JP2007180195A - 非接触給電機構、機能装置ならびにそれに用いられる拡張機能モジュール - Google Patents

非接触給電機構、機能装置ならびにそれに用いられる拡張機能モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】様々なバリエーションに対応することができる非接触給電機構、機能装置ならびにそれに用いられる拡張機能モジュールを提供する。
【解決手段】基本機能モジュール8および拡張機能モジュール9は、磁性コア11,18として、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを採用する。一方、1/2拡張機能モジュール90は、磁性コア180として、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有している。そして、基本機能モジュール8または拡張機能モジュール9の電力供給部と1/2拡張機能モジュール90の電力受給部とは、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触給電機構、機能装置ならびにそれに用いられる拡張機能モジュールに関する。
一次側の筐体と二次側の筐体とが接続可能に構成されるとともに一次側から二次側へ非接触により電力を供給可能な非接触給電機構が公知である。
このような非接触給電機構により、一次側のコイルに電流を流すことにより磁界を生じさせ、二次側のコイルに誘導電流を発生させて電力を伝達することができる。このとき、一次側および二次側の磁性コアにより、一次側で発生した磁界による磁束を効率よく誘導することができる。
このような磁性コアの配置としては、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアの脚部同士を対向させたり、U型コアの胴部の略中央にもう1つの脚部が他の脚部と略平行に離間して設けられたE型コアの脚部同士を対向させたりすることが公知である。
しかしながら、このような構成においては、一次側の筐体と二次側の筐体とは必ず1:1でなければならず、1つの筐体で2つの筐体に対して電力を供給する等の様々なバリエーションに対応することができない。
特に、電力および/または情報を送ることができる配線システムに用いる機能装置であって、機能モジュールを1または複数連結可能に構成し、各機能モジュールに非接触給電機構を備えて順に給電する構成においては、設置スペースの都合上、小型化が要請されるため、磁性コアの数を並行して複数配置することは容易ではない。
本発明は、様々なバリエーションに対応することができる非接触給電機構、機能装置ならびにそれに用いられる拡張機能モジュールを提供することを目的とする。
本発明に係る非接触給電機構は、一次側の筐体と二次側の筐体とが接続可能に構成されるとともに一次側から二次側へ非接触により電力を供給可能な非接触給電機構であって、一次側または二次側の筐体のいずれか一方は、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有し、一次側または二次側の筐体のいずれか他方は、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを有し、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成されることを特徴とするものである。
上記構成の非接触給電機構によれば、一次側の筐体と二次側の筐体とが互いに接続可能に構成されている。一次側または二次側の筐体のいずれか一方は、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有している。一方、一次側または二次側の筐体のいずれか他方は、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを有している。そして、E型コアを有する筐体がU型コアを有する筐体と接続した際、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側に、U型コアの2つの脚部の他端側が対向して配置される。
このように、電力供給側の磁性コアをE型コアとする一方、電力受給側の磁性コアをU型コアとし、E型コアの隣り合う2つの脚部の間隔をU型コアの脚部の間隔と略等しくすることにより、一次側の筐体1つで、二次側の筐体2つに対して同時に電力を供給することができる。したがって、筐体の様々なバリエーションに対応することができる。
このため、好ましくは、E型コアを有する筐体は、U型コアを有する筐体を2つ並べて接続可能であるように構成される。
