JP2007183746A - 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン - Google Patents

電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン Download PDF

Info

Publication number
JP2007183746A
JP2007183746A JP2006000713A JP2006000713A JP2007183746A JP 2007183746 A JP2007183746 A JP 2007183746A JP 2006000713 A JP2006000713 A JP 2006000713A JP 2006000713 A JP2006000713 A JP 2006000713A JP 2007183746 A JP2007183746 A JP 2007183746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
heat
cooling device
component cooling
pack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006000713A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Senba
誠司 船場
Yoji Nishio
洋二 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Micron Memory Japan Ltd
Original Assignee
Elpida Memory Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elpida Memory Inc filed Critical Elpida Memory Inc
Priority to JP2006000713A priority Critical patent/JP2007183746A/ja
Publication of JP2007183746A publication Critical patent/JP2007183746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

【課題】高性能・小型・低消費電力・静音性に優れた低コストの電子部品冷却装置とその電子部品冷却装置を備えたパソコンを提供する。
【解決手段】 電子機器に内蔵される電子部品を冷却するための電子部品冷却装置20をパソコン1に取付ける。電子部品冷却装置20は、内部に蓄冷材31が収納された蓄冷材パック30と、蓄冷材パック格納部とを備え、蓄冷材パック格納部は蓄冷材パック30を格納可能な筐体21を有し、筐体21にはパソコン1に取付けられたときに冷却対象の電子部品であるCPU13、メモリモジュール15の熱伝導部であるヒートシンク14、17と接触して筐体21の内面に熱を伝導する高熱伝導材部21aが設けられており、電子部品からの発熱を筐体21の内面のアルミケース部21aを経由して蓄冷材パック30の両面に伝熱することにより電子部品を効率よく冷却する。
【選択図】図1

Description

本発明は電子部品冷却装置およびその電子部品冷却装置を備えたパソコンに関し、特に外部で蓄冷された部材を用いて電子部品を冷却する電子部品冷却装置およびその電子部品冷却装置を備えたパソコンに関する。
コンピュータ等の電子装置に用いられる半導体装置は動作時に発熱する。特に近年の高性能化や小型化に伴って、CPUやメモリなど高集積半導体の発熱量の増大が顕著になってきた。半導体はある温度を超えると半導体としての機能が失われるために、発熱量の大きい半導体装置は半導体を冷却する必要がある。現在でも夏季に冷房のない室内で家庭用ノート型パソコンを使用している場合には、CPUやメモリのLSIの温度上昇によってハングアップまたは性能が低下することがある。
従来から、電子装置の冷却としてはファンによる空冷や、水冷による強制冷却などがあるが、いずれもコストが高くなる。またペルチェ素子を使った方法も冷却効果は大きいものの、パソコン自体の消費電力は増えて発熱が増加してしまい、ファンによる放熱も必要になる場合もある。非特許文献1にはCPUで発生した熱を熱電素子で電力に変換し、その電力で冷却ファンを回転させてCPUを冷却する方法が発表されているが実験段階である。
これに対して特許文献1では、電子装置を冷却する手段として、取扱いが簡単で入手も容易な保冷剤(蓄冷材)を使うものが提案されている。これはパソコンのケースに内部を断熱材で覆われた電子部品冷却装置を内蔵し、電子部品冷却装置とCPUのファンとをダクトで接続しているものであり、外部から取り込まれた空気を電子部品冷却装置で0度近くまで冷却してCPUに送る。
特開2005-33150号公報 日本機械学会誌 2005.12 Vol.108 No.1045、P.50−51
特許文献1に記載の装置では、取扱いが簡単である反面、ある程度の量の空気を移送・冷却する空間が必要となり、ノート型パソコンなど小型計算機に採用する場合はサイズの増大を招くという問題があった。また効果を上げるには強力なファンを使う必要があり、消費電力の増大や騒音を生むという問題もあった。
本発明の目的は、高性能・小型・低消費電力・静音性に優れた低コストの電子部品冷却装置とその電子部品冷却装置を備えたパソコンを提供することにある。
本発明の電子部品冷却装置は、
