトホールを形成する技術を用いてもよい。同様の工程で、層間絶縁膜1203、第2の配線層1209を形成した後に、CVD等でSiNやSiONなどのパッシベーション膜1204を堆積する。
次に、図4(d)に示す工程において、パッシベーション膜1204をフォトリソグラフィ技術でパターニングして第2の配線層1209の上でエッチング除去し、パッド部1210を形成する。この時、同時にスクライブライン領域部1205の層間絶縁膜1202、1203、パッシベーション膜1204を同じくフォトリソグラフィ技術でパターニングしてエッチング除去する。
そして、図4(e)に示す工程において、スクライブライン領域1205に沿ってダイシングブレード1211によりダイシングを行い、それぞれの半導体装置に分割する。
従って、本実施形態によれば、パッド部1210開口のためのエッチング除去工程と同一の工程でポリシリコン膜101をスクライブライン領域1205に形成している。このため、スクライブライン領域1205でエッチング除去しなければならない層間絶縁膜1202の膜厚を薄くできる。これにより、パッド部1210の膜厚減少を抑制することができ、これによるボンディング強度の低下、パッド部1210のALやCuの化合物が再付着することによる外観不良を抑制することができる。この効果は、とくに半導体装置を光電変換装置(光検出半導体装置)に適用した場合に最大限に発揮させることができる。この場合には、特に光検出半導体装置の光特性不良を抑制することができる。
[第2の実施形態]
次に、図5〜図11を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。
本実施形態の半導体装置は、光電変換装置として構成され、特にマルチチップ型イメージセンサに用いられる光電変換装置として用いられるものである。ただし、チップ端部近傍まで光電変換装置の受光部を配置することが求められるものであれば、マルチチップ型イメージセンサ以外の用途にも、本実施形態の構成を用いることができる。
図5に本実施形態の光電変換装置の等価回路図を示す。
図5において、光電変換装置である2つのイメージセンサ装置1a、1bがマルチ実装されている。各イメージセンサ装置1a、1bの信号入力側には、各々を駆動するためのクロックCLK、及びスタートパルスSPの各信号線が共通接続されている。また、両イメージセンサ装置1aの信号出力側には、各々の画像信号SA、SC用の信号出力Voutの信号線が共通接続されている。さらに、イメージセンサ装置1aの信号入力側には、スタート信号SIの信号線が、またイメージセンサ装置1aの信号入力側には、イメージセンサ装置1aから供給されるスタート信号SBの信号線がそれぞれ接続されている。
各イメージセンサ装置1a、1bは、Nビットの遅延手段(Nビットプレシフトレジスタ)2a、2bと、Kビットのシフトレジスタ3a、3bと、Kビットの受光素子アレイ4a、4bとを有している。また、タイミング発生回路5a、5bと、信号出力アンプ6a、6bとを有している。
イメージセンサ装置1aは、スタート信号SIを入力すると、遅延手段2aを介してNビット遅延させた動作タイミングで、シフトレジスタ3aの動作を開始し、受光素子アレイ4aから画像信号SAを出力する。このとき、画像信号SAのビット読み出し終了時よりNビット前(K−Nビット)時の信号を、シフトレジスタ3aの最終レジスタの手前Nビット部分から次装置であるイメージセンサ装置1bのスタート信号SBとして出力する。
イメージセンサ装置1bは、スタート信号SBを入力すると、遅延手段2bを介してNビット遅延させた動作タイミングで、シフトレジスタ3bの動作を開始し、受光素子アレイ4bから画像信号SCを出力する。
タイミング発生回路5a、5bは、クロック信号CLKとスタートパルス信号SPにより駆動される。このタイミング発生回路5a、5bは、受光素子アレイ4a、4bを駆動するパルスと、シフトレジスタ3a、3bを駆動するパルスφ1,φ2とを生成する。パルスφ1は駆動線7a、7bに出力され、パルスφ2は駆動線8a、8bに出力される。スタートパルス信号SPが各イメージセンサ装置1a、1bに共通に接続されているのは、各イメージセンサ装置1a、1bの動作開始の同期をとるためである。
信号出力アンプ6a、6bは、シフトレジスタ3a、3bのシフト信号によってオン/オフするスイッチを介して受光素子アレイ4a、4bから1本の信号出力線に読み出される画像信号SA、SCを増幅する。増幅された画像信号SA、SCは、タイミング発生回路5a、5bの制御信号によって信号出力Voutとして出力される。信号出力アンプ6a、6b内には、定電流回路が備えられる。これにより、各々のスタート信号SI、SBの入力と同時に電源供給を開始し、スタート信号SI、SBからNビット目のクロック信号入力時に定常の増幅動作を行うようになっている。
図6は、クロックCLKに対するシフトレジスタ3の駆動パルスφ1、φ2のタイミングチャートである。なお、図6は、図5におけるNビットの遅延手段2a、2bを4ビット(N=4)とした場合のタイミングである。従って、シフトレジスタ3a、3bは、各々に供給されるスタート信号SI、SBから4ビット遅延して、最初のシフトレジスタ3a、3bの動作を開始する。
ここで、図6に示すように、駆動パルスφ1は、クロックCLKのハイレベルに同期したパルスとなり、駆動パルスφ2は、クロックCLKのローレベルに同期したパルスとなる。信号出力Voutは、φ1、φ2に同期して取り出される。従って、シフトレジスタ3aの1ビット目が駆動パルスφ1に対応する場合、奇数ビットは駆動パルスφ1に同期の信号出力となり、偶数ビットは駆動パルスφ2に同期の信号出力となる。