また、本発明に係る非接触給電機構は、電力線に接続されている電力路接続口を備えたゲート装置に接続される機能装置であって、前記ゲート装置の電力路接続口に接続され、前記ゲート装置から前記電力を得る基本機能モジュールと、基本機能モジュールに接続可能に構成され、基本機能モジュールから非接触により電力の供給を受け得る少なくとも1つの拡張機能モジュールとを具備し、基本機能モジュールは、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを有する電力供給部を備え、拡張機能モジュールは、E型コアまたは略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有する電力受給部およびさらなる拡張機能モジュールに非接触により電力を供給可能とするE型コアまたはU型コアを有する電力供給部を備え、基本機能モジュールまたは拡張機能モジュールの電力供給部と拡張機能モジュールの電力受給部とは、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成されることを特徴とするものである。
上記構成の機能装置においては、基本機能モジュールの非接触給電機構の電力供給部としてE型コアが用いられる。また、拡張機能モジュールの非接触給電機構の電力供給部としてE型コアまたはU型コアが用いられる。さらに、拡張機能モジュールにおいて、さらなる拡張機能モジュールに非接触により電力を供給可能とすべく、電力供給部としてE型コアまたはU型コアが用いられる。そして、E型コアを有する基本機能モジュールまたは拡張機能モジュールがU型コアを有する拡張機能モジュールと接続した際、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側に、U型コアの2つの脚部の他端側が対向して配置される。
このように、基本機能モジュールの磁性コアをE型コアとする一方、拡張機能モジュールの磁性コアをE型コアまたはU型コアとし、E型コアの隣り合う2つの脚部の間隔をU型コアの脚部の間隔と略等しくすることにより、一次側の筐体1つで、二次側の筐体2つに対して同時に電力を供給することができる。さらに、U型コアを有する拡張機能モジュールを接続した後、さらなるE型コアまたはU型コアを有する拡張機能モジュールも接続可能となる。したがって、筐体の様々なバリエーションに対応することができる。
好ましくは、基本機能モジュールまたはE型コアを有する拡張機能モジュールは、電力供給部にU型コアを有する拡張機能モジュールを2つ並べて接続可能であるように構成される。
この場合、E型コアを有する基本機能モジュールまたは拡張機能モジュールにU型コアを有する拡張機能モジュールを2つ並べて接続可能となるとともに、2つ並べたU型コアを有する拡張機能モジュールに、さらにE型コアを有する拡張機能モジュールを接続した際に、E型コアを有する拡張機能モジュールがU型コアを有する2つの拡張機能モジュールのそれぞれから電力供給を受けることができる。したがって、途中で2つの拡張機能モジュールに電力を分配した場合であっても、その先の拡張機能モジュールに対して電力を効率よく供給することができる。
好ましくは、U型コアを有する拡張機能モジュールは、2つ並べて接続したときに、U型コアを有する拡張機能モジュール同士を同期させるための同期回路を有するように構成される。
この場合、U型コアを有する拡張機能モジュールをE型コアを有する拡張機能モジュールに2つ並べて接続したときに、同期回路により当該拡張機能モジュール同士を同期させる。これにより、U型コアを有する拡張機能モジュールの電力供給部に供給される電力が同期される。したがって、さらにE型コアを有する拡張機能モジュールを接続した場合に、2つのU型コアが同期した状態(1次側としてE型コアを採用した場合に近似した状態)で電力を供給することができるため、より効率よく電力を供給することができる。
好ましくは、U型コアを有する拡張機能モジュールは、側方両端にU型コアを有するとともに、上端部および下端部に同期回路と信号通信可能な通信部を有するように構成される。
この場合、基本機能モジュールまたはE型コアを有する拡張機能モジュールに接続したときに、上端部側または下端部側にU型コアを有する拡張機能モジュールが接続可能となる。そして、上端部側または下端部側にU型コアを有する拡張機能モジュールを接続した際に、互いの通信部によりお互いが有する同期回路にそれぞれ信号通信可能となる。これにより、U型コアを有する拡張機能モジュールを並列したときに容易に同期を取ることができる。
好ましくは、U型コアを有する拡張機能モジュールの同期回路は、発振回路を含み、U型コアを有する拡張機能モジュールは、上端部側または下端部側のいずれの通信部に他の拡張機能モジュールから信号通信されたかによって、自身の拡張機能モジュールが有する発振回路または他の拡張機能モジュールが有する発振回路のいずれか一方を使用すべく切り替える切り替え機構を有するように構成される。