第1の態様では、電子機器に取付けられて、その電子機器に内蔵されている電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、内部に蓄冷材が収納された蓄冷材パックと、蓄冷材パックを格納可能な筐体を有する蓄冷材パック格納部とを有し、筐体には電子機器に取付けられたときに冷却対象の電子部品の熱伝導部と接触してその筐体内面に熱を伝導する高熱伝導材部が設けられていることを特徴とする。
蓄冷材パック格納部の筐体は、内面側の高熱伝導性の部材と外面側の断熱性の部材との2層構造で構成されてもよく、蓄冷材パック格納部の筐体は、電子部品の熱伝導部と接触する部分を除いて断熱性の部材で構成され、電子部品の熱伝導部と接触する部分は高熱伝導性の部材で構成されており、蓄冷材パックの蓄冷材部分の筐体の高熱伝導性の部材に接する部分には、高熱伝導性の部材が配設され、蓄冷材内部にはその高熱伝導性の部材と接続するヒートシンク部材が配設されていてもよい。
電子部品の熱伝導部と筐体内面に熱を伝導するための高熱伝導材部とは、その間に介在する中間部材を介して接触し、その中間部材は切り替え可能な高熱伝導部材と断熱部材とからなり、その高熱伝導部材とその断熱部材とは筐体の外部にガイド部材を介してスライド可能に保持される板材に並んで取付けられており、その板材の摺動によって中間部材が高熱伝導部材と断熱部材とに切り替わってもよい。
電子部品の熱伝導部と筐体内面に熱を伝導する高熱伝導材部とは、その間に介在する中間部材を介して接触し、その中間部材は切り替え可能な高熱伝導部材と断熱部材とからなり、その高熱伝導部材とその断熱部材とは、互いに噛み合う外周の歯車を有する2個の同径の円板上にそれぞれが互いに同位置となるように半円状に形成され、いずれかの円板の回転によって、中間部材が高熱伝導部材と断熱部材とに切り替わってもよい。
第2の態様では、電子機器に取付けられて、その電子機器に内蔵される電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、上側および下側を形成する2枚の長方形の板材と、その板材の間に設けられて短辺には通気口を有する側板とで形成され、内部に空間を有する筐体を備え、その筐体の上側の板材には、電子機器に取付けられたときに冷却対象の電子部品の熱伝導部と接触してその筐体内面に熱を伝導する高熱伝導材部が設けられ、その筐体の内部の空間にはその高熱伝導性の部材と接続するヒートシンク部材が配設されていることを特徴とする。
第3の態様では、電子機器に取付けられて、その電子機器に内蔵される電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、電子部品冷却装置は電源パックを兼ねており、電池を収納する筐体には、電子機器に取付けられたときに冷却対象の電子部品の熱伝導部と接触してその筐体内面に熱を伝導する高熱伝導材部が設けられており、筐体内部には、高熱伝導材部と接触する板状のヒートシンク材とそのヒートシンク材から垂直に延びて各電池のセパレータを兼ね、予め冷却されているその電池にヒートシンクからの熱を伝導するフィンとを有することを特徴とする。
電子部品冷却装置の筐体は、電子機器に固定されていてもよく、電子機器に取り外し可能に取付けられていてもよい。電子機器はパソコンであってもよく、冷却対象の電子部品は、パソコンのCPUとメモリモジュールであってもよい。
本発明のパソコンは、上述の電子部品冷却装置を備える。
内部に蓄冷材が収納された蓄冷材パックが格納された蓄冷材パック格納部の高熱伝導材部を、冷却対象の電子部品の熱伝導部と接触させ、直接熱伝導によって電子部品を冷却するので、ファンやポンプなどを用いる必要がなく、小型で低消費電力で静音性に優れ、かつ低コストな電子部品冷却装置となる。
本発明の電子部品冷却装置は、内部に蓄冷材が収納された蓄冷材パックが格納された蓄冷材パック格納部の高熱伝導材部を、冷却対象の電子部品の熱伝導部と接触させ、直接熱伝導によって電子部品を冷却するので、ファンやポンプなどを用いる必要がなく、蓄冷材パックは冷蔵庫で冷却して循環して使用できるので、小型で低消費電力で静音性に優れ、かつ低コストな電子部品冷却装置が得られるという効果がある。この電子部品冷却装置を用いることによりパソコンにおける冷却が必要な電子部品に対しても同様の効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図であり、図2は本発明の第1の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンから蓄冷材パックを引き出した状態を示す模式的斜視図である。
本発明の電子部品冷却装置は、電子機器に取付けられて、その電子機器に内蔵される電子部品を冷却することを目的としているが、第1の実施の形態では電子機器としてのパソコン1に内蔵されている状態を例として説明する。しかし、用途はパソコンに限定されるものではなく、冷却を必要とする電子部品を内蔵する電子機器の電子部品の冷却に広く適用できる。
図1に示されるように、パソコン1内のマザーボード12の下部に蓄冷材パック30を格納する電子部品冷却装置20の筐体21が設けられている。電子部品冷却装置20の筐体21はアルミケース部21cの外側を断熱材部21bで覆った構造となっているが、マザーボード12上のCPU13とメモリモジュール15が配置されている直下の領域では、断熱材部21bの断熱材が取り除かれており、代わりに高熱伝導材部21aがはめ込まれていて、CPUヒートシンク14とメモリモジュール用ヒートシンク17と接触している。電子部品冷却装置20の側面には蓄冷材パック30が挿抜できる蓄冷材交換口22があり、蓄冷材交換口22にはゴム膜でできた交換口蓋23がついていて、ゴム膜には挿抜のための切れ目が入っている。