図6中のSAはイメージセンサ装置1aの画像信号の信号出力、同図のSCはイメージセンサ装置1bの画像信号の信号出力であり、Voutは全体の信号出力である。また、イメージセンサ装置1aは、最終ビットの4ビット前の信号を次のイメージセンサ装置1bのスタート信号SBとして出力している。こうしてマルチチップ型イメージセンサとして、例えば大きな原稿の画像でも直接読み出すことが可能となり、装置間の読み出し休息時間や信号出力レベルの差異をなくすことができる。
図7は、図5における4画素の受光素子アレイ4と、4画素分を駆動するシフトレジスタ3との等価回路である。このうち、受光素子アレイ4を構成する各々の受光素子(画素)a1〜d1は、光電変換素子となるフォトダイオードPDa〜PDdを有する。また、読み出しトランジスタM1a〜M1d、信号転送トランジスタM2a〜M2d、MOSソースフォロワ(増幅トランジスタ)M3a〜M3dを有する。さらに、フォトダイオードPDa〜PDdをリセットする手段であるリセットトランジスタM4a〜M4dを有する。またさらに、ソースフォロワ回路の定電流負荷CSa〜CSdと、一時的に電荷を蓄積する蓄積容量CAPa〜CAPdとを有する。同図において、14は共通信号線、15は共通信号線14のリセットトランジスタである。
図7に示す各受光素子a1〜d1において、フォトダイオードPDa〜PDdにて光電変換により生成した光キャリアは、MOSソースフォロワM3a〜M3dで電荷電圧変換される。そして、その信号が、信号転送トランジスタM2a〜M2dを介して信号転送パルスφTにて全画素一括で蓄積容量CAPa〜CAPdに転送される。続いて、蓄積容量CAPa〜CAPdに転送された信号電圧は、シフトレジスタ3から出力される読み出しパルスφa1〜φd1によって読み出しトランジスタM1a〜M1dを順次オン状態にすることにより、共通信号線14に読み出される。その信号が信号出力アンプ6で増幅されて外部に読み出される。なお、フォトダイオードPDa〜PDdは、リセットパルスφRによってリセットトランジスタM4a〜M4dを介してリセットされる。
図8は、図7におけるフォトダイオード部(受光部)PD、ソースフォロワMOSトランジスタM3、及びリセットトランジスタM4を含む受光素子の装置端部の一部レイアウトを示す平面図である。721はスクライブライン領域である。
図9は、図8におけるB−B’部の断面概略図、図10は、図8におけるC−C’部の断面概略図である。
図8〜図10において、700はN型半導体基板(N)、701はN型埋め込み層(N)、702はN型エピタキシャル層(N)である。光電変換装置の受光部となるフォトダイオード部PDのエピタキシャル層702の表面部には、P型領域(P)703、N型領域(N)704が形成されており、また、受光部周囲にはN型バリア領域(N)705を有している。706はシリコンの熱酸化等で形成された素子分離絶縁膜、707、708は層間絶縁膜、709はパッシベーション膜である。710は、フォトダイオード部PDのP型領域703と、ソースフォロワMOSトランジスタM3のゲートと、リセットトランジスタM4のドレインとを接続する配線層、711は遮光層を兼ねた第2の配線層である。714は、MOSトランジスタM3のゲート形成と同一工程で形成されたスクライブライン領域721のポリシリコン膜である。
図10において、712はPMOSで構成したソースフォロワMOSトランジスタM3のゲート電極である。713はソースフォロワMOSトランジスタのソース、ドレインであるP型領域である。715はN型のウエル領域である。
この構成において、第2の配線層711上のパッシベーション膜709の一部をエッチング除去することにより、パッド部(非図示)を形成している。本実施形態でも、第1の実施形態と同様に、このパッシベーション膜709のエッチング除去工程でスクライブライン領域721のパッシベーション膜709、および層間絶縁膜707、708をエッチング除去する。
従って、本実施形態でも、第1の実施形態と同様にスクライブライン領域721でエッチング除去しなければならない層間絶縁膜707の膜厚を薄くできるので、ボンディング強度の低下、および外観不良を抑制することができる。特に本実施形態においては、受光部となるフォトダイオード部にALやCuなどの化合物が再付着すると受光する光量が変化してしまい正確な検出ができなくなるという大きな問題が生じるので、本発明の効果をより有効に発揮させることができる。
また、受光部が装置端部近傍まで配置されている場合には、本実施形態のように端部にN型バリア領域705が配置されていても、次のようなことが生じる。すなわち、スクライブライン領域721に入射した光により発生した光キャリヤの一部がN型バリア領域を乗り越えて端部の受光部に漏れ込むことがある。そうすると、これが原因で、偽信号が発生したり、斜め入射の光が直接端部の受光部に漏れこみ迷光となったりする。これに対し、本実施形態のようにスクライブライン領域にポリシリコン膜714を設けると、ポリシリコン膜が可視光に対する透過率が低いので遮光層としても機能する。このため、上記効果に加え、スクライブライン領域での光キャリア発生を抑制し、端部受光部での偽信号の混入を低減し、端部受光部への迷光を防止するといった本実施形態に特有の新たな効果も得られる。