この場合、U型コアを有する拡張機能モジュールを並列接続した際に、切り替え機構により、上端部側または下端部側のいずれの通信部に信号通信されたかに応じて、いずれの拡張機能モジュールが有する発振回路を使用するかが択一的に切り替えられる。そして、当該切り替えられたいずれかの拡張機能モジュールが有する発振回路を使用して同期が取られる。このように、並列接続した際に上側または下側となった拡張機能モジュールの発振回路を使用することを予め決めておき、通信部に信号通信された側を検知することにより、いずれの拡張機能モジュールの発振回路を使用するかが自動的に切り替えられる。したがって、互いの拡張機能モジュールにおける同期の基準となる発振回路の選択を自動で切り替えることができる。
また、本発明に係る拡張機能モジュールは、U型コアを有し、上記の機能装置に用いられることを特徴とするものである。
本発明に係る非接触給電機構、機能装置およびそれに用いられる拡張機能モジュールによれば、電力供給側の磁性コアをE型コアとする一方、電力受給側の磁性コアをU型コアとし、E型コアの隣り合う2つの脚部の間隔をU型コアの脚部の間隔と略等しくすることにより、一次側の筐体1つで、二次側の筐体2つに対して同時に電力を供給することができる。したがって、筐体の様々なバリエーションに対応することができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。図2は本発明に係る一実施形態における機能装置を用いる配線システムの構成図である。図3は本実施形態における基本機能モジュールの回路構成図であり、図4は本実施形態における拡張機能モジュールの回路構成図である。
本実施形態の機能装置を用いるシステムでは、建物内の適所において埋め込み配設している1乃至複数のスイッチボックスを基本ベースとして用いる。これらのスイッチボックス間には壁面内に先行配線した電力線L1を送り配線する。また、始端のスイッチボックス2に対して、配線ボックス1内の主幹ブレーカMBと分岐ブレーカBBとを介して屋内に引き込まれた電力線L1を導入する。
なお、本実施形態においては、後述する各機能モジュールは、各機能モジュール単体で各機能を実行可能に構成されるが、電力線L1の他に情報線を送り配線しておき、情報線外部のインターネット網にゲートウェイ(必要に応じてルータ、ハブ)を介して接続可能に構成することとしてもよいし、情報線の代わりに後述する各機能モジュールに無線により情報を送信可能に構成することとしてもよい。
これらのスイッチボックスは、例えばJISで規格化された大角形の1個モジュール寸法の埋め込み型の配線器具が3個取り付けることができる1連の取付枠に対応して規格化されたスイッチボックスからなり、上部から配電ボックス1または他のスイッチボックスから送り配線されてくる電力線L1を導入するとともに、下部からは他のスイッチボックスへ送り配線するための電力線L1が導出している。そして各スイッチボックスには本発明の機能装置を構成する基本機能モジュール8を接続するゲート装置3を取り付けてある。
ゲート装置3は、ボディ背面部に速結端子構造の接続端子部5および送り配線用の接続端子部5’を設け、それぞれに対応する電力線L1を接続するようになっている。また、ボディ前面部には、送られてきた電力線L1に電気的に接続されている接触部を備えた電力路接続口6を備えている。
基本機能モジュール8は、後述する拡張機能モジュール9,90と機能装置を構成する。基本機能モジュール8は、合成樹脂製で扁平なモジュール本体内に図3に示す回路を内蔵しており、背面部のコネクタ7の被接続部をゲート装置3の接続口6に結合させることで、スイッチボックスの前面開口を覆うとともに、周部のフランジをスイッチボックスの前面開口周辺の壁面に重ねた状態となる。
基本機能モジュール8は、図3に示すように、コネクタ7の被接続部を介して接続される商用電源ACを整流平滑するAC/DCコンバータ13aと、平滑化された交流電源を高い周波数に変換し、磁性コア11に巻装したコイル121,122に印加するDC/ACコンバータ13bと、AC/DCコンバータ13aおよびDC/ACコンバータ13bの間を接続する線路に接続され、安定した直流電圧からなる内部回路の動作電源+Vを得る直流電源部14とを備えている。
コイル121,122および磁性コア(E型コア(後述))11は、基本機能モジュール8と連結する拡張機能モジュール9に電力を非接触で供給するための非接触給電機構を構成するトランスの一次側となる電磁結合部(電力供給部)を構成するもので、連結する拡張機能モジュール9(図4参照)側に設けたコイル191,192を巻回した磁性コア(E型コア)18に磁性コア11が磁気結合してトランス作用によりコイル191,192側に電源電圧を誘起させて電力供給を行うようになっている。ここで、DC/ACコンバータ13bにより商用周波数よりも周波数が高い交流電力に変換することで、電磁結合部によるトランス構成の小型化を図っている。