蓄冷材パック30は、プラスチックやポリプロピレン、塩化ビニールなどのパックの中に蓄冷材が入っており、蓄冷材パック30の表面は薄い布からなる蓄冷材外被32で覆われている。また一端には引き抜き用の取手部33が設けられている。
ここで、筐体21の断熱材部21bは発泡スチロール(ポリスチレン)などの一般的な断熱材から構成される。塗料型断熱材(シスターコートやセラミックカバーCC100)を用いれば電子部品冷却装置20を薄くすることも可能である。高熱伝導材部21aは、銅やステンレスなどの金属、またはセラミックスと樹脂の複合材など一般的な高熱伝導材である。蓄冷材31はアクリル酸、アクリルアミド架橋体、カルボキシメチルセルロースなどの一般的な蓄冷材用の高吸水性ポリマーである。
次に、第1の実施の形態の電子部品冷却装置20の動作について説明する。図2の様に電子部品冷却装置20に蓄冷材パック30を蓄冷材パック交換口22から電子部品冷却装置20の筐体21内に挿入すると、蓄冷材パック30は筐体21のアルミケース部21cに接触してアルミケース部21cが冷却される。アルミケース部21cは断熱材部21bで覆われているが、CPU13とメモリモジュール15の直下は断熱材部21bが除かれて高熱伝導材部21aが設けられているので、CPU13とメモリモジュール15はCPUヒートシンク14とメモリモジュール用ヒートシンク17を介して蓄冷材パック30により冷却される。蓄冷材パック30の周囲は筐体21のアルミケース部21cで覆われているので、高熱伝導材部21aに伝わった熱は蓄冷材パック30の表面全体に伝導することができる。
なお、電子部品冷却装置20の電子部品の冷却対象(ここではCPU13とメモリモジュール15)と接触する場所以外は断熱材部21bの断熱材で覆われているので、それ以外の部分の無駄な冷却を抑えることができ、蓄冷材パック30の冷却効果を長時間持続させることができる。
また電子部品冷却装置20の側面には蓄冷材パック30を挿抜する蓄冷材交換口22があるが、切れ目の入ったゴム膜による交換口蓋23がついており、蓄冷材パック30の取替えが容易である。蓄冷材パック30の表面の蓄冷材外被32を構成する薄い布は、蓄冷材パック30の表面にできる結露を吸収する。
次に本発明の電子部品冷却装置の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の第2の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図である。第2の実施の形態では、筐体51にアルミケース部がなく蓄冷材パック50内にヒートシンクが設けられている以外は第1の実施の形態と同じなので、共通の部分については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
電子部品冷却装置50の筐体51には第1の実施の形態のようなアルミケース部がなく断熱部材のみで形成されているが、CPU用ヒートシンク14とメモリモジュール用ヒートシンク17に接する部分には高熱伝導材部51aがはめ込まれており、蓄冷材パック60内部には一部が筐体51の高熱伝導材部51aに接触するように高伝熱材の板でできた蓄冷材内ヒートシンク64が設けられ、蓄冷材内ヒートシンク64が広い面積で蓄冷材31と接触している。このとき蓄冷材パック60の高熱伝導材部51aと接する領域にパック60の薄い膜を介して蓄冷材内ヒートシンク64が接続されていてもよい。
また、高熱伝導材部51aの直下となる電子部品冷却装置50の底面に当接するように、押し上げ用ばね54が設置されており、蓄冷材パック60の搭載時に蓄冷材パック60を上に持ち上げて蓄冷材パック60の上面が高熱伝導材部51aに密着するようになっている。
ここで高熱伝導材部51aの熱は、蓄冷材パック60に内蔵されたヒートシンク64を介して蓄冷材パック60の内部の蓄冷材31に直接伝達されるので、第1の実施の形態より冷却効率が高くできる。
また電子部品冷却装置50の左右両方の側面には蓄冷材パック60を挿抜する蓄冷材パック交換口52があるが、常時は切れ目のない取り外し可能の交換口蓋53で覆われており、高い断熱効果が得られる。また蓄冷材パック60を使わない場合にも、これら両方の交換口蓋53を取り除くことによって電子部品冷却装置50の内部に外部の空気を取り込むことができ、外気による空冷もできるようになっている。
次に、第1、および第2の実施の形態の応用例である中間部材切り替え機構について説明する。第1、および第2の実施の形態では、CPU用ヒートシンク14とメモリモジュール用ヒートシンク17は直接電子部品冷却装置20、50の筐体21、51の高熱伝導材部21a、51aに接触していたが、応用例では中間部材切り替え機構80、90を介して高熱伝導材部21a、51aに接触する。
この中間部材切り替え機構80、90を介在させることで、電子機器の電子部品を冷却する必要のないときには中間に断熱材を挿入することができ、電子部品から電子部品冷却装置20、50への無駄な放熱が防止できる。
図4は中間部材切り替え機構の第1の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図であり、(a)は中間部材切り替え機構の上面図、(b)は部分断面側面図である。第1の応用例ではパソコン筐体11と電子部品冷却装置70の筐体71との間に中間部材切り替え機構80が設けられた以外は、第1、第2の実施の形態と同じなので、同じ部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
CPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と電子部品冷却装置70の筐体71と間には中間部材切り替え機構80が設けられている。中間部材切り替え機構80は保持板81と、保持板81を保持する保持枠82と、保持枠82を滑動可能に保持するガイド83と、保持枠82を第1の位置と第2の位置の間で滑動させる切り替えレバー84とから構成される。
第1の位置は電子部品を電子部品冷却装置70で冷却する位置であり、CPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17は中間部材切り替え機構80の高伝熱部材85を介して電子部品冷却装置70の筐体71の高熱伝導材部21aに接続され、第2の位置は電子部品の冷却を必要としないときの位置であり、CPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17は中間部材切り替え機構80の断熱部材86を介して電子部品冷却装置70の筐体71の高熱伝導材部21aに接続される。
保持板81には、第1の位置でCPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と筐体71の高熱伝導材部21aとに接触するように高伝熱部材85が嵌めこまれ、第2の位置でCPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と筐体71の高熱伝導材部21aとに接触するように断熱部材86が嵌めこまれている。
切り替えレバー84を図4の左右方向に移動するよう操作することで、保持枠82がガイド83にガイドされて左右に移動し、保持枠82に固定された保持板81が移動することによって、第1の位置に移動したときには、CPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と筐体71の高熱伝導材部21aとの間に高伝熱部材85が挿入され、第2の位置に移動したときには、CPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と筐体71の高熱伝導材部21aとの間に断熱部材86が挿入される。
また、CPU用ヒートシンク14やメモリモジュール用のヒートシンク17には温度センサー18が設置されており、OSや使用者がCPU13やメモリモジュール15の温度をモニターできるようになっている。これを使うことによってCPU13やメモリモジュール15の温度が低い場合には、切り替えレバー84を操作して断熱部材86がCPU用ヒートシンク14やメモリモジュール用のヒートシンク17に接するように保持板81をスライドさせることで、高伝熱部材85と高熱伝導材部21aとの接触面積を調整でき、パソコンの使用環境や稼動状況に応じて冷却能力を節約することもできる。
またパソコンを使っていない時間は、CPU用ヒートシンク14やメモリモジュール用のヒートシンク17全体を断熱部材86で覆われるように保持板81をスライドさせることによって、電子部品冷却装置70による無駄な熱吸収を防止し、蓄冷材パック30、60の蓄冷機能を維持したり、結露を防止したりすることができる。
図5は中間部材切り替え機構の第2の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図である。第2の応用例では、中間部材切り替え機構80の保持枠82の移動操作機構が異なるだけで、他は第1の応用例と同じなので、同じ部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第1の応用例では保持枠82に取付けられた切り替えレバー84を左右に操作することで移動を行なっていたが、第2の応用例では保持枠82にラック88を設け、ラック88に噛み合う切り替えダイアル87を回転させることで保持枠82を左右に移動させる。切り替えダイアル87は電子部品冷却装置70の筐体71上に軸止されている。これによりレバーより微妙な調整が容易となり、高伝熱部材85と高熱伝導材71aとの接触面積を細かく調整できるので伝熱量を調整できる。
図6は中間部材切り替え機構の第3の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図である。第3の応用例の中間部材切り替え機構では、第1および第2の応用例では保持板81に設けられていた高伝熱部材85と断熱部材86とが、それぞれギヤ付円板91の半円を構成し、2個のギヤ付円板91が噛み合って電子部品冷却装置70の筐体71上に軸止され、1個のギヤ付円板91が第2の応用例と類似の切り替え用ギヤ付ダイアル94の回転によって回転され、第1の位置と第2の位置に切り替えられる。2個のギヤ付円板91上で高伝熱部材95と断熱部材96とは同一の位置となるように配置されている。これによりレバーより微妙な調整が容易となる。
なお、第2および第3の応用例においても、CPU用ヒートシンク14やメモリモジュール用のヒートシンク17に温度計を設置し、使用者に見えるようにしてもよい。もちろん、第1の応用例で図示したように、温度計の替わりにCPU用ヒートシンク14やメモリモジュール用のヒートシンク17に温度センサーを設置し、フィードバックシステムで可動板を自動的に動かしてもよい。なお、可動板を動かしても温度が改善しない場合はCPUやメモリを間欠運転するようにシステムが制御する方法もある。