また、ダイシングを行なう前のウエハ形態では、受光部に比してスクライブライン領域の面積が大きい。このため、スクライブライン領域で発生した光キャリアに起因する偽信号や、迷光の端部受光部への漏れこみが、ウエハ状態での電気工学的検査に大きな影響を与えている。これに対して、本実施形態の構造を適用することで精度の良い検査も可能となる。
図11は、ダイシング後のB−B’断面図である。ダイシング後の端面にも、ポリシリコン膜714を残すことで、端面に残ったスクライブライン領域721での偽信号の発生の抑制、迷光の防止といった効果が得られるものである。
また、ポリシリコン膜714は、一般に導電性であるために、N型エピタキシャル層702との間にゲート絶縁膜を介して容量素子を構成する。例えば、光電変換装置を動作させるのに必要なクロックCLK等がスクライブライン領域721近傍に敷設されている場合を考える。この場合、その電位変化は容量結合でポリシリコン層714に伝わり、ポリシリコン層714に電位変動を引き起こす。ポリシリコン層714の電位変動は、上記寄生の容量素子を介してN型エピタキシャル層702に伝わり、エピタキシャル層702の電位を変動させる。N型エピタキシャル層702の電位が変動すると、フォトダイオードの基準電圧が変動し光電変換特性に悪影響を及ぼす。このため、このようなクロックフィードスルーの伝播経路を遮断するために、ポリシリコン層714は半導体装置の平面上のいずれかの部位で電位を固定することがより望ましい。
[第3の実施形態]
次に、図12を参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。
本実施形態の半導体装置も、光電変換装置として構成され、特にマルチチップ型イメージセンサに用いられる光電変換装置として用いられるものである。ただし、装置端部近傍まで光電変換装置の受光部を配置することが求められるものであれば、マルチチップ型イメージセンサ以外の用途にも本実施形態の構成を用いることができる。なお、本実施形態は、第2の実施形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略する。
図12に本実施形態の光電変換装置の断面図(図8のB−B’断面図)を示す。隣接する2つの光電変換装置の境界部および境界部の間に位置するスクライブライン領域721を示している。同図において、1001はP型領域である。
P型領域1001は、P型MOSトランジスタのソース、ドレイン領域を形成するのと同一工程で容易に形成することができる。このP型領域1001とN型エピタキシャル層702との間にはPN接合が形成される。こうすることで、仮にスクライブライン領域721で光キャリアが発生しても、その光キャリアが端部の受光部に到達する前に前記PN接合の空乏層にトラップされる。これにより、キャリアが受光部に到達して偽信号になるのを防止することができる。
従って、本実施形態によれば、スクライブライン領域721にポリシリコン膜714を形成している。そして、一般的なP型MOSトランジスタのソース、ドレイン形成法と同様にポリシリコン膜714の形成後にセルフアラインのイオン注入でP型領域1001を形成している。こうすることで、格別プロセス工程を追加することなく、位置精度も良くP型領域1001を形成することができる。
なお、トラップ効果を大きくするためにスクライブライン領域全面にP型領域を形成することも考えられる。しかし、その場合にはPN接合部をダイシングすることになり、ダイシング後の端面にPN接合部が露出することになる。ダイシングした端面は、シリコンの結晶が乱れているために暗電流が生じやすい。この暗電流は、露出したPN接合の空乏層に逆に蓄積して端部の受光部への暗電荷供給源となってしまう。そのため、端部にPN接合を作りこむ時は接合部がダイシングする部分にかからないようにする必要がある。これに対し、本実施形態のようにスクライブライン領域に設けられたポリシリコン膜714にセルフアラインでP型領域1001を形成することで、上記の問題が起こらない最適な位置に精度良くP型領域714を形成することができる。
[変形例]
なお、半導体装置の中でも主にロジック回路を形成する半導体装置においては、ポリシリコン膜を2層用いて容量素子を形成してAD変換回路などを構成する場合がある。この場合もスクライブライン領域に2層のポリシリコン膜を形成することで第1の実施態様と同様の効果が得られるものである。
上記第2、第3の実施形態は、ホール蓄積型のフォトダイオード、NMOSトランジスタを用いたリセットトランジスタ、転送トランジスタで構成された光電変換装置を例にとり説明したが、本発明は勿論この構成に限るものではない。電子蓄積型のフォトダイオードを用いた場合や、PMOSトランジスタやCMOSでリセットトランジスタ、転送トランジスタを構成した場合にも、加算される信号の極性が異なるだけで同様の効果が得られることはいうまでもない。
また、上記第2、第3実施形態は、スクライブライン領域がN型エピタキシャル層である場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限るものではなく、N型ウエル領域であっても良い。