なお、コイル121,122は、形成される磁界の向きが対向する方向となるように互いに逆向きに巻回されている。コイル191,192はこれを受けて形成される磁界の向きが離反する方向となるように互いに逆向きに巻回されている。したがって、連結時において、磁界は、電力供給部のE型コア11の中央の脚部から電力受給部のE型コア18の中央の脚部を通り、電力受給部の両端の脚部から電力供給部へ還流する(後述する図5の矢符参照)。また、本実施形態においては、コイル121,122,191,192をE型コア11,18の隣り合う脚部の間に巻回しているが、脚部(特に中央の脚部)に巻回すこととしてもよい。
また、磁性コア11とコイル121,122とからなる電磁結合部は、図3では1組しか示していないが、必要に応じて電気的に並列に2組備えていてもよい。
また、情報線を有する構成の場合、被接続部を介して接続される情報線を通じて双方向に伝送される情報信号を送受信部と、情報線を介して受信される情報信号をE/O変換して発光素子LEDを通じて送出するするE/O変換部と、拡張機能モジュール側から送られてくる光信号からなる情報信号を受光素子PDで受光してO/E変換して送受信部に渡すO/E変換部とを備え、E/O変換部の発光素子LEDと連結された拡張機能モジュール側のO/E変換部に設けた受光素子PDとは対置され、隣接する拡張機能モジュールに情報信号を光信号により非接触で伝達し、また、O/E変換部の受光素子PDと、連接する拡張機能モジュール側のE/O変換部の発光素子LEDとは対置され、隣接する拡張機能モジュールから光信号により伝達されてくる情報信号を受け取るように構成することとしてもよい。
なお、図3ではゲート装置3の両接続口6および基本機能モジュール8とコネクタ7とを縦方向で示しているが、実際は横方向になっている。
本実施形態の機能装置を用いる配線システムでは、電力供給を受けて動作する機能によって複数の種類の拡張機能モジュール9が準備されているが、高さ寸法を基本機能モジュール8と同じ高さ寸法に規格化され、また横幅寸法も規格化された単位モジュール寸法の整数倍に規格化され、また背面を平坦な面に形成して壁面に沿わせることができるようにしている。また、後述する1/2拡張機能モジュール90は、基本機能モジュール8の1/2の高さ寸法に規格化され、1/2拡張機能モジュール90を上下に2つ並べた際に、基本機能モジュール8と同じ高さ寸法となる。
拡張機能モジュール9内には図4に示すように上述の磁性コア18、コイル191,192からなる電磁結合部を2組備え、モジュール本体の両側壁に近接する内部に配置される。電力受給部となる一方の電磁結合部(二次側)には、整流回路28が電気的に接続され、基本機能モジュール8または他の拡張機能モジュール9の一次側から受けた電力を平滑化する。また、電力供給部となる他方の電磁結合部(一次側)には、整流回路28に電気的に接続されたDC/ACコンバータ29が電気的に接続され、平滑化された電力を周波数が高い交流電力に変換する。これらの電磁結合部を構成する磁性コア19の先端が近接配置されるモジュール本体の側面位置が磁気結合部となる。なお、図4に示すように、基本機能モジュール8の右側に拡張機能モジュール9,90を増設可能な構成を説明しているが、基本機能モジュール8の左側に拡張機能モジュール9を増設可能とする構成も、整流回路28およびDC/ACコンバータ29を入れ替えることにより実現可能である。また、整流回路28およびDC/ACコンバータ29間を接続する線路には直流電源部22が接続され、内部回路の動作電源+Vを得るようになっている。
なお、情報線からの情報信号を授受する場合には、基本機能モジュール8と同様の構成が左右両側に設けられ、両側に隣接する基本機能モジュール8または拡張機能モジュール9,90に対して情報信号を中継できるように構成する。
また、拡張機能モジュール9内には、所定の機能を発揮すべく動作する機能部(図示せず)を具備する。機能部には、動作電源+Vが前記の直流電源部22から供給される。機能部の構成は、拡張機能モジュール9によって異なる。
拡張機能モジュール9としては、空調機器の運転操作器を構成する拡張機能モジュールや、空調機器の温度設定器を構成する拡張機能モジュール、照明器具のオン・オフ操作用の壁スイッチを構成する拡張機能モジュール、ガス、火災または防犯用の警報器を構成する拡張機能モジュール、さらに、電力供給を利用した電気カミソリ、電動歯ブラシ、携帯オーディオプレーヤ等の充電器を構成する拡張機能モジュール、インターホンの通話機能と訪問者を撮影するべく設置されたテレビカメラにより撮影される画像を表示する表示機能(モニタ)とを備えたインターホンの親機に対応する子機を構成する拡張機能モジュール等、種々適用可能である。