次に、図7を参照して第2の実施の形態の電子部品冷却装置50の蓄冷材パック60について更に詳細に説明する。図7は第2の実施の形態の電子部品冷却装置の蓄冷材パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。
蓄冷材パック60の表面にはCPU用の第1の伝熱体65a、およびメモリモジュール用の第2の伝熱体65bが貼られている。蓄冷材パック60の中には蓄冷材61が満たされているとともに2枚の板状のヒートシンク64a、64bがあり、第1の蓄冷材内ヒートシンク64aはCPU用の第1の伝熱体65aに、第2の蓄冷材内ヒートシンク64bはメモリモジュール用の第2の伝熱体65bに接続されている。なおヒートシンクの形状によって冷却性能が変わるが、ここで説明するような板状に限定されるものではなく、必要な性能を発揮するものでよい。例えば、図8は図7の蓄冷材パック60の変形例であり、ヒートシンクは形状の異なる細いジグザグ形状の第1のヒートシンク64cと第2のヒートシンク64dとから構成されている。
次に、本発明の電子部品冷却装置の第3の実施の形態について説明する。図9は本発明の第3の実施の形態の電子部品冷却装置の空冷パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。図10は図9の空冷パックを有する本発明の第3の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図である。第3の実施の形態では、第1、および第2の実施の形態と異なり蓄冷材パック30、60の代わりに空冷パック100を使用する。電子部品冷却装置50の構造は蓄冷材パック60を用いる第2の実施の形態とほぼ同じで、断熱材で形成される筐体51のCPU用ヒートシンク14およびメモリモジュール用ヒートシンク17と接触する部分には高熱伝導材部51aが筐体51の上面を貫通するようにはめ込まれており、空冷パック100の高熱伝導材部51aに接する部分にはCPU用の第1の伝熱体105aと、メモリモジュール用の第2の伝熱体105bとが設けられ、CPU用の第1の伝熱体105aには板状の第1の空冷ヒートシンク104aが、メモリモジュール用の第2の伝熱体105bには板状の第2の空冷ヒートシンク104bが接続されている。
空冷パック100の筐体内部には蓄冷材は入っておらず、電子部品冷却装置50の両側の交換口側の側面に、柵状の通気口が設けられた通気側板103aが設けられており、筐体51の交換口蓋53が外されて通気口55となっている。従って外気が空冷パック内部を流通することで第1の空冷ヒートシンク104aと第2の空冷ヒートシンク104bが外気により冷却される。冷却された蓄冷材パックが使えない場合にこの空冷パック100を使用すると、蓄冷材パックほどの効果はないもののある程度の冷却効果が期待できる。
図10に図9の空冷パック100が搭載された電子部品冷却装置付きパソコンの例が示されているが、ここでは図3の蓄冷材パックと同様に電子部品冷却装置50に空冷パック100が設置されている。ここで空冷パック100に外気を取り入れるためにパソコンの両側の蓄冷材の交換口蓋53が取り外されている。これによって空冷パック100内に多くの外気をとりこめて効率よく放熱することができる。また空冷パック100内部のヒートシンク104a、104bは高温になっている可能性があり、使用者にとって危険であるが、空冷パック100の通気口には柵が設けられた通気側板103aが設けられているので内部のヒートシンク104a、104bに誤って触れることがなく安全である。
次に、本発明の電子部品冷却装置の第4の実施の形態について説明する。図11は本発明の第4の実施の形態の電子部品冷却装置の電源パック兼用冷却パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。第4の実施の形態では、第1、および第2の実施の形態と異なり蓄冷材パックの代わりに電源パック兼用冷却パックを使用する。電子部品冷却装置50の構造は蓄冷材パックを用いる第2の実施の形態とほぼ同じで、図3に示される第2の実施の形態の蓄冷材パック60代わりに電源パック兼用冷却パック110が用いられる以外は第2の実施の形態と同じなので、電源パック兼用冷却パック110以外は図3を参照して説明し、詳細な説明は省略する。
第4の実施の形態では、電源用の電池120が収納された電源パックを外部で冷却して、電源パックの本来の目的に兼ねて蓄冷材パックに代わる冷却パックとして使用する。電源パック兼用冷却パック110が格納される電子部品冷却装置50の筐体51には、図3に示されるように、電子部品冷却装置50の断熱材で形成される筐体51のCPU用ヒートシンク14、およびメモリモジュール用ヒートシンク17と接触する部分には高熱伝導材部51aが筐体51の上面を貫通するようにはめ込まれている。図11に示される電源パック兼用冷却パック110の高熱伝導材部51aに接する部分にはCPU用の第1の伝熱体115aと、メモリモジュール用の第2の伝熱体115bとが設けられている。CPU用の第1の伝熱体115aには板状の第1の空冷ヒートシンク114aが、メモリモジュール用の第2の伝熱体115bには板状の第2の空冷ヒートシンク114bが接続されている。第1の空冷ヒートシンク114aと第2の空冷ヒートシンク114bからは直角方向に、収納された電池120のセパレータの役割を兼ねるフィン116が互いに隣接する電池120の間に延びている。フィン116は同時に、高熱伝導材部51aから、第1の伝熱体115aおよび第2の伝熱体115b、第1の空冷ヒートシンク114aおよび第2の空冷ヒートシンク114bを経由して伝熱されたパソコン1のCPU13およびメモリモジュール15からの熱を、冷却された電池120に伝熱することによってCPU13およびメモリモジュール15を冷却する。また電源パック兼用冷却パック110の側面には電源端子117が設けられており、パソコン1の電子部品冷却装置50の内壁に電池パック用の電源端子を設けることにより、電源パック兼用冷却パック110を電子部品冷却装置50に装着時に両電源端子が接続するようになっている。