また、上記各実施形態は、スクライブライン領域にポリシリコン膜を形成する場合を例にとり説明したが、本発明は勿論この構成に限るものではなく、ポリシリコン膜の表面を薄くシリサイド化した構成を用いてもよい。シリサイド膜は一般に1000Å以下の厚みで形成するのでダイシング時に目詰まりを起こすことなく、同様の効果が得られることはいうまでもない。シリサイド膜は、ポリシリコン膜よりさらに可視光に対しての遮光性が高いので、第2、第3の実施形態に用いれば、より偽信号、迷光が抑えられた良好な特性が得られる。
半導体ウエハの正面図(ダイシング前)である。 本発明の第1の実施形態において、図1のA−A’線に沿った半導体装置の模式的断面図(ダイシング前)である。 第1の実施形態において、ダイシング後の半導体装置の模式的断面図である。 (a)〜(e)は、第1の実施形態による半導体装置の製法を説明する図である。 本発明の第2の実施形態による光電変換装置の等価回路図である。 第2の実施形態において、光電変換装置の動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態において、光電変換装置内の受光素子の等価回路図である。 第2の実施形態において、光電変換装置内の受光素子の模式平面図である。 第2の実施形態において、図8のB−B’線に沿った光電変換装置の模式断面図(ダイシング前)である。 第2の実施形態において、図8のC−C’線に沿った光電変換装置の模式断面図である。 第2の実施形態において、ダイシング後の光電変換装置の模式断面図である。 本発明の第3の実施形態による光電変換装置の模式断面図(図8のB−B線に沿った断面図)である。 従来技術における半導体装置において、図1のA−A’線に沿った模式断面図である。 (a)〜(e)は、従来技術における半導体装置の製法の説明図である。
符号の説明
101 ポリシリコン膜
1201 半導体基板
1202 層間絶縁膜
1203 層間絶縁膜
1204 パッシベーション膜
1205 スクライブライン領域
1206 トランジスタのソース、ドレイン領域
1207 トランジスタのゲート電極
1208 引出配線
1209 第2の配線層
1210 パッド部
1211 ダイシングブレード

Claims (15)

  1. 半導体基板中に複数の半導体装置領域が形成され、各半導体装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる半導体装置において、
    前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜が形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体装置領域内にはMOSトランジスタが配置され、前記MOSトランジスタのゲートと前記ポリシリコン膜がともに前記半導体基板から同一のゲート絶縁膜を介して配置されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ポリシリコン膜が前記半導体装置領域内に電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記半導体装置領域は、少なくとも2層以上の積層されたポリシリコン膜を有しており、前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切って前記積層されたポリシリコン膜を有することを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ポリシリコン膜にシリサイド膜が積層されていることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ポリシリコン膜が前記スクライブライン領域を横切って前記スクライブライン領域全面に配置されていることを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1に記載の半導体装置において、
    ダイシング後の前記半導体装置端面に前記ポリシリコン膜が存在することを特徴とする半導体装置。
  8. 半導体基板中に複数の光電変換装置領域が形成され、各光電変換装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる光電変換装置において、
    前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜が形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  9. 請求項8に記載の光電変換装置において、
    前記光電変換装置領域内にはMOSトランジスタが配置され、前記MOSトランジスタのゲートと前記ポリシリコン膜がともに半導体基板から同一のゲート絶縁膜を介して配置されていることを特徴とする光電変換装置。
  10. 請求項8に記載の光電変換装置において、
    前記半導体基板が第一導電型であり、かつ前記ポリシリコン膜の端面と前記光電変換装置の受光部の端面との間に第2導電型の半導体領域が形成されていることを特徴とする光電変換装置。
  11. 請求項8に記載の光電変換装置において、
    前記ポリシリコン膜が前記光電変換装置領域内に電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置、並びに光電変換装置。
  12. 請求項8に記載の光電変換装置において、