なお、本発明の機能装置を用いる配線システムにおいて情報信号を伝送する場合の伝送方式としては、ベースバンド伝送またはブロードバンド伝送の何れを採用してもよく、またプロトコルについても限定されないが、音声、映像などを用いるインターホンの親機、子機との間にはJT−H232パケットに基づいて音声・映像を相互に送るようにし、また制御系における操作側からの操作データにより1または複数の機能を操作できるような1対1または1対Nの対応が可能なユニキャストやブロードキャストに対応する経路制御プロトコルを適宜採用することが好ましい。また、ゲート装置3間の使用プロトコルと、ゲート装置3に連なる機能モジュール8,9での使用プロトコルとを異ならせることとしてもよく、例えばゲート装置3にプロトコル変換を行うようにしてもよい。
機能装置を構成する基本機能モジュール8を使用するにあたっては、まず、ゲート装置3を予め建物の適所の壁面に埋設してあるスイッチボックス2に取付枠を介して取り付け、先行配線されている電力線L1の接続を行う。その後、ゲート装置3の前面部に設けられた電線路接続口6に対して基本機能モジュール8のコネクタ7の対応する被接続部を接続するとともに、基本機能モジュール8をゲート装置3の前面部を覆うように取付枠に取り付ける。この基本機能モジュール8はこの取り付けた状態において壁面よりも前面部が突出し、両側面が室内側に露出することになる。
そして、拡張機能モジュール9,90は基本機能モジュール8の露出した両側側面(接続面)の一方に片側の側面(接続面)を面接させ、この状態で連結体等により拡張機能モジュール9,90と基本機能モジュール8とを機械的に連結する。これによって基本機能モジュール8と拡張機能モジュール9,90とで機能装置が構成されることになる。この際、後述するように位置決めのための嵌合手段として、嵌合凸部および嵌合凹部をそれぞれのモジュールの接続面の対応する位置に設けることにより、モジュール間の連結が確実となる。
さらに、先に連結した拡張機能モジュール9に別の拡張機能モジュール9を連結する場合には、対向側面を面接させた状態で連結体等により互いに機械的に連結する。このようにして図2に示すように順次拡張機能モジュール9(91…93)を側方に連結することができる。また、1/2拡張機能モジュール90を連結する場合には、上下方向に2つの1/2拡張機能モジュール90(901,902)が連結可能である。1/2拡張機能モジュール90を1つのみ使用し、その先にさらに別の拡張機能モジュール9を連結する場合には、1/2拡張機能モジュール90と同寸で電力伝送のみ可能に構成される(非接触給電機構のみを有する)1/2拡張機能モジュールを連結させることとしてもよい。
なお、基本機能モジュール8は、両側に拡張機能モジュール9,90を連結することができるため、基本機能モジュール8の両側方向に拡張機能モジュール9,90を連結してもよい。このようにして、拡張機能モジュール9,90を連結した後、両端に位置する拡張機能モジュール9,90または基本機能モジュール8の反連結部位の側部に着脱自在にエンドカバーを被着することで、拡張機能モジュール9,90の連結施工が完了することになる。なお、基本機能モジュール8に拡張機能モジュール9,90を連結しない状態、つまり未使用のまま置いておく場合にはエンドカバーを基本機能モジュール8の両側部に被着する。
ここで、基本機能モジュール8に連結できる拡張機能モジュール9,90の数は連結部位に加わる荷重の大きさにより制限があり、また基本機能モジュール8のAC/DCコンバータ13aおよびDC/ACコンバータ13bの電力供給能力によっても制限される。
ここで、本発明に係る機能装置の基本機能モジュール8および拡張機能モジュール9,90に用いられる非接触給電機構についてより詳しく説明する。図1は本発明に係る機能装置の接続態様を示す概略図である。
基本機能モジュール8および拡張機能モジュール(E型コアを有する拡張機能モジュール)9は、前述の通り、磁性コア11,18として、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを採用する。一方、1/2拡張機能モジュール(U型コアを有する拡張機能モジュール)90は、磁性コア180として、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有している。
そして、基本機能モジュール8または拡張機能モジュール9の電力供給部と1/2拡張機能モジュール90の電力受給部とは、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成される。