次に、本発明の電子部品冷却装置の第5の実施の形態について説明する。図12は本発明の第5の実施の形態の電子部品冷却装置が装着されるパソコンの模式的部分断面側面図である。第5の実施の形態では、第1から第4の実施の形態ではパソコンに固定されていた電子部品冷却装置が、パソコンに着脱可能に取付けられている。ここでは第2の実施の形態のパソコン1を例として説明するが、第1、第3、第4の実施の形態のパソコンにも同様の着脱機構が適用できる。
パソコン1の底面に着脱用フック(凸側)131が設けられており、電子部品冷却装置50の筐体51の対応する面に着脱用フック(凹側)132が設けられている。これにより、電子部品冷却装置50による冷却が必要がない場合は、電子部品冷却装置50をパソコン1から切り離すことにより、軽量化が図られて持ち運びが容易となる。
本発明の第1の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンから蓄冷材パックを引き出した状態を示す模式的斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図である。 中間部材切り替え機構の第1の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図であり、(a)は中間部材切り替え機構の上面図、(b)は部分断面側面図である。 中間部材切り替え機構の第2の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図である。 中間部材切り替え機構の第3の応用例を示すパソコンの模式的部分断面図である。 第2の実施の形態の電子部品冷却装置の蓄冷材パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。 第2の実施の形態の電子部品冷却装置の蓄冷材パックの変形例の模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態の電子部品冷却装置の空冷パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。 図9の空冷パックを有する本発明の第3の実施の形態の電子部品冷却装置を備えたパソコンの模式的側面断面図である。 本発明の第4の実施の形態の電子部品冷却装置の電源パック兼用冷却パックの模式的部分断面外形図であり、(a)は上面透視図、(b)は側面断面図である。 本発明の第5の実施の形態の電子部品冷却装置が装着されるパソコンの模式的部分断面側面図である。
符号の説明
1 パソコン
11 パソコン筐体
12 マザーボード
13 CPU
14 CPU用ヒートシンク
15 メモリモジュール
16 コネクタ
17 メモリモジュール用ヒートシンク
18 温度センサ
19、21a、51a、71a 高熱伝導部材
20、50、70 電子部品冷却装置
21、51、71 筐体
21b 断熱材部
21c アルミケース部
22 蓄冷材パック交換口
23、53 交換口蓋
30、60 蓄冷材パック
31、61 蓄冷材
32 蓄冷材外被
33、63 把手部
52 蓄冷材パック交換口蓋
54 押し上げ用ばね
64 蓄冷材内ヒートシンク
64a、64c 第1の蓄冷材内ヒートシンク
64b、64d 第2の蓄冷材内ヒートシンク
65a 第1の伝熱体
65b 第2の伝熱体
80、90 中間部材切り替え機構
81 保持板
82 保持枠
83 ガイド
84 切り替えレバー
85、95 高伝熱部材
86、96 断熱部材
87 切り替えダイアル
88 ラック
91 ギヤ付円板
97 切り替え用ギヤ付ダイアル
100 空冷パック
101 上面板材
102 下面板材
103 把手部
103a 通気側板
104a 第1の空冷ヒートシンク
104b 第2の空冷ヒートシンク
105a、115a 第1の伝熱体
105b、115b 第2の伝熱体
110 電源パック兼用冷却パック
114a 第1のヒートシンク
114b 第2のヒートシンク
116 フィン
117 電源端子
120 電池
131 着脱用フック(凸側)
132 着脱用フック(凹側)

Claims (13)

  1. 電子機器に取付けられて、該電子機器に内蔵されている電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、
    内部に蓄冷材が収納された蓄冷材パックと、
    前記蓄冷材パックを格納可能な筐体を有する蓄冷材パック格納部とを有し、
    前記筐体には前記電子機器に取付けられたときに冷却対象の前記電子部品と熱的に接続して該筐体の内面に熱を伝導する熱伝導材部が設けられていることを特徴とする電子部品冷却装置。
  2. 前記蓄冷材パック格納部の前記筐体は、熱伝導性の第1の部材と該第1の部材を覆う断熱性の第2の部材とからなる2層構造で構成される、請求項1に記載の電子部品冷却装置。
  3. 前記蓄冷材パック格納部の前記筐体は、前記電子部品と熱的に接続する部分に設けられた熱伝導性の第1の部材と、該第1の部材以外に設けられた断熱性の第2の部材とを有し、