    前記光電変換装置領域は少なくとも2層以上の積層されたポリシリコン膜を有しており、前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切って前記積層されたポリシリコン膜を有することを特徴とする光電変換装置。
  13. 請求項8から12のいずれか1項に記載の光電変換装置を前記光電変換装置どうしが隣接するように複数列状に配置したことを特徴とするマルチチップ型イメージセンサ。
  14. 半導体基板中に複数の半導体装置領域が形成され、各半導体装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる半導体装置の製造方法において、
    前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜を形成する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 半導体基板中に複数の光電変換装置領域が形成され、各光電変換装置領域の分割ライン領域であるスクライブライン領域に沿ってダイシングされる光電変換装置の製造方法において、
    前記スクライブライン領域上の少なくとも一部に前記スクライブライン領域を横切ってポリシリコン膜を形成する工程を有することを特徴とする光電変換装置の製造方法。
JP2006000586A 2006-01-05 2006-01-05 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ Withdrawn JP2007184355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000586A JP2007184355A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000586A JP2007184355A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007184355A true JP2007184355A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38340196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000586A Withdrawn JP2007184355A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007184355A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012133447A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 浜松ホトニクス株式会社 フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
WO2012133448A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 浜松ホトニクス株式会社 フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
CN105905865A (zh) * 2015-02-25 2016-08-31 英飞凌科技股份有限公司 半导体元件和用于制造半导体元件的方法
JP2018022924A (ja) * 2017-10-25 2018-02-08 キヤノン株式会社 固体撮像装置およびその製造方法
US10509051B2 (en) 2015-01-21 2019-12-17 Denso Corporation Physical quantity sensor and manufacturing method therefor

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012133447A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 浜松ホトニクス株式会社 フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
WO2012133448A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 浜松ホトニクス株式会社 フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
JP2012216584A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Hamamatsu Photonics Kk フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
JP2012216585A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Hamamatsu Photonics Kk フォトダイオードアレイモジュール及びその製造方法
US8994041B2 (en) 2011-03-31 2015-03-31 Hamamatsu Photonics K.K. Photodiode array module and manufacturing method for same