上記構成の機能装置においては、基本機能モジュール8の非接触給電機構の電力供給部としてE型コア11が用いられる。また、拡張機能モジュール9の非接触給電機構としてE型コア18が用いられる。一方、拡張機能モジュール90(901,902)の非接触給電機構としてU型コア180(1801,1802)が用いられる。そして、E型コア11,18を有する基本機能モジュール8または拡張機能モジュール9がU型コア180を有する拡張機能モジュール90と接続した際、E型コア11の隣り合う2つの脚部の他端側に、U型コア18の2つの脚部の他端側が対向して配置される。さらに、基本機能モジュール8またはE型コア18を有する拡張機能モジュール9は、U型コア180を有する1/2拡張機能モジュール901,902を2つ並べて接続可能であるように構成される。
このように、基本機能モジュール8の磁性コアをE型コア11とする一方、1/2拡張機能モジュール90の磁性コアをU型コア180とし、E型コア11の隣り合う2つの脚部の間隔をU型コア180の脚部の間隔と略等しくすることにより、一次側の筐体となる1つの基本機能モジュール8で、二次側の筐体となる2つの1/2拡張機能モジュール901,902に対して同時に電力を供給することができる(図1の破線による磁束の流れ参照)。さらに、U型コア180を有する拡張機能モジュール90を接続した後、さらなるE型コア18またはU型コア180を有する拡張機能モジュール9,90も接続可能となる。本実施形態においては、E型コア11,18を有する基本機能モジュール8または拡張機能モジュール9にU型コア180を有する1/2拡張機能モジュール901,902を2つ並べて接続可能となるとともに、2つ並べた1/2拡張機能モジュール901,902に、さらにE型コア18を有する拡張機能モジュール9を接続した際に、E型コア18を有する拡張機能モジュール9がを有する2つの1/2拡張機能モジュール901,902のU型コア1801,1802のそれぞれから電力供給を受けることができる。したがって、途中で2つの1/2拡張機能モジュール901,902に電力を分配した場合であっても、その先の拡張機能モジュール9,90に対して電力を効率よく供給することができる。したがって、筐体の様々なバリエーションに対応することができる。
ここで、1/2拡張機能モジュール90についてより詳しく説明する。図5は本実施形態における1/2拡張機能モジュールの回路構成図である。図5は本実施形態の1/2拡張機能モジュール901,902を2つ縦(上下方向)に並べた状態を示している。本実施形態の1/2拡張機能モジュール901,902は、U型コア1801,1802を有し、2つ並べて接続したときに、1/2拡張機能モジュール901,902同士を同期させるための同期回路を有するように構成される。本実施形態において、同期回路は、同期の基準となる基準信号を発振する発振回路231,232、いずれの1/2拡張機能モジュール901,902に備えられた発振回路231,232を使用するかを切り替える切り替え機構である切り替えスイッチ311,312を具備する。また、1/2拡張機能モジュール901,902の上端部および下端部には、発振回路231,232と電気的に接続可能(したがって信号通信可能)な通信部としてのコネクタ241,242(上端部側),251,252(下端部側)を有する。
拡張機能モジュール901,902内には、上述のU型コア1801,1802およびコイル1901,1902からなる電磁結合部を2組備え、モジュール本体の両側壁に近接する内部(側方両端)に配置される。電力受給部となる一方の電磁結合部(二次側)には、整流回路281,282が電気的に接続され、基本機能モジュール8または他の拡張機能モジュール9の一次側から受けた電力を平滑化する。
また、電力供給部となる他方の電磁結合部(一次側)には、整流回路281,282に電気的に接続されたスイッチング回路301,302が電気的に接続され、平滑化された電力を周波数が高い交流電力に変換する。また、スイッチング回路301,302は、発振回路231,232に電気的に接続され、1/2拡張機能モジュール901,902を並べて接続したときに、発振回路231,232からの基準信号に基づいてそれぞれの電力供給部において供給する電力を同期させる。これらの電磁結合部を構成する磁性コア1901,1902の先端が近接配置されるモジュール本体の側面位置が磁気結合部となる。また、整流回路281,282およびDC/ACコンバータ291,292間を接続する線路には直流電源部221,222が接続され、内部回路の動作電源+Vを得るようになっている。その他、機能部等の構成は、図4の拡張機能モジュール9と同様である。
本実施形態において、基本機能モジュール8またはE型コア18を有する拡張機能モジュール90に接続したときに、上端部側または下端部側にU型コア180を有する拡張機能モジュール90が接続可能となる。図5においては、拡張機能モジュール901が上側、拡張機能モジュール902が下側となるように配置される。このとき、拡張機能モジュール901の下端部側のコネクタ251と拡張機能モジュール902の上端部のコネクタ242とが電気的に接続される。すなわち、拡張機能モジュール901の下端部側のコネクタ251と拡張機能モジュール902の上端部のコネクタ242とが信号通信可能となる。これにより、拡張機能モジュール901,902の発振回路231,232のいずれかを用いて同期を取ることができる。