    前記蓄冷材パックには、前記筐体の前記第1の部材に接する部分に配設された熱伝導性の第3の部材と、前記蓄冷材内部に配設されて前記第3の部材と接続するヒートシンク部材とを有する、請求項1に記載の電子部品冷却装置。
  4. 前記電子部品と前記筐体の前記熱伝導材部との間に介在して、高熱伝導部材と断熱部材とに切り替え可能な中間部材と、
    前記高熱伝導部材と前記断熱部材とに切り替えるために前記中間部材を移動させる移動機構とを有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子部品冷却装置。
  5. 前記中間部材には、前記高熱伝導部材と前記断熱部材とが前記移動機構による移動方向に並んで設けられている、請求項4に記載の電子部品冷却装置。
  6. 前記中間部材は互いに噛み合う外周の歯車を有し、前記移動機構で回転する2個の同径の円板からなり、
    2個の円板のそれぞれには、隣接する半円状の前記高熱伝導部材と半円状の前記断熱部材とが互いに同位置となるように形成されている、請求項4に記載の電子部品冷却装置。
  7. 電子機器に取付けられて、該電子機器に内蔵される電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、
    上側および下側を形成する2枚の長方形の板材と、該板材の間に設けられて短辺には通気口を有する側板とで形成され、内部に空間を有する筐体を備え、
    該筐体の上側の前記板材に設けられて、前記電子機器に取付けられたときに冷却対象の前記電子部品と熱的に接続して該筐体内面に熱を伝導する熱伝導材部と、
    該筐体の内部の空間に設けられて、前記該熱伝導材部と接続するヒートシンク部材と、を有することを特徴とする電子部品冷却装置。
  8. 電子機器に取付けられて、該電子機器に内蔵される電子部品を冷却するための電子部品冷却装置であって、
    前記電子部品冷却装置は電源パックを兼ねており、
    電池を収納する筐体に設けられて、前記電子機器に取付けられたときに冷却対象の前記電子部品と熱的に接続して該筐体内面に熱を伝導する熱伝導材部と、
    前記筐体内部に設けられて、前記熱伝導材部と接触する板状のヒートシンク材と、
    前記ヒートシンク材から垂直に延びて各前記電池のセパレータを兼ね、予め冷却されている該電池に前記ヒートシンク材からの熱を伝導するフィンと、を有することを特徴とする電子部品冷却装置。
  9. 前記電子部品冷却装置の前記筐体は、前記電子機器に固定されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子部品冷却装置。
  10. 前記電子部品冷却装置の前記筐体は、前記電子機器に取り外し可能に取付けられている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電子部品冷却装置。
  11. 前記電子機器はパソコンである、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電子部品冷却装置。
  12. 前記冷却対象の前記電子部品は、パソコンのCPUとメモリモジュールである、請求項11に記載の電子部品冷却装置。
  13. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電子部品冷却装置を備えたことを特徴とするパソコン。



JP2006000713A 2006-01-05 2006-01-05 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン Pending JP2007183746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000713A JP2007183746A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006000713A JP2007183746A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007183746A true JP2007183746A (ja) 2007-07-19

Family

ID=38339789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006000713A Pending JP2007183746A (ja) 2006-01-05 2006-01-05 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007183746A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140185241A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Mark MacDonald Thermal management of an electronic device
CN104965578A (zh) * 2015-07-09 2015-10-07 王远志 一种计算机油冷降温主机
CN105324005A (zh) * 2014-07-25 2016-02-10 中兴通讯股份有限公司 一种实现移动终端散热的方法、装置和移动终端