US9496298B2 (en) 2011-03-31 2016-11-15 Hamamatsu Photonics K.K. Photodiode array module and method for manufacturing same
US10509051B2 (en) 2015-01-21 2019-12-17 Denso Corporation Physical quantity sensor and manufacturing method therefor
CN105905865A (zh) * 2015-02-25 2016-08-31 英飞凌科技股份有限公司 半导体元件和用于制造半导体元件的方法
US9938141B2 (en) 2015-02-25 2018-04-10 Infineon Technologies Ag Semiconductor element and methods for manufacturing the same
US10766769B2 (en) 2015-02-25 2020-09-08 Infineon Technologies Ag Semiconductor element and methods for manufacturing the same
JP2018022924A (ja) * 2017-10-25 2018-02-08 キヤノン株式会社 固体撮像装置およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10115762B2 (en) Solid-state image pickup device, method of manufacturing thereof, and electronic apparatus
EP1804297B1 (en) Semiconductor imaging device
US20180019279A1 (en) Semiconductor device, manufacturing method thereof, and electronic apparatus
US8958002B2 (en) Image sensors
KR20060093285A (ko) 고체 촬상 장치 및 고체 촬상 장치의 구동 방법
US20200235157A1 (en) Photoelectric conversion apparatus, equipment including photoelectric conversion apparatus, and manufacturing method of photoelectric conversion apparatus
JP2013110285A (ja) 固体撮像素子および製造方法、並びに、電子機器
KR20100100624A (ko) 고체 촬상 소자, 그 제조 방법 및 그것을 사용한 전자 기기
WO2017057278A1 (ja) 撮像素子および撮像装置
EP1840969B1 (en) Solid-state imaging apparatus and method for producing the same
JP2007184355A (ja) 半導体装置、光電変換装置、これらの製造方法、及びマルチチップ型イメージセンサ
JP4449106B2 (ja) Mos型固体撮像装置及びその製造方法
US10529766B2 (en) Camera and solid-state image sensor that includes a wiring structure with an electrically conductive pattern having plural primary and auxiliary lines arranged on a semiconductor substrate
JP2016219792A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム
JP3901114B2 (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2017216480A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2006054252A (ja) 固体撮像装置
JP2007027558A (ja) 光電変換装置、及びマルチチップ型イメージセンサ
JP2014045088A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100789624B1 (ko) 시모스 이미지 센서 및 이의 제조 방법
US20240175802A1 (en) Photodetection device and electronic device
WO2023153091A1 (ja) 半導体装置及び電子機器
US20240021631A1 (en) Solid-state imaging device and electronic device
WO2022219964A1 (ja) 光検出装置および電子機器
WO2022185714A1 (ja) 光検出装置及び電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080207

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20090407