図5においては、切り替えスイッチ311,312により、拡張機能モジュール901の発振回路231を使用する状態に切り替えられる。この切り替えスイッチ311,312は、いずれか一方を切り替えた際、いずれか他方は相反する方向(一方が自身の発振回路を使用する場合、他方が自身の発振回路を使用しないよう)に自動的に切り替わることが好ましい。
こうして、いずれか一方の発振回路231から発振される基準信号に基づいてそれぞれのスイッチング回路301,302に供給された電力が互いに同期され、高い周波数である交流電力に変換される。このようにして、U型コア180を有する拡張機能モジュール90同士を並列したときに容易に同期を取ることができる。変換された交流電力は、電力供給部であるコイル1901,1902が巻回されたコア1801,1802を介して、さらに接続された拡張機能モジュール9,90に供給可能となる。特に、E型コア18を有する拡張機能モジュール9をさらに接続した場合に、2つのU型コア1801,1802が同期した状態(1次側としてE型コアを採用した場合に近似した状態)で電力を供給することができるため、より効率よく電力を供給することができる。
なお、本実施形態においては、コネクタ241,242,251,252が発振回路231,232に電気的に接続される例を示したが、これに限定されるものではなく、光通信、磁気による通信等、信号通信可能に構成される通信部により実現可能である。
続いて、1/2拡張機能モジュールの他の例について説明する。図6は本実施形態の1/2拡張機能モジュールの他の例を示す回路構成図である。本例の回路構成が図5における回路構成と異なる点は、いずれのコネクタ24,25に他の拡張機能モジュール90が接続されたかによって、自身の拡張機能モジュール90が有する発振回路23または他の拡張機能モジュール90が有する発振回路23のいずれか一方を使用すべく切り替える切り替え機構を有するように構成されることである。
本例において、下端部側のコネクタ25は、発振回路23に加えて、直流電源部22が電気的に接続されている。また、上端部側のコネクタ24には、他の1/2拡張機能モジュール90の下端部側のコネクタ25が接続された際、直流電源部22からの通電を感知する切り替え機構であるスイッチ26,27を具備する。第1のスイッチ26は、上端部側のコネクタ24に他の1/2拡張機能モジュール90の下端部側のコネクタ25が接続された際、オンとなり、他の1/2拡張機能モジュール90の発振回路23を自身のスイッチング回路30と電気的に接続する。一方、第2のスイッチ27は、第1のスイッチ26との間にNOT回路30を介することで、上端部側のコネクタ24に他の1/2拡張機能モジュール90の下端部側のコネクタ25が接続された際、オフとなり、自身の発振回路23と自身のスイッチング回路30との電気的接続を解除する。接続が解除されると(通電しなくなると)、第1のスイッチ26はオフ、第2のスイッチ27はオンとなる。図6においては、上側の1/2拡張機能モジュール901の下端部側のコネクタ251と下側の1/2拡張機能モジュール902の上端部側のコネクタ242とが接続されるため、下側の1/2拡張機能モジュール902において、第1のスイッチ262がオンして、上側の1/2拡張機能モジュール901の発振回路231からの基準信号を下側(自身)の1/2拡張機能モジュール902のスイッチング回路302に導入するとともに、第2のスイッチ272がオフして、自身の発振回路232との接続を遮断する。一方、上側の1/2拡張機能モジュール901の上端部側のコネクタ241は接続されないため、第1のスイッチ261がオフする一方、第2のスイッチ271がオンして自身の発振回路231とスイッチング回路301との接続が維持される。
このように、1/2拡張機能モジュール90を2つ並べた際に、必ず上側となる1/2拡張機能モジュール901の発振回路231がスイッチング回路301,302に電気的に接続されて同期を取ると同時に、下側の1/2拡張機能モジュール902の発振回路232を使用しない構成とすることができる。なお、本実施形態においては、必ず上側の発振回路231を使用することとしたが、下側の発振回路232を使用することとしてもよいし、前述の切り替えスイッチと併用可能に構成することとしてもよい。
