JP2007180973A - スピーカ - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は各種音響機器に使用されるスピーカの特性、音質向上に関するものであり、スピーカのハイエンド特性の改善と、広帯域化を実現することを目的とする。
【解決手段】本発明のスピーカは、磁気回路2に結合されたフレーム1と、このフレーム1の外周部に結合された振動板3と、この振動板3に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路2の磁気ギャップに配置されたボイスコイル4と、前記振動板3および/または前記ボイスコイル4に結合されたダストキャップ6とからなるスピーカであって、前記ダストキャップ6は、そのドーム断面を楕円弧形状としたものである。
【選択図】図1
【解決手段】本発明のスピーカは、磁気回路2に結合されたフレーム1と、このフレーム1の外周部に結合された振動板3と、この振動板3に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路2の磁気ギャップに配置されたボイスコイル4と、前記振動板3および/または前記ボイスコイル4に結合されたダストキャップ6とからなるスピーカであって、前記ダストキャップ6は、そのドーム断面を楕円弧形状としたものである。
【選択図】図1
Description
本発明は各種音響機器に使用されるスピーカに関するものである。
スピーカにおいてダストキャップは、ボイスコイル内部に侵入する異物を防ぐとともに、その口径と曲率で決まる周波数で共振し、高域限界周波数を決定するものである。このようなダストキャップを用いた従来のスピーカを図3と図4に示す。
図3は従来のスピーカの断面図を示したものであり、図4は従来のダストキャップ単体の断面図を示したものである。ここで、21はフレーム、22は磁気回路、23は振動板、24はボイスコイル、25はダンパー、26はダストキャップである。
なお、この出願の発明に直接関連する先行技術文献情報はないが、スピーカ用ダストキャップとしての先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−252775号公報
通常、ハイエンドの特性はフルレンジスピーカや、高音用スピーカなどで重要となるが、従来のダストキャップでは高域限界周波数の設定が中心で、ドーム部の形状は図4(a),(b)に示すように、単純な円弧(R1)か、2つの半径(R1,R2)を合わせた円弧が主体であった。これらは集中定数であり、高域共振時には一定の周波数で鋭いピークとなることが多い。しかしながら、近年オーディオシステムの進歩に伴い、スピーカにおいても、より広帯域で滑らかな特性が要求され、従来のダストキャップによるスピーカでは実現が難しいという課題があった。
上記課題を解決するために、本発明のスピーカは、磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板および/または前記ボイスコイルに結合されたダストキャップとからなるスピーカのダストキャップのドーム断面を楕円弧形状としたものである。
以上のように、本発明のスピーカは、磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板および/または前記ボイスコイルに結合されたダストキャップとからなるスピーカのダストキャップのドーム断面を楕円弧形状とすることで、スピーカのハイエンド特性の改善と、広帯域化を実現することができる。
本発明の実施の形態について、図1、図2を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態におけるスピーカの断面図である。ここで、1はフレーム、2は磁気回路、3は振動板、4はボイスコイル、5はダンパー、6はダストキャップ、7はダストキャップ6のドーム断面延長軌跡である。本実施の形態で、ダストキャップ6はドーム部の断面が楕円弧形状であり、その曲率は常に変化する。このため、曲率によって影響を受ける共振は広範囲な周波数に分散して高域限界周波数での鋭いピークが抑えられる。また、ドーム中央側が長径となるため、外周部は中央側に比べて曲率が小さく立ち上りが大きい。これにより、ドーム部においてボイスコイルや振動板から一番力を受ける外周部の強度が増し、共振周波数全体が高域にシフトする。これらの結果、ハイエンド特性がより滑らかで広帯域なスピーカとなる。なお図1のスピーカでは、ダストキャップの振動面積に占める割合が大きいが、このような場合、本発明による効果も特に大きい。図2は本実施の形態による特性改善効果を示した周波数特性図であり、ダストキャップ以外の条件を同じにして比較したもので、(a)は従来のドーム断面が円弧形状のダストキャップ、(b)は本発明によるダストキャップを用いたスピーカの周波数特性を示す。
図1は本発明の実施の形態におけるスピーカの断面図である。ここで、1はフレーム、2は磁気回路、3は振動板、4はボイスコイル、5はダンパー、6はダストキャップ、7はダストキャップ6のドーム断面延長軌跡である。本実施の形態で、ダストキャップ6はドーム部の断面が楕円弧形状であり、その曲率は常に変化する。このため、曲率によって影響を受ける共振は広範囲な周波数に分散して高域限界周波数での鋭いピークが抑えられる。また、ドーム中央側が長径となるため、外周部は中央側に比べて曲率が小さく立ち上りが大きい。これにより、ドーム部においてボイスコイルや振動板から一番力を受ける外周部の強度が増し、共振周波数全体が高域にシフトする。これらの結果、ハイエンド特性がより滑らかで広帯域なスピーカとなる。なお図1のスピーカでは、ダストキャップの振動面積に占める割合が大きいが、このような場合、本発明による効果も特に大きい。図2は本実施の形態による特性改善効果を示した周波数特性図であり、ダストキャップ以外の条件を同じにして比較したもので、(a)は従来のドーム断面が円弧形状のダストキャップ、(b)は本発明によるダストキャップを用いたスピーカの周波数特性を示す。
以上のように、本発明のスピーカは、磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板および/または前記ボイスコイルに結合されたダストキャップとからなるスピーカのダストキャップのドーム断面を楕円弧形状とすることで、スピーカのハイエンド特性の改善と、広帯域化を実現することができる。
1 フレーム
2 磁気回路
3 振動板
4 ボイスコイル
5 ダンパー
6 ダストキャップ
7 ダストキャップ6のドーム断面延長軌跡
R1 従来例におけるダストキャップドーム部の半径
R2 従来例におけるダストキャップドーム部の第2の半径
2 磁気回路
3 振動板
4 ボイスコイル
5 ダンパー
6 ダストキャップ
7 ダストキャップ6のドーム断面延長軌跡
R1 従来例におけるダストキャップドーム部の半径
R2 従来例におけるダストキャップドーム部の第2の半径
Claims (2)
- 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された振動板と、この振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記振動板および/または前記ボイスコイルに結合されたダストキャップとからなるスピーカであって、前記ダストキャップはそのドーム断面が楕円弧形状であるスピーカ。
- ドーム断面の中央側が長径となる楕円弧形状を持った、請求項1記載のスピーカ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377942A JP2007180973A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スピーカ |
PCT/JP2006/326002 WO2007077854A1 (ja) | 2005-12-28 | 2006-12-27 | スピーカ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005377942A JP2007180973A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スピーカ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007180973A true JP2007180973A (ja) | 2007-07-12 |
Family
ID=38228208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005377942A Pending JP2007180973A (ja) | 2005-12-28 | 2005-12-28 | スピーカ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007180973A (ja) |
WO (1) | WO2007077854A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022138654A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | フォスター電機株式会社 | スピーカの放音部材、及びスピーカ装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000125392A (ja) * | 1998-10-19 | 2000-04-28 | Sony Corp | ダブルコーンスピーカ |
-
2005
- 2005-12-28 JP JP2005377942A patent/JP2007180973A/ja active Pending
-
2006
- 2006-12-27 WO PCT/JP2006/326002 patent/WO2007077854A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022138654A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 | フォスター電機株式会社 | スピーカの放音部材、及びスピーカ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2007077854A1 (ja) | 2007-07-12 |
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