CN105704978A (zh) * 2014-11-26 2016-06-22 英业达科技有限公司 电子装置
JP2017119928A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社プロップ 冷却具及びこれを用いた人体用送風装置
CN107331651A (zh) * 2017-07-20 2017-11-07 广东小天才科技有限公司 电子设备的散热材料及制备方法、电子设备及散热方法
US10785389B2 (en) 2017-12-05 2020-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus with cooling mechanism
JP7011876B1 (ja) 2021-04-28 2022-01-27 株式会社Susa Inc. 電子機器

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20140185241A1 (en) * 2012-12-28 2014-07-03 Mark MacDonald Thermal management of an electronic device
US8982560B2 (en) * 2012-12-28 2015-03-17 Intel Corporation Thermal management of an electronic device
CN105324005A (zh) * 2014-07-25 2016-02-10 中兴通讯股份有限公司 一种实现移动终端散热的方法、装置和移动终端
JP2017522735A (ja) * 2014-07-25 2017-08-10 ゼットティーイー コーポレーションZte Corporation 移動端末の放熱を実現する方法、装置及び移動端末
CN105704978A (zh) * 2014-11-26 2016-06-22 英业达科技有限公司 电子装置
CN104965578A (zh) * 2015-07-09 2015-10-07 王远志 一种计算机油冷降温主机
JP2017119928A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社プロップ 冷却具及びこれを用いた人体用送風装置
CN107331651A (zh) * 2017-07-20 2017-11-07 广东小天才科技有限公司 电子设备的散热材料及制备方法、电子设备及散热方法
CN107331651B (zh) * 2017-07-20 2019-08-27 广东小天才科技有限公司 电子设备的散热材料及制备方法、电子设备及散热方法
US10785389B2 (en) 2017-12-05 2020-09-22 Canon Kabushiki Kaisha Image pickup apparatus with cooling mechanism
JP7011876B1 (ja) 2021-04-28 2022-01-27 株式会社Susa Inc. 電子機器
JP2022170654A (ja) * 2021-04-28 2022-11-10 株式会社Susa Inc. 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007183746A (ja) 電子部品冷却装置および該電子部品冷却装置を備えたパソコン
KR950005212B1 (ko) 소형 컴퓨터의 내장 구조
US6542359B2 (en) Apparatus and method for cooling a wearable computer
US20110300420A1 (en) Temperature controlled battery pack assembly and methods for using the same
JP2000294970A (ja) 電子装置の熱伝達
JP2009147156A (ja) 冷却装置およびそれを用いた電子機器
JP2006210863A (ja) ウエハ式放熱モジュール及びその放熱方法
US20090073654A1 (en) Compact surface-mount heat exchanger
CN111132520A (zh) 电子设备
JP2000106495A (ja) 電気電子器具の内部構造
US20110141684A1 (en) Systems and methods for cooling a blade server including a disk cooling zone
JP3979531B2 (ja) 電子冷却装置
TWI297820B (en) A passively cooled computer
KR101672738B1 (ko) 쿨링 구조를 가지는 전자기기
TWM265683U (en) Improved structure of heat collector
JP2000165077A (ja) 電子機器用放熱装置
JP5874935B2 (ja) 平板型冷却装置及びその使用方法
JP2013258403A (ja) 電子デバイス
JP2009193350A (ja) 電子装置
JP2006339223A (ja) Cpuの放熱構造
JP6815451B1 (ja) インバータ装置
JPWO2003067949A1 (ja) 冷却機構及びこの冷却機構を用いた情報処理装置
JP2002319652A (ja) 電気電子器具の内部構造
TWI675287B (zh) 加熱散熱模組
JP4044003B2 (ja) 携帯用情報機器