以上のように、U型コア180を有する拡張機能モジュール90を並列接続した際に、切り替え機構により、上端部側または下端部側のいずれのコネクタ24,25に接続されたかに応じて、いずれの拡張機能モジュール90が有する発振回路23を使用するかが択一的に切り替えられる。そして、当該切り替えられたいずれかの拡張機能モジュール90が有する発振回路23を使用して同期が取られる。このように、並列接続した際に上側または下側となった拡張機能モジュール90の発振回路23を使用することを予め決めておき、コネクタ24,25が接続された側を検知することにより、いずれの拡張機能モジュール90の発振回路23を使用するかが自動的に切り替えられる。したがって、互いの拡張機能モジュール90における同期の基準となる発振回路23の選択を自動で切り替えることができる。
以上、本発明に係る実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更、修正が可能である。
本発明に係る機能装置の接続態様を示す概略図である。 本発明に係る一実施形態における機能装置を用いる配線システムの構成図である。 本実施形態における基本機能モジュールの回路構成図である。 本実施形態における拡張機能モジュールの回路構成図である。 本実施形態における1/2拡張機能モジュールの回路構成図である。 本実施形態の1/2拡張機能モジュールの他の例を示す回路構成図である。
符号の説明
3 ゲート装置
8 基本機能モジュール
9,90 拡張機能モジュール
11,18,180 磁性コア
12,19,190 コイル
23 発振回路(同期回路)
24,25 コネクタ(通信部)
26,27 スイッチ(切り替え機構)
31 切り替えスイッチ(切り替え機構)

Claims (8)

  1. 一次側の筐体と二次側の筐体とが接続可能に構成されるとともに一次側から二次側へ非接触により電力を供給可能な非接触給電機構であって、
    一次側または二次側の筐体のいずれか一方は、略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有し、
    一次側または二次側の筐体のいずれか他方は、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを有し、
    E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成されることを特徴とする非接触給電機構。
  2. E型コアを有する筐体は、U型コアを有する筐体を2つ並べて接続可能であることを特徴とする請求項1記載の非接触給電機構。
  3. 電力線に接続されている電力路接続口を備えたゲート装置に接続される機能装置であって、
    前記ゲート装置の電力路接続口に接続され、前記ゲート装置から前記電力を得る基本機能モジュールと、基本機能モジュールに接続可能に構成され、基本機能モジュールから非接触により電力の供給を受け得る少なくとも1つの拡張機能モジュールとを具備し、
    基本機能モジュールは、略平行に略等間隔に離間して設けられた3つの脚部と当該3つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたE型コアを有する電力供給部を備え、
    拡張機能モジュールは、E型コアまたは略平行に離間して設けられた2つの脚部と当該2つの脚部の一端側同士を繋ぐ胴部とで構成されたU型コアを有する電力受給部を備え、さらなる拡張機能モジュールに非接触により電力を供給可能とすべくE型コアまたはU型コアを有する電力供給部を備え、
    基本機能モジュールまたは拡張機能モジュールの電力供給部と拡張機能モジュールの電力受給部とは、E型コアの隣り合う2つの脚部の他端側とU型コアの2つの脚部の他端側とが対向して配置されるように接続可能に構成されることを特徴とする機能装置。
  4. 基本機能モジュールまたはE型コアを有する拡張機能モジュールは、電力供給部にU型コアを有する拡張機能モジュールを2つ並べて接続可能であることを特徴とする請求項3記載の機能装置。
  5. U型コアを有する拡張機能モジュールは、2つ並べて接続したときに、U型コアを有する拡張機能モジュール同士を同期させるための同期回路を有することを特徴とする請求項4記載の機能装置。
  6. U型コアを有する拡張機能モジュールは、側方両端にU型コアを有するとともに、上端部および下端部に同期回路と信号通信可能な通信部を有することを特徴とする請求項5記載の機能装置。
  7. U型コアを有する拡張機能モジュールの同期回路は、発振回路を含み、U型コアを有する拡張機能モジュールは、上端部側または下端部側のいずれの通信部に他の拡張機能モジュールから信号通信されたかによって、自身の拡張機能モジュールが有する発振回路または他の拡張機能モジュールが有する発振回路のいずれか一方を使用すべく切り替える切り替え機構を有することを特徴とする請求項6記載の機能装置。
  8. U型コアを有し、請求項3〜7記載の機能装置に用いられることを特徴とする拡張機能モジュール